JPH03131737A - 半導体レーザの検査装置 - Google Patents

半導体レーザの検査装置

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JPH03131737A
JPH03131737A JP26939389A JP26939389A JPH03131737A JP H03131737 A JPH03131737 A JP H03131737A JP 26939389 A JP26939389 A JP 26939389A JP 26939389 A JP26939389 A JP 26939389A JP H03131737 A JPH03131737 A JP H03131737A
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JP
Japan
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temperature
chip
heat
cooling plate
water cooling
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Pending
Application number
JP26939389A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kuno
正明 久野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体レーザの製造におけるチップの検査装置に関し。
室温付近と高温時のどちらも安定に温度を制御できる装
置を提供して、チップの高温特性による選別を可能とす
ることを目的とし。
被検査用のレーザダイオードチップ(11)を載せて保
持するチップ吸着機構(12)と、該チップ吸着機構(
12)と熱°的に接触されて設けられ、昇温、降温が通
電する電流により任意に調節でき、室温付近から素子温
度−しきい値電流特性の一特性温度の変化を生ずる温度
以上にチップ吸着機構(12)を加熱冷却するペルチェ
素子(13)と、該ペルチェ素子(13)に熱的に接触
されて設けられ、温度制御用流体が通過する冷却板(1
4)と、該冷却板(14)に接続され、前記温度制御用
流体が該冷却板との間で循環されて熱交換を行う熱交換
器(15)と、少なくともX−Y方向に移動可能で、チ
ップ吸着機構(12)の位置決めを行う位置決め機構(
16)と、該チ・ンプ吸着機構(12)を該位置決め機
構(16)上に支持するもので、断熱材で作成されてい
る該断熱スペーサ(17)とを有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体レーザの製造におけるチップの検査装置
に関する。
半導体レーザは光通信、光ディスク、レーザプリンタ、
コンパクトディスク等に用いられ、その市場の拡大と素
子の高性能化の要求により、対環境性の改善が望まれて
いる。
特に、半導体レーザでは高温状態の動作ではしきい値電
流の上昇や光出力の低下が見られるため、これらを検査
する必要がある。
ところが、半導体レーザのチ・ンプ特性の検査は。
従来は室温で素子特性を評価していたため、高温動作時
の特性評価が行えなかった。これに対して。
本発明は高温動作時の特性評価が行える装置として利用
できる。
〔従来の技術] 従来の半導体レーザのチップ検査は、高温測定に適した
測定装置がないため、測定は室温付近で行っていた。
しかし、高温動作時にも良好な特性を有するチップを選
別するためには、チップの高温特性の評価を行う必要が
ある。そのためには、チ・ノブの温度を均一に保ち、温
度を任意に設定できるように制御できる装置が必要とな
る。
ところが、従来のレーザのチップ検査装置ではチップの
保持部(吸着機構)を高温にした場合チップの位置決め
機構まで高温にさらされ1位置決め精度を低下させ、光
軸がずれる等の問題が生していた。
又、チップの昇温にはペルチェ素子を用いることができ
るが、単にペルチェ素子に通電して昇温するだけでは温
度制御がうまくいかず、特に、昇温にヒータを用いる場
合は高温時の測定には問題がないが、室温付近の測定で
は温度変化に対する応答が遅くなるといった欠点があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の半導体レーザのチップ検査装置では、高温動作時
の位置決め機構の放熱の問題と、室温付近と高温時のど
ちらも安定に温度を制御することが必要である。
本発明は半導体レーザのチップ検査において。
素子温度−しきい値電流特性の特性温度の変化を生ずる
温度以上にチップを加熱でき2位置決め機構への熱の伝
導を防ぐ断熱構造を持ち、室温付近と高温時のどちらも
安定に温度を制jIiできる温度制御機構を有する装置
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題の解決は、被検査用のレーザダイオードチップ
(11)を載せて保持するチップ吸着機構(12)と、
該チップ吸着機構(12)と熱的に接触されて設けられ
、昇温、降温が通電する電流により任意に調節でき、室
温付近から素子温度−しきい値電流特性の特性温度の変
化を生ずる温度以上にチップ吸着機構(12)を加熱冷
却するペルチェ素子(13)と、該ペルチェ素子(13
)に熱的に接触されて設けられ、温度制御用流体が通過
する冷却1(14)と。
該冷却板(14)に接続され、前記温度制御用流体が該
冷却板との間で循環されて熱交換を行う熱交換器(15
)と、少なくともX−Y方向に移動可能で、チップ吸着
機構(12)の位置決めを行う位置決め機構(16)と
、該チップ吸着機構(12)を該位置決め機構(16)
上に支持するもので、断熱材で作成されている該断熱ス
ペーサ(17)とを有する半導体レーザの検査装置によ
り達成される。
レーザダイオードのしきい値電流Iいと素子温度Tとの
関係は近似的に次式で表される。
Ivhttz+= Ith+t++ eXp [(Tz
   Tz)/To )こごで、Toは特性温度である
第4図のIoglい−T特性図で、高温時(例えば70
’C以上)で折れ曲がりを生じ、特性温度T0が変化す
る。このToの値は大きいはどrthの温度依存が少な
くて良い。即ち、Δlog Iい/ΔTの傾斜が小さい
程良い。
そこで、&11み立て工程前に高温でI−L (電流対
光出力)特性を調べて特性温度T0の大きいものを選ぶ
ことにより、原価低減及び品質向上が可能となる。
第1図は本発明の詳細な説明する模式断面図である。
図において、 11はレーザダイオード(LD)チップ
12はチップ吸着機構、 13はベルチェ素子、 14
は冷却板でここでは水冷板、 15は熱交換器、 16
は位置決め機構、 17は断熱スペーサである。
Aの矢印は高温動作時の熱の流れ(熱は水冷板14側か
らチップ吸着機構12へ流入する)、Bは降温時の熱の
流れである。
ここで、熱の移動は水冷板14を通して熱交換器15と
の間で行われ、これにより長時間安定した温度制御が可
能となる。
又、断熱スペーサ17により位置決め機構16への熱の
伝導が阻止され1位置決め機構16の信鎖性は向上する
(作用) 本発明では、チップ吸着機構12と放熱部としての水冷
板14との間にベルチェ素子13を挟むことにより、ベ
ルチェ素子で発生した熱量を外部の熱交換器15で吸収
し1幅広い温度範囲一20−100℃で長時間安定に検
査ができる。 又、断熱スペーサ17により位置決め機
構16への熱の伝導が阻止され高温動作時の伝熱の問題
も解決できる。
ベルチェ素子は周知のように金属と半導体の接合に電流
を流′したときに、接合部で発熱又は吸熱が起こること
を利用した電子素子であり、電流の向きを切り換えるこ
とで冷却9発熱を行うことができる。ここで、素子に流
れる電流によるジュール熱を無視すると、冷却1発熱は
ベルチェ素子の冷却側から放熱側への熱の移動により生
ずるものである。
ところで、外部への熱の移動が全くないとすると2通電
により冷却側と放熱側の温度差は無限に大きくなる0通
常、ペルチェ素子は金属と半導体をはんだで接合させて
いるため、接合の温度が140°C以上になると素子の
破壊が起こる。そこで放熱側では外部へ熱を逃がすため
に水冷板と熱交換器を用いている。
本発明では、チップ吸着機構を高温にした場合に、放熱
側における結露防止と、高温から室温にもどすときにベ
ルチェ素子の破壊を防止するために水冷板と熱交換器を
用いている。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を説明する側面図である。
図において、 11はレーザダイオードチップで。
−船釣にはレーザチップバー(ウェハからへき閲された
短冊で、チップが並列に多数配列されている)が−用い
られる。
18はレーザチップに電流を流すための探針。
19はレーザの出力を検出するフォトダイオードである
チップ検査は次のように行われる。
チップバーの各チップは位置決め機構16により位置決
めされて、探針18により順次各チップに電流を注入し
て発振させ、フォトダイオード19により出力光を検出
している。
温度制御部は次のようになっている。
ベルチェ素子13はチップ吸着機構12と水冷板14間
に挟まれ、水冷板14は熱交換器15に連結され。
ベルチェ素子13で発生した熱量の移動を吸収している
チップ吸着機構12の温度制御に昇温、降温の両機能を
持つベルチェ素子を用いることにより、素子温度を室温
付近から100℃以上の温度まで任意に制御できるよう
になった。
更に、ベルチェ素子の放熱側に水冷板14を設けてるこ
とにより長時間動作時の安定性が保たれるようにしてい
る。
又、断熱スペーサ17はセラミックで作成され。
高温時のチップ吸着機構12から位置決め機構16への
熱伝導を防止している。
実施例のペルチェ素子はP型及びn型のB1Te半導体
を用いたメルコア・ジャパン社製のものを用いた。
熱交換器はペルチェ素子で発生した熱を、冷媒を用いて
検査装置の外部で放出するもので、冷媒はフロン、水、
油等が用いられる。又、空冷フィン型のものでもよい。
第3図は検査装置全体の構成を示す斜視図である。
図において。
21は温度制御機構付チップ吸着部。
22はy−z方向ステージ部。
23はχ方向ステージ部。
24はステップモータ。
25はxYZステップモータコントローラ。
26は温度コントローラ及び熱交換器。
27は証明付実体顕微鏡。
28はプローブ台である。
ここで、プローブ台28は2微動付で1通電用探針、ス
クラッチマーカ、受光素子が取りつけられている。
又、チップ吸着部は第1図、第2図のように構成されて
いる。
実施例のようにペルチェ素子を用いると、−20°Cか
ら100℃以上までの範囲で±0.1°C以下の制御が
可能となり、従来例によるヒータによる加熱では、室温
付近で制御不能になったり又外乱に対して弱いといった
欠点が除去できた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、半導体レーザのチ
ップ検査において、素子温度−しきい値電流特性の特性
温度に変化を生ずる温度以上にチップを加熱でき1位置
決め機構への熱の伝導を防ぎ、室温付近と高温時のどち
らも安定に温度を制御できる温度制御機構を有する装置
が得られ、素子温度−しきい値電流特性の特性温度に変
化を住する温度以上の高温でのレーザ特性の評価ができ
るようになり、高温動作時にも良好な特性を持つチップ
の選別が可能となった。
従って、従来のチップ検査装置では評価できなかった高
温検査が可能となり、製品の品質保証と原価低減に寄与
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する模式断面図である。 第2図は本発明の一実施例を説明する側面図。 第3図は検査装置全体の構成を示す斜視図。 第4図は発振しきい値電流■い対層温度Tの特性図であ
る。 図において。 11はレーザダイオード(LD)チップ。 12はチップ吸着機構。 13はペルチェ素子 14は水冷板。 15は熱交換器。 16は位置決め機構。 17は断熱スベーサ f:完明の異人と説明下る侯尺断面図 第 1 区 実加旧11の鼎1面図 検量ぜ質の封り図 男 3 図 素子〕二廣 丁 (°C) Ith−T  特 中i 匹ろ 第4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被検査用のレーザダイオードチップ(11)を載せて保
    持するチップ吸着機構(12)と、 該チップ吸着機構(12)と熱的に接触されて設けられ
    、昇温、降温が通電する電流により任意に調節でき、室
    温付近から素子温度−しきい値電流特性の特性温度の変
    化を生ずる温度以上にチップ吸着機構(12)を加熱冷
    却するペルチェ素子(13)と、該ペルチェ素子(13
    )に熱的に接触されて設けられ、温度制御用流体が通過
    する冷却板(14)と、該冷却板(14)に接続され、
    前記温度制御用流体が該冷却板との間で循環されて熱交
    換を行う熱交換器(15)と、 少なくともX−Y方向に移動可能で、チップ吸着機構(
    12)の位置決めを行う位置決め機構(16)と、該チ
    ップ吸着機構(12)を該位置決め機構(16)上に支
    持するもので、断熱材で作成されている該断熱スペーサ
    (17)とを有することを特徴とする半導体レーザの検
    査装置。
JP26939389A 1989-10-17 1989-10-17 半導体レーザの検査装置 Pending JPH03131737A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5703893A (en) * 1995-01-13 1997-12-30 Fujitsu Limited Laser diode module
JPH11233872A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体レ―ザの良否判別法
JP2002043671A (ja) * 2000-07-19 2002-02-08 Mitsubishi Electric Corp レーザダイオードの選別方法
JP2003329725A (ja) * 2002-05-08 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp チップ型電子部品の高周波特性試験装置
JP2009092489A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 光素子温度特性検査装置
JP2018054433A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 トヨタ自動車株式会社 検査装置
JP2018066578A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 三菱電機株式会社 評価装置および半導体チップの評価方法

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