JP2003329725A - チップ型電子部品の高周波特性試験装置 - Google Patents

チップ型電子部品の高周波特性試験装置

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JP2003329725A
JP2003329725A JP2002132442A JP2002132442A JP2003329725A JP 2003329725 A JP2003329725 A JP 2003329725A JP 2002132442 A JP2002132442 A JP 2002132442A JP 2002132442 A JP2002132442 A JP 2002132442A JP 2003329725 A JP2003329725 A JP 2003329725A
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dut
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Hideyuki Murayama
英之 村山
Satoshi Nakamura
中村  聡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定対象となるチップ型電子部品の近くで
インピーダンス整合をとることができ、しかもプローブ
やチップ型電子部品を含む周辺温度の上昇を有効に抑え
ることができるようにして、高周波信号の伝送特性を向
上するとともに、チップ型電子部品の高周波特性を正確
に測定することができる高周波特性試験装置を提供す
る。 【解決手段】 ステージ2上に載置されたチップ型電子
部品1にプローブ3を接触し、このチップ型電子部品1
に対して高周波伝送路からプローブ3を介して高周波信
号を入力して当該チップ型電子部品1の高周波特性を試
験するものであって、ステージ2上のチップ型電子部品
1に隣接する位置には、プローブ3がチップ型電子部品
1と共に接触されるインピーダンス整合素子14が配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ型電子部品
の高周波特性を試験するための試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、たとえば半導体レーザや半導体
集積回路などのチップ型電子部品においては、たとえば
1GHz以上の高周波特性を試験するために、従来よ
り、たとえば図4および図5に示すような高周波特性試
験装置が使用されている。
【0003】ここに、図4は従来の高周波特性試験装置
の要部の構成を示す断面図、図5は図4に示す部分の等
価回路図である。この従来の高周波特性試験装置は、被
測定対象となるチップ型電子部品(以下、DUTと称す
る)がたとえば半導体レーザのようなものであって、こ
のDUTに高周波電力を供給してその高周波特性を試験
するために、DUTが載置されるステージ2と、このス
テージ2上に載置されたDUT1に接触するプローブ3
とを有する。
【0004】そして、このプローブ3には、一対の信号
ピン4と接地ピン5とが設けられ、信号ピン4は導線6
を介して中心導体7に接続され、また、接地ピン5はイ
ンピーダンス整合用のマッチング抵抗8を介して外部導
体9に接続されている。そして、中心導体7と外部導線
9とは、同軸ケーブルなどの高周波伝送路を介して信号
発生器(いずれも図示省略)に接続されている。一方、
ステージ2は金属等の導電性のものでできており、DU
T1が位置決めされてプローブ3の接地ピン5が接触す
るための段差部2aが形成されている。
【0005】DUT1の高周波特性を試験する際には、
ステージ2上にDUT1を載置した後、プローブ3を下
降してその信号ピン4をDUT1の表面側の入力電極1
iに接触させ、また、接地ピン5をステージ2の段差部
2aの上部に接触させる。そして、図示しない信号発生
器から高周波伝送路を経由してプローブ3の中心導体
7、導線6、および信号ピン4を介してDUT1に高周
波電力を供給する。
【0006】このとき、電流は、DUT1の表面側の入
力電極1iから半導体基板1bを通して裏面側の接地電
極1gに流れ、さらにステージ2、接地ピン5、および
マッチング抵抗8を介して外部導体9に導かれる。その
際、DUT1が半導体レーザのようなものではDUT1
が発光するので、その光を図示しない測定器で受光して
周波数特性を測定する。
【0007】ところで、上記の試験装置において、接地
ピン5と外部導体9との間に直列にインピーダンス整合
用のマッチング抵抗8を設けているのは次の理由によ
る。
【0008】一般的な高周波回路の高周波伝送路は、5
0Ωになるようにインピーダンス整合がとられている
が、DUT1単体の特性インピーダンスは必ずしも50
Ωではなく、これよりも小さい場合が多い。そして、D
UT1の高周波特性を試験する際に高周波伝送路に対す
るインピーダンスが整合していないと、反射等の影響に
より高周波信号の伝送特性が劣化してDUT1の高周波
特性を正しく評価できなくなる。このため、マッチング
抵抗8とDUT1の内部抵抗10とのインピーダンスの
和が高周波伝送路のインピーダンスと一致するように整
合をとって上記のような不都合が生じるのを回避してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、接地ピン5と外部導体9との間にマッチング抵
抗8を接続した構成とした場合には、このマッチング抵
抗8がプローブ3の内部に配置されることになるため、
次のような不具合が生じている。
【0010】すなわち、プローブ3の先端の狭い箇所に
マッチング抵抗8を設けているために、マッチング抵抗
8が通電により発熱すると、この発熱を外部に有効に逃
すことができず、このためプローブ3の先端が高温にな
ってマッチング抵抗8や導線6を接続するための半田が
溶けるなどして断線し易くなる。
【0011】また、プローブ3先端の熱が信号ピン4か
らDUT1に伝わってDUT1の温度が変化し、そのた
め、DUT1の電気的特性も変化してしまい、正確な試
験を行えなくなる。
【0012】これを改善するために、たとえば、プロー
ブ3から離れた高周波伝送路の途中にマッチング抵抗を
挿入することも考えられるが、そのようにすると、DU
T1から離れた位置にマッチング抵抗が存在するように
なるために、良好なインピーダンス整合がとれず、依然
として高周波信号の伝送特性が劣化する。
【0013】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、DUTの近くでインピーダンス整合をと
ることができ、しかもプローブやDUTを含む周辺温度
の上昇を有効に抑えることができるようにして、高周波
信号の伝送特性を向上するとともに、DUTの高周波特
性を正確に測定することができる高周波特性試験装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ステージ上に載置されたチップ型電子
部品にプローブを接触するとともに、このチップ型電子
部品に対して高周波伝送路から前記プローブを介して高
周波信号を入力して当該チップ型電子部品の高周波特性
を試験する高周波特性試験装置において、次の構成を採
用している。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明に係るチッ
プ型電子部品の高周波特性試験装置は、ステージ上に載
置されたチップ型電子部品に隣接する位置には、前記プ
ローブがチップ型電子部品と共に接触されるインピーダ
ンス整合素子が配置されていることを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明に係るチップ型電子部
品の高周波特性試験装置は、請求項1記載の発明の構成
において、前記インピーダンス整合素子は、チップ状の
絶縁基板を有し、この絶縁基板上にインピーダンス整合
用の抵抗電極が形成されていることを特徴としている。
【0017】請求項3記載の発明に係るチップ型電子部
品の高周波特性試験装置は、請求項1または請求項2に
記載の発明の構成において、前記インピーダンス整合素
子に隣接して前記チップ型電子部品との間に介在される
断熱材が配置されていることを特徴としている。
【0018】請求項4記載の発明に係るチップ型電子部
品の高周波特性試験装置は、請求項1ないし請求項3の
いずれか1項に記載の発明の構成において、前記ステー
ジには、当該ステージの温度を制御する温度制御手段が
設けられていることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る高周波特性試験装置の要部の構成を示
す断面図、図2は図1に示す部分の等価回路図であり、
図4および図5に示した従来技術と対応する構成部分に
は同一の符号を付す。
【0020】図1および図2において、2はステージ、
3はプローブである。ステージ2は金属等の導電性のも
ので、このステージ2上には、DUT1が載置される位
置に隣接してインピーダンス整合素子14が配置される
とともに、このインピーダンス整合素子14に隣接して
DUT1との間に介在されるセラミック等でできた断熱
材15が配置されている。なお、インピーダンス整合素
子14と断熱材15とはたとえば導電性接着剤などを用
いてステージ2上に固定されている。
【0021】また、ステージ2の下側には、当該ステー
ジ2の温度を制御するペルチェ素子等を備えた温度制御
手段16が基台17に支持されて設けられている。
【0022】上記のインピーダンス整合素子14は、セ
ラミックスなどでできたチップ状の絶縁基板14bを有
し、この絶縁基板14bの表面側と裏面側にはインピー
ダンス整合用の抵抗電極14m,14nが形成され、両
抵抗電極14m,14n間が導線で接続されている。そ
して、DUT1の内部抵抗10とインピーダンス整合素
子14の各抵抗電極14m,14nの抵抗値の合計がプ
ローブ3に連なる高周波伝送路のインピーダンスに一致
するように、抵抗電極14m,14nの抵抗値が設定さ
れている。たとえば高周波伝送路の特性インピーダンス
が50Ω、DUT1の特性インピーダンスが5Ωとすれ
ば、両抵抗電極14m,14nの各抵抗値の合計は45
Ωに設定されている。
【0023】なお、上下の抵抗電極14m,14n間を
導線18で接続する代わりに、絶縁基板14bにスルー
ホールを形成することにより上下の抵抗電極14m,1
4n間を接続することも可能である。
【0024】一方、プローブ3には一対の信号ピン4と
接地ピン5とが設けられ、信号ピン4は導線6を介して
中心導体7に接続され、また、接地ピン5は導線19を
介して外部導体9に接続されている。そして、各中心導
体7と外部導線9とは、同軸ケーブルなどの高周波伝送
路を介して信号発生器(いずれも図示省略)に接続され
ている。
【0025】上記構成において、DUT1の高周波特性
を試験する際には、DUT1をステージ2上にインピー
ダンス整合素子14に隣接させた状態で配置する。その
際、インピーダンス整合素子14との間に断熱材15が
介在されるようにする。
【0026】次に、プローブ3を下降して信号ピン4を
DUT1の表面側の入力電極1iに接触させ、また、接
地ピン5をインピーダンス整合素子14の表面側の抵抗
電極14mに接触させる。そして、図外の信号発生器か
ら高周波伝送路を経由してプローブ3の中心導体7、導
線6、および信号ピン4を介してDUT1に高周波電力
を供給する。
【0027】このとき、電流は、DUT1の表面側の入
力電極1iから半導体基板1bを通って裏面側の接地電
極1gに流れ、さらにステージ2、インピーダンス整合
素子14の裏面側の抵抗電極14n、導線18、表面側
の抵抗電極14m、接地ピン5、および導線19を介し
て外部導体9に導かれる。その際、DUT1がたとえば
半導体レーザのようなものではDUT1が発光するの
で、その光を図示しない測定器で受光して周波数特性を
測定する。
【0028】このような試験を行う場合、DUT1とイ
ンピーダンス整合素子14の抵抗値の合計がプローブ3
に連なる高周波伝送路のインピーダンスに一致するよう
に予め設定されているので、高周波伝送路とのインピー
ダンス整合がとれていることになる。しかも、インピー
ダンス整合素子14はDUT1に近接して配置されてい
るため、DUT1との伝送距離が非常に短くなり、高周
波信号の伝送特性が向上する。
【0029】また、DUT1への通電に伴ってインピー
ダンス整合素子14は発熱するが、その場合、インピー
ダンス整合素子14は、チップ状の絶縁基板14b上に
抵抗電極14m,14nが形成されているので、抵抗電
極14m,14nの発熱が絶縁基板14bを介して外部
に放熱し易くなり、インピーダンス整合素子14の温度
上昇そのものが軽減される。
【0030】さらに、インピーダンス整合素子14が配
置されるステージ2は熱容量が大きくて放熱性も高いた
め、試験時にインピーダンス整合素子14が発熱しても
DUT1の温度変化が少なくなる。さらに、インピーダ
ンス整合素子14とDUT1との間には断熱材15が介
在されているので、インピーダンス整合素子14の熱が
DUT1に伝達し難くなる。
【0031】これに加えて、ステージ16には温度制御
手段16が設けられているので、インピーダンス整合素
子14の発熱によるステージ2およびDUT1の温度変
化が抑制される。したがって、プローブ3に流す電流量
に影響されることなくDUT1の温度変化を少なくする
ことができるため、DUT1の高周波特性をさらに一層
正確に測定することが可能になる。
【0032】さらにまた、この実施の形態1では、従来
のようにプローブ3内に発熱するマッチング抵抗8(図
4参照)を設ける必要がなくなるため、プローブ3の先
端の各導線6,19を接続する半田が溶けるなどの不具
合がなくなり、プローブ3の寿命が向上する。しかも、
50Ωの特性インピーダンスを有する市販のプローブ3
を改造することなくそのまま使用することができるた
め、安価に実施することができる。
【0033】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2に係る高周波特性試験装置の要部の構成を示す断面図
であり、図1に示した実施の形態1と対応する構成部分
には同一の符号を付す。
【0034】上記の実施の形態1では、DUT1がたと
えば半導体レーザのように半導体基板1bの表面と裏面
とに入力電極1iと接地電極1gとが形成されている場
合であるが、この実施の形態2では、DUT1が半導体
集積回路のように半導体基板1bの表面側に入力電極1
iと出力電極1oとが形成され、裏面側に接地電極1g
が形成されていて、このDUT1の高周波信号の入出力
特性を試験する場合に適用されるものである。
【0035】すなわち、この実施の形態2では、ステー
ジ2上にDUT1を挟むようにして一対のインピーダン
ス整合用素子14,14が配置されるとともに、信号入
力用と信号出力用の2つのプローブ3in,3outを
備えている。
【0036】この構成において、DUT1の高周波特性
を試験する際には、DUT1をステージ2上に配置す
る。その際、DUT1の裏面側の接地電極1gをステー
ジ2に接触させるとともに、DUT1の両側に断熱材1
5を介してインピーダンス整合素子14が位置するよう
にする。
【0037】この状態で、各プローブ3in,3out
を下降して信号入力用のプローブ3inの信号ピン4を
DUT1の入力電極1iに接触させ、また、信号出力用
のプローブ3outの信号ピン4をDUT1の出力電極
1oに接触させる。また、各々のプローブ3in,3o
utの接地ピン5をインピーダンス整合素子14の表面
側の抵抗電極14mに接触させる。
【0038】そして、図外の信号発生器から高周波伝送
路を経由して信号入力用のプローブ3inの中心導体
7、導線6、および信号ピン4を介してDUT1の入力
電極1iから高周波信号を入力し、これに応じてDUT
1の出力電極1oから取り出される高周波信号を信号出
力用のプローブ3outの信号ピン4、導線6、中心導
体7、および高周波伝送路を介して図外の測定器で測定
する。
【0039】その場合、信号入力用のプローブ3inに
連なる高周波伝送路については一方(左側)のインピー
ダンス整合素子14により、信号出力用のプローブ3o
utに連なる高周波伝送路については他方(右側)のイ
ンピーダンス整合素子14によりそれぞれインピーダン
ス整合がとれており、しかも、各々のインピーダンス整
合素子14,14は共にDUT1に隣接して配置されて
いるため、高周波信号の伝送特性が向上する。その他の
構成および作用効果については実施の形態1の場合と同
様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0040】なお、上記の実施の形態1,2では、イン
ピーダンス整合素子14として、絶縁基板14bにイン
ピーダンス整合用の抵抗電極14m,14bを形成した
ものについて説明したが、このような抵抗電極14m,
14nを形成した構成に限定されるものではなく、コイ
ル電極やコンデンサ電極などインピーダンス整合をとる
ことが可能な電極を形成すれば所期の効果を奏すること
が可能である。また、本発明は上記の実施の形態1,2
で示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜に変更して実施することができ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明のチップ型電子部品の高周波特性
試験装置は、次の効果を奏する。
【0042】(1) 請求項1記載の発明によれば、ス
テージ上のDUTに隣接してインピーダンス整合素子を
配置した構成としたので、従来のようにプローブ内に発
熱するマッチング抵抗を設ける必要がなくなる。このた
め、プローブの先端が高温になってマッチング抵抗や導
線を接続する半田が溶けるなどの不具合がなくなり、プ
ローブの寿命が向上する。しかも、50Ωの特性インピ
ーダンスを有する市販のプローブを改造することなくそ
のまま使用することができるため、安価に実施すること
ができる。
【0043】また、インピーダンス整合素子が配置され
るステージは熱容量が大きくて放熱性も高いため、試験
時にインピーダンス整合素子が発熱してもDUTの温度
変化が少なくなる。しかも、インピーダンス整合素子は
DUTに隣接して配置されているため、DUTとの伝送
距離が非常に短くなり、高周波信号の伝送特性が向上す
る。このため、DUTの高周波特性を正確に測定するこ
とができ、その結果、チップ型電子部品の品質が向上す
る。
【0044】(2) 請求項2記載の発明によれば、請
求項1記載の発明の効果に加えて、抵抗素子はチップ状
の絶縁基板上にインピーダンス整合用の抵抗電極が形成
されているので、抵抗電極の発熱が絶縁基板を介して外
部に放熱し易くなり、抵抗素子の温度上昇そのものが軽
減される。したがって、DUTの温度変化を抑える上で
一層有効となる。
【0045】(3) 請求項3記載の発明によれば、請
求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、抵
抗素子とDUTとの間には断熱材が介在されるため、抵
抗素子の発熱がDUTに伝達し難くなり、DUTの温度
変化を一層有効に低減することができる。
【0046】(4) 請求項4記載の発明によれば、請
求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発明の効
果に加えて、ステージには温度制御手段が設けられてい
るので、抵抗素子の発熱によるステージの温度変化が抑
制され、したがって、プローブに流す電流量に影響され
ることなくDUTの温度変化を少なくすることができ
る。このため、DUTの高周波特性をさらに一層正確に
測定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る高周波特性試験
装置の要部の構成を示す断面図である。
【図2】 図1に示す部分の等価回路図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る高周波特性試験
装置の要部の構成を示す断面図である。
【図4】 従来の高周波特性試験装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図5】 図4に示す部分の等価回路図である。
【符号の説明】
1 チップ型電子部品(DUT)、2 ステージ、3,
3in,3out プローブ、4 信号ピン、5 接地
ピン、14 インピーダンス整合素子、14b絶縁基
板、14m,14n 抵抗電極、15 断熱材、16
温度制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AB00 AD01 AG03 AG05 AH05 AH07 2G011 AA12 AC32 AE22 AF06 2G132 AF01 AL18 AL21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージ上に載置されたチップ型電子部
    品にプローブを接触するとともに、このチップ型電子部
    品に対して高周波伝送路から前記プローブを介して高周
    波信号を入力して当該チップ型電子部品の高周波特性を
    試験するチップ型電子部品の試験装置において、 前記ステージ上のチップ型電子部品に隣接する位置に
    は、前記プローブがチップ型電子部品と共に接触される
    インピーダンス整合素子が配置されていることを特徴と
    するチップ型電子部品の試験装置。
  2. 【請求項2】 前記インピーダンス整合素子は、チップ
    状の絶縁基板を有し、この絶縁基板上にインピーダンス
    整合用の抵抗電極が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載のチップ型電子部品の高周波特性試験装置。
  3. 【請求項3】 前記インピーダンス整合素子に隣接して
    前記チップ型電子部品との間に介在される断熱材が配置
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のチップ型電子部品の高周波特性試験装置。
  4. 【請求項4】 前記ステージには、当該ステージの温度
    を制御する温度制御手段が設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のチ
    ップ型電子部品の高周波特性試験装置。
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