JP2007121284A - インピーダンス制御されたばねコンタクトピン又は先端抵抗器ばねコンタクトピンを有するプローブアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】ばね付勢式のプローブピンに沿う未制御の特性インピーダンスを制御すること。
【解決手段】ばね付勢式のプローブピン(7、42)に沿って外側に、且つ、プロービングされるターゲット信号方向に延在する、段違い棚状のグランド層(29)を設けることで、ばね付勢式のプローブピンに沿う特性インピーダンスが未制御となるのを防ぐことができる。延在部の長さは、接触を生じ且つ維持しながら、単に(又は、少なくとも)ばねの最小の圧縮量が予想される時でも、上記棚をピンの全体の露出部分が覆うように選択される。上記棚は、ピンの露出部分について、プローブアセンブリ内に既に存在する伝送路(5、6、34、35)のZとマッチするようなZを生じるようにその段差の深さが選択される。ばね付勢式ピンは、先端に小型の抵抗器(13)を有する先端抵抗器ばねピンであってもよい。
【選択図】図6

Description

本発明は、インピーダンス制御されたばねコンタクトピン又は先端抵抗器ばねコンタクトピンを有するプローブアセンブリに関する。
オシロスコープ用であれ、ロジックアナライザ用であれ、高周波信号のプロービングは、信号の周波数が高くなるにつれて困難さが増すという一定の技術的問題を呈する。オシロスコープ又はロジックアナライザにおいて必要な帯域幅を得ることとは全く別に、対象とする信号(ターゲット信号)を、適したプローブを通して捕らえる方法に対して注意が払われなければならない。最も高い周波数、例えば、オシロスコープ用の10GHzを越える、また、ロジックアナライザ用の約1GHzクロックレートを超える周波数においては、低周波では無視されることが多いプローブに関連する問題が、全体のシステム性能を制限する要因として現れる。
米国特許出願第11/141,500号「SIGNAL PROBE AND PROBE ASSEMBLY」(なお、この米国特許出願は、本発明の優先日である2005年10月27日時点において非公開である。)は、これらの問題のうちの少なくとも1つを扱う方法、すなわち、プローブ先端内の必要な抵抗器をターゲット信号にできる限り近づける方法である。異なる種類の試験機器(例えば、オシロスコープ、ロジックアナライザ、スペクトルアナライザ等)用のプローブは、ダンピング、負荷、減衰の最小化、又は、おそらくインピーダンスマッチング等、いろいろな理由でこうした先端抵抗器を有する。プローブ先端に続くものは、一般に、特定の特性インピーダンス(Z)を有する、或る長さの同軸ケーブルであり、この同軸ケーブルは、単にシールドされた導体ではなく、伝送路と考えられるべきである。一般に、同軸ケーブルの他端には、特定の周波数応答を有する増幅器又は閾値検出器等の、或る種の能動回路が存在する。能動回路の出力は、ロバストなバッファ増幅器によって、適した伝送路を通して、使用中の特定の測定回路要素に送られる。プローブアーキテクチャは様々であるが、いずれの場合でも、先端抵抗器をターゲット信号にできる限り近づけることが依然として望ましい。
このことについて2つの一般的な理由が存在する。第1に、任意の余分の距離は、任意の近くのACグランドに対する寄生直列インダクタンスと寄生シャントキャパシタンスの両方を示すことになる導体に沿う長さを表す。これらの寄生リアクタンスは、ターゲット信号が、プローブの結合網自体が伝えようとする量を超える量の信号をローディングすることを意味する。これらの寄生リアクタンスは、反射及び帯域幅制限の原因となる可能性がある。第2に、これらの寄生リアクタンスが、たとえ、反射及び帯域幅の減少を顕著に引き起こさなくても、寄生リアクタンスは、依然として好ましくない干渉インピーダンスとなる。このことは、プローブ先端抵抗器の入口に伝えられる信号が、プローブ先端の最端部が接触する信号と同じではないことを意味する。これは、たとえ多大なローディングがなくても、多大なローディングとは全く別の、プローブ内における信号忠実度の問題である。
上記米国特許出願に開示されるばねピンは、プローブ先端抵抗器を、ターゲット信号との機械的な電気接触位置に非常に接近して設置することによって、プローブ先端の長さを減少させる。それは、ほとんど、その抵抗器の一端が実際の機械的接触点であるかのようである。抵抗器は、リード線用の或る程度平坦な表面を有するSMT(Surface Mount Technology:表面実装技術)による部品であるため、本発明者等は、実際には、上記抵抗器による機械的接触を完全には達成することはできないが、プローブ用の接触表面は、中央窪み部の周りに複数点を有する「冠状点(crown point)」等の、耐久性のある針状点又はそれの変形物であって非摺動式のものである必要がある。次に望まれるのは、先端抵抗器のターゲット面が、耐久性のある接点を保持し、一方で、抵抗器の他端が、ソケット内に取り付けられ、そのソケットが、より大きな接触構造によって保持され、ばねによって軸方向の動きに対して機械的に付勢されることである。上記米国特許出願には、続いて、PCB(プリント回路基板)によって保持されるこうしたばねピンのインラインアレイが示されており、PCBは、ばねピンのそれぞれを、特性インピーダンスZの伝送路である、対応する同軸ケーブルに結合させ、各種の試験機器へ導く。本発明では、これ以降、こうしたばねコンタクトピンを「先端抵抗器ばねコンタクトピン」と称する。
上記米国特許出願が示す改良は重要であるが、依然として改良可能な動作の態様が存在する。特に、その図面を考慮すると明らかになるように、ばねピンの各部、すなわち、(a)ハウジング内部のばねによりハウジング内外で伸縮する部分と、(b)先端抵抗器を収容するソケットを搭載する部分との長さは、(c)可変長となる(アセンブリによって保持される全てのプローブ先端について良好な接触を確実に行うように、全体のプローブアセンブリをどれだけ下方に移動するかによる)。この場合、一般に相互接続ケーブルの特性インピーダンス(Z)とは等しくない任意の特性インピーダンス(Z)が生じる。この不具合は、上述したハウジングをPCBの縁部において直角に設置することにより起こる(これは、接触の際に、異なるばねピンが取り得る移動量の変動を最大化することになると考えられる)。すなわち、ばねによって駆動され、先端抵抗器を保持するピンは、不規則な量だけ空間内に突き出て、任意のZの伝送路になる。しかしながら、ピンが、一旦、ハウジング内に入ると、特性インピーダンスが制御され(Z)、信号がプローブアセンブリ内にさらに進む時には、そこからはその制御が維持される。高周波では、短い長さの未制御Zから制御されたZへの移行部はインピーダンス不連続部となり、時間領域における反射として、また、周波数領域における周波数応答異常として現れる。したがってZをZと等しくなるように調整することが有効であることになる。このためにはどうすればよいであろうか。
プローブアセンブリにおいて、先端に抵抗器を有することが可能なばね付勢式ピンに沿う特性インピーダンスが制御されない問題に対する解決策は、ピンに沿って外側に、且つ、プロービングされるターゲット信号を有するワーク回路アセンブリの方向に延在する、段違い棚状のグランド層を設けることである。延在部の長さは、ピンがターゲット信号に接触し且つその接触を維持している場合に、一つのみ(又は、少なくとも一つの)ばね(11)の最小の圧縮量が予想される時でも、上記棚をピンの全体の露出部分が覆うように選択される。上記棚は、ピンのその露出部分についてZを生じるようにその段差の深さが選択される。あまりに遠くに圧縮されるピンは、先端抵抗器の回路面を、棚上のグランド層に近づかせることになり、好ましくないシャントキャパシタンスを生じる。しかしながら、正確に調整された適切な試験固定具によって、これを防ぐことができる。完全に非圧縮状態のピン(すなわち、未使用であるピン)は、棚を越えて延在する短い長さのZを有する場合があるが、そのピンは信号と明らかに接触していないため、この場合は対象ではない。
ここで、図1を参照すると、先端抵抗器ばねピンプローブアセンブリ1の簡略図が示される。平坦マルチ同軸ケーブルアセンブリ5及び6は、例えばロジックアナライザ等の任意の試験機器(図示せず)に接続される。一方のケーブルアセンブリ5は、プリント回路基板2の一方の表面(例えば、上面)の複数のトレースにそれぞれ取り付けられ、他方のケーブルアセンブリ6は、プリント回路基板2の他方の表面上に同様に取り付けられる。挿入図に示すように、先端抵抗器ばねコンタクトピン7の上部列3は、基板2の上面のトレースの最端部にはんだ付けされ、一方、先端抵抗器ばねコンタクトピン7の底部列4は、基板2の底面のトレースに同様にはんだ付けされる。同軸ケーブル5及び6の中心導体が接続されたトレースは、プリント回路基板2内にグランド層を有する伝送路を形成する。同軸ケーブル5及び6の外側シールドは、もちろん、そのグランド層に接続される。
ここで、図2を参照すると、先端抵抗器ばねコンタクトピン7は、プロービングされる表面上の酸化物又は他の塗布膜を貫通するのを容易にするために、例えば冠状先端9を有する。この冠状先端9の代わりに単一の鋭く尖った先端を用いてもよい。冠状先端9は、ほぼ鋭く、複数の電気接触点及び中心凹部を有する。この複数の電気接触点及び中心凹部により、冠状先端9が、全体が平坦でないものに対して接触する場合に、冠状先端9を押し付けられたまま留めることができる。
また同図に示すように、冠状先端9は、抵抗器13の一端を収容するソケットを含む外側先端8の端部として形成されている。抵抗器13は、例えば「0201」タイプの一般的なSMT(Surface Mount)抵抗器である。抵抗器13の他端は、プランジャ10の端部上のソケットによって保持され、プランジャ10は、例えば圧縮ばね等のばね11を含むハウジング12に対して伸縮する。このように、上記引用された「SIGNAL PROBE AND PROBE ASSEMBLY」においても十分詳細に述べられているように、抵抗器13は、実用的となる程度にプロービング点に近接している。
先端抵抗器ばねコンタクトピン7が使用中の場合、ばね11が、冠状先端9をパッド又はトレース(図3の符号16等)に対して押し付ける接触力を提供しながら、プランジャ10が、ハウジング12内に保持される。適当な絶縁被膜14(例えば適当なプラスチックであってもよい)が、外部先端8とプランジャ10との橋渡しをしながら、抵抗器13を保護し、補強する。
ここで、図3には、先端抵抗器ばねコンタクトピン7が、プリント回路基板2に取り付けられ、保持される方法がより詳細に示されている。ターゲット回路基板15及びそのパッド16に最も近いハウジング12の端部は、基板2の底部縁17にもなっていることが分かる。この配置構成は、一定の結果をもたらす。本発明者等は、図4(a)〜図4(c)を参照しながらここでその結果について考察する。
図4(a)〜図4(c)の各側面図に示すように、回路基板2は、実際には、種々の先端抵抗器ばねコンタクトピン7がはんだ付けされる導体20及び21の下に、対応するグランド層18及び19を有する多層状となっている。この理由は、複数のケーブルアセンブリ5及び6の個々の同軸ケーブルの特性インピーダンスにマッチングする所定の特性インピーダンスZ(例えば、50Ω)を有するストリップ伝送路22及び23を作成することにある。この構成でも十分ではあるが、特に、プロービングされる対象の信号の周波数が増加する時、種々の量(符号24、25、26)だけ外側に伸張するプランジャ10の作用を考慮すると、不具合が生じる。図で見てもわかるように、この配置構成は、一様な単一表面であるプリント回路基板2の端部17を有する。そのため、(A)冠状先端9とパッド又はトレース16との間で接触が無い場合(図4(a)の符号24及び図3)、(B)50%の(又は、任意の他の中間のパーセンテージの)ばね圧縮を生じる接触の場合(図4(b)の符号25)、及び、(C)最大圧縮を生じる接触の場合(図4(c)の符号26)のそれぞれ場合について、長さ24、25、26の任意の長さに対応する特性インピーダンスZは、全て制御されない。それは、ハウジング/信号トレースの組み合わせ12/20又は12/21と、隣接するそれぞれのグランド層18又は19とが、制御された特性インピーダンスZで形成されると、上記長さ24、25、26の任意の長さの各プランジャ部10からの移行部は、インピーダンス不連続部となることを意味する。このインピーダンス不連続部は、それ自体よく知られているように、よいことではない。
その不利な状況についての救済策が、図5(a)〜図5(c)に示される。図5(a)には、2列の先端抵抗器ばねピン7を有する改良されたプローブアセンブリ37の部分側面図が示されている。一方の列は、多層プリント回路アセンブリ36の第1の面(同図の上面)上にあり、一方、他方の列は第2の面(同図の底面)上にある。図5(a)は、上記図4(a)に相当しており、それぞれが、先端抵抗器ばねピン7のプランジャ部10が完全に伸張している(したがって、どのターゲット信号とも接触していない)場合を示している。先端抵抗器ばねピン7がこうした状態にある場合には、Zが存在することになる。この状態から、さらなる圧縮(ワーク回路アセンブリ上のターゲット回路に向かうプローブアセンブリ37の接近)が指示される。これは、例えば、ワーク回路アセンブリ及びプローブアセンブリ37を保持する試験固定具を調整して、両者の相対位置を変化させることで行われる。
図5(a)においては、図4(a)と同様に、プランジャ10の全長27のほとんど又は全てがハウジング12の端部64及び65を超えて伸張し、それによって、部分28がグランド層31及び33の端部62を超えて伸張しているため、Zが存在することになる。これらのグランド層31及び33は、信号トレース30及び32と共に伝送路34及び35を形成する。信号トレース30及び32には、先端抵抗器ばねピン7の上面及び底面がそれぞれはんだ付けされる。誘電体層69は、信号トレース30をグランド層31から分離し、一方、誘電体層70は、信号トレース32をグランド層33から分離する。2つのグランド層31及び33は、端部又は縁部62をグランド層31及び33と共有する誘電体層71によって分離される。誘電体層69、70、及び71は、FR4又は他の適した材料から成ってもよい。縁部62は、ターゲット信号を有するワーク回路アセンブリ(図示せず)の方向(同図の左方向)に移動できないことが好ましい。その理由は、縁部62が移動することによって、ワーク回路アセンブリとの機械的干渉を生じ、プランジャ10のハウジング12内への移動が妨げられる可能性があるからである。もちろん、それによって、少なくとも一部のZが残ったままになることになり、それは最も望ましくない。そのため、抵抗器13のカバー73の膨らみ部の開始点72は、ハウジング12内へのプランジャ10のさらなる圧縮を依然として可能としながら、縁部62に近接する位置(各先端抵抗器ばねピン7が列状に配置されるため、縁部62の上部または下部)であることが好ましい。こうして、種々の異なる圧縮によっても、Zがなくなり、或る長さのZだけが残ることが可能となる。
そのため、全ての先端抵抗器ばねピン7がそれぞれのターゲット信号に接触すると、どのプランジャについてもZが存在しないように、プランジャ10が全て、それぞれのハウジング12内にそれぞれの量だけ押し込まれるように、各部が配置される。すなわち、長さ29の特性インピーダンスZは、伝送路34及び35(例えばストリップライン)と同じZであり、伝送路34及び35は、もちろん、相互接続用同軸ケーブルアセンブリ5及び6の特性インピーダンスと同じZであるように選択される。
ここで、図5(b)を参照する。図5(b)は、図5(a)の配置構成37と同じ配置構成38のプローブアセンブリの部分側面図である。第1の相違点は、長さ39が、グランド層31がワーク回路アセンブリ及びターゲット信号(簡略化のためにいずれも図示せず)に向かう方向に縁部61を超えて延在する距離29に等しいことである。厄介なZが消え、Zのみが残る。プランジャ10は、まだハウジング12内への最大の貫入状態ではないことが好ましい。第2の相違点は、図5(b)が、プリント回路アセンブリ36の一方の面だけに、列状のピン7が配設されている状態38を表していることである。(図1における、ばねコンタクトピン7の列4及び対応するケーブルアセンブリ6が存在しない。)
図5(c)は、長さ40が距離29より小さい点を除いて、図5(b)の部分側面図に非常によく似た部分側面図を示す。上述したように、元々のZはなくなり、Zの長さ40の領域、及び、新たな領域74が残る。新たな領域74の長さは、ほぼ、長さ29から長さ40を減じた長さであり(簡略化のために、本実施形態ではフリンジの影響は無視する)、その特性インピーダンスは、或る未知のZである。このZが、本発明者等がなくそうと努力してきたZの不具合を再び生じさせてしまう可能性を軽減するために、本実施形態では2つのことを行うことができる。第1に、Zは、気にする必要がないほどにZに十分に近く(例えば、10%以内)、また、そうでない場合でも、本実施形態においては、そうすることが可能である。抵抗器13のカバーについての特定の誘電率がこのことに役立つ。第2に、図5(c)の状況が、起こらないか、又は、めったに起こらないように、また、図5(c)の状況が起こる場合でも、Zが単純に無視できるほど長さ74が十分に小さくなるように、使用中の固定具(図示せず)を調整することができる。長さ74が十分に小さい場合、長さ74を重大な量として判断するのに必要とされる周波数は、SUT又は使用中の試験機器によって生成される、いずれか又は両方の高域周波数より高くなる場合がある。
プリント基板上へのストリップ伝送路及びコプラナー伝送路の作製は、一般によく知られている従来の手法により可能である。それは、以下の関係を含む。
=√(L/C)
ここで、L/Cは、単位長当たりの分布インダクタンス及び分布キャパシタンスの量である。こうした伝送路の寸法を選択する時に与えられる特性は、導体のサイズ、導体間の距離、及び導体を分離する誘電率である。伝送路34及び35のZから、縁部61及び63のZを決定するパラメータを選択することは容易である。信号トレース30又は32にはんだ付けされたピン7の存在は、信号が、プランジャ10を出て、ハウジング/信号トレースの組み合わせに入る時に、特性インピーダンスにわずかな影響を及ぼすだけである。伝送路34及び35が有するのと同じZを有するように、領域29を調整するための方法の方が重要である。
実施する必要がある事は、領域29から伝送路34及び35にかけて、上記L及びCの比を同一に保つことである。本実施形態においては、従来からの慣行に従い、伝送路の分布リアクタンス特性を、非常に多数の適当な小さいが隣接する集中定数であるものと捉えることとする。以下の説明では、C及びLの値を増減することについての記述は、単位長当たりの値として理解されるべきである。C(単位長あたり)は、距離と誘電率の両方に影響される。Cは、距離に反比例し、距離は、或る程度増加すると、領域29においてCを減少させる傾向がある。Cは、キャパシタンス素子を分離する誘電率に比例する。領域29の空気の誘電率は1であり、一方、例えば、FR4の誘電率は、通常、4であると考えられる。これらの関係は共に、領域29においてC(単位長当たり)を減少させる傾向があることになる。その理由は、分離距離が増加し、誘電率がおそらく低下するか、又は、せいぜい同じに留まることになるからである。Cはまた、プレートの有効面積、つまり単位長当たりの幅によって影響を受ける。すなわち、Cは、その有効面積(幅)に比例する。L(この場合、単位長当たりの自己インダクタンス)は、直径が減少するにつれて増加することになる(直径の逆数に比例して増加する)。そのため、本実施形態で対処しなければならないことは、プランジャ10の直径の増減(Lの変化)、プランジャ10の直径が信号トレース30及び32の(以前の)幅と比較して変化する時の幅の変化(グランド層31又は33に対する有効プレート面積)、及び、グランド層31及び33の延在棚29の上方の、又は、延在棚29から離れた、プランジャ10の距離又は高さ(Cの変化)である。伝送路の長さは、Zの値に影響を及ぼさないことが理解される。
例えば、介在するFR4の誘電体層69及び70の厚さが0.0508mm(0.0020インチ)、段差領域29の高さ76が0.1905mm(0.0075インチ)、信号トレース幅が0.0762mm(0.003インチ)、プランジャ直径が0.3302mm(0.0130インチ)である場合には、Z=50Ωを生じるであろう。介在するFR4の誘電体層69及び70の厚さが0.2159mm(0.0085インチ)、段差領域29の高さ76が0.0508mm(0.0020インチ)、信号トレース幅が0.4191mm(0.0165インチ)、プランジャ直径が0.3302mm(0.0130インチ)の場合、Z=75Ωを生じるであろう。
最後に、図6(a)及び図6(b)が参照する。同図の符号41及び59は、先端に抵抗器が無い状態のばねピン42を有するプローブアセンブリを示す。特に、1列(図6(b)の符号59)及び2列(図6(a)の符号41)の各ばねピン42が存在していることから、図6(a)のプローブアセンブリ41は図5(a)に相当し、一方、図6(b)のプローブアセンブリ59は図5(b)に相当する。
これらの図では、ばねピン42は、冠状先端60、又は、或る他の形態の尖った先端を保持するプランジャ43を有する。ハウジング44は、上述したのと同じように(図2参照)、プランジャ43を保持し、信号トレース45及び56にはんだ付けされ、信号トレース45及び56は、介在する誘電体層46及び55と協働して、グランド層49及び54から、伝送路50及び75をそれぞれ形成している。これらの伝送路は、その特性インピーダンスとしてZを有し、この特性インピーダンスは、相互接続用の可撓性同軸ケーブル(例えば、図1の符号5及び6であるが、図6(a)及び(b)には図示していない)の特性インピーダンスに整合することになる。プランジャ43との境界となるハウジング44の縁部48/67は、信号トレース/誘電体層の組み合わせ45/46及び56/55の縁部47/68と位置合わせされる。特性インピーダンスZは、グランド層49及び54が、縁部47を超えて、プランジャ43の下方を、縁部66まで延在する量51に伴って存在している。上記の位置合わせ部は、その特性インピーダンスの領域51の一方の終端部であり、上記縁部66は、その他方の終端部である。2列のばねピン42が存在する場合、2つのグランド層49及び54を分離するために、誘電体層53も介在する。この構成により、多層プリント回路アセンブリ57が形成される。
図5(a)の説明に対応して、図6(a)では、プランジャ43がグランド層49の縁部66を越えて伸張する場合に、長さ52のZが形成される。
図5(b)の説明に対応して、図6(b)では、Zが無く、長さ51のZのみが残る。
先端抵抗器ばねコンタクトピンを使用し、ばねピンの露出部分の特性インピーダンスZが制御されない、信号取得装置の簡略化した斜視図である。 図1の先端抵抗器ばねピンプローブアセンブリの簡略化した側面図である。 ワーク回路基板上のトレースに接触するのに使用される時の一態様を示した、図1の装置における先端抵抗器ばねピンプローブ装置の一部の簡略化した拡大図である。 使用中の種々の条件下での、図3のインピーダンスが制御されない抵抗器先端ばねピンプローブアセンブリの簡略化した側面図である。 図4(a)〜図4(c)に示すのと同じ種々の使用条件下での、インピーダンスが制御される先端抵抗器ばねピンプローブアセンブリの簡略化した側面図である。 種々の条件下での、インピーダンスが制御される、先端に抵抗器が無い状態のばねピンプローブアセンブリの簡略化した側面図である。
符号の説明
7、42・・・ばねコンタクトピン(ピン)
10、43・・・プランジャ部
12、44・・・ハウジング部
29、51・・・延在部
31、49、54・・・グランド層
34、35、50、75・・・伝送路
36、57・・・プリント回路アセンブリ
37、38、41、59・・・プローブアセンブリ
30、45・・・信号トレース
47、61、63、68・・・縁部(誘電体層の縁部)
62、66・・・縁部(グランド層の縁部)

Claims (15)

  1. プリント回路アセンブリ(57)上に形成され、該プリント回路アセンブリ(57)によって保持される伝送路(50)に電気接続されるばねコンタクトピン(42)によって、ワーク回路アセンブリ上のターゲット信号をプロービングするプローブアセンブリ(59)であって、前記ワーク回路アセンブリに対して押し付けられることで、前記ばねコンタクトピンを圧縮して、前記ターゲット信号と電気接触するプローブアセンブリ(59)において、
    前記伝送路(50)は、介在する誘電体層(53)の厚さ分だけグランド層(49)から分離された信号トレース(45)によって形成され、
    前記介在する誘電体層は、前記ワーク回路アセンブリによって形成される平面に平行な第1の縁部(47)を有し、
    前記グランド層は、第2の縁部(66)によって境される所定の第1の距離だけ、前記介在する誘電体層の前記第1の縁部を超えて前記ワーク回路アセンブリに向かう方向に延在する延在部(51)を有し、
    該プローブアセンブリは、
    前記伝送路の前記信号トレースと電気接触すると共に、前記介在する誘電体層の前記第1の縁部に近接する端部(48)を有する、前記ばねコンタクトピンのハウジング部(44)と、
    前記ハウジング部から、前記グランド層の前記延在部を覆うように、前記第2の縁部を超えて、所定の第2の距離だけ延在する、前記ばねコンタクトピンのプランジャ部(43)とを具備し、
    前記プランジャ部及び前記グランド層の前記延在部によって形成される前記伝送路(50)の特性インピーダンスは、前記信号トレース及び前記グランド層によって形成される前記伝送路の特性インピーダンスとほぼ同一である
    ことを特徴とするプローブアセンブリ。
  2. 前記介在する誘電体層はFR4から成り、前記伝送路の前記特性インピーダンスは約50Ωであることを特徴とする請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  3. 前記介在する誘電体層はFR4から成り、前記伝送路の前記特性インピーダンスは約75Ωであることを特徴とする請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  4. 該プローブアセンブリの一端部において、前記ワーク回路アセンブリ上に形成され該ワーク回路アセンブリによって保持される前記伝送路に対して可撓性伝送路(5、6)が接続されると共に、該プローブアセンブリの他端部において、任意の電子試験機器に対して前記可撓性伝送路が接続されることを特徴とする請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  5. 前記ばねコンタクトピン(7)は、前記プランジャ部(10、73)によって保持される抵抗器(13)をさらに有する先端抵抗器ばねピンであることを特徴とする請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  6. プリント回路アセンブリ(57)上に形成され、該プリント回路アセンブリ(57)によって保持されるそれぞれ複数の伝送路(50)の対応する部材に電気接続されるそれぞれの複数のばねコンタクトピン(42)によって、ワーク回路アセンブリ上の複数のターゲット信号をプロービングするプローブアセンブリ(59)であって、前記ワーク回路アセンブリに対して押し付けられることで、各ばねコンタクトピンを圧縮して、前記複数のターゲット信号とそれぞれ電気接触するプローブアセンブリ(59)において、
    前記各ばねコンタクトピン(42)は、列状に設けられ、
    前記各伝送路(50)は、介在する誘電体層(46)の厚さ分だけグランド層(49)から分離された信号トレース(45)によってそれぞれ形成され、
    前記介在する誘電体層は、前記ワーク回路アセンブリによって形成される平面に平行な第1の縁部(47)を有し、
    前記グランド層は、第2の縁部によって境される所定の第1の距離だけ、前記介在する誘電体層の前記第1の縁部を超えて前記ワーク回路アセンブリに向かう方向に延在する延在部(51)を有し、
    該プローブアセンブリは、
    前記伝送路に対応する前記信号トレースと電気接触すると共に、前記介在する誘電体層の前記第1の縁部に近接する端部(48)を有する、それぞれのばねコンタクトピンのハウジング部(44)と、
    前記各ハウジング部から、前記グランド層の前記延在部を覆うように、前記第2の縁部を超えて、所定の第2の距離だけ延在する、各ばねコンタクトピンのプランジャ部(43)とを具備し、
    前記各プランジャ部及び前記グランド層の前記延在部によってそれぞれ形成される各伝送路(50)の特性インピーダンスは、前記各信号トレース及び前記グランド層によってそれぞれ形成される各伝送路の特性インピーダンスとほぼ同一である
    ことを特徴とするプローブアセンブリ。
  7. 前記介在する誘電体層はFR4から成り、前記伝送路の前記特性インピーダンスは約50Ωであることを特徴とする請求項6に記載のプローブアセンブリ。
  8. 前記介在する誘電体層はFR4から成り、前記伝送路の前記特性インピーダンスは約75Ωであることを特徴とする請求項6に記載のプローブアセンブリ。
  9. 該プローブアセンブリの一端部において、前記ワーク回路アセンブリ上に形成され該ワーク回路アセンブリによって保持される前記複数の伝送路に対して複数の可撓性伝送路(5、6)がそれぞれ接続されると共に、該プローブアセンブリの他端部において、任意の電子試験機器の複数のチャネルに対して前記各可撓性伝送路がそれぞれ接続されることを特徴とする請求項6に記載のプローブアセンブリ。
  10. プリント回路アセンブリ(57)の第1の面及び第2の面上にそれぞれ形成され、該第1の面及び第2の面によってそれぞれ保持される第1の複数の伝送路(50)及び第2の複数の伝送路(75)の対応する部材にそれぞれ電気接続される第1の複数のばねコンタクトピン(42)及び第2の複数のばねコンタクトピン(42)によって、ワーク回路アセンブリ上の第1の複数のターゲット信号及び第2の複数のターゲット信号をプロービングするプローブアセンブリ(41)であって、前記ワーク回路アセンブリに対して押し付けられることで、各ばねコンタクトピンを圧縮して、前記第1及び第2の複数のターゲット信号とそれぞれ電気接触するプローブアセンブリ(41)において、
    前記第1の複数のばねコンタクトピンは、前記プリント回路アセンブリの前記第1の面上に第1の列状に設けられ、
    前記第1の複数の伝送路は、第1の介在する誘電体層(46)の厚さ分だけ第1のグランド層(49)から分離された第1の信号トレース(45)によってそれぞれ形成され、
    前記第1の介在する誘電体層が、前記ワーク回路アセンブリによって形成される平面に平行な第1の縁部(47)を有し、
    前記第1のグランド層は、第2の縁部によって境される所定の第1の距離だけ、前記第1の介在する誘電体層の前記第1の縁部を超えて前記ワーク回路アセンブリに向かう方向に延在する延在部(51)を有し、
    該プローブアセンブリは、
    前記第1の複数の伝送路のそれぞれの伝送路の前記第1の信号トレース(45)と電気接触すると共に、前記第1の介在する誘電体層の前記第1の縁部に近接する端部(48)を有する、前記第1の複数のばねコンタクトピンの各ばねコンタクトピンのハウジング部(44)と、
    前記各ハウジング部から、前記第1のグランド層の前記延在部を覆うように、前記第2の縁部を超えて、所定の第2の距離だけ延在する、前記第1の複数のばねコンタクトピンの各ばねコンタクトピンのプランジャ部(43)とを具備し、
    前記第1のグランド層の前記延在部を覆うように延在する各プランジャ部によってそれぞれ形成される各伝送路の特性インピーダンスは、前記各第1の信号トレース及び前記第1のグランド層によって形成される前記第1の複数の伝送路の各伝送路の特性インピーダンスとほぼ同一であり、
    前記第2の複数のばねコンタクトピンは、前記プリント回路アセンブリの前記第2の面上に第2の列状に設けられ、
    前記第2の複数の伝送路は、第2の介在する誘電体層(55)の厚さ分だけ第2のグランド層(54)から分離された第2の信号トレース(56)によってそれぞれ形成され、
    前記第2の介在する誘電体層は、前記ワーク回路アセンブリによって形成される平面に平行な第3の縁部(68)を有し、
    前記第2のグランド層は、第4の縁部によって境される所定の第3の距離だけ、前記第2の介在する誘電体層の前記第3の縁部を超えて前記ワーク回路アセンブリに向かう方向に延在する延在部(51)を有し、
    該プローブアセンブリは、
    前記第2の複数の伝送路の各伝送路の前記第2の信号トレース(56)と電気接触すると共に、前記第2の介在する誘電体層の前記第3の縁部に近接する端部(67)を有する、前記第2の複数のばねコンタクトピンの各ばねコンタクトピンのハウジング部(44)と、
    前記各ハウジング部から、前記第2のグランド層の前記延在部を覆うように、前記第3の縁部を超えて、所定の第4の距離だけ延在する、前記第2の複数のばねコンタクトピンの各ばねコンタクトピンのプランジャ部(43)とを具備し、
    前記第2のグランド層の前記延在部を覆うように延在する各プランジャ部によってそれぞれ形成される各伝送路の特性インピーダンスは、前記各第2の信号トレース及び前記第2のグランド層によって形成される前記第2の複数の伝送路の各伝送路の特性インピーダンスとほぼ同一である
    ことを特徴とするプローブアセンブリ。
  11. 複数の先端抵抗器ばねコンタクトピン(7)によって、ワーク回路アセンブリ上の複数のターゲット信号をそれぞれプロービングするプローブアセンブリ(37、38)であって、先端抵抗器ばねコンタクトピンのうちの各1つの先端抵抗器ばねコンタクトピンが、プリント回路アセンブリ(36)上に形成され、該プリント回路アセンブリ(36)によって保持される複数の伝送路の対応する部材にそれぞれ電気接続されており、前記ワーク回路アセンブリに対して押し付けられることで、前記各先端抵抗器ばねコンタクトピンを圧縮して、前記複数のターゲット信号とそれぞれ電気接触するプローブアセンブリにおいて、
    前記各先端抵抗器ばねコンタクトピン(7)は、列状に設けられ、
    前記各伝送路は、介在する誘電体層(69)の厚さ分だけグランド層(31)から分離された信号トレース(30)によってそれぞれ形成され、
    前記介在する誘電体層(69)は、前記ワーク回路アセンブリによって形成される平面に平行な第1の縁部(62)を有し、
    前記グランド層は、第2の縁部によって境される所定の第1の距離だけ、前記介在する誘電体層の前記第1の縁部を超えて前記ワーク回路アセンブリに向かう方向に延在する延在部(29)を有し、
    該プローブアセンブリは、
    前記伝送路に対応する前記信号トレース(30)と電気接触すると共に、前記介在する誘電体層の前記第1の縁部に近接する端部(64)を有する、各抵抗器ばねコンタクトピンのハウジング部(12)と、
    前記各ハウジング部から、前記グランド層の前記延在部を覆うように、前記第2の縁部を超えて、所定の第2の距離(39)だけ延在する、各先端抵抗器ばねコンタクトピンのプランジャ部(10)とを具備し、
    前記各プランジャ部及び前記グランド層の前記延在部によってそれぞれ形成される各伝送路の特性インピーダンスは、前記各信号トレース及び前記グランド層によって形成される各伝送路の特性インピーダンスとほぼ同一である
    ことを特徴とするプローブアセンブリ。
  12. 前記介在する誘電体層はFR4から成り、前記伝送路の前記特性インピーダンスは約50Ωであることを特徴とする請求項11に記載のプローブアセンブリ。
  13. 前記介在する誘電体層はFR4から成り、前記伝送路の前記特性インピーダンスは約75Ωであることを特徴とする請求項11に記載のプローブアセンブリ。
  14. 該プローブアセンブリの一端部において、前記ワーク回路アセンブリ上に形成され該ワーク回路アセンブリによって保持される前記複数の伝送路に対して複数の可撓性伝送路(5、6)がそれぞれ接続されると共に、該プローブアセンブリの他端部において、任意の電子試験機器の複数のチャネルに対して前記各可撓性伝送路がそれぞれ接続されることを特徴とする請求項11に記載のプローブアセンブリ。
  15. プリント回路アセンブリ(36)の第1の面及び第2の面上にそれぞれ形成され、該プリント回路アセンブリ(36)の第1の面及び第2の面によってそれぞれ保持される第1の複数の伝送路(34)及び第2の複数の伝送路(35)の対応する部材にそれぞれ電気接続される第1の複数の先端抵抗器ばねコンタクトピン(7)及び第2の複数の先端抵抗器ばねコンタクトピン(7)によって、ワーク回路アセンブリ上の第1の複数のターゲット信号及び第2の複数のターゲット信号をプロービングするプローブアセンブリ(37)であって、前記ワーク回路アセンブリに対して押し付けられることで、前記先端抵抗器ばねコンタクトピンを圧縮して、前記第1及び第2の複数のターゲット信号とそれぞれ電気接触するプローブアセンブリ(37)において、
    前記第1の複数の先端抵抗器ばねコンタクトピン(7)は、前記プリント回路アセンブリの前記第1の面上に第1の列状に設けられ、
    前記第1の複数の伝送路は、第1の介在する誘電体層(69)の厚さ分だけ第1のグランド層(31)から分離された第1の信号トレース(30)によってそれぞれ形成され、
    前記第1の介在する誘電体層(69)は、前記ワーク回路アセンブリによって形成される平面に平行な第1の縁部(61)を有し、
    前記第1のグランド層は、第2の縁部(62)によって境される所定の第1の距離だけ、前記第1の介在する誘電体層の前記第1の縁部を超えて前記ワーク回路アセンブリに向かう方向に延在する延在部(29)を有し、
    該プローブアセンブリは、
    前記第1の複数の伝送路の各伝送路の前記第1の信号トレース(30)と電気接触すると共に、前記第1の介在する誘電体層の前記第1の縁部に近接する端部(64)を有する、前記第1の複数の先端抵抗器ばねコンタクトピンの各先端抵抗器ばねコンタクトピンのハウジング部(12)と、
    前記各ハウジング部から、前記第1のグランド層の前記延在部を覆うように、前記第2の縁部を超えて、所定の第2の距離(39)だけ延在する、前記第1の複数のばねコンタクトピンの各ばねコンタクトピンのプランジャ部(10)とを具備し、
    前記第1のグランド層の前記延在部を覆うように延在する各プランジャ部によってそれぞれ形成される各伝送路の特性インピーダンスは、前記各第1の信号トレース及び前記第1のグランド層によって形成される前記第1の複数の伝送路の各伝送路の特性インピーダンスとほぼ同一であり、
    前記第2の複数の先端抵抗器ばねコンタクトピン(7)は、前記プリント回路アセンブリの前記第2の面上に第2の列状に配列され、
    前記第2の複数の伝送路は、第2の介在する誘電体層(70)の厚さ分だけ第2のグランド層(33)から分離された第2の信号トレース(32)によってそれぞれ形成され、
    前記第2の介在する誘電体層(70)は、前記ワーク回路アセンブリによって形成される平面に平行な第3の縁部(63)を有し、
    前記第2のグランド層は、第4の縁部(62)によって境される所定の第3の距離だけ、前記第2の介在する誘電体層の前記第3の縁部を超えて前記ワーク回路アセンブリに向かう方向に延在する延在部(29)を有し、
    該プローブアセンブリは、
    前記第2の複数の伝送路の各伝送路の前記第2の信号トレース(32)と電気接触すると共に、前記第2の介在する誘電体層の前記第3の縁部に近接する端部(65)を有する前記第2の複数の先端抵抗器ばねコンタクトピンの各先端抵抗器ばねコンタクトピンのハウジング部(12)と、
    前記各ハウジング部から、前記第2のグランド層の前記延在部を覆うように、前記第3の縁部を超えて、所定の第4の距離(39)だけ延在する、前記第2の複数の先端抵抗器ばねコンタクトピンの各先端抵抗器ばねコンタクトピンのプランジャ部(10)とを具備し、
    前記第2のグランド層の前記延在部を覆うように延在する前記各プランジャ部によってそれぞれ形成される各伝送路の特性インピーダンスは、前記各第2の信号トレース及び前記第2のグランド層によって形成される前記第2の複数の伝送路の各伝送路の特性インピーダンスとほぼ同一である
    ことを特徴とするプローブアセンブリ。
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