JPH10213593A - 接触子及びその接触子を用いた接続治具 - Google Patents

接触子及びその接触子を用いた接続治具

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JPH10213593A
JPH10213593A JP2978497A JP2978497A JPH10213593A JP H10213593 A JPH10213593 A JP H10213593A JP 2978497 A JP2978497 A JP 2978497A JP 2978497 A JP2978497 A JP 2978497A JP H10213593 A JPH10213593 A JP H10213593A
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contact
outer conductor
conductor
metal
coaxial connector
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Yukimasa Monma
幸昌 門馬
Ryoji Tadano
良二 唯野
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Alps Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/06711Probe needles; Cantilever beams; "Bump" contacts; Replaceable probe pins

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体パタ−ン等と確実に接触し、且つ、イン
ピ−ダンスを所定の値に設定可能で、高い高周波まで誤
差無く測定可能とする。 【解決手段】 外導体2と絶縁体3と中心導体4とを同
軸状とし、前記中心導体4を、金属管5と、前記金属管
5内に摺動自在に収納され、前記金属管5の一端側から
その一端側が突出するとともに突出する方向に付勢され
た金属ピン6とから構成し、前記金属ピン6の前記一端
側を前記外導体2の一端よりも突出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高周波回路
を構成する回路基板上の導体パタ−ンに接触して測定用
の信号の入出力を図る際に使用する接触子及びその接触
子を用いた接続治具に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波電子機器の製造においては、製造
工程の中で高周波回路を調整したりあるいは高周波回路
の特性を確認する工程があり、このような場合には、高
周波回路を構成している回路基板上の所定の導体パタ−
ンに接触する金属製の接触子を備えた接続治具を用い、
この接触子を介して測定器との間で高周波回路の調整や
測定のための信号の授受を行うようにしている。このよ
うな場合における従来の方法について図7及び図8を参
照して説明する。
【0003】先ず、図7は従来の接続治具の斜視図を示
す。接続治具41は、一対の接触子42、43を固定し
たアクリル板等からなる保持基板44とこの保持基板4
4に取付られた同軸コネクタ45とから構成されてい
る。接触子42、43はともに金属棒からなってピン状
に先端が細くなっており、保持基板44を貫通して固定
されている。そして、一方の接触子42は信号伝送用と
して用いられ、同軸コネクタ45の中心導体45aにリ
−ド線46で接続され、他方の接触子43は接地用とし
て用いられ、同軸コネクタ45の外導体45bに、同様
にリ−ド線46で接続されている。そして、接続治具4
1は、同軸ケ−ブル47のコネクタ部47aを同軸コネ
クタ45に螺合することによって図示しない測定器等に
接続されている。
【0004】図8は、上記の接続治具41を用いて測定
される高周波電子機器51の一部斜視図であり、シ−ル
ドケ−ス52に取付られた回路基板53上には回路部品
(図示せず)を搭載した高周波回路54が構成されてお
り、この高周波回路54の一端、例えば、入力端に接続
された導体パタ−ン55と、他端、例えば、出力端に接
続された導体パタ−ン56とが設けられている。また、
これら導体パタ−ン55、56のそれぞれの近傍に位置
して接地パタ−ン57が設けられている。
【0005】そして、このような高周波電子機器51を
製造する工程の中でこの高周波回路54の特性を調整し
たり測定する場合には、先ず、この高周波電子機器51
を調整装置あるいは測定装置(いずれも図示せず)の所
定位置に位置決めする。調整装置あるいは測定装置には
同軸ケ−ブル47で接続された接続治具41(図7参
照)が二個準備されており、一方の接続治具41からは
測定用の信号が高周波回路54の入力側に送出され、他
方の接続治具41からは高周波回路54からの信号が測
定器側に送られるようになっている。
【0006】そして、測定器に接続されたこれら二つの
接続治具41を高周波電子機器51の上方から図示しな
い昇降手段によって降下させて、一方の接続治具41の
接触子42、43の先端を高周波回路54の入力側の導
体パタ−ン55、接地パタ−ン57にそれぞれ接触さ
せ、また同様に、他方の接続治具41の接触子42、4
3の先端を高周波回路54の出力側の導体パタ−ン5
6、接地パタ−ン57にそれぞれ接触させる。これによ
って、高周波回路54に測定器から測定用の信号を送り
込み、また、高周波回路54からの出力信号を測定器に
送出して高周波回路54の特性等を測定するようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の接続治具41においては、接触子42、43が保
持基板44固定されていたので、この保持基板を昇降手
段によって高周波電子機器51に近接しても、高周波電
子機器51が測定装置の所定位置に固定されたときに傾
きが生じたり、また、導体パタ−ン55、56や接地パ
タ−ン57の平坦度が悪い場合には、接触子42、43
等と導体パタ−ン55、56、接地パタ−ン57等との
間で接触不良が生じて高周波回路54の測定が不可能に
なるという問題があった。
【0008】また、接触子42、43や接触子42、4
3と同軸コネクタ45とを接続するリ−ド線46がむき
出しの状態になっているので、外部からのノイズや妨害
信号を拾いやすく、正確な測定が出来ないという問題が
発生していた。さらに、接触子42、43やリ−ド線4
6が、いわゆる空中配線状態となっているために、伝送
線路としてのインピ−ダンスを所定の値、例えば、同軸
ケ−ブル47の特性インピ−ダンスあるいは高周波回路
54の入出力インピ−ダンスに一致させることが極めて
困難であり、このため高周波回路54の特性の測定にお
いて誤差を生じるという問題があった。この問題は周波
数が高くなるほど顕著となるものである。そこで、本発
明の接触子及び接続治具は、導体パタ−ン等と確実に接
触し、且つ、インピ−ダンスを所定の値に設定可能で、
高い高周波まで誤差無く測定可能とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の接触子は、外導体と前記外導体内に設けた
絶縁体によって前記外導体から絶縁された中心導体とを
同軸的に構成し、前記中心導体を、金属管と、前記金属
管内に摺動自在に収納され、前記金属管の一端側からそ
の一端側が突出するとともに突出する方向に付勢された
金属ピンとから構成し、前記金属ピンの前記一端側を前
記外導体の一端よりも突出させた。
【0010】また、本発明の接触子は、前記外導体の前
記一端側を前記金属管の前記一端よりも突出させた。
【0011】また、本発明の接続治具は、前記接触子
と、第二の外導体と前記第二の外導体内に設けた絶縁体
によって前記第二の外導体から絶縁された第二の中心導
体とを有する同軸コネクタとを備え、前記接触子の前記
外導体の他端側と前記同軸コネクタの前記第二の外導体
とを接続するとともに前記接触子の前記中心導体と前記
同軸コネクタの前記第二の中心導体とを接続して前記接
触子と前記同軸コネクタとを同軸的に配置した。
【0012】また、本発明の接続治具は、前記接触子
と、第三の外導体と前記第三の外導体内に設けた絶縁体
によって前記第三の外導体から絶縁された第三の中心導
体とを有する同軸コネクタと、金属ブロックと、第二の
金属管と前記第二の金属管内に摺動自在に収納され、前
記第二の金属管の一端からその先端が軸方向に突出する
とともに前記先端方向に付勢された第二の金属ピンとか
らなる第二の接触子とを備え、前記接触子の前記外導体
の他端側と前記同軸コネクタの前記第三の外導体とを接
続するとともに前記接触子の前記中心導体と前記同軸コ
ネクタの前記第三の中心導体とを接続して前記接触子と
前記同軸コネクタとを同軸的に配置し、前記接触子と前
記第二の接触子とを前記金属ブロック内に並設するとと
もに前記接触子の前記金属ピンと前記第二の接触子の前
記第二の金属ピンとを前記金属ブロックから同じ向きに
突出させた。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の接触子及びその接
触子を用いた接続治具を図1乃至図6を参照して説明す
る。図1は本発明の接触子の断面図、図2は本発明の接
触子の変形例に係わる断面図、図3は本発明の接触子の
変形例に係わる側面図、図4は本発明の接続治具の要部
断面図、図5は本発明の接続治具の変形例に係わる要部
断面図、図6は本発明に使用する第二の接触子の断面図
である。
【0014】先ず、図1において、接触子1は、金属管
からなる外導体2の内部に、絶縁体3によって外導体2
から絶縁した中心導体4を同軸的に収納することによっ
て構成されている。このため、接触子1はいわゆる同軸
ケ−ブルと同じ構成になり、その特性インピ−ダンスは
外導体2、絶縁体3、中心導体4の機械的寸法や絶縁体
3の誘電率等によって一義的に決定されることになる。
【0015】ここで、中心導体4は、金属管5とこの金
属管5内に収納された金属ピン6とコイルバネ7とから
構成されている。金属ピン6は一端側が先細となって金
属管5内に摺動自在に収納されおり、その他端と金属管
5の底部5aとの間に収納されたコイルバネ7によって
一端側方向に付勢されるとともに適宜手段によって抜け
止めされている。また、外導体2と中心導体4の金属管
5とはほぼ同じ長さとなっており、金属ピン6の一端側
を外導体2、金属管5よりも軸方向に突出させている。
【0016】このように構成した接触子1は、従来の接
触子42と同じく信号用の接触子として使用され、接触
子1の金属ピン6の一端を、例えば、図8の導体パタ−
ン55または56に接触させ、外導体2を接地すること
によって、高周波回路54を測定するための信号の授受
を行う。そして、信号の経路となる中心導体4が外導体
2によってシ−ルドされているので外部からのノイズ、
妨害信号が中心導体4に誘導することがない。また、接
触子1は同軸構造となっているのでその特性インピ−ダ
ンスを所定の値、たとえば高周波回路54の入出力イン
ピ−ダンスに一致させることができて正確な測定値を得
ることができる。
【0017】さらに、中心導体4の金属ピン6が金属管
5内で摺動自在となってコイルバネ7によって付勢され
ているので、接触子1を図示しない保持手段に保持し
て、この保持手段を図8に示す高周波電子機器51に対
して所定距離近づけて、金属ピン6の先端を高周波回路
54の導電パタ−ン55または56に当接しようとする
場合に導電パタ−ンに対する追随性が良く、保持手段と
位置決めされた高周波電子機器51との間の距離にバラ
ツキがあっても確実に当接させることができる。
【0018】図2は、図1に示す接触子1を変形したも
のであり、図3は、その側面図である。接触子11は、
図1の接触子1と同様に、金属管からなる外導体12の
内部に、絶縁体3によって外導体12から絶縁した中心
導体4を同軸的に収納することによって構成されてい
る。従って、この接触子11もいわゆる同軸ケ−ブルと
同じ構成になり、その特性インピ−ダンスは外導体1
2、絶縁体3、中心導体4、の機械的寸法や絶縁体3の
誘電率等によって一義的に決定されることになる。
【0019】外導体12は、図3に示すように、一端側
に三角状となった複数の突部12aを有し、この突部1
2aの先端は内導体4の金属管5よりも突出し、また、
金属ピン6は外導体12の突部12aの先端よりもさら
に突出している。また、この金属ピン6は一端側の先端
が少なくとも外導体12の突部12aの先端の位置まで
コイルバネ7の付勢力に抗して摺動可能となっていると
ともに適宜の手段で抜け止めされている。
【0020】このように構成した接触子11では、金属
ピン6の先端を、例えば、図8の導体パタ−ン55また
は56に当接させた状態で接触子11をさらに回路基板
53側に押すことによって外導体12の突部12aの先
端を導体パタ−ン55、56の近傍に設けた接地パタ−
ン57に当接させることが出来る。従って、この接触子
11のみで導体パタ−ン55あるいは56と接地パタ−
ン57とに同時に接続可能となるので接地パタ−ン57
と接触させるための別の接触子が不要となる。
【0021】図4は、本発明の接続治具21を示すもの
であり、図2、図3に示した接触子11に同軸コネクタ
22を接続して構成したものである。即ち、同軸コネク
タ22は外導体23、誘電体24、中心導体25とが同
軸構造となっており、外導体23には鍔部23aが形成
されるとともにこの鍔部23aから一端側の外周にネジ
部23bが形成されている。
【0022】一方、接触子11は、金属ピン6が突出す
る側とは反対側の端部が同軸コネクタ22の外導体23
の他端側からこの同軸コネクタ22内に挿入されてい
る。そして、同軸コネクタ22の外導体23と接触子1
1の外導体12とがはんだ26によってはんだ付けされ
て相互に固定されとともに同軸コネクタ22の中心導体
25と接触子11の中心導体4とがはんだ26によって
はんだ付けされている。また、同軸コネクタ22の誘電
体24と接触子11の誘電体3とは相互に接している。
この結果、接触子11と同軸コネクタ22とが同軸的に
配置されることになる。
【0023】このような構成によれば、金属ピン6の先
端を、例えば、図8の導体パタ−ン55または56に当
接させた状態で接続治具21をさらに回路基板53側に
押すことによって外導体12の突部12aを導体パタ−
ン55、56の近傍に設けた接地パタ−ン57に当接さ
せることが出来る。従って、この接続治具21のみで導
体パタ−ン55あるいは56と接地パタ−ン57とに接
続可能となる。また、図7に示したような同軸ケ−ブル
47のコネコタ部47aをこの接続治具21の同軸コネ
クタ22のネジ部23bに螺合することが可能となり、
接続治具21の特性インピ−ダンスを所定の値に設定し
た状態で高周波回路54と測定器との間で信号の授受が
できる。さらに、接触子11と同軸コネクタ22とをリ
−ド線を使用することなく同軸的に接続しているのでそ
の特性インピ−ダンスを一定の値に維持することがで
き、一層正確な測定ができる。なお、同軸コネクタ22
には図1に示す接触子1接続して接続治具21を構成す
ることもできる。
【0024】図5は本発明の接続治具の変形例であり、
同軸コネクタ22に図1に示す接触子1を接続して接続
治具31を構成したものである。即ち、接触子1は、図
4における接触子11と同様に、金属ピン6が突出する
側とは反対側の端部が同軸コネクタ22の外導体23の
他端側からこの同軸コネクタ22内に挿入されている。
そして、同軸コネクタ22と接触子1とは、それぞれの
外導体23と2及び中心導体25と4とがはんだ26に
よってはんだ付けされて、直方形または円柱形の金属ブ
ロック32に形成した貫通孔32aに挿入され、金属ブ
ロック32と同軸コネクタ23、金属ブロック32と接
触子1の外導体2とがそれぞれはんだ33ではんだ付け
される。
【0025】なお、接触子1の金属ピン6と同軸コネク
タ23のネジ部23bとは金属ブロック32から突出さ
せている。また、同軸コネクタ22の誘電体24と接触
子1の誘電体3とは相互に接している。さらに、金属ブ
ロック32には接触子1と平行な状態で第二の接触子3
4が挿入されており、その一端が接触子1の金属ピン6
と同様に金属ブロック32から突出している。第二の接
触子34は、図6に示すように、第二の金属管35とこ
の第二の金属管35内に摺動自在に収納された第二の金
属ピン36と第二のコイルバネ37とから構成されてい
る。
【0026】第二の金属ピン36は一端側が先細となっ
ており、その他端と第二の金属管35の底部35aとの
間に収納されたコイルバネ37によって一端側方向に付
勢されるとともに適宜の手段で抜け止めされ、第二の金
属ピン36の一端側は第二の金属管35よりも軸方向に
突出させている。従って、この第二の接触子34は、接
触子1の中心導体4とほぼ同じ構成となっている。そし
て、第二の接触子34が金属ブロック32に挿入された
状態では、第二の金属ピン36の一端側が金属ブロック
32から突出し、第二の金属管35が金属ブロック32
にはんだ33によって固定される。
【0027】図5に示す接続治具31においては、接触
子1の金属ピン6の先端を、例えば、図8の導体パタ−
ン55または56に当接させ、また、第二の接触子34
の第二の金属ピン36の先端を導体パタ−ン55または
56の近傍に設けた接地パタ−ン57に接触させること
ができる。この場合、接触子1の金属ピン6と第二の接
触子34の第二の金属ピン36とが摺動自在となって付
勢されているので、回路基板53の導体パタ−ン55、
56、接地パタ−ン57に対して追随性があり、高周波
電子機器の位置決め位置のバラツキに対しても確実に接
触させることができる。また、図7に示したような同軸
ケ−ブル47のコネコタ部47をこの接続治具31の同
軸コネクタ22のネジ部23bに螺合することが可能と
なり、接続治具31の特性インピ−ダンスを所定の値に
設定した状態で高周波回路54と測定器との間で測定用
の信号の授受ができる。さらに、接触子1と同軸コネク
タ22とをリ−ド線を使用することなく同軸的に接続し
ているのでその特性インピ−ダンスを一定の値に維持す
ることができ、一層正確な測定ができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の接触子は、外導
体と絶縁体と中心導体とを同軸的とし、中心導体を、金
属管と、この金属管内に摺動自在に収納され、金属管の
一端側からその一端側が突出するとともに突出する方向
に付勢された金属ピンとから構成し、金属ピンの一端側
を外導体の一端よりも突出させたので、信号の経路とな
る中心導体が外導体によってシ−ルドされているので外
部からのノイズ、妨害信号が中心導体に誘導することが
ない。また、接触子は同軸構造となっているのでその特
性インピ−ダンスを所定の値、たとえば高周波回路の入
出力インピ−ダンスに一致させることができて正確な測
定値を得ることができる。
【0029】さらに、中心導体の金属ピンが金属管内で
摺動自在となってコイルバネによって付勢されているの
で、接触子を図示しない保持手段に保持して、この保持
手段を高周波電子機器51に対して所定距離近づけて、
金属ピンの先端を高周波回路の導電パタ−ンに当接しよ
うとする場合に導電パタ−ンに対する追随性が良く、保
持手段と位置決めされた高周波電子機器との間の距離に
バラツキがあっても確実に当接させることができる。
【0030】また、本発明の接触子は、外導体の前記一
端側を金属管の一端よりも突出させたので、金属ピンの
先端を、導体パタ−ンに当接させた状態で外導体を導体
パタ−ンの近傍に設けた接地パタ−ンにも当接させるこ
とが出来る。従って、この接触子のみで導体パタ−ンと
接地パタ−ンとに同時に接続可能となるので接地パタ−
ンと接触させるための別の接触子が不要となる。
【0031】また、本発明の接続治具は、接触子と同軸
コネクタとの外導体同士、中心導体同士を接続して同軸
的に配置したので、接続治具の特性インピ−ダンスを所
定の値に設定した状態で高周波回路と測定器との間で信
号の授受ができる。さらに、接触子と同軸コネクタとを
リ−ド線を使用することなく同軸的に接続しているので
その特性インピ−ダンスを一定の値に維持することがで
き、一層正確な測定ができる。
【0032】また、本発明の接続治具は、接触子と、同
軸コネクタと、金属ブロックと、第二の接触子とを備
え、接触子と同軸コネクタとを同軸的に配置し、接触子
と第二の接触子とを金属ブロック内に併設したので、接
触子の金属ピンの先端を導体パタ−ンに当接させ、ま
た、第二の接触子の金属ピンの先端を導体パタ−ンの近
傍に設けた接地パタ−ンに接触させることができる。こ
の場合、接触子の金属ピンと第二の接触子の金属ピンと
が摺動自在となって付勢されているので、回路基板の導
体パタ−ン、接地パタ−ンに対して追随性があり、高周
波電子機器の位置決め位置のバラツキに対しても確実に
接触させることができる。また、同軸ケ−ブルによって
接続治具の特性インピ−ダンスを所定の値に設定した状
態で高周波回路と測定器との間で測定用の信号の授受が
できる。さらに、接触子と同軸コネクタとをリ−ド線を
使用することなく同軸的に接続しているのでその特性イ
ンピ−ダンスを一定の値に維持することができ、一層正
確な測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接触子の断面図である。
【図2】本発明の接触子の変形例に係わる断面図であ
る。
【図3】本発明の接触子の変形例に係わる側面図であ
る。
【図4】本発明の接続治具の要部断面図である。
【図5】本発明の接続治具の変形例に係わる要部断面図
である。
【図6】本発明の接続治具に使用する第二の接触子の断
面図である。
【図7】従来の接続治具の斜視図である。
【図8】高周波電子機器の一部斜視図である。
【符号の説明】
1.11 接触子 2.12 外導体 3 誘電体 4 中心導体 5 金属管 5a 底部 6 金属ピン 7 コイルバネ 21.31 接続治具 22 同軸コネクタ 23 第二の外導体 24 誘電体 25 第二の中心導体 32 金属ブロック 34 第二の接触子 35 第二の金属管 36 第二の金属ピン 37 第二のコイルバネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外導体と前記外導体内に設けた絶縁体に
    よって前記外導体から絶縁された中心導体とを同軸的に
    構成し、前記中心導体を、金属管と、前記金属管内に摺
    動自在に収納され、前記金属管の一端側からその一端側
    が突出するとともに突出する方向に付勢された金属ピン
    とから構成し、前記金属ピンの前記一端側を前記外導体
    の一端よりも突出させたことを特徴とする接触子。
  2. 【請求項2】 前記外導体の前記一端側を前記金属管の
    前記一端よりも突出させたことを特徴とする請求項1記
    載の接触子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の接触子と、第二
    の外導体と前記第二の外導体内に設けた絶縁体によって
    前記第二の外導体から絶縁された第二の中心導体とを有
    する同軸コネクタとを備え、前記接触子の前記外導体の
    他端側と前記同軸コネクタの前記第二の外導体とを接続
    するとともに前記接触子の前記中心導体と前記同軸コネ
    クタの前記第二の中心導体とを接続して前記接触子と前
    記同軸コネクタとを同軸的に配置したことを特徴とする
    接続治具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の接触子と、第二の外導体
    と前記第二の外導体内に設けた絶縁体によって前記第二
    の外導体から絶縁された第二の中心導体とを有する同軸
    コネクタと、金属ブロックと、第二の金属管と前記第二
    の金属管内に摺動自在に収納され、前記第二の金属管の
    一端からその先端が軸方向に突出するとともに前記先端
    方向に付勢された第二の金属ピンとからなる第二の接触
    子とを備え、前記接触子の前記外導体の他端側と前記同
    軸コネクタの前記第二の外導体とを接続するとともに前
    記接触子の前記中心導体と前記同軸コネクタの前記第二
    の中心導体とを接続して前記接触子と前記同軸コネクタ
    とを同軸的に配置し、前記接触子と前記第二の接触子と
    を前記金属ブロック内に並設するとともに前記接触子の
    前記金属ピンと前記第二の接触子の前記第二の金属ピン
    とを前記金属ブロックから同じ向きに突出させたことを
    特徴とする接続治具。
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