JP2008196920A - バーンイン装置、バーンイン試験方法および接触状態検知方法 - Google Patents

バーンイン装置、バーンイン試験方法および接触状態検知方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 半導体レーザ装置100の温度に対する温度制御の応答速度が速いために温度制御が正確で試験時間が短く、さらに低コスト化に優れたバーンイン装置およびバーンイン試験方法を提供する。
【解決手段】 恒温プレート202を含むプレート部に半導体レーザ装置100が設置され、第1温度センサ208が恒温プレート202の温度を検出し、温度制御器209およびメイン制御ユニット210が第1温度センサ208によって検出された温度に基づいて恒温プレート202の温度を制御しつつ、フォトダイオード211およびAPC回路212が半導体レーザ装置100の特性を測定し、メイン制御ユニット210が得られた測定結果に基づいて半導体100の良否を判定するようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被試験体の良否判定を行うバーンイン装置およびそのバーンイン試験方法に関する。また、被試験体の接触状態を検知するための接触状態検知方法に関する。
従来より半導体レーザ装置の生産工程では、生産直後に発生する初期不良対策として、被試験体である半導体レーザ装置の良否判定を行い、不良品を選別するバーンイン試験が行われている。バーンイン試験では、バーンイン装置によって、半導体レーザ装置を通常の使用温度よりも高い温度環境下で数時間から数十時間の間動作させたときの光出力または駆動電流の変動を評価する。一般に、駆動電流を一定に保ったときの光出力の変動を評価する方法をACC(Automatic Current Control)試験といい、光出力を一定に保つために必要となる駆動電流の変動を評価する方法をAPC(Automatic Power Control)試験という。
図18は、第1の従来技術の半導体レーザバーンイン装置300の構成を示す概略図である。半導体レーザバーンイン装置300は、外部から断熱された恒温槽301の内部に、被試験体である半導体レーザ装置302に電源を供給するための配線がなされ、複数の半導体レーザ装置302を設置するための半導体レーザ用基板303と、半導体レーザ装置302の光出力を検出するための、たとえばフォトダイオード304などの受光素子が半導体レーザ装置302と同数個設置される受光素子用基板305とが、半導体レーザ装置302の発光面とフォトダイオード304の受光面とが対向するようにして配置される。半導体レーザ用基板303および受光素子用基板305は複数組収容可能である。半導体レーザ装置302およびフォトダイオード304は恒温槽301の外部に設けられる、たとえばAPC回路306などの半導体レーザ制御ユニットと接続され、これにより半導体レーザ装置302の光出力を一定に保つために、フォトダイオード304の検出値に基づいて半導体レーザ装置302の駆動電流が制御される。恒温槽301には、温度センサ307、ファン308、冷却機309、ヒーター310および温度制御器311などから構成される温度制御ユニットが設けられ、これらによって恒温槽301の内部の気体温度を制御し、これにより半導体レーザ用基板303に設けられたヒートシンク312などの温度を制御することによって半導体レーザ装置302の温度を制御している(たとえば、特許文献1)。
しかし、近年の半導体レーザ装置302の高出力化にともない、レーザ駆動による半導体レーザ装置302の自己発熱の影響が大きくなり、バーンイン試験時の槽内温度むらが発生しやすい。また、恒温槽301の温風冷風吹出し部付近に位置する半導体レーザ装置302aと前記吹出し部より離れて位置する半導体レーザ装置302bとを同じ温度環境下にすることは困難であり、正確な温度制御が可能なバーンイン装置が求められている。
上記の問題を解決するために、第2の従来技術の半導体レーザバーンイン装置では、半導体レーザ装置302の発熱部に接触する複数のヒートシンク312を熱伝導率の高いヒートパイプを介して相互に接続することによって各半導体レーザ装置302間の温度のばらつきを抑制している。
実開平7−2933号公報 特開2006−145396号公報
第1および第2の従来技術における半導体レーザバーンイン装置では、恒温槽301の内部の気体温度を制御し、これによりヒートシンク312などの温度を制御することによって半導体レーザ装置302の温度を制御している。そのため半導体レーザ装置302の温度に対する温度制御の応答速度が遅く温度制御の正確さに欠け、また気体温度の上昇および低下に時間がかかるため、試験時間が長くなる。また、気体は熱伝導率が低いため、数時間から数十時間におよぶバーンイン試験においては、恒温槽301内の気体温度を一定に保つために多くのエネルギーを消費し、バーンイン装置の稼動コストが高くなる。さらに、気体温度の制御には、ファン308、冷却機309、ヒーター310および整流板などの多くの構成部品が必要となり、バーンイン装置自体のコストも高くなる。
また、近年の半導体レーザパッケージの小型化にともない、バーンイン装置へ半導体レーザ装置302を設置するときに半導体レーザ装置302の放熱部313とヒートシンク312との接触が悪くなりやすくなり、半導体レーザ装置302の自己発熱による熱の放熱が妨げられ、半導体レーザ装置302の温度や駆動電流が上昇することがある。したがって、半導体レーザ装置302の放熱部313とヒートシンク312との接触が良好な状態でバーンイン試験を行うために、接触状態の異常を検知する手段が必要であるが、現在そのような手段は設けられていない。
また、上述の第2の従来技術による方法では、各半導体レーザ装置302間の温度のばらつきを完全に解消するまでには至っていない。
本発明の目的は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、被試験体である半導体レーザ装置302の温度に対する温度制御の応答速度が速いために温度制御が正確で試験時間が短く、さらに低コスト化に優れたバーンイン装置およびバーンイン試験方法を提供することである。
さらに、半導体レーザ装置302の放熱部313とヒートシンク312との接触状態の良否を判断するための接触状態検知方法を提供することである。
本発明は、被試験体を良否判定するためのバーンイン装置であって、
前記被試験体が設置され、温度調整可能なプレート部と、
前記プレート部の温度を検出する第1の温度検出手段と、
前記第1の温度検出手段によって検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御する温度制御手段と、
前記被試験体の特性を測定可能な測定手段と、
前記測定手段によって測定された測定結果に基づいて前記被試験体の良否を判定する第1の判定手段とを具備することを特徴とするバーンイン装置である。
また本発明のバーンイン装置は、前記プレート部は、ペルチェ素子を含むことを特徴とする。
また本発明のバーンイン装置は、前記プレート部は、断熱カバーで覆われることを特徴とする。
また本発明のバーンイン装置は、前記プレート部が、熱伝導率が230W/m・K以上の金属で構成されていることを特徴とする。
また本発明のバーンイン装置は、前記プレート部に脱着可能であり、前記被試験体を前記プレート部との間に挟んで固定するホールド部と、
前記ホールド部の温度を検出する第2の温度検出手段と、
前記第2の温度検出手段によって検出された温度に基づいて、前記被試験体と前記プレート部との接触状態の良否を判定する第2の判定手段とを具備することを特徴とする。
また本発明のバーンイン装置は、前記被試験体は、半導体レーザ装置であることを特徴とする。
また本発明のバーンイン装置は、前記被試験体は、フレームに接続されている複数の半導体レーザ装置であることを特徴とする。
また本発明は、被試験体を良否判定するための試験方法であって、温度調整可能なプレート部に被試験体を設置し、前記プレート部の温度を検出し、検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御しつつ、被試験体の特性を測定し、測定された結果に基づいて被試験体の良否を判定することを特徴とするバーンイン試験方法である。
また本発明は、被試験体とプレート部との接触状態を検知する方法であって、前記プレート部に脱着可能なホールド部によって、被試験体を前記プレート部と前記ホールド部との間に挟んで固定しつつ、前記ホールド部の温度を検出し、検出された前記ホールド部の温度に基づいて、前記被試験体と前記プレート部との接触状態の良否を判定することを特徴とする接触状態検知方法である。
本発明によれば、被試験体を良否判定するためのバーンイン装置において、温度調整可能なプレート部に被試験体が設置され、第1の温度検出手段がプレート部の温度を検出し、温度制御手段が第1の温度検出手段によって検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御しつつ、測定手段が被試験体の特性を測定し、第1の判定手段が測定手段による測定結果に基づいて被試験体の良否を判定する。これにより、被試験体の温度制御をプレート部の温度制御によって直接行うことが可能になり、気体温度を制御する場合と比較して、被試験体の温度に対する温度制御の応答速度が速くなる。したがって、温度制御が正確になり、さらに試験時間が短くなるため試験効率が向上する。また、被試験体の温度を一定に保つために必要となるエネルギーとバーンイン装置を構成する部品の数を抑えることができるために、低コスト化に優れる。
また本発明によれば、プレート部はペルチェ素子を含むことにより、単純な装置構成で加熱吸熱をともに含む温度制御を行うことができる。したがって、さらに低コスト化に優れる。
また本発明によれば、プレート部は、断熱カバーで覆われることにより、外気の影響を受けにくくなるため温度制御の効率を向上させることができる。
また本発明によれば、プレート部が、熱伝導率が230W/m・K以上の金属で構成されていることが好ましい。このように熱伝導率が高く均熱効果の優れた金属をプレート部に用いることにより、被試験体の温度に対する温度制御の応答速度がさらに速くなる。
また本発明によれば、プレート部に脱着可能なホールド部が、被試験体をプレート部とホールド部との間に挟んで固定しつつ、第2の温度検出手段がホールド部の温度を検出し、第2の判定手段が第2の温度検出手段によって検出された温度に基づいて、被試験体とプレート部との接触状態の良否を判定する。これにより、被試験体とプレート部との接触状態の良否を判断することができ、被試験体とプレート部との接触が良好な状態でバーンイン試験を行うことができる。したがってバーンイン試験の信頼性が向上する。また被試験体とプレート部との接触状態の良否を簡便に素早く判断することができ、バーンイン試験効率が向上する。
また本発明によれば、前記被試験体は、半導体レーザ装置であることにより、半導体レーザ装置のバーンイン試験を、コストを抑え、短時間で精度よく行うことができ、半導体レーザ装置の生産効率が向上する。
また本発明によれば、前記被試験体は、フレームに接続されている複数の半導体レーザ装置であることにより、半導体レーザ装置を1つ1つ保持させる場合と比較して、容易に複数の半導体レーザ装置を保持させ、または離脱させることができるために、半導体レーザ装置の交換の時間を短くして、試験効率を向上させることができる。また、各半導体レーザ装置間の温度のばらつきを完全に解消できる。
また本発明によれば、被試験体を良否判定するための試験方法において、温度調整可能なプレート部に被試験体を設置し、プレート部の温度を検出し、検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御しつつ、被試験体の特性を測定し、測定された結果に基づいて被試験体の良否を判定する。これにより、被試験体の温度制御をプレート部の温度制御によって直接行うことが可能になり、気体温度を制御する場合と比較して、被試験体の温度に対する温度制御の応答速度が速くなる。したがって、温度制御が正確になり、さらに試験時間が短くなるため試験効率が向上する。また、被試験体の温度を一定に保つために必要となるエネルギーを抑えることができるために、低コスト化に優れる。
また本発明によれば、被試験体とプレート部との接触状態を検知する方法において、プレート部に脱着可能なホールド部によって、被試験体をプレート部とホールド部との間に挟んで固定しつつ、ホールド部の温度を検出し、検出されたホールド部の温度に基づいて、被試験体とプレート部との接触状態の良否を判定する。これにより、被試験体とプレート部との接触状態の良否を簡便に素早く判断することができ、被試験体とプレート部との接触を常に良好な状態にできる。
以下に実施の形態を挙げ、本発明を具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り特に限定されるものではない。
本発明のバーンイン装置は、被試験体を良否判定するための装置であって、被試験体が設置され、温度調整可能なプレート部と、プレート部の温度を検出する第1の温度検出手段と、第1の温度検出手段によって検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御する温度制御手段と、被試験体の特性を測定可能な測定手段と、測定された測定結果に基づいて被試験体の良否を判定する第1の判定手段とから構成される。
したがって、被試験体が設置されたプレート部の温度を検出し、検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御しつつ、被試験体の特性を測定し、測定された結果に基づいて被試験体の良否を判定することができる。これにより、被試験体の温度制御をプレート部の温度制御によって直接行うことが可能になり、気体温度を制御する場合と比較して、被試験体の温度に対する温度制御の応答速度が速くなる。したがって、温度制御が正確になり、さらに試験時間が短くなるため試験効率が向上する。また、被試験体の温度を一定に保つために必要となるエネルギーとバーンイン装置を構成する部品の数とを抑えることができるために、低コスト化に優れる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の半導体レーザバーンイン装置の被試験体である半導体レーザ装置100の構成を示す概略図であり、図2は、本発明の第1の実施形態における半導体レーザバーンイン装置200の側面図であり、図3は、図1の半導体レーザバーンイン装置200の上面図であり、図4は、図1の半導体レーザバーンイン装置200における半導体レーザ装置100の設置動作およびホールド部の脱着動作を示す概略図である。
まず、本発明の半導体レーザバーンイン装置の被試験体である半導体レーザ装置100について説明する。
図1(a)は半導体レーザ装置100を表側から見たときの図であり、図1(b)は、半導体レーザ装置100を裏側から見たときの図であり、図1(c)は半導体レーザ装置100の側面を示す図であり、図1(d)は半導体レーザ装置100を上から見たときの図である。半導体レーザ装置100は、図1(a)〜(d)に示すように、半導体レーザチップ101と放熱部102とが接するようにして配置され、その周囲は絶縁性枠体パッケージ103によって囲まれている。放熱部102の半導体レーザチップ101と接していない側の面は、外部に露出する。そして、放熱部102と連結している端子部104が絶縁性枠体パッケージ103から突き出すようにして平行に並んで配置される。
半導体レーザチップ101は、特に限定されるものではないが、たとえばCD( Compact Disk)用またはDVD(Di gital Versatile Disk)用のものであってもよいし、単波長または2波長の光を出力する構成のものであってもよい。発光波長としては、400μm〜800μmのものが好ましく、用いられる半導体としてはガリウム砒素系のものが好ましい。
放熱部102は、半導体レーザチップ101において発生する熱を放射する機能を有し、その構成材料としては、特に限定されるものではないが、たとえば銅などが挙げられる。放熱部102の絶縁性枠体パッケージ103のない部分を、以後左右部105と記す。
絶縁性枠体パッケージ103の構成材料としては、特に限定されるものではないが、たとえば耐熱性ポリマーなどが挙げられる。
端子部104は、半導体レーザ装置100を駆動する電流を供給するためのプラス(+)端子104aとグランド端子104bとを有し、その構成材料としては、特に限定されるものではないが、たとえば銅などが挙げられる。
次いで、本発明の第1の実施形態の半導体レーザバーンイン装置200について説明する。
半導体レーザバーンイン装置200は、図2に示すように、第1のベースユニット201と、その上部に設置される恒温プレート202とを含むプレート部を有する。第1のベースユニット201の一端部であって、上部に恒温プレート202が設けられていない部分には、半導体レーザ装置100の端子部104を設置するためのコンタクト部203が設けられている。
第1のベースユニット201の構成材料としては、特に限定されるものではないが、コンタクト部203に設置される半導体レーザ装置100の端子部104への伝熱を防ぐために断熱効果に優れた材料である、たとえばガラスエポキシなどが好ましい。
恒温プレート202は、第1のベースユニット201の上部に設置され、ボルトによって固定されている。恒温プレート202の固定手段としては、上記構成に限られるものではなく、恒温プレート202を固定できるものであればよい。恒温プレート202の構成材料としては、特に限定されるものではないが、温度調節を容易に行うために、熱伝導率の高い金属、たとえば銅、アルミニウムなどであることが好ましい。さらには、熱伝導率の値が230W/m・K以上の金属であることが好ましい。このように、熱伝導率が高く均熱効果の優れた金属を恒温プレート202に用いることにより、被試験体である半導体レーザ装置100の温度に対する温度制御の応答速度がさらに速くなる。
恒温プレート202は、半導体レーザ装置100と接する面を除いて、断熱カバー204で覆われていることが好ましい。断熱カバー204の構成材料としては、特に限定されるものではないが、たとえばガラスエポキシなどが好ましい。このように、恒温プレート202が断熱カバー204で覆われていることにより、外気の影響を受けにくくなるため温度制御の効率を向上させることができる。
恒温プレート202は、その温度を調節するために、ペルチェ素子205、放熱フィン206および放熱ファン207を備える。
ペルチェ素子205は、一般的に用いられるものでよく特に限定されるものではない。ペルチェ素子205は、電流を流すことにより一方の面が低温になるため吸熱面となり、その反対の面が高温になるため発熱面となる。また、電流の向きを逆にすることにより、吸熱面と発熱面が逆になる。
放熱フィン206は、平板状であり、所定の間隔で平行に1列に配設してある。放熱フィン206は、一般的に用いられるものでよく特に限定されるものではないが、たとえば銅やアルミニウムなどの熱伝導性に優れた金属材料で構成されるものが好ましい。放熱フィン206の厚さとしては、たとえば0.3mm〜1.0mmの範囲であることが好ましい。放熱フィン206同士の間隔としては、たとえば0.3mm〜1.0mmの範囲であることが好ましい。また、放熱フィン206の形状は、上記構成に限定されるものではなく、たとえば、ピン状やコルゲート状の形状であってもよい。
放熱ファン207としては、一般的に用いられているものでよく特に限定されるものではないが、たとえば、プロペラ状のものやシロッコファンなどが挙げられる。
上記構成により、恒温プレート202の冷却時には、恒温プレート202に接しているペルチェ素子205の吸熱面が恒温プレート202の熱を吸熱し、ペルチェ素子205の発熱面からの熱を放熱フィン206を介して伝熱させ、放熱ファン207により熱気を半導体レーザバーンイン装置200の本体外部に排出する。一方、恒温プレート202の加熱時には、ペルチェ素子205に流す電流の向きを冷却時とは逆にすることにより、ペルチェ素子205の発熱面からの熱により恒温プレート202を加熱する。このとき、恒温プレート202の温度が指定温度を上回った場合などに冷却を行うために放熱ファン207は常に動作させておく。このように、恒温プレート202がペルチェ素子205を備えることにより、単純な装置構成で加熱吸熱をともに含む温度制御を行うことができる。したがって、さらに低コスト化に優れる。
恒温プレート202の内部には、恒温プレート202の温度を検出する第1の温度検出手段である第1温度センサ208が埋め込まれている。ペルチェ素子205、放熱ファン207および第1温度センサ208は、温度制御器209と接続されており、温度制御器209はメイン制御ユニット210と接続されている。温度制御器209およびメイン制御ユニット210は温度制御手段であり、温度制御器209は、第1温度センサ208によって検出された温度に基づいて、ペルチェ素子205および放熱ファン207の動作を調節し、恒温プレート202の温度がメイン制御ユニット210に入力されているバーンイン試験用の指定温度、たとえば80℃になるように制御する。
そして、半導体レーザ装置100の特性である発光量を測定可能な測定手段であるフォトダイオード211およびAPC回路212が設けられる。半導体レーザ装置100のレーザ光を受光するフォトダイオード211の受光面は、半導体レーザ装置100の発光面と対向するように配置されており、APC回路212は、フォトダイオード211、半導体レーザ装置100のプラス(+)端子104aおよびメイン制御ユニット210と接続されている。フォトダイオード211は、一般に用いられるものでよく特に限定されるものではない。
APC回路212は、メイン制御ユニット210にあらかじめ入力されているバーンイン試験用の光出力値、たとえば100mWになるように半導体レーザ装置100を発光させる。この際、半導体レーザ装置100の光出力を一定に保つために、フォトダイオード211の検出値に基づいて半導体レーザ装置100の駆動電流を制御する。そして、この半導体レーザ装置100の駆動電流値を、あらかじめメイン制御ユニット210に入力されているバーンイン試験用の条件に従って、たとえば、測定間隔30分、測定回数20回で測定する。次いで、第1の判定手段であるメイン制御ユニット210は、あらかじめ入力されているバーンイン試験用の良否判定方法に従って、得られた測定結果に基づいて半導体レーザ装置100の良否を判定する。
半導体レーザバーンイン装置200は、さらに、第2のベースユニット213と、その上部に設置されるホールド爪214とを含み、プレート部に脱着可能なホールド部を有する。
第2のベースユニット213の構成材料は第1のベースユニット201の構成材料と同様であり、断熱効果に優れた材料、たとえばガラスエポキシなどが好ましい。
ホールド爪214は、第2のベースユニット213の上部に設置され、ボルトおよび支柱付きバネにより水平移動可能に固定されている。ホールド爪214の固定手段としては、上記構成に限られるものではなく、ホールド爪214を水平移動可能に固定できるものであればよい。ホールド爪214の構成材料としては、特に限定されるものではないが、熱伝導率の高い金属、たとえば銅、アルミニウムなどが好ましく、さらには、熱伝導率の値が230W/m・K以上の金属であることが好ましい。また、恒温プレート202の構成材料と同じものであることが好ましい。
ホールド爪214は、図3および図4に示すように、第1のベースユニット201のコンタクト部203に端子部104が設置された半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105を、恒温プレート202とホールド爪214との間に挟むようにして固定される。この際、ホールド爪214は半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105のみと接触する。また、ホールド爪214の半導体レーザ装置100を挟む部分以外の部分は、恒温プレート202と同様に断熱カバー204によって覆われていることが好ましい。
図5は、ホールド爪214の固定方法を示す概略図である。図5(a)は、ホールド爪214が開放された状態を示す側面図であり、図5(b)はホールド爪214によって半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105が挟んで固定された状態を示す側面図であり、図5(c)は、ホールド爪214が開放された状態を示す上面図であり、図5(d)はホールド爪214によって半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105が挟んで固定された状態を示す上面図である。ホールド爪214の開放時には、図5(a),(c)に示すように、トグルクランプ215のハンドル215aは押し下げられた状態にあり、プレート部とホールド部とは離れている。ホールド爪214が半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105を挟んで固定するときには、図5(b),(d)に示すように、トグルクランプ215のハンドル215aは押し上げられ、第2のベースユニット213が第1のベースユニット201に接するまで移動する。そして第2のベースユニット213の移動に伴って、ホールド爪214は半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105が恒温プレート202とホールド爪214との間に挟んで固定されるまで、恒温プレート202に向かって水平移動する。この際、第2のベースユニット213に設けられる支柱付きバネ216により、放熱部102の厚みの変化に対応して半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105を挟んで固定することができる。また第1のベースユニット201には位置決めピン217が設けられ、第2のベースユニット213には位置決めピンがはめ込まれる位置決め孔218が設けられる。これにより、ホールド爪214が半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105からずれて固定されることを防ぐことができる。
ホールド爪214の内部には、ホールド爪214の温度を検出する第2の温度検出手段である第2温度センサ219が埋め込まれており、第2温度センサ219はメイン制御ユニット210と接続されている。
以下に、あらかじめメイン制御ユニット210に入力されている接触状態判定方法について説明する。図6は、恒温プレート202の昇温開始時からの時間と第1温度センサ208および第2温度センサ219によって検出された温度との関係を示すグラフであり、Aは正常時に第1温度センサ208によって検出された温度を示すグラフであり、Bは正常時に第2温度センサ219によって検出された温度を示すグラフであり、Cは異常時に第2温度センサ219によって検出された温度の1例を示すグラフである。
メイン制御ユニット210は、昇温開始後あらかじめ入力されている接触状態検知用の指定時間、たとえば10分が経過すると、第2温度センサ219によってホールド爪214の温度を検出させる。そして、第2温度センサ219によって検出された温度が、たとえば図6に示す指定時間経過時におけるCの値のように、あらかじめ入力してある指定時間経過時におけるBの値に達していない場合、半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態不良と判定する。
上記の接触状態検知用の指定時間は、正常時に第2温度センサ219によって検出された温度を示すBのグラフにおいて、温度が完全に上がりきるまでの時間よりも短くすることが好ましい。これにより、接触状態検知工程にかかる時間を短くすることができる。
上記のようにして第2の判定手段であるメイン制御ユニット210は、第2温度センサ219によって検出された温度に基づいて、あらかじめ入力されている接触状態良否判定方法に従って半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態の良否を判定する。このようにして半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態の良否を判定することにより、半導体レーザ装置100とプレート部との接触状態の良否を判定することができ、半導体レーザ装置100とプレート部との接触が良好な状態でバーンイン試験を行うことができる。したがってバーンイン試験の信頼性が向上する。また、半導体レーザ装置100とプレート部との接触状態の良否を簡便に素早く判定することができ、バーンイン試験効率が向上する。
なお、接触状態良否判定方法は上記の方法に限られるものではなく、以下に述べる方法でもよい。たとえば、メイン制御ユニット210は、昇温開始後あらかじめ入力されている接触状態検知用の指定時間、たとえば10分が経過すると、第1温度センサ208および第2温度センサ219によって恒温プレート202およびホールド爪214の温度を検出させる。そして、第1温度センサ208によって検出された温度と第2温度センサ219によって検出された温度との差が、たとえば図6に示すAの値とCの値との差のように、あらかじめ入力してある指定時間経過時におけるAの値とBの値との差よりも大きい場合に、半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態不良と判定する。
上記第1の実施形態の構成において、フォトダイオード211は、APC回路212と接続されていたが、特にこれに限定されるものではなく、たとえばACC回路と接続されていてもよい。ACC回路は、半導体レーザ装置100の駆動電流を一定に保つように制御したときのフォトダイオード211の受光量を測定する。また、半導体レーザ装置100や放熱部102の大きさなどが変わる場合は、上述のホールド部と大きさのみが異なるホールド部を交換して用いることによって対応できる。
また上記の第1の実施形態の構成では、半導体レーザ装置100の1単体のみを設置することができたが、第1のベースユニット201の両端部にコンタクト部203を1箇所ずつ設け、さらにホールド部を2つ設けることによって、2つの半導体レーザ装置100のバーンイン試験を行うことも可能である。
以下に、半導体レーザバーンイン装置200の動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施形態の半導体レーザバーンイン装置200を用いてバーンイン試験を行い、被試験体である半導体レーザ装置100を良否判定する手順を概略して示すフローチャートである。図8は、本発明の第1の実施形態における発光動作確認工程の具体的な手順を示すフローチャートである。図9は、本発明の第1の実施形態における接触状態検知工程の具体的な手順を示すフローチャートである。図10は、本発明の第1の実施形態におけるバーンイン試験工程の具体的な手順を示すフローチャートである。
本発明における半導体レーザ装置100を良否判定する方法には、図7に示すように、ステップS1の発光動作確認工程と、ステップS2の接触状態検知工程と、ステップS3のバーンイン試験工程とが含まれる。そして、たとえば、ユーザによって半導体レーザ装置100を良否判定する指示が入力されるなどの開始指示がなされると、ステップS0からステップS4の半導体レーザ装置100の良否判定動作が開始される。
(発光動作確認工程)
上記開始指示により図7のステップS0からステップS1に移行すると、発光動作確認工程が開始され、図8のステップS10からステップS11に移行する。
ステップS11では、第1のベースユニット201のコンタクト部203に半導体レーザ装置100の端子部104が設置される。
ステップS12では、APC回路212は、メイン制御ユニット210に入力されている発光動作確認用の指定光出力値、たとえば10mWとなるように、フォトダイオード211の検出値に基づいて半導体レーザ装置100に駆動電流を流し、半導体レーザ装置100を発光させる。この際、発光時間は短時間、たとえば100ms以下であることが好ましい。
ステップS13では、メイン制御ユニット210が、上記の半導体レーザ装置100の発光中における駆動電流値を確認し、あらかじめ入力されている発光動作判定方法に従って、半導体レーザ装置100が発光しているか否かを判定する。すなわち、駆動電流値が10mA未満である場合、半導体レーザ装置100は発光していないと判定され、ステップS14に移行し、半導体レーザ装置100の異常またはコンタクト部203における接触不良として、エラー通知がなされる。なお、半導体レーザ装置100の異常またはコンタクト部203における接触不良があり、半導体レーザ装置100に大電流が流れてあらかじめ設定されたリミット値を超える場合には回路保護のために電流印加を停止させるため、駆動電流値は10mA未満となる。エラー通知手段は、モニター表示やランプ点灯による方法などが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。エラー通知がなされると、半導体レーザ装置100が発光していると判定されるまで上記ステップS11からステップS14までの動作が繰り返される。
そして、半導体レーザ装置100の駆動電流値が10mA以上となり、半導体レーザ装置100が発光していると判定されると、ステップS13からステップS15に移行し、発光動作確認工程が終了する。
(接触状態検知工程)
発光動作確認工程が終了すると、図7のステップS1からステップS2へと移行し、接触状態検知工程が開始される。そして図9のステップS20からステップS21に移行する。
ステップS21では、半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105を、恒温プレート202とホールド爪214との間に挟んで、トグルクランプ215により固定してホールド部を設置する。
ステップS22では、温度制御器209は半導体レーザ装置100を発光させない状態で、恒温プレート202の温度がメイン制御ユニット210にあらかじめ入力されているバーンイン試験用の指定温度、たとえば80℃となるように、第1温度センサ208によって検出された温度に基づいて、ペルチェ素子205および放熱ファン207の動作を調節し、恒温プレート202の温度を上昇させる。
ステップS23では、メイン制御ユニット210が、第2温度センサ219によって検出された温度を確認し、あらかじめ入力されている以下に示す接触状態良否判定方法に従って、半導体レーザ装置100とプレート部との接触状態の良否を判定する。
メイン制御ユニット210は、昇温開始後あらかじめ入力されている接触状態検知用の指定時間、たとえば10分が経過すると、第2温度センサ219によってホールド爪214の温度を検出させる。そして、第2温度センサ219によって検出された温度が、たとえば図6に示す指定時間経過時におけるCの値のように、あらかじめ入力してある指定時間経過時におけるBの値に達していない場合、半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態不良と判定され、ステップS24に移行し、エラー通知がなされる。エラー通知手段は、モニター表示やランプ点灯による方法などが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。エラー通知がなされると、恒温プレート202の温度は昇温前の状態に戻され、半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態が良好であると判定されるまで上記ステップS21からステップS24までの動作が繰り返される。
そして、第2温度センサ219の検出温度が、指定時間経過時におけるBの値以上となり、接触状態が良好であると判定されると、ステップS23からステップS25に移行し、接触状態検知工程が終了する。
(バーンイン試験工程)
接触状態検知工程が終了すると、図7のステップS2からステップS3へと移行し、バーンイン試験工程が開始される。そして図10のステップS30からステップS31に移行する。
ステップS31では、恒温プレート202は、昇温途中の状態である。したがって、温度制御器209は、恒温プレート202の温度がメイン制御ユニット210にあらかじめ入力されているバーンイン試験用の指定温度、たとえば80℃になるまで昇温させ、昇温後には指定温度を保つように、第1温度センサ208の検出温度に基づいて、ペルチェ素子205および放熱ファン207の動作を調節する。
ステップS32では、APC回路212は、メイン制御ユニット210にあらかじめ入力されているバーンイン試験用の光出力値たとえば、100mWになるように半導体レーザ装置100を発光させる。この際、半導体レーザ装置100の光出力を一定に保つために、フォトダイオード211の検出値に基づいて半導体レーザ装置100の駆動電流を制御する。
ステップS33では、APC回路212は、半導体レーザ装置100の駆動電流値の測定を、あらかじめメイン制御ユニット210に入力されているバーンイン試験用の条件にしたがって、たとえば、測定間隔30分、測定回数20回で行う。
ステップS34では、メイン制御ユニット210は、得られた測定結果とあらかじめ入力されている以下に示すバーンイン試験用の良否判定方法に基づいて半導体レーザ装置100の良否を判定する。
図11は、半導体レーザ装置100の良否判定方法を説明するためのグラフである。メイン制御ユニット210は、図11に示すように、測定した半導体レーザ装置100の駆動電流値のたとえば5回目の測定値と20回目の測定値との差Xを求め、その差が1mA以上である場合には不良品と判定し、1mAより小さい場合には良品と判定し、その結果をユーザに通知する。良否判定結果の通知手段としては、モニター表示やランプ点灯による方法などが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。
そして、良否判定結果の通知がなされるとステップS34からステップS35に移行し、バーンイン試験工程が終了する。これにより図7のステップS3からステップS4に移行し、半導体レーザ装置100の良否判定動作が終了する。
〔第2の実施形態〕
図12は、本発明の第2の実施形態における半導体レーザバーンイン装置220の被試験体である複数の半導体レーザ装置100がフレームに接続されたときの状態を示す概略図であり、図13は、本発明の第2の実施形態における半導体レーザバーンイン装置220の上面図である。
まず、本発明の半導体レーザバーンイン装置220の被試験体であるフレームに接続された状態の複数の半導体レーザ装置100(以下フレーム状の半導体レーザ装置100と記す。)について説明する。
図12(a)はフレーム状の半導体レーザ装置100を示す図であり、図12(b)は、フレーム状の半導体レーザ装置100のうち1つの半導体レーザ装置100を拡大して示す拡大図である。
フレーム状の半導体レーザ装置100は、図12(a)に示すように、複数の半導体レーザ装置100の各発光面が同じ方向に臨むように、フレーム106に連結される。フレーム106は、図12(b)に示すように半導体レーザ装置100の配列方向に沿って延びるフレーム基部106aと、フレーム基部106aから半導体レーザ装置100が接続される側に突出して、半導体レーザチップ101の側方まで延びるフレーム突部106bとを有する。フレーム基部106aはグランド端子104bと連結される。この際、プラス(+)端子104aは接続されない。フレーム突部106bは、半導体レーザ装置100の放熱部102と細い連結部107によって相互に接続される。フレーム106の構成材料としては、特に制限されるものではないが、たとえばアルミニウムなどの導電性材料が好ましい。
このように、半導体レーザ装置100がフレーム106に接続されていることにより、半導体レーザ装置100を1つ1つバーンイン装置220に保持させる場合と比較して、容易に複数の半導体レーザ装置100を保持または離脱させることができるために、半導体レーザ装置100の交換の時間を短くして、試験効率を向上させることができる。また、各半導体レーザ装置100間の温度のばらつきを完全に解消できる。
次いで、本発明の第2の実施形態の半導体レーザバーンイン装置220について説明する。半導体レーザバーンイン装置220において、第1の実施形態における半導体レーザバーンイン装置200と同一のものには同一の符号を付し、説明を省略する。
半導体レーザバーンイン装置220は、図13に示すように、20個の半導体レーザ装置100が接続されたフレーム106を2本、すなわち合計40個の半導体レーザ装置100を設置可能な構成である。したがって、第1および第2ベースユニット201,213、恒温プレート202、ペルチェ素子205および放熱フィン206は、半導体レーザ装置100の配列方向に、半導体レーザ装置100が20個並んで設置可能な程度に長く延びている。またホールド爪214は半導体レーザ装置100の配列方向に、半導体レーザ装置100が5個並んで設置可能な程度に長く延びている。
第1のベースユニット201の短手方向の両端部であって、上部に恒温プレート202が設けられていない部分には、コンタクト部203が半導体レーザ装置100の配列方向に沿って各一端部に20箇所ずつ並んで設けられる。
第1のベースユニット201の上部に設置されている恒温プレート202の内部には、第1温度センサ208が中央に1つ埋め込まれる。
フォトダイオード211は、その受光面が各半導体レーザ装置100の発光面と対向するようにして、プレート部の長手方向の2つの側面に沿って20個ずつ並んで配置される。
放熱ファン207は、放熱フィン206上に所定の間隔、たとえば100mmの間隔で、2つ設置される。放熱ファン207は、シロッコファンであることが好ましい。
ホールド部は、プレート部の長手方向の各側面に脱着可能である。第2のベースユニット213は、プレート部の前記各側面に1つずつ、すなわち合計2つ設けられる。ホールド爪214は、前記各側面に4つずつ、すなわち合計8つ設けられ、各ホールド爪214は、2つの支柱付きバネ216によって水平移動可能に固定される。ホールド爪214は、第1のベースユニット201のコンタクト部203に端子部104が設置されたフレーム状の半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105を、恒温プレート202とホールド爪214との間に挟み、その状態でトグルクランプ215によって後ろから押さえつけられるようにして固定される。
ホールド爪214の中央には第2温度センサ219が埋め込まれており、これらは所定の間隔、たとえば5個の半導体レーザ装置100毎に1つ設けられるようにして、合計8個埋め込まれている。第2温度センサ219の間隔は、上記構成に限られるものではなく、ホールド爪214の材質によって適宜判断すればよい。
なお、フレーム106に設置される半導体レーザ装置100の数がさらに増えた場合には、第1および第2温度センサ208,219、放熱ファン207、フォトダイオード211は、所定の間隔で適宜増やされる。
以下に、半導体レーザバーンイン装置220の動作について説明する。図14は、本発明の第2の実施形態の半導体レーザバーンイン装置220を用いてバーンイン試験を行い、被試験体である半導体レーザ装置100を良否判定する手順を概略して示すフローチャートである。図15は、本発明の第2の実施形態における発光動作確認工程の具体的な手順を示すフローチャートである。図16は、本発明の第2の実施形態における接触状態検知工程の具体的な手順を示すフローチャートである。図17は、本発明の第2の実施形態におけるバーンイン試験工程の具体的な手順を示すフローチャートである。
本発明における半導体レーザ装置100を良否判定する方法には、図14に示すように、ステップS41の発光動作確認工程と、ステップS42の接触状態検知工程と、ステップS43のバーンイン試験工程とが含まれる。そして、たとえば、ユーザによって半導体レーザ装置100を良否判定する指示が入力されるなどの開始指示がなされると、ステップS40からステップS44の半導体レーザ装置100の良否判定動作が開始される。
(発光動作確認工程)
上記開始指示により図14のステップS40からステップS41に移行すると、発光動作確認工程が開始され、図15のステップS50からステップS51に移行する。
ステップS51では、第1のベースユニット201のコンタクト部203にフレーム状の半導体レーザ装置100の端子部104が設置される。
ステップS52では、各半導体レーザ装置100のアドレスがメイン制御ユニット210に入力される。
ステップS53では、APC回路212は、メイン制御ユニット210に入力されている発光動作確認用の指定光出力値、たとえば20mWとなるように、各フォトダイオード211の検出値に基づいて各半導体レーザ装置100に駆動電流を流し、各半導体レーザ装置100を発光させる。この際、発光時間は短時間、たとえば100ms以下であることが好ましい。
ステップS54では、メイン制御ユニット210が、上記の各半導体レーザ装置100の発光中における駆動電流値および各フォトダイオード211の検出値を確認し、あらかじめ入力されている発光動作判定方法に従って、各半導体レーザ装置100が発光しているか否かを判定する。すなわち、駆動電流値が10mA未満である半導体レーザ装置100は発光していないと判定され、発光していないと判定される半導体レーザ装置100が1つでもある場合、ステップS55に移行する。そして、上記判定結果と各半導体レーザ装置100のアドレスに基づいて、発光していない半導体レーザ装置100について半導体レーザ装置100の異常またはコンタクト部203における接触不良として、エラー通知がなされる。なお、半導体レーザ装置100の異常またはコンタクト部203における接触不良があり、半導体レーザ装置100に大電流が流れてあらかじめ設定されたリミット値を超える場合には回路保護のために電流印加を停止させるため、駆動電流値は10mA未満となる。エラー通知手段は、モニター表示やランプ点灯による方法などが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。エラー通知がなされると、全ての半導体レーザ装置100が発光していると判定されるまで上記ステップS51からステップS55までの動作が繰り返される。
そして、全ての半導体レーザ装置100の駆動電流値が10mA以上となり、全ての半導体レーザ装置100が発光していると判定されると、ステップS54からステップS56に移行し、発光動作確認工程が終了する。
(接触状態検知工程)
発光動作確認工程が終了すると、図14のステップS41からステップS42へと移行し、接触状態検知工程が開始される。そして図16のステップS60からステップS61に移行する。
ステップS61では、各半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105を、恒温プレート202とホールド爪214との間に挟んで、トグルクランプ215により固定し、ホールド部を設置する。
ステップS62では、各第2温度センサ219のアドレスがメイン制御ユニット210に入力される。
ステップS63では、温度制御器209は全ての半導体レーザ装置100を発光させない状態で、恒温プレート202の温度がメイン制御ユニット210にあらかじめ入力されているバーンイン試験用の指定温度、たとえば80℃となるように、第1温度センサ208によって検出された温度に基づいて、ペルチェ素子205および放熱ファン207の動作を調節し、恒温プレート202の温度を上昇させる。
ステップS64では、メイン制御ユニット210が、各第2温度センサ219によって検出された温度を確認し、あらかじめ入力されている以下に示す接触状態良否判定方法に従って、各半導体レーザ装置100とプレート部との接触状態の良否を判定する。
メイン制御ユニット210は、昇温開始後あらかじめ入力されている接触状態検知用の指定時間、たとえば10分が経過すると、各第2温度センサ219によってホールド爪214の温度を検出させる。そして、各第2温度センサ219によって検出された温度が、たとえば図6に示す指定時間経過時におけるCの値のように、あらかじめ入力してある指定時間経過時におけるBの値に達していない場合、各半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態不良と判定され、接触状態不良と判定される第2温度センサ219が1つでもある場合、ステップS65に移行する。そして、上記判定結果と各第2温度センサ219のアドレスに基づいて、接触状態不良と判定された第2温度センサ219についてエラー通知がなされる。エラー通知手段は、モニター表示やランプ点灯による方法などが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。エラー通知がなされると、恒温プレート202の温度は昇温前の状態に戻され、全ての半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態が良好であると判定されるまで上記ステップS61からステップS65までの動作が繰り返される。
なお、第1温度センサ208と各第2温度センサ219との距離がそれぞれ異なり、図6のグラフのみで全ての第2温度センサ219に対応できない場合は、接触状態良否判定基準として用いるグラフを各第2温度センサ219毎に取得する必要がある。
そして、全ての第2温度センサ219の検出温度が、指定時間経過時におけるBの値以上となり、接触状態が良好であると判定されると、ステップS64からステップS66に移行し、接触状態検知工程が終了する。
(バーンイン試験工程)
接触状態検知工程が終了すると、図14のステップS42からステップS43へと移行し、バーンイン試験工程が開始される。そして図17のステップS70からステップS71に移行する。
ステップS71では、恒温プレート202は、昇温途中の状態である。したがって、温度制御器209は、恒温プレート202の温度がメイン制御ユニット210にあらかじめ入力されているバーンイン試験用の指定温度、たとえば80℃になるまで昇温させ、昇温後には指定温度を保つように、第1温度センサ208の検出温度に基づいて、ペルチェ素子205および放熱ファン207の動作を調節する。
ステップS72では、APC回路212は、メイン制御ユニット210にあらかじめ入力されているバーンイン試験用の光出力値、たとえば100mWになるように各半導体レーザ装置100を発光させる。この際、各半導体レーザ装置100の光出力を一定に保つために、各フォトダイオード211の検出値に基づいて各半導体レーザ装置100の駆動電流を制御する。
ステップS73では、APC回路212は、各半導体レーザ装置100の駆動電流値の測定を、あらかじめメイン制御ユニット210に入力されているバーンイン試験用の条件にしたがって、たとえば、測定間隔30分、測定回数20回で行う。
ステップS74では、メイン制御ユニット210は、得られた測定結果とあらかじめ入力されている以下に示すバーンイン試験用の良否判定方法に基づいて各半導体レーザ装置100の良否を判定する。
メイン制御ユニット210は、図11に示すように、測定した半導体レーザ装置100の駆動電流値のたとえば5回目の測定値と20回目の測定値との差Xを求め、その差が1mA以上である場合には不良品と判定し、1mAより小さい場合には良品と判定し、その結果をユーザに通知する。良否判定結果の通知手段としては、モニター表示やランプ点灯による方法などが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。
そして、良否判定結果の通知がなされるとステップS74からステップS75に移行し、バーンイン試験工程が終了する。これにより図14のステップS43からステップS44に移行し、半導体レーザ装置100の良否判定動作が終了する。
以上に説明したように、本発明の半導体レーザバーンイン装置200,220は、恒温プレート202を含むプレート部に被試験体である半導体レーザ装置100が設置され、第1温度検出手段である第1温度センサ208が恒温プレート202の温度を検出し、温度制御手段である温度制御器209およびメイン制御ユニット210が第1温度センサ208によって検出された温度に基づいて恒温プレート202の温度を制御しつつ、測定手段であるフォトダイオード211およびAPC回路212が半導体レーザ装置100の特性を測定し、第1の判定手段であるメイン制御ユニット210が得られた測定結果に基づいて半導体レーザ装置100の良否を判定する。これにより、半導体レーザ装置100の温度制御を恒温プレート202の温度制御によって直接行うことが可能になり、気体温度を制御する場合と比較して、半導体レーザ装置100の温度に対する温度制御の応答速度が速くなる。したがって、温度制御が正確になり、さらにバーンイン試験時間が短くなるため試験効率が向上する。また、半導体レーザ装置100の温度を一定に保つために必要となるエネルギーとバーンイン装置を構成する部品の数を抑えることができるために、低コスト化に優れる。
また、プレート部に脱着可能であり、ホールド爪214を含むホールド部が、半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105を恒温プレート202とホールド爪214との間に挟んで固定しつつ、第2の温度検出手段である第2温度センサ219がホールド爪214の温度を検出し、第2の判定手段であるメイン制御ユニット210が第2温度センサ219によって検出された温度に基づいて、各半導体レーザ装置100の放熱部102の左右部105と恒温プレート202とホールド爪214との接触状態の良否を判定する。これにより、半導体レーザ装置100とプレート部との接触状態の良否を判定することができ、半導体レーザ装置100とプレート部との接触が良好な状態でバーンイン試験を行うことができる。したがってバーンイン試験の信頼性が向上する。また被試験体とプレート部との接触状態の良否を簡便に素早く判断することができ、バーンイン試験効率が向上する。
上記第1および第2の実施形態において、被試験体として半導体レーザ装置100を用いることにより、半導体レーザ装置100のバーンイン試験を、コストを抑え、短時間で精度よく行うことができ、半導体レーザ装置100の生産効率が向上する。なお、本発明のバーンイン装置に適用できる被試験体としてはバーンイン試験が必要なものであればよく、上記第1および第2の実施形態で用いた半導体レーザ装置100に限定されるものではない。
本発明の半導体レーザバーンイン装置の被試験体である半導体レーザ装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における半導体レーザバーンイン装置の側面図である。 図1の半導体レーザバーンイン装置の上面図である。 図1の半導体レーザバーンイン装置における半導体レーザ装置の設置動作およびホールド部の脱着動作を示す概略図である。 ホールド爪の固定方法を示す概略図である。 恒温プレートの昇温開始時からの時間と第1温度センサおよび第2温度センサによって検出された温度との関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態の半導体レーザバーンイン装置を用いてバーンイン試験を行い、被試験体である半導体レーザ装置を良否判定する手順を概略して示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における発光動作確認工程の具体的な手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における接触状態検知工程の具体的な手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるバーンイン試験工程の具体的な手順を示すフローチャートである。 半導体レーザ装置の良否判定方法を説明するためのグラフである。 本発明の第2の実施形態における半導体レーザバーンイン装置の被試験体である複数の半導体レーザ装置がフレームに接続されたときの状態を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態における半導体レーザバーンイン装置の上面図である。 本発明の第2の実施形態の半導体レーザバーンイン装置を用いてバーンイン試験を行い、被試験体である半導体レーザ装置を良否判定する手順を概略して示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における発光動作確認工程の具体的な手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における接触状態検知工程の具体的な手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるバーンイン試験工程の具体的な手順を示すフローチャートである。 第1の従来技術の半導体レーザバーンイン装置の構成を示す概略図である。
符号の説明

100 半導体レーザ装置
101 半導体レーザチップ
102 放熱部
103 絶縁性枠体パッケージ
104 端子部
104a プラス(+)端子
104b グランド端子
105 左右部
106 フレーム
106a フレーム基部
106b フレーム突部
107 連結部
200,220 半導体レーザバーンイン装置
201,213 ベースユニット
202 恒温プレート
203 コンタクト部
204 断熱カバー
205 ペルチェ素子
206 放熱フィン
207 放熱ファン
208 第1温度センサ
209 温度制御器
210 メイン制御ユニット
211 フォトダイオード
212 APC回路
214 ホールド爪
215 トグルクランプ
216 支柱付きバネ
217 位置決めピン
218 位置決め孔
219 第2温度センサ

Claims (9)

  1. 被試験体を良否判定するためのバーンイン装置であって、
    前記被試験体が設置され、温度調整可能なプレート部と、
    前記プレート部の温度を検出する第1の温度検出手段と、
    前記第1の温度検出手段によって検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御する温度制御手段と、
    前記被試験体の特性を測定可能な測定手段と、
    前記測定手段によって測定された測定結果に基づいて前記被試験体の良否を判定する第1の判定手段とを具備することを特徴とするバーンイン装置。
  2. 前記プレート部は、ペルチェ素子を含むことを特徴とする請求項1に記載のバーンイン装置。
  3. 前記プレート部は、断熱カバーで覆われることを特徴とする請求項1または2に記載のバーンイン装置。
  4. 前記プレート部が、熱伝導率が230W/m・K以上の金属で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のバーンイン装置。
  5. 前記プレート部に脱着可能であり、前記被試験体を前記プレート部との間に挟んで固定するホールド部と、
    前記ホールド部の温度を検出する第2の温度検出手段と、
    前記第2の温度検出手段によって検出された温度に基づいて、前記被試験体と前記プレート部との接触状態の良否を判定する第2の判定手段とを具備することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のバーンイン装置。
  6. 前記被試験体は、半導体レーザ装置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のバーンイン装置。
  7. 前記被試験体は、フレームに接続されている複数の半導体レーザ装置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のバーンイン装置。
  8. 被試験体を良否判定するための試験方法であって、温度調整可能なプレート部に被試験体を設置し、前記プレート部の温度を検出し、検出された温度に基づいてプレート部の温度を制御しつつ、被試験体の特性を測定し、測定された結果に基づいて被試験体の良否を判定することを特徴とするバーンイン試験方法。
  9. 被試験体とプレート部との接触状態を検知する方法であって、前記プレート部に脱着可能なホールド部によって、被試験体を前記プレート部と前記ホールド部との間に挟んで固定しつつ、前記ホールド部の温度を検出し、検出された前記ホールド部の温度に基づいて、前記被試験体と前記プレート部との接触状態の良否を判定することを特徴とする接触状態検知方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021092462A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 エスティケイテクノロジー株式会社 半導体デバイスの試験装置および半導体デバイスの試験方法
WO2023032176A1 (ja) * 2021-09-03 2023-03-09 日本電信電話株式会社 半導体モジュール検査装置

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