JPH03131405A - 切削性能に優れた高靭性溶製高速度鋼工具 - Google Patents
切削性能に優れた高靭性溶製高速度鋼工具Info
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- JPH03131405A JPH03131405A JP26753889A JP26753889A JPH03131405A JP H03131405 A JPH03131405 A JP H03131405A JP 26753889 A JP26753889 A JP 26753889A JP 26753889 A JP26753889 A JP 26753889A JP H03131405 A JPH03131405 A JP H03131405A
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Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は、熱間、温間、冷間での塑性加工用工具、ある
いは切削加工用工具として利用され、とくに切削加工用
工具として利用した場合の切削性能により優れた高性能
高速度鋼工具に関するものである。 (従来の技術) 従来、この種の高速度鋼工具としては、例えば、JIS
SKHに制定された高速度鋼を素材としたものがあ
り、これらの高速度鋼には、V系高速度鋼、 M o系
高速度鋼、W系高速度鋼などがあって、これらの高速度
鋼を素材としたバイト。 フライス、ホブ、ドリル、リーマ、タップ、ブローチ、
ラックカッタ、ダイスなどの各種高速度鋼工具がある。 (発明が解決しようとする課題) この種の高速度鋼工具のうち、とくに切削加工用工具に
あっては、当然のことながら、切削性能をより一層向上
させることが常に課題として存在している。 (発明の目的) 本発明は、このような課題にかんがみてなされたもので
、切削性能のより一層の向上をはかることができ、カッ
ター、バイト、フライスなどの切削加工用工具として適
しているほか、金型などの塑性加工用工具としても好適
に利用される高性能な高速度鋼工具を提供することを目
的としている。
いは切削加工用工具として利用され、とくに切削加工用
工具として利用した場合の切削性能により優れた高性能
高速度鋼工具に関するものである。 (従来の技術) 従来、この種の高速度鋼工具としては、例えば、JIS
SKHに制定された高速度鋼を素材としたものがあ
り、これらの高速度鋼には、V系高速度鋼、 M o系
高速度鋼、W系高速度鋼などがあって、これらの高速度
鋼を素材としたバイト。 フライス、ホブ、ドリル、リーマ、タップ、ブローチ、
ラックカッタ、ダイスなどの各種高速度鋼工具がある。 (発明が解決しようとする課題) この種の高速度鋼工具のうち、とくに切削加工用工具に
あっては、当然のことながら、切削性能をより一層向上
させることが常に課題として存在している。 (発明の目的) 本発明は、このような課題にかんがみてなされたもので
、切削性能のより一層の向上をはかることができ、カッ
ター、バイト、フライスなどの切削加工用工具として適
しているほか、金型などの塑性加工用工具としても好適
に利用される高性能な高速度鋼工具を提供することを目
的としている。
(課題を解決するための手段〕
本発明に係わる高性能高速度鋼工具は、Si含有量が0
.25重量%以下でかつ熱処理硬さがHRC68〜71
である構成としたことを特徴としており、このような高
速度鋼工具の構成を前述した従来の課題を解決するため
の手段としている。 この種の高速度鋼工具において、第1表に示すSi含有
量の少ない鋼種Aと、同じく第1表に示すSi含有量の
多い鋼種Bとについて、熱処理硬さを種々に変化させて
、熱処理硬さによる靭性および切削性能への影響を調べ
たところ、それぞれ第1図および第2図に示す傾向を有
する結果が得られた。 第1図に示すように、熱処理硬さと靭性との関係では、
Si含有量の少ない鋼種Aの方が、Si含有量の多い鋼
種Bよりも靭性に優れていることが明らかであり、鋼中
のSi含有量を少なくすることによって、同−熱処理硬
さでの靭性をより一層向上できることが認められた。 そして、第2図に示すように、熱処理硬さと切削性能と
の関係では、Si含有量の多い鋼種Bでは、硬さがある
程度(例えば、HRC68程Iff)まで増大するにつ
れて9ノ削性衡も向上するものの、硬さがある程18以
上に増大するとかえって切削性能が低下してしまうこと
が認められた。そして、これに対して、Si含有軟の少
ない鋼種Aでは、硬さを前記ある程度よりもさらに増大
させることによって切削性能がより一層向上し、硬さが
ある程度(例えば、HRC71種度)までは硬さの増大
につれて切削性能も向上することが認められ、このよう
な観点から、Si含有量を0.25重量%以下と少なく
して靭性のより一層の向J二をはかると同時に、C含イ
(量等を調節することにより高い熱処理硬さが得られる
ようにすることによって、切削性能を飛躍的に向上でき
ることが認められた。 このように1本発明に係わる高性能高速度鋼工具はSi
含有量を少なくして靭性のより一層の向上をはかると共
にC含有量等を調整することによって熱処理硬さのより
一層の向上をはかり、熱処理硬さをHRC68〜71と
高いものにして切削性能の飛躍的な向上を実現したこと
を特徴とするものであるが、このような高性能高速度鋼
工具のよりtlfましい化学成分例として、以下のもの
をあげることができる。 すなわち、重量%でC:0.40〜3.50%、Si:
0.25%以下、Mn:1.50%以下、Cr:3〜8
%、および2 M o + W 二8〜30%、V;0
.5〜5,0%のうちから選ばれる1種ないしは3種を
含有し、必要に応じて、REM: 0.001〜0.6
00%、Nb:0.01〜5.00%、Ta:0.01
〜5.00%、Zr:2.0以)、Hf:2.0%以下
、Ti:2.0%以下、Sc:O,OO1〜2.000
%、Y:2.0%以下のうちから選ばれる1種または2
種以上を含有し、同じく必要に応じてco:20.0%
以下、Ni:2.0%以下、Cu:1.0%以下、B:
0.050%以下のうちから選ばれる1種または2種以
上を含有し、同じ<Mg:0.001〜0.500%。 Ca: 0.002〜0.010%、Pb:0.4%以
下、Bi :0.5%以下、Te:0.3%以下、Se
:0.3%のうちから選ばれる1種または2種以上を含
有し、残部Feおよび不純物からなるものとすることが
できる。 この場合、上記したような化学成分とするのがより望ま
しいのは以下の理由による。 C; Cは工具鋼として必要な強度、硬さおよび耐摩耗性等を
確保するのに有効な元素であって、このような効果を得
るために0.40%以上と高めに含有させるのがよい。 しかし、多すぎると靭性および加工性が低下するので3
.50%以下とするのがよい。 S i ; Siは鋼溶製時の脱酸剤として作用する元素であるが、
前述したようにSt含有量を少なくすることによって靭
性のより一層の向上をはかることができるようになるの
で、St含有量を0.25%以下、より好ましくは0.
05%以下とするのがよい。 Mn; Mnは鋼溶製時の脱酸および脱硫剤として作用し、鋼の
清浄度を高めるとともに焼入れ性の向上にも寄与する元
素であるが、多すぎると熱間加工性を害するので1.5
0%以下とするのが良い。 Cr; Crは工具鋼の強度、とくに高温強度を高めると共に、
耐熱衝撃性を高めるのに有効な元素であって、このよう
な効果を得るためには3%以上添加するのがよい、しか
し、多すぎると靭性や加工性を劣化させるので8%以下
とするのがよい。 M o 、W 、V ; M o 、 W 、 Vは炭化物を形成し、熱処理硬さ
を増大して1耐摩耗性を向上させるのに有効な元素であ
るノテ、2 M o + W : 8〜30%、V:0
.5〜5.0%のうちから選ばれる1種ないしは3種を
添加するのもよい、この場合、MoはWよりも効果が大
きい元素であって、このような効果を得るためには2M
o+W(いずれか一方がOである場合も含む)で8%以
上、■を0.5%以上添加するのがよい、しかし、多す
ぎると靭性が低下すると共に、粗大炭化物も多くなり、
疲労特性に悪影響を及ぼすので2 M o + Wは3
0%以下、■は5.0%以下とするのがよい。 REM (希土類元素のうちから選ばれる1種または2
種以上); REMは、工具鋼の靭性を向上させ、特に1坩衝撃性を
高めるのに有効な元素であるので、こりような効果を得
るためにこれらの1種または2種以上を0.001%以
上添加させることも必要に応じて望ましい、しかし、多
量に添加すると靭性および加工性を劣化させるので、添
加する場合は0.60%以下とするのがよい。 N b * T a + Z r 、Hf + T t
、S c * Y ;Nb、Ta、Zr、Hf 、T
i 、Sc、Yはいずれも炭化物を形成して熱処理硬さ
を増大し、耐摩耗性を向上させるのに有効な元素である
ので、これらの元素の中から適宜選んでNb:O,O1
〜5.00%、Ta:0.01〜5.00%。 Zr:2.0%以下、Hf:2.0%以下、Ti:2,
0%以下、Sc:0.001〜2 、000%、Y:2
.0%以下のうちから選ばれる1種または2種以上を添
加するのもよい。 Go、Nf、Cu、B; Co、Nf、Cu、Bはいずれも基地を強化して工具鋼
の強度、#衝撃性、#ヒートチエツク性を高めるので、
これらの元素の中から適宜選んでCo:20.0%以下
、Nf:2.0%以下。 Cu:1.0%以下、B:0.05%以下のうちから選
ばれる1種または2種以上を添加するのもよい。また、
Bは鋼の焼入れ性を高めると共に、鋼中のNをBNの形
で固定してNの悪影響をなくすのに有効な元素であるの
で上記の範囲で適宜添加するのもよい。 Mg、Ca、Pb、Bi 、Te、Se;Mg、Ca、
Pb、Bi 、Ta、Seは鋼の被削性を改善させるの
に有効な元素であるのでこれらの元素の中から適宜選ん
でMg:0.OO1〜0.500%、Ca:0.002
〜0.010%、Pb:0.4%以下、Bi二0.5%
以下。 Te:0.3%以下、Se:0.3%以下のうちから選
ばれる1種または2種以」二を添加するのもよい。 そのほか、鋼中にNが多量に含まれると他の添加元素と
窒化物を形成し、大きな炭窒化物が鋼中に存在すること
となって工具の性能を劣化させるので、Nの上限を20
0ppmとすることがより望ましく、鋼中におけるS、
01Bを低減することによって地価の発生を抑制し、地
価等級を向−トさせることができると共に成形加工時の
被削性を高めることができるようになるので、必要に応
じてSの上限を0.0050%、0の上限を0.003
0%に規ル1することも望ましく、鋼中におけるA文、
P量を低減することによって地価の発生を抑制し、地価
等級を向」二させることができるようになるので、心間
に応じてAfLのに限を0.020%、Pの−に限を0
.020%に規制することも望ましい。 このようなより望ましい化学成分の高速度工具鋼におい
て、 ΔC=C−Ceq Ceq=0.06X (%Cr)+0.063X(%M
o)+0.033X(%W)+0.2X(%V) で表わされるΔCが −0,30≦ΔC≦+0.20 の範囲にあるようにすることがより一層望ましい、すな
わち、ΔCの値が一〇、30よりも小さいと所要の熱処
理硬さを得ることができなくなる傾向となり、I#摩耗
性に不足したものになることもありうるので好ましくな
く、ΔCの値が+0.20よりも大きいと熱間加工性が
低下して工具への加工が良好にできなくなることもあり
うると共に靭性が低Fして切削性能のより一層の向」;
が得がたくなることもありうるので好ましくない。 そして、本発明に係わる高性能高速度鋼工具では、上述
したより望ましい化学成分の高速度工具鋼奢素材として
、熱処理硬さがHRC68〜71であるようにしている
。この場合、熱処理硬さがHBO68よりも低いと#摩
耗性が劣る傾向となるので好ましくなく、熱処理硬さが
HBO21を超えるとチッピングを生ずるようになるの
で好ましくない。 このように、本発明に係わる高性能高速度鋼工具では、
低Si含有量とすることによる靭性の向−Lと高硬さと
を組み合わせることにより、切削性能の著しい向上をは
かることができるようにしたものであり。 (I) C含有量等の耐摩耗性向り元素含有i11と
Si含有量の適正化、 より具体的には、より望ましくは ■−0,30≦ΔC(=C−Ceq)≦+0.2000
.25%≧St とすることによるC含有量等とSi含含有−の適正化 (II) 焼入れ温度を上げることによる硬さの向上 Si含有量が0.30%の基本鋼において、そのSi含
有量を0.01%と少なくしたときでも、焼入れ温度を
トげろことにより、熱処理硬さを増大させることが可能
であり、この熱処理硬さの増大に応じて切削性能が向上
する。 (11) 焼もどし温度を下げることによる硬さの向
上 Si含有量が0.01%である高速度鋼では、Si含有
Jルが0.30%である基本鋼と同一の焼入れ温度で焼
入れした場合、焼もどし温度を下げても前記基本鋼より
硬さは大きくならないが、前記(丁)のごと〈C含有1
dl ′:JとSi含有量を適正化することによって、
焼入れ温度が同じであっても焼もどし温度を下げること
で硬さの増大と靭性の確保とがはかられるようになり、
これによって硬さが上昇した分だけ切削性能が向上する
。 (発明の作用) 本発明に係わる高性能高速度鋼工具は、St含有量が0
.25重量%でかつ熱処理硬さがHRC68〜71であ
るものとなっているので、Si含有量の低下によって靭
性のより一層の向上をはかると同時に、C含有量等の調
整によって高い値の熱処理硬さが得られるようにしてい
て#摩耗性のより一層の向上をはかるようにしているの
で、切削性能の飛躍的な向上が実現されるものとなり、
切削性能により優れていることが望まれる切削加工用工
具に適していると共に、金型などの塑性加工用工具とし
ても好適に用いられるものとなる。 (実施例) 真空誘導溶解炉によって第2表に示す化学成分の各種高
速度工具鋼を溶製したのち造塊して、各々インゴットを
得た。 次に、前記各インゴットを1100〜1150℃に3時
間加熱保持したのち鍛造し1次いで850℃で3時間加
熱保持したあと20”0/hrで冷却する球状死焼なま
しを施して各供試材とした。 続いて、同じく第2表に示す焼入れ温度および焼もどし
温度による熱処理を施し、各供試材の熱処理硬さを測定
した。この結果を同じく第2表に示す。 さらに、各供試材の靭性(衝撃吸収エネルギー)および
切削性能を評価したところ、同じく第2表に示す結果で
あった。この場合、切削性能の評価は、被切削材として
5KD61を用い、上記各種高速度鋼からなるエンドミ
ルを使用して、切削速度:22m/min、切り込み:
1mm。 送り:0.03m/刃、切削油:有の条件で切削加工を
行い、各群(No、 1〜9 、No、 10〜12、
No、13〜14)の比較例No、 1 、 No。 10、No、13を基準としたときの切削性能比で評価
した。 第2表に示す結果より明らかなように、No、 1〜
9の群における比較例N001は、SN含有量が多く、
熱処理後の靭性が若干低い値を示していると共に熱処理
硬さも低い値を有するものとなっていた。 これに対して、Si含有量が0.25%以下と低い発明
例N002〜5では、N015を除いていずれも靭性が
高いイfiを示しており、またN005ではC含有量を
No、 1よりも多いものにすることによって、NO
12〜5のいずれにおいても熱処理硬さが大きな値をも
つものとしており、これによって熱処理硬さを増大させ
たときでも切削性能をかなり良好なものにすることが可
能であった。 他方、SN含有量が多い比較例No、 6 、7では靭
性が低く、熱処理硬さを増大するほどかえって切削性能
が劣っていた。また、発明例N005のものにおいて通
常の熱処理を行った比較例N008では靭性はかなり優
れているものの熱処理硬さが低いためνJ削性能の上昇
はさほど大きくないものとなっていた。さらに、熱処理
硬さがHRC71を」二回る比較例陽、9ではチッピン
グにより切削性能は比較例1の場合よりもむしろ劣って
いた。 また、陽、10〜12の群における比較例陥。 10、発明例陽、11.12では、Si含有量およびC
含有量等と熱処理硬さの調整によって靭性はほぼ同じも
のになっているが、Si含有量を少なくして熱処理硬さ
をHRC68〜71にした発明例No、11.12の方
が切削性能にかなり優れていることが認められた。 さらに、No、13.14の群における比較例陽、13
ではSi含有量が多く靭性が低いものになっているが、
発明例陽、14ではSi含有量が少なく靭性に著しく惧
れていると共に熱処理硬さが大きな値をもつものどして
いるので、切削性能がより一層優れたものになっている
ことが認められた。
.25重量%以下でかつ熱処理硬さがHRC68〜71
である構成としたことを特徴としており、このような高
速度鋼工具の構成を前述した従来の課題を解決するため
の手段としている。 この種の高速度鋼工具において、第1表に示すSi含有
量の少ない鋼種Aと、同じく第1表に示すSi含有量の
多い鋼種Bとについて、熱処理硬さを種々に変化させて
、熱処理硬さによる靭性および切削性能への影響を調べ
たところ、それぞれ第1図および第2図に示す傾向を有
する結果が得られた。 第1図に示すように、熱処理硬さと靭性との関係では、
Si含有量の少ない鋼種Aの方が、Si含有量の多い鋼
種Bよりも靭性に優れていることが明らかであり、鋼中
のSi含有量を少なくすることによって、同−熱処理硬
さでの靭性をより一層向上できることが認められた。 そして、第2図に示すように、熱処理硬さと切削性能と
の関係では、Si含有量の多い鋼種Bでは、硬さがある
程度(例えば、HRC68程Iff)まで増大するにつ
れて9ノ削性衡も向上するものの、硬さがある程18以
上に増大するとかえって切削性能が低下してしまうこと
が認められた。そして、これに対して、Si含有軟の少
ない鋼種Aでは、硬さを前記ある程度よりもさらに増大
させることによって切削性能がより一層向上し、硬さが
ある程度(例えば、HRC71種度)までは硬さの増大
につれて切削性能も向上することが認められ、このよう
な観点から、Si含有量を0.25重量%以下と少なく
して靭性のより一層の向J二をはかると同時に、C含イ
(量等を調節することにより高い熱処理硬さが得られる
ようにすることによって、切削性能を飛躍的に向上でき
ることが認められた。 このように1本発明に係わる高性能高速度鋼工具はSi
含有量を少なくして靭性のより一層の向上をはかると共
にC含有量等を調整することによって熱処理硬さのより
一層の向上をはかり、熱処理硬さをHRC68〜71と
高いものにして切削性能の飛躍的な向上を実現したこと
を特徴とするものであるが、このような高性能高速度鋼
工具のよりtlfましい化学成分例として、以下のもの
をあげることができる。 すなわち、重量%でC:0.40〜3.50%、Si:
0.25%以下、Mn:1.50%以下、Cr:3〜8
%、および2 M o + W 二8〜30%、V;0
.5〜5,0%のうちから選ばれる1種ないしは3種を
含有し、必要に応じて、REM: 0.001〜0.6
00%、Nb:0.01〜5.00%、Ta:0.01
〜5.00%、Zr:2.0以)、Hf:2.0%以下
、Ti:2.0%以下、Sc:O,OO1〜2.000
%、Y:2.0%以下のうちから選ばれる1種または2
種以上を含有し、同じく必要に応じてco:20.0%
以下、Ni:2.0%以下、Cu:1.0%以下、B:
0.050%以下のうちから選ばれる1種または2種以
上を含有し、同じ<Mg:0.001〜0.500%。 Ca: 0.002〜0.010%、Pb:0.4%以
下、Bi :0.5%以下、Te:0.3%以下、Se
:0.3%のうちから選ばれる1種または2種以上を含
有し、残部Feおよび不純物からなるものとすることが
できる。 この場合、上記したような化学成分とするのがより望ま
しいのは以下の理由による。 C; Cは工具鋼として必要な強度、硬さおよび耐摩耗性等を
確保するのに有効な元素であって、このような効果を得
るために0.40%以上と高めに含有させるのがよい。 しかし、多すぎると靭性および加工性が低下するので3
.50%以下とするのがよい。 S i ; Siは鋼溶製時の脱酸剤として作用する元素であるが、
前述したようにSt含有量を少なくすることによって靭
性のより一層の向上をはかることができるようになるの
で、St含有量を0.25%以下、より好ましくは0.
05%以下とするのがよい。 Mn; Mnは鋼溶製時の脱酸および脱硫剤として作用し、鋼の
清浄度を高めるとともに焼入れ性の向上にも寄与する元
素であるが、多すぎると熱間加工性を害するので1.5
0%以下とするのが良い。 Cr; Crは工具鋼の強度、とくに高温強度を高めると共に、
耐熱衝撃性を高めるのに有効な元素であって、このよう
な効果を得るためには3%以上添加するのがよい、しか
し、多すぎると靭性や加工性を劣化させるので8%以下
とするのがよい。 M o 、W 、V ; M o 、 W 、 Vは炭化物を形成し、熱処理硬さ
を増大して1耐摩耗性を向上させるのに有効な元素であ
るノテ、2 M o + W : 8〜30%、V:0
.5〜5.0%のうちから選ばれる1種ないしは3種を
添加するのもよい、この場合、MoはWよりも効果が大
きい元素であって、このような効果を得るためには2M
o+W(いずれか一方がOである場合も含む)で8%以
上、■を0.5%以上添加するのがよい、しかし、多す
ぎると靭性が低下すると共に、粗大炭化物も多くなり、
疲労特性に悪影響を及ぼすので2 M o + Wは3
0%以下、■は5.0%以下とするのがよい。 REM (希土類元素のうちから選ばれる1種または2
種以上); REMは、工具鋼の靭性を向上させ、特に1坩衝撃性を
高めるのに有効な元素であるので、こりような効果を得
るためにこれらの1種または2種以上を0.001%以
上添加させることも必要に応じて望ましい、しかし、多
量に添加すると靭性および加工性を劣化させるので、添
加する場合は0.60%以下とするのがよい。 N b * T a + Z r 、Hf + T t
、S c * Y ;Nb、Ta、Zr、Hf 、T
i 、Sc、Yはいずれも炭化物を形成して熱処理硬さ
を増大し、耐摩耗性を向上させるのに有効な元素である
ので、これらの元素の中から適宜選んでNb:O,O1
〜5.00%、Ta:0.01〜5.00%。 Zr:2.0%以下、Hf:2.0%以下、Ti:2,
0%以下、Sc:0.001〜2 、000%、Y:2
.0%以下のうちから選ばれる1種または2種以上を添
加するのもよい。 Go、Nf、Cu、B; Co、Nf、Cu、Bはいずれも基地を強化して工具鋼
の強度、#衝撃性、#ヒートチエツク性を高めるので、
これらの元素の中から適宜選んでCo:20.0%以下
、Nf:2.0%以下。 Cu:1.0%以下、B:0.05%以下のうちから選
ばれる1種または2種以上を添加するのもよい。また、
Bは鋼の焼入れ性を高めると共に、鋼中のNをBNの形
で固定してNの悪影響をなくすのに有効な元素であるの
で上記の範囲で適宜添加するのもよい。 Mg、Ca、Pb、Bi 、Te、Se;Mg、Ca、
Pb、Bi 、Ta、Seは鋼の被削性を改善させるの
に有効な元素であるのでこれらの元素の中から適宜選ん
でMg:0.OO1〜0.500%、Ca:0.002
〜0.010%、Pb:0.4%以下、Bi二0.5%
以下。 Te:0.3%以下、Se:0.3%以下のうちから選
ばれる1種または2種以」二を添加するのもよい。 そのほか、鋼中にNが多量に含まれると他の添加元素と
窒化物を形成し、大きな炭窒化物が鋼中に存在すること
となって工具の性能を劣化させるので、Nの上限を20
0ppmとすることがより望ましく、鋼中におけるS、
01Bを低減することによって地価の発生を抑制し、地
価等級を向−トさせることができると共に成形加工時の
被削性を高めることができるようになるので、必要に応
じてSの上限を0.0050%、0の上限を0.003
0%に規ル1することも望ましく、鋼中におけるA文、
P量を低減することによって地価の発生を抑制し、地価
等級を向」二させることができるようになるので、心間
に応じてAfLのに限を0.020%、Pの−に限を0
.020%に規制することも望ましい。 このようなより望ましい化学成分の高速度工具鋼におい
て、 ΔC=C−Ceq Ceq=0.06X (%Cr)+0.063X(%M
o)+0.033X(%W)+0.2X(%V) で表わされるΔCが −0,30≦ΔC≦+0.20 の範囲にあるようにすることがより一層望ましい、すな
わち、ΔCの値が一〇、30よりも小さいと所要の熱処
理硬さを得ることができなくなる傾向となり、I#摩耗
性に不足したものになることもありうるので好ましくな
く、ΔCの値が+0.20よりも大きいと熱間加工性が
低下して工具への加工が良好にできなくなることもあり
うると共に靭性が低Fして切削性能のより一層の向」;
が得がたくなることもありうるので好ましくない。 そして、本発明に係わる高性能高速度鋼工具では、上述
したより望ましい化学成分の高速度工具鋼奢素材として
、熱処理硬さがHRC68〜71であるようにしている
。この場合、熱処理硬さがHBO68よりも低いと#摩
耗性が劣る傾向となるので好ましくなく、熱処理硬さが
HBO21を超えるとチッピングを生ずるようになるの
で好ましくない。 このように、本発明に係わる高性能高速度鋼工具では、
低Si含有量とすることによる靭性の向−Lと高硬さと
を組み合わせることにより、切削性能の著しい向上をは
かることができるようにしたものであり。 (I) C含有量等の耐摩耗性向り元素含有i11と
Si含有量の適正化、 より具体的には、より望ましくは ■−0,30≦ΔC(=C−Ceq)≦+0.2000
.25%≧St とすることによるC含有量等とSi含含有−の適正化 (II) 焼入れ温度を上げることによる硬さの向上 Si含有量が0.30%の基本鋼において、そのSi含
有量を0.01%と少なくしたときでも、焼入れ温度を
トげろことにより、熱処理硬さを増大させることが可能
であり、この熱処理硬さの増大に応じて切削性能が向上
する。 (11) 焼もどし温度を下げることによる硬さの向
上 Si含有量が0.01%である高速度鋼では、Si含有
Jルが0.30%である基本鋼と同一の焼入れ温度で焼
入れした場合、焼もどし温度を下げても前記基本鋼より
硬さは大きくならないが、前記(丁)のごと〈C含有1
dl ′:JとSi含有量を適正化することによって、
焼入れ温度が同じであっても焼もどし温度を下げること
で硬さの増大と靭性の確保とがはかられるようになり、
これによって硬さが上昇した分だけ切削性能が向上する
。 (発明の作用) 本発明に係わる高性能高速度鋼工具は、St含有量が0
.25重量%でかつ熱処理硬さがHRC68〜71であ
るものとなっているので、Si含有量の低下によって靭
性のより一層の向上をはかると同時に、C含有量等の調
整によって高い値の熱処理硬さが得られるようにしてい
て#摩耗性のより一層の向上をはかるようにしているの
で、切削性能の飛躍的な向上が実現されるものとなり、
切削性能により優れていることが望まれる切削加工用工
具に適していると共に、金型などの塑性加工用工具とし
ても好適に用いられるものとなる。 (実施例) 真空誘導溶解炉によって第2表に示す化学成分の各種高
速度工具鋼を溶製したのち造塊して、各々インゴットを
得た。 次に、前記各インゴットを1100〜1150℃に3時
間加熱保持したのち鍛造し1次いで850℃で3時間加
熱保持したあと20”0/hrで冷却する球状死焼なま
しを施して各供試材とした。 続いて、同じく第2表に示す焼入れ温度および焼もどし
温度による熱処理を施し、各供試材の熱処理硬さを測定
した。この結果を同じく第2表に示す。 さらに、各供試材の靭性(衝撃吸収エネルギー)および
切削性能を評価したところ、同じく第2表に示す結果で
あった。この場合、切削性能の評価は、被切削材として
5KD61を用い、上記各種高速度鋼からなるエンドミ
ルを使用して、切削速度:22m/min、切り込み:
1mm。 送り:0.03m/刃、切削油:有の条件で切削加工を
行い、各群(No、 1〜9 、No、 10〜12、
No、13〜14)の比較例No、 1 、 No。 10、No、13を基準としたときの切削性能比で評価
した。 第2表に示す結果より明らかなように、No、 1〜
9の群における比較例N001は、SN含有量が多く、
熱処理後の靭性が若干低い値を示していると共に熱処理
硬さも低い値を有するものとなっていた。 これに対して、Si含有量が0.25%以下と低い発明
例N002〜5では、N015を除いていずれも靭性が
高いイfiを示しており、またN005ではC含有量を
No、 1よりも多いものにすることによって、NO
12〜5のいずれにおいても熱処理硬さが大きな値をも
つものとしており、これによって熱処理硬さを増大させ
たときでも切削性能をかなり良好なものにすることが可
能であった。 他方、SN含有量が多い比較例No、 6 、7では靭
性が低く、熱処理硬さを増大するほどかえって切削性能
が劣っていた。また、発明例N005のものにおいて通
常の熱処理を行った比較例N008では靭性はかなり優
れているものの熱処理硬さが低いためνJ削性能の上昇
はさほど大きくないものとなっていた。さらに、熱処理
硬さがHRC71を」二回る比較例陽、9ではチッピン
グにより切削性能は比較例1の場合よりもむしろ劣って
いた。 また、陽、10〜12の群における比較例陥。 10、発明例陽、11.12では、Si含有量およびC
含有量等と熱処理硬さの調整によって靭性はほぼ同じも
のになっているが、Si含有量を少なくして熱処理硬さ
をHRC68〜71にした発明例No、11.12の方
が切削性能にかなり優れていることが認められた。 さらに、No、13.14の群における比較例陽、13
ではSi含有量が多く靭性が低いものになっているが、
発明例陽、14ではSi含有量が少なく靭性に著しく惧
れていると共に熱処理硬さが大きな値をもつものどして
いるので、切削性能がより一層優れたものになっている
ことが認められた。
本発明に係わる高性能高速度鋼工具は、St含有量が0
.25重量%以下でかつ熱処理硬さがHRC68〜71
であって、低Si含有量とすることによる靭性の向上と
C含有量等の調節による熱処理硬さの増大とを最適に組
み合わせてなるものであるから、従来に比べて切削性能
がより一層優れたものとなっている。したがって、バイ
トやフライスなどの切削加工用工具としてとくに適した
ものであるほか、金型などの塑性加工用工具としても使
用することが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
.25重量%以下でかつ熱処理硬さがHRC68〜71
であって、低Si含有量とすることによる靭性の向上と
C含有量等の調節による熱処理硬さの増大とを最適に組
み合わせてなるものであるから、従来に比べて切削性能
がより一層優れたものとなっている。したがって、バイ
トやフライスなどの切削加工用工具としてとくに適した
ものであるほか、金型などの塑性加工用工具としても使
用することが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
第1図は高速度工具鋼中のSi含有量による硬さと靭性
との関係への影響を調べた結果を例示するグラフ、第2
図は高速度工具鋼中のSi含有量による硬さと切削性能
との関係への影響を調べた結果を例示するグラフである
。
との関係への影響を調べた結果を例示するグラフ、第2
図は高速度工具鋼中のSi含有量による硬さと切削性能
との関係への影響を調べた結果を例示するグラフである
。
Claims (1)
- (1)Si含有量が0.25重量%以下でかつ熱処理硬
さがH_RC68〜71であることを特徴とする高性能
高速度鋼工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01267538A JP3076347B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 切削性能に優れた高靭性溶製高速度鋼工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01267538A JP3076347B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 切削性能に優れた高靭性溶製高速度鋼工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03131405A true JPH03131405A (ja) | 1991-06-05 |
JP3076347B2 JP3076347B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=17446217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01267538A Expired - Fee Related JP3076347B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 切削性能に優れた高靭性溶製高速度鋼工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076347B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748148B1 (ko) * | 2003-01-20 | 2007-08-09 | 니뽄 다바코 산교 가부시키가이샤 | 막대모양의 끽연물품을 위한 텅 리드형 팩 및 그 블랭크 |
CN114657453A (zh) * | 2020-12-23 | 2022-06-24 | 安徽工业大学科技园有限公司 | 一种马氏体抗菌不锈钢及其制备方法 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP01267538A patent/JP3076347B2/ja not_active Expired - Fee Related
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