JPH0313099A - 光バッファ制御方式 - Google Patents

光バッファ制御方式

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JPH0313099A
JPH0313099A JP1146590A JP14659089A JPH0313099A JP H0313099 A JPH0313099 A JP H0313099A JP 1146590 A JP1146590 A JP 1146590A JP 14659089 A JP14659089 A JP 14659089A JP H0313099 A JPH0313099 A JP H0313099A
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智司 黒柳
Toshio Shimoe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光交換システムの光スイッチノードに於ける光バッファ
制御方式に関し、 光バッファ部を効率的に使用し、経済化を図ることを目
的とし、 入光ハイウェイ対応に設けられた光スイッチ部と、出光
ハイウェイ対応に設けられた光バッファ部とを有する光
スイッチノードに於ける光バッファ制御方式に於いて、
前記光バッファ部は、波長多重化された情報光を分波す
る前記光スイッチ部対応の分波部と、分波された情報光
の波長を変換する波長変換部と、選択スイッチ部と、光
メモリ部とを備え、前記分波部により分波された情報光
の入力タイミングに従って、前記波長変換部により所定
の順序で波長変換し、同一波長に変換された情報光が前
記光メモリ部の同一領域に同時に入力されないように、
前記選択スイッチ部により選択制御するように構成した
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光交換システムの光スイッチノードに於ける
光バッファ制御方式に関するものである。
高速、大容量化の為に、複数波長による情報光を多重化
して伝送する波長多重化方式が用いられており、又情報
光をパケット化或いは非同期転送モード(ATM)セル
化して伝送する方式に於いても、高速、大容量化を行う
場合に波長多重化されることになる。このような波長多
重化された情報光を光スイッチノードを用いて交換処理
する方式が知られており、その場合に、出光ハイウェイ
に同時に複数の情報光が出力される衝突状態が生じるか
ら、出光ハイウェイに於ける衝突を避ける為に、−時的
に情報光を蓄積する光バッファ部が設けられる。この光
バッファ部を効率良く制御して、経済化を図ることが要
望されている。
〔従来の技術〕
第6図は2段リンク構成の光交換システムの一例を示し
、61−1〜61−n、62−1〜62−nは光スイッ
チノード、63は光スイッチ部、64は光バッファ部、
65はリンクである。入光ハイウェイから波長λ1〜λ
、多重化されたパケット或いはATMセル等の情報光が
光スイッチノード61−1〜61−nに入力されると、
その情報光に付加された宛先に従った出光ハイウェイ側
方向に切替出力され、リンク65に於いて衝突が生じる
場合は、光バッファ部64に於いて一時蓄積される。
又リンク65を介して情報光を受信した光スイッチノー
ド62−1〜62−nに於いては、光スイッチ部63に
よりその情報光を出光ハイウェイ側に切替出力し、出光
ハイウェイに於いて衝突が生じる場合は、光バッファ部
64に於いて一時蓄積される。
各光スイッチノード61−1〜61−n、62−1〜6
2−nに於ける光バッファ部64は、波長λ1〜λ1対
応の光メモリ72−1〜72−mを有し、分波器71に
より分波された情報光は、波長λ、〜λ1対応の光メモ
リ72−1〜72−mに一時蓄積され、合波器73によ
り合波されて出力される。従って、波長λ1の情報光■
、■。
■は、光メモリ72−1に加えられ、波長λ、の情報光
■は、光メモリ72−mに加えられる。
第8図は従来例の光バッファ部の動作説明図であり、2
本の入光ハイウェイ#1.#2のそれぞれに波長λ1.
λ2の波長多重化ATMセルが入力される場合を示し、
光バッファ部は、選択スイッチ部と光メモリ部とからな
り、光メモリ部は、光カプラC1,C2,C3,・・・
と光ファイバ等からなる遅延メモリ素子Ml、M2.M
3゜・・とから構成されている。各遅延メモリ素子M1
、M2.M3.  ・・・は、それぞれI ATMセル
の時間或いは1パケツトの時間を単位とした遅延時間を
有し、光カブラC1に入力された場合には、遅延零で出
光ハイウェイに出力される。又選択スイッチ部は、マト
リクス状に接続された光スイッチ5111.5112.
  ・・・により構成されている。
例えば、入光ハイウェイ#1の波長λ1のATMセルは
、光スィッチ5113をオンとすると、光カブラC3を
介して遅延メモリ素子M2に入力され、更に遅延メモリ
素子M1を介して出光ハイウェイに送出されるから、2
単位時間遅延されて出力されることになる。
第9図は前述の光バッファ部の入力動作説明図であり、
入光ハイウェイ#1.#2のそれぞれ波長λ5.λ2の
ATMセルA、 B、 C,・・・の−例を示し、例え
ば、入光ハイウェイ#1の波長λ1のATMセルAと波
長λ2のATMセルBとが入力された時に、それぞれの
前にATVセルが入力されていない場合、第8図に於け
る光スイッチ5i11.5121をオンとする。それに
より、ATMセルA、Bは遅延零で出光ハイウェイに送
出される。
又入光ハイウェイ#lの波長λ1のATMセルDは、そ
れより前の波長λ、のATMセルと時間的な重なりがな
いが、入光ハイウェイ#2の波長λ1のATMセルEと
ほぼ同時に入力されて、時間的な重なりが生じる。その
場合、ATMセルDを、光スィッチ5111をオンとす
ることにより遅延零で出光ハイウェイに送出したとする
と、ATMセルEはI ATMセル時間だけ遅延させる
必要がある。そこで、光スィッチ5212をオンとし、
光カプラC2から遅延メモリ素子M1に入力することに
なる。
又ATMセルFは、その前のATMセルEがIATMセ
ル時間遅延されているから、光スイッチ5212をオン
とし、ATVセルEと時間的に重ならないようにする。
即ち、同一波長のATVセルの入力間隔が零又はl A
TMセル以内の場合、相対的な遅延時間をI ATVセ
ル時間として与え、又1〜2ATMセルの場合は、前の
ATVセルと同一の相対的な遅延時間を与えるように、
光スイッチ5ill、5112.  ・・・を制御する
又j〜(j+1)(j=任意の整数)の場合は、(j−
1)ATMセル時間進めるように光スィッチを潅■卸す
る。
第9図に於ける鎖線矢印のO,+1.−1は、それぞれ
相対的な遅延時間を零、遅延時間をIATMセル時間、
進め時間をIATMセル時間とする場合を示す。又波長
λ1のATMセルが比較的多く入力されることから、例
えば、ATMセルQは、光スィッチ5217をオンとし
て、光カプラC7から遅延メモリ素子M6に人力される
ことになる。従って、このATMセルQは、6ATMセ
ル時間遅延(−時蓄積)されて出光ハイウェイに送出さ
れることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように、従来例に於いては、波長対応に蓄積領域
を形成していることになり、例えば、第7図に於いて、
波長λ1のATMセルの入力が多くなると、波長λ1対
応の光メモリ72−1がオーバフローして、ATVセル
を廃棄しなければならなくなる。即ち、特定の波長のA
TMセルが集中すると、廃棄率が上昇することになる。
この廃棄率を低下させるには、光バッファ部の容量を大
きくすれば良いことになるが、大型化すると共にコスト
アップとなり、且つ遅延時間が増大する欠点がある。
本発明は、光バッファ部を効率的に使用し、経済化を図
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光バッファ制御方式は、情報光の波長を順次変
換して光メモリ部をほぼ均等に使用するものであり、第
1図を参照して説明する。
入光ハイウェイl対応に設けられた光スイッチ部3と、
出光ハイウェイ2対応に設けられた光バッファ部4とを
有する光スイッチノードの光バッファ部4に、分波部5
と波長変換部6と選択スイッチ部7と光メモリ部8とを
設け、分波部5により波長多重化された情報光を分波し
、波長変換部6により所定の順序で情報光の波長を変換
し、同一波長に変換された情報が光メモリ部8の同一領
域に同時に入力されないように、選択スイッチ部7によ
り選択制御するものである。
〔作用〕
分波部5は、波長多重化されたATMセルやパケット等
の情報光を分波するものである。又波長変換部6は、分
波された情報光の入力順に従ってその情報光を所定の順
序の波長に変換するものである。選択スイッチ部7は、
光メモリ部8の構成に対応して、その光メモリ部8への
入力を制御するもので、時間的に重なりが生じると共に
、同一波長に変換された情報光が、光メモリ部8の同一
領域に入力されないように、選択制御を行うものである
第2図は原理動作説明図であり、例えば、分波部5によ
り波長λ1〜λ、に入力情報光が分波される。又各波長
変換部6は、各分波部5により分波された情報光の中の
最初の入力タイミングの情報光を波長λ8、次の入力タ
イミングの情報光を波長λ2、その次の入力タイミング
の情報光を波長λ3のように、所定の順序で波長変換を
行う。
従って、波長λ1の情報光■、■、■のように集中して
も、情報光■は、例えば、波長れに変換されるから、光
メモリ部8にはほぼ均等に分配されることになる。
従って、光バッファ部4の容量を増大しなくても、入力
情報光は光メモリ部の波長対応領域にほぼ均等に分配さ
れるから、廃棄率を低下させることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第3図は本発明の実施例のブロック図であり、11−1
〜11−nは前段のn個の光スイッチ部(図示せず)か
らの入光ハイウェイ、12−1〜12−nは分波部(1
2で代表)、13−11〜13−nmは信号処理部(1
3で代表)、14−11〜14−nmは波長変換部(1
4で代表)、15は選択スイッチ部、16は光メモリ部
、17は駆動回路部、18は制御部である。又選択スイ
ッチ部15は、マトリクス状に接続された光スイッチ5
111.5112.  ・・・から構成されている。又
光メモリ部16は、光カブラC1,C2・・・と遅延メ
モリ素子M1.M2.  ・・・とから構成されている
波長多重化されたATMセルやパケット等の情報光は、
分波部12に於いてそれぞれ波長λ、〜λ7に分波され
1.信号処理部13により入力タイミングが求められ、
分波された情報光の入力タイミングが制御部18に於い
て比較される。その入力タイミングの順序に従って駆動
回路部17を介して波長変換部14による変換波長が制
御され、例えば、波長ス、〜λ1の順序に従って情報光
の波長変換が行われる。
又選択スイッチ部15は、駆動回路部17により各交点
の光スイッチ5ill、5112.  ・・・が制御さ
れて、波長変換された情報光が光カブラC1,C2,・
・・を介して遅延メモリ素子M1、M2.  ・・・に
加えられ、波長多重化された情報光が光メモリ部16か
ら出光ハイウェイに送出される。この場合、ATVセル
やパケットは、宛先情報を含むヘッダが付加されている
から、入光ハイウェイに於ける波長と、出光ハイウェイ
に於、ける波長とが異なっても、宛先情報に従って伝送
されることになる。
例えば、第4図に示すように、入光ハイウェイ#1.#
2について、それぞれ波長λ1.λ2のATMセルセル
光、C,・・・が、その順序で入力されると、信号処理
部13により入力タイミングが検出され、制御部18に
より入力タイミング順序が判定されて、その判定に従っ
て波長変換部14が制御され、この波長変換部14によ
り人力タイミング順序に従ってλ1−λ2→λ1→λ2
のように、各ATMセルA、 B、 C,・・・の波長
が変換される。その場合、例えば、波長λ1のATMセ
ルセル光波長λ2のATMセルBば、分波された波長の
ままであるが、波長λ2のATMセルセル時波長λ、に
変換される。そして、同一波長に変換されたATMセル
が、光メモリ部16の同一領域に時間的に重なって入力
されないように、選択スイッチ部15により制御される
第5図は本発明の実施例の選択スイッチ部の動作説明図
であり、第4図に示すATMセルセル光BCl・・・が
入力された場合の動作を示し、第8図の従来例に対応し
ている。入光ハイウェイ#1、#2のそれぞれ波長λ1
.λ2のATMセルセル光、C,・・・は、波長変換部
14により前述のように波長変換されて選択スイッチ部
15に入力される。従って、ATMセルセル光スィッチ
5111、ATMセルBは光スィッチ5121をオンと
することにより、光カプラC1を介して一部波長多重化
された状態で、且つ遅延時間零で出光ハイウェイに送出
される。
次のATMセルセル時ATMセルBと時間的に重なるも
のであるが、異なる波長となるように波長変換されてい
るから、光スィッチ5221をオンとすることにより、
遅延時間零でATMセルBとは一部波長多重状態で出光
ハイウェイに送出される。
又ATMセルDも、ATMセルセル時間的に重なるが、
ATMセルセル時異なる波長に変換されているから、光
スィッチ5111をオンとすることにより、遅延時間零
で送出される。次のATMセルセル液長λ1であり、そ
の前のATVセルCと同一波長であるから、光メモリ部
16の異なる領域、即ち、異なる光カプラを介した遅延
メモリ素子に入力されるように、選択スイッチ部15の
制御が行われる。その場合、光スイッチS212がオン
となって、光カプラC2を介して遅延メモリ素子M1に
入力され、IATMセル時間遅延されて送出される。
次のATMセルFは、その前の同一波長のATMセルD
と時間的に重ならないから、光スィッチ5211をオン
とすることにより、遅延時間零で送出される。又ATM
セルGは、その前の同一波長のATMセルEとIATM
セル時間以上の間隔があり、ATVセルEは光スィッチ
5212をオンとして、I ATMセル時間遅延されて
いるから、それよりI ATMセル時間進める為に、光
スィッチ5111をオンとして送出する。以下同様にし
て、選択スイッチ部15が制御され、ATVセルQは、
その前の同一波長のATMセルOが2ATMセル時間遅
延されているので、光スィッチ5213をオンとし、光
カプラC3を介して遅延メモリ素子M2に入力される。
選択スイッチ部15は、従来例の選択スイッチ部と同様
に、同一波長のATMセルの入力間隔がIATMセル以
内の場合は、相対遅延時間を+1(オンとする光スイッ
チ位置を入力側に一つシフトする)、1〜2ATMセル
の場合は相対遅延時間を零(オンとする光スイッチ位置
は不変)、2〜3ATMセルの場合は相対遅延時間を一
■ (オンとする光スイッチ位置を出力側に一つシフト
)、j〜(j+1)ATMセルの場合は相対遅延時間を
−(j−1)(オンすとる光スイッチ位置を出力側に(
j−1)シフト)とするように、制御するものである。
本発明の実施例の第5図と従来例の第8図とを比較すれ
ば明らかなように、同一の順序でATMセルA、B、C
,・・・が第4図及び第9図に示すように入力された場
合に、従来例では、ATMセルQを6ATMセル時間遅
延させる必要があったが、本発明の実施例に於いては、
2ATMセル時間遅延させるだけで済むことになる。従
って、光メモリ部16を小型化することができる。又遅
延時間も少なくて済むことになる。
前述の実施例に於いては、2波長λ1.λ2を用いた場
合に於いて、分波されたATMセルの入力タイミング順
序に従って、ATMセルを順次波長λ7.λ2に変換す
るものであるが、更に多数の波長とした場合、λ1−2
2−・・・・λ、→λ、の順序で入力タイミング順に波
長変換することになる。従って、゛光メモリ部の波長対
応領域をほぼ均等に使用することができるから、特定の
波長のATMセルが集中しても、光メモリ部に於いてオ
ーバフローするようなことは少なくなり、光メモリ部の
容量を大きくしなくても、廃棄率を低下させることがで
きる。
又光メモリ部としては、光ファイバによる遅延メモリ素
子を用いる以外に、双安定半導体レーザ等による光メモ
リ素子により行為することも可能である。又波長変換部
14は、例えば、タンデム電極構造の光励起半導体レー
ザの注入電流を制御して、出力光波長を制御する構成等
を用いることができる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、光バッファ部4に、分
波部5と、波長変換部6と、選択スイッ千部7と、光メ
モリ部8とを設けて、分波部5により波長多重化された
ATMセルやパケット等の情報光を分波し、その分波さ
れた情報光の入力タイミングに従って、波長変換部6に
より情報光の波長を所定の順序で変換し、同一波長に変
換された情報が、光メモリ部8の同一領域に同時的に入
力されないように、選択スイッチ部7により制御するも
のであり、光メモリ部8を4fは均等に使用できるから
、情報光の廃棄率を増加させることなく、光メモリ部8
の容量を小さくして経済化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の詳細な
説明図、第3図は本発明の実施例のブロック図、第4図
は本発明の実施例の動作説明図、第5図は本発明の実施
例の選択スイッチ部の動作説明図、第6図は光交換シス
テムの説明図、第7図は従来例の光バッファ制御の説明
図、第8図は従来例の光バッファ部の動作説明図、第9
図は従来例の光バッファ部の入力動作説明図である。 1は入光ハイウェイ、2は出光ハイウェイ、3は光スイ
ッチ部、4は光バッファ部、5は分波部6は波長変換部
、7は選択スイッチ部、8は光メモリ部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入光ハイウェイ(1)対応に設けられた光スイッチ部(
    3)と、出光ハイウェイ(2)対応に設けられた光バッ
    ファ部(4)とを有する光スイッチノードに於ける光バ
    ッファ制御方式に於いて、前記光バッファ部(4)は、
    波長多重化された情報光を分波する前記光スイッチ部(
    3)対応の分波部(5)と、分波された情報光の波長を
    変換する波長変換部(6)と、選択スイッチ部(7)と
    、光メモリ部(8)とを備え、 前記分波部(5)により分波された情報光の入力タイミ
    ングに従って、前記波長変換部(6)により所定の順序
    で波長変換し、同一波長に変換された情報光が前記光メ
    モリ部(8)の同一領域に同時に入力されないように、
    前記選択スイッチ部(7)により選択制御する ことを特徴とする光バッファ制御方式。
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