JP3444746B2 - 光パケット信号のヘッダ処理装置及び光パケット交換装置 - Google Patents

光パケット信号のヘッダ処理装置及び光パケット交換装置

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JP3444746B2
JP3444746B2 JP06442497A JP6442497A JP3444746B2 JP 3444746 B2 JP3444746 B2 JP 3444746B2 JP 06442497 A JP06442497 A JP 06442497A JP 6442497 A JP6442497 A JP 6442497A JP 3444746 B2 JP3444746 B2 JP 3444746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光パケット信号
のヘッダ処理装置 及び光パケット交換装置に関し、特
に、ATM(Asyncronous Transfe
r Mode)交換をはじめとするパケット交換網で用
いる交換装置に光スイッチング技術を導入した、いわゆ
る光パケット交換装置の内部に設置する光パケット信号
のヘッダ抽出装置やヘッダ書換装置に特徴を有するもの
である。
【0002】
【従来の技術】文献『「Rack−Mounted
2.5Gbit/s ATM Photonic Sw
itch Demonstrator」,ECOC´9
3,september 12−16,1993,Pr
oceedings,Volume3』 ATM交換網等で用いられる交換装置は、高速の固定長
パケット(セル)を交換する固定長パケット交換装置で
あるが、近年、これを更に高速化するために光スイッチ
ング技術を用いた光パケット交換装置が提案されてい
る。
【0003】そのような光パケット交換装置としては、
例えば、上記文献の77頁〜80頁に示されるような構
成が考えられている。
【0004】この従来技術における光パケット交換装置
の構成及び動作を、図2により説明する。
【0005】図2において、各入力ポート(光ファイ
バ)101−1、…、101−Nから入力された光パケ
ット信号は、1×2光分波器102−1、…、102−
Nにより2分岐される。
【0006】一方の光パケット信号はそれぞれ、光パケ
ット信号のヘッダ部情報を解析するために光−電気変換
器104−1、…、104−Nに入力される。各光−電
気変換器104−1、…、104−Nに入力された光パ
ケット信号は、光信号から電気信号に変換されて電気制
御部105に入力され、この電気制御部105において
パケット信号からへッダ部情報が抽出されて、そのヘッ
ダ部情報が解析される。このヘッダ部情報には、入力さ
れたパケット信号がどの出力ポートから出力されるもの
であるかを示すルーティング情報が含まれている。電気
制御部105は、このヘッダ部情報から波長変換制御信
号を生成して波長変換器103−1、…、103−Nに
与えると共に、光ゲートスイッチ制御信号を生成して光
ゲートスイッチ107−11、…、107−QQ(Q≦
N)に与える。
【0007】1×2光分波器102−1、…、102−
Nから出力された他方の分岐光パケット信号は、主信号
として後段の波長変換器103−1、…、l03−Nに
入力される。各波長変換器103−1、…、l03−N
では、上述した波長変換制御信号により、入力した光パ
ケット信号の波長を変換する。
【0008】各波長変換器103−1、…、l03−N
から出力された光パケット信号は、対応する1×Q光分
岐器106−1、…、106−QによってQ個の信号に
分岐された後、上述した光ゲートスイッチ制御信号によ
って開制御されている光ゲートスイッチ107−11、
…、107−1Q、107−21、…、107−QQを
通過し、その後、Q×1光合波器108−1、…、10
8−Qによって合波されて光遅延線109−1、…、1
09−Qに導かれる。
【0009】各光遅延線109−1、…、109−Q
は、光ファイバの長さを調整することにより、遅延時間
が異なるようになされており、光遅延線109−1は遅
延時間0、光遅延線109−2は1セル分の遅延時間を
生じさせ、同様に、光遅延線109−QはQ−1パケッ
ト分の遅延時間を生じさせることを可能にしている。上
述したように、光パケット信号は、光ゲートスイッチ制
御信号により必要な遅延時間に応じて、その光遅延線に
導かれる。
【0010】全ての光遅延線109−1〜109−Qか
らの光パケット信号は、Q×1光合波器110によって
合波された後、1×N光分波器111によってN個の光
信号に分岐され、各分岐光信号が固定フィルタ112−
1、…、112−Nを介してその所定の波長成分だけが
選択されて各出力ポート113−1、…、113−Nに
出力される。
【0011】例えば、入力ポート101−1からの光パ
ケット信号Aを出力ポート113−2、入力ポート10
1−2からの光パケット信号Bを出力ポート113−1
へ交換する場合には、波長変換器103−1で光パケッ
ト信号Aの波長をλ2に変換し、波長変換器103−2
で光パケットBの波長をλ1に変換する。
【0012】そして、光パケット信号Aは、1×Q光分
岐器106−1により分岐された後、電気制御部105
の制御下で開制御されている1個の光ゲートスイッチ
(ここでは107−11とする)を通過し、Q×1光合
波器108−1を介して光遅延線109−1に出力され
る。光パケット信号Bも、同様にして、例えば光ゲート
スイッチ107−21のみを開くことで光遅延線109
−1に出力される。
【0013】このようにして2つの光パケット信号A及
びBは波長多重されてQ×1光合波器110に与えら
れ、他の光遅延線からの信号と合波された後、1×N光
分波器111に送られてN個の信号に分岐され、固定フ
ィルタ112−1、112−2、…、112−Nに送出
される。
【0014】ここで、固定フィルタ112−1は波長λ
1のみを通し、固定フィルタ112−2は波長λ2のみ
を通し、他の固定フィルタは他の波長を通すので、光パ
ケット信号Aは出力ポート113−2へ、光パケット信
号Bは出力ポート113−1へそれぞれ交換される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た光パケット交換装置において、光パケット信号のへッ
ダ情報を解析するためには、現在では光−電気変換を行
い、電気的にヘッダ情報を解析するしか方法がない。
【0016】従来の技術では、このような光−電気変換
を行うためには、光−電気変換器を入力ポート数分だけ
必要とする。このため、入力ポート数が増加した場合、
その増加分だけヘッダ解析のための光−電気変換器が必
要となり、コスト的にもハードウェア的にも非常に大き
くなってしまう。
【0017】また、数Gb/sクラスの高速な回線用の
光−電気変換器は現在の段階ではサイズが大きく集積化
することが困難である。
【0018】ところで、光パケット交換装置の中には、
ATM交換における仮想パス(VP;Virtual
Pass)の終端のようなヘッダ部情報の書き換えを要
する場合がある。従来では、光パケット信号を各入力ポ
ートごとに電気信号にしてヘッダ部の書き換えを行い、
更に書き換え後のヘッダ部を電気−光変換して再び光パ
ケット信号に付与するようにしていた。そのため、電気
−光変換を行う電気−光変換器も各ポート毎に設けられ
ていた。
【0019】従って、このような光パケット交換装置に
おいても、光−電気変換器と電気−光変換器との相違は
あるが、従来の技術の項で説明した光パケット交換装置
とほぼ同様に、電気−光変換器をポート数分だけ設けな
ければならないことによる課題が生じている。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【課題を解決するための手段】 第1の 本発明は、同時に
入力されてきた1又は複数の光パケット信号のヘッダ部
情報をそれぞれ、他のヘッダ部情報に書き換える光パケ
ット信号のヘッダ処理装置において、(1)同時に入力
されてきた1又は複数の光パケット信号のそれぞれを2
分岐する処理ポート数分だけ設けられている1×2分岐
手段と、(2)対応する1×2分岐手段から出力された
一方の分岐光パケット信号におけるヘッダ部情報を除去
し、データ部分だけを通過させる複数のヘッダ部情報除
去手段と、(3)各1×2分岐手段から出力された1又
は複数の他方の分岐光パケット信号の少なくともヘッダ
部情報を、電気信号に変換して出力するヘッダ部情報光
電変換手段と、(4)このヘッダ部情報光電変換手段か
らの電気信号でなるヘッダ部情報に基づいて、それに置
き換えるヘッダ部情報を形成し、形成された1又は複数
のヘッダ部情報をシリアルに並べたヘッダ信号を出力す
る電気制御手段と、(5)この電気制御手段から出力さ
れた電気信号でなるヘッダ信号を光信号に変換する電気
−光変換手段と、(6)この電気−光変換手段からの光
信号でなるヘッダ信号に含まれている1又は複数のヘッ
ダ部情報をパラレルに分解する光学的シリアル/パラレ
ル変換手段と、(7)この光学的シリアル/パラレル変
換手段からのヘッダ部情報と、対応するヘッダ部情報除
去手段から出力されたデータ部分とを合波して光パケッ
ト信号を再形成する複数の光合波手段とを有することを
特徴とする。
【0024】た、第の本発明は、光パケット交換装
置に関し、第の本発明の光パケット信号のヘッダ処理
装置の構成と、このヘッダ処理装置内の複数の合波手段
から出力された光パケット信号を交換する光スイッチン
グ手段とを備え、この光スイッチング手段にヘッダ処理
装置内の電気制御手段が、入力された1又は複数のヘッ
ダ部情報に基づいて形成したスイッチング制御信号を与
えるようになされていることを特徴とする。
【0025】第の本発明の光パケット信号のヘッダ処
理装置及び第の本発明の光パケット交換装置において
は、入力された1又は複数の光パケット信号におけるヘ
ッダ部情報に置き換えるヘッダ部情報を電気制御手段か
ら出力してデータ部分に再付与するためには、従来より
格段的に少ない数の電気−光変換手段があれば良く、装
置の構成及びコストを大幅に低減することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明による光パケット信号のヘッダ処理装置及
び光パケット交換装置の第1の実施形態を図面を参照し
ながら詳述する。
【0027】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、この第1の実施形態の光パケット交換装置の構
成を示すブロック図である。
【0028】図1において、この光パケット交換装置
は、N個の1×2光分岐器202−1〜202−Nと、
光スイッチング部208及びヘッダ解析部210を備え
ている。ヘッダ解析部210は、詳細には、N個の光ゲ
ートスイッチ203−1〜203−N、N−1個の2×
1光合波器204−1〜204−(N−1)、N−1個
の光遅延線205−1〜205−(N−1)、光−電気
変換器206及び電気制御部207から構成されてい
る。
【0029】各1×2光分岐器202−1、…、202
−Nはそれぞれ、対応する入力ポート201−1、…、
201−Nから入力された光パケット信号を2分岐し、
一方の分岐光パケット信号を光スイッチング部208に
与え、他方の分岐光パケット信号を対応する光ゲートス
イッチ203−1、…、203−Nに与えるものであ
る。
【0030】光スイッチング部208は、電気制御部2
07の制御下で、各1×2光分岐器202−1、…、2
02−Nからの分岐光パケット信号を交換して出力ポー
ト209−1、…、209−Nに出力するものである。
【0031】なお、光スイッチング部208内の詳細構
成は、この第1の実施形態の特徴とは直接関係しないの
で、どのようなものであっても良いが、従来の技術の項
で説明した図2における波長変換器103−1〜103
−Nから固定フィルタ112−1〜112−Nまでに至
る構成部分を適用することができる。
【0032】ヘッダ解析部210は、当該光パケット交
換装置に入力された光パケット信号のヘッダを解析して
光スイッチング部208に与える制御信号を形成するも
のである。
【0033】なお、図1では図示を省略しているが、1
×2光分岐器202−1〜202−Nと光スイッチング
部208との間は同一の遅延時間を与える光遅延線によ
って接続されている。この遅延時間は、ヘッダ解析部2
10が入力された光パケット信号のヘッダ情報を解析し
てスイッチング制御信号を形成するのに必要な時間に選
定されており、1パケット時間の整数倍に選定されてい
る。
【0034】ヘッダ解析部210における各構成要素は
それぞれ、以下のように、機能するものである。
【0035】各光ゲートスイッチ203−1、…、20
3−Nはそれぞれ、対応する1×2光分岐器202−
1、…、202−Nからの他方の分岐光パケット信号か
ら、そのへッダ部(ヘッダ情報)のみを取り出して後段
に出力するものである。なお、固定長パケットの場合に
は、ヘッダ部のパケットにおける位置が決まっているの
で、ヘッダ部だけを容易に取り出すことができる。
【0036】各2×1光合波器204−1、…、204
−(N−1)はそれぞれ、入力された2系列の光信号を
合波するものである。各光遅延線205−1、…,20
5−(N−1)はそれぞれ、入力された光信号を所定時
間だけ遅延させるものであり、全ての光遅延線の遅延時
間は同じに選定されている。この遅延時間は、ヘッダ部
の時間より僅かに長く選定されている。すなわち、後述
するように、各ヘッダ部が時間多重された場合に、隣り
合うヘッダ部の間にガードタイムが生じるような遅延時
間に選定されている。
【0037】2×1光合波器204−1の一方の入力端
子には光ゲートスイッチ203−1の出力が入力され、
他方の入力端子には光遅延線205−1の出力が入力さ
れて合波光信号を光−電気変換器206に出力し、2×
1光合波器204−2の一方の入力端子には光ゲートス
イッチ203−2の出力が入力され、他方の入力端子に
は光遅延線205−2の出力が入力されて合波光信号を
光遅延線205−1に出力し、2×1光合波器204−
3の一方の入力端子には光ゲートスイッチ203−3の
出力が入力され、他方の入力端子には光遅延線205−
3の出力が入力されて合波光信号を光遅延線205−2
に出力し、同様に、他の2×1光合波器や光遅延線や光
ゲートスイッチも接続されている。なお、光ゲートスイ
ッチ203−Nの出力は、2×1光合波器ではなく、光
遅延線205−(N−1)に与えられるようになされて
いる。
【0038】以上のような接続により、各光ゲートスイ
ッチ203−1、…、203−Nから同時に並列的に出
力されたヘッダ部は、光合波器204−1からは、入力
ポート順に応じた直列的に(時間多重されて)出力され
る。
【0039】光−電気変換器206は、このようなヘッ
ダ部の光時系列を電気信号に変換して電気制御部207
に与えるものである。
【0040】電気制御部207は、電気信号に変換され
たヘッダ部の時系列に基づいて、入力された核光パケッ
ト信号の宛先などを認識して光スイッチング部208に
与える制御信号を形成して光スイッチング部208に与
えるものである。
【0041】(A−2)第1の実施形態の動作 次に、第1の実施形態の光パケット交換装置の動作を説
明する。
【0042】入力ポート201−1、…、201−Nか
ら入力された光パケット信号は、対応する1×2光分岐
器202−1、…、202−Nで2分岐され、分岐光パ
ケット信号は光スイッチング部208及びヘッダ解析部
210に与えられる。
【0043】ヘッダ解析部210においては、各分岐光
パケット信号のヘッダ部が対応する光ゲートスイッチ2
03−1、…、203−Nによって抽出され、この並列
的に抽出されたヘッダ部が、2×1光合波器204−1
〜204−(N−1)及び光遅延線205−1〜205
−(N−1)の機能によって時系列的な直列信号に変換
されて光−電気変換器206に与えられる。
【0044】この光−電気変換器206によって電気信
号に変換されたヘッダ部の時系列が電気制御部207に
与えられ、電気制御部207によって解析され、スイッ
チング制御信号が形成されて光スイッチング部208に
与えられる。
【0045】光スイッチング部208においては、この
スイッチング制御信号に応じて、1×2光分岐器202
−1〜202−Nから与えられた分岐光パケット信号が
ルーティングされて出力ポート209−1、…、209
−Nに出力される。
【0046】次に、図3をも利用して、第1の実施形態
の光パケット交換装置の動作、特に、ヘッダ解析部21
0での動作を具体的に説明する。
【0047】図3に示すように、3個の入力ポート20
1−1、201−2及び201−Nから、時間t1のタ
イミングで光パケット信号211−1、211−2、2
11−3が入力されてきたとする。
【0048】入力ポート201−1、201−2、20
1−Nに対応した2×1光分岐器202−1、202−
2、202−Nによって分岐された一方の分岐光パケッ
ト信号は、制御用として、光ゲートスイッチ203−
1、203−2、203−Nに導かれる。
【0049】各光ゲートスイッチ203−1、203−
2、203−Nでは、光パケット信号のへッダ部を後段
に出力し、データ部分は通さないように動作する。光ゲ
ートスイッチ203−1から出力された光パケット信号
のヘッダ部は、2×1光合波器204−1に与えられ、
光ゲートスイッチ203−2から出力された光パケット
信号のヘッダ部は、2×1光合波器204−2に与えら
れ、光ゲートスイッチ203−Nから出力された光パケ
ット信号のヘッダ部は、光遅延線205−(N−1)に
与えられる。
【0050】これにより、スイッチ203−1から出力
された光パケット信号のヘッダ部は、遅延されることな
く、光−電気変換器206に入力され、スイッチ203
−2から出力された光パケット信号のヘッダ部は、遅延
単位時間の1倍の時間だけ遅延されて光−電気変換器2
06に入力され、スイッチ203−Nから出力された光
パケット信号のヘッダ部は、遅延単位時間の(N−1)
倍の時間だけ遅延されて光−電気変換器206に入力さ
れる。すなわち、複数の入力ポート201−1、201
−2、201−Nから入ってきた光パケット信号のヘッ
ダ部信号は、図3に示すように、一系列の信号として光
−電気変換器206に入力される。
【0051】ここで、光遅延線205−1、…、205
−Nはそれぞれ、上述したように、遅延線の長さを光パ
ケット信号のヘッダ部にガードタイムを合わせた時間分
の遅延を生じさせるように設定しているので、同じタイ
ミングで入力されてきた光パケット信号のヘッダ部が光
−電気変換器206に入力される際に衝突することを防
ぐことができている。
【0052】このシリアルで入力されてきた光−電気変
換されたヘッダ部信号を電気制御部207が解析するこ
とにより、各々の光パケット信号のルーティング情報を
得ることができる。そして、この電気制御部207でス
イッチング制御信号を生成して光スイッチング部208
に送出する。
【0053】これにより、光スイッチング部208で
は、例えば、光パケット信号211−1は出力ポート2
09−N、光パケット信号211−2は出力ポート20
9−1、光パケット信号211−3は出力ポート209
−(N−1)へといったように、目的の出力ポートヘス
イッチングすることかできる。
【0054】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように、第1の実施形態によれば、同時に入力さ
れた複数の光パケット信号のヘッダ部をシリアルな信号
系列に変換して光−電気変換器206に入力するように
したので、従来に比較して、光−電気変換器の数を大幅
に削減することができる。すなわち、従来においては、
入力ポート数分の光−電気変換器を必要としていたが、
この第1の実施形態によれば光−電気変換器は1つで良
い。従って、コストもハードウェア規模も従来より減少
させることができる。
【0055】なお、光パケット信号におけるヘッダ部の
長さは全体の長さに比べて十分に短いので、シリアルの
系列に変換して電気制御部207に与えてスイッチング
制御信号を形成させるようにしても、実際上、光パケッ
ト信号が入力されてからスイッチング制御信号を形成す
るまでの時間としては1パケット期間があれば十分であ
り、出力ポートからでていくまでの処理遅延時間は従来
と同程度である。
【0056】また、電気制御部の構成は従来より複雑に
なるが、電気的素子と光学的素子とを比較した場合、電
気的素子の方は安価に入手でき、集積化も容易であるの
で、上記効果を奏することができる。
【0057】(B)第2の実施形態 次に、本発明による光パケット信号のヘッダ処理装置及
び光パケット交換装置の第2の実施形態を図面を参照し
ながら詳述する。
【0058】(B−1) 第2の実施形態の構成】 光パケット交換のなかでも光ATM交換の場合は、光パ
ケット交換装置において、VP(Virtual Pa
th;仮想パス)と呼ばれるヘッダ内部のルーティング
テーブルを終端し、新たなヘッダ情報を付与しなければ
ならない。
【0059】この第2の実施形態の光パケット交換装置
は、 当該光パケット交換装置に入力されてきた光パケ
ット信号のVPを終端し、新たなVPを付与したヘッダ
情報を光パケット信号に挿入するものである。
【0060】図4は、この第2の実施形態の光パケット
交換装置の構成を示すブロック図である。
【0061】図4において、この第2の実施形態の光パ
ケット交換装置は、N個の1×2光分岐器402−1〜
402−Nと、N個の光ゲートスイッチ403−1〜4
03−Nと、光−電気変換器404と、電気制御部40
5と、電気−光変換器406と、N−1個の1×2光分
岐器407−1〜407−(N−1)と、N−1個の光
遅延線408−1〜408−(N−1)と、N個の光ゲ
ートスイッチ409−1〜409−Nと、N個の2×1
光合波器410−1〜410−Nと、光スイッチング部
411とから構成されている。
【0062】各1×2光分岐器402−1、…、402
−Nはそれぞれ、対応する入力ポート401−1、…、
401−Nから入力してきた光パケット信号を2分岐
し、一方の分岐光パケット信号を対応する光ゲートスイ
ッチ403−1、…、403−Nに与えると共に、他方
の分岐光パケット信号を光−電気変換器404に与える
ものである。
【0063】各光ゲートスイッチ403−1、…、40
3−Nはそれぞれ、入力された光パケット信号のデータ
部分だけを通過させて対応する2×1光合波器410−
1、…、410−Nに出力するものである。
【0064】なお、図4では、図示を省略しているが、
各光ゲートスイッチ403−1、…、403−Nとそれ
に対応する2×1光合波器410−1、…、410−N
とは、所定時間だけ遅延させる光遅延線を介して接続さ
れている。この所定の遅延時間は、光−電気変換器40
4から光ゲートスイッチ409−1〜409−Nに至る
までの処理系 の処理遅延時間に応じた時間となされて
いる。
【0065】光−電気変換器404は、1×2光分岐器
402−1、…、402−Nから出力された他方の分岐
光パケット信号を電気信号に変換して電気制御部405
に与えるものである。ここで、第2の実施形態の場合、
光−電気変換器404の詳細構成はどのようなものであ
っても良いが、例えば、第1の実施形態に係る図1にお
ける光ゲートスイッチ203−1〜203−Nから光−
電気変換器206に至るまでの構成を適用することもで
きる。すなわち、この第2の実施形態の光−電気変換器
404は、少なくともヘッダ部の情報を電気制御部40
7に与えられるものであれば良い。
【0066】電気制御部405は、光−電気変換器40
4からの電気信号に変換されたパケット信号(少なくと
もそのヘッダ部の情報)を解析して、光スイッチング部
411に与えるスイッチング制御信号を形成して光スイ
ッチング部411に与えると共に、当該光パケット交換
装置から光パケット信号が出力されていく際のヘッダ部
を、入力ポート401−1、…、401−Nの逆順に時
間多重したヘッダ信号を形成して電気−光変換部406
に与えるものである。
【0067】電気−光変換器406は電気信号でなるヘ
ッダ信号を光信号に変換して1×2光分岐器407−1
に与えるものである。
【0068】各1×2光分岐器407−1、…、407
−(N−1)はそれぞれ、入力された光ヘッダ信号を2
分岐するものである。各光遅延線408−1、…、40
8−(N−1)はそれぞれ、入力された光ヘッダ信号を
ヘッダ部に割り当てられている所定時間だけ遅延させる
ものである。
【0069】ここで、1×2光分岐器407−1は、電
気−光変換器406からの出力を入力し、一方の分岐信
号を光ゲートスイッチ409−1に与え、他方の分岐信
号を光遅延線408−1に与え、1×2光分岐器407
−2は、光遅延線408−1からの出力を入力し、一方
の分岐信号を光ゲートスイッチ409−2に与え、他方
の分岐信号を光遅延線408−2に与え、1×2光分岐
器407−3は、光遅延線408−2からの出力を入力
し、一方の分岐信号を光ゲートスイッチ409−3に与
え、他方の分岐信号を光遅延線408−3に与え、同様
に、他の1×2光分岐器も接続されている。なお、光遅
延線408−(N−1)からの出力は、光ゲートスイッ
チ409−Nに与えられるようになされている。
【0070】以上のよう電気−光変換器406、N−1
個の1×2光分岐器407−1、…、407−(N−
1)、N−1個の光遅延線408−1、…、408−
(N−1)、及び、N個の光ゲートスイッチ409−
1、…,409−Nの接続により、電気−光変換器40
6から時間多重されている複数のヘッダ部の情報がパラ
レルのヘッダ部としてN個の光ゲートスイッチ409−
1、…、409−Nに同時に入力される。
【0071】各光ゲートスイッチ409−1、…、40
9−Nはそれぞれ、同時に通過動作を行うものであっ
て、自ポートが通過させるヘッダ信号が入力されている
ときのみ通過動作を行うものであり、通過させたヘッダ
部の信号を対応する2×1光合波器410−1、…、4
10−Nに与えるものである。
【0072】各2×1光合波器410−1、…、410
−Nはそれぞれ、対応する光ゲートスイッチ409−
1、…、409−Nからのヘッダ部の信号と、対応する
光ゲートスイッチ403−1、…、403−Nからのデ
ータ部の信号とを合波して光スイッチング部411に与
えるものである。すなわち、各2×1光合波器410−
1、…、410−Nからの出力は、当該光パケット交換
装置に入力された光パケット信号のヘッダ部の情報が書
き換えられた光パケット信号となっている。
【0073】光スイッチング部411は、電気制御部4
05の制御下で、各2×1光合波器410−1、…、4
10−Nからの光パケット信号を交換して出力ポート4
12−1、…、412−Nに出力するものである。
【0074】なお、光スイッチング部411内の詳細構
成は、この第2の実施形態の特徴とは直接関係しないの
で、どのようなものであっても良いが、従来の技術の項
で説明した図2におけるヘッダ解析部114を除いた構
成部分を適用することができる。
【0075】(B−2)第2の実施形態の動作 次に、第2の実施形態の光パケット交換装置の動作を、
ヘッダ部の情報の書き換え動作を中心として説明する。
【0076】入力ポート401−1、…、401−Nか
ら入力された光パケット信号は、対応する1×2光分岐
器402−1、…、402−Nで2分岐される。
【0077】一方の分岐光パケット信号は、対応する光
ゲートスイッチ403−1、…、403−Nに与えられ
てデータ部分だけが取り出されて対応する2×1光合波
器410−1、…、410−Nに与えられる。
【0078】他方の分岐光パケット信号は全て、光−電
気変換器404に与えられる。かくして、光−電気変換
器404によって、分岐光パケット信号の少なくともヘ
ッダ部が電気信号に変換されて電気制御部405に与え
られる。
【0079】これにより、当該光パケット交換装置に同
時に入力された1又は複数の光パケット信号のヘッダ部
の情報が、この電気制御部405で解析されて、光スイ
ッチング部411に与えるスイッチング制御信号が形成
されて光スイッチング部411に与えられ、また、電気
制御部405によって、書き換えによって挿入されるヘ
ッダ部の情報を入力ポートの逆順に対応して並べた時間
多重信号であるヘッダ信号が形成されて電気−光変換器
406に与えられる。このヘッダ信号は、電気−光変換
器406によって、電気信号に変換されて1×2光合波
器407−1に与えられる。
【0080】電気−光変換器406から出力された時間
多重されているヘッダ信号は、1×2光分岐器407−
1、…、407−(N−1)及び光遅延線408−1、
…、408−(N−1)の機能により多重分離され、各
入力ポートに対応した置き換えられるヘッダ部の情報が
同期して並列に光ゲートスイッチ409−1、…、40
9−Nに与えられ、各入力ポートに対応した置き換えら
れるヘッダ部の情報が与えらている期間だけ通過動作し
て、対応する2×1光合波器410−1、…、410−
Nに与えられる。
【0081】各2×1光合波器410−1、…、410
−Nによって、対応する光ゲートスイッチ409−1、
…、409−Nからのヘッダ部の信号と、対応する光ゲ
ートスイッチ403−1、…、403−Nからのデータ
部の信号とが合波されて光スイッチング部411に与え
られる。すなわち、各2×1光合波器410−1、…、
410−Nからは、当該光パケット交換装置に入力され
た光パケット信号のヘッダ部の情報が書き換えられた光
パケット信号が出力され、これら光パケット信号が、光
スイッチング部411によって、電気制御部405から
のスイッチング制御信号に基づいて交換されて出力ポー
ト412−1、…、412−Nから出力される。
【0082】次に、図5をも利用して、第2の実施形態
の光パケット交換装置の動作、特に、ヘッダ部の書き換
え動作を具体的に説明する。
【0083】図5に示すように、入力ポート401−
1、401−2及び401‐Nから時間t1のタイミン
グで、光パケット信号413−1、413−2及び41
3−3が入力されてきたとする。これら光パケット信号
413−1、413−2及び413−3は、対応する1
×2光分岐器402−1、402−2及び402−Nで
2分岐される。
【0084】一方の各分岐光パケット信号は、対応する
光ゲートスイッチ403−1、403−2及び403−
Nに与えられてデータ部分だけが取り出されて(ヘッダ
部が除去されて)対応する2×1光合波器410−1、
410−2及び410−Nに与えられる。
【0085】他方の分岐光パケット信号は3個共に、光
−電気変換器404に与えられる。かくして、光−電気
変換器404によって、分岐光パケット信号の少なくと
もヘッダ部が電気信号に変換されて電気制御部405に
与えられ、当該光パケット交換装置に同時に入力された
3個の光パケット信号513−1、513−2、513
−3のヘッダ部の情報が、この電気制御部405で解析
されて、スイッチング制御信号が形成されて光スイッチ
ング部411に与えられ、書き換えによって挿入される
ヘッダ部の情報514−1、514−2、514−3を
入力ポートの逆順に対応して並べた時間多重信号である
ヘッダ信号が形成されて電気−光変換器406に与えら
れる。なお、この時間多重されているヘッダ信号におい
ては、隣り合う入力ポートに係るヘッダ部の情報間にも
空時間であるガードタイムが設けられている。
【0086】電気−光変換器406から出力された時間
多重されているヘッダ信号は、1×2光分岐器407−
1、…、407−(N−1)及び光遅延線408−1、
…、408−(N−1)の機能により多重分離され、各
入力ポート401−1、401−2、401−Nに対応
した置き換えられるヘッダ部の情報514−1、514
−2、514−3が同期して並列に光ゲートスイッチ4
09−1、409−2、409−Nを通過して、対応す
る2×1光合波器410−1、410−2、410−N
に与えられる。
【0087】すなわち、図5の具体例の場合、ヘッダ部
情報514−3は、ヘッダ部時間のN−1倍と、ガード
タイムのN−1倍とを合わせた時間だけ遅延されて光ゲ
ートスイッチ409−Nに与えられ、ヘッダ部情報51
4−2は、ヘッダ部時間の1倍と、ガードタイムの1倍
とを合わせた時間だけ遅延されて光ゲートスイッチ40
9−2に与えられ、ヘッダ部情報514−1は、遅延さ
れずに光ガードスイッチ509−1に与えられ、これに
より、ヘッダ部の情報514−1、514−2、514
−3が同期して並列に光ゲートスイッチ409−1、4
09−2、409−Nに与えられる。
【0088】そして、2×1光合波器410−1、41
0−2、410−Nによって、対応する光ゲートスイッ
チ409−1、409−2、409−Nからのヘッダ部
の信号514−1、514−2、514−3と、対応す
る光ゲートスイッチ403−1、403−2、403−
Nからのデータ部の信号とが合波されて光スイッチング
部411に与えられる。
【0089】2×1光合波器410−1、410−2、
410−Nから出力されたヘッダ部の情報が書き換えら
れた光パケット信号は、光スイッチング部411によっ
て、電気制御部405からのスイッチング制御信号に基
づいて交換されて該当する出力ポートから出力される。
【0090】図5の場合は、入力ポート401−1から
の光パケット信号413−1のヘッダ部を書き換えた光
パケット信号が出力ポート412−Nに出力され、入力
ポート401−2からの光パケット信号413−2のヘ
ッダ部を書き換えた光パケット信号が出力ポート412
−1に出力され、入力ポート401−Nからの光パケッ
ト信号413−3のヘッダ部を書き換えた光パケット信
号が出力ポート412−(N−1)に出力されている例
を示している。
【0091】(B−3)第2の実施形態の効果 以上のように、第2の実施形態によれば、光パケット信
号の少なくともヘッダ部の情報を光−電気変換して電気
制御部で解析し、それに応じて新たに生成した1又は複
数のヘッダ部情報を1系列で出力し、電気−光変換をl
つの電気−光変換器で行うようにしたので、ヘッダ部情
報の書き換えを伴う従来の光パケット交換装置に比較し
て、電気−光変換器の数を大幅に減少させることがで
き、コストもハードウェアも減少させることができる。
【0092】ここで、電気制御部405にヘッダ部情報
を入力させるまでの構成(図4での光−電気変換器40
4が該当する)として、第1の実施形態で説明した構成
を適用した場合には、光−電気変換器も1つで済み、装
置のコスト及びハードウェアの減少を一段と大きなもの
にすることができる。
【0093】(C)他の実施形態 本発明の光パケット信号のヘッダ処理装置及び光パケッ
ト交換装置が適用可能な網は、光ATM交換網に限定さ
れず、他の高速な光ネットワークに適用しても効果的で
ある。
【0094】また、上記実施形態においては、電気制御
部に入力するヘッダ部情報及び又は電気制御部から出力
するヘッダ部情報を1本化したものを示したが、ポート
数がかなり多い場合には、2本以上にまとするようにし
ても良い。この場合であっても、複数である所定数のポ
ート毎に1個の電気−光変換器又は光−電気変換器を設
けるようにすれば良い。
【0095】さらに、上記実施形態で説明したヘッダ部
情報の処理構成部分を交換機能を有しない光パケット処
理装置に適用するようにしても良い。
【0096】
【0097】
【発明の効果】 以上のように、の本発明の光パケッ
ト信号のヘッダ処理装置及び第の本発明の光パケット
交換装置によれば、入力された1又は複数の光パケット
信号におけるヘッダ部情報に置き換えるヘッダ部情報を
電気制御手段から出力してデータ部分に再付与するため
には、従来より格段的に少ない数の電気−光変換手段が
あれば良く、装置の構成及びコストを大幅に低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態の動作説明に供するブロック図
である。
【図4】第2の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】第2の実施形態の動作説明に供するブロック図
である。
【符号の説明】
202−1〜202−N…1×2光分岐器、 203−1〜203−N…光ゲートスイッチ、 204−1〜204−(N−1)…2×1光合波器、 205−1〜205−(N−1)…光遅延線、 206…光−電気変換器、 207…電気制御部207、 208…光スイッチング部、 210…ヘッダ解析部、 402−1〜402−N…1×2光分岐器、 403−1〜403−N…光ゲートスイッチ、 404…光−電気変換器、 405…電気制御部、 406…電気−光変換器、 407−1〜407−(N−1)…1×2光分岐器、 408−1〜408−(N−1)…光遅延線、 409−1〜409−N…光ゲートスイッチ、 410−1〜410−N…2×1光合波器、 411…光スイッチング部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時に入力されてきた1又は複数の光パ
    ケット信号のヘッダ部情報をそれぞれ、他のヘッダ部情
    報に書き換える光パケット信号のヘッダ処理装置におい
    て、 同時に入力されてきた1又は複数の光パケット信号のそ
    れぞれを2分岐する処理ポート数分だけ設けられている
    1×2分岐手段と、 対応する上記1×2分岐手段から出力された一方の分岐
    光パケット信号におけるヘッダ部情報を除去し、データ
    部分だけを通過させる複数のヘッダ部情報除去手段と、 上記各1×2分岐手段から出力された1又は複数の他方
    の分岐光パケット信号の少なくともヘッダ部情報を、電
    気信号に変換して出力するヘッダ部情報光電変換手段
    と、 このヘッダ部情報光電変換手段からの電気信号でなるヘ
    ッダ部情報に基づいて、それに置き換えるヘッダ部情報
    を形成し、形成された1又は複数のヘッダ部情報をシリ
    アルに並べたヘッダ信号を出力する電気制御手段と、 この電気制御手段から出力された電気信号でなるヘッダ
    信号を光信号に変換する電気−光変換手段と、 この電気−光変換手段からの光信号でなるヘッダ信号に
    含まれている1又は複数のヘッダ部情報をパラレルに分
    解する光学的シリアル/パラレル変換手段と、 この光学的シリアル/パラレル変換手段からのヘッダ部
    情報と、対応する上記ヘッダ部情報除去手段から出力さ
    れたデータ部分とを合波して光パケット信号を再形成す
    る複数の光合波手段とを有することを特徴とする光パケ
    ット信号のへッダ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項に記載の光パケット信号のヘッ
    ダ処理装置と、 このヘッダ処理装置内の上記複数の合波手段から出力さ
    れた光パケット信号を交換する光スイッチング手段とを
    備え、 この光スイッチング手段に上記ヘッダ処理装置内の電気
    制御手段が、入力された1又は複数のヘッダ部情報に基
    づいて形成したスイッチング制御信号を与えることを特
    徴とする光パケット交換装置。
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