JPH0313085Y2 - - Google Patents

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JPH0313085Y2
JPH0313085Y2 JP16292385U JP16292385U JPH0313085Y2 JP H0313085 Y2 JPH0313085 Y2 JP H0313085Y2 JP 16292385 U JP16292385 U JP 16292385U JP 16292385 U JP16292385 U JP 16292385U JP H0313085 Y2 JPH0313085 Y2 JP H0313085Y2
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vehicle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、農作業として、例えばタバコ作物
の育成作業や収穫作業に好適するキヤスター付作
業車に関する。
〔従来技術〕
例えばタバコ作物の栽培には、摘心、摘芽等の
育成作業や収穫作業、又、幹刈運搬作業等の各種
の作業を必要とするが、従来、これらの各作業に
は畝間を自走可能な駆動車が使用されている。こ
の駆動車を使用すれば、人手を利用せずに収穫さ
れたタバコ葉や刈り取られた幹等の運搬をなすこ
とができ、作業の省力化に大きく貢献することが
できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した駆動車は一筋の畝間を
走行するのみであるので、この駆動車を使用して
なされる各種作業の対象は、駆動車が走行する畝
間の両側に位置するタバコ葉のみに制約される。
このため、駆動車の走行に伴い、実質的にタバコ
作物1条分に対する作業しかできないので、その
作業能率は低く、生産性を向上できない不具合が
ある。
このようなことから、タバコ作物の生産性を高
めるために、例えば、実開昭58−189714号公報に
開示された自走型農作業機が開発されている。こ
の公知の自走型農作業機は、畝幅分だけ相互に離
間して配置された一対の自走可能な走行車体を備
えてなり、これら走行車体は畝に植えられている
タバコ作物を跨ぐことができる連結フレームによ
り一体的に連結されている。このような自走型農
作業機によれば、一対の走行車体を備えているの
で、その走行に伴い2条分のタバコ作物に対して
必要な作業を同時に行なうことができ、作業能率
を向上することができる。
しかしながら、上述した自走型農作業機は畝間
を走行可能な駆動車に比べて非常に大形なものと
なるので、回行作業に要するスペース即ち枕地を
余分に必要とし、耕作面積の有効利用を図れない
不具合がある。また、上述した自走型農作業機は
両走行車体の走行駆動機構が構造的に非常に複雑
なものとなり、農作業機全体が高価なものとなる
不具合を有する。
〔考案の目的〕 この考案は、上述した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、枕地の増大を招く
ことなく、作業の能率化を図れ、且つ安価にして
畝間を走行可能な駆動車に連結することができる
キヤスター付作業車を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によれば、上述した目的を達成するた
めに、2条分の畝幅分だけ離間して配置され、キ
ヤスターにより走行可能な一対の台車と、畝に植
えられている作物を跨ぐことができるように台車
相互を連結するフレーム構体と、このフレーム構
体の上部中央に上端が連結され、下端側が駆動車
に向かつて延びる連結支柱体と、この連結支柱体
の下部に固定され、駆動車に対して脱着可能に連
結されるヒツチ板とを具備してなるキヤスター付
作業車が提供される。
〔考案の実施例〕
以下、第1図及び第2図を参照して、この考案
の一実施例を説明する。
図中1は、例えばタバコ作物が植えられている
畑の畝間を自走可能な駆動車である。この駆動車
1は車体2の下部に一対のクローラ3を取付けて
構成されており、これらクローラ3,3は車体2
の前部に搭載したエンジン4により走行駆動され
るようになつている。尚、5,6はクローラ3,
3の走行を制御するための操作レバーである。
更に、車体2の後部上方にはこの車体2と連結
された作業台7が配置されているとともに、車体
2の後方には一対の補助車8,8が連結されてい
る。
駆動車1の両側には、タバコ作物が植えられる
畝の幅分だけ離間して一対の台車9,9が配置さ
れている。各台車9は、駆動車1の走行方向に延
びるプレート部材10と、このプレート部材10
下面の前後に取付けられた一対のキヤスター1
1,11とから構成されている。
上述した一対の台車9,9は、第1図に示され
るように駆動車1の上方を跨ぐフレーム構体12
によつて相互に連結されている。このフレーム構
体12は、例えば両端が台車9,9に夫夫接続さ
れ、互いに平行に延びる逆U字形状をなした一対
のフレームパイプ13,13と、これらフレーム
パイプ13,13を相互に連結する多数の連結パ
イプ14から構成されている。ここで、フレーム
パイプ13,13の高さは、畝に植えられている
タバコ作物の高さよりも高く設定されている。
また、フレームパイプ13,13の両端と各台
車9との間の接続は、第2図に示される接続構造
でもつてなされている。即ち、各台車9のプレー
ト部材10の上面にはフレームパイプ13よりも
小径の接続パイプ15が一対ずつ突設されてお
り、これら接続パイプ15にフレームパイプ13
…の一端を夫々嵌込むことで、フレーム構体12
と台車9,9との接続がなされている。
そして、フレーム構体12の上部中央には連結
支柱体16が吊下げられている。この連結支柱体
16は、第1図に示されるように上端がフレーム
パイプ13,13に夫々連結された4本の支柱パ
イプ17…と、これら支柱パイプ17…を互いに
連結する多数の連結パイプ18から構成されてい
る。
連結支柱体16を構成する支柱パイプ…の下端
側は夫々駆動車1に向かつて延びており、これら
支柱パイプ17…の下端には駆動車1の作業台7
に対し重ね合せ可能なヒツチ板19が取付けられ
ている。第2図に示されるように、このヒツチ板
19には、駆動車1の走行方向前後に離間して一
対のピン孔20,20が形成されており、また、
駆動車1の作業台7にもピン孔20,20と同様
なピン孔21,21が形成されている。従つて、
これらピン孔20,20と21,21との位置合
せをなし、各々組をなすピン孔20,21に頭付
きヒツチピン22,22を夫々挿通することによ
り、ヒツチ板19と作業台7との間の連結即ちフ
レーム構体12と駆動車1との間の連結をなすこ
とができる。
この実施例においては、第2図に示されるよう
に駆動車1の作業台7とヒツチ板19との間に約
2乃至3cmの隙間23が形成されており、この間
隙23により走行時に生じる駆動車1の揺れを吸
収できるようになつている。
上述した隙間23は、駆動車1における作業台
7の高さと、ヒツチ板19の高さ即ちフレーム構
体12の高さとによつて決定されることになる
が、第2図に示されるように連結支柱体16に対
してヒツチ板19を高さ調整可能に取付ければ、
上記隙間23の大きさを調整することもできる。
即ち、連結支柱体12の下端部を形成する支柱パ
イプ17…の下端部には長手方向に等間隔を存し
て複数のピン孔24が夫々形成されている。一
方、ヒツチ板19の上面には支柱パイプ17…の
下端に挿通可能な接続パイプ25…が夫々立設さ
れており、これら接続パイプ25…にも1個のピ
ン孔26が夫々形成されている。従つて、支柱パ
イプ17…側のピン孔24…の1つと接続パイプ
25…側のピン孔26との位置合せをなし、各々
組をなすピン孔24,26にサポートピン27を
挿通することにより、連結支柱体16に対するヒ
ツチ板19の取付けをなすことができ、また、同
時にこのヒツチ板19の高さ調整即ち上述した隙
間23の大きさを調整することができる。
尚、隙間23を調整する機構としては上述した
ものに限らず、例えば第2図中X部に示されるよ
うに各フレームパイプ13を垂直パイプ部13
a,13aと水平パイプ部13bとから構成し、
これらパイプ部13a…,13b…の互いに組合
される端部相互をパイプクランプ28…を介して
夫々連結するようにしてもよい。このように構成
すれば、垂直パイプ部13a…に対する水平パイ
プ部13b,13bの高さ調整即ちヒツチ板19
の高さ調整をパイプクランプ28…を介してなす
ことができるので、上述した場合と同様に隙間2
3の大きさを調整することができる。
そして、この実施例の場合、台車9,9の上方
には補助作業台29,29が配置されており、こ
れら補助作業台29,29はフレームパイプ1
3,13に脱着可能に取付けられている。
〔考案の作用〕
次に、上述したキヤスター付作業車の作用を説
明する。
この一実施例のキヤスター付作業車によれば、
駆動車1の動力を作業台7、ヒツチ板19、連結
支柱体16を介してフレーム構体12及び台車
9,9に伝達することができるので、駆動車1の
走行に伴い、台車9,9を利用してフレーム構体
12の走行をなすことができる。この結果、駆動
車1及び一対の台車9,9からなる3個の作業用
荷台を夫々の畝間に走行させることができ、合計
として3畦分のタバコ作物に対して摘心、摘芽等
の作業や、タバコ葉の収穫作業に上記作業用荷台
を利用でき、作業の能率化を大きく向上できる。
又、フレーム構体12を走行させるに際して
は、このフレーム構体12を1個の駆動車1によ
り牽引する構造であり、また、フレーム構体12
自体もパイプ構造であることから非常に簡単なも
のとなり、作業車全体のコストも安価になる。
更に、上述した農作業機においては、フレーム
構体12即ち連結支柱体16のヒツチ板19を駆
動車1の作業台7に対して脱着可能に連結してあ
るので、回行作業時にはフレーム構体12側と駆
動車1側とを分離することができる。このように
フレーム構体12側と駆動車1側とが分離される
と、フレーム構体12を走行可能に支持する台車
9,9にはキヤスター11…が備えられているの
で、このフレーム構体12はタバコ作物が植えら
れている畝に対し直交する方向に移動することが
できる。従つて、この一実施例の農作業機によれ
ば、大形となるフレーム構体12を備えていて
も、回行作業に必要な枕地のスペースを小さく抑
えることができ、耕作面積の有効利用を図れるこ
とになる。更に、駆動車1の作業台7とヒツチ板
19との連結を解除する際には、作業台7とヒツ
チ板19との間には前述した隙間23を設けてあ
るので、フレーム構体12側の重量が駆動車1側
にかかることがなく、ヒツチピン22,22を取
外すだけで、作業台7とヒツチ板19との連結を
簡単且つ容易にして解除することができる。
更に、この実施例のようにフレーム構体12に
補助作業台29,29を設ければ、これら補助作
業台29,29を作業者のための足場や座席、あ
るいは作業器具の載置台として利用することがで
きる。
〔考案の変形例〕
この考案は、上述した一実施例の農作業機に制
約されるものではない。例えば、補助作業台2
9,29の代わりに、第3図に示されるようにフ
レーム構体12及び連結支柱体16に水撤きノズ
ル30…を取付けるとともに、フレーム構体12
から延長アーム31,31を夫々張出し、これら
延長アーム31,31から吊下げたロツド32…
にも水撤きノズル30…を取付ければ、タバコ作
物の水撤き作業を効率的に行なうことができる。
この場合、台車9には散布水タンク及びポンプな
どを備えた散水器33を載置することができる。
又、第4図を参照すれば、補助作業台9,9の
代わりに、フレーム構体12及び連結支柱体16
に作業機器取付け板34が取付けられている。こ
の作業機器取付け板34には例えば2個のカツタ
ー装置35,35が固定して取付けられ、これら
カツター装置35,35により、タバコ作物の幹
刈作業を効果的になすことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、駆動
車に対し、キヤスター付きの一対の台車を備えた
フレーム構体を連結支柱体及びヒツチ板を介して
脱着可能に連結したので、その走行に伴い、複数
条の農作物に対して同時に必要な作業なすことが
でき、作業の能率化を図ることができる。また、
回行作業時には、駆動車側とフレーム構前側とを
分離して行なえ、しかもフレーム構体の台車には
キヤスターが設けられているので、このフレーム
構体を駆動車の走行方向に対して横移動させるこ
とができることから、回行作業に必要な枕地の面
積を小さく抑えて耕作面積の有効利用を図ること
ができる。更に、フレーム構体は1個の駆動車に
取付けることよつて牽引されるので、フレーム機
構自体の走行機構は不要となり、安価なキヤスタ
ー付作業車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案の一実施例を示
し、第1図はキヤスター付作業車を駆動車に取付
けた状態を示す斜視図、第2図は、台車とフレー
ム構体との連結構造並びに駆動車とヒツチ板との
連結構造を夫々示す図、第3図及び第4図はこの
考案の変形例を夫々示すキヤスター付作業車の斜
視図である。 1……駆動車、9……台車、11……キヤスタ
ー、12……フレーム構体、16……連結支柱
体、19……ヒツチ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2条分の畝幅分だけ離間して配置され、キヤス
    ターにより走行可能な一対の台車と、畝に植えら
    れている作物を跨ぐことができるように台車相互
    を連結するフレーム構体と、このフレーム構体の
    上部中央に上端が連結され、下端側が駆動車に向
    かつて延びる連結支柱体と、この連結支柱体の下
    部に固定され、駆動車に対して脱着可能に連結さ
    れるヒツチ板とを具備したことを特徴とするキヤ
    スター付作業車。
JP16292385U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0313085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16292385U JPH0313085Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16292385U JPH0313085Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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Publication Number Publication Date
JPS6271076U JPS6271076U (ja) 1987-05-06
JPH0313085Y2 true JPH0313085Y2 (ja) 1991-03-26

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JP16292385U Expired JPH0313085Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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