JPH03130786A - 記録装置の濃度コントロール方式 - Google Patents

記録装置の濃度コントロール方式

Info

Publication number
JPH03130786A
JPH03130786A JP1268812A JP26881289A JPH03130786A JP H03130786 A JPH03130786 A JP H03130786A JP 1268812 A JP1268812 A JP 1268812A JP 26881289 A JP26881289 A JP 26881289A JP H03130786 A JPH03130786 A JP H03130786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
density
developing
optical density
recording apparatus
toner supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1268812A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0795203B2 (ja
Inventor
Toshio Uchida
敏夫 内田
Shunichiro Shishikura
俊一郎 宍倉
Toru Yoshida
徹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP1268812A priority Critical patent/JPH0795203B2/ja
Publication of JPH03130786A publication Critical patent/JPH03130786A/ja
Publication of JPH0795203B2 publication Critical patent/JPH0795203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はlパス2カラー(IP2C)方式における濃度
カントロール方式に関する。
〔従来の技術〕
複写機やファクシミリ等の記録装置は高画質、多機能化
、高信頼性等進歩がめざましく、各方面に普及され、近
年、特にカラー画像を出力する機能を有するものが普及
している。このような性能の記録装置を実現するために
、機械の環境変化や感材および現像剤の特性変化等があ
っても、長時間にわたってコピー質の低下を防止するこ
とができるようにするためにゼログラフィーの各部の状
態をセンサーで検出し、この情報に基づき現像バイアス
、トナーディスペンス等を制御し、常に最良のコピー条
件を維持するように濃度コントロールを行っている。
トナーディスペンスコントロールについて言工ば、従来
、原稿のAC(エリアカバレッジ)を検出してトナーデ
ィスペンス時間を決定するAC−DC方式、現像機内に
おいて現像性を検出してトナーデイスペンス時間を決定
するADC方式、現像剤透磁率変化からトナー濃度を検
出するATC方式等が採用されている。
また、感光体ドラムの画像トナー濃度を検出し、その検
出結果に基づいて現像バイアス電圧を制御し、過剰なト
ナーの付着を防いで高画質を達成するようにしている。
〔発明が解決すべき課題〕
このような従来のトナーディスペンスコントロールにお
いて、例えばAC−DC方式では、低コスト化が図れ、
a構が簡単であるというメリットがある反面、原稿サイ
ズにより精度が変わってしまい、応答性が悪いという欠
点がある。また従来のADC方式は、現像機内で現像性
を検出するため他のサブシステムの影響を受けに<<、
常時データサンプリングを行うことが可能であるが、各
現像機について現像性を検出する必要が生じ、経時変化
があり、温度上昇の影響を受は易いという欠点がある。
さらにATC方式ではADC方式と同様の利点があるが
、現像特性変化を吸収できず、また現像剤が流動性がな
ければならないという問題がある。
また、従来の現像バイアス制御だけを行うADCでは必
ずしも十分な画質が得られないと共に、読取りセンサー
に異常があったような場合、十分な対応ができなかった
さらに、従来の方式ではIP2C方式における濃度コン
トロールに対応することができなかった。
本発明は上記課題を解決するためのものである。
本発明の目的は、高画質の2色画像が得られるIP2C
方式における濃度コントロール方式を提供することであ
る。
本発明の他の目的は、操作性がよく、信頼性の高いIP
2C方式における濃度コントロール方式を提供すること
である。
本発明の他の目的は、低コスト、高生産性のIP2C方
式における濃度コン)o−ル方式を提供することである
〔課題を解決するための手段および作用〕第1図に示す
ように、本発明は感光体上に形成された光学濃度基準面
における現像部、非現像部の光学演度検出手段2と、検
出された光学濃度に基づき第1現像手段、第2現像手段
を制御して濃度コントロールを行う濃度コントロール手
段Iとを有することを特徴としている。
本発明は、感光体ドラム上にカラー画像用の反転静電潜
像を形成してカラートナーによる第1現像を行った後、
ブラック画像用正転#9)電潜像を形成してブラックト
ナーによる第2現像をし、コロナ放電により両トナー現
像部の電位、電荷極性を揃えた後転写を行うことにより
、感光体ドラム1回転で2色画像の複写を可能にするI
P2C方式であって、出力濃度に対する基準面の現像部
と非現像部の光学濃度比の直線性が比較的体たれている
八−フトーンにおける前記比に基づいて画像濃度のコン
トロールをするものである。
先ず、現像機から感光体へのトナー移行量を決める現像
バイアスについては、第1現像後、第2現像が行われる
ため、第1現像においてトナーが厚くのりすぎると第2
現像時に磁気ブラシにより像乱しが起こる可能性があり
、一方第2現像においてはこのような像乱しは起こらな
いので、本発明では現像バイアスコントロールは第1現
像装置に対してのみ行う。この場合、基準面の現像部と
非現像部の光学濃度比が所定範囲内にあるとき、及び高
濃度になり易いパワーON時には光学濃度比に基づいて
コントロールを行い、光学濃度比が所定範囲外、すなわ
ち濃度が高すぎるか低すぎる場合は固定バイアスにして
そこそこの画質が得られるようにする。
また、出力濃度は現像機のトナー濃度に依存するので、
光学濃度比が所定範囲内のときは、比が規定値より大き
いか小さいかに応じて各現像機について、トナーディス
ペンス基準時間を多めまたは少な目に設定してトナーモ
ータON時間を算出し、現像機モータONの間だけトナ
ーモータを○Nにする。そして、光学濃度比が所定範囲
外となったときはトナーディスペンス基準時間を中位の
値に固定してオープンループコントロールとし、そこそ
この画質が得られるようにする。また、バワー○N時に
は前回のコントロールでトナー濃度はかけ離れた値には
なっていないと考えられるのでトナーディスペンス基準
時間を中位の値に固定する。
濃度検出インターバルは光学濃度比が所定範囲内であっ
て規定値より大きいか小さいかに応じて濃度が高い場合
は各現像機の濃度検出インターバルを長くし、濃度が低
い場合はトナー補給をしており現像コンデイションが変
わり易いため短くする。また光学濃度比が所定範囲外の
ときは濃度検出インターバルを長くしてクリーナーの負
担を軽減し、パワーON時は濃度が最も変化し易いので
最も頻繁に濃度検出を行って早期に適正な濃度が得られ
るようにする。
〔実施例〕
以下、実施例を説明する。
本実施例ではカラー複写機を記録装置の一例として説明
するが、本発明はこれに限定されるものではなく、プリ
ンタやファクシミリ、その他の画像記録装置にも適用で
きることは勿論である。
(I)装置の概要 (1−1)装置構成 第2図、第3図は本発明が適用される複写機の全体構成
の一例を示す図である。
本発明が適用される複写機はベースマシーン100に対
していくつかの付加装置が装備可能になっている。基本
構成になるベースマシーン100は原稿面からの情報光
を読み取るI IT (ImageInput Ter
minal)  120と、FITからの信号により出
力光が変調されるレーザ光源121ル−ザ光を第1光路
と第2光路とに分けるとともにレーザ光を走査するため
のポリゴンミラーを含む反射・走査ミラー系122、第
1光路に設けられた反射ミラー123、第2光路に設け
られた反射ミラー124、静電潜像が形成される感光体
ドラム125、カラー用の第1現像機126、ブラック
用の第2現像機127、定着装置128等が備えられて
いる。
本発明においてはIP2C方式を採用しており、そのた
めに、レーザ光源121からの出力光をカラー画像情報
光で変調し、ポリゴンミラーを含む反射・走査ミラー系
122、反射ミラー123を介して感光体上に反転静電
潜像を形成して第1現像機126でカラー現像した後、
同様にレーザ光をブラック画像用情報光で変調し、ポリ
ゴンミラーを含む反射・走査ミラー系122、反射ミラ
ー124を介して感光体ドラム125上に正転静電潜像
を形成して第2現像機127で現像し、ドラム上に2色
のトナー像を形成し、1回の転写で2カラーのコピーを
実現している。また、ベースマシーン100には上段ト
レイ102、中段トレイ103、下段トレイ104が取
り付けられ、各給紙トレイを全て前面に引き出せるよう
にして、操作性の向上、複写機の配置スペースの節約を
図ると共に、ベースマシーン100に対して出っ張りの
ないすっきりしたデザインの複写機を実現している。
また、給紙トレイ内の用紙を搬送するための用紙搬送系
にはインバータ105および中間トレイ109を配置し
、さらにその下側には大容量トレイ108を備えている
。また、ベースマシーン100上にはトップトレイ10
6、コントロールパネル101を備え、さらにコピー済
み用紙が排出される標準トレイ110を備えている。
次に、ベースマシーン100の付加装置について述べる
と、ESS (Electronic Sub  Sy
stem)112、ユーザインタフェースとしてのCR
T113、キーボード114、フロッピーディスクドラ
イブ115を据え付は可能であり、CRT画面を見なが
ら、キーボード114を通して入力したデータをフロッ
ピーディスクに一時貯え、必要に応じてフロッピディス
クからのデータをESS112で読み出してIITに信
号を渡し、1P2C方式によりプリントアウトできるよ
うにしたプリンタ機能を備えている。また、手差しトレ
イ107が取り付は可能であり、さらに大容量スタッカ
111が取り付けられて大量コピーにも対応できるよう
にしている。
また、DADF (デユーブレックスオートドキュメン
トフィーダー:白勤両面原稿送り装置)が取り付は可能
であり、ソーターは10/20ビンが取り付けでき、さ
らに電子RDH(IJサイクルドキュメントハンドラー
二原稿を元のフィード状態に戻し原稿送りを自動的に繰
り返す装置)、さらにコピーされた1組1組をステープ
ルで止めるフィニッシャ−等が取り付は可能である。
(1−2)システムの特徴 (A)高画質の提供 写真をきれいにコピーしたい、コピーからコピーをきれ
いにとりたい、連続コピー時に画質が落ちないようにし
たい、淡い色もそれなりに再現したい等々のユーザの要
請に答えられるように、本装置においては写真原稿再現
性、文字写真混在原稿の再現性、ジェネレーションコピ
ー質、画質維持性、単色再現性を製品開発目標としたも
のであり、それを達成するためにIITにおいてイメー
ジクォリティ補償、イメージ操作等を行い、さらにI 
OT (Image 0uput Terminal)
において色調再現制御、濃度コントロールを行っている
(B)アクティブドキュメントの作成 網かけや一部をカラーコピーして文章の一部にメリハリ
を簡単につけたい、位置ずれをなくしたい、操作手順を
分かりやすくして欲しい、カラーで○HPコピーを表現
したい、汚れたコピーを美しくしたい、ページを付けた
い等のユーザの要請に応えられるように、大文字機能、
プラス1カラ、網かけ、色変換、合成精度、エリア指定
、コントロールパネル操作、カラー○HP再現、削除機
能、アノテーション等の諸機能が備えられている。
(C)  コンパクト化 給紙トレイは全て前面に取り出せるようにして、横方向
への出っ張りをなくシ、オフィススペースを有効に活か
せるコンパクトマシーンを実現し、また騒音の発生を極
力押さえるようにしている。
(D)システムアップ化 本装置は単に複写機として機能するだけでなく、パソコ
ン、ワープロ、ワークステーションとも結合し、随時デ
ータをプリントアウトするプリンタとしての機能も持ち
、さらにファックスとも結合して画像の送受信ができる
ファックス機能も有している。なお、いろいろな画質情
報を出力する場合、感光体の移動速度変動があると網点
の画素形状、画素間隔等が変化し、縞模様を発生させる
原因となるので、本装置ではモーションクォリティーを
特に厳しく設定して画質の向上を図っている。
(E)操作性の向上 フユーザ−の改良でウオームアツプタイムを短くし、ま
た原稿のセットがし易く、かつ原稿をセットする方向の
ミスが少なくなるようにしている。
また、複数トレイの設置により、用紙変換が必要でなく
、カセットを取り出さずに用紙補給が可能であり、また
自動画質調整により濃度調整なしにコピーできると共に
、新聞原稿のバックをとばしてコピーできる等の機能を
備えて操作性を改善している。
(I−3)システム構成 第4図は本装置のシステム構成を示す図である。
本装置においては、複写機全体をコントロールするシス
テムコントローラー150  (CPU:68000.
100IKバイト)と原稿画像読取り11Tコントロー
ラー(8にバイト)、オペレータのキー人力接作等を行
うユーザーインタフェース153 (CPU:HD64
180) 、Xer。
周りのコントロールヲ行うIOTコントローラー152
(30〜40にバイト)からなり、ユーザーインタフェ
ース153を通して設定されるユーザーからのジョブモ
ードに応じてシステムコントローラがIITコントロー
ラ151、IOTコントローラ152に指令を出し、全
体のタイミングをはかりながらIITコントローラで画
像読取りを行うと共に、画質補償、イメージ操作等を行
い、その結果によりIOTコントローラ152でレーザ
光を変調して感光体ドラム上にカラーおよびブラックの
静電潜像を形成してIP2C方式におけるディジタルカ
ラー画像複写を行うようにしている。
(1−4)ハード構成 第・5図はディジタル複写機のハード構成を示すブロッ
ク図である。
llTl2Oはセンサインタフェース120a。
イメージクォリティ補償部120b、イメージ操作部1
20Cからなっている。ラインセンサ200で読み込ま
れた画像信号は増幅された後、A/D変換されてディジ
タル信号に変換される。ジグザグ補償回路203は、千
鳥状に配列された複数のセンサからなるラインセンサの
副操作方向における読み取りタイミングのずれを補償す
る。こうして得られたRGB信号は、RGBスベイシャ
ル補償回路204で主操作方向における光源の光量変動
による信号強度のばらつきが補償され、さらに、シェー
ディング補償回路205でセンサ感度のばらつきの補正
が行われる。色分離回路206、エリア認識回路207
ではR,G、 B信号より色分離、エリア認識を行って
画像濃度を示す濃度信号、カラーかブラックかを示すカ
ラーフラグ、及び像領域を示すエリア信号を出力する。
そして、ゴーストキャンセラ208でゴーストを消去し
、さらにディジタルフィルタ209でぼかし等の補正を
し、VBC210、DC211、フラグ・イメージデー
タ補償回路212を介してフラグ及びイメージデータ補
正を行って像濃度信号、カラーフラグ信号がイメージ操
作部120Cに渡される。
イメージ操作部120cでは縮拡等処理部213で像の
傾斜、縮小拡大等が行われて画像濃度信号、カラーフラ
グが出力される。この出力信号は、方ではエツジ強調・
シャドウ形成回路215、網かけ回路216.2値多値
変換回路217によりエツジ強調、影形成、網かけ等の
処理を行って、単にデイレイ回路214を経てきた信号
とインバータ回路218で加え合わされ、濃度信号とカ
ラーフラグが出力される。同時にVVARID信号、V
CLK信号等が10Tに対して出力される。■OTでは
カラーフラグに応じてTRC(Tone Reprod
uction Control :色調補正制御〉回路
219a、219bを遺択し、カラーかブラックかに応
じた色調補正を行い、スクリーンジェネレータ220a
、220bで階調トナー信号をオン/オフの2値化トナ
一信号に変換する。このときESS112により出力画
像を適宜変えることが可能である。さらに、ギャップメ
モリ221でカラー信号のデータを記憶しておき、第1
のビーム露光と第2のビーム露光のタイミングのずれを
補正して像乱れがないようにする。そして、RO3(ラ
スターアウトプットスキャナー)コントローラ222に
よりカラー画像またはブラック画像信号によりレーザ光
を変調してそれぞれ感光体ドラムを照射し、静電潜像を
形成する。
(II)濃度コントロール (II−1>ADCセンサの構成 第6図(a)はADC(Automatic Dens
ity Contr。
1〉センサを示す図である。
ADCセンサ250は発光素子250a、受光素子25
0bからなり、発光素子からの光をトナー像に照射し、
その反射光を受光素子250bで検出して電気信号に変
換して増幅するようになっている。
ADCセンサとしては正反射光を読み取る反射型センサ
、拡散光を読み取る拡散型センサの両者があるが、本1
0T用トナーに対しては550〜900nmの波長光を
用いた反射型センサでは感度は黒〉青〉縁〉茶〉赤の順
であり、拡散型センサでは赤〉茶〉緑〉青〉黒の順であ
り、拡散型センサでは青と黒にほとんど感度を有しない
という特徴がある。本発明では1つのセンサで金色の濃
度を検知するようにするために、拡散型センサでは対応
できないので反射型センサを採用している。
そして反射光で一番取りにくいのは赤であり、そのため
補色である青色の光を発光源として使って赤の感度を上
げることが考えられるが、一般に青色LEDはパワーが
少なくセンサに使用することができない。そこで、赤色
光か赤外光LEDの採用が考えられるが、パワーとして
は長波長光が取りやすいので、本発明では900nmの
赤外光をセンサ用として採用している。
赤外光ホトセンサの場合、トナーの載っているクリーン
面における反射光量VCLとトナー像における反射光量
VIMの比はトナー像濃度に対して第6図(b)に示す
ような特性を有しており、トナー像変化をセンサ出力で
見ることができる。
第7図はADCセンサの取り付は位置を示す図である。
第7図(a)に示すように、感光体ドラム125に対向
してその軸方向に複数のス) IJツブフィンガ258
が設けられており、ドラムに用紙が巻き付かないように
している。本装置ではこのストリップフィンガの隙間に
ADCセンサ250を設けている。ストリップフィンガ
258は定位置にあるとどうしても感光体を傷つけたり
して白筋、あるいは黒筋が現像されるようになってしま
うため、図の矢印で示すように、図示しない駆動機構に
より、ゆっくりと左右に往復動するように構成されてい
る。そこで、本発明においては、第7図ら)にその断面
を示すように、ストリップフィンガ258の面がADC
センサ250のガラス表面をこするように配置し、AD
Cセンサの面が汚れてもストリップフィンガーで清浄し
てその汚れを除去するようにしている。
(n−2)fi度シコントロール方 式コントラスト電位濃度(SAD : 5olid  
Area Density)との関係は第8図に示すよ
うに特性を有し、Aゾーン(例えば28.5℃、湿度8
5%)、Bゾーン(例えば22℃、湿度55%〉、Cゾ
ーン(例えば10℃、湿度30%)のように、主として
湿度により大幅に変化する。また、濃度に対するADC
センサ出力比(V patch / V clea、)
は第9図に示すような特性を示す。ここで■p41ch
は濃度を検出するために形成された感光体上の領域(基
準パッチ)からの反射光を受光したとのセンサ出力電圧
、V c L s。は感光体ドラムのクリーン面からの
反射光を受光したときのセンサ出力電圧である。センサ
汚れ等が増えるるとカーブはD−E−+Fのように変化
し、高濃度における感度が極端に低下する。ところで、
濃度コントロールは目的とす高濃度における値を検出す
ればよいが、第9図に示すように、濃度の高い所ではへ
〇Cセンサの出力が飽和して感度が極めて低下し、検出
値がばらついてコントロールに使用できない。
そこで、濃度と検出値との直線性が比較的体たれるハー
フトーン、例えば濃度0.7程度のところをある濃度の
範囲に押さえた方が精度のよいコントロールができるこ
とになる。そのために、ハーフトーンにおける■□Lc
h / Vc(manが所定範囲に入るように制御して
目的とするこれより高い濃度における変化が所定範囲に
おさまるようにする。
ADCバッチの形成は、第1O図に示すように、ジョブ
終了時にイメージ部240から、例えば20鮒離れた位
置に第1の露光ビームにより20×2511II11の
カラー画像用パッチ241を形成し、さらにパッチ24
1から2Qa+m副操作方向に離れた位置に同じ大きさ
の黒用パッチ242を第2の露光ビームにより形成する
’111図は本発明のADCコントロール方式における
概略構成を示す図である。
ADCセンサ230により感光体上に形成した基準パッ
チ、及び感光体クリーン面に対して第6図(a)で示し
たように発光素子230aから光を照射し、その反射光
を受光素子230bで検出して電気信号に変換し、各パ
ッチからの検出信号を所定回数、例えば6回サンプリン
グし、サンプリングデータのうち最大値と最小値を除い
た4つのデータの平均からV parch s Vct
aanを求め、シーケンスコントローラ225の電圧比
算出部225aにおいて、V parch / V (
Laa++を求める。なお、LEDは点灯してから光量
が安定するまで5秒程度かかるので、光量が安定してか
らサンプリングするようにする。さらに、必要な場合に
は発光素子230aを○FFL、このとき流れる受光素
子230bの暗電流を求め、次式によりそれぞれカラー
、ブラックに対して電圧比を算出することにより、−層
高感度化することができる。
このP catorの値に基づいてバイアスコントロー
ル部225bにより第1現像機のバイアスコントロール
を行う。第1現像機についてのみバイアスコントロール
を行うのは、IP2C方式においては、第1現像機にお
いてトナーが厚くのりすぎると、第2現像機においても
う1度像面をマグロールのブラシで擦ったときに像を乱
してしまうからであり、第2現像機においてはさらにマ
グロールのブラシでこすることがないためである。
またディスペンスコントロール部225cによりP c
oL。r 、P blackの値に基づいてそれぞれ第
1現像機126、第2現像機127のディスペンスモー
タON時間をコントロールして現像機におけるトナー濃
度(TC)を制御する。また、ADCインターバルコン
トロール部225dlより、P C+11+5r % 
P blackの値に基づいてADC駆動回路231を
制御してADCをどのくらいの頻度で行うかを制御し、
必要以上にADCパッチを作成し、バッチにのったトナ
ーを掻き落とすクリーナの負担が増えるのを防止する。
なお、パワーON時直後には濃度が高くなり易いので像
乱しを回避するために第1現像機に対してバイアスコン
トロールを行い、ディスペンスコントロールは、前回ま
でのコントロールにより、通常そんなに掛は離れた値に
なっていないのでフィードバックコントロールはしてい
ない。ただし、濃度変動が起き易いので頻繁にADCコ
ントロールを行うようにADCインターバルを最短にし
ている。
次に、第12図によりP color % P bLa
ckの値に応1:、!=バイアスコントロール、ディス
ペンスコントロール、ADCインターバルコントロール
についてさらに詳細に説明する。
第12図(a)はカラーの場合、第12図わ)はブラッ
クの場合のコントロールを示し、THc−、(THb−
0)≦Pcolor  (Pbtack) <THc−
+  (THb−、> (7)場合カフィードバックコ
ントロール、PC−L。r(P black ) <T
HC−3(THb−a )、PcoLc+r >THc
−+  (THb−1)の場合がオーブンループコント
ロールでアル。TH,、、TH。
、はNVMで可変なスレッショールド値である。
但し、ブラックの場合は像乱しが生じないので固定バイ
アスBb−,(−400V)としてバイアスコントロー
ルは行っていない。p coL。r  (Pb(a、。
k ) <THC,−3(THb−3) 、Pe、L、
、  (PbL、c* )>THc−+  (THb−
+ )の場合は濃度が極端に濃いか、薄い場合であり、
センサ汚れ、現像機不良等何らかの原因が生じた可能性
があり、フィードバックコントロールでは正常な出力濃
度への復帰は困難であるので、固定バイアス、1頁当た
りのディスペンス時間を中位の値’roc−+にするこ
とにより、そこそこの画質の複写をとれるようにし、一
方ADCインタテパルは最短にしてチエツクだけは頻繁
に行い、P coL。r  (Pbtack)の監視を
行い、THc−3(THb−、)≦Pe、、、、  (
Pblack ) <THc−+  (THb−+ )
になればフィードバックコントロールに復帰する。
カラーの場合におけるバイアスコントロールはBe =
AXPcator +B(A=−1,7,B=250)
に基づいて行っている。これは p eat。
、が大きいということは濃度が薄いことであり、濃度の
薄さに比例してバイアス値を大きくして感光体へのトナ
ー移行量を増やし、パッチ濃度が一定になるようにする
。p cal。、<THc−3、Pc0jar > T
 Hc−+の場合、及びブラックの場合の固定バイアス
値Bt、2 、Bb−+として一400Vとしているの
は、バイアスの絶対値を下げすぎると現像濃度がとれな
いとともに、キャリアが現像されてしまう可能性があり
、逆に上げすぎるとバックグラウンドが現像されていわ
ゆるかぶり現象が発生するためである。カラーの場合に
おいては、パワーON直後、前述したように濃度が高く
なり易いので像乱しを回避するために第1現像機に対し
てバイアスコントロールを行っている。
ディスペンスの制御はTHc−、(THb−2)≦Pc
a+or  (Pbt−Ch ) <THC−1(’r
Hb−1)の場合は1頁当たりの基準時間をT DC−
2(T o−−−)、THc−s  (THb−a )
 <PcoLor  (Pb1.ck ’) <THC
−2(THb−2)の場合はTOo−、(Tab−3)
〈ただしToc−2(Tab−2) > TDC−3(
Tlllb−a) )として濃度が薄い場合と濃い場合
の2段階に分けて基準時間を設定し、応答性を上げるよ
うに・している。パワーON直後は前回までのコントロ
ールにより、通常そんなに掛は離れた値になっていない
ので中位の値下。C−1にしてそこそこの画質が得られ
るようにする。
次にディスペンス時間の算出について説明すると、AD
Cによりフィードバックされた1頁当たりの基準ディス
ペンス時間、すなわちフィードバックコントロール時は
T ac−z (T o−2>またはToc−* (T
ab−+) 、オーブンループコントロール時はTゎ。
−、(Tab−+)と、プリントしている用紙サイズに
より1頁当たりのディスペンス時間をカラーとブラック
についてそれぞれ以下のように計算する。
T ac = T Ilc+αXTDC−M、Tab−
=Tnb+αxTnb−n である。ここにT Dc−11% Tab−1,はとも
に、それぞれT、、、(T、b−、)はノーマルな場合
で、1. 5秒、TDc−2(T[1b−2)は長い場
合で3.0秒、T。e−3(Tab−a)は短い場合で
0.5秒である。αは用紙サイズA3の場合が1、B4
が0.67、A4が0. 5、葉書が0.125という
ように決めて1頁複写する毎にディスペンス時間を加算
してトナー消費量が多い場合はディスペンス時間を長く
する。こうして算出したディスペンス時間時間だけ、現
像機ONのタイミングでディスペンスモータを回し、現
像機モータONの間だけトナーカセットから現像機へト
ナー供給を行う。このときの残余のディスペンスモータ
ON時間は、T、e=T、c−(カラーディスペンスモ
ータON時間) T、l、=T、b−(ブラックディスペンスモータON
時間) となり、この値をベースに次のディスペンスモータ○N
時間が算出されることになる。なお、現像機モータがO
Nになっている時間だけディスペンスモータを回してい
るのは、現像機が止まっているときにトナーをディスペ
ンスしてしまうと、トナーが現像機内のある所に極端に
溜まってしまい、これが現像されるとき、濃度が急変し
たり、クラウドとなって機内を汚してしまう可能性があ
るためであり、現像機モータが回ってさえいれば、ディ
スペンスしてもトナーはキャリアと一緒にコンデンスさ
れなか供給されていくので、濃度が急変したりクラウド
を生ずるようなことはないためである。このようなこと
は、トナー消費量が多い場合、例えば2秒で1頁のプリ
ントが終わってしまうのに、算出ディスペンス時間は5
秒間となる可能性があり、計算通りにディスペンスする
と、現像機モータはプリント終了後−秒位で止まってし
まうのに対してひき続きディスペンスし続けることにな
るような場合に生ずる。
なお、本発明においては、バックアップとしてI CD
C(Image Counting Density 
[:ontrol)を備えている。これは本発明はディ
ジタルコピアであるので、画像データはrl」、ro、
+のデータとして表されており、「1」の点を数えるこ
とによりトナー消費量を判断することができ、これを基
にトナーコントロールを行うことができる。本発明にお
いては25ラインあたり1ラインサンプリングし、そこ
のデータをカウントすることにより、全面におけるトナ
ー消費量を予測するようにしている。この場合、例えば
濃度グレード1〜6までの6階調設け、それぞれについ
て全部積算すれば完全にトナー消費量を予測することが
できるが、本発明ではその方式ではカウンタを多く必要
とするので、カウンタの数を減らすために、例えばグレ
ード5以上の数のみをカウントするというようにする。
そして、ADCだけではフルディスペンスか何もやらな
いかの2通りしかないが、ICDCを用いることにより
基準ドツト数をカウントすると、コピー毎にどの程度の
トナー消費量があったか予測することができ、基準ディ
スペンスタイムを可変にすることができる。この場合、
ある濃度以上のドツトの数を積算し、基準ドツト数に達
した時にADCで決定した時間だけディスペンスモータ
を回すようにするか、ADCにより基準ドツト数を変え
るようにしてもよい。
ADCサンプリングインターバルについて説明すると、
前回ADCバッチ作成後のプリント枚数を各色毎に積算
し、この値がPV−nを越えた後のジョブエンドまたは
デユープレックス−色目現像終了時にADCパッチを作
成する。P cat。。
(Fbtacb ) <THC−3(THt、−3) 
、THc−+(THb−、)≦P caLor  (P
 black )のオープンループ時はPV−1(30
P/V (Pr 1ntVo I ume))程度とし
て比較的インターバルを長くとり、頻繁にADCバッチ
を作成してクリーナーの負担を軽減するようにしている
。THC−(THb−2)≦Pc、t、r  (PbL
aek ) <THc−(THb−、) 、THC−3
(THb−3)≦p cal。
(Pbt、c+、)<THc−2(THb−2)のフィ
ードバックコントロール時は、濃度の薄いときはPV−
2(IOP/V)として速く濃度を上げるようにし、濃
度が濃い場合はトナーを減らす制御はできないのでPV
−1(30P/V)としてADCインターバルを長くし
てトナー供給量を減らすようにする。また、パワーON
時には濃度が高くなり易いので5P/Vと最も頻繁に見
にいくようにして早期に適正な濃度が得られるようにす
る。
なお、これらTH,、、B、0、TDC−11、PV−
nの値はNVMに記憶され、ダイアグモードで変更でき
るようにしている。
(I[−3)現像機の構成 第13図は本発明において使用する装着型トナーカート
リッジを示す図である。
カートリッジ280にはカップリングギア281が設け
られており、カートリッジをマシーンに装着すると、ギ
ア281がディスベンスモーク300で駆動される伝動
系と結合し、内部に設けられたアジテータ282が駆動
されるようになっており、カートリッジがトナーボック
スを兼用している。アジテータ282で撹拌および供給
されたトナーは、連通口283を通してオーガ284に
供給され、さらに連通口285を通して現像機本体に供
給されるようになっている。このようにカートリッジを
マシーンに装着し、トナーボックス兼用で使用できるの
で、操作性を向上させることができる。
第14図は現像装置の構成を示す図である。
本発明においてはドラム−回転で2色の画像を複写する
ことができるような1P2c方式を採用しているため、
第1現像fi126(カラー現像機〉、第2現像機12
7(黒現像機)が設けられているのが特徴である。IP
2C方式は現像、転写、定着して用紙を一旦ためておき
、再度現像、転写、定着することによりカラーと黒とを
出すようにする2P2C方式では、複写に時間がかかる
ため開発されたものである。
感光体125はレーザにより潜像懲戒をしているので、
800 nmあたりに感度がないと潜像形成にパワーの
みくって−まうため、赤外に感度がある感光体を使用し
ている。感光体への書込みは2本のレーザ光源からのレ
ーザ光を振り分け、ポリゴンミラーで走査して、第2レ
ーザビーム272、第2レーザビーム272として感光
体に照射することにより行う。
第1現像装置126はアジテータ126a、ディスペン
スオーガ126bを有し、これらアジテータ、オーガに
よりディスペンスされたトナーを3本のオーガ126C
でキャリアビーズとトナーとをかき混ぜ、トリマ126
eで調節しながらマグロール126dより感光体面にト
ナーを供給している。また、第2現像装置127はオー
ガ127a12つのパドル127bよりマグロール12
7dに対してトナーを供給し、トリマ127cで供給量
を調節しながらブラックトナーを感光体に供給している
。なお、第1現像装置では反転現像、第2現像装置では
正転現像しており、第2現像装置ではく+)トナー (
−〉キャリアを使用し、現状では(−)キャリアの良質
のものがないため、キャッチアップローラ127eを設
けてキャリアで現像されるのを防止している。
プリトランスファーコロトロン252はコロナ放電によ
り反転現像および正転現像された(−)トナー及び(+
)トナーの電荷の極性を変換して揃えて電位を等しくし
、トナーの用紙への転写を容易にする作用をしている。
バッフル板は用紙ジャムが発生した時に用紙を取れるよ
うに図の右端側が下側へ下がれるようになっている。ト
ランスファーコロトロン256はトナーを用紙側へ移行
させるよう、ブタツクコロトロン257は感光体から用
紙を剥がす作用をする。ストリップフィンガ258はブ
タツクコロトロン257で剥がされなかった紙が感光体
に巻きつかないように、用紙を剥がす働きをしている。
このストリップフィンガ258の所に第7図(a)に示
すようにADCセンサ230が設けられている。ブラシ
259は感光体上のトナーをクリーニングするもので、
掻き落とされたトナーはトナー回収装置260により回
収される。また、感光体上に残留しているチャージは除
電ランプ261の照射によりイレーズされるようになっ
ている。
次に第15図を参照してIP2C方式におけるトナー現
像を概略説明する。
スコロトロン251により感光体125が、例えば−7
00Vに一様に帯電される(工程の)。
次に第1のレーザビーム271により第1の露光が行わ
れ、露光された部分の電位は、例えば−100■になる
(工程■)。こうして形成された静電潜像は第1の現像
機のバイアス電位を一450V程度に設定することによ
り、負電荷が帯電し反転現像される。次に、第2のレー
ザビーム272で既に現像された部分も含めて第2の露
光を行うと、露光されない部分が一700Vの電位とし
て残るので、これを第2の現像機で現像することにより
(+)トナーにより正転現像される(工程■。
■)。こうして感光体上には(−)トナーと(+)トナ
ーがのったことになり、このままでは用紙への転写がで
きないので、プリトランスファ252により一様に(+
)コロナ放電をすることにより第1のトナー像および第
2のトナー像の電位、電荷極性を揃える(工程■)。そ
してレジゲートソレノイド253を所定のタイミングで
動作させてレジゲート254を開き、静電潜像と用紙と
をバッフル板(転写ブレード 〉 255の所で一致さ
せ、トランスファーコロトロン256でトナー像を用紙
に移行させ、さらにブタツクコロトロン257で用紙を
剥がし、図示しない定着部へ供給する(工程■〉。
[1−43ソフトウエア構戒 第16図はソフトウェア構成を示す図である。
本発明の濃度コントロールはADCモジュールで行って
おり、その構成は図示のようになっている。時間管理処
理部350でADC処理のタイミングコントロールを行
っており、各部に動作タイミングの通知を行っている。
バッチ作成処理B552ではイメージから所定距離離れ
た位置で第1露光ビーム271、第211光ビーム27
2を○N/○FF制御してカラー用及びブラック用の基
準バッチを作成する。ADCセンサ230で読み取った
信号を、時間処理部350から通知されたタイミングで
ADCセンササンプリング処理部356で6回サンプリ
ングして平均値を求めるとともに、バッチ部とクリーン
面における電圧の比を算出する。求められた電圧比、上
限値下限値テーブル359を参照してオーブンループ○
Rフィードバック判断処理部351はオープンループか
フィードバックの判断を行い、ADCインターバル変更
処理部353、バイアス演算処理部354、ディスペン
スON時間演算処理部356へそれぞれ指示を与える。
ADCインターバル変更処理部353は求めた電圧比に
応じ、またパワーON時直後か否かに応じたインターバ
ルでADCセンサの駆動を行う。バイアス演算処理部3
54は電圧比に応じてバイアス値を演算し、その結果に
応じてバイアス変更処理部358は第1現像機126の
バイアスコントロールを行い、第2現像機に対しては固
定バイアスを出力する。ディスペンスモータON時間変
更処理部356は電圧比に応じた基準ディスペンス時間
と用紙サイズとに応じてディスペンスモータON時間を
計算し、この結果を元にディスペンスモータON処理部
359が現像機モータ○Nの間だけそれぞれ第1デイス
ペンスモータ300a、第2デイスペンスモータ300
bを駆動してトナー濃度のコントロールを行っている。
[ll−5:lタイミングチャート 第17図はADCコントロールにおけるタイミングチャ
ートを示す図で、横軸に時間、縦軸にXero周りの各
角度位置における処理を示している。なお、プロセスス
ピードは160.045m。
ドラム径84關である。
第17図(a)はパワーON時におけるタイミングチャ
ートである。パワーON後、所定時間経過してメインモ
ータがONし、チャージコロトロン(CC)の位置で感
光体の一様帯電が行われる。
第1M光位置で第111光ビームによる照射が行われ、
カラー用基準バッチが形成される。形成された基準バッ
チに対して第1現像機位置においてカラーの現像が行わ
れる。さらに、第21光ビーム位置において黒用バッチ
を除いて全面照射して黒用基準バッチを形威し、第2現
像機でバッチの現像が行われる。キャッチアップロール
は第2現像機OFF後に停止する。カラー用基準バッチ
および黒用基準パッチがADCセンサ位置に到達すると
、カラー用基準バッチ、黒用基準バッチについてそれぞ
れ6回のサンプリングが行われ、さらに像形成がなされ
ていないクリーン面において、同様に6回のサンプリン
グが行われる。カラー用基準バッチ、黒用基準バッチで
得られたデータの最大値と最小値を捨て、残りの4個の
平均を求め、V patch / V ctea、を算
出し、算出結果に応じてバイアスコントロール、ディス
ペンスコントロール、ADCインターバルのコントロー
ルが行われる。サンプリング終了後メインモータがOF
Fする。な#、LEDはクリーン面サンプリング直後○
FFしている。
第17図わ)はジョブエンド時におけるタイミングチャ
ートである。CCにより帯電されている部分(イメージ
より後の位置)に対して、第1N光位置でカラー用バッ
チを形成し、第1現像機をONした状態で反転現像し、
さらに第2i!光位置で黒用パッチを形成して第2現像
機ONの状態で正転現像する。ADCセンサでパワーO
N時と同様にカラーバッチ、黒バッチ、クリーン面のサ
ンプリングを行い、その後メインモータをOFFする。
[11−63処理フロー 第18図はIP2C方式におけるADCメインフローを
示す図である。
IP2C方式においても、カラー現像機を装着せずにモ
ノクロコピーも可能であるので、カラー現像機が入って
いない場合は第1のRO3(ラスターアウトプットスキ
ャナー)を○FFL、マシーンパワーON直後か否かに
よりADCバッチ作戊作成ンターバルが異なるので、こ
れにより処理が異なり、マシーンパワーON直後でない
場合、所定枚数毎のプリントアウト時、あるいは所定枚
数を越えたときの1ジヨブ工ンド時にADCコントロー
ルを行うので、前回のADCパッチ作成後カラーまたは
黒のコピーがなされてない場合はADCコントロールは
せずに処理は終了することになり、所定枚数終了時、あ
るいは所定枚数を越えるジョブエンド時にはADC処理
を行う(ステップ1001〜1004)。
ADCの処理はパワーON直後か否かにかかわらず、ま
ずADCセンサに電圧を印加し、第1露光、第2f!光
によりそれぞれカラーおよび黒の基準バッチを作成し、
ADCセンサの発光素子の発光が安定した状態でカラー
と黒及びクリーン面のサンプリングを行う。さらに発光
素子の発光を止めて、受光素子の暗電流をサンプリング
し、これらの値を基に、 (上・)、千 /〈テミ 白 ) V c o L。。
Vdark P cot。1 Vclean   Vdark および V CL e a。  V dark を計算する(ステップ1005〜1010、ステップ1
014〜1019)。これらの計算値を基に、ステップ
1011〜1013においては、第1現像機のバイアス
コントロールを行ってトナーが厚くのりすぎないように
して像乱れを防止すると共に、各現像機に対してディス
ペンスフィードバックを行ってトナー供給のコントロー
ルを行い、さらにADCインターバルのフィードバック
を行う。また、ステップ1020〜1022において、
同様に第1現像機に対してバイアスフィードバックを行
うと共に、パワーON直後であるのでNVMに記憶され
ているデータを読み出して第1、第2現像機に対ルてデ
ィスペンス所期値人力を行い、さらにADCインターバ
ルの所期値入力を行う。
第19図はパワーON時、ドラム上に基準ADCバッチ
を形成して現像し、このバッチのADC出力値をサンプ
リングする処理フローを示す図である。
まず基準ソリッドバッチを作成し、2色モードか否かを
振り分け、単色モードの場合は黒、カラーに応じた処理
を実行する(ステップ1200〜1204)。2色モー
ドの場合にはカラー、黒の基準バッチを形威し、次にA
DCセンサ出力サンプリングをそれぞれ行って、その出
力値(Vb−0kVeoL。r)をそれぞれ記憶する(
ステップ1205〜1207)。同様に黒単色の場合は
黒用の基準バッチの形成、ADCセンササンプリング出
力値の記憶を行い、また、カラー単色の場合には同様の
処理を行う(ステップ1208〜1213)。次に、ク
リーン面のサンプリングを行ってその値を記憶し、さら
にADCセンサの発光素子を○FFして暗電流を計測し
てその値を記憶する(ステップ1214〜1216)。
なお、各サンプリングにおいては10m5ec毎に6回
行い、最大値と最小値を削除し、残りの4個の平均値を
それぞれ出力値とする。それぞれ求めた値により各色に
ついてバッチ面の出力電圧比を算出しくステップ121
7〜1219)、2色モードにおいては、第1現像機お
よび第2現像機に対するフィードバックを行う。バイア
スコントロールは第1現像機のみであり、濃度コントロ
ールオヨヒディスベンスタイムコントロール、ADCイ
ンターバルは第1現像機、第2現像機について行う(ス
テップ1220.1221)。また、黒単色モードにお
いては、第2現像機に対するディスペンスタイム、ディ
スペンスコントロール、インターバルコントロールを行
い、カラー単色%−ドの場合にはバイアスコントロール
、およびディスペンスコントロール、ADCインターバ
ルコントロールを行う(ステップ1222.1223)
第20図は第19図で説明したP color 、P 
bLackに応シてバイアスコントロール、ディスペン
スコントロール、ADCインターバルコントロールを行
う処理フローを示す図である。
第20図(a)はカラーの場合の処理フローを示し、第
12図(a)において説明したように、THc−、≦P
 color 、T HC−2≦Pcotor <TH
c−+ 、TH6−3≦P color < T HC
−2、P color < T Hc−sに応じてそれ
ぞれバイアス設定、ディスペンスコントロール、ADC
インターバルのコントロールを行っている。
第20図わ)はブラックの場合のフローを示し、第12
図ら)において説明したように固定バイアスであるので
、P black < T Hb−+ 、T Hb−+
≦Pb1ackのオーブンループ時、THb−2≦P 
black<THb−+ 、THb−s≦P blac
k < T Hb−zに応じてディスペンスコントロー
ル、ADCインターバルのコントロールを行っている。
第21図はADCイニシャルセツティングの動作フロー
を示す図である。
ADCイニシャルセツティングはマシーン出荷時、およ
びXeroモジュール交換時、製造者やシステムエンジ
ニアが行うもので、クリーン面は目標コピー濃度時のA
DCバッチ出力電圧値をマシーンに記憶させるようにす
る。これはマシーン毎にコントロールポイントを設定す
る場合、目標濃度に設定するのに非常に時間がかかるた
め、予めこれをマシーンのNVMに記憶させておくこと
によりセツティング操作を簡略化しようというためのも
のである。まずADCセンサに電圧を印加し、次に指定
ダイアグで第1現像機(カラー)あるいは黒を単色モー
ドで選択する(ステップ1501.1502)。そして
基準バッチを作成し、■PATc11をそれぞれカラー
、黒についてサンプリングし、さらにVct*anq暗
電流■。rkをそれぞれサンプリングする(ステップ1
504〜1506)。そして、バッチ相対電圧を計算し
、結果をTH,、としてNVMにメモリする。この値を
基にカラー、ブラックともに適宜定数を掛けて他の基準
値を設定する。なお、予めドラムの平滑な面を剥がして
粗面を形成するとこの部分がトナーに近い特性を示すの
で、感光体モジュールにEPROMを設置し、平滑面と
粗面における反射光検出値V PATCII % Vc
t□1を記憶させておくようにすれば初期値の設定を簡
略化することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、IP2C方式においてカ
ラーとブラック毎に別々のコントロールを行い、質のよ
い2色画像を得るとともに、信頼性の向上、低コスト化
、操作性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の濃度コントロール方式を説明するため
の図、第2図、第3図は本発明が適用される複写機の概
略構成を示す図、第4図は本発明のシステム構成を示す
図、第5図はハード構成を示すブロック図、第6図はA
DCセンサの構成を示す図、第7図はADCセンサの取
り付は位置を示す図、第8図はコントラスト電位と濃度
との関係を示す図、第9図は濃度に対するV□L−h/
VC(□hの関係を示す図、第10図はADCパッチの
形成を説明するための図、第11図は本発明のADCコ
ントロール方式の構成を示す図、第12図濃度コントロ
ールの方法を説明するための図、第13図は本発明にお
いて使用する装着型トナーカートリッジを示す図、第1
4図は現像装置の構成を示す図、第15図はIP2C方
式におけるトナー現像を説明するための図、第161!
Iはソフトウェア構成を示す図、第17図はADCコン
トロールにおけるタイミングチャートを示す図、第18
図はIP2C方式におけるADCメインフローを示す図
、第19図は2色モードと単色モードにおける処理フロ
ーを示す図、第20図はカラー濃度コントトールにおけ
る処理フローを示す図、第21図はブラック濃度コント
ロールにおける処理フローを示す図である。 1・・・濃度コントロール手段、2・・・検出手段、3
・・・現像手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)感光体上に形成された光学濃度基準面における現
    像部、非現像部の光学濃度検出手段と、検出された光学
    濃度に基づき第1現像手段、第2現像手段を制御して濃
    度コントロールを行う濃度コントロール手段とを有する
    記録装置の濃度コントロール方式。 (2)濃度コントロールは所定量記録終了時、または所
    定量を越えるジョブ選択時はジョブエンド時に行う請求
    項1記載の記録装置の濃度コントロール方式。 (3)第1現像手段は反転現像、第2現像手段は正転現
    像を行う請求項1記載の記録装置の濃度コントロール方
    式。 (4)コロナ放電により反転現像、正転現像のトナー電
    位、電荷極性を揃えて転写を行うことを特徴とする請求
    項1記載の記録装置の濃度コントロール方式。 (5)濃度コントロール手段は、現像バイアスコントロ
    ール部、トナー供給コントロール部、濃度検出インター
    バルコントロール部からなる請求項1記載の記録装置の
    濃度コントロール方式。 (6)現像バイアスコントロール部は、パワーON時お
    よび光学濃度基準面の現像部、非現像部における光学濃
    度比が所定範囲内であるときは、光学濃度比に応じて第
    1現像手段の現像バイアスをコントロールすることを特
    徴とする請求項5記載の記録装置の濃度コントロール方
    式。 (7)現像バイアスコントロール部は、光学濃度基準面
    の現像部、非現像部における光学濃度比が所定範囲外の
    ときは第1現像手段、第2現像手段を固定バイアスにす
    ることを特徴とする請求項5記載の記録装置の濃度コン
    トロール方式。 (8)現像バイアスコントロール部は、第2現像手段を
    固定バイアスにすることを特徴とする請求項5記載の記
    録装置の濃度コントロール方式。 (9)トナー供給コントロール部は、1枚記録毎にトナ
    ー供給基準時間を加算してトナー供給時間を算出するこ
    とを特徴とする請求項5記載の記録装置の濃度コントロ
    ール方式。(10)トナー供給基準時間を用紙サイズに
    より補正することを特徴とする請求項9記載の記録装置
    の濃度コントロール方式。 (11)トナー供給コントロール部は、所定濃度以上の
    画素数によりトナー消費量を求め、トナー供給時間を算
    出することを特徴とする請求項5記載の記録装置の濃度
    コントロール方式。 (12)トナー供給は、算出したトナー供給時間に基づ
    き現像機稼働時のみ行う請求項10または11記載の記
    録装置の濃度コントロール方式。 (13)算出したトナー供給時間から実際にトナー供給
    した時間を差し引いた時間に、1枚記録毎にトナー供給
    基準時間を加算して次のトナー供給時間を算出すること
    を特徴とする請求項9または10記載の記録装置の濃度
    コントロール方式。 (14)トナー供給コントロール部は、光学濃度基準面
    の現像部、非現像部における光学濃度比が所定範囲内の
    ときは、光学濃度比が規定値より大きいか小さいかに応
    じて第1現像手段、第2現像手段のトナー供給基準時間
    を異ならせたことを特徴とする請求項9または10記載
    の記録装置の濃度コントロール方式。 (15)トナー供給コントロール部は、パワーON時お
    よび光学濃度基準面の現像部、非現像部における光学濃
    度比が所定範囲外であるときは第1現像手段、第2現像
    手段のトナー供給基準時間を固定にすることを特徴とす
    る請求項9または10記載の記録装置の濃度コントロー
    ル方式。 (16)濃度検出インターバルコントロール部は、光学
    濃度基準面の現像部、非現像部における光学濃度比が所
    定範囲内のときは、光学濃度比が規定値より大きいか小
    さいかに応じて第1現像手段、第2現像手段の濃度検出
    インターバルを異ならせたことを特徴とする請求項5記
    載の記録装置の濃度コントロール方式。 (17)濃度検出インターバルコントロール部は、光学
    濃度基準面の現像部、非現像部における光学濃度比が所
    定範囲外であるときは第1現像手段、第2現像手段の濃
    度検出インターバルを固定にすることを特徴とする請求
    項5記載の記録装置の濃度コントロール方式。 (18)濃度検出インターバルコントロール部は、パワ
    ーON時には第1現像手段、第2現像手段の濃度検出イ
    ンターバルを最短にすることを特徴とする請求項5記載
    の記録装置の濃度コントロール方式。 (19)光学濃度基準面の現像部、非現像部における光
    学濃度比が所定範囲外でオープンコントロール時におい
    ても、濃度検出を行い、現像部、非現像部における光学
    濃度比が所定範囲内か否か監視することを特徴とする請
    求項1記載の記録装置の濃度コントロール方式。 (20)感光体に粗面を形成し、該粗面を光学濃度基準
    面における現像部として使用することを特徴とする請求
    項1記載の記録装置の濃度コントロール方式。
JP1268812A 1989-10-16 1989-10-16 記録装置の濃度コントロール方式 Expired - Lifetime JPH0795203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1268812A JPH0795203B2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 記録装置の濃度コントロール方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1268812A JPH0795203B2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 記録装置の濃度コントロール方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03130786A true JPH03130786A (ja) 1991-06-04
JPH0795203B2 JPH0795203B2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=17463601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1268812A Expired - Lifetime JPH0795203B2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 記録装置の濃度コントロール方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0795203B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5517283A (en) * 1992-05-22 1996-05-14 Mita Industrial Co., Ltd. Image forming apparatus including improved toner image density detecting arrangement
JP2012063505A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5517283A (en) * 1992-05-22 1996-05-14 Mita Industrial Co., Ltd. Image forming apparatus including improved toner image density detecting arrangement
JP2012063505A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0795203B2 (ja) 1995-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4542985A (en) Image formation apparatus
JP3501964B2 (ja) 画像出力処理装置
JPH06332280A (ja) 現像剤の経時劣化によるトナー濃度ドリフトに対する自動補償方法
JP4992315B2 (ja) 帯電装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2763185B2 (ja) 静電写真式複製装置及び静電写真式複製装置のグレーレベル画素の濃度の制御方法
JP2004220030A (ja) トナー濃度センサの較正方法及び較正システム
JP3372881B2 (ja) 画像形成装置
JPH03130786A (ja) 記録装置の濃度コントロール方式
JP3089636B2 (ja) 画像形成装置
JPH11184190A (ja) 電子写真式プリンタ
JP3126814B2 (ja) 画像形成装置
JP3605783B2 (ja) 画像形成装置
JP3002278B2 (ja) デジタル画像形成装置
JPH03135589A (ja) 記録装置の濃度検出装置
JP3619022B2 (ja) カラー電子写真画像形成装置
JPS62109078A (ja) 画像記録装置
JP3380629B2 (ja) 画像形成装置
JPH05260302A (ja) 画像形成システム
JP2001222145A (ja) カラー画像形成装置
JPH04310978A (ja) 画像形成装置
JPS63292172A (ja) 静電記録装置
JP2614373B2 (ja) カラーバランス調整装置
JPH11194576A (ja) 濃度制御用パッチ作成方法及びそれを利用した画像形成装置
JPH01112263A (ja) カラー画像形成装置
JPH05289461A (ja) 画像記録装置