JP2012063505A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで画像形成品質を上げる。
【解決手段】像担持体と、画像形成パラメータに基づいて、前記像担持体上に基準画像を形成する画像形成部と、前記基準画像の物理量を測定し、測定された物理量に基づく出力値を出力する測定部と、測定される前記物理量と、測定される前記物理量に基づく出力値との対応を示す対応情報が予め記憶されている記憶部と、前記対応情報に基づいて、前記測定部からの前記出力値が一定になるように、前記画像形成パラメータを補正する補正部と、前記測定部が出力した出力値が連続的に変化し、該出力値の変化値の連続する合計値が予め定められた閾値を超える場合には、前記対応情報を変更する変更部と、を有する画像形成装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
用紙に画像形成する画像形成装置において、感光体ドラムなどに、補正用画像を形成して、該補正用画像の付着量を検出し、該検出結果に基づいて感光体ドラムへの印加電圧を補正する技術が提案されている。この補正により、印刷品質を安定化させることができる。
連続した用紙を使用する印刷装置では、連続印刷する必要があり、連続印刷中に感光体ドラム上の画像形成領域内に補正用の画像を形成することができない。特許文献1には、感光体ドラム上の画像形成領域外に、補正用画像を形成して、連続印刷の速度低下を防ぎ、連続印刷時の印刷品質の安定化を図る技術が提案されている。
また、特許文献2には、現像能力を算出するための制御が記載されている。現像能力を算出し、この現像能力に応じて画像形成時の各種電位の決定を行う技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、画像形成部の突発的な異常により付着量が変化したときの対応が遅れることになる。例えば画像形成手段内のトナーが少なくなった場合、エラーを発生させてトナーが少なくなったことを使用者へ認識させる。しかし、使用者の対応が遅れて印刷されてしまい、想定より画像濃度の薄い印刷物が出力されることがある。特に、連続用紙を使用している画像形成装置のほとんどは高速印刷を行っており、このような遅い対応では多量の不要印刷物が出力されるという問題がある。
また、特許文献2の技術のように、定期的に印刷停止していては印刷時間がかかることという問題がある。また、補正に必要なトナーが多量に消費されることになり、補正作業としての画像形成部の空転動作が増えることになり、現像剤や感光体ドラム、等の消耗品を含めた製品の短寿命化につながるという問題がある。また、補正制御の画像形成時に使用したトナーは清掃機構(ベルトクリーニングユニット)によって回収されるのだが、通常印刷で用紙へ転写されずに残存したトナーの量よりはるかに多くなると考えられ、清掃機構への負荷から短寿命化を招くという問題がある。
そこで、これらの問題を鑑みて、本発明は、低コストで、高い画像形成品質を維持する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、像担持体と、画像形成パラメータに基づいて、前記像担持体上に基準画像を形成する画像形成部と、前記基準画像の物理量を測定し、測定された物理量に基づく出力値を出力する測定部と、測定される前記物理量と、測定される前記物理量に基づく出力値との対応を示す対応情報が予め記憶されている記憶部と、前記対応情報に基づいて、前記測定部からの前記出力値が一定になるように、前記画像形成パラメータを補正する補正部と、前記測定部が出力した出力値が連続的に変化し、該出力値の変化値の連続する合計値が予め定められた閾値を超える場合には、前記対応情報を変更する変更部と、を有する画像形成装置を提供する。
本発明の画像形成装置によれば、低コストで、高い画像形成品質を維持できる。
本実施例の画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例の画像形成装置の要部の機能構成例を示した斜視図である。 本実施例の感光体ドラムなどの側面図である。 本実施例の感光体ドラムなどの斜視図である。 本実施例の制御部の機能構成例を示した図である。 本実施例の変更タイミングを定めるための処理フローである(その1)。 本実施例の変更タイミングを定めるための処理フローである(その2)。 本実施例の対応情報の変更処理の処理フローである。 別の実施形態の感光体ドラムなどの斜視図である(その1)。 別の実施形態の画像形成装置の要部の機能構成例を示した斜視図である。 別の実施形態の感光体ドラムなどの斜視図である(その2)。
実施例の説明の前に、用語の説明を行う。画像形成装置とは例えば、プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機などである。また、記録媒体は、用紙や連続紙等が挙げられる。なお、連続紙とは、長手方向が所定値より長い用紙であり、一般的に数mの長さの用紙である。また、画像形成剤とは、液滴や粉体などをいう。液滴とは、インク、記録液、定着処理液、液体、DNA試料、レジスト、パターン材料などである。粉体とはトナーなどをいう。像担持体とは、画像や基準画像が形成されるものであり、例えば、感光体、感光体ドラム、中間転写部材、中間転写ベルト、記録媒体などである。画像形成とは、文字や図形、パターンなどの画像を記録媒体に付与することや、液滴を記録媒体に着弾させることを含む。
以下の説明では、像担持体を感光体ドラムとし、画像形成剤をトナーであるとして説明する。
[実施形態1]
以下、本発明を実施するための形態の説明を行う。なお、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行う過程には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
<ハードウェア構成>
図1は、本発明に係る画像形成装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示すように、画像形成装置100は、制御部111、主記憶部112、補助記憶部113、外部記憶装置I/F部114、インターフェース部116、操作部117、表示部118、エンジン部119を含む。
制御部111は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部111は、主記憶部112に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部112は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部111が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムや画像データを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部113は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部114は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体115(例えば、フラッシュメモリ、SDカードなど)と画像形成装置100とのインターフェースである。
また、記憶媒体115に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体115に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部114を介して画像形成装置100にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは画像形成装置100により実行可能となる。
インターフェース部116は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像形成装置100とのインターフェースである。画像形成装置内の構成部からの情報を取得する。
操作部117や表示部118は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、画像形成装置100が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
エンジン部119は、粉体や液滴を利用した画像形成装置に関する駆動機構等の駆動部分である。
<画像形成装置の要部の簡略図>
図2に本実施例の画像形成装置の要部の機能構成例を示す。この例では、感光体ドラム1は、時計回りに回転する。感光体ドラム1の周囲には、作像工程順に帯電部2、露光部3、現像部4、測定部104、転写部5、清掃部7が配置されている。感光体ドラム1は例えば、セレン系とすればよい。また、画像形成部16は帯電部2、露光部3、現像部4を含むものであり、感光体ドラム1上にトナー像を形成するものである。
帯電部2は、感光体ドラム1の表面を一様に帯電する。例えば、感光体ドラム1の表面電圧(電位)を500V〜750Vとすればよい。帯電後、露光部3が、制御部111からの画像データに基づいて、画像パターンを書き込み、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。現像部4は、静電潜像が通過すると、感光体ドラム1の表面に磁気ローラ(図示せず)から搬送された帯電したトナーを静電吸着させる。該静電吸着により、感光体ドラム1上において、静電潜像がトナー像として可視化、現像される。なお、この例では、該現像に際しては、トナーとキャリアによる2成分の接触帯電を行う。この場合には、磁気ローラが300V〜500Vの現像バイアス電圧を印加することで、トナーを正極に帯電する。
破線で示す連続紙である用紙6は現像されたトナー像とタイミングを合わせるように、収容部11から移動し、搬送ベルト8の駆動を受けて転写部5へ向かう。搬送ベルト8にはピンが付いていて用紙6を挟持し、片側のローラが回動して用紙6を搬送する。転写部5は用紙6の背面に位置している。転写部5は、例えば、−0.4mA〜−1.6mAの電流を用紙6に対して印加する。そして、転写部5は、用紙6を感光体ドラム1へ静電的に接触させると共に、感光体ドラム1上のトナー像を用紙6へ転写する。
この例では、転写部5はワイヤーとシールドからなるコロトロン帯電部を使用している。転写部5の両側には、用紙6を安定に搬送し、感光体ドラム1への接触を補助するためのガイド(図示せず)が設けられている。転写部5およびガイドは、用紙6への転写を行わないときは感光体ドラム1から離反しており、転写時には、感光体ドラム1へ接近する。転写部5およびガイドの離反・接近は、制御部111が、エンジン部119を駆動することで行われる。
用紙6へ転写しきれずに感光体ドラム1に残ったトナー像は清掃部7で取り除かれる。その後、清浄化された感光体ドラム1の部分は再び帯電部2へ向かう。
用紙6の表面に転写されたトナー像は搬送ベルト8の駆動により、定着部9へ導かれる。定着部9は第1ローラ9および第2ローラ9を有し、第1ローラ9および第2ローラ9により、用紙6は挟まれる。また、第2ローラ9の内部に設けられたヒータが用紙6を加熱することで、用紙6表面のトナー像を熱圧着する。また、高速の印刷や厚紙に対応するために、搬送ベルト8と定着部9との間に板状のヒータ12を設けて定着部9の前段階で用紙6を下から暖めてもよい。
トナー像が定着されると、用紙6を折りたたんで、送出部13に収容することで、一連の動作が完了する。また、用紙6は、搬送ベルト8、定着部9により搬送されることから、搬送ベルト8、定着部9をまとめて搬送手段17という。また、用紙6を搬送できる手段であれば、搬送ベルト8、定着部9以外の手段を用いても良い。
[測定部104について]
次に、測定部104について説明する。図3に測定部104と感光体ドラム1の側面図を示し、図4に測定部104と感光体ドラム1の斜視図を示す。測定部104は、現像部4により感光体ドラム1上に付着された基準画像(後述する)の物理量を測定し、測定された物理量に基づく出力値を出力するものである。この例では、物理量とは、基準画像のトナー濃度を示す値であり、例えば、トナー量であるが、物理量を他の量にしてもよい。また、出力値とは、測定部104が出力する出力電圧とする。
図3、図4の例では、感光体ドラム1は円柱形上である。また、回転軸102が、感光体ドラム1の長手方向中央に貫通されており、感光体ドラム1は、回転軸102の回転と共に、一体的に回転される。また、この例では、現像部4の下流側、転写部5の上流側に、(つまり、現像部4と転写部5の間)に測定部104は設けられる。図3に示すように、測定部104は、感光体ドラム1と所定間隔s、離されて設けられる。また、図4に示すように、測定部104は、感光体ドラム1のうち、画像形成領域1Aと対向するように設けられる。ここで、画像形成領域1Aとは、感光体ドラム1の表面のうち、本画像(後述する)が形成される領域をいい、用紙6と対向する領域である。なお、画像形成領域1Aの幅は、用紙6の印刷可能領域の幅と一致する。すなわち、画像形成領域1Aは感光体ドラム1の幅方向において、用紙6へのトナー像転写に関与する感光体ドラム1の領域をいう。なお、用紙6の印刷可能領域とは画像形成が可能な領域であり、例えば、トラクタ搬送用(スプロケット)の穴が設けられているような箇所は印刷領域外としている。
測定部104は、測定面104aを有し、感光体ドラム1上に付着されたトナーの量を測定するときには、測定面104aが画像形成領域1Aに対向する。トナー量を測定するとき以外は、測定面104aが画像形成領域1Aに対向していない。トナー量を測定するときに、制御部111がエンジン部119を駆動することで、測定面104aは画像形成領域1Aに対向する。
また、画像形成部16は、本画像についての画像データ、または、基準画像についての画像データについてのトナー像を感光体ドラム1上に形成する。ここで、本画像とは、ユーザが印刷を所望する画像についてのトナー像である。また、基準画像とは、本画像についてのトナー像の付着量を補正するためのトナー像である。基準画像とは、例えば、パターンマークなどにすればよい。
測定部104の基準画像のトナー量の測定手法の一例を説明する。測定部104は、例えば、光を送光する送光部と、光を受光する受光部を有し、送光部が基準画像に対して、送光をし、受光部が反射光を受光する。そして、測定部104は、反射濃度を求め、トナー量を測定する。測定部104は、測定したトナー量に基づく出力電圧を出力される。例えば、測定されたトナー量が多ければ、出力電圧は小さくなり、測定されたトナー量が少なければ、出力電圧は大きくなるようにすればよい。
[補正部202について]
次に、補正部202について説明する。ユーザは操作部117(図1参照)から、用紙6に印刷させる画像濃度を段階的に調整することができる。例えば、画像濃度を0.6D〜1.42Dまで調整可能とすればよい。画像濃度に応じて、測定部104の出力電圧は定まる。例えば、画像濃度が濃い場合には、基準画像のトナー量が多いということなので、出力電圧は小さくなり、画像濃度が薄い場合には、基準画像のトナー量が少ないということなので、出力電圧は大きくなる。例えば、画像濃度が0.6〜1.42Dまで調整出来る場合には、測定部104の出力電圧は、大きくて2.5V、小さくて0.1Vの範囲とすればよい。
図5に制御部111の機能構成例を示す。図5の例では、制御部111は、補正部202、変更部204、判断部206、加算部208を含む。
そして、ユーザにより操作部117から入力された画像濃度Dと対応するトナー量Tを求めることができる関数T=G(D)を予め定めておく。本画像のトナー量を該関数により定められたトナー量Tとして、本画像を用紙6に転写することで、用紙6に品質の良い画像を形成できる。補正部202は、操作部117から入力された画像濃度Dを関数G(D)に代入することで、トナー量を求める。以下では、画像濃度dを関数G(D)に代入することで求まるトナー量を「画像濃度dに対応するトナー量」という。また、画像濃度dの段階数Uと、画像濃度に対応するトナー量の段階数Uは等しくなる。
また、主記憶部112には、測定される物理量(トナー量)と、測定される物理量に基づく出力値(出力電圧V)との対応を示す対応情報αが予め記憶されている。ここで、測定される物理量とは、例えば、本画像の物理量Tである。対応情報αとは、関数V=F(T)である。関数V=F(T)に、トナー量Tが代入されることで、出力電圧Vが算出される。補正部202は、関数G(D)により算出されたトナー量Tを関数V=F(T)に代入して、出力電圧Vを求める。補正部202は、測定部104からの出力電圧が、常に一定になるように、つまり、常に該求められた出力電圧Vになるように、画像形成パラメータを補正する(フィードバック制御する)。
ここで、画像形成パラメータとは、用紙6に画像形成するために定められるパラメータ(変数)である。また、画像形成パラメータを調整することで、感光体ドラム1に付着されるトナーの量を調整できるものである。この例では、画像形成パラメータを感光体ドラム1の表面電位および現像バイアス電圧とする。感光体ドラム1の表面電位は、帯電部2が感光体ドラム1に対して印加する電圧であり、現像バイアス電圧は、磁気ローラがトナーに対して印加する電圧である。なお、画像形成パラメータは、調整することで感光体ドラム1に付着されるトナーの量を調整できるものであれば、他のパラメータでも良い。以下では、感光体ドラム1の表面電位および現像バイアス電圧をまとめて「画像形成電圧」といい、画像形成パラメータを画像形成電圧とする。また、対応情報αの「測定される物理量」は、「画像濃度に対応する物理量(トナー量)」と同一である。つまり、対応情報αの「測定される物理量」は、上記段階数U分存在する。
また、対応情報αは、「測定される物理量」と、「測定される物理量に基づく出力値」と、を対応させた対応テーブルでもよい。該対応テーブルは、「測定される物理量」と、「測定部104に測定される物理量に基づく出力値」の対応をU個有する。
次に、補正部202が、画像形成電圧を補正する理由を説明する。一般的に、感光体ドラム1の劣化や経時変化などにより、感光体ドラム1のトナー量が十分でなくなり、印刷品質の劣化が発生する。そこで、補正部202による補正(フィードバック制御)により、感光体ドラム1に付着させるトナー量を一定にさせる。
なお、感光体ドラム1に付着させるトナー量を多くするためには、画像形成電圧を大きくすればよい。また、感光体ドラム1に付着させるトナー量を少なくするためには、画像形成電圧を小さくすればよい。画像形成電圧の調整は、制御部111がエンジン部119を駆動させることで行われる。
補正部202は、定期的に画像形成電圧を補正する。また、上述のように、画像形成電圧の補正を行うためには、画像形成部17が感光体ドラム1上に基準画像を形成する必要がある。つまり、画像形成部17は定期的に基準画像を形成する必要がある。
また、用紙6が連続紙である場合には、本画像の形成処理を一時、中止し、基準画像を形成して、再び、本画像を形成する。つまり、用紙6が連続紙の場合には、転写部5による転写処理、および、搬送手段17による用紙6の搬送処理を一時中止する。
また、画像形成装置内の異常により、測定部104の出力電圧が異常値になる場合がある。補正部202は、測定部104からの出力電圧が一定になるように、画像形成電圧を補正する。従って、測定部104からの出力電圧が異常値になると、本画像のトナー量も異常に変化し、用紙6に転写されるトナー量も一定ではなくなり、印刷品質低下に繋がる。
ここで、測定部104の出力電圧が異常値になる理由の例を以下に3つ述べる。
1つ目の理由として、現像部4による現像処理でトナー収容部(図示せず)のトナーの収容量が少ない等の理由により、現像部4へ補充されるトナーの量にムラがある場合がある。この場合には、基準画像のトナー量が一定にならず、測定部104からの出力電圧が異常値になり、補正部202は適切に、画像形成電圧を補正できない。
また、2つ目の理由として、測定部104の駆動機構の磨耗などにより、測定面104aが適切に、感光体ドラム1に対向しない場合がある。測定面104aが適切に感光体ドラム1に対向している状態での、測定部104からの出力電圧の値と、そうでない状態での測定部104からの出力電圧の値とは異なる。従って、測定面104aが感光体ドラム1に対向していない場合には、測定部104は、基準画像のトナー量を正確に測定できない。その結果、補正部202は、適切な補正を行うことができず、本画像のトナー像も理想的なものとはならない。
また、3つ目の理由として、例えば、外部から画像形成装置に大きな外力が加わり、測定部104が故障し、測定部104からの出力電圧が連続して変化し、補正部202が本画像のトナー量を多くするような、画像形成電圧を補正する場合がある。一般的に規格外(予め定められた所定範囲外)の画像濃度や条件を要求されたときは、本実施例の画像形成装置は、エラーとして印刷停止する。しかし、規格内(予め定められた所定範囲内)の画像濃度や条件を要求された場合で、画像形成電圧の補正が、度々行われると印刷画像の安定化の観点から望ましくない。
そこで、本実施例の画像形成装置の変更部204は、測定部104からの出力電圧が、連続的に変化し、該出力電圧の変化値の連続する合計値が予め定められた閾値Hを超える場合には、対応情報αを変更する。この対応情報αが変更されることで、上記3つの理由などにより、測定部104の出力電圧が異常に変化したとしても、用紙6のトナー濃度を適切に一定にすることができる。
[処理フロー]
図6−1に本実施例の画像形成装置の処理フローを示す。図6−1を用いて本実施例の画像形成装置の処理フローを説明する。また、以下の説明では、画像形成パラメータを、感光体ドラム1の表面電位とトナーへの現像バイアス電圧とし、これらをまとめて「画像形成電圧」という。
まず、判断部206は、補正部202が画像形成電圧を補正したか否かを判断する(ステップS2)。判断部206は、補正部202が補正したと判断すると(ステップS2のYes)、ステップS3に移行する。
ステップS3では、判断部206は、直近の補正が2回目以上の補正か否かを判断する。判断部206が2回目以上の補正ではないと判断した場合(ステップS3のNo)、つまり、直近の補正が1回目の補正であると判断した場合には、ステップS5に移行する。今回の補正は1回目の補正であることから、判断部206は、Noと判断する。ステップS5では、測定部104の出力電圧の変化値を主記憶部112(記憶部)に記憶させる。
ここで、出力電圧の変化値について説明する。補正部202が画像形成電圧を補正したということは、測定部の出力電圧を一定にするために、該出力電圧も補正(変化)したということである。出力電圧の変化値とは、「補正部202による補正後の出力電圧」−「補正前の出力電圧」で定まる値である。ステップS5の処理後には、ステップS2に戻る。
そして、ステップS2で、判断部206が、補正部104が補正したと判断した後に(ステップS2のYes)、該補正が2回目以上の補正か否かを判断する。今回の補正は2回目なので、判断部206はYesと判断する。判断部206が2回目目以上の補正であると判断した場合(ステップS3のYes)には、ステップS4に移行する。
ステップS4では、加算部208は、直近で補正した際の出力電圧の変化値と、該補正をする前の主記憶部112に記憶されている出力電圧の変化値と、を加算することで、現時点での出力電圧の変化値の合計値Sを算出する。今回の補正は2回目であり、1回目の補正の際の出力電圧の変化値と、2回目の補正の際の出力電圧の変化値を加算する。
そして、ステップS6では、判断部206は、ステップS4で算出された合計値Sが、予め定められた閾値Hを超えているか否かを判断する。判断部206が超えていると判断すれば(ステップS6のYes)、ステップS8に移行し、判断部206が超えていないと判断すると(ステップS6のNo)、ステップS2に戻る。ここで、ステップS6の「合計値が閾値Hを超える」とは、合計値が正である場合に、正の閾値Hより大きいことを意味する。また、合計値が負である場合には、該合計値が負の閾値Hより小さいこと意味する。また、以下では、ステップS6でYesと判断されたときが、対応情報αを変更するタイミングとなるので、以下では、該タイミングを変更タイミングという。
また、他の実施形態の処理フローを図6−2に示す。図6−2に示す処理フローは、出力電圧の連続した変化値が全て同じ符号(例えば、正)である場合であり、かつ、合計値が閾値Hを超えた場合に、対応情報を変更するものである。以下の説明では、該同じ符号を「正」であるとして説明する。
図6−2では、判断部206は、ステップS2の後に、測定部104の出力電圧の変化値が正であるか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10でNoと判断されると、ステップS14を経て、ステップS2に戻る。
また、判断部206は、ステップS3の後に、測定部104の出力電圧の変化値が正であるか否かを判断する(ステップS12)。ステップS12でNoと判断されると、ステップS14を経て、ステップS2に戻る。ここで、ステップS14では、主記憶部112に記憶されている出力電圧の変化値の合計値を「0」にリセットする。つまり、出力電圧の変化値が負である場合には、出力電圧の変化値の合計値を「0」にリセットする。
また、同様に、出力電圧の連続した変化値が全て負であり、かつ、合計値が閾値Hを超えた場合に、対応情報を変更するようにしてもよい。この場合には、ステップS10、S12を「出力電圧の変化値は負か?」とすればよい。
図6−1の例では、出力電圧の変化値が正か負かに関らず、変化値の合計値が閾値Hを超えた時を変更タイミングとした。一方、図6−2の例では、出力電圧の連続した変化値が全て正(または負)であり、かつ、該変化値の合計値が閾値Hを超えた時を変更タイミングとした。従って、図6−1と比較して、更に正確な変更タイミングを決定できる。
図6−1、図6−2では、「測定部104の出力電圧の変化値」に基づいて、変更タイミングを決定した。上述のように、補正部202は、測定部104からの出力電圧が一定になるように、画像形成電圧を補正する。出力電圧が変化すると、画像形成電圧も変化する。そこで、変更部204は、「画像形成電圧(画像形成パラメータの変化値」を用いても、変更タイミングを決定し、対応情報αを変更することができる。この場合には、図6−1、図6−2中の「出力電圧」を「画像形成電圧」に置き換えればよい。
図6−1、図6−2記載のステップS6の、変更部204による対応情報αの変更の処理フローを図7に示す。上述のように、対応情報αとは、本画像のトナー量Tと、測定部104の出力電圧の対応を示した情報である。
まず、制御部111は、S個(Sは2以上の整数)の基準画像の画像データを露光部3に送信する。そして、露光部3は送信されたS個の基準画像の画像データについての静電潜像を形成し、現像部4がそれぞれの静電潜像に対して、トナー像を形成する。つまり、画像形成部16は、制御部111の制御により、S個の基準画像を感光体ドラム1に形成する(ステップS20)。S個の基準画像は、感光体ドラム1の周方向P(図4参照)一列で形成されることが好ましい。周方向P一列で、S個の基準画像を形成することで、1つの測定部104が、S個の基準画像全てのトナー量を測定できるからである。また、S個の基準画像それぞれは、同一画像であり、それぞれのトナー量が異なるようにすることが好ましい。また、S個の基準画像それぞれのトナー量については、制御部111は、把握しており、該S個の基準画像それぞれのトナー量は、主記憶部112に記憶されている。つまり、s(s=1、...、S)番目の基準画像のトナー量をTが主記憶部112に記憶されている。
次に、変数sを「1」とする(ステップS22)。また、sは、測定された基準画像の個数を示す変数でもある。
次に、測定部104はs番目の基準画像を測定する(ステップS24)。そして、該測定された出力電圧Vと、該s番目の基準画像の主記憶部112に記憶されているトナー量Tとを対応付けて主記憶部112に記憶させる(ステップS26)。
そして、変更部204は、sがSに到達したか否かを判断する(ステップS28)。もし到達しなければ、ステップS30に進む。ステップS30では、sを「1」インクリメントし、ステップS24に戻る。
一方、ステップS28でs=Sに到達した(ステップS28のYes)、つまり、S個全ての基準画像について、トナー量と出力電圧の対応を取得できたと判断されると、ステップS32に進む。ステップS32では、変更部204は、該取得した、S個の基準画像トナー量と出力電圧の対応から、新たな対応情報α'(たとえば、関数F'(T))を求め(ステップS32)、対応情報αを対応情報α'に変更する。
このように、基準画像には2種類あり、補正部202が補正するための基準画像と、変更部204が対応情報を変更するための基準画像がある。
図6−1、図6−2、図7で説明したように、変更タイミングになると、画像形成部16はS個の基準画像を形成する。S個の基準画像それぞれの形状は同一であるが、S個の基準画像それぞれのトナー量は異なる。また、基準画像の数Sは多ければ多いほど、より正確な対応情報α'を取得できる。
また、対応情報αにおいての測定される物理量(トナー量)の数U(つまり、段階数U)と基準画像の数Sとを等しくすることが好ましい。
また、変更部204が新たな対応情報α'を求める際に、S個の基準画像のうち最も物理量(トナー量)の少ない基準画像の出力値(出力電圧)を用いないことが好ましい。何故なら、トナー量が少ない(画像濃度が低い)場合は、トナー量のばらつきが大きく、それに伴い誤差が大きくなるため、実際のトナー量と測定部104からの測定電圧とが適切に対応しておらず、正確な対応情報を得ることが困難であるからである。S個の基準画像を形成する際に、制御部111はS個全てのトナー量を把握しているため、最もトナー量が少ない基準画像については、測定部10に測定させないようにすればよい。また、測定部104が最もトナー量の少ない基準画像のトナー量を測定したとしても、該測定の際の出力電圧を変更部204に用いさせないようにすればよい。
[測定部104からの出力電圧の変化の実験]
次に、測定部104からの出力電圧の変化の実験について詳細に説明する。また、図6−1、図6−2の説明では、測定部104の出力電圧の変化値に基づいて、変更タイミングを定めたが、この実験では、補正部202の画像形成パラメータの変化値に基づいて、説明する。
また、この実験では、感光体ドラム1としてセレン感光体を用いる。セレン感光体とはa−Se、a−Se−Te、a−Se−As、a−As、Se等のアモルファスセレン及びその合金を含むアモルファスカルコゲナイド系材料を光導電層として有する感光体をいう。また用紙6の主成分をセルロースとし、トナーの主成分をポリエステルとする。また、画像形成電圧の補正の一単位を12.5Vとする。つまり、補正部202は、1回の補正で、画像形成電圧を12.5Vずつ上げるかまたは下げる補正を行う。この場合には、画像形成電圧の変化値は、+12.5Vまたは−12.5Vとなる。以下の説明では、補正部202による補正で、画像形成電圧を「上げる」場合について説明する。画像形成電圧を「上げる」というのは、画像形成電圧の変化値が正であるということである。また、画像形成電圧を下げる場合についても同様である。
また、変更前の画像形成電圧をa(V)とし、変更後の画像形成電圧をb(V)とする。変更前画像形成電圧での用紙6上に転写された画像を変更前画像Aとし、変更後画像電圧での用紙6上に転写された画像を変更後画像Bとする。
実験例1として、変更後画像形成電圧bは、変更前画像形成電圧aから50V上げたものとする。この場合に、変更前画像Aの画像濃度と変更後画像Bの画像濃度を比較すると、0.1D以上の差があり、目視でも差が判るほどの違いであった。なお、これらは、一般的な画像濃度を測定する測定手段で測定すれば数字的な差として得られるものである。
次に、実験例2として、変更後画像形成電圧bは、変更前画像形成電圧aから37.5V(<50V)上げたものとする。この場合に、変更前画像Aの画像濃度と変更後画像Bの画像濃度を比較すると、0.1D未満の差であり、目視では、ほとんど差がない程度である。
次に、実験例3を説明する。変更前画像形成電圧aから50V上げた場合の用紙6上に転写された画像を変更後画像A1とし、変更前画像形成電圧aから67.5V上げた場合の用紙6上に転写された画像を変更後画像A2とする。A、A1、A2それぞれを比較すると、A1とA2とでは、目視ではほとんど差が見られないが、AとA2とでは明確な差がみられた。
そのため、1回目の補正で画像形成電圧を50V上げて、2回目の補正で画像形成電圧を更に50V上げる(つまり、合計100V上げる)と、画像形成電圧を大幅に上げたことになる。すなわち、実験例1から画像形成電圧を50V上げた(変化値を50Vとした)だけで変更前の画像と変更後の画像に差が表れるため、2回連続で50V上げると100V上げたことになり、画像形成装置として異常事態であると考え、印刷品質への影響が大きい。
そこで、本実施例では、補正部202が、画像形成電圧を25V上げる補正を、例えば2回連続で行い、結果的に50V上げる動作に至った場合は、画像形成装置として異常事態であると判断し(変更タイミングであるとし)、対応情報αを変更するようにした。換言すると、画像形成電圧を50V上げるだけで、変更前画像Aの濃度と変更後画像Bの濃度に差が表れる。増してや、2回連続で50V上げると、100Vとなり、変更前画像Aの濃度と変更後画像Bの濃度に差が表れる。このことから、50Vより低い25Vで、2回連続して上げた後の50Vの時点で対応情報αの変更を行うことが好ましいことが実験的に判明した。何故なら、100V上げた時を、画像形成装置内に異常が生じて対応情報αを変更すべき時と判断して、対応情報αを変更するようにしても遅すぎるからである。
つまり、補正部202による画像形成電圧の変化値が25Vであり、2回連続補正した場合、つまり、閾値H(図6−1、図6−2参照)が50Vであることが好ましい。また、上記実験結果では、画像形成電圧を「上げる」補正について、説明したが、画像形成電圧を「下げる」補正についても同様の結果を得ることができる。つまり、変化値が負の場合には、補正部202による画像形成電圧の変化値が−25Vであり、2回連続補正した場合、つまり、閾値H(図6−1、図6−2参照)を−50Vであることが好ましい。
このように、本実施形態1の画像形成装置では、測定部104からの出力値または、画像形成パラメータを2回以上補正し(ステップS2、S3)、かつ、測定部104からの出力値または、画像形成パラメータの連続する合計値が閾値Hを超えた場合には、変更部204は、対応情報αを変更する。変化値の合計値が閾値H以上であるということは、上記3つの理由などにより、画像形成装置内で異常が発生していることである。該異常が発生している状態では、補正部202が、元々の対応情報αを用いて、画像形成パラメータを補正しても、用紙6に対して、品質の良い画像を形成することができない。そこで、本実施形態1の画像形成装置のように、画像形成装置内で異常が発生していると判断されると(図6−1、図6−2のステップS8でYesと判断されると)、対応情報αを変更する。これにより、画像形成装置内で異常が発生しても、対応情報αが変更されていることから、適切に画像形成パラメータを補正でき、本画像のトナー量を安定化させることができる。
また、現像部4で用いるトナー量が少なくなった場合、従来は、エラーを発生させて使用者に認識させるのであるが、使用者の対応が遅れて印刷してしまい画像濃度の薄い印刷物が排出され、結果として、用紙コスト、トナーコストが多大になる。本実施例の画像形成装置であれば、突発的な異常により、トナー量が変化したときの対応が遅れることがないので、画像濃度の薄い印刷物が排出されることはなく、従来と比較して、用紙コスト、トナーコストを抑えることができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2の画像形成装置について説明する。実施形態1の画像形成装置の場合には、基準画像を画像形成領域内に形成することから、記録媒体が連続紙である場合には、画像形成部16による本画像の形成処理および転写部5による転写処理を一時中止して、基準画像を形成する必要がある。そうすると、用紙6への印刷も中止しなければならないことから、印刷速度が低下する。この実施形態2の画像形成装置では、印刷速度を低下させることなく、画像形成パラメータの補正や対応情報αの変更を行うことができる。
実施形態2の感光体ドラム1などの斜視図を示す。図8に示すように、実施形態2の画像形成装置は、第1測定部1041と第2測定部1042を有する。また、実施形態2では、感光体ドラム1の画像形成領域1A上に、第1基準画像が形成され、画像形成外領域1B上に、第2基準画像が形成される。ここで、画像形成外領域1Bとは、本画像のトナー像が形成される領域以外の領域である。換言すると、画像形成外領域1Bは感光体ドラム1の幅方向において、用紙6へのトナー像転写に関与しない感光体ドラム1の領域をいう。そして、第1測定部1041は、第1基準画像の物理量(トナー量)を測定することで、第1出力値(例えば、第1出力電圧)を出力し、第2測定部1042は、第2基準画像の物理量(トナー量)を測定することで、第2出力値(第2出力電圧)を出力する。
第1基準画像は、画像形成領域内1Aに形成されることから、上述のように、本画像の形成を一時停止しなければならない。しかし、第2基準画像は、画像形成領域外1Bに形成されることから、本画像の形成を中止する必要はない。
ところで、画像形成領域内の領域とは、一般的に、感光体ドラム1の表面の略中央部である場合が多い。画像形成領域外の領域とは、感光体ドラム1の表面の略端部である場合が多い。また、一般的に、感光体ドラム1の中央部よりも端部のほうが、トナー量が多くなる傾向があることが判明している。つまり、第1基準画像のトナー量より第2基準画像のトナー量のほうが多くなる。従って、第2測定部1042による第2基準画像のトナー量の測定の精度より、第1測定部1041の第1基準画像のトナー量の測定の精度のほうが高い。第1測定部1041を設けず、第2測定部1042を設けるようにしてもよいが、測定精度向上の観点から、第1測定部1041および第2測定部1042を用いた方が好ましい。
つまり、第1測定部1041の測定は、測定精度は高い反面、転写部5による用紙6への転写処理および画像形成部16による本画像の形成処理を一時中止する必要がある。一方、第2測定部1042の測定は、測定精度は低い反面、転写部5による用紙6への転写処理および画像形成部16による本画像の画像形成処理を一時中止する必要はない。また、第1測定部1041が測定する期間を第1期間とし、第2測定部1042が測定する期間を第2期間とし、転写部5が用紙6へ転写している期間を転写期間とする。転写期間とは、転写部5が、用紙6へトナーを転写した時から、転写終了した時までの期間をいう。また、転写期間外とは、転写部5による用紙6への転写処理および画像形成部16による本画像の画像形成処理を中止している期間である。また、本画像の形成処理の一時中止、転写部5の用紙6への転写処理の中止は、制御部111により行われる。
以上の説明から、画像形成部16は、画像形成部16が本画像を形成している期間(転写期間内)に、第2基準画像を形成することが好ましい。何故なら、画像形成部16が、第2基準画像を形成する場合であっても、転写部5による転写処理や画像形成部16による本画像の形成処理を一時中止する必要がないからである。そして、転写期間中または転写期間外に、測定部104が第2基準画像のトナー量の測定をする。また、変更タイミングでは、変更部204は対応情報αを変更する。また、第2基準画像を測定した第2測定部1042の出力電圧は、補正部202による補正処理および変更部204による対応情報の変更処理に用いてもよい。
また、画像形成部16は、画像形成部16が本画像を形成していない期間(転写期間外)に、第1基準画像を形成することが好ましい。何故なら、転写期間外に画像形成部16が第1基準画像を形成することで、第1測定部1041は、正確なトナー量を測定することができ、補正部202は正確に画像形成パラメータを補正することができ、また、変更部204は正確に対応情報α'を求めることができるからである。
このように、補正部202は、対応情報に基づいて、第1出力電圧が一定になるように、画像形成電圧を補正するようにしてもよいし、対応情報に基づいて、第2出力電圧が一定になるように、画像形成電圧を補正してもよい。
また、変更部204は、第1出力電圧または/および第2出力電圧を用いて、変更タイミングを決定する。詳細に説明すると、変更部204は、第1測定部1041が出力した第1出力電圧が連続的に変化し、該第1出力電圧の変化値の連続する合計値が閾値Hを超える場合、または/および、第2測定部1042が出力した第2出力電圧が連続的に変化し、該第2出力電圧の変化値の連続する合計値が閾値Hを超える場合には、対応情報αを変更する。
また、第1測定部1041、第2測定部1042の好適な用い方を説明する。まず、補正部202の補正処理について説明する。転写期間外では、第1測定部1041が第1基準画像のトナー量を測定することで第1出力電圧を出力し、補正部202は、該第1出力電圧が一定となるように、画像形成電圧を補正する。また、転写期間内では、第2測定部1042が第2基準画像のトナー量を測定することで第2出力電圧を出力し、補正部202は、該第2出力電圧が一定となるように画像形成電圧を補正する。
また、変更部204の変更処理については、転写期間内に変更タイミングになった場合には、画像形成部16の本画像の形成処理、転写部5による転写処理を一時中止して、画像形成部16が、S個の基準画像を形成し、第1測定部1041が基準画像の測定を行うようにする。また、転写期間外に変更タイミングになった場合には、画像形成部16が、S個の基準画像を形成し、第1測定部1041が基準画像の測定を行うようにする。つまり、転写期間内、転写期間外に関らず、変更部204は、第1出力電圧を用いて、対応情報を変更する。より詳細に説明すると、変更部204は、第1測定部1041が出力した第1出力電圧が連続的に変化し、該第1出力電圧の変化値の連続する合計値が閾値Hを超える場合には、対応情報を変更する。変更部204の変更処理において、第1測定部1041の出力電圧を用いる理由は、第1測定部1041の測定精度は、第2測定部1042の測定精度よりも高いからである。
この実施形態2のように、第1測定部1041、第2測定部1042を設けることで、用紙6の転写処理、用紙6の搬送処理を停止せずに、対応情報αを変更することができる。従って、印刷速度を低下させることはない。
[実施形態3]
次に、実施形態3の画像形成装置について説明する。実施形態1の画像形成装置では、画像形成部が1つであるが、実施形態3の画像形成装置は、L個(Lは2以上の整数)の画像形成部を有している。以下の説明では、L=2とする。つまり、2個の画像形成部を有している場合を説明する。
図9に実施形態3の画像形成装置の要部の機能構成例を示す。図9に示す画像形成装置は、図2に示す画像形成装置に第2画像形成部18が追加された点で異なる。また、画像形成部16を第1画像形成部16とする。図9の例では、第2画像形成部18は、現像部4の下流側であり、測定部10の上流側に配置される。換言すれば、第2画像形成部18は、現像部4と測定部10の間に配置される。
また、実施形態3の例では、第2画像形成部18は、インクを吐出する記録ヘッドである。以下では、第2画像形成部18を記録ヘッド18という場合もある。記録ヘッド18は複数(例えば、200個)のノズルを有し、該ノズルが設けられている面をノズル面18aとする。該ノズル面18aは感光体ドラム1に対向している。また、記録ヘッド18には、図示しないインク供給手段であるインク供給パイプが接続されており、該インク供給パイプにより、記録ヘッド18にインクが供給される。
例えば、連続紙6の中央部分に大きく文字や画像を印刷しつつ、該文字や画像の右下隅などに、小さなロゴマークを印刷したい場合がある。この場合には、第1画像形成部16が該文字や画像を印刷し、第2画像形成部18が該右下隅に小さなロゴマークを印刷するようにすれば良い。第1画像形成部16に入力される画像データを第1画像データとし、第2画像形成部18に入力される画像データを第2画像データとする。第1画像形成部16が、感光体ドラム1に形成する本画像を第1本画像とし、感光体ドラム1に形成する基準画像を第1基準画像とする。また、第2画像形成部18が、感光体ドラム1に形成する本画像を第3本画像とし、感光体ドラム1に形成する基準画像を第3基準画像とする。この例では、第1本画像は、大きな文字や画像であり、第3本画像は、ロゴマークである。
第1本画像の印刷については実施形態1で説明したとおりであるので第3本画像の印刷について説明する。記録ヘッド18は、第2画像データに基づいて、感光体ドラム1の表面に、顕像化されたロゴマークを形成する。記録ヘッド18は、主走査方向、つまり、感光体ドラム1の幅方向に往復移動しつつ、感光体ドラム1の表面にロゴマークを形成する。また、感光体ドラム1の回転速度よりも、記録ヘッド18の主走査方向の移動速度の方が速いことが好ましい。また、記録ヘッド18からのインク吐出量は少ない場合には、同一ノズルから複数回吐出させるようにしてもよい。
転写部5は、スタンプのように、感光体ドラム1上に形成されたロゴマークを用紙6へ圧接させることで転写する。また、記録ヘッド18が用いるインクを帯電させれば、感光体ドラム1のロゴマークが形成された箇所を用紙6へ圧接させる必要はない。なお、用紙6へ転写されたロゴマークは、ヒータ12により、早く乾くようにすることが好ましい。
図10に実施形態3の感光体ドラム1などの斜視図を示す。図10に示すように、第1測定部1041と第3測定部1043が配置される。第1測定部1041は、感光体ドラム1の中央部に配置され、第1基準画像のトナー量を測定する。また、第3測定部1043は、感光体ドラム1の画像形成領域1Aの端部に配置され、第3基準画像の物理量を測定する。ここで、第3基準画像の物理量とは、インク量とする。
制御部111は、第3測定部1043の出力電圧より、インク量を認識できる。認識されたインク量から、正常にノズルからインクが吐出されているか、または、ノズルの詰まりなどを検出するようにしても良い。また、画像形成領域1A外に対向するノイズを「画像形成領域外ノズル」とし、インク詰まりなどで、インクを吐出できないノズルと不吐出ノズルとする。制御部111が不吐出ノズルを検出した場合には、該不吐出ノズルの代わりに、画像形成領域外ノズルにインクを吐出させるようにすれば良い。負吐出ノズルについては、インクの詰まりなどを回復させる回復手段により、回復させればよい。
また、転写部5でロゴマークが用紙6に転写された後に、感光体ドラム1にインクが残存している場合には、清掃部7で清掃する。清掃部7の具体的構成として、インクを拭き取ることができるシート状の紙(例えば、ティッシュ)や、インクを吸引することができる吸引手段などがある。
また、第2画像形成部18を、ロゴマークを転写する記録ヘッド18として説明した。第2画像形成部18のその他の構成として、第2画像形成部18が吐出するインクの色を第1画像形成部16が用いるトナーの色と同一にする。第1画像形成部16が用紙6に対してベタで印刷した場合に、該用紙6の凹凸により、印刷できない部分が生じる場合がある。第2画像形成部18が、補強的手段として、この印刷できない部分に対してインクを吐出する。
制御部111は、印刷ジョブの内容を予め把握しておき、例えば、10×10mm以上のベタに相当する箇所については、該箇所の中央部分の6×6mmを第2画像形成部18が印刷し、該箇所の残りの部分(枠上の部分)については第1画像形成部16が印刷するようにしても良い。
[複数の対応情報について]
また、実施形態1で説明したように、第1画像形成部16について、対応情報αを有している。本実施形態3では、第2画像形成部18についても、対応情報を有している。以下では、第1画像形成部16についての対応情報を第1対応情報α1とし、第2画像形成部18についての対応情報を第2対応情報α2とする。また、第1画像形成部16の画像形成パラメータ(この例では、感光体ドラム1の表面電位および現像バイアス電圧)を第1画像形成パラメータとし、第2画像形成部18の画像形成パラメータを第2画像形成パラメータとする。ここで、第2画像形成パラメータとは、例えば、記録ヘッド18に印加させる印加電圧である。
第1対応情報α1は、実施形態1で説明した対応情報αと同様に、トナー量と、第1測定部1041の出力電圧の対応を示した情報である。第2対応情報α2は、インク量と、第3測定部1043の出力電圧の対応を示した情報である。
補正部202は、第1対応情報α1に基づいて、第1測定部1041の出力電圧が一定になるように、第1画像形成パラメータ(例えば、画像形成電圧)を補正する。また、補正部202は、第2対応情報α2に基づいて、第2測定部の出力電圧が一定になるように、第2画像形成パラメータ(記録ヘッド18への印加電圧)を補正する。
そして、第1対応情報α1、第2対応情報α2ごとに、図6−1または図6−2の処理を行う。そして、第1対応情報α1の変更タイミングに、変更部204は第1対応情報α1を変更する。または、第2対応情報α2の変更タイミングに、変更部204は第2対応情報α2を変更する。第1対応情報α1、第2対応情報α2の変更処理については、図7で説明したとおりである。
また、上記の説明では、画像形成部が2個の場合を説明したが、画像形成部がL個(Lは2以上の整数)の場合であっても、同様に、補正部202による補正、変更部204による変更を行うことができる。この場合には、対応情報はL個あり、変更部204は、該L個の対応情報を変更することができる。
この実施形態3のように、画像形成部がL個配置されている場合でも、補正部202による補正、変更部204による補正を行うことができる。
1・・・感光体ドラム
2・・・帯電部
3・・・露光部
4・・・現像部
5・・・転写部
6・・・用紙
7・・・清掃部
16・・・第1画像形成部
18・・・第2画像形成部
特開2008−9379号公報 特開平9−160368号公報

Claims (10)

  1. 像担持体と、
    画像形成パラメータに基づいて、前記像担持体上に基準画像を形成する画像形成部と、
    前記基準画像の物理量を測定し、測定された物理量に基づく出力値を出力する測定部と、
    測定される前記物理量と、測定される前記物理量に基づく出力値との対応を示す対応情報が予め記憶されている記憶部と、
    前記対応情報に基づいて、前記測定部からの前記出力値が一定になるように、前記画像形成パラメータを補正する補正部と、
    前記測定部が出力した出力値が連続的に変化し、該出力値の変化値の連続する合計値が予め定められた閾値を超える場合には、前記対応情報を変更する変更部と、を有する画像形成装置。
  2. 前記対応情報の変更のときに、前記画像形成部は、物理量がそれぞれ異なるS個(Sは2以上の整数)の基準画像を形成し、
    前記測定部が、前記S個の基準画像の物理量を測定することでS個の出力値を出力し、
    前記変更部は、前記S個の物理量と、前記測定部が出力した前記S個の出力値と、に基づいて、前記対応情報を変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記変更部は、前記S個の基準画像のうち、最も物理量が少ない基準画像についての出力値を用いないことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体が、セレン感光体であり、
    前記基準画像は、ポリエステルを主成分とするトナー像であり、
    前記画像形成パラメータは、前記セレン感光体の表面電圧および前記トナーのバイアス電圧であり、
    前記閾値が50Vまたは−50Vであることを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の画像系装置。
  5. 前記測定部は、第1測定部と第2測定部を含み、
    前記画像形成部は、前記像担持体上に画像形成領域内に本画像を形成し、
    前記基準画像は、前記画像形成領域内に形成される第1基準画像と、前記画像形成領域外に形成される第2基準画像を含み、
    前記第1測定部は、前記第1基準画像の物理量を測定することで第1出力値を出力し、
    前記第2測定部は、前記第2基準画像の物理量を測定することで第2出力値を出力し、
    前記変更部は、第1測定部が出力した第1出力値が連続的に変化し、該第1出力値の変化値の連続する合計値が前記閾値を超える場合、または/および、第2測定部が出力した第2出力値が連続的に変化し、該第2出力値の変化値の連続する合計値が前記閾値を超える場合には、前記対応情報を変更することを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記補正部は、
    前記画像形成部が前記本画像を形成している期間では、前記第2出力値が一定となるように、前記画像形成パラメータを補正し、
    前記画像形成部が前記本画像を形成していない期間では、前記第1出力値が一定となるように、前記画像形成パラメータを補正することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記変更部は、前記第1測定部が出力した第1出力値が連続的に変化し、該第1出力値の変化値の連続する合計値が前記閾値を超える場合には、前記対応情報を変更することを特徴とする請求項5または6記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部は、前記本画像を形成している期間に、前記第2基準画像を形成することを特徴とする請求項5〜7いずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成部は、前記本画像を形成していない期間に、前記第1基準画像を形成することを特徴とする請求項5〜8いずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成部は、L個(Lは2以上の整数)あり、
    前記測定部は、前記L個の画像形成部が形成した前記基準画像の物理量を測定するものであり、
    前記対応情報はL個あり、
    前記変更部は、前記L個の対応情報それぞれを変更するものであることを特徴とする請求項1〜9何れか1項に記載の画像形成装置。
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