JPH05260302A - 画像形成システム - Google Patents
画像形成システムInfo
- Publication number
- JPH05260302A JPH05260302A JP4086183A JP8618392A JPH05260302A JP H05260302 A JPH05260302 A JP H05260302A JP 4086183 A JP4086183 A JP 4086183A JP 8618392 A JP8618392 A JP 8618392A JP H05260302 A JPH05260302 A JP H05260302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- image
- humidity
- forming apparatus
- host computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各画像形成装置の画像濃度を常に安定化させ
ることができる。 【構成】 各画像形成装置A,Bに設けられた環境セン
サ111により各画像形成装置の設置環境状態が検知さ
れると、通信回線113を介して環境情報がホストコン
ピュ−タ110に送信され、条件決定手段110aによ
り解析されて各画像形成装置に最適な画像濃度を得るた
めの画像形成条件を自動設定する構成を特徴とする。
ることができる。 【構成】 各画像形成装置A,Bに設けられた環境セン
サ111により各画像形成装置の設置環境状態が検知さ
れると、通信回線113を介して環境情報がホストコン
ピュ−タ110に送信され、条件決定手段110aによ
り解析されて各画像形成装置に最適な画像濃度を得るた
めの画像形成条件を自動設定する構成を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して個々
に設置されている画像形成装置の環境状態を集中管理し
て各画像形成装置の画像形成条件を遠隔的に設定できる
画像形成システムに関するものである。
に設置されている画像形成装置の環境状態を集中管理し
て各画像形成装置の画像形成条件を遠隔的に設定できる
画像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD等のセンサを有する画像読
取り部から出力されたカラー画像情報に所望の画像処理
を行う編集部と、レーザビームプリンタやインクジェッ
トプリンタ等のディジタルカラープリンタとを組み合わ
せたディジタルカラー複写装置が開発されたため、多色
のカラー原稿を色調等を含めて忠実に再生記録できるよ
うに構成されている。
取り部から出力されたカラー画像情報に所望の画像処理
を行う編集部と、レーザビームプリンタやインクジェッ
トプリンタ等のディジタルカラープリンタとを組み合わ
せたディジタルカラー複写装置が開発されたため、多色
のカラー原稿を色調等を含めて忠実に再生記録できるよ
うに構成されている。
【0003】さらに、こういったディジタルカラー複写
装置が普及するにつれて、あらゆる環境下で多色のカラ
ー原稿を忠実に再現できるような安定した機械制御が要
求されてきている。
装置が普及するにつれて、あらゆる環境下で多色のカラ
ー原稿を忠実に再現できるような安定した機械制御が要
求されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、装置が設定される環境条件,使用されるデバイ
スの劣化,装置の使用頻度等によって安定した画像を維
持することが困難な状況にある。
例では、装置が設定される環境条件,使用されるデバイ
スの劣化,装置の使用頻度等によって安定した画像を維
持することが困難な状況にある。
【0005】特に、電子写真方式に採用されるトナー
は、湿度によりその特性が変わってくる。また、感光ド
ラムを画像形成時に帯電させる際に、同じ電圧で帯電さ
せても表面電位が湿度によって異なってくることが知ら
れている。
は、湿度によりその特性が変わってくる。また、感光ド
ラムを画像形成時に帯電させる際に、同じ電圧で帯電さ
せても表面電位が湿度によって異なってくることが知ら
れている。
【0006】従って、前述の要因をすべてカバーし、常
に安定した画像を供給できる構成にすると、装置が大型
化したり高価なものになったりするといった問題点があ
った。
に安定した画像を供給できる構成にすると、装置が大型
化したり高価なものになったりするといった問題点があ
った。
【0007】また、ドラム,トナーといった画像品位に
関わる部材を、量産途中から切り換えて装置の性能アッ
プを図りたい場合、市場に旧部材と新部材が混在するこ
とになり、サービス性を考えると、互換性がとれるよう
な範囲でしか切り換えられない場合が多く、思い切った
性能アップが図れないことが多かった。
関わる部材を、量産途中から切り換えて装置の性能アッ
プを図りたい場合、市場に旧部材と新部材が混在するこ
とになり、サービス性を考えると、互換性がとれるよう
な範囲でしか切り換えられない場合が多く、思い切った
性能アップが図れないことが多かった。
【0008】さらに、市場に旧部材と新部材が混在する
ことによって、サービスマンが混乱しサービスミスする
可能性が高く、装置自体の信頼性を著しく低下させる要
因となってしまう等の問題点もあった。
ことによって、サービスマンが混乱しサービスミスする
可能性が高く、装置自体の信頼性を著しく低下させる要
因となってしまう等の問題点もあった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、任意の場所に設定される画像形成装置
とホストコンピュ−タが通信しながら各画像形成装置の
環境状態を集中管理することにより、各画像形成装置の
画像濃度を常に安定化させることができる画像形成シス
テムを得ることを目的とする。
なされたもので、任意の場所に設定される画像形成装置
とホストコンピュ−タが通信しながら各画像形成装置の
環境状態を集中管理することにより、各画像形成装置の
画像濃度を常に安定化させることができる画像形成シス
テムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成シ
ステムは、各画像形成装置の設置環境状態を検知する環
境検知手段を各画像形成装置に個別に設け、各環境検知
手段から通信回線を介して送信される環境情報を解析し
て各画像形成装置に最適な画像濃度を得るための画像形
成条件を決定する条件決定手段をホストコンピュ−タに
設けたものである。
ステムは、各画像形成装置の設置環境状態を検知する環
境検知手段を各画像形成装置に個別に設け、各環境検知
手段から通信回線を介して送信される環境情報を解析し
て各画像形成装置に最適な画像濃度を得るための画像形
成条件を決定する条件決定手段をホストコンピュ−タに
設けたものである。
【0011】また、通信回線を介して受信した画像形成
条件に基づいて各画像形成装置の画像濃度を制御する制
御手段を設けたものである。
条件に基づいて各画像形成装置の画像濃度を制御する制
御手段を設けたものである。
【0012】
【作用】本発明においては、各画像形成装置に設けられ
た環境検知手段により各画像形成装置の設置環境状態が
検知されると、通信回線を介して環境情報がホストコン
ピュ−タに送信され、条件決定手段により解析されて各
画像形成装置に最適な画像濃度を得るための画像形成条
件を自動設定し、ホストコンピュ−タ側で環境状態によ
り変動する画像形成装置の画像形成状態を集中管理可能
とする。 また、通信回線を介して条件決定手段により
設定された画像形成条件を制御手段が受信すると、受信
した画像形成条件に基づいて各画像形成装置の画像濃度
を制御し、常に安定した画像濃度で画像を形成すること
を可能とする。
た環境検知手段により各画像形成装置の設置環境状態が
検知されると、通信回線を介して環境情報がホストコン
ピュ−タに送信され、条件決定手段により解析されて各
画像形成装置に最適な画像濃度を得るための画像形成条
件を自動設定し、ホストコンピュ−タ側で環境状態によ
り変動する画像形成装置の画像形成状態を集中管理可能
とする。 また、通信回線を介して条件決定手段により
設定された画像形成条件を制御手段が受信すると、受信
した画像形成条件に基づいて各画像形成装置の画像濃度
を制御し、常に安定した画像濃度で画像を形成すること
を可能とする。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成シス
テムの構成を説明するブロック図であり、画像形成部
A,Bがモデムコントローラ106,モデム107を介
して通信回線113に接続される。108はホスト側の
モデムで、モデムコントローラ109を介してホストコ
ンピュ−タ110に接続されている。ホストコンピュ−
タ110は通信回線(公衆回線)113を介して複数の
画像形成部A,Bと通信可能にシステム構成されてい
る。
テムの構成を説明するブロック図であり、画像形成部
A,Bがモデムコントローラ106,モデム107を介
して通信回線113に接続される。108はホスト側の
モデムで、モデムコントローラ109を介してホストコ
ンピュ−タ110に接続されている。ホストコンピュ−
タ110は通信回線(公衆回線)113を介して複数の
画像形成部A,Bと通信可能にシステム構成されてい
る。
【0014】図において、104は制御手段(制御部)
で、図示しないCPU,ROM,RAM,I/Oポー
ト,A/Dコンバータ等を備え、ROMに記憶された所
定のプログラムによって各デバイスを制御する。111
は感光ドラム1の近傍に配置されている環境センサで、
温度を検知するサーミスタおよび湿度を検知する湿度セ
ンサ等を備えている。現像ユニット101の下部にはト
ナーとキャリアの混合比(T/C比)を検知するT/C
比センサ102が設けられている。T/C比センサ10
2から出力されるT/C比信号は制御手段104内にあ
るA/Dコンバータに入力されてディジタル信号に変換
される。一次高圧電源121は、一次帯電器2に所要の
高圧を給電する電源である。グリッドバイアス電源12
2は、感光ドラム1に与える帯電量を所望の値に制御す
る一次帯電器2のグリッドに所要のバイアス電圧を給電
する電源である。現像バイアス電源123は、現像ユニ
ット101に所要の現像バイアス(通常は交流電圧に直
流電圧を重畳させたもの)を印加する電源である。一次
高圧電源121,グリッドバイアス電源122,現像バ
イアス電源123はそれぞれ制御部104により制御さ
れる。なお、3は表面電位センサである。
で、図示しないCPU,ROM,RAM,I/Oポー
ト,A/Dコンバータ等を備え、ROMに記憶された所
定のプログラムによって各デバイスを制御する。111
は感光ドラム1の近傍に配置されている環境センサで、
温度を検知するサーミスタおよび湿度を検知する湿度セ
ンサ等を備えている。現像ユニット101の下部にはト
ナーとキャリアの混合比(T/C比)を検知するT/C
比センサ102が設けられている。T/C比センサ10
2から出力されるT/C比信号は制御手段104内にあ
るA/Dコンバータに入力されてディジタル信号に変換
される。一次高圧電源121は、一次帯電器2に所要の
高圧を給電する電源である。グリッドバイアス電源12
2は、感光ドラム1に与える帯電量を所望の値に制御す
る一次帯電器2のグリッドに所要のバイアス電圧を給電
する電源である。現像バイアス電源123は、現像ユニ
ット101に所要の現像バイアス(通常は交流電圧に直
流電圧を重畳させたもの)を印加する電源である。一次
高圧電源121,グリッドバイアス電源122,現像バ
イアス電源123はそれぞれ制御部104により制御さ
れる。なお、3は表面電位センサである。
【0015】カウンタ105は、画像を出力するときに
計数するカウンタである。カウンタ105の計数結果に
より制御部104はモデムコントローラ106をアクセ
スして装置の環境状態,コピーカウント,その環境下で
のドラム表面電位,T/C比等のステータスデータを送
信する。モデムコントローラ106は、モデム107を
起動して公衆回線113を用いたデータ通信を制御する
コントローラで、内部はダイアラー,制御部104との
ローカル通信部,データメモリ等により構成される。1
10は各装置を集中管理するホストコンピュ−タで、サ
ービスの拠点等に設置される。ホストコンピュ−タ11
0も同様にモデムコントローラ109を持ち、モデム1
08を起動して通信回線113を通じて各装置のステー
タスデータを受信し、その装置に最適な制御内容等を送
信する。ホストコンピュ−タ110には、ユーザ先に画
像形成部A,B等の装置が設置されると、ユーザ名,設
置日時,機体番号,その装置の重要管理部品(例えば感
光ドラムの種類),設置された環境条件(例えば販売さ
れた地域,設置場所,エアコンの有無等)等の情報が登
録される。
計数するカウンタである。カウンタ105の計数結果に
より制御部104はモデムコントローラ106をアクセ
スして装置の環境状態,コピーカウント,その環境下で
のドラム表面電位,T/C比等のステータスデータを送
信する。モデムコントローラ106は、モデム107を
起動して公衆回線113を用いたデータ通信を制御する
コントローラで、内部はダイアラー,制御部104との
ローカル通信部,データメモリ等により構成される。1
10は各装置を集中管理するホストコンピュ−タで、サ
ービスの拠点等に設置される。ホストコンピュ−タ11
0も同様にモデムコントローラ109を持ち、モデム1
08を起動して通信回線113を通じて各装置のステー
タスデータを受信し、その装置に最適な制御内容等を送
信する。ホストコンピュ−タ110には、ユーザ先に画
像形成部A,B等の装置が設置されると、ユーザ名,設
置日時,機体番号,その装置の重要管理部品(例えば感
光ドラムの種類),設置された環境条件(例えば販売さ
れた地域,設置場所,エアコンの有無等)等の情報が登
録される。
【0016】このように本発明に係る画像形成システム
は、各画像形成装置(本実施例では画像形成部A,B)
に設けられた環境検知手段(環境センサ111)により
各画像形成装置の設置環境状態が検知されると、通信回
線113を介して環境情報がホストコンピュ−タ110
に送信され、条件決定手段110aにより解析されて各
画像形成装置に最適な画像濃度を得るための画像形成条
件を自動設定し、ホストコンピュ−タ110側で環境状
態により変動する画像形成装置の画像形成状態を集中管
理可能とする。
は、各画像形成装置(本実施例では画像形成部A,B)
に設けられた環境検知手段(環境センサ111)により
各画像形成装置の設置環境状態が検知されると、通信回
線113を介して環境情報がホストコンピュ−タ110
に送信され、条件決定手段110aにより解析されて各
画像形成装置に最適な画像濃度を得るための画像形成条
件を自動設定し、ホストコンピュ−タ110側で環境状
態により変動する画像形成装置の画像形成状態を集中管
理可能とする。
【0017】また、通信回線113を介して条件決定手
段110aにより設定された画像形成条件を制御手段
(制御手段104)が受信すると、受信した画像形成条
件に基づいて各画像形成装置の画像濃度を制御し、常に
安定した画像濃度で画像を形成することを可能とする。
段110aにより設定された画像形成条件を制御手段
(制御手段104)が受信すると、受信した画像形成条
件に基づいて各画像形成装置の画像濃度を制御し、常に
安定した画像濃度で画像を形成することを可能とする。
【0018】なお、本実施例では条件決定手段110a
をホストコンピュ−タ110の機能処理として達成する
場合について示したが、条件決定手段110aを独立し
たハードウエアで構成しても良い。
をホストコンピュ−タ110の機能処理として達成する
場合について示したが、条件決定手段110aを独立し
たハードウエアで構成しても良い。
【0019】図2は、図1に示した画像形成部の詳細構
成を説明する断面構成図であり、例えば電子写真記録方
式を採用したフルカラー電子写真複写装置の場合を示
す。以下、構成ならび動作について説明する。
成を説明する断面構成図であり、例えば電子写真記録方
式を採用したフルカラー電子写真複写装置の場合を示
す。以下、構成ならび動作について説明する。
【0020】表面に感光層を有した感光ドラム1は矢印
X方向に回転駆動される。感光ドラム1の左側には一次
帯電器2が配置され、感光ドラム1の左斜め下方には感
光ドラム1表面の電位を測定する表面電位センサ3が配
置されている。感光ドラム1の真下にはトナーとキャリ
アを混合した2成分現像剤を使用する複数の現像ユニッ
ト101M,101C,101Y,101BKを積載し
て左右方向に移動可能な現像装置100が配置されてい
る。
X方向に回転駆動される。感光ドラム1の左側には一次
帯電器2が配置され、感光ドラム1の左斜め下方には感
光ドラム1表面の電位を測定する表面電位センサ3が配
置されている。感光ドラム1の真下にはトナーとキャリ
アを混合した2成分現像剤を使用する複数の現像ユニッ
ト101M,101C,101Y,101BKを積載し
て左右方向に移動可能な現像装置100が配置されてい
る。
【0021】感光ドラム1の右斜め上方には転写装置
(転写ドラム)5が配置され、感光ドラム1の概略真上
には転写後に感光ドラム1の表面に残留するトナーのド
ラムとの付着力を低減してクリーニングをし易くするた
めの前除電器6が配置され、感光ドラム1の左斜め上方
にはクリーニング装置7がそれぞれ配置されている。
(転写ドラム)5が配置され、感光ドラム1の概略真上
には転写後に感光ドラム1の表面に残留するトナーのド
ラムとの付着力を低減してクリーニングをし易くするた
めの前除電器6が配置され、感光ドラム1の左斜め上方
にはクリーニング装置7がそれぞれ配置されている。
【0022】また、画像形成部の上方部には光学系10
が配置され、プラテン28上の原稿画像を前記一次帯電
器2と表面電位センサ3との間に位置した露光部9で感
光ドラム1上に投影するように構成されている。光学系
10は、第1操作ミラー11,第1操作ミラー11に対
し半分の速度で同方向に移動する第2および第3走査ミ
ラー12,13,結像レンズ14,RGBフィルタと一
体のCCDセンサ15,レーザスキャナユニット(レー
ザ制御ユニット)16,固定ミラー17,18から構成
される。また、上記光学系10にて、原稿照明源20a
は、第1走査ミラー11とともに運動するように構成し
てある。従って、第1〜第3走査ミラー11〜13によ
って走査された原稿の反射光像は、結像レンズ14を通
過後、RGB3色分解フィルタを備えたCCDセンサ1
5の受光面上に常に投影される構成になっている。画像
形成部の右側部には定着装置20および給紙装置30が
配置され、また転写ドラム5と定着装置20および給紙
装置30との間にはそれぞれ転写搬送系25,35がそ
れぞれ配置されている。なお、転写搬送系35には転写
タイミングを調整するレジストストローラを含んでい
る。
が配置され、プラテン28上の原稿画像を前記一次帯電
器2と表面電位センサ3との間に位置した露光部9で感
光ドラム1上に投影するように構成されている。光学系
10は、第1操作ミラー11,第1操作ミラー11に対
し半分の速度で同方向に移動する第2および第3走査ミ
ラー12,13,結像レンズ14,RGBフィルタと一
体のCCDセンサ15,レーザスキャナユニット(レー
ザ制御ユニット)16,固定ミラー17,18から構成
される。また、上記光学系10にて、原稿照明源20a
は、第1走査ミラー11とともに運動するように構成し
てある。従って、第1〜第3走査ミラー11〜13によ
って走査された原稿の反射光像は、結像レンズ14を通
過後、RGB3色分解フィルタを備えたCCDセンサ1
5の受光面上に常に投影される構成になっている。画像
形成部の右側部には定着装置20および給紙装置30が
配置され、また転写ドラム5と定着装置20および給紙
装置30との間にはそれぞれ転写搬送系25,35がそ
れぞれ配置されている。なお、転写搬送系35には転写
タイミングを調整するレジストストローラを含んでい
る。
【0023】現像装置100には、移動台120に着脱
自在に保持される現像ユニット101M(マゼンタ現像
ユニット),101C(シアン現像ユニット),101
Y(イエロー現像ユニット),101BK(ブラック現
像ユニット)を有し、色分解された各色の潜像をそれぞ
れ対応する現像ユニット101によってトナー画像化す
る。転写装置5は、周面に転写紙Pを保持するグリッパ
5aを備えた転写ドラム5bから構成される。転写装置
5は、給紙装置30の転写紙カセット31または転写紙
カセット32から転写紙搬送系35を経て転写紙Pの先
端をグリッパ5aで保持し、転写ドラム5bの内部に配
置された吸着帯電器4の作用によって転写紙Pを転写ド
ラム5bに吸着し、感光ドラム1上の各色毎のトナー画
像を転写するために回転させる。転写域には転写帯電器
5cが転写ドラム5の内部に配置される。各色のトナー
画像が順次転写された転写紙Pはグリッパ5aから分離
帯電器8,分離爪8aによって転写ドラム5bから分離
される。次に、転写紙Pは転写紙搬送系25によって定
着装置20へ送られ、転写紙P上のトナー画像が定着さ
れ、その後排紙トレー23へ排出される。上記構成にお
いて、感光ドラム1にはCCDセンサ15によって分解
された色毎に帯電,露光,現像,転写,クリーニングの
各画像形成プロセスが、一次帯電器2,光学系10,現
像装置100,転写装置5およびクリーニング装置7に
よって行われる。第1〜第3走査ミラー11〜13によ
って走査された原稿の反射光像は、結像レンズ14を通
過後、RGB3色分解フィルタを備えたCCDセンサ1
5により色分解されて電気信号に変換され、この原稿情
報信号がA/D変換されてディジタル画像信号として画
像処理部に送られる。
自在に保持される現像ユニット101M(マゼンタ現像
ユニット),101C(シアン現像ユニット),101
Y(イエロー現像ユニット),101BK(ブラック現
像ユニット)を有し、色分解された各色の潜像をそれぞ
れ対応する現像ユニット101によってトナー画像化す
る。転写装置5は、周面に転写紙Pを保持するグリッパ
5aを備えた転写ドラム5bから構成される。転写装置
5は、給紙装置30の転写紙カセット31または転写紙
カセット32から転写紙搬送系35を経て転写紙Pの先
端をグリッパ5aで保持し、転写ドラム5bの内部に配
置された吸着帯電器4の作用によって転写紙Pを転写ド
ラム5bに吸着し、感光ドラム1上の各色毎のトナー画
像を転写するために回転させる。転写域には転写帯電器
5cが転写ドラム5の内部に配置される。各色のトナー
画像が順次転写された転写紙Pはグリッパ5aから分離
帯電器8,分離爪8aによって転写ドラム5bから分離
される。次に、転写紙Pは転写紙搬送系25によって定
着装置20へ送られ、転写紙P上のトナー画像が定着さ
れ、その後排紙トレー23へ排出される。上記構成にお
いて、感光ドラム1にはCCDセンサ15によって分解
された色毎に帯電,露光,現像,転写,クリーニングの
各画像形成プロセスが、一次帯電器2,光学系10,現
像装置100,転写装置5およびクリーニング装置7に
よって行われる。第1〜第3走査ミラー11〜13によ
って走査された原稿の反射光像は、結像レンズ14を通
過後、RGB3色分解フィルタを備えたCCDセンサ1
5により色分解されて電気信号に変換され、この原稿情
報信号がA/D変換されてディジタル画像信号として画
像処理部に送られる。
【0024】画像処理部は、対数変換,UCR,マスキ
ング,階調補正等の処理を行い、その後レーザスキャナ
ユニット16内にある半導体レ−ザを変調駆動する。半
導体レ−ザから発光されたレ−ザ光は同じくレーザスキ
ャナユニット16内にあるポリゴンミラー,レンズおよ
び固定ミラー17,18を介して感光ドラム1上を走査
し、静電潜像を形成する。形成された潜像は、現像装置
100により現像されトナー画像化し、転写装置5によ
り転写された後、定着装置20で定着され排紙される。
ング,階調補正等の処理を行い、その後レーザスキャナ
ユニット16内にある半導体レ−ザを変調駆動する。半
導体レ−ザから発光されたレ−ザ光は同じくレーザスキ
ャナユニット16内にあるポリゴンミラー,レンズおよ
び固定ミラー17,18を介して感光ドラム1上を走査
し、静電潜像を形成する。形成された潜像は、現像装置
100により現像されトナー画像化し、転写装置5によ
り転写された後、定着装置20で定着され排紙される。
【0025】図3は、図2に示した現像装置100の各
色現像剤の濃度と湿度との関係を示す特性図であり、横
軸が湿度を示し、縦軸が濃度を示す。
色現像剤の濃度と湿度との関係を示す特性図であり、横
軸が湿度を示し、縦軸が濃度を示す。
【0026】この図に示されるように、同一画像形成条
件では湿度が低い程濃度が低下し、湿度が上昇するにつ
れて濃度が上昇する。従って、湿度を検知してこの検知
湿度に対応してグリッド電位を制御すれば環境条件の変
動にかかわらず安定した画像を得ることができる。ま
た、同図に示されるように、各現像ユニット101M
(マゼンタ現像ユニット),101C(シアン現像ユニ
ット),101Y(イエロー現像ユニット),101B
K(ブラック現像ユニット)の現像色の相違により湿度
に対する濃度が異なるため、各色毎に画像形成条件を可
変にしておけば、現像剤の色の違いによる画像濃度の違
いも補正することができる。
件では湿度が低い程濃度が低下し、湿度が上昇するにつ
れて濃度が上昇する。従って、湿度を検知してこの検知
湿度に対応してグリッド電位を制御すれば環境条件の変
動にかかわらず安定した画像を得ることができる。ま
た、同図に示されるように、各現像ユニット101M
(マゼンタ現像ユニット),101C(シアン現像ユニ
ット),101Y(イエロー現像ユニット),101B
K(ブラック現像ユニット)の現像色の相違により湿度
に対する濃度が異なるため、各色毎に画像形成条件を可
変にしておけば、現像剤の色の違いによる画像濃度の違
いも補正することができる。
【0027】装置A内の制御部104は、温度と湿度を
環境センサ111で、例えば30分毎に1回測定し、そ
の平均値を8時間分記憶しておく。ホストコンピュータ
110は、一定時間毎(例えば8時間毎)にモデムコン
トローラ109をアクセスして通信回線113上に接続
されている装置Aと交信を行う。この時、制御部104
はトータルプリント数、現段階でのT/C比等のデータ
とともに、今まで蓄積してきた温度と湿度のデータをモ
デムコントローラ106,モデム107を介してホスト
コンピュータ110に送信する。
環境センサ111で、例えば30分毎に1回測定し、そ
の平均値を8時間分記憶しておく。ホストコンピュータ
110は、一定時間毎(例えば8時間毎)にモデムコン
トローラ109をアクセスして通信回線113上に接続
されている装置Aと交信を行う。この時、制御部104
はトータルプリント数、現段階でのT/C比等のデータ
とともに、今まで蓄積してきた温度と湿度のデータをモ
デムコントローラ106,モデム107を介してホスト
コンピュータ110に送信する。
【0028】ホストコンピュ−タ110は、装置Aから
送られてきたデータと、あらかじめ登録されている情報
により装置Aの設置されている環境変動を推測して最適
な画像形成条件を割り出し、装置Aに送信する。
送られてきたデータと、あらかじめ登録されている情報
により装置Aの設置されている環境変動を推測して最適
な画像形成条件を割り出し、装置Aに送信する。
【0029】環境変動を推測する方法としては、例えば
以下のような方式が考えられる。装置Aの温度と湿度の
データより所定の計算式によって空気中の水分量wを求
める。また、8時間分のデータから例えば過去2時間,
時間,8時間分の水分量x,y,zを求める。この時、
あらかじめわかっている環境条件、例えば販売された各
地域,各設置場所,エアコンの有無等に基づいて水分量
を割り出す方式(本実施例ではルックアップテーブル)
をそれぞれ個々に異なったものとしている。
以下のような方式が考えられる。装置Aの温度と湿度の
データより所定の計算式によって空気中の水分量wを求
める。また、8時間分のデータから例えば過去2時間,
時間,8時間分の水分量x,y,zを求める。この時、
あらかじめわかっている環境条件、例えば販売された各
地域,各設置場所,エアコンの有無等に基づいて水分量
を割り出す方式(本実施例ではルックアップテーブル)
をそれぞれ個々に異なったものとしている。
【0030】次に、現在の水分量と過去の水分量より高
湿状態(状態CONT1),低湿から高湿に向かう状態
(状態CONT2),中湿状態(状態CONT3),低
湿から中湿に向かう状態(状態CONT4),低湿状態
(状態CONT5)の5つの状態の内のどれかであると
判断する。これらの処理は、低湿から高湿に向かう場合
と、低湿から高湿に向かう場合とでトナーの吸湿脱湿の
速さが異なるために行う。すなわち、画像濃度は湿度に
比例するが、これは雰囲気の湿度ではなくトナーがどれ
だけ吸湿しているかによって決定されるものである。
湿状態(状態CONT1),低湿から高湿に向かう状態
(状態CONT2),中湿状態(状態CONT3),低
湿から中湿に向かう状態(状態CONT4),低湿状態
(状態CONT5)の5つの状態の内のどれかであると
判断する。これらの処理は、低湿から高湿に向かう場合
と、低湿から高湿に向かう場合とでトナーの吸湿脱湿の
速さが異なるために行う。すなわち、画像濃度は湿度に
比例するが、これは雰囲気の湿度ではなくトナーがどれ
だけ吸湿しているかによって決定されるものである。
【0031】次に、前述の5つの区分から変数Hを決定
する。これは、例えば状態CONT1の場合には、完全
に高湿されているので、変数Hは2時間の平均値xにな
る。また、状態CONT2の場合には、低湿と高湿の中
間状態であるから、変数Hは2時間の平均値xと現在値
wの平均値である(x+w)/2となる。このようにし
て、ホストコンピュ−タ110は、各現像色に対応した
環境変数Hを計算し、通信回線113により装置Aの制
御部104に送信する。制御部104では、受信した環
境変数Hから、下記の式に従って各色のグリッドバイア
ス電圧Vgを決定する。 Vg=aH+b ここで、a,bは各現像ユニット101M(マゼンタ現
像ユニット),101C(シアン現像ユニット),10
1Y(イエロー現像ユニット),101BK(ブラック
現像ユニット)の現像色に対応した係数である。
する。これは、例えば状態CONT1の場合には、完全
に高湿されているので、変数Hは2時間の平均値xにな
る。また、状態CONT2の場合には、低湿と高湿の中
間状態であるから、変数Hは2時間の平均値xと現在値
wの平均値である(x+w)/2となる。このようにし
て、ホストコンピュ−タ110は、各現像色に対応した
環境変数Hを計算し、通信回線113により装置Aの制
御部104に送信する。制御部104では、受信した環
境変数Hから、下記の式に従って各色のグリッドバイア
ス電圧Vgを決定する。 Vg=aH+b ここで、a,bは各現像ユニット101M(マゼンタ現
像ユニット),101C(シアン現像ユニット),10
1Y(イエロー現像ユニット),101BK(ブラック
現像ユニット)の現像色に対応した係数である。
【0032】図4は検出される環境変動に追従して設定
されたグリッドバイアス電位状態を示す特性図であり、
縦軸はグリッドバイアス電位を示し、横軸は湿度を示
す。
されたグリッドバイアス電位状態を示す特性図であり、
縦軸はグリッドバイアス電位を示し、横軸は湿度を示
す。
【0033】この図に示されるように、状態CONT5
〜状態CONT1に環境状態が変動しても、最適なコン
トラストが得られるようにグリッドバイアス電位を各現
像ユニット101M(マゼンタ現像ユニット),101
C(シアン現像ユニット),101Y(イエロー現像ユ
ニット),101BK(ブラック現像ユニット)の現像
色毎による濃度変化の違いも吸収しながら補正できるよ
うに構成されている。
〜状態CONT1に環境状態が変動しても、最適なコン
トラストが得られるようにグリッドバイアス電位を各現
像ユニット101M(マゼンタ現像ユニット),101
C(シアン現像ユニット),101Y(イエロー現像ユ
ニット),101BK(ブラック現像ユニット)の現像
色毎による濃度変化の違いも吸収しながら補正できるよ
うに構成されている。
【0034】以上説明したように、本実施例では複雑な
環境状態判定をホストコンピュ−タ110で実行するよ
うに構成したので、個々の装置では現像色に対応した現
像係数を持ち簡単な計算ができるだけの構成で常に安定
した画像の濃度制御が可能となる。また、ドラム,トナ
ーといった画像品位に関わる部材を、量産途中から切り
換えるような事態が発生しても、ホストコンピュ−タ1
10の制御プログラムを追加するだけで良く、その部材
を交換する際に、個々の装置本体の制御手段(例えばプ
ログラムROM等)を同時に交換するといったメインテ
ィナンス負担がなくなる。さらに、市場に旧部材と新部
材が混在しても、ホストコンピュ−タ110によって一
括管理できるので、サービスマンが混乱してサービスミ
スするのを防ぐことが可能になる。 〔第2実施例〕上記実施例では公衆回線113を使用し
て環境状態データを装置個々に管理し、最終的にグリッ
ドバイアス電圧Vgを制御することにより、環境変動に
対応した濃度制御を実行する場合について説明したが、
一次高圧Vpと露光量Eを調整することでも出力濃度の
制御が可能になる。これは、一次高圧Vpや露光量Eを
同一レベルで制御しても雰囲気中の水分量によってドラ
ムの表面電位が異なるからである。
環境状態判定をホストコンピュ−タ110で実行するよ
うに構成したので、個々の装置では現像色に対応した現
像係数を持ち簡単な計算ができるだけの構成で常に安定
した画像の濃度制御が可能となる。また、ドラム,トナ
ーといった画像品位に関わる部材を、量産途中から切り
換えるような事態が発生しても、ホストコンピュ−タ1
10の制御プログラムを追加するだけで良く、その部材
を交換する際に、個々の装置本体の制御手段(例えばプ
ログラムROM等)を同時に交換するといったメインテ
ィナンス負担がなくなる。さらに、市場に旧部材と新部
材が混在しても、ホストコンピュ−タ110によって一
括管理できるので、サービスマンが混乱してサービスミ
スするのを防ぐことが可能になる。 〔第2実施例〕上記実施例では公衆回線113を使用し
て環境状態データを装置個々に管理し、最終的にグリッ
ドバイアス電圧Vgを制御することにより、環境変動に
対応した濃度制御を実行する場合について説明したが、
一次高圧Vpと露光量Eを調整することでも出力濃度の
制御が可能になる。これは、一次高圧Vpや露光量Eを
同一レベルで制御しても雰囲気中の水分量によってドラ
ムの表面電位が異なるからである。
【0035】図5は本発明の第2実施例を示す画像形成
システムの構成を説明するブロック図である。
システムの構成を説明するブロック図である。
【0036】図において、16はレーザ制御ユニット
で、露光手段としての露光源,レーザドライバ回路,ポ
リゴンミラー,fθレンズ等から構成され、制御手段1
04によってレーザ光強度が制御可能に構成されてい
る。
で、露光手段としての露光源,レーザドライバ回路,ポ
リゴンミラー,fθレンズ等から構成され、制御手段1
04によってレーザ光強度が制御可能に構成されてい
る。
【0037】図6は、図5に示した感光ドラム1の表面
電位と帯電電流との関係を示す特性図であり、縦軸は表
面電位を示し、横軸は帯電電流を示す。
電位と帯電電流との関係を示す特性図であり、縦軸は表
面電位を示し、横軸は帯電電流を示す。
【0038】図7は、図5に示した感光ドラム1の表面
電位と露光量との関係を示す特性図であり、縦軸は表面
電位を示し、横軸は露光量を示す。
電位と露光量との関係を示す特性図であり、縦軸は表面
電位を示し、横軸は露光量を示す。
【0039】ホストコンピュータ110は、これらの特
性をドラムの材質と表面電位をパラメータとした複数の
パターンとして持ち、あらかじめホストコンピュータ1
10に登録してあるドラムの材質と、通信回線113を
介して送られてきたドラムの表面電位のデータによって
最適なパターンを選択し、そのパターンをルックアップ
テーブルの形で各装置に送る。各々の装置は、受け取っ
た特性データに従って帯電電流やレーザでの露光量を制
御することになる。本実施例では、ドラムといった画像
品位に関わる部材を、量産途中から切り換え、市場に旧
部材が混在しても、ホストコンピュ−タ110によって
一括管理できるので、サービスマンが混乱してサービス
ミスするのを防ぐことができる。 〔第3実施例〕なお、画像濃度は湿度により変化すると
いう特性を有しているので、当然湿度によりトナーの補
給量を制御する構成であっても良い。すなわち、濃度が
高くなり易い高湿度の場合には補給量を小さく、逆に濃
度の低くなり易い低湿度の場合に補給量を大きくすると
ように制御すれば、画像濃度が環境状態の変動に左右さ
れずに済み、画像濃度の変動を有効に抑制できる。この
際、トナーの補給開始を決定するT/C比のレベルを上
記環境状態データに応じて選択すれば良いことになる。
性をドラムの材質と表面電位をパラメータとした複数の
パターンとして持ち、あらかじめホストコンピュータ1
10に登録してあるドラムの材質と、通信回線113を
介して送られてきたドラムの表面電位のデータによって
最適なパターンを選択し、そのパターンをルックアップ
テーブルの形で各装置に送る。各々の装置は、受け取っ
た特性データに従って帯電電流やレーザでの露光量を制
御することになる。本実施例では、ドラムといった画像
品位に関わる部材を、量産途中から切り換え、市場に旧
部材が混在しても、ホストコンピュ−タ110によって
一括管理できるので、サービスマンが混乱してサービス
ミスするのを防ぐことができる。 〔第3実施例〕なお、画像濃度は湿度により変化すると
いう特性を有しているので、当然湿度によりトナーの補
給量を制御する構成であっても良い。すなわち、濃度が
高くなり易い高湿度の場合には補給量を小さく、逆に濃
度の低くなり易い低湿度の場合に補給量を大きくすると
ように制御すれば、画像濃度が環境状態の変動に左右さ
れずに済み、画像濃度の変動を有効に抑制できる。この
際、トナーの補給開始を決定するT/C比のレベルを上
記環境状態データに応じて選択すれば良いことになる。
【0040】なお、上記各実施例では電子写真方式のカ
ラープリンタに適用する場合について説明したが、本発
明はディジタル方式,アナログ方式の種々のプリンタ、
複写装置等の画像形成装置にも容易に適用できることは
言うまでもない。
ラープリンタに適用する場合について説明したが、本発
明はディジタル方式,アナログ方式の種々のプリンタ、
複写装置等の画像形成装置にも容易に適用できることは
言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は各画像形
成装置に設けられた環境検知手段により各画像形成装置
の設置環境状態が検知されると、通信回線を介して環境
情報がホストコンピュ−タに送信され、条件決定手段に
より解析されて各画像形成装置に最適な画像濃度を得る
ための画像形成条件を自動設定する構成としたので、ホ
ストコンピュ−タ側で環境状態により変動する画像形成
装置の画像形成状態を集中管理することができる。
成装置に設けられた環境検知手段により各画像形成装置
の設置環境状態が検知されると、通信回線を介して環境
情報がホストコンピュ−タに送信され、条件決定手段に
より解析されて各画像形成装置に最適な画像濃度を得る
ための画像形成条件を自動設定する構成としたので、ホ
ストコンピュ−タ側で環境状態により変動する画像形成
装置の画像形成状態を集中管理することができる。
【0042】また、通信回線を介して条件決定手段によ
り設定された画像形成条件を制御手段が受信すると、受
信した画像形成条件に基づいて各画像形成装置の画像濃
度を制御する構成としたので、常に安定した画像濃度で
画像を形成することができる。
り設定された画像形成条件を制御手段が受信すると、受
信した画像形成条件に基づいて各画像形成装置の画像濃
度を制御する構成としたので、常に安定した画像濃度で
画像を形成することができる。
【0043】従って、ドラム,トナーといった画像品位
に関わる部材を量産途中から他の部材に切り換えるよう
な事態が発生しても、画像形成装置本体の構成を変更す
ることなく、容易にホストコンピュ−タが部材に最適な
画像形成条件を設定することができ、仕様変更に係るコ
スト負担およびサービス負担を軽減できる。また、市場
に旧部材と新部材とは混在してもホストコンピュ−タが
各画像形成装置の環境状態を一括管理でき、サービスマ
ンのミス等によるメインティナンスエラーを防止でき、
装置の信頼性を向上できる等の優れた効果を奏する。
に関わる部材を量産途中から他の部材に切り換えるよう
な事態が発生しても、画像形成装置本体の構成を変更す
ることなく、容易にホストコンピュ−タが部材に最適な
画像形成条件を設定することができ、仕様変更に係るコ
スト負担およびサービス負担を軽減できる。また、市場
に旧部材と新部材とは混在してもホストコンピュ−タが
各画像形成装置の環境状態を一括管理でき、サービスマ
ンのミス等によるメインティナンスエラーを防止でき、
装置の信頼性を向上できる等の優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成システムの構
成を説明するブロック図である。
成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した画像形成部の詳細構成を説明する
断面構成図である。
断面構成図である。
【図3】図2に示した現像装置の各色現像剤の濃度と湿
度との関係を示す特性図である。
度との関係を示す特性図である。
【図4】図1に示した一次帯電器に印加するグリッドバ
イアス電位状態と湿度の関係を示す特性図である。
イアス電位状態と湿度の関係を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す画像形成システムの
構成を説明するブロック図である。
構成を説明するブロック図である。
【図6】図5に示した感光ドラムの表面電位と帯電電流
との関係を示す特性図である。
との関係を示す特性図である。
【図7】図5に示した感光ドラムの表面電位と露光量と
の関係を示す特性図である。
の関係を示す特性図である。
1 感光ドラム 2 一次帯電器 3 表面電位センサ 16 レーザ制御ユニット 100 現像装置 104 制御手段 105 カウンタ 106 モデムコントローラ 107 モデム 108 モデム 109 モデムコントローラ 110 ホストコンピュータ 111 環境センサ 113 通信回線 121 一次高圧電源 122 グリッドバイアス電源 123 現像バイアス電源
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 113 A H04N 1/46 9068−5C
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の画像形成装置が通信回線を介して
ホストコンピュータと通信可能に構成された画像形成シ
ステムにおいて、各画像形成装置の設置環境状態を検知
する環境検知手段を各画像形成装置に個別に設け、各環
境検知手段から前記通信回線を介して送信される環境情
報を解析して各画像形成装置に最適な画像濃度を得るた
めの画像形成条件を決定する条件決定手段を前記ホスト
コンピュ−タに設けたことを特徴とする画像形成システ
ム。 - 【請求項2】 通信回線を介して受信した前記画像形成
条件に基づいて各画像形成装置の画像濃度を制御する制
御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形
成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086183A JPH05260302A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086183A JPH05260302A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 画像形成システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05260302A true JPH05260302A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13879657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4086183A Pending JPH05260302A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05260302A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998037690A1 (fr) | 1997-02-21 | 1998-08-27 | Sony Corporation | Dispositif et procede de transmission, dispositif et procede de reception, systeme et procede de traitement d'images, dispositif et procede de traitement de donnees images et support de distribution |
US7403303B2 (en) | 2003-02-18 | 2008-07-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing system and printing method |
JP2018032351A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システム |
JP2019159635A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報収集装置及びプログラム |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4086183A patent/JPH05260302A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998037690A1 (fr) | 1997-02-21 | 1998-08-27 | Sony Corporation | Dispositif et procede de transmission, dispositif et procede de reception, systeme et procede de traitement d'images, dispositif et procede de traitement de donnees images et support de distribution |
US6628822B1 (en) | 1997-02-21 | 2003-09-30 | Sony Corporation | Transmission apparatus, transmitting method, reception apparatus, reception method, picture processing system, picture processing method, picture data processing apparatus, picture data processing method and furnished medium |
US7403303B2 (en) | 2003-02-18 | 2008-07-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing system and printing method |
JP2018032351A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システム |
CN107783392A (zh) * | 2016-08-26 | 2018-03-09 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成系统 |
JP2019159635A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報収集装置及びプログラム |
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