JPH03130637A - バタフライ弁の漏洩検知方法及び装置 - Google Patents

バタフライ弁の漏洩検知方法及び装置

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JPH03130637A
JPH03130637A JP26953989A JP26953989A JPH03130637A JP H03130637 A JPH03130637 A JP H03130637A JP 26953989 A JP26953989 A JP 26953989A JP 26953989 A JP26953989 A JP 26953989A JP H03130637 A JPH03130637 A JP H03130637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
sealing mechanism
valve body
mechanism part
fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP26953989A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yurugi
義則 万木
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Tomoe Technical Research Co Ltd
Original Assignee
Tomoe Technical Research Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、バタフライ弁の漏洩検知方法及び装置に関
し、更に詳しくはバタフライ弁の弁軸方向への流体の漏
洩を適確に検知する方法及び装置に関する。
(従来の技術) 従来、内部に円筒状の流体通路を画成した弁本体と、該
弁本体内に回転自在に軸支された円板状の弁体と、弁本
体と弁体との開に介挿される弾性密封材製のシートリン
グとからなるバタフライ弁は公知であり、種々の流体の
流路制御に広く用いられている。
かかるバタフライ弁は、弁体を軸支する弁棒が弁体の直
径方向対向位置に取り付けられており、シートリング及
び弁本体を貫通する弁軸孔に軸挿される。弁棒の根元付
近すなわち弁体との軸着部付近は、弁本体と弁体との間
で常時圧接状態にあるシートリングによって密封される
状態にある一次シール機構が構成されていると共に、該
根元部と間隔を存した弁棒の軸方向外方部には、弁本体
の外周面から直径方向に延び出す弁軸筒内周面に介挿さ
れたOリングやグランドパツキン等で密封される二次シ
ール機構が構成され、これら2種類のシールiiにより
弁軸方向の流体の漏洩が防止されている。
これらシール機構部には、シール性能及び弾性密封材の
耐久性の向上を図ると共に回転部の潤滑性を高めるため
に、シリコンオイルやグリース等の潤滑剤が塗布されて
いるが、長期に亙る回転や制御する流体の影響を受けて
潤滑剤の減少や流出がみられ、弾性密封材が徐々に劣化
、摩耗して来るのを避けることが出来なかった。
かかる弾性密封材の劣化、摩耗は、流体と常時接触状態
にある一次シール機構部において著しく、又流体が熱風
や温風の如き乾性の流体である場合、劣化、摩耗が促進
される。
このような弾性密封材の劣化、摩耗の結果、長期に互っ
て安定したシール機構を保持することは本質的に困難で
あり、シール機構からの流体の漏洩を避けることは出来
なかった。従って、シール機構からの流体の漏洩を早期
に発見し、所要の手当、処理を施すことが事故防止、災
害防止に必須不可欠である。
しかしながら、前述したように一次シール機構部におけ
る弾性密封材の劣化、摩耗が二次シール機構部よりも進
行する傾向にあり、二次シール機構部におけるシール性
能が今だ充分である場合、一次機構部から軸方向に漏出
した流体が二次シール機構部で封止され外部に漏出する
ことがない為、しばしば発見が遅れてしまう問題があっ
た。一次シール機構部から漏出した流体は、二次シール
機構部で封止されている結果、一次シール機構部と二次
m構部との間に滞留し、第5図に示すように、シートリ
ング(2)と弁本体(1)との間に入り込みシートリン
グ(2)を内方へ膨出させるように変形させる。そして
、この状態で弁体(3)がシートリング(2)に圧接す
るため、シートリング(2)の屈曲した側周縁のフラン
ジ部基部が破断して来るおそれがあった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、弾性密封材の劣化、摩耗による一次シール
機構部からの流体の漏洩を早期に発見し、所要の手当、
処理を行うことを可能とぜんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、第1の発明が採った手段は
、内部に円筒状の流体通路を形成した弁本体と該弁本体
内に回動自在に軸支された円板状の弁体と、弁本体と弁
体との間に介挿されたシートリングとからなり、弁体を
軸支する弁棒の根元部をシートリングにより構成される
一次シール機構部で封止し、弁棒の外方部に二次シール
機構部を設けたバタフライ弁において、一次シール機構
部と二次シール機構部との間において弁外部に連通ずる
通路を設け、該通路を介して一次シール機構部からの流
体の漏出を検知するようにしたことを特徴とする。
又、第2の発明は、第1の発明の方法に適した装置に関
し、内部に円筒状の流体通路を形成した弁本体と該弁本
体内に回動自在に軸支された円板状の弁体と、弁本体と
弁体との間に介挿されたシートリングとからなり、弁体
を軸支する弁棒の根元部をシートリングにより構成され
る一次シール機構部で封止し、弁棒の外方部に二次シー
ル機構部を設けたバタフライ弁において、一次シール機
構部と二次シール機構部との間において、弁棒を軸挿す
る弁軸孔内部と弁外面とを連通ずる通路を形成し、該通
路に漏洩した流体を検知するセンサーを装着するように
したことを特徴とする。
(実施例) 以下に図面を参照しつつこの発明の好しし)実施例を詳
細に説明する。図において、(1)は内部6二円筒状の
流体通路を貫通して形成した弁本体であり、内周面にゴ
ム等の弾性密封材からなるシートリング(2)が装着さ
れる。弁本体(1)内には、円板状の弁体(3)が回動
自在に軸支され、該弁体(3)の外周面とシートリング
(2)の内周面との接離により流体通路の開閉若しくは
流量の制御が達成される。
弁体く3)の直径方向対向位置に、弁棒(4)(5)が
取り付けられ、該弁棒(4)(5)を挿通、軸支するた
めに、弁本体(1)とシートリング(2)の直径方向対
向位置に、弁軸孔(6)(7)が形成される。
該弁軸孔(6)(7)は、弁本体く1)の外周面から直
径方向に延び出す弁軸筒(8)(9’)内を貫通してい
る。
弁棒(4)(5)の根元部、すなわち弁体(3)との連
結部においては、シートリング(2)に弁体(3)が常
時圧接して弁棒周囲を密封した一次シール機構部を構成
している。又、弁棒(4)(5)の軸方向外方部には、
Oリングやゲランドパ・ンキン等からなる二次シール機
構部(10)が設けられ、弁棒(4)(5)と弁軸孔(
8)<9 )との間を密封してb)る。
この発明は、かかる構造のバタフライ弁におり)で、一
次シール機構部と二次シール機構部との間に、漏洩検知
通路(11)を設け、該検知通路(11)の内端を弁軸
孔(6)内に、外端を弁の外部にそれぞれ開口し、一次
シール機構部から弁軸孔(6)に漏出して来た流体を、
該検知通路(11)を介して検知可能としたことを特徴
とする。
シートリング(2)は、弁棒(4)(5)の根元部にお
いては、弁体(3)が常時圧接し、弁体(3)の回転に
より常時摩擦力を受けると共に、弁本体(1)を流過す
る流体の影響を受けて劣化、摩耗して来る。通常水など
の流体の場合には、約10万回の弁体の回動により、又
空気、ガスなどの気体の場合は約5万回、更に乾燥した
気体の場合には5万回を下回る弁体の回動により、シー
トリングが劣化、摩耗し一次シール機構部からの流体の
漏洩がみられた。一次シール機構部から漏洩した流体は
、二次シール機構部(10)の存在により、直ちに弁外
部に流出することなく、一次、二次シール機構部の開に
おいて弁軸孔(6)(7)内に滞留して来る。
このような流体の漏出は、外観上は判らず、内部の腐蝕
、劣化をもたらしたり、或はシートリング(2)を内方
へ膨出するように変形させ、弁体との圧接の繰り返しに
より破断されるため、突発的な事故発生を招来する。
そこで、一次シール機構部と二次シール機構部との間に
漏洩流体検知通路(11)を形成して、該通路(11)
を介して、一次シール機構部からの流体の漏出を検知す
るようにしたものである。検知は、好ましくは検知通路
(11)に外部からセンサー(12)を挿着して検出す
る。センサー(12)は制御する流体の種類、性状に応
じて最適のものを適用する。
又、個々のバタフライ弁に個別にセンサー(12)を取
り付けて個々に検知を行っても良く、或は複数のバタフ
ライ弁に取り付けたセンサー(12)を集中的に連続し
て記録管理するようにしても良い。更に、センサー(1
2)は検知通路(11)に予め取り付けることなく、携
帯型センサーを検知通路(11)に挿入して定期的に検
査しても良い。
(作用及び発明の効果) 一次シール@構部と二次シール機構部との間において、
弁軸孔と弁の外部とを漏洩検知通路で連通し、該通路を
介して一次シール機構部からの流体の漏洩を検知するよ
うにしであるので、従来不可能であった一次シール機構
部の劣化、摩耗による流体の漏洩を適確に検知すること
が出来、流体の漏洩による内部腐蝕や劣化に基因した事
故発生を未然に防止することが可能となる。
この結果、開閉頻度の特に多い自動制御弁や重要な個所
でのバタフライ弁の使用を安心して行うことが出来ると
共に、危険ガスや乾燥気体などの流体制御を長期に互っ
て安定して行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観斜視図、第2図は縦断面図、第3図は正面
図、第4図は要部の拡大断面図、第5図は一次シール機
構部からの流体漏洩によるシートリングの変形状態を示
す図である。 (1)・・・弁本体    (2)・・・シートリング
(3)・・・弁 体    (4)(5)・・・弁 棒
(6)(7)・・・弁軸孔  (8)(9)・・・弁軸
筒(10)・・・二次シール機構部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に円筒状の流体通路を形成した弁本体と該弁
    本体内に回動自在に軸支された円板状の弁体と、弁本体
    と弁体との間に介挿されたシートリングとからなり、弁
    体を軸支する弁棒の根元部をシートリングにより構成さ
    れる一次シール機構部で封止し、弁棒の外方部に二次シ
    ール機構部を設けたバタフライ弁において、一次シール
    機構部と二次シール機構部との間において弁外部に連通
    する通路を設け、該通路を介して一次シール機構部から
    の流体の漏出を検知するようにしたことを特徴とするバ
    タフライ弁の漏洩検知方法。
  2. (2)内部に円筒状の流体通路を形成した弁本体と該弁
    本体内に回動自在に軸支された円板状の弁体と、弁本体
    と弁体との間に介挿されたシートリングとからなり、弁
    体を軸支する弁棒の根元部をシートリングにより構成さ
    れる一次シール機構部で封止し、弁棒の外方部に二次シ
    ール機構部を設けたバタフライ弁において、一次シール
    機構部と二次シール機構部との間において、弁棒を軸挿
    する弁軸孔内部と弁外面とを連通する通路を形成し、該
    通路に漏洩した流体を検知するセンサーを装着するよう
    にしたことを特徴とするバタフライ弁の漏洩検知装置。
JP26953989A 1989-10-16 1989-10-16 バタフライ弁の漏洩検知方法及び装置 Pending JPH03130637A (ja)

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