JPH03130292A - オキサゾロイソキノリン化合物 - Google Patents

オキサゾロイソキノリン化合物

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JPH03130292A
JPH03130292A JP16327290A JP16327290A JPH03130292A JP H03130292 A JPH03130292 A JP H03130292A JP 16327290 A JP16327290 A JP 16327290A JP 16327290 A JP16327290 A JP 16327290A JP H03130292 A JPH03130292 A JP H03130292A
Authority
JP
Japan
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group
methylenedioxyphenyl
azido
methylenedioxyoxazolo
compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP16327290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Naka
洋一 中
Yukimasa Ichiyanagi
一柳 幸正
Yukiyasu Ito
伊藤 幸泰
Keiji Yamagami
圭司 山上
Akihiro Fujii
明啓 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Welfide Corp
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Welfide Corp
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Publication date
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規抗腫瘍性オキサゾロイソキノリン化合物に
関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従来
、メギ科の植物等に含まれるアリールテトラナツタライ
ド型すグナン類、たとえばPodophilliump
elLatumに含まれるポドフィロトキシン(Pod
ophi−11otoにin)は抗nmm作用および微
小管重合阻害作用を有することが知られている。(J、
M、Ca5sadyeL at、”Anticance
r Agents Ba5ed on NaLura+
Product Models” Academic 
Press、 New York。
1980、 pp319−351 )。しかしながら、
これらは毒性が強く、臨床的に用いることはきわめて困
難であるとされている。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は毒性を低域し、なお、かつ強力な抗膝瘍活
性を有し医薬品として有用な化合物を探゛索する目的で
鋭意研究を行なったところ、次の一般式(1)で示され
るオキサゾロイソキノリン化合物がかかる目的を満たす
ことを見出した。
本発明は、一般式 (式中、R1、R1、R3はそれぞれ水素、ハロゲン、
水酸基、アシルオキシ基、低級アルコキシ基、アリール
オキシ基、アラルキルオキシ基、アミノ基、ニトロ基ま
たはアルキルアミノ基を表わすか、R1、R2、R3の
一つとそれ以外のものが結合して、−0(CHi)−0
−鎖を形成する。n、mはそれぞれ1〜3を表わす。) により表わされるオキサゾロイソキノリン化合物に関す
る。
本明細書において、ハロゲンとは塩素、臭素、フッ素、
ヨウ素を、アシルオキシ基とはアセチルオキシ、プロピ
オニルオキシ、ブチリルオキシ、トリフルオロアセチル
オキシなどのハロゲンにより置換されていてもよいアル
カノイル基または置換基としてハロゲン、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基を1〜3個
有していてもよいベンゾイルオキシを、低級アルコキシ
とはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ
、ブトキシ、第3級ブトキシ、ヘキシルオキシなどを、
アリールオキシ基とは置換基としてハロゲン、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基をl〜
3個有していてもよいフェノキシを、アラルキルオキシ
基とはヘンゼン環上に置換基としてハロゲン、低級アル
キル基、低級アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基を1〜
3個有していてもよいベンジルオキシ、フェニルエトキ
シ、フェニルプロポキシ、フェニルブトキシなどを、ア
ルキルア短ノ基とはメチル、エチル、プロピルイソプロ
ピル、ブチル、第3級ブチル、ヘキシルなどによりモノ
またはジ置換されたアミノをそれぞれ意味する。
一以下余白一 本発明の化合物(+)には立体異性体が存在するが、本
発明はそれらすべてを包含する。これら各種異性体は、
それ自体公知の方法により光学分割あるいは分離精製す
ることができる。また、各種異性体は適宜ラセミ化、エ
ピメリ化することにより、互いに変換することもできる
本発明の化合物(1)は、たとえば次に示す方法により
製造することができる。
一般式 により表わされる芳香族アルデヒドに水酸化アルカリ 
(水酸化ナトリウム、水酸化カリ゛ウム、水酸化リチウ
ムなど)の存在下、適当な溶媒(水、メタノール、エタ
ノールおよびそれらの混合物など)中、グリシンを縮合
させて、一般式 により表わされるフェニルセリン化合物に導き、これに
ハロ炭酸アルキル(クロロ炭酸アルキルが好ましい)を
適当な脱酸剤(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムなど)の存在下、好ましくは水、メタノ
ール、エタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジエチルエーテルまたはそれらの混合溶媒中反応させ、
得られる一般式 (式中、Rはアルキルを示す。) により表わされる化合物に前記と同様な脱酸剤の存在下
、アセトン、メチルエチルケトンなどの溶媒中、ジメチ
ル硫酸、ヨウ化メチルなどを用いてたとえばメチルエス
テル化し、得られたエステル化合物を、還元剤(水素化
ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウムなど)により
還元して一般式により表わされるグリコール化合物とす
る。この還元反応はテトラヒドロフラン1.ジオキサン
、1.2−ジメトキシエタン、メタノール、エタノール
、イソフ゛ロピルアルコールまたはそれらのl見合溶媒
中進行する。
一般式(V)の化合物をピリジン、クロロホルム、ジク
ロロメタン、■、2−ジクロロエタン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンまたはそれらの混合溶媒中、脱酸剤(
トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジンなど)の
存在下、アセチル化剤(無水酢酸、塩化アセチルなど)
を用いてジアセテート体とし、次いで乾燥、塩化水素ガ
スを飽和させたジクロロメタン、クロロホルム、1.2
−ジクロロエタンまたはそれらの混合溶媒中処理して得
られる一般式 () により表わされるクロロ体とアジ化ナトリウムと反応さ
せて、アンド体とする。このアジド体への反応は、ジメ
チルホルムアミド等の非プロトン性極性溶媒中または相
間移動触媒(テトラブチルアンモニウムクロライド、テ
トラブチルアンモニウムハイドロジエンサルフェート、
ベンジルトリエチルアンモニウムクロライドなど〉の存
在下、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタンなどの有機
)容媒と水とを反応溶媒中進行する。
−以下余白 このようにして得られるアジド体をメタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール、テトラヒドロフラン、
ジオキサンまたはそれらの混合溶媒中、たとえばナトリ
ウムメトキシドを用いて処理することにより、一般式 により表わされるオキサシロン体とし、次いで、 一般式 により表わされる芳香族アルデヒドを縮合剤〈ポリ燐酸
エステル、オキシ塩化リンなど)の存在下、ジクロロメ
タン、クロロホルム、l、2−ジクロロエタン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエンなどま
たはそれらの混合溶媒中、反応させることにより一般式 により表わされるオキサゾロイソキノリン化合物が得ら
れ、その後、パラジウム炭素、パラジウム黒、酸化白金
などの触媒の存在下、接触還元することにより一般式(
[)の化合物が製造される。
この還元反応はジオキサン、テトラヒドロフラン、メタ
ノール、エタノール、ジクロロメタンなど、またはそれ
らの混合溶媒中に進行する。
〔作用および発明の効果、〕
かくして得られた本発明化合物(1)は、強い抗Im瘍
活性を示し、かつ低毒性である。本発明化合物を抗腫瘍
薬として用いる場合、賦形剤、崩壊剤、結合剤、溶解補
助剤などと混合して、錠剤、顆粒剤、注射剤、坐剤など
とし、患者に経口的、非経口的に投与される。投与量は
症状、年齢等により変わりうるが、通常成人1日当たり
、0.1〜500■程度である。
〔実施例〕
以下、実施例、参考例により本発明化合物の製造例を説
明する。
参考例13−(3,4−メチレンジオキシフェニル)セ
リン グリシン56.3 g、水酸化カリウム84gをエタノ
ール1.21に溶解し、これにピペロナール225gを
エタノール300m1に溶解した’t&を加え、室温で
24時間攪拌する。析出する結晶を濾取し、結晶を2規
定塩酸17!に溶解する。下層に分離する油状物を分離
した後、水層を四塩化炭素で洗浄(3X50ml)する
。水冷下、炭酸水素ナトリウムでpHを5〜6に調整し
、析出する結晶を濾取する。少量の水で水洗後、乾燥す
ると、3(3,4−メチレンジオキシフェニル)セリン
115gを得る。融点198℃ 参考例2 N−エトキシカルボニル−3−(3,4メチ
レンジオキシフエニル)セリン 3− (3,4−メチレンジオキシフェニル)セリン2
03gを水900m1に懸濁させ、炭酸水素ナトリウム
181gを加えて室温で0.5時間攪拌する。ジエチル
エーテル180m1を加え、室温下、攪拌しながらクロ
ル炭酸エチル90m1を0.5時間で滴下する。さらに
2時間攪拌した後、水冷下、濃塩酸を滴下し、析出する
結晶を濾取し、少量の水で洗浄する。結晶を乾燥すると
、N−エトキシカルボニル−3−(3,4−メチレンジ
オキシフェニル)セリン241 gを得る。融点188
℃参考例3 N−エトキシカルボニル−3−(3,4−
メチレンジオキシフェニル)セリン メチルエステル N−エトキシカルボニル−3−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)セリン238gをアセトン1.7Qに溶
解し、炭酸カリウム110g、ジメチル硫!112gを
加えて2時間還流する。反応液を放冷後、不溶物を濾去
し、溶媒を減圧′a縮して得られる残香をイソプロピル
エーテルより結晶化することにより、N−エトキシカル
ボニル−3(3,4−メチレンジオキシフェニル)セリ
ンメチルエステル201gを得る。融点109〜111
℃ 参考例4 N−エトキシカルボニル−3−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)セリノ ール N−エトキシカルボニル−3−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)セリン メチルエステル104gをエタ
ノール700m1に懸濁し、水素化ホウ素ナトリウム1
2.6 gを徐々に加える。室温で3時間攪拌した後、
反応溶媒を減圧留去する。
残香をクロロホルム700m1に溶解し、2規定塩酸(
IX 100m1) 、水(2X70ml)にて洗浄す
る。乾燥後、溶媒を減圧留去すると、N−エトキシカル
ボニル−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)セ
リノール94.0 gがB 411 色カム状として得
られる。酢酸エチル−イソプロピルエーテルより結晶化
すると、融点108〜110℃を示す。
参考例51,3−ジー0−アセチル−N−エトキシカル
ボニル−3−(3,4−メチ レンジオキシフェニル)セリノール N−エトキシカルボニル−3−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)セリノール47gを無水酢酸47m1、
ピリジン280m1に溶解し、室温で一夜放置する。反
応溶媒を減圧留去し、残香をシリカゲルカラムクロマト
に付す。クロロホルム酢酸エチル(10: l)溶出部
より、1.3−ジO−アセチルーN−エトキシカルボニ
ル−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)セリノ
ール50gを得る。
NMR(δppm、+n ’CDCIz): 6.8〜
6.7(311,m)。
5.96(2H,s)、 5.81(IH,d、J=5
Hz)、 4.93(III、d、J=8Hz)、 4
.3〜3.8(511,m)、 2.09(6H,s)
、 1.26(311゜t、J・7Hz) 参考例6 1−0−アセチル−3−クロロ−2−エトキ
シカルボキサミド−3−(3,4メチレンジオキシフエ
ニル)プロパ ツール 1.3−ジーO−アセチルーN−エトキシカルボニル−
3−(3,4−メチレンジオキシフェニル〉セリノール
11.6gを乾燥ジクロロメタン12(1wlに?容解
し、ドライアイス−メタノールにて冷却し、乾燥塩化水
素を10分間反応液に導入する。−昼夜、室温で放置し
た後、反応溶媒を減圧留去すると、l−〇−7セチルー
3−クロロー2−エトキシカルボキサξドー3− (3
,4−メチレンジオキシフェニル)プロパツールlIg
が無色シロップ状物として得る。
NMR(δppm、in CDC11):  7.0〜
6.7(3H,m)。
5.99(2H,s)、  5.06(LH,d、J=
5Hz)、  4.4 〜4.0(511,m)。
2.10(311,s)、  1.23(3H,t  
1ike、J=711z)参考例71−〇−アセチルー
3−アジドー2カルボキサミド−3−(3,4−メチ レンジオキシフェニル)プロパツール (A法) 1−0−アセチル−3−クロロ−2−エトキシカルボキ
サミド−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)プ
ロパツール0.9 gをジメチルホルムアミド5mlに
溶解し、アジ化ナトリウム0.35gを加え、70〜I
00℃で5時間攪拌する。反応t@媒を減圧留去し、残
香にトルエンを加えて溶かし、不溶物を濾去し、溶媒を
減圧留去することにより、1−0−アセチル−3−アジ
ド−2−カルボキサミド−3−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)プロパツール18を得る。。
NMR(δppmjn CDCl:+): 6.8(3
H,br s)  5.99(211,s)、 5.2
〜3.9(6tl、m)、 2.07(3H,s)、 
1.21(3H。
t  1ike、J=7Hz) 参考例81−O−アセチル−3−アジド−2カルボキサ
ミド−3−(3,4−メチ レンジオキシフェニル)プロパツール (B法) 3−クロロ−2−エトキシカルボキサミド−3(3,4
−メチレンジオキシフェニル)プロパツール45g、ア
ジ化ナトリウム40gをトルエン450m1、水80m
1に懸濁し、テトラブチルアンモニウムクロライド3.
6gを加えて室温で16時間激しく攪拌する。有機層を
酢酸エチルで抽出し、水洗する。乾燥後、溶媒を留去す
ると、10−アセチル−3−アジド−2−カルボキサミ
ド−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)プロパ
ツール43gを褐色シロップ状物として得る。
以下余白 参考例9 4−(1−アジド−1−(3,4−メチレン
ジオキシフェニル)メチル〕オ キサゾリドン 1−0−アセチル−3−アジド−2−カルボキサミド−
3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)プロパツー
ル22gを乾燥メタノール400a+1に溶解し、水冷
下、28%ナトリウムメトキシド6mlを加え、室温で
8時間攪拌する。反応溶媒を減圧留去し、残香をクロロ
ホルム抽出(3×20 On+1)する。水洗後乾燥し
、溶媒を減圧留去して得られる残香をシリカゲルカラム
クロマトに付す。酢酸エチル−n−ヘキサン(3二2)
t9出部を酢酸エチル−〇−ヘキサンより結晶化するこ
とにより4−〔l−アジド−1−(3,4−メチレンジ
オキシフェニル)メチル〕オキサゾリドンLogを得る
。融点117〜118℃ 参考例10  (±)−(5R”、103”、10aS
”)−10−アジド−1,3゜ 4.5,10.10a −ヘキサヒ ドロ−5−(3,4,5−)ジメト キシフェニル) −7,8−メチレン ジオキシオキサゾロ(4,3−b) イソキノリン−3−オンおよび( ±)−(5R“、10R”、t。
as”)−10−アジド−1,3 4,5,10,10a −ヘキサヒ ドロ−5−(3,4,5−)ジメ トキシフェニル)−7,8−メチ レンジオキシオキサゾロ〔4,3 b〕イソキノリン−3−オン 4−〔1−アジド−1−(3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)メチル〕オキサゾリドン1g13.4.5−ト
リメトキシベンズアルデヒド0.9gをクロロホルム2
.5mlに溶解し、ポリ燐酸エスル2.5gを加え、室
温で18時間放置する。反応液に水、炭酸水素ナトリウ
ムを加えて中和後、クロロホルムを抽出する。水洗、乾
燥後、溶媒を減圧留去する。残香をシリカゲルカラムク
ロマトに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1:1)?
8山部をそれぞれメタノールより再結晶すると、(±)
(5R”、103″、1oas”)−10−アジド−1
,3,4,5,10,10a−ヘキサヒドロ−5−(3
,4,5−)ジメトキシフェニル)マ、8−メチレンジ
オキシオキサゾロ〔4,3b〕イソキノリン−3−オン
0.71g(融点180〜181’C)、および(±)
−(5R”10R”、10aS”)−10−アジド−1
,3゜4.5,10,10a−ヘキサヒドロ−5−(3
,4,5−トリメトキシフェニル)−7,8メチレンジ
オキシオキサゾロ(4,3−b)イソキノリン−3−オ
ン0.41g(融点220〜222℃)が得られる。
参考例11   (±’)−(5R”、10S”、10
aS”)−10−アジド−1,3゜ 4.5,10.10a −ヘキサヒ ドロ−5−(4−ヒドロキシ 3.5−ジメトキシフェニル〉 7.8−メチレンジオキシオキサ ゾロ[4,3−b)イソキノリン 3−オン、および(±)−(5 R”  IOR”、10aS”) 10−アジド−1,3,4,5゜ 10.10a−ヘキサヒドロ−5 (4−ヒドロキシ−3,5−ジ メトキシフェニル)−7,8−メ チレンジオキシオキサゾロ〔4,3 −b)イソキノリン−3−オン 参考例10の方法に従い、4−〔l−アジド1−(3,
4−メチレンジオキシフェニル)メチル〕オキサゾリド
ン5g、シリンジアルデヒド3.5g、クロロホルム1
2m1、ポリ燐酸エステル12gを用いて反応させると
、(±)−(5R”。
10S”、1Oas”)−10−アジド−1,3゜4.
5.10.10a−ヘキサヒトI:1−5− (4−ヒ
トロキシー3,5−ジメトキシフェニル)−7,8−メ
チレンジオキシオキサゾロ〔4,3b〕イソキノリン−
3−オン2.5g(融点233〜237℃(分解)〕、
および(±)−(5R”10R”、10aS”)−10
−アジド−1,3゜4.5,10,10a−ヘキサヒド
ロ−5−(4ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル
)7.8−メチレンジオキシオキサゾロ〔4,3b〕イ
ソキノリン−3−オン1.2g(融点228〜229℃
)が得られる。
参考例12  (±’)−(5R”、IQs”、10a
S”)−10−アジド−1,3゜ 4.5,10.10a−ヘキサヒド ロ−5−(3,5−ジメトキシフェ ニル)−7,8−メチレンジオキシ オキサゾロ[4,3−b)イソキノ リン−3−オン、および(±)−( 5R”、IOR”、10aS”)− 10−アジド−1,3,4,5,10゜1Oa−へキサ
ヒト0−5−(3,5 ジメトキシフエニル)−7,8 メチレンジオキシオキサゾロ〔4,3 −b)イソキノリン−3−オン 参考例10の方法に従い、4− (1−アジド1−(3
,4−メチレンジオキシフェニル)メチル〕オキサゾリ
ドン5g、3.5−ジメトキシヘンズアルデヒド3.8
g、ポリ燐酸エステル12g3クロロホルム12m1を
用いて反応させると、(±)(5R”、IO3”、10
aS”)−10−アジド−1,3,4,5,10,10
a−へキサヒドロ−5−(3,5−ジメトキシフェニル
)7.8−メチレンジオキシオキサゾロ〔4,3b〕イ
ソキノリン−3−オン1.8g(融点188〜189℃
〉、および(±)−(5R”、IOR“10aS”)−
10−アジド−1,3,4,5゜10、 10a−ヘキ
サヒドロ−5−(3,5ジメトキシフエニル)−7,8
−メチレンジオキシオキサゾロ(4,3−b)イソキノ
リン−3オン1.0g(融点238〜240℃)が得ら
れる。
実施例1 (±)−(5R”、IO3”、10aS”)
−10−アごノー1,3,4゜5.10.10a−ヘキ
サヒドロ−5 (3,4,5−トリメトキシフェニ ル)−7,8−メチレンジオキシオキ サゾロ(4,3−b)イソキノリン 3−オン (±)−(5R”、10S”、10aS”)10−アジ
ド−1,3,4,5,10,toa−ヘキサヒドロ−5
−(3,4,5−)リメトキシフェニル)−7,8−メ
チレンジオキシオキサゾロ(4,3−b)イソキノリン
−3−オン1gをジオキサン20m1に溶解し、5%パ
ラジウム炭素Igを加え、室温で2時間接触還元する。
触媒を濾去後、溶媒を留去し、得られる残置をメタノー
ルより結晶化すると、(±)−(5R” 、10S”。
10aS’)−1o−ア藁ノー1,3,4,5゜10.
10a−ヘキサヒドロ−5−(3,4,5−トリメトキ
シフェニル)−7,8−メチレンジオキシオキサゾロ(
4,3−b)イソキノリン3−オン0.55 gが得ら
れる。メタノールより再結晶すると、融点216〜21
9℃を示す。
実施例2 (±)−(5R”、IOR”、1OaS”)
−10−アミノ−1,3,4,5゜10.10a−ヘキ
サヒト0−5− (3,4゜5−トリメトキシフェニル
’) −7,8メチレンジオキシオキサゾロ〔4,3 −b)イソキノリン−3−オン 実施例1の方法に従い、(±)−(5R”10R”、1
0aS”)−10−アジド−1,3゜4.5,10.t
oa−ヘキサヒト0−5−(34,5−)リメトキシフ
ェニル)−7,8−メチレンジオキシオキサゾロ(4,
3−b)イソキノリン−3−オン2g15%パラジウム
炭素1g1ジオキサ740m1を用いて接触還元するこ
とにより、(±)−(5R”、IOR”、1oas”)
lO−アミノ−1,3,4,5,10,10aへキサヒ
ドロ−5−(3,4,5−)リメトキシフェニル)−7
,8−メチレンジオキシオキサゾロ(4,3−b)イソ
キノリン−3−オン1.4gを得る。メタノールより再
結晶すると、融点208〜209℃を示す。
実施例3 (±)−(5R”、103”、10aS”)
−10−ア累ノー1.3,4゜5、to、10a−ヘキ
サヒドロ−5 −(4−ヒドロキシ−3,5−ジメト キシフェニル)−7,8−メチレンジ オキシオキサゾロ(4,3−b)イソ キノリン−3−オン 実施例1の方法に従い、(±)−(5R”IQs”、1
0aS”)−10−アジド−1,34,5,10,10
2−ヘキサヒトo−5−(4ヒドロキシ−3,5−ジメ
トキシフェニル)7.8−メチレンジオキシオキサゾロ
〔4,3b〕イソキノリン−3−オン1.9g、5%パ
ラジウム炭素1g、ジオキサン40m1を用いて接触還
元することにより、(±’)−(5R” 、10S”1
0aS”) −10−ア旦ノー1.3,4,5゜10.
10a−ヘキサヒドロ−5−(4−ヒドロキシ−3,5
−ジメトキシフェニル)−7,8メチレンジオキシオキ
サゾロ(4,3−b)インキノリン−3−オン1.5g
を得る。メタノールより再結晶すると、融点222〜2
24℃を示す。
実施例4  (±)−(5R”、IOR”   10a
S”)−10−アミノ−1,3゜ 4.5,10,10.a−ヘキサヒドロ5−〈4−ヒド
ロキシ−3,5−ジ メトキシフェニルi7,8−メチレ ンジオキシオキサゾロ(4,3−b) イソキノリン−3−オン 実施例1の方法に従い、(±) −(5R”10R”、
1oas”)−10−アジド−1,3゜4.5,10.
toa−ヘキサヒドロ−5−(4−ヒドロキシ−3,5
−ジメトキシフェニル)7.8−メチレンジオキシオキ
サゾロ〔4,3b〕イソキノリン−3−オン0.7g、
5%パラジウム炭素0.4 g 、ジオキサン60m1
を用いて接触還元することにより、(±)−(5R” 
、10R”10as”)−10−アミノ−1,3,4,
5゜10.10a−へキサヒドロ−5−(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジメトキシフェニル)−7,8メチレンジ
オキシオキサゾロ(4,3−b)イソキノリン−3−オ
ン0.55 gを得る。メタノールより再結晶すると、
融点222〜224℃を示す。
実施例5  (±)−(5R”、10S”  10as
”)−10−アミノ−1,3,4 5,10,1Oa−ヘキサヒドロ−5 (3,5−ジメトキシフェニル)= 7.8−メチレンジオキシオキサゾロ (4,3−b)イソキノリン−3−オ ン 実施例1の方法に従い、(±)−(5R”10S”、1
oas”)−10−アジド−1,3゜4.5.10.1
0a−ヘキサヒトt]−5−(3゜5−ジメトキシフェ
ニル)−7,8−メチレンジオキシオキサゾロ(4,3
−b)イソキノリン−3−オン1.3g、5%パラジウ
ム炭素0.7g。
ジオキサン30m1を用いて接触還元することにより、
(±)−(5R”、IO3”、10aS”)−10−ア
ミノ−1,3,4,5,10,10aへキサヒドロ−5
−、(3,5−ジメトキシフェニル)−7,8−メチレ
ンジオキシオキサゾロ〔4,3−b)イソキノリン−3
−オン0.95 gを得る。メタノールより再結晶する
と、融点229〜231℃を示す。塩酸塩の融点は20
6〜21O℃である。
実施例6  (±)−(5R”、IOR”、10aS”
)−10−アミノ−1,3,4゜5.10.10a−ヘ
キサヒドロ−5 (3,5−ジメトキシフェニル) 7.8−メチレンジオキシオキサゾロ (4,3−b)イソキノリン−3−オン実施例1の方法
に従い、(±) −(5R” 、 10R”、10aS
”)−10−アジド−1,3,4゜5.10.10a−
ヘキサヒトt)−5−(3,5ジメトキシフエニル)−
7,8−メチレンジオキシオキサゾロ(4,3−b)イ
ソキノリン−3−オン0.8 g、5%パラジウム炭素
0.4g、ジオキサン40m1を用いて接触還元するこ
とにより、(±)−(5R” 、10R” 、10aS
” )−10アミノ−1,3,4,5,10,10a 
−ヘキサヒドロ−5−(3,5−ジメトキシフェニル)
7.8−メチレンジオキシオキサゾロ〔4,3b〕イソ
キノリン−3−オン0.62 gを得る。
メタノールより再結晶すると、融点189〜191’c
を示す。塩酸塩の融点は265〜268℃である。
−以下余白

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、R^3はそれぞれ水素、ハロ
    ゲン、水酸基、アシルオキシ基、低級アルコキシ基、ア
    リールオキシ基、アラルキルオキシ基、アミノ基、ニト
    ロ基またはアルキルアミノ基を表わすか、R^1、R^
    2、R^3の一つとそれ以外のものが結合して、−O(
    CH_2)_mO−鎖を形成する。n、mはそれぞれ1
    〜3を表わす。) により表わされるオキサゾロイソキノリン化合物。
JP16327290A 1989-07-28 1990-06-20 オキサゾロイソキノリン化合物 Pending JPH03130292A (ja)

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JP19614089 1989-07-28
JP1-196140 1989-07-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012530772A (ja) * 2009-06-25 2012-12-06 オンコレル・アーベー インドリル置換ピラジノ−キノリンおよびがん治療のためのこれらの使用

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JP2012530772A (ja) * 2009-06-25 2012-12-06 オンコレル・アーベー インドリル置換ピラジノ−キノリンおよびがん治療のためのこれらの使用

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