JPH03130179A - 熱転写記録装置及び熱転写記録方法 - Google Patents

熱転写記録装置及び熱転写記録方法

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JPH03130179A
JPH03130179A JP2177364A JP17736490A JPH03130179A JP H03130179 A JPH03130179 A JP H03130179A JP 2177364 A JP2177364 A JP 2177364A JP 17736490 A JP17736490 A JP 17736490A JP H03130179 A JPH03130179 A JP H03130179A
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ink sheet
recording
recording medium
thermal transfer
ink
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JP2177364A
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English (en)
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Yasushi Ishida
靖 石田
Minoru Yokoyama
実 横山
Akihiro Asada
昭宏 朝田
Masakatsu Yamada
昌克 山田
Takashi Awai
孝 粟井
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Makoto Kobayashi
誠 小林
Satoshi Wada
聡 和田
Takeshi Ono
健 小野
Tomoyuki Takeda
智之 武田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/02Feeding mechanisms
    • B41J17/12Special adaptations for ensuring maximum life

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はインクシートの有するインクを記録媒体に転写
して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置
及び熱転写記録方法に関するものである。ここでは、前
記熱転写記録装置として、ファクシミリ装置の他に例え
ば電子タイプライタ、複写装置及びプリンタ装置等の形
態を取るものが含まれる。
【従来の技術】
一般に、熱転写プリンタは熱溶融性(或は熱昇華性等)
インクをベースフィルムに塗布したインクシートを使用
し、サーマルヘッドによりそのインクシートを画像信号
に対応・して選択的に加熱し、溶融(或は昇華等)した
インクを記録紙に転写して画像記録を行っている。一般
にこのインクシートは、1回の画像記録により完全にイ
ンクが記録紙に転写されるもの(所謂ワンタイムインク
シート)であるため、1文字或いは1ラインの記録終了
後、その記録された長さに対応する分だけインクシート
を搬送し、次に記録する位置に確実にインクシートの未
使用部分をもってくる必要があった。このため、インク
シートの使用量が増大し、感熱紙に記録する通常の感熱
プリンタに比べ、熱転写プリンタのランニングコストが
高くなる傾向があった。 このような問題を解決するために、特開昭57−834
71号や特開昭58−201686号あるいは特公昭6
2−58917号公報にみられるように、記録紙とイン
クシートとを速度差を設けて搬送するようにした熱転写
プリンタが提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に記載されているように、複数回の画像記録が
可能なインクシート(所謂マルチプリントインクシート
)が知られており、このインクシートを用いれば、記録
長さLを連続して記録するとき、各画像記録の終了後あ
るいは画像記録中に搬送されるインクシートの搬送長を
その長さLよりも小さく (L/n、n>1)して記録
することができる。これにより、インクシートの使用の
率が従来のn倍になり、熱転写プリンタのランニングコ
ストの低下が期待できる。以下、この記斜方式をマルチ
プリントと呼ぶ。 このようなマルチプリントを行う熱転写プリンタでは、
記録紙の移動速度に比べてインクシートの移動速度が小
さいため、インクシートと記録部の摩擦によりインクシ
ートにしわが発生したり、インクシートにたるみが発生
するなどの問題がある。また、記録済みの用紙を頁単位
に切断するカッタを備えることが通常行われており、特
にファクシミリ装置においては、記録紙を頁単位に切断
するカッタを備えることは好ましい。ところが、このよ
うなカッタを備えたときは、記録紙を1頁の記録終了時
に、記録した画像の後端が余白を尻えた分だけカッタ位
置を通過するまでカッタ方向に搬送(所謂フロントフィ
ード)したり、カッタによる記録紙の切断後、記録紙の
先端部近傍をサーマルヘッドによる記録位置まで戻す(
所謂バックフィード)などの記録紙の搬送が必要になる
傾向があった。 本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、本発明の
目的は、鮮明な記録を行うことのできる熱転写記録装置
及び熱転写記録方法を提供することある。 本発明の他の目的は、インクシートを良好に搬送するこ
とができる熱転写記録装置及び熱転写記録方法を提供す
ることにある。 本発明の他の目的は、記録媒体を良好に搬送することが
できる熱転写記録装置及びその方法を提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、インクシートのたるみゃしわ等を
防止できる熱転写記録装置及びその方法を提供すること
にある。 本発明の他の目的は、前記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録媒体を記録方向とは逆の方向に戻す時、インク
シートと記録媒体との摩擦力が所定以上になったときに
インクシートを記録シートと同じ方向に搬送させるよう
にして、インクシートにたるみなどが生じるのを防止す
るようにした熱転写記録装置及びその方法を提供するこ
とである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の熱転写記録装置は以
下の様な構成からなる。即ち、インクシートの有するイ
ンクを記録媒体に転写して前記記録媒体に記録を行う熱
転写記録装置であって、前記インクシートに作用して、
前記記録媒体に記録を行うための記録手段と、前記イン
クシートを搬送するためのインクシート搬送手段と、前
記インクシート搬送手段によって搬送されるインクシー
トに対し負荷をかける負荷手段と、前記記録媒体を搬送
するための記録媒体搬送手段とを有する。 上記目的を達成するために本発明の熱転写記録方法は以
下の様な構成からなる。即ち、インクシートの有するイ
ンクを記録媒体に転写して前記記録媒体に記録を行う熱
転写記録方法において、記録手段による記録後に、前記
記録媒体を切断するために搬送する際には、前記インク
シートの搬送を停止して、前記記録媒体の切断後に、前
記記録媒体を前記切断のための搬送方向とは反対方向へ
搬送する際には、前記インクシートと前記記録媒体との
速度比が記録時の速度比と同じ或は大きくなるように前
記インクシートを搬送する。
【作用】
以上の構成において、記録媒体を搬送する時に、インク
シートと記録媒体との摩擦力と、インクシートに対し負
荷をかける負荷手段との作用により、インクシートに張
力を加えて搬送するように動作する。
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。 [ファクシミリ装置の説明(第1図〜第4図)]第1図
〜第4図は本発明を適用した実施例の熱転写プリンタと
してのファクシミリ装置を示す図である。そして、第1
図は制御部と記録部との電気的接続を示す図、第2図は
ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図、第3A
図はファクシミリ装置の側断面図、第3B図はその外観
斜視図である。 まず、第2図をもとに概略構成を説明する。 図において、100は原稿を光電的に読取ってデジタル
画像信号として、自機(コピーモードの場合)或は他機
(ファクシミリモードの場合)の制御部101に出力す
る読取部で、原稿搬送用モータやCCDイメージセンサ
などを備えている。次に、前記制御部101の構成を説
明する。 まず、110は画像データの各ラインのイメージデータ
を格納するラインメモリである。このラインメモリ11
0は、原稿の送信(ファクシミリモードの場合)あるい
はコピー(コピーモードの場合)のときは読取部100
よりの1947分のイメージデータが格納され、画像デ
ータの受信のときは復号された受信画像データのlライ
ンデータが格納される。そして格納されたデータが記録
部102に出力されることによって画像形成が行われる
。更に、111は送信する画像情報をMH符号化などに
より符号化するとともに、受信した符号化画像データを
復号してイメージデータに変換する符号化/復号化部で
ある。また112は送信する或いは受信された符号化画
像データを格納するバッファメモリである。これら制御
部101の各部は、例えばマイクロプロセッサなどのC
PU113により制御されている。そして、前記制御部
101にはこのCPU113の他に、CPU113の制
御プログラムや各種データを記憶しているROM114
、CPU113のワークエリアとして各種データを一時
保存するRAM115などを備えている。 102はサーマルラインヘッド(記録幅にわたって複数
個の発熱素子132を有している)を備え、熱転写記録
法により記録紙に画像の記録を行う記録部である。この
構成については第1図を参照して詳しく後述する。10
3は送信開始などの各種機能指示キーや電話番号の入カ
キ−などを含む操作部である。103aは使用するイン
クシート14の種類を指示するスイッチで、このスイッ
チ103aがオンのときはマルチプリントのインクシー
トが、オフのときは通常のインクシートが装着されたこ
とを指示している。104は通常、操作部103に設け
られており、各種機能や装置の状態、更にはインクシー
トの残量などを表示する表示部である。105は装置全
体に電力を供給するための電源部である。また、106
は信号の交直変換を行うモデム(変復調器)、107は
回線との間で通信制御を実行する網制御部(NCU)、
108は電話番号を入力するキーなどを備えた電話器で
ある。 次に、第3A図の側断面図を参照して記録部102の構
成を詳しく説明する。なお、第2図と共通部材は同一図
番で示している。 図において、10は普通紙である記録紙11をコア10
aにロール状に捲回したロール紙である。このロール紙
IOはプラテンローラ12の矢印方向への回転により記
録紙11をサーマルヘッド13の設けられている記録位
置に供給できるように、回転自在に装置内に収納されて
いる。尚、10bはロール紙装填部であって、ロール紙
10を着脱可能に装填している。さらに、12はプラテ
ンローラであって、記録紙11を矢印す方向に搬送する
。尚、このプラテンローラ12は、サーマルヘッド13
の発熱体132との間で、インクシート14と記録紙1
1を押圧する。そしてこのサーマルヘッド13の発熱体
132の発熱により画像記録の行われた記録紙11は、
プラテンローラ12のさらなる回転によって排出ローラ
■6(16a、 16b)方向に搬送され、工部分の画
像記録が終了するとカッタl 5 (15a、15b)
の噛合によって頁単位に切断されて、排出される。 17はインクシート14を捲回しているインクシート供
給ロール、18はインクシート巻取りロールであって、
後述するインクシート用モータにより駆動され、インク
シート14を矢印a方向に巻取るものである。なお、こ
のインクシート供給ロール17及びインクシート巻取り
ロール18は、装置本体内のインクシート装填部70に
着脱可能に装填されている。さらに、19はインクシー
ト14の残量検出やインクシート14の搬送速度を検出
するためのセンサである。また、20はインクシート1
4の有無、およびインクシート14に付されたマークを
基にインクシート14の残量を検出するためのインクシ
ートセンサである。更に2工はスプリングで、記録紙1
1とインクシート14とを介して、前記プラテンローラ
12に対してサーマルヘッド13を押圧する。また、2
2は記録紙の有無を検出するための記録紙センサである
。 次に、読取部lOOの構成を説明する。 図において、30は原稿32を照射する光源で、原稿3
2で反射された光は光学系(ミラー50.51.レンズ
52)を通してCCDセンサ31に入力され、電気信号
に変換される。原稿32は原稿搬送用モータ(図示せず
)により駆動される搬送用ローラ53,54,55.5
6により、原稿32の読取り速度に対応して搬送される
。なお、57は原稿積載台であって、この積載台57に
積載された複数枚の原稿32は、スライダ57aに案内
されつつ搬送用ローラ54と押圧分離片58との協動に
よって1枚ずつに分離されて、読取部100へ搬送され
る。そして、原稿32は読取り後、トレイ77に排出さ
れる。 41は制御部101の主要部を構成する制御基板で、こ
の制御基板41より装置の各部に各種制御信号が出力さ
れる。また106はモデム基板ユニット、107はNC
U基板ユニットである。 第4A図と第4B図はインクシート14と記録紙11の
搬送機構の詳細を示す図で、前述した図面と同一部分は
同じ図番で示し、それらの説明を省略する。 第4A図において、25はインクシート14を矢印a方
向に搬送するインクシート搬送用モータ、24はプラテ
ンローラ12を回転駆動し、記録紙11を矢印a方向と
反対の矢印す方向に搬送する記録紙搬送用モータである
。26.27は記録紙用モータ24の回転をプラテンロ
ーラ12に伝達する伝達ギア、28.29はインクシー
ト用モータ25の回転を巻取りローラ18に伝達する伝
達ギアである。85は伝達ギア86.87を介してイン
クシート供給ロール17の回転に負荷を与えるトルクリ
ミッタで、インクシート14を繰出すときインクシート
供給ロール17が矢印C方向に回転する際に負荷となっ
て作用する。 このトルクリミッタ85は、前記伝達ギア86の軸86
aの端部に設けられている。そして、本実施例において
は、前記トルクリミッタ85はインクシート供給ロール
17の軸17aに約1.6kg”cmの負荷を与えるよ
うに設定されている。そこで本実施例においては、前記
インクシートロール17はインクシート14が繰り出さ
れるのに従って、その直径を約44mm (使い始め)
から約19mm(使い終り、インクシート14を捲回し
ているコア17bの直径)へ変えていくため、インクシ
ート14に加わる張力は約0.36kgから約0.84
kgまで徐々に変化する。 なお、記録紙11とインクシート14の搬送方向を互い
に逆にすることにより、記録紙11の長手方向に順次画
像が記録される方向(矢印a方向、即ち記録紙11の搬
送方向と逆方向)とインクシート14の搬送方向とが一
致する。ここで、記録紙11の搬送速度VPを、V、=
−n−V。 (V+はインクシートエ4の搬送速度で、−は記録紙1
1の搬送方向とインクシート14の搬送方向が異なるこ
とを示している)とすると、サーマルヘッド13に対す
る記録紙11とインクシート14との相対速度VP□は
、V、、=V、−V、= (1+1/n)Vpで表され
、この相対速度V PIはvP以上、即ち、従来の同方
向で搬送したときの相対速度Vpl’  (= (11
/ n) Vp )よりも大きくなっていることがわか
る。 本実施例のようなファクシミリ装置においては、ファク
シミリモードの場合、画像情報によって符号化/復号化
処理の時間が大きく変動するために、その速度は一定で
はない。本実施例では、一定速度で記録が行われるコピ
ーモードについて説明を行う。 本実施例では、記録紙11の記録時の搬送速度V+29
Armm/ぐ] nミ日プふスの子 ノンクシート14
の搬送速度V、 1q−5,2[mm/ s ] とな
る。 また、これ以外にも、サーマルヘッド13により094
7分記録するとき、(n / m )ライン毎に(I2
/m)だけ(mは整数で、n>m)インクシート14を
矢印a方向に搬送する方法がある。 更に、長さLに相当する距離を記録するとき、記録中は
インクシート14を記録紙11と逆方向に同じ速さで搬
送し、次の所定量の記録前にL・(n−1)/nだけイ
ンクシー)−14を巻戻す(ただし、n>1)方法があ
る。これらいずれの場合においても、インクシート14
を停止して記録するときの相対速度はVP、インクシー
ト14を移動しながら記録するときの相対速度は2Vp
となる。 第4B図はカッタ15の代わりに、排紙ローラ16の下
流側に手切り用カッタ15cが設けられている装置であ
る。このような手切り用カッタ15Cが設けられた構成
であっても、後述するバックフィード手順がないものと
して搬送制御を行うことにより、同様な効果を得ること
ができる。なお、以下第4A図の装置の場合で説明する
。 第1図は本実施例のファクシミリ装置における制御部1
01と記録部102との電気系の接続を示す図で、他の
図面と共通する部分は同一図番で示している。 サーマルヘッド13は前述した通りラインヘッドである
。そして、このサーマルヘッド13は、制御部101よ
りの1ライン分のシリアル記録データ43を入力するた
めのシフトレジスタ130、ラッチ信号44によりシフ
トレジスタ130のデータをラッチするラッチ回路13
1.1ライン分の発熱抵抗体からなる発熱素子132を
備えている。ここで、発熱抵抗体132は132−1〜
132−mで示されたm個のブロックに分割して駆動さ
れている。また、133はサーマルヘッド13に取付け
られている、サーマルヘッド13の温度を検出するため
の温度センサである。この温度センサ133の出力信号
42は、前記制御部101内でA/D変換されてCPU
113に入力される。これによりCPU113はサーマ
ルヘッド13の温度を検知し、その温度に対応してスト
ローブ信号47のパルス幅を変更したり、あるいはサー
マルヘッド13の駆動電圧などを変更して、インクシー
ト14の特性(種類)に応じてサーマルヘッド13への
印加エネルギーを変更している。 なお、このインクシート14の種類(特性)は前述した
スイッチ103aにより指示されている。また、このイ
ンクシート14の種類や特性などは、インクシート14
に印刷されたマークなどを検出することによって自動的
に検出するようにしても良い。またインクシートのカー
トリッジに付されたマークや、カートリッジに設けられ
た切り欠きあるいは突起などをもとに判別して行うよう
にしても良い。 更に、46は前記制御部101よりサーマルヘッド13
の駆動信号を入力し、サーマルヘッド13を各ブロック
単位で駆動するストローブ信号47を出力する駆動回路
である。なお、この駆動回路46は前記制御部101の
指示により、前記サーマルヘッド13の発熱素子132
に電流を供給する電源線45に出力する電圧を変更して
サーマルヘッド13の印加エネルギーを変更することが
できる。48.49はそれぞれ対応する記録紙搬送用モ
ータ24、インクシート搬送用モータ25を回転駆動す
るモータ駆動回路である。記録紙搬送用モータ24やイ
ンクシート搬送用モータ25は、この実施例ではステッ
ピングモータであるがこれに限定されるものでなく、例
えばDCモータなどであっても良い。 [第1の実施例の説明(第5図〜第9図)]第5図は記
録動作の開始前の待機状態時における記録紙11とイン
クシート14の状態を示す図である。このとき記録紙1
1の先端部近傍(記録開始位置の先端に所望の量の余白
部を加える為)がサーマルヘッド13による記録位置に
くるように配置されている。この状態から画像記録が開
始されると、記録紙11は矢印す方向に速度V、で搬送
され、インクシート14は矢印a方向に速度■、で搬送
される。この搬送速度VPとV+の関係は、V p ”
 −n V Iになるように設定されている(本実施例
では、V p = 26 [m m / s ] + 
n=5.V+ =−5,2[mm/s] )@ここで、
−は記録紙11とインクシート14の搬送方向が異なる
ことを示している。 第6図は1頁分の画像記録が終了した状態を示す図であ
る。ここでは、画像の記録が行われた1頁分の後端部が
サーマルヘッド13に当接されている。そのため、カッ
タ15により頁単位で切断するためには、記録紙11を
更にフォワード方向(矢印す方向)に、サーマルヘッド
13による記録位置とカッタ15との距離“忍”だけ搬
送する必要がある。 第7A図はこの搬送時の状態を示す図で、記録紙11の
搬送速度をVpyとする(本実施例では、Vpr”= 
52 [mm/ s]である)。一方、インクシート1
4はインクシート搬送用モータ25のホールディングト
ルクによって、インクシート供給ロール17と巻取りロ
ール18との間で停止した状態で張力が加わり張設され
る。即ち、後述する通り、駆動回路49によりインクシ
ート搬送用モータ25の相励磁信号を固定させて、イン
クシート搬送用モータ25を停止させる。これによって
、モータ25にはホールディングトルクが生じて、巻取
りロール18は回転を阻止される。この状態でインクシ
ート14は、フォワード方向(矢印す方向)へ進行する
記録紙11から矢印す方向へ進もうとする力を受ける。 しかしながら、巻取りロール18の回転が阻止されてい
るので、インクシート14は矢印す方向へ進行すること
ができず、張力が加わり張設状態になる。 画像後端に所定の余白部を残して切断されるように、こ
うして画像記録が行われた記録紙11の後端部近傍がカ
ッタ15による切断位置を通過するまで搬送されると、
制御部101よりの指令によりカッタ15の駆動用のモ
ータ(図示せず)が駆動されて固定刃15aと移動刃1
5bとが噛合され、記録紙11が頁単位に切断される。 これを示したのが第8図である。図において、llaは
記録済みの1頁の記録紙部分、llbは切断された1頁
の記録紙11aの後端部、llcは切断された1頁分の
記録紙11aの先端部を示している。 第9図は記録紙11の切断後、記録紙11を第7A図の
矢印す方向とは反対の方向に巻戻し、記録紙11の先端
部がサーマルヘッド13による転写位置よりも若干排紙
ローラ16側に出る位置まで搬送して、次の頁の記録の
ための頭出しを行うときの状態を示す図である。このと
きの記録紙11の巻戻し速度をV□とする(尚、本実施
例ではV pa4−52 [m m / s ]である
)。このとき、インクシート14は、記録紙11により
矢印す方向と反対の方向に引っ張られる。前述したよう
に、インクシート供給用ロール17の回転軸17aには
トルクリミッタ85による負荷が作用している。そのた
め、インクシート14が矢印a方向に引っ張られる力が
トルクリミッタ85の負荷よりも大きくなると、インク
シート14は記録紙11の速度vpsよりも遅い速度で
後方(矢印a方向)に移動される。この移動量はインク
シート14と記録紙11との摩擦による搬送力とトルク
リミッタ85の負荷による保持力の相殺分となる。 このとき同時に、切断された記録済みの記録紙11aは
排出ローラ16の回転により装置外に排出される。 このように、記録紙11を切断するための、記録紙11
の前方への搬送時において、インクシート搬送用モータ
25の相励磁信号を固定させることによりモータ25に
ホールディングトルクを生じる。そしてこのホールディ
ングトルクによって巻取りロール18の回転を胆止する
ことにより、インクシート14を張設して停止させてお
く。そして、記録紙11の後方への搬送時に、トルクリ
ミッタ85の負荷トルクを越えた分に相当する、記録紙
11より遅い速度でインクシート14を巻取り方向に移
動させる。このことにより、記録紙11の搬送に伴なっ
て発生、する可能性のあるインクシート14の搬送量を
少なくすることができる。 また、画像記録を行う前の待機状態(第5図)では、イ
ンクシート巻取りロール18とサーマルヘッド13との
間でインクシート14がたるみなく張られていなければ
ならない。なぜならば、画像記録の開始時において、イ
ンクシート巻取リロール18が回転駆動されてインクシ
ート14の搬送が開始されたとき、インクシート14に
たるみがあると、巻取りロール18の回転によりインク
シート14のたるみが吸収されるだけとなる。これによ
り、画像記録が開始された時点ではインクシート14は
速度vI″C−搬送されなくなってしまう。また、この
ときインクシート14は記録紙11の搬送速度Vpに引
きずられて、下流側にもっていかれてしまうこともある
。因に、前述の実施例では、記録紙11の頭出しが完了
した時点で、前述の相殺骨のインクシート14がインク
シート巻取りロール18とプラテンローラ14との間で
たるんでいる。そこで、このたるみ分を次の記録までに
取り除いて、インクシート14を張設する必要がある。 従って、本実施例では、記録紙11のバックフィード時
(矢印すと反対方向への搬送)において、インクシート
14を記録紙11の巻戻しが完了してから、インクシー
ト14を同じ方向(矢示a方向)に搬送することにより
、インクシート14を完全に張設できる。 (以下余白) [第2の実施例 (第7B図、第9図)]次に第2の実
施例を用いて、記録媒体のバックフィード時には、前記
インクシートと前記記録媒体との速度比が記録時の速度
比よりも大きくなるように前記インクシートを搬送する
例を示す。 第2の実施例では、第7B図に示すように、記録紙1■
のフロントフィード時には、インクシート搬送用モータ
25を回転駆動してインクシート14を速度V IFで
矢印a方向に搬送させる。また記録紙11のバックフィ
ード時には、前述したように記録紙11とインクシート
14の摩擦により、インクシート14をトルクリミッタ
85の負荷により、記録紙11よりも遅い速度で矢示a
方向へ移動させるようにしている。 この第2の実施例では、記録紙11を排出ローラ16方
向に搬送するとき、その搬送速度をVppとすると、イ
ンクシート14の搬送速度をV +r=V pr/ n
 + rになるようにする(なお、本実施例では、V 
pr= 52 [m m / s ]である)。ここで
n +r> n (nは記録中のnに等しい)である。 このnlFは、インクシート14と記録紙11との摩擦
により、記録紙11に地汚れが発生しない最大の値であ
る。例えば、n lF= 10のとき、V IP=−5
,2[mm/s]である。 このように、ページ単位での記録紙11の切断時におけ
る記録紙11のフロントフィード時、インクシート14
の搬送速度を小さくして搬送することにより、インクシ
ート14による地汚れを防止するとともに、搬送無駄を
少なくできる。 [第3の実施例] 第3の実施例は前述第1の実施例及び前述の第2の実施
例において、記録を始める前に更にインクシート14を
巻取ってインクシート14のたるみを取り除くものであ
る。即ち、記録を始める前に、まずインクシート搬送用
モータ25を回転駆動し、インクシート14を矢印a方
向に搬送して巻取る。そして、インクシートセンサ19
によりインクシート供給ロール17の回転が検知できた
かどうかをみる。回転が検知できなければ、更にインク
シート搬送用モータ25を回転駆動する。 こうして、インクシートセンサ19により供給ロール1
7の回転が検知できると、インクシート14がたるみな
く張られた状態になったとするものである。 そこで本実施例によれば、待機状態で、インクシート巻
取りロール18とサーマルヘッド13との間でインクシ
ート14がたるみなく張られる。 従って、画像記録の開始時において、インクシート巻取
りロール18が回転駆動されてインクシート14の搬送
が開始されたとき、インクシート14は所定の速度V、
で搬送される。そこで、インクシート14が記録紙11
の搬送速度Vpに引きずられて、下流側にもっていかれ
てしまうことも防止できる。 [第4の実施例 (第7B図、第9図)]次に、第4の
実施例を用いて記録媒体のパックフィード時には、前記
インクシートと前記記録媒体との速度比が記録時の速度
比と等しくなるように前記インクシートを搬送する例を
示す。 第4の実施例では、第7B図に示すように、記録紙11
のフロントフィード時に、インクシート搬送用モータ2
5を回転駆動してインクシート14を記録中の記録紙1
1との速度比と等しい速度V+ =−10,4[mm/
s]で矢示a方向に搬送させる(なお、VPF= 52
 [mm/ s ] 、 n =5)。また同様に、記
録紙11のバックフィード時にも、インクシート14を
矢示a方向へ記録中の速度と等しい速度関係V、=−1
0,4[mm/ S ]  (V +a= V pa/
 n )で搬送させるようにしている(Vps=  5
2 [mm/ s ] )。 この第4の実施例では、バックフィード時において、イ
ンクシート搬送用モータ25によって搬送される量((
2/ m )がドルクリミック85の負荷を受けて、記
録紙llのパックフィードに引きずられて生じる。イン
クシート14のa方向への移動量よりも大きい場合には
、インクシート14はたるみなく張られることになる。 このようの本実施例は、ページ単位での記録紙11の切
断時における記録紙11のフロントフィード時にも、記
録中のインクシート14と記録紙11の関係であるVp
 ” −n V Hの関係を維持して、VF=−nV+
バックフィード時は、Vp=nV、)で搬送するもので
ある。従って、本実施例によれば、この記録処理を実行
する制御プログラムを簡素にすることが可能になるとと
もに、地汚れ、インクシートのたるみの発生を防止する
ことができる。 [記録動作の説明 (第11図〜第12図)]第11図
は第1の実施例のファクシミリ装置における記録処理を
示すフローチャートである。この記録処理を実行する制
御プログラムは制御部101のROM114に記憶され
ている。 この処理は記録する1ライン分のイメージデータがライ
ンメモリ110に格納されて、記録動作が開始できる状
態になることにより開始される。 まずステップSLで1ライン分の記録データをシリアル
でシフトレジスタ130に出力する。そして、1ライン
の記録データの転送が終了すると、ステップS2でラッ
チ信号44を出力して、ラッチ回路131に1ライン分
の記録データを格納する。次にステップS3でインクシ
ート搬送用モータ25とインクシート供給用モータ85
とを駆動し、インクシート14を(1/n)ライン分、
第3図の矢印a方向に搬送する。そして、ステップS4
で記録紙搬送用モータ24を駆動して、記録紙11を矢
印す方向に1ライン分搬送する。なお、この1ライン分
は、サーマルヘッド13により記録されるlドツトの長
さに相当する長さである。 次にステップS5に進み、サーマルヘッド13の発熱素
子132の各ブロックに順次通電する。 そして、ブロック数mの全てに通電されて1ラインの画
像記録が終了するとステップS6に進み、1頁分の画像
記録が終了したかをみる。一部分の画像記録が終了して
いないときはステップS7に進み、次のラインの記録デ
ータをサーマルヘッド13のシフトレジスタ130に転
送する。次にステップS2に戻り前述したように画像記
録処理を行う。 ステップS6で1頁分の画像記録が終了するとステップ
S8に進み、はぼサーマルヘッド13による記録位置と
カッタ15までの長さβに相当する距離だけ記録紙11
を排紙ローラ16a、16b方向へ送る。前述した通り
、このとき駆動回路49によりインクシート搬送用モー
タ25の相励磁信号を固定させて、インクシート搬送用
モータ25を停止させる。これにより、インクシート1
4はインクシート供給ロール17とインクシート巻取リ
ロール18との間で張設された状態で保持される。 次に、ステップS9で固定刃15bに対して移動刃15
aを駆動して噛合させ、記録紙11を頁単位に切断する
。ステップS10では記録紙11をバックフィードして
記録位置の頭出しを行う。 このときインクシート14は記録紙11との摩擦により
、トルクリミッタ85の負荷を越えた分だけ記録紙11
よりも遅い速度で後方に移動している。次に、ステップ
Sllでたるみ分を吸収するために、インクシート搬送
用モータ25を所定量回転させてインクシート14を後
方に搬送する。 そして、ステップS12で排出ローラ16により記録済
みの記録紙11aを装置外に排出する。 第12図は前述第2の実施例の動作を示すフローチャー
トである。ここでは第11図に示すステップ88〜ステ
ツプSIOを、第12図に示すフローチャートで置換え
ることにより実現できる。 ステップS31では記録紙11の搬送(矢示す方向)を
開始し、ステップS32でインクシート14を矢印a方
向に速度VIFで搬送し、トルクリミッタ85の負荷に
よりインクシート14を張設する。これにより、記録紙
11はほぼサーマルヘッド13による記録位置からカッ
タ15による切断位置までの距離βに相当する長さだけ
速度VPFで搬送され、インクシート14は搬送速度V
 IF=V p v/ n I Fの速度で搬送される
。ここで、nIvは前述したnよりも大きい数で、イン
クシート14のトップコーティング層が記録紙11との
摩擦により擦り切れずに搬送できるだけの数である。 そして、ステップS9でカッタ15により記録紙11が
切断されるとステップS34に進み、記録紙11を所定
量サーマルヘッド13方向へ戻してステップSllに進
む。このとき、インクシート14は記録紙11との摩擦
により矢印a方向に引っ張られ、トルリミッタ85の負
荷との作用により、インクシート供給ロール17とプラ
テンローラ12との間でインクシート14が張設される
。 なお、前述したnの値の制御は、インクシート用モータ
25がステッピングモータで構成されているときは、記
録紙11の1ラインの搬送に対しインクシート14のス
テップ数を変更してもよく、マイクロステップ駆動によ
り、そのモータの最小ステップ角を変更することにより
設定できる。 また、ステップS12によりインクシート14がインク
シート巻取りロールエ8とプラテンローラ12との間で
たるむ可能性があるため、次のページの画像記録時には
、再びステップs1より実行するようにしてもよい。 更に第13図は前述第3の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。ここでは、第11図に示すステップS1
の前にステップS01及びステップSO2を設けたもの
であり、ステップSL以降は第11図及び第12図と同
様であるので、説明を援用する。 この処理は記録する1ライン分のイメージデータがライ
ンメモリ110に格納されて、記録動作が開始できる状
たになることにより開始される。 まずステップSolでインクシート搬送用モータ25を
回転駆動し、インクシート14を矢示a方向に搬送して
巻取る。そして、ステップSO2でインクシートセンサ
19によりインクシート供給ロール17の回転が検知で
きたかどうかをみる。 回転が検知できなければステップSolに戻り、さらに
インクシート搬送用モータ25を回転駆動する。こうし
て、インクシートセンサ19により供給ロール17の回
転が検知できると、インクシート14のたるみなく張ら
れた状態になったとしてステップS1に進む。以下は前
述した通りステップ82〜ステツプ534(第11図、
第12図)と同様である。 更に第14図は前述第4図の実施例の動作を示すフロー
チャートである。ここでは第11図に示すステップ88
〜ステツプSllを、第14図に示すフローチャートで
置換えることにより実現できる。 ステップS31では記録紙11の搬送(矢示す方向)を
開始し、ステップS35でインクシート14を矢示a方
向に速度Vpr/nで搬送し、トルクリミッタ85の負
荷によりインクシート14を張設する。これにより、記
録紙11はほぼサーマルヘッド13による記録位置から
カッタ15による切断位置までの距離忍に相当する長さ
だけ速度Vprで搬送され、インクシート14は搬送速
度■□”  Vpr/nの速度で搬送される。ここで、
nは記録中のnに等しい。 そしてステップS9でカッタ15により記録紙11が切
断されるとステップ336に進み、記録紙11を速度V
□で所定量サーマルヘッド13方向へ戻し、そしてイン
クシート14を矢印a方向に速度V +a (V ++
+= V pm/ n : nは記録中のnに等しい)
で搬送し、インクシート14を張設する。次いで、ステ
ップS12に進む。このとき、インクシート14は記録
紙11との摩擦により矢示a方向に引っ張られ、トルク
リミッタ85の負荷との作用により、インクシート供給
ロール17とプラテンローラ12との間でインクシート
14が張設される。 本実施例の説明では、n=5として説明したが第4A図
に示すように、インクシート巻取りロールの外径の変化
に追従してnの値も変化することは当然であり、記録紙
の速度、インクシートの速度も変化するのは言うまでも
ない。従って、説明で用いた速度値以外でもかまわない
。 なお、前述したインクシート14の送りを決定するnの
値は、記録紙搬送用モータ24とインクシート搬送用モ
ータ25の回転量によるだけではなく、プラテンローラ
12の駆動系の伝達ギア26.27および巻取りローラ
18の駆動系の伝達ギア28.19の減速比を変更する
ことによっても変えることができる。また、記録紙搬送
用モータ24とインクシート搬送用モータ25がともに
ステッピングモータで構成されているときは、そのモー
タの最小ステップ角がそれぞれ互いに異なるものに選択
することにより設定できる、このようにして、記録紙1
1とインクシート14の相対速度を、(1+ 1 / 
n ) V pとすることができる。 また、ステップS3とステップS6で示したように、イ
ンクシート搬送用モータ25の搬送駆動は記録紙搬送用
モータ24の搬送駆動よりも先にすることが望ましい。 これは、インクシート搬送用モータ25が駆動されても
、そのモータの特性や駆動伝達系の特性などにより、実
際にインクシート14の搬送が開始されるまでに時間的
な遅れが生じるためである。なお、記録紙搬送用モータ
24の駆動を先に行っても同様の効果が得られるが、記
録紙11の搬送を開始してからサーマルヘッド・13の
駆動(ステップS5に示した記録動作)までの時間が大
きくなると、記録されたドツト間に隙間ができるなどの
おそれがある。 [記録原理の説明 (第10図)] 第10図はこの実施例における記録紙11とインクシー
ト14の搬送方向を逆にして、画像記録を行うときの画
像記録状態を示す図である。 図示したように、プラテンローラ12とサーマルヘッド
13との間には記録紙11とインクシート14が挟持さ
れており、サーマルヘッド13はスプリング21により
所定圧でプラテンローラ12に押圧されている。ここで
記録紙11はプラテンローラ12の回転により矢印す方
向に速度■2で搬送される。一方、インクシート14は
インクシート搬送用モータ25の回転により矢印a方向
に速度V+で搬送される。 いま、サーマルヘッド13の発熱抵抗体132に電源部
105から通電されて加熱されると、インクシート14
の斜線部81で示す部分が加熱される。ここで、14a
はインクシート14のベースフィルム、14bはインク
シート14のインク層を示している。発熱抵抗体132
に通電することにより加熱されたインク層81のインク
は溶融し、そのうち82で示す部分が記録紙11に転写
される。この転写されるインク層部分82は、81で示
すインク層のほぼ1 / nに相当している。 この転写時において、インク層14bの境界線83で、
インクに対する剪断力を生じさせて82で示すインク層
部分だけを記録紙11に転写する必要がある。しかしな
がら、この剪断力はインク層の温度により異なり、イン
ク層の温度が高いほど剪断力が小さくなる傾向にある。 そこで、インクシート14の加熱時間を短くするとイン
ク層内での剪断力が大きくなることから、インクシート
14と記録紙i1との相対速度を大きくすれば、転写す
べきインク層をインクシート14がら確実に剥離させる
ことができる。 この実施例によれば、ファクシミリ装置におけるサーマ
ルヘッド13の加熱時間は約0.6msと短いため、イ
ンクシート14の搬送方向と記録紙11の搬送方向を逆
方向(対向させる)とすることにより、インクシート1
4と記録紙11との相対速度を上げるようにしている。 [インクシートの説明 (第15図)]第15図はマル
チプリントに使用するインクシート14の断面図である
。ここでは4層からなるインクシートの場合で説明する
。 第2層はインクシート14の支持体となるベースフィル
ムである。マルチプリントの場合、同一個所に何回も熱
エネルギーが印加されるため、耐熱性の高い芳香族ポリ
アミドフィルムやコンデンサ紙が有利であるが、従来の
ポリエステルフィルムでも使用に耐える。これらの厚さ
は媒体という役割から、なるべく薄い方が印字品質の点
から有利であるが、強度の関係より3〜8μmが望まし
い。 第3層は記録紙(記録シート)にn回分の転写記録が可
能な量のインクが塗布されているインク層である。この
成分は接着剤としてのEVAなとの樹脂、着色のための
カーボンブラックやニグロシン染料、パインディング材
としてのカルナバワックス、パラフィンワックスなどを
主成分として同一個所でn回の使用に耐えるように配合
されている。この塗布量は4〜8g/m”が望ましいが
、塗布量によって感度や濃度が異なり任意に選択できる
。 第4層は印字をしない部分で記録紙に第3層のインクが
圧力転写されないように設けられたトップコーティング
層であり、透明なワックスなどで構成される。これによ
り圧力転写されるのは透明な第4層だけとなり、記録紙
の地汚れを防止できる。第1層はサーマルヘッド13の
熱から第2層のベースフィルムを保護する耐熱コート層
である。これは同一個所にnライフ分の熱エネルギーを
与える可能性のある(黒情報が続いた場合)マルチプリ
ントにおいては好適であるが、用いるか用いないかは適
宜選択できる。また、ポリエステルフィルムのように、
比較的耐熱性の低いベースフィルムの場合には有効であ
る。 なお、インクシートは前述の構成に限定されるものでな
く、例えばベース層及びベース層の片側に設けられイン
クが含有された多孔性インク保持層とからなるインクシ
ートでも、あるいはベースフィルム上に微細多孔質網状
構造を有する耐熱性インク層を設け、そのインク層内に
インクを含有させたインクシートであっても良い。 また、ベースフィルムとしては、例えば、ポリアミド、
トリアセチルセルロース、ナイロン、ボッ塩化ビニル、
ポリプロピレンなどからなるフィルムまたは紙であって
もよい。さらに、耐熱コート層は必ずしも必要としない
が、その材質としては例えば、シリコーン樹脂、エポキ
シ樹脂、メラミン樹脂などであってもよい。 また、インクシート14に塗布されるインクは熱溶融性
インクに限定されるものでなく、熱昇華性のインクであ
っても良い。この熱昇華性を有するインクシートとして
は、例えばポリエチレンテレフタート、ポリエチレンナ
フタレートあるいは芳香族ポリアミドなどで形成された
基材上に、グアナミン系樹脂とフッソ系樹脂で形成した
スペーサ粒子及び染料を含有する色材層を設けたもので
ある。 また、加熱方式は、前述したサーマルヘッドを用いるサ
ーマルヘッド方式に限定されるものでなく、例えば通電
転写方式あるいはレーザ転写方式などを用いることがで
きる。 またこの実施例では、記録中における記録紙11とイン
クシート14との搬送方向が互いに逆の場合で説明した
がこれに限定されるものでなく、同一方向に搬送されて
記録される場合にも適用できる。 さらに、記録媒体としては記録紙に限定されるものでな
く、インクの転写が可能な材質のもの、例えば布、プラ
スチックシートなどでもよい。また、インクシートの装
着は実施例で示されたロール構成に限定されるものでな
く、例えば記録装置本体に着脱可能な筐体内にインクシ
ートを内蔵して、この筐体ごと記録装置本体に着脱する
、所謂インクシートカセットタイプであってもよい。 また、前述各実施例ではフルライン型の場合で説明した
が、本発明はこれに限定されるものでなく、所謂シリア
ル型の熱転写記録装置であっても良い。 さらに、前述各実施例では、熱転写記録装置としてファ
クシミリ装置に適用した場合で説明したが、本発明の熱
転写記録装置はこれに限定されるものでなく、例えばワ
ードプロセッサ、タイプライタあるいは複写装置などに
も適用できることはことは勿論である。 またこの実施例では、記録紙11のバックフィードを、
カッタ15による記録紙11の切断処理に伴なう場合と
したが、これに限定されるものでなく、例えば記録紙1
1の交換時、その記録紙11の先端なカッタ位置まで搬
送するときや、記録紙11の先端をサーマルヘッド13
による画像記録位置までバックフィードする場合などに
も適用できる。 以上説明したようにこの実施例によれば、記録紙のフロ
ントフィード時にインクシートを張設させて停止、或は
記録紙の搬送速度よりも遅く搬送させ、記録紙のバック
フィード時にインクシートを記録紙の搬送速度よりも遅
く搬送することにより、記録紙の表面の汚れやインクシ
ートのしわやたるみを防止できる効果がある。 以上説明したように本発明によれば、記録媒体を記録方
向とは逆の方向に戻す時、インクシートと記録媒体との
摩擦力が所定以上になったときにインクシートを記録シ
ート同じ方向に搬送させるようにして、インクシートの
たるみなどを防止できる効果がある。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、インクシートのた
るみなどを解消、防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した実施例のファクシミリ装置に
おける制御部と記録部の電気的接続を示す図、 第2図は本実施例のファクシミリ装置の概略構成を示す
ブロック図、 第3A図は本実施例のファクシミリ装置の機構部を示す
側断面図、 第3B図は第3A図のファクシミリ装置の外観斜視図、 第4A図と第4B図はインクシートと記録紙の搬送系の
構造を示す図、 第5図〜第9図は本実施例のファクシミリ装置における
記録紙とインクシートの移動を示す図、第10図は本実
施例の記録時における記録紙とインクシートとの状態を
示す図、 第11図は本実施例のファクシミリ装置における記録処
理を示すフローチャート、 第12図は第11図に示すステップSIOの他の処理を
示すフローチャート、 第13図及び第14図は本発明の他の実施例を適用した
記録処理を示すフローチャート、そして第15図はこの
実施例で使用されるインクシートの断面図である。 図中、10・・・ロール状記録紙、11・・・記録紙、
12・・・プラテンローラ、13・・・サーマルヘッド
、14・・・インクシート、15・・・カッタ、16・
・・排出ローラ、17・・・インクシート供給ロール、
18・・・インクシート巻取ロール、19・・・インク
シートセンサ、21・・・スプリング、22・・・記録
紙有無センサ、24・・・記録紙搬送用モータ、25・
・・インクシート搬送用モータ、85・・・トルクリミ
ッタ、86.87・・・伝達ギア、100・・・読取部
、101・・・制御部、102・・・記録部、103・
・・操作部、104・・・表示部、105・・・電源、
106・・・モデム、107・・・NCU% 110・
・・ラインメモリ、111・・・符号化/復号化部、1
12・・・バッファメモリ、1t3・・・CPU、11
4・・・ROM、115・・・RAM、132・・・発
熱抵抗体(発熱素子)である。 弔 10 図 弔 5 図 ステ1.フ゛S6よ1〕 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て前記記録媒体に記録を行う熱転写記録装置であつて、 前記インクシートに作用して、前記記録媒体に記録を行
    うための記録手段と、 前記インクシートを搬送するためのインクシート搬送手
    段と、 前記インクシート搬送手段によつて搬送されるインクシ
    ートに対し負荷をかける負荷手段と、前記記録媒体を搬
    送するための記録媒体搬送手段とを有し、 前記記録媒体を搬送する時に、前記インクシートと前記
    記録媒体との摩擦力と前記負荷手段との作用により前記
    インクシートに張力を加えて搬送するようにしたことを
    特徴とする熱転写記録装置。 (2)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て前記記録媒体に記録を行う熱転写記録装置であつて、 前記インクシートに作用して、前記記録媒体に記録を行
    うための記録手段と、 前記インクシートを搬送するためのインクシート搬送手
    段と、 前記インクシートに対し負荷をかける負荷手段と、 前記記録媒体を搬送するための記録媒体搬送手段とを有
    し、 前記記録媒体を第1の方向に搬送する時、前記インクシ
    ートを前記記録媒体よりも遅い速度で搬送し、前記記録
    媒体を前記第1の方向とは逆の方向に搬送するとき、前
    記記録媒体と前記インクシートとの摩擦力と前記負荷手
    段との作用により前記インクシートに張力を加えて搬送
    するようにしたことを特徴とする熱転写記録装置。 (3)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て前記記録媒体に記録を行う熱転写記録方法において、 記録手段による記録後に、前記記録媒体の切断のために
    搬送する際には前記インクシートの搬送を停止し、前記
    記録媒体の切断後に前記記録媒体を前記切断のための搬
    送方向とは反対方向へ搬送する際には、前記インクシー
    トと前記記録媒体との速度比が記録時の速度比と同じ、
    或は大きくなるように前記インクシートを搬送すること
    を特徴とする熱転写記録方法。 (4)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て前記記録媒体に記録を行う熱転写記録方法において、 記録手段による記録後に、前記記録媒体を切断のために
    搬送する際、及び前記記録媒体の切断後に前記記録媒体
    を前記切断のための搬送方向とは反対方向へ搬送する際
    には、前記インクシートと前記記録媒体との速度比が記
    録時の速度比と同じ或は大きくなるように前記インクシ
    ートを搬送することを特徴とする熱転写記録方法。 (5)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て前記記録媒体に記録を行う記録装置において、 前記インクシートに作用して、前記記録媒体に記録を行
    うための記録手段と、 前記インクシートを搬送するためのインクシート搬送手
    段と、 前記記録媒体を搬送するための記録媒体搬送手段と、 前記インクシートに負荷をかけるための負荷手段と、 前記記録媒体を切断する切断手段と、 を有し、 前記記録手段による記録後に、前記記録媒体を前記切断
    手段による切断のために搬送する際には前記インクシー
    トの搬送を停止し、前記記録媒体の切断後に前記記録媒
    体を前記切断のための搬送方向とは反対方向へ搬送する
    際には、前記インクシートと前記記録媒体との速度比が
    記録時の速度比と同じ或は大きくなるように前記インク
    シートを搬送するようにしたことを特徴とする熱転写記
    録装置。 (6)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て前記記録媒体に記録を行う熱転写記録装置であつて、 前記インクシートに作用して、前記記録媒体に記録を行
    うための記録手段と、 前記インクシートを搬送するためのインクシート搬送手
    段と、 前記記録媒体を搬送するための記録媒体搬送手段と、 前記インクシートに負荷をかける負荷手段と、前記記録
    媒体を切断する切断手段と、 を有し、 前記記録手段による記録後に、前記記録媒体を前記切断
    手段による切断のために搬送する際、及び前記記録媒体
    の切断後に前記記録媒体を前記切断のための搬送方向と
    は反対方向へ搬送する際には、前記インクシートと前記
    記録媒体との速度比が記録時の速度比と同じ或は大きく
    なるように前記インクシートを搬送することを特徴とす
    る熱転写記録装置。 (7)記録時の、前記インクシートの搬送速度は前記記
    録媒体の搬送速度よりも遅いことを特徴とする請求項第
    1項、第2項、第5項及び第6項のいずれか1項に記載
    の熱転写記録装置。 (8)記録時の、前記インクシートの搬送速度は前記記
    録媒体の搬送速度よりも遅いことを特徴とする請求項第
    3項または第4項に記載の熱転写記録方法。 (9)記録時の前記インクシートの搬送方向は、前記記
    録媒体の搬送方向とは反対方向であることを特徴とする
    請求項第1項、第2項、第5項及び第6項のいずれか1
    項に記載の熱転写記録装置。 (10)記録時の前記インクシートの搬送方向は、前記
    記録媒体の搬送方向とは反対方向であることを特徴とす
    る請求項第3項または第4項に記載の熱転写記録方法。 (11)前記記録手段は複数個の発熱素子を備えたサー
    マルヘッドを有することを特徴とする請求項第1項、第
    2項、第5項及び第6項のいずれか1項に記載の熱転写
    記録装置。(12)前記記録手段は複数個の発熱素子を
    備えたサーマルヘッドを有することを特徴とする請求項
    第3項または第4項に記載の熱転写記録方法。 (13)前記負荷手段はトルクリミツタを有することを
    特徴とする請求項第1項、第2項、第5項及び第6項の
    いずれか1項に記載の熱転写記録装置。 (14)前記負荷手段はインクシート供給ロールの回転
    に負荷を加えるように設けられたトルクリミツタを有す
    ることを特徴とする請求項第1項、第2項、第5項及び
    第6項のいずれか1項に記載の熱転写記録装置。 (15)前記記録媒体を前記切断手段による切断のため
    に搬送する際に前記インクシートの搬送を停止するため
    に、インクシート搬送用モータの相励磁信号を固定させ
    ることによりホールディングトルクを生じさせるように
    したことを特徴とする請求項第3項に記載の熱転写記録
    方法。 (16)前記記録媒体を前記切断手段による切断のため
    に搬送する際に前記インクシートの搬送を停止するため
    に、インクシート搬送用モータの相励磁信号を固定させ
    ることによりホールディングトルクを生じさせるように
    したことを特徴とする請求項第5項に記載の熱転写記録
    装置。
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