JPH0312940Y2 - - Google Patents

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JPH0312940Y2
JPH0312940Y2 JP16653184U JP16653184U JPH0312940Y2 JP H0312940 Y2 JPH0312940 Y2 JP H0312940Y2 JP 16653184 U JP16653184 U JP 16653184U JP 16653184 U JP16653184 U JP 16653184U JP H0312940 Y2 JPH0312940 Y2 JP H0312940Y2
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locking
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JP16653184U
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電柱や建造物などを立設状態に支持
する支線の保護あるいは支線への接触防止を図る
支線ガードに関する。
〔従来の技術〕
従来、合成樹脂で筒状に形成されるとともに長
手方向にわたり切溝が設けられた本体と、この本
体の内側に取付けられた本体の内側を挿通される
支線に嵌着して上記本体を支持する支持体とを備
えた支線ガードは、例えば実公昭48−44055公報
に記載されたものがある。この支線ガードは、筒
状の本体の内側にこの本体の内側を挿通される支
線を保持する支持体が取付けられ、この支持体は
支線を保持する環状の係止環状部とこの係止環状
部の縁部に設けられ上記本体の内側面に取付けら
れる取付脚とから構成され、この係止環状部には
支線を係入するための係入部が形成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の支線ガードでは、本体を支
持する支持体の係止環状部に支線を係入する際、
その係入部が環状の係止環状部の弾性によつて広
がりにくく、係入するのが容易でなかつた。そこ
で、係入部の開口を広げて支線の係入を容易にす
ると、支線が係止環状部から外れ易くなる問題が
あつた。また支線に対して係止環状部の内径は、
支線を係入する関係から支線より径大に形成され
ており、そのため、支持体は支線を保持できず、
支線に対して本体がぐらつく問題があつた。
本考案は、上記のような問題に鑑みなされたも
ので、支線を支持体に容易に係入することができ
るとともに外れるのを防止でき、また、支線を支
持体により確実に保持することのできる支線ガー
ドを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、合成樹脂で筒状に形成されるととも
に長手方向に沿つて全長にわたり切溝6が設けれ
た本体2と、合成樹脂で形成され上記本体2内を
挿通する支線1を係入する係入部12を軸方向に
切溝にて設けた上記支線1の外側に嵌着する係止
環状部10を有するともにこの係止環状部10に
上記本体2の内側面に取付けられる取付脚11を
有して支持体3とを備え、上記支持体3は、上記
係止環状部10の上記係入部12に相対する縁部
外側に偏平部13を設けるとともに、上記係止環
状部10の内側面に上記支線1に当接し保持する
突部14を複数設け、かつ、上記係入部12の両
縁部のうち一方の縁部15aを他方の縁部15b
の内側に突出して係止させた支線ガードである。
〔作用〕
本考案は、係止環状部の係入部に相対する縁部
外側に設けた偏平部が係入部が開口するように弾
性変形し、かつ、係止環状部への支線の係入とと
もに係入部の一方の縁部が他方の縁部の内側に係
止し、また、係止環状部に係入した支線を係止環
状部の内側面に設けた突部により保持するもので
ある。
〔実施例〕
次に、本考案の一実施例を図面に参照して説明
する。
本実施例の支線ガードは、合成樹脂で筒状に形
成されて支線1を収納する本体2と、この本体2
の内側に複数取付けられ本体2の内部を挿通する
支線1に係止する合成樹脂で形成された支持体3
と、上記本体2の端部開口部を閉塞する支線で形
成された栓体4とから構成されている。
上記本体2は、長手方向に沿つて全長にわたり
切溝6が設けられ、この切溝6の縁部には切溝6
を挟んだ対称位置に一対の係止孔7がこの本体2
の長手方向に複数設けられているとともに、少な
くとも中央付近の係止孔7の同一円周上の上記切
溝6に対するほぼ直角の位置に係合孔8が対向し
て形成されている。
上記支持体3は、上記支線1に係止する環状の
係止環状部10と本体2の内側に取付けられる一
対の取付脚11とから構成されている。係止環状
部10は、一縁側に支線1を係入する係入部12
が上記切溝6に対向するように軸方向の切溝にて
設けられ、この係入部12に相対する縁部の外側
に偏平部13が形成されている。また、この係止
環状部10の内側には突部14が複数突設されて
支線1の外側を当接保持するとともに、係入部1
2を構成する係止環状部10の一方の縁部15a
が係入部12の閉鎖状態で他方の縁部15bの内
側に当接係止するように突出されている。上記取
付脚11は係止環状部10の係入部12と偏平部
13とを中心線とした左右両縁部の断面扇状に一
体形成され、この取付脚11の外周部17は本体
2の内周面に密着し、この外周部17には本体2
の係合孔8に係合する突縁18が突設されている
とともに、この突縁18の内側に嵌合孔19が形
成されている。また、この取付脚11には係入部
12から放射状に拡開する上記支線1の導入部1
1aが形成されている。そして、係止環状部10
の係入部12を本体2の切溝6に臨ませ、取付脚
11の突縁18を本体2の嵌合孔8に係合した状
態で、上記嵌合孔19よりも径大の頭部20を先
端に有するとともに縦方向に割溝21を有して上
記嵌合孔19に挿入される係止突部22を突設し
た係止具23で本体2の内周面に支持体3がが取
付けられる。
また、上記本体2は各一対の係止孔7を介して
止め具25により切溝6の両縁部が接合保持され
る。この止め具25は、上記係止孔7よりも径大
の頭部26を先端に有するとともに縦方向に割溝
27を有して係止孔7に挿入される係合突部28
を両端部の内側にそれぞれ突設した合成樹脂にて
可撓性を有する平板状に形成れされている。な
お、この止め具25の両係止突部28の一方の頭
部26は他方の頭部26よりも長尺に形成されて
いる。
上記栓体4は、頂部に支線1が挿通する貫通孔
30を開口形成した円錐状の閉塞部31と、この
閉塞部31の底部外側に設けられ上記本体2の端
部外周に嵌合する筒状の嵌合部32と、この嵌合
部32の内側にこの嵌合部32との間に上記本体
2の端部を嵌合する円弧上の嵌合リブ33とを有
しているとともに、上記本体2の長手方向に向か
う縦方向に2分割されている。また、分割された
栓体4の他方の栓体4が接合される縁部の一方の
縁部外側には、他方の栓体4の縁部の外側に被着
する嵌合片34が設けられている。
また、分割された各栓体4の嵌合部32と嵌リ
ブ33とには内外側を挿通する挿通孔32a,3
3aに臨させて上記本体2の端部にも挿通孔2a
が形成されている。そして、この挿通孔32a,
33a,2aには連結部材40が装着されて本体
2と栓体4とを結合する。この連結部材40は係
止体41および係止ピン42から構成され、係止
41は先端に径大部43を有するとともに内側に
嵌合孔44を有した上記挿通孔32a,33a,
2aに挿入される係止突部45を内側中央部に突
設し、また、係止ピン42は係止体41の嵌合孔
44へ挿入されるピン軸47の先端に係止突部4
5の先端に係止する環状の係止縁48が設けられ
ており、この係止ピン42を係止体41の嵌合孔
44に挿入することにより係止縁48が係止突部
45の先端に係止して係止ピン42が抜け止めさ
れるとともに、ピン軸47の挿入により係止突部
45の径大部43が径大となり挿通孔33aの縁
部に係止するようになつている。
そうして、支線1に本体2を装着するには、予
め本体2の内側に、支持体3の係入部12が本体
2の切溝6に対向するようにして本体の2の係合
孔8と支持体3の嵌合孔19とを臨ませて係止具
23で取付ける。そして、本体2の切溝6を押し
広げるとともに支持体3の係入部12を広げた状
態で支線1を支持体3の係止環状部10に係入し
て本体2内に収納する。この場合、支持体3の係
止環状部10の係入部12に相対する縁部外側に
偏平部13が設けられ、この偏平部13が係入部
12が拡開する方向に容易に弾性変形が可能であ
るため支線1を係止環状部10内に容易に係入す
ることができる。また、この係止環状部10内に
係入れた支線1は、係止環状部10の内側の複数
の突部14が当接して保持されるとともに、係入
部12の一方の縁部15aが係止環状部10の中
心方向へ傾斜して支線1を押圧し、かつ、係入部
12の一方の縁部15aが他方の縁部15bの内
側に当接係止しているので支線1が係入部12か
ら抜けにくい。
次に、本体2の切溝6を閉塞した状態で、本体
2の長手方向に複数設けられた一対の係止孔7に
各止め具25の係止突部28を挿入して切溝6を
閉塞状態に止める。このとき、止め具25の短い
頭部26の係止突部28を先に一方の係止孔7に
挿入すると、他方の係止突部28は頭部26が長
いことからその頭部26の先端が他方の係止孔7
の開口縁に臨み挿入がしやすい。
その後、本体2の開口端部に一対の栓体4を栓
体4の挿通孔32a,33aと本体2の挿通孔2
aとを臨ませて嵌合し、この挿通孔32a,33
a,2aに連結部材40の係止体41を挿入する
とともにこの係止体41の嵌合孔44に係止ピン
42を挿入して、本体2と各栓体4および一対の
栓体4間を結合する。なお、栓体4の寸法誤差ま
たは取付誤差などにより一対の栓体4が接合する
縁部が合致せず〓間が生じても、各栓体4には嵌
合片34が設けられているため〓間が外面に現わ
れることはない。
そして、後に支線1を補修する等のために支線
ガードを外すときは、上記と逆の手順により取外
す。
〔考案の効果〕
本考案によれば、本体内を挿通する支線に嵌着
する支持体に、係止環状部の係入部に相対する縁
部外側に偏平部を設けたので、この偏平部により
係止環状部は係入部が開口するように弾性変形が
可能になり、支持体の係止環状部への支線の係入
を容易に行なうことができ、かつ、係止環状部へ
の支線の係入とともに係入部の一方の縁部が他方
の縁部の内側に係止するので、嵌合後の支線の抜
け外れが防止でき、また係止環状部に係入した支
線を係止環状部の内側面に設けた突部により保持
するので、支線と支持体とのぐらつきがなく支線
に対して本体を確実に保持することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の支線ガードの一実施例を示す
第3図の−視断面図、第2図はその第3図の
−視断面図、第3図はその正面図である。 1…支線、2…本体、3…支持体、6…切溝、
10…係止環状部、11…取付脚、12…係入
部、13…偏平部、14…突部、15a,15b
…縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂で筒状に形成されるとともに長手方向
    に沿つて全長にわたり切溝が設けられた本体と、
    合成樹脂で形成された上記本体内を挿通される支
    線を係入する係入部を設けた上記支線の外側に嵌
    着する係止環状部を有するとともにこの係止環状
    部に上記本体の内側面に取付けられる取付脚を有
    した支持体を備え、 上記支持体は、、上記係止環状部の上記係入部
    に相対する縁部外側に偏平部を設けるとともに、
    上記係止環状部の内側面に上記支線に当接し保持
    する突部を複数設け、かつ、上記係入部の両縁部
    のうち一方の縁部を他方の縁部の内側に突出して
    係止させたことを特徴とする支線ガード。
JP16653184U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0312940Y2 (ja)

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JP16653184U JPH0312940Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16653184U JPH0312940Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JPS6180959U JPS6180959U (ja) 1986-05-29
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JP16653184U Expired JPH0312940Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JP2504788Y2 (ja) * 1990-02-06 1996-07-10 日之出水道機器株式会社 支線保護カバ―

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JPS6180959U (ja) 1986-05-29

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