JPH03128613A - 光ファイバ複合水底長尺体の接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光ファイバを複合した海底型カケープル、水底
プラスチック送水管等の光ファイバ複合水底長尺体の接
続方法に関するものである。

（従来の技術） 第３図（イ）及び（０）は光ファイバ複合海底型カケー
プルの構造例の横断面図であり、同図（ハ）は複合する
光ファイバユニットの一例の横断面図である。

同図（イ）は電カケープル心（＋）上に有する鉛被等の
金属シース（２）の外周上に光ファイバユニット（３）
の複数本をナイロン紐等のプラスチック紐スペーサ（４
）と共にらせん状又はＳ　Ｚ　ｆｆ、Ｎりに巻回して複
合し、その上にポリエチレン等のプラスチックシース（
５）及び鉄線外装（６〉、サービング層（７）を施して
構成されている。

同図（０）は電カケープル心（１）上に有する金属シー
ス（２）上にプラスチックシース（５）を設け、該シー
ス（５）上に光ファイバユニット（３）の複数本をプラ
スチック紐スペーサ（４）と共にらせん状又はＳＺ撚り
に巻回し、その外側に座床（８）、鉄線外装（６）、サ
ービング層（７）等を施して構成されている。

前記複合する光ファイバユニット（３）は、例えば第３
図（ハ）に示すように、例えばステンレスパイプ等の細
径の金属パイプ（３１）内に光ファイ／＜（３２）を収
納し、外側にポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン
等のプラスチックン皮覆層（３３）を施したものが用い
られる。

一般に海底電カケープルの場合は、一定皐長で製作され
た電力ケーブルコアを工場ジヨイントを行なって一連長
に長尺化し、その上に鉄線外装等を施して一連長の海底
電カケープルとしている。

前記第１図（イ）及び（ロ）に示された光ファイバ複合
海底型カケープルは、さきに本願出願人により提案され
たものであるが、このようなケーブルの工場ジヨイント
の技術、特に光ファイバユニｙ）の接続技術は未だ確立
されていないのが現状である。

（解決しようとする課題） 従って、光ファイバ複合海底型カケープルの工場ジ３イ
ンド、特に光ファイバユニットの接続技術を確立するこ
とが課題となる。

光ファイバ複合海底型カケープルの工場ジヨイントにお
ける光ファイバユニットの接続には、次の３つの意味で
接続余長が必要である。

（イ）光ファイバ及び光ファイバユニットの接続にミス
が生じた時は切断して再接続する。

（ロ）接続機器を設置し、場合によってはその周囲をク
リーン化するために、ケーブルコアから最小３０ｃ−程
度離れた点で接続する必要がある。

（ハ）接続点に特異な力が作用して切断しないようにす
る。

従って、従来の光ファイバ専用ケーブルの接続は、接続
ケース中に余裕長を数ターンとって（た。

光ファイバ複合海底型カケープルの場合、まず前記（ハ
）については光ファイバを金属パイプ中に収納すること
によって保護しており、又このように金属パイプ中に光
ファイバを収納した光ファイバユニットにおける光ファ
イバ同士の接続及び金属パイプ同士の接続技術は確立し
ている。

従って、光ファイバユニｙトの接続では前記（イ）及び
（０の余裕を接続時にとっておき、接続終了後は局所折
れ曲げや、マイクロベンゾインク等光ファイバ及び光フ
ァイバユニットに損傷を与えないようケーブルに沿わせ
る必要がある。しかも、その状態でそれ以後のケーブル
の曲げや圧潰力に対して光ファイバ及び光ファイバユニ
ットが損傷を受けないようにする必要がある。

本来、光ファイバユニットは第３図（イ）及び（ロ）に
示したように、ケーブルのポリエチレン等のプラスチッ
クシース（５）の下又はプラスチックシース（５）の上
に、らせん状又はＳＺ撚りにより巻回して複合されてい
る。従って理想的には、ケーブルの工場ジヨイント部で
の光ファイバユニットの接続も、ケーブルのジａインド
部から余り離れないところで実施でき、しかも余り余裕
が出すにケーブル本体部と同じピッチ、同じ巻き方でケ
ーブルに沿わせるのが望ましい。

まず当業者によって通常考えられる接続方法を第２図（
イ）〜（ネ）に従って説明する。

まず、同図（イ）に示すように、接続すべきケーブルコ
ア（１０）の端末部の光ファイバユニット（１１）の撚
りを戻して光ファイバユニット（１１）を取り出しく１
ＩａＬ　ケーブルコア（１ｏ）の端部付近のａ−ａのケ
所でケーブルコア（１０）を切断し、光ファイバユニッ
ト（１１）に充分な余裕を与える。

この状態で、同図（０）のようにケーブルコア（１０）
を矢印の方向に接近させ、ケーブルコア（１ｏ）の接続
（１２）を行なう（同図ハ）。つづいて同図Ｃ：）のよ
うに接続機器（１３）等を用いて光ファイバユニット（
目）の接続を行なう。

光ファイバ二二ツ）　（ＩＩ）の接続終了後、同図０）
のようにその余裕部分をｓＺ状にケーブル表面に沿わせ
、スペーサ（＋４）で保護すると共に、その上にテープ
巻き等を施して保護し、固定する。

しかし、このような方法だと、ケーブルコアのカット長
が増加するので不経済であるし、カットされたケーブル
コアの端部を接近させるのに技術と手間を必要となる。

又接続された光ファイバユニットの余長が大きく、この
余長をケーブルコア接続部の外表面にｓｚ状に沿わせて
吸収するのが苦しく、収納に無理が生ずる等の問題点が
ある。

（課題を解決するための手段） 本発明は上述の問題点を解消した新規な接続方法を提供
するもので、その特徴は、電力ケーブルコア又はプラス
チック送水管等の長尺体本体の接続終了後、長尺体本体
をその性能を損わない適当な半径Ｒに曲げ、この状態で
光ファイバユニットの接続を行ない、しかる後長尺体本
体を直線状に戻し、光ファイバユニットをＳＺ状にして
長尺体本体の外表面上に沿わせ、ごれを固定することに
ある。

（実施例） 第１図（イ）〜（ニ）は本発明の接続方法の具体例の手
順の説明図である。以下図面に従って本発明の接続方法
を説明する。

まず、同図（イ）に示すように、接続すべきケーブルコ
アＨｏ）の端末部の光ファイバユニ−／　）（１１）の
撚りを戻して光ファイバユニツ）（１０）を取り出しく
ｌ１ａ）、通常の工場シロインドの方法でケーブルコア
（１０）の接続（１２）を行なう（同図口）。

ケーブルコア（１０）の接続終了後、同図（ハ）のよう
にケーブルコア（ｌＯ）を、その性能を損わない半径Ｒ
に曲げて光ファイバユニツ）　（１１）接続のための余
長を作り出す。この場合、ケーブルコア（ｌＯ）は図の
ようにケーブルコア（１０）の接続部（１２）を含めて
曲げてもよく、ケーブルコア（ｉｏ）の接続部（１２）
は直線状に保持し、これに続くケーブルコア（１０）部
で助げてもよい。

この状態で光ファイバユニット（ＩＩ）を接続機器（１
３）等を用いて接続し、接続終了後、同図（ニ）のよう
にケーブルコア（１０）を元の直線状に戻す。

しかる後、前記第２図の場合と同様、光ファイバユニッ
ト（１１）の余裕部分をｓＺ状にケーブル表面に沿わせ
、スペーサ（１４）及びテープ巻き等を施して保護し、
固定する。この場合、光ファイバユニットの接続は、ケ
ーブルコアの接続と同じ場所であってもよいし、ケーブ
ルコアの接続に隣接する位置であってもよい。

以上の説明は光ファイバ複合海底型カケープルの場合に
ついて述べたが、光ファイバ複合水底プラスチック送水
管においても、ケーブルコアがプラスチック送水管に代
るだけで、同様に実施できることは明白である。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の接続方法によれば、光フ
ァイバユニット接続のための余長は長尺体本体の接続終
了後、これを曲げることによって作り出しているので、
長尺体本体の端末部の切断がなく、そのために経済性を
損うことがなくなる。又光ファイバユニットの余長をケ
ーブルコア端末部の切断によって作り出すのではないた
め、余長は余り大きくはなくなり、余長の収納は容易で
、光ファイバユニットに無理が生ぜず、接続部の品質の
信頼性が向上する。

従って、本発明の接続方法を光ファイバを複合する長尺
の海底型カケープル、水底送水管等の製造に利用すると
き、極めて効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）〜（ニ）は本発明の接続方法の具体例の手
順の説明図である。 第２図（イ）〜（ネ）は他の接続方法の一例の説明図で
ある。 第３図（イ〉及び（０）は光ファイバ複合海底型カケー
プルの構造例の横断面図、同図（ハ）は複合する光ファ
イバユニットの一例の横断面図である。 １・・・電カケープル心、３・・・光ファイバユニット
、３１・・・金属パイプ、３２・・・光ファイバ、５・
・・フラスチックシース、６・・・鉄線外装、 １Ｇ・・・ケーブルコア、　１１・・・光ファイバユニ
ット、１２・・・ケーブルコアの接続部、＋３・・・光
ファイバユニットの接続機器、＋４・・・スペーサ。 専 図 涜 図 （イ） （Ｕ） と

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ファイバユニットを電力ケーブルコア又はプラ
   スチック送水管等の長尺体本体上に巻回して複合し、そ
   の外側に鉄線外装を施した光ファイバ複合水底長尺体の
   接続方法であって、上記長尺体本体の接続終了後、長尺
   体本体をその性能を損わない適当な半径Ｒに曲げ、この
   状態で光ファイバユニットの接続を行ない、しかる後長
   尺体本体を直線状に戻し光ファイバユニットをＳＺ状に
   して長尺体本体の外表面上に沿わせ、これを固定するこ
   とを特徴とする光ファイバ複合水底長尺体の接続方法。