JPH03128556A

JPH03128556A - 自己告示型発信装置

Info

Publication number: JPH03128556A
Application number: JP26725889A
Authority: JP
Inventors: Koichi Takeuchi; 孝一竹内
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1989-10-13
Filing date: 1989-10-13
Publication date: 1991-05-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、通信相手の番号を指定せずに、着信したい相
手または端末に発信する自己告示型発信装置に関する。

［従来の技術］電話、データ通信等従来の交換システムにおいて、所定
の相手に通信しようとするときには、その相手の番号を
ダイヤルし、その交換システムがその番号の相手端末に
着信させ、これによって通信を設定する方式を採用して
いる。

［発明が解決しようとする課題］上記従来の交換システムにおいては、相手の電話番号を
ダイヤルするときに、特に緊急の場合、とっさに電話番
号を思い出せないことがあり、またダイヤル操作誤りの
可能性も通常の場合よりも高いという問題がある。

また、発信時における操作状況を第３者に目撃されると
、その第３者に相手番号を知られ、発信者、着信者のプ
ライバシーが侵されるという問題がある。

さらに、通常の通信システム、特に電話網等の公衆通信
網は、広い範囲における端末の間で通信を可能にするこ
とを目的に構築され、指定場所以外へも通信することが
可能である。この場合、上記指定場所以外へ通信するこ
とを発信者に禁止することが困難であるという問題があ
る。

本発明は、緊急かつ正確な通信設定ができ、発着信者間
の通信プライバシーを厳重に守ることができ、さらに、
指定場所以外への通信を発信者に禁止できる発信装置を
提供することを目的とするものである。

［課題を解決する手段］本発明は、各発信者に対応した通信相手情報を予め保持
しておき、発信者が入力した発信者特定情報に基づいて
その発信者を識別し、この識別された発信者に対応する
通信相手情報を検索し、この検索された通信相手に発信
するものである。

［作用］本発明は、各発信者に対応した通信相手情報を予め保持
しておき１発信者が入力した発信者特定情報に基づいて
その発信者を識別し、この識別された発信者に対応する
通信相手情報を検索し、この検索された通信相手に発信
するので、緊急かつ正確な通信設定ができ、発着信者間
の通信プライバシーを厳重に守ることができ、さらに、
指定場所以外への通信を発信者に禁止できる。

［実施例ゴ第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

第１図において、発信端末１０は、発信者特定情報受理
手段ｌと、発信者識別手段２と、相手情報保持手段３と
、通信相手情報検索手段４と、発信手段５と、通話回路
６と、キー情報保持回路７と、入力／表示器８と、ハン
ドセット９とを有する。なお１発信端末１０は、交換網
２０を介して相手端末３０と接続されるものである。

発信者特定情報受理手段ｌは、キーバッド、マイクロホ
ン、カードリーダー、筆跡入力装置等で構成され、発信
者を特定する発信者特定情報の入力を受理する手段であ
る。

発信者識別手段２は、音声認識装置、データ比較回路、
筆跡照合判別装置等で構成され、上記発信者特定情報に
基づいて発信者を識別する手段である。

相手情報保持手段３は、データベース保持更新回路等で
構成され、各発信者に対応して通信相手情報を保持する
手段である。また相手情報保持手段３は、各発信者をキ
ー情報として、通信相手候補の一覧、各候補についての
過去の通信日時、通信回数を検索できる構成を、そのデ
ータベースの内容とするものである。

通信相手情報検索手段４は、データ比較、−量検出回路
等で構成され、所定の発信者に対応する通信相手情報を
、相手情報保持手段３から検索する手段である。

発信手段５は、ＮＣＵハードウェア、通信手順制御回路
等で構成され、通信相手情報検索手段４によって検索さ
れた通信相手に発信する手段である、また、通信手段５
は、話し中不出検出手段、再呼出起動手段を有する。

通話回路６は、２線４線変換回路、エコーキャンセラー
回路等で構成されている。

キー情報保持回路７は、複数発信者の中から所定の発信
者を識別するために、暗証番号情報や音声等の特徴パタ
ーンデータを保持する回路であり、システム情報ファイ
ル、ＲＯＭ装置等によって構成されている。

入力／表示器８は、発信者に対して通信相手候補を表示
し、発信者が選択操作の入力を行ない、この入力受理を
行なう回路であり、液晶デイスプレィ等の表示器とタッ
チスクリーンセンサ等の入力器との組合せによって構成
されている。

次に、上記実施例の動作について説明する。

まず、発信者特定情報受理手段ｌに対して、発信者（使
用者）が個人コード／暗証番号、自己告示／合言葉等の
発声、ＩＤカード等のカード、筆跡を入力する。これら
の発信者特定情報と、キー情報保持回路７が保持してい
るキー情報とを発信者識別手段２が照合し、一致、不一
致検出または類似度の計算を行ない、最も尤度が高い端
末使用者を識別する。

このようにして発信者識別手段２が識別した発信者をキ
ー情報として、相手情報保持手段３が保持している相手
番号を通信相手情報検索手段４が検索し、発信手段５に
発信を指示する。その後。

発信端末１０と相手端末３０との間で通信パスが設定さ
れると、その相手との間で通信が行なわれる。

したがって、上記実施例においては、自己告示／合言葉
の発声等の簡単な入力操作を行なうだけで、所定の相手
と確実に通信できるので、ダイヤル番号記憶の負担がな
く、ダイヤル操作の手間が省け、ダイヤル誤操作を防止
できる。また、複数発信者で１つの装置を共用した場合
でも、発信者毎に誤りなく相手と通信できる。この装置
を共用すれば、経済的で、簡便な装置の設置管理が可能
である。また、相手の電話番号を入力せずにその相手と
通信できるので、通信相手の通信プライバシー、複数発
信者間における通信プライバシーを厳重に守ることがで
きる。さらに、相手情報保持手段３に保持された相手以
外の相手には通信できないので、指定場所以外への通信
を発信者に禁止でき、外勤のセールスマン連絡用等の利
用が考えられる。

ところで、１人の発信者に対して複数の相手を相手情報
保持手段３が保持しているときに、発信者識別手段２が
識別した発信者をキー情報として、通信相手情報検索手
段４が相手番号を検索すると、複数の相手番号とそれぞ
れの通信頻度とを相手情報保持手段３が出力する。この
場合、その複数の通信相手情報について、通信相手情報
検索手段４は、直前の発信相手（最も最近に発信した相
手）を検索するかまたは最頻の発信相手を検索する。複
数の相手が存在した場合には、上記のようにして発信相
手を決定する。

このようにして検索した結果、直前の発信相手と最頻の
発信相手とが異なった場合、入力／表示器８に、その検
索された各発信相手を表示し、発信者（端末操作者）に
選択を促す、そして、図示しない特定キーを押すことに
よって、上記選択された発信相手に発信手段５が発信す
る。

なお、入力／表示器８への表示は、発信相手情報に対す
るプライバシー保護のために、真実の番号、名前でなく
、略称、暗号で行なってもよい。

また、直前の発信相手、最頻の発信相手のうち。

その一方の検索方法のみによって、通信相手を決定する
ようにしてもよい。

一方、発信手段５が所定時間だけ呼出音を受信継続する
ことによって、または話し中音を受信することによって
、ハンドセット９における不応答または話し中を検出す
ると、通信相手情報検索手段４は、つぎの■〜■の選択
を行なう。

■再度、同じ相手を選択 ■直前−ｎ回目の発信相手（ただし、ｎ＝１．２．３，
４、・・・）を選択 ■最頻から数えてｍ（ｍ＝２．３．４、・・・）番目に
頻度の高い発信相手を選択上記■〜■の選択を行なった結果、２つ以上の通信相手
が選択された場合、入力／表示器８にそれらを表示し、
発信者（端末操作者）に選択させる。このようにして決
定した発信相手に対して上記特定キーを押すことによっ
て発信手段５が発信する。なお、上記■〜■のいずれか
１つの方法によって通信相手を決定するようにしてもよ
い。

このようにすることによって１通信相手が１つに絞れる
場合は勿論、通信相手情報検索手段４が検索した発信相
手が複数存在しても、発信者情報の入力後、発信者（端
末操作者）の操作を介在させることによって、望む相手
に確実に発信することができる。

上記説明において、通信メディアとして電話の場合につ
いて説明したが、通話回路６をファクシミリ送受信号回
路に置換えれば、ファクシミリ通信を行なうことができ
、また通話回路６をモデム回路に置換えれば計算機通信
等についても応用することができる。

［発明の効果］本発明によれば、緊急かつ正確な通信設定ができ、発着
信者間の通信プライバシーを厳重に守ることができ、さ
らに、指定場所以外への通信を発信者に禁止てきるとい
う効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。ｌ・・・・・・発信者特定情報受理手段、２・・・・・
・発信者識別手段、３・・・・・・相手情報保持手段、４・・・・・・通信相手情報検索手段、５・・・・・・
発信手段、８・・・・・・入力／表示器、１０・・・・・・発信端末。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）発信者を特定する発信者特定情報の入力を受理す
る発信者特定情報受理手段と；上記発信者特定情報に基づいて発信者を識別する発信者
識別手段と；各発信者に対応して通信相手情報を保持する相手情報保
持手段と；所定の発信者に対応する通信相手情報を、上記相手情報
保持手段から検索する通信相手情報検索手段と；この通信相手情報検索手段によって検索された通信相手
に発信する発信手段と；を有することを特徴とする自己告示型発信装置。
（２）請求項（１）において、上記相手情報保持手段は、１人の発信者に対応して複数
の通信相手情報を保持するものであり、上記相手情報検
索手段は、１人の発信者に対応した複数の通信相手情報
のうちで、過去の所定期間における最大頻度の通信相手
、または直前に通信した通信相手を検索するものである
ことを特徴とする自己告示型発信装置。
（３）請求項（２）において、上記発信手段が発信した通信相手が所定時間、呼出を受
けても応答しない状態、または上記発信を受け付ける状
態にないことを検出する検出手段と；上記応答しない通信相手に対して上記発信手段によって
再び発信を起動するか、上記応答しない通信相手よりも
発信頻度が低い通信相手、または上記応答しない通信相
手よりも以前に通信した通信相手に対して上記発信手段
によって再び発信を起動する再起動手段と；をも有する
ことを特徴とする自己告示型発信装置。