JPH03128410A - 矯正丸棒又は矯正パイプの外径、及び振れ量の測定方法 - Google Patents

矯正丸棒又は矯正パイプの外径、及び振れ量の測定方法

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JPH03128410A
JPH03128410A JP25360589A JP25360589A JPH03128410A JP H03128410 A JPH03128410 A JP H03128410A JP 25360589 A JP25360589 A JP 25360589A JP 25360589 A JP25360589 A JP 25360589A JP H03128410 A JPH03128410 A JP H03128410A
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JP
Japan
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straightening
round bar
pipe
span
outer diameter
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Application number
JP25360589A
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Inventor
Ichiro Ozaki
一朗 小崎
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Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
Original Assignee
Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、矯正加工を終えた矯正丸棒又は矯正パイプの
矯正効果を確認、或いは評価するための基準となる真円
度、円筒度、真直度などを求めることを目的として、矯
正丸棒又は矯正パイプの所定部分の外径と振れ量とを効
率よく測定する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
矯正丸棒、或いは矯正パイプは、コイル状に巻回されて
いる素材を所定長さに切断し、これを直線矯正して得ら
れるものである。この矯正丸棒、或いは矯正パイプの矯
正効果を確認、或いは評価するための基準としては、真
円度、円筒度、真直度などがあり、これらを求めるには
矯正丸棒、或いは矯正パイプの所定部分の外径、及び振
れ量を測定する必要がある。
以下、矯正丸棒についての、その外径及び振れ量の従来
の測定方法について述べる。
第19図及び第20図に示されるように、複数台の支持
台51によって矯正丸棒52を回転可能に支持し、矯正
丸棒52の両端部の外径と振れ量とを測定するには、外
側に配置された支持台51から矯正丸棒52の端部を所
定長さ突出させて片持ち状態にし、測定者がこの矯正丸
棒52を回転させながら、マイクロメータによってその
端部の外径を測定すると共に、ダイヤルゲージ53によ
ってその端部の振れ量を測定していた。
また、複数台の支持台51によって矯正丸棒52を等ス
パンで支持し、矯正丸棒52における各スパンの中央の
外径と振れ量も、端部と全く同様にして測定していた。
このように、従来の矯正丸棒の外径及び振れ量の測定は
、マイクロメータ及びダイヤルゲージを使用して人が行
う手動測定のため、測定に時間がかかると共に、測定誤
差が不可避のために、測定精度が悪かった。また、矯正
丸棒の測定箇所を変更する場合には、支持台51の上に
おいて矯正丸棒52を摺動させていたので、これも測定
時間がかかる一要因ともなっていた。特に、振れ量の測
定に関しては、矯正丸棒の径が小さくなると、ダイヤル
ゲージ53の押付は力によって、矯正丸棒がわん曲され
ることがあり、これでは真の振れ量を測定することがで
きない。
また、矯正パイプの外径、及び振れ量の測定方法も、上
記とほぼ同様であった4 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の主たる課題は、矯正丸棒又は矯正パイプを移動
させることなく、該矯正丸棒又は矯正パイプの外径と振
れ量との各測定を無接触で自動的に行って、測定能率と
測定精度の双方を一挙に高めることである。
〔課題を解決するための手段〕
矯正丸棒又は矯正パイプの長さが回転台の基準スパンの
ほぼ整数倍である場合には、両端部に配置されている各
回転台を内側に所定量だけそれぞれ移動させて、両端部
の回転台と、その内側の回転台とのスパンを基準スパン
よりも短くすることによって、矯正丸棒又は矯正パイプ
の両端部が片持ち状態となるようにして該矯正丸棒又は
矯正パイプを各回転台で回転支持させ、無接触式測定器
を矯正丸棒又は矯正パイプの長さ方向に沿って設定ピッ
チずつ移動させることによって、矯正丸棒又は矯正パイ
プの両端部の外径を測定すると共に、当該部分の特定の
一点の振れ量の測定を行い、両端に配置されている各回
転台を外側に移動させて正規の位置に戻すことにより、
各回転台のスパンを全て基準スパンにして、矯正丸棒又
は矯正パイプのスパン中央における外径と振れ量との測
定を行う。
また、矯正丸棒又は矯正パイプの長さが回転台の基準ス
パンの非整数倍である場合には、矯正丸棒又は矯正パイ
プの両端部が片持ち状態となるようにして該矯正丸棒又
は矯正パイプを各回転台で回転支持させ、無接触式測定
器を矯正丸棒又は矯正パイプの長さ方向に沿って一往復
させる間に、矯正丸棒又は矯正パイプの両端部の外径、
及び当該部分の特定の一点の振れ量の測定を行うと共に
、矯正丸棒又は矯正パイプのスパン中央における外径と
振れ量との測定を行うのである。
〔実施例〕
以下、矯正丸棒の外径及び振れ量の測定について説明す
る。最初に、矯正丸棒の長さが、該矯正π棒を回転支持
するための回転台の基準スパンのほぼ整数倍である場合
について説明する。
第1図ないし第3図において、ヘッド1の幅方向の両端
部に所定の間隔をおいて一対のガイドレール2が設けら
れ、各ガイドレール2にそれぞれ走行台車3が取付けら
れ、各走行台車3にレーザ測定器Eを構成しているレー
ザー投光器4、及びレーザー受光器5がそれぞれ載架さ
れていて、各走行台車3は連結アーム6で連結されて、
一体となって走行するようになっている。
矯正丸棒Rは、各回転台S+、Szに設けられている一
対の支持ロール7によって支持されて回転するようにな
っている。回転台S、は固定式のものであり、回転台S
2は移動式のものであって、ベツド1の長さ方向に沿っ
て所定量移動するようになっている。第1図及び第2図
に示されるように、中央に固定式の回転台S1が配置さ
れ、その両側に移動式の回転台S2が配置されている。
第3図に示されているように、矯正丸棒Rを支持するた
めの一対の支持ロール7は、同方向に回転するため、こ
れに支持されている矯正丸棒Rは支持ロール7と逆方卯
に従動回転する。
矯正丸棒Rの外径、及び振れ量を測定する場合において
、該矯正丸棒Rの長さ方向に沿った特定位置の回転角に
対する外径、及び振れ量を検出する必要があるので、矯
正丸棒Rの回転角を検出する必要がある。この矯正丸棒
Rの回転角は、例えば支持ロール7の回転軸の回転角を
検出することにより、間接的に検出される。
次に、レーザー測定器Eによって、矯正丸棒Rの外径と
振れ量とが測定される原理が、第4図ないし第7図に示
されている。
第4図及び第5図に示されるように、被測定物である矯
正丸棒Rは、レーザー投光器4から発せられるレーザー
光線の走査線Fの方向と直交して配置されており、この
矯正丸棒Rが走査線Fを遮る部分の長さ(G、)を測定
することにより、矯正丸棒Rの外径が測定される。矯正
丸棒Rは、回転させられているので、矯正丸棒Rの長さ
方向に沿った特定位置における回転角(θ)に対する外
径(D)が連続的に測定される(第6図参照)。このよ
うにして、矯正丸棒Rの長さ方向に沿った特定位置にお
ける回転角(θ)に対する外径(D)を測定する目的は
、矯正丸棒Rの真円度と円筒度とを求めることであり、
実際には一定角度ずつ円周方向の位相が異なる複数箇所
(図示の例においては三箇所)においてその外径D I
+ D Z、 D x、 D a。
D3を測定し、その最大径、最小径、平均径を読み取っ
ている。
また、第7図に示されるように、レーザー光線の走査線
Fの上端、或いは下端から被測定物までの長さ(G2)
を測定することによって、矯正丸棒Rの振れ量が測定さ
れる。
次に、矯正丸棒Rの測定方法について具体的数値を挙げ
て説明する。矯正丸棒Rの外径、及び振れ量の測定にお
いて、これを支持するスパンは(1m)としているので
、回転台S、、S、の基準スパンは(In)となる。
矯正丸棒Rの長さが、回転台S、、S、の基準スパンの
2倍の(2m)である場合に、この矯正丸棒Rの外径、
及び振れ量を測定するには、両端の移動式の回転台S2
をそれぞれ正規の位置がら内側に(250mm)だけ移
動させ、この状態で各回転台S、、S、の支持ロール7
に矯正丸棒Rを載せて支持すると、第1図及び第1O図
(イ)に示されるように、矯正丸棒Rの両端部分は、(
250,1)だけオーバーハングして片持ち状態となっ
て支持される。
レーザー測定器Eは右端に待機していて、これを左方に
向かって移動させると、矯正丸棒Rの右端を検出して一
旦停止し、以後この位置から設定ピッチ(P)ずつレー
ザー測定器Eを移動させては停止させ、各停止位置にお
いて矯正丸棒Rの回転角に対する外径を順次測定すると
同時に、当該部分の特定の一点において振れ量の測定を
行う〔以後、この測定を棒端測定と称して、図面上にお
いて(八)で表示する。〕。
このようにして、矯正丸棒Rの端部の外径測定を行う場
合において、矯正丸棒Rの長さ方向に沿って小さなピッ
チ(P)をおいた多点で行うのは、コイル状に巻回され
ている素材を所定長さに切断したものを直線矯正して矯
正丸棒にしているために、切断部である両端部分が、他
の部分に比較して外径が大きく (太く)なる傾向があ
り、この両端部分の外径を小ピツチで集中的に測定して
、この部分の外径、真円度、円筒度を正確に求め、これ
により矯正丸棒の矯正効果を正しく評価する必要がある
からである。また、矯正丸棒の両端部分の最大径の部分
よりも内側において該矯正丸棒を切断して使用すること
があるので、この最大径の部分が、棒端よりも一定以上
内側にある場合には、材料の歩留まり悪くなって、不良
品と判定されたり、或いは両端部分の最大径が許容最大
径よりも大きい場合には、後工程において旋盤により端
部加工を行う場合に支障が生じ、このため不良品として
扱っている。これらの事情のために、矯正丸棒Rの両端
部分の外径は、多点で測定する必要がある。
上記のようにして、矯正丸棒Rの右端のオーバーハング
部の棒端測定を終えたならば、レーザー測定器Eを矯正
丸棒Rの左端に向かって移動させ、左端の回転台S2を
通過した時点でレーザー測定器Eを停止させて、上記し
たのと全く同様にしてレーザー測定器Eを設定ピッチず
つ左方に移動させて、左端のオーバーハング部の棒端測
定を行う。
左端のオーバーハング部の棒端測定を終えたならば、第
2図及び第1θ図(ロ)に示されるように、移動式の各
回転台S2を外側に移動させて正規の位置に配置する。
これで、各回転台S+、Sgは、全て基準スパンで配置
される。この状態で、レーザー測定器Eを矯正丸棒Rの
右端に向がって移動させ、その途中において、矯正丸棒
Rの各支持スパンの中央の一点において矯正丸棒Rの外
径と振れ量との測定を同時に行う〔以後、この測定をス
パン中央測定と称して、図面上において(B)で表示す
る〕。
スパン中央測定を終えたならば、レーザー測定器Eを元
の待機位置に戻しておく、なお、棒端測定を行う場合に
おいて、矯正丸棒の両端部を片持ち状態にして、長さ(
25(lN)のオーバーハング部を設けて行うのは、従
来より常用されている測定方法である。
また、矯正丸棒Rの長さが、回転台S、、S、の基準ス
パンの3倍、4倍である場合には、上記と全く同様にし
て、その外径、及び振れ量の測定が行われ、各場合にお
ける測定方法が、それぞれ第11図、及び第12図に示
されている。ただ異なる点は、矯正丸棒Rの長さが長く
なるに応じて、スパン中央の外径と振れ量との測定の箇
所が増加するのみである。
また、レーザー測定器Eが矯正丸棒に沿って一往復する
場合において、その往路及び復路でそれぞれ矯正丸棒の
各部の外径、及び振れ量を測定する例が、第13図に示
されている。なお、以下の説明、及び第13図において
、(AI)、  (Aりは、それぞれ矯正丸棒の棒端に
おける外径、及び振れ量の測定を示し、(B+)、 (
Bz)は、それぞれ矯正丸棒のスパン中央における外径
、及び振れ量の測定を示す。
同図(イ)に示されるように、両端の移動式の回転台S
2を内側に(25On )だけ移動させ、この状態で各
回転台S、、Stで矯正丸棒Rを載せて支持し、レーザ
ー測定器Eを左方に移動させる間に、右端のオーバーハ
ング部の外径測定(A、)を行った後に、矯正丸棒Rを
基準スパンで支持した場合にその中央となる部分の外径
測定(B、)を順次行い、これに引き続き、左端のオー
バーハング部の外径測定(A、)を行うと、外径測定が
完了する。
次に、同(ロ)に示されるように、矯正丸棒Rの左端ま
で移動したレーザー測定器Eを逆方向(右方)に向かっ
て移動させ、左端のオーバーハング部の特定の一点にお
ける振れ量の測定(A2)を行う、その後に、同(ハ)
に示されるように、両端に配置されている各移動式の回
転台s2を外側に移動させて正規の位置に戻して、各回
転台Sr、Stのスパンが全て基準スパンとなるように
し、レーザー測定器Eを右方に移動させて、基準スパン
で支持されている矯正丸棒Rのスパン中央における振れ
量の測定(B2)を行う、このスパン中央における振れ
■の測定を終えたならば、同(ニ)に示されるように、
右端の回転台s2を再度内側に移動させて、矯正丸棒の
右端を片持ち状態にし、この右端のオーバーハング部の
特定の一点の振れ量の測定(A2)を行う。
このような測定方法は、レーザー測定器Eが矯正丸棒R
にそって一往復する往路において、各部の外径測定を行
うと共に、復路において各部の振れ量の測定を行う測定
方法であり、測定器の測定モードの切り替え回数が一回
で済む利点がある。
次に、矯正丸棒の長さが、該矯正丸棒を回転支持するた
めの回転台の基準スパンの非整数倍である場合について
説明する。
矯正丸棒Rの長さが、固定式及び移動式の各回転台St
、Stの基準スパン(1m)の非整数倍の(2,5m)
の場合には、第14図に示されるように、各回転台S+
、Stを基準スパンで配置し、長さ(2,5m)の矯正
丸棒Rを各回転台S+、Stの支持ロル7に載せて支持
すると、矯正丸棒Rの両端部は、両端に配置されている
回転台S2から(250am )だけオーバーハングし
て、片持ち状態となって支持される。
そして、第15図に示されるように、右端に待機してい
るレーザー測定器Eを左方に向かって移動させると、矯
正丸棒Rの右端を検出して一旦停止し、この位置からレ
ーザー測定器Eを設定ピッチ(P)ずつ左方に移動させ
ては停止させて、矯正丸棒Rの一端部の棒端測定を行う
。矯正丸棒Rの右端のオーバーハング部の棒端測定を終
えたならば、レーザー測定器Eを左方に移動させる途中
において、スパン中央測定を行い、レーザー測定器Eが
左端の回転台S2の付近に達したならば、これを停止さ
せて、この位置からレーザー測定器Eを設定ピッチ(P
)ずつ左方に移動させて、矯正丸棒Rの左端のオーバー
ハング部の棒端測定を行い、この測定を終えたならば、
レーザー測定器Eを上記と逆方向(右方)に移動させて
、元の待機位置に戻しておく。
また、第16図及び第17図に示される測定例は、それ
ぞれ矯正丸棒Rの長さが(3,5m)、(4,5m)の
場合であって、いずれも各回転台S、、SZの基準スパ
ン(1m)の非整数倍であり、これらの矯正丸棒Rを各
回転台S+、Stで支持した場合には、矯正丸棒Rの両
端部は、両端の回転台S2からそれぞれ(250鶴)だ
けオーバーハングしている。
いずれの場合においても、レーザー測定器Eの往路にお
いて矯正丸棒Rの棒端測定と、スパン中央測定を行い、
復路においては測定作業を行わない、矯正丸棒Rが長く
なるのに応じて、スパン中央測定を行う箇所が増加する
が、棒端測定の要領は、矯正丸棒Rの長さに無関係で、
全て同じである。
なお、回転台の基準スパンの非整数倍の長さを有する矯
正丸棒の測定を行う場合において、レザー測定器の往路
、及び復路のいずれか一方で棒端測定を行い、他方でス
パン中央測定を行うことも可能である。
更に、第18図に示される測定例は、レーザー測定器E
の往路において棒端の外径測定(A1)と、スパン中央
における外径測定(B、)とを行い、その復路において
棒端の振れ量の測定(A2)と、スパン中央の振れ量の
測定(B2)とを行う例であって、レーザー測定器Eの
測定モードの切り替えが一回で済む利点がある。
そして、上記のようにして矯正丸棒Rの各部分の外径を
回転角の異なる複数箇所において測定すると、矯正丸棒
Rの特定部分の真円度が分かる。
また、このようにして測定した矯正丸棒Rの長さ方向に
沿った特定位置における回転角の異なる複数箇所の外径
の平均径を算出し、矯正丸棒Rの長さ方向に沿った位置
(L)と、この部分における矯正丸棒Rの平均径(D、
)とを表示したグラフが第9図に示されている。これに
より、矯正丸棒Rの両端の最大外径の部分の棒端からの
距離(L+。
L2)が分かると共に、矯正丸棒Rの長さ方向に沿って
異なる位置の平均径の差を読み取ることにより、矯正丸
棒Rの円筒度(太り量)を求めることができる。更に、
矯正丸棒Rの各部分の振れ量を求めることにより、矯正
丸棒Rの真直度が分かり、これらを総合的に判断するこ
とによって、矯正効果の確認、或いは評価を行うのであ
る。
また、上記測定方法の説明は、矯正丸棒についてである
が、矯正パイプの外径、及び振れ量の測定も、実質的に
は矯正丸棒と同一である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、矯正丸棒又は矯正パイプを移動させる
ことなく、この矯正丸棒又は矯正パイプの必要部分の外
径と振れ量との測定を無接触で、しかも自動的に行うこ
とができるので、測定能率と測定精度との双方が一挙に
高められる。
また、矯正丸棒又は矯正パイプの両端部を片持ち状態に
して、この両端のオーバーハング部の外径を、長さ方向
に沿って所定ピッチをおいた多点で測定すると共に、当
該部分の特定の一点においてその振れ量を測定する作業
と、回転台の基準スパンで支持されている矯正丸棒又は
矯正パイプの各支持スパンの中央の一点において外径と
振れ量とを測定する作業との、合計四種類の異なる測定
作業を、レーザー測定器などの無接触式測定器を矯正丸
棒又は矯正パイプの長さ方向に沿って一往復させること
により、一連にして行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第18図は、本発明を説明するための図で
あって、第1図及び第2図は、それぞれ回転台の基準ス
パンの整数倍の長さを有する矯正丸棒Rの棒端測定、及
びスパン中央測定を行う場合の各回転台S、、SZの配
置を示す側面図、第3図は、レーザー測定器Eから発せ
られるレーザ光線の走査線Fと、被測定物である矯正丸
棒Rとの位置関係を示す図、第4図は、レーザー光線の
走査線Fによって被測定物である矯正丸棒Rの外径が測
定される原理を示す図、第5図は、矯正丸棒Rの外径測
定位置を示す図、第6図は、矯正丸棒Rの回転角(θ)
と、その外径(D)との関係を示すグラフ、第7図は、
レーザー光線の走査線Fによって矯正丸棒Rの振れ量が
測定される原理を示す図、第8図は、棒端測定と、スパ
ン中央測定とを説明するための図、第9図は、矯正丸棒
Rの長さ方向の位置(L)と、その部分の平均径(D、
)との関係を示すグラフ、第10図ないし第12図は、
いずれも回転台の基準スパンの整数倍の異なる長さを有
する矯正丸棒Rの棒端測定及びスパン中央測定を説明す
るための図であって、各図において(イ)、(ロ)は、
それぞれレーザー測定器Eの往路、及び復路における測
定箇所を説明するための図、第13図は、回転台の基準
スパンの整数倍の長さを有する矯正丸棒の外径、及び振
れ量を測定する場合において、レーザー測定器Eの往路
及び復路でそれぞれ各部の外径及び振れ量を測定する方
法を説明するための図、第14図は、回転台の基準スパ
ンの非整数倍の長さの矯正丸棒Rを各回転台S、、S、
で支持している状態の側面図、第15図ないし第17図
は、いずれも回転台の基準スパンの非整数倍の異なる長
さを有する矯正丸棒Rの棒端測定、及びスパン中央測定
を説明するための図、第18図は、回転台の基準スパン
の非整数倍の長さを有する矯正丸棒の外径、及び振れ量
を測定する場合において、レーザー測定器Eの往路及び
復路でそれぞれ外径及び振れ量を測定する方法を説明す
るための図である。 第19図及び第20図は、従来の矯正丸棒の測定方法を
説明するための図であって、それぞれ測定状態における
側面図、及び正面図である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 E:レーザー測定器 F:レーザー光線の走査線 P:棒端測定における外径測定位置のビ7チR:矯正丸
棒 Sl :固定式の回転台 St ;移動式の回転台4:
レーザー投光器  5;レーザー受光器7:支持ロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準スパンをおいて一直線上に配置されている三
    台以上の回転台によって、該回転台の基準スパンのほぼ
    整数倍の長さを有する矯正丸棒又は矯正パイプを回転支
    持して、無接触式測定器によって該矯正丸棒又は矯正パ
    イプの所定部分の外径と振れ量とを測定する方法であっ
    て、 両端部に配置されている各回転台を内側に所定量だけそ
    れぞれ移動させて、両端部の回転台と、その内側の回転
    台とのスパンを基準スパンよりも短くすることにより、
    矯正丸棒又は矯正パイプの両端部が片持ち状態となるよ
    うにして該矯正丸棒又は矯正パイプを各回転台で回転支
    持させ、前記無接触式測定器を矯正丸棒又は矯正パイプ
    の棒端から内側に向かって設定ピッチずつ移動させるこ
    とにより、片持ち状態となっている矯正丸棒又は矯正パ
    イプの一方の端部の外径を該矯正丸棒又は矯正パイプの
    長さ方向に沿って設定ピッチだけ離れている多点で測定
    すると同時に、当該部分の特定の一点において振れ量を
    測定する棒端測定を行った後に、無接触式測定器を同方
    向に移動させて、片持ち状態となっている矯正丸棒又は
    矯正パイプの他方の端部の棒端測定を行い、その後に、
    両端部に配置されている各回転台を外側に移動させて正
    規の位置に戻して、各回転台のスパンが全て基準スパン
    となるようにし、この状態で無接触式測定器を上記と逆
    方向に移動させて、回転台の各スパンの中央の一点にお
    いてそれぞれ矯正丸棒又は矯正パイプの外径と振れ量と
    の測定を同時に行うことを特徴とする矯正丸棒又は矯正
    パイプの外径、及び振れ量の測定方法。
  2. (2)基準スパンをおいて一直線上に配置されている三
    台以上の回転台によって、該回転台の基準スパンのほぼ
    整数倍の長さを有する矯正丸棒又は矯正パイプを回転支
    持して、無接触式測定器によって該矯正丸棒又は矯正パ
    イプの所定部分の外径と振れ量とを測定する方法であっ
    て、 両端部に配置されている各回転台を内側に所定量だけそ
    れぞれ移動させて、両端部の回転台と、その内側の回転
    台とのスパンを基準スパンよりも短くすることにより、
    矯正丸棒又は矯正パイプの両端部が片持ち状態となるよ
    うにして該矯正丸棒又は矯正パイプを各回転台で回転支
    持させ、前記無接触式測定器を矯正丸棒又は矯正パイプ
    の棒端から内側に向かって設定ピッチずつ移動させるこ
    とにより、片持ち状態となっている矯正丸棒又は矯正パ
    イプの一方の端部の外径を該矯正丸棒又は矯正パイプの
    長さ方向に沿って設定ピッチだけ離れている多点で測定
    する棒端外径測定を行った後に、無接触式測定器を同方
    向に移動させる途中において、矯正丸棒又は矯正パイプ
    を基準スパンで保持した場合にその中央となる部分の外
    径測定を行い、更に無接触式測定器を同方向に移動させ
    て、片持ち状態となっている矯正丸棒又は矯正パイプの
    他方の端部の棒端外径測定を行った後に、無接触式測定
    器を上記と逆方向に移動させて、片持ち状態となってい
    る他方の棒端の特定の一点の振れ量の測定を行い、その
    後に両端部に配置されている各回転台を外側に移動させ
    て正規の位置に戻して、各回転台のスパンが全て基準ス
    パンとなるようにし、無接触式測定器を逆方向に移動さ
    せる途中において、基準スパンで支持されている矯正丸
    棒又は矯正パイプの中央部分の振れ量の測定を行った後
    に、一端部の回転台を内側に移動させることにより、再
    度矯正丸棒又は矯正パイプの一方の端部を片持ち状態に
    して、当該部分の特定の一点の振れ量の測定を行うこと
    を特徴とする矯正丸棒又は矯正パイプの外径、及び振れ
    量の測定方法。
  3. (3)基準スパンをおいて一直線上に配置されている複
    数台の回転台によって、該回転台の基準スパンの非整数
    倍の長さを有する矯正丸棒又は矯正パイプを回転支持し
    て、無接触式測定器によって該矯正丸棒又は矯正パイプ
    の所定部分の外径と振れ量とを測定する方法であって、 矯正丸棒又は矯正パイプの両端部が片持ち状態となるよ
    うにして該矯正丸棒又は矯正パイプを各回転台で回転支
    持させ、片持ち状態となっている矯正丸棒又は矯正パイ
    プの両端部の外径を該矯正丸棒又は矯正パイプの長さ方
    向に沿って設定ピッチだけ離れている多点で測定すると
    同時に、当該部分の特定の一点において振れ量を測定す
    る棒端測定と、回転台の各スパンの中央の一点において
    それぞれ矯正丸棒又は矯正パイプの外径と振れ量とを同
    時に測定するスパン中央測定とを、無接触式測定器を矯
    正丸棒又は矯正パイプに沿って一往復させる間に行うこ
    とを特徴とする矯正丸棒又は矯正パイプの外径、及び振
    れ量の測定方法。
  4. (4)基準スパンをおいて一直線上に配置されている複
    数台の回転台によって、該回転台の基準スパンの非整数
    倍の長さを有する矯正丸棒又は矯正パイプを回転支持し
    て、無接触式測定器によって該矯正丸棒又は矯正パイプ
    の所定部分の外径と振れ量とを測定する方法であって、 矯正丸棒又は矯正パイプの両端部が片持ち状態となるよ
    うにして該矯正丸棒又は矯正パイプを各回転台で回転支
    持させ、片持ち状態となっている矯正丸棒又は矯正パイ
    プの両端部の外径を該矯正丸棒又は矯正パイプの長さ方
    向に沿って設定ピッチだけ離れている多点で測定すると
    共に、基準スパンで支持されている矯正丸棒又は矯正パ
    イプのスパンの中央の外径を測定する外径測定を、無接
    触式測定器が矯正丸棒又は矯正パイプに沿って一往復す
    る往路、又は復路のいずれか一方で行い、片持ち状態と
    なっている矯正丸棒又は矯正パイプの両端部の特定の一
    点の振れ量を測定すると共に、基準スパンで支持されて
    いる矯正丸棒又は矯正パイプのスパンの中央の振れ量を
    測定する振れ量測定を、無接触式測定器が矯正丸棒又は
    矯正パイプに沿って一往復する往路、又は復路の他方で
    行うことを特徴とする矯正丸棒又は矯正パイプの外径、
    及び振れ量の測定方法。
JP25360589A 1989-07-21 1989-09-28 矯正丸棒又は矯正パイプの外径、及び振れ量の測定方法 Pending JPH03128410A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076139A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 International Alloy Corp 棒材の真直度測定システム
CN103017658A (zh) * 2012-12-07 2013-04-03 保定天威集团有限公司 一种用于变压器绕组线的测量仪器及测量方法
CN105004281A (zh) * 2015-08-07 2015-10-28 保定天威线材制造有限公司 一种用于变压器绕组线的测量装置及方法
CN110926345A (zh) * 2019-12-06 2020-03-27 北京市第三建筑工程有限公司 一种用以网架与球形支座连接的后嵌杆件的长度测量方法

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