JPH0792383B2 - 歯車ピツチを検査する方法と装置 - Google Patents

歯車ピツチを検査する方法と装置

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JPH0792383B2
JPH0792383B2 JP63087429A JP8742988A JPH0792383B2 JP H0792383 B2 JPH0792383 B2 JP H0792383B2 JP 63087429 A JP63087429 A JP 63087429A JP 8742988 A JP8742988 A JP 8742988A JP H0792383 B2 JPH0792383 B2 JP H0792383B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ただ1つの測定子を有する運搬可能な検査機
によって特に大型歯車の歯車ピッチを検査する方法であ
って、前記測定子を被検歯車の歯溝内へ進入させて被検
歯車に対して同心的な測定円つまりピッチ円の高さで該
被検歯車に当接させ、しかも前記測定子を、1つの歯溝
内へ進入させたのち、前記測定円の高さで前記歯溝の一
方の歯面に当接させ、こうして得られた歯面位置を検出
し、次いで前記測定子を同一の歯溝の対向歯面に当接さ
せて前記測定円の高さで該対向歯面位置を検出した上
で、前記測定子を前記歯溝から脱出させて次の歯溝内へ
進入させ、回転する前記被検歯車をその全周にわたって
検査し終るまで前記測定動作を繰返すようにした形式の
ものに関する。
〔従来の技術〕
前記形式の検査法は殊に小型及び中型の歯車を検査する
ために公知である。この検査のためには、ターンテーブ
ルと結合された円板形の精密な角度測定計器が使用さ
れ、該円盤面には、等ピッチの角度目盛が刻まれてお
り、基準位置に対する前記円盤の回動角度が拡大鏡を介
して読取られるようになっている。従って歯ピッチ測定
は被検歯車の個々の歯の角度位置と角度測定計器との直
接的な比較に基づいている。角度測定計器の目盛機構を
介して被検歯車は各目標角度位置に相応して位置決めさ
れる。この場合ピッチ偏差は、歯溝内へ進入して被検歯
面に当接された測定子の接線方向偏差から生じる。その
場合しわゆる振り子型測定子が賞用されており、該測定
子は、被検歯車が連続的に回転する場合に自動的に歯溝
内へ導入され先ず左側歯面を、次いで右側は面を検出
し、該検出後再び等外は溝から導出される。これによっ
て被検歯車の1回転中に角度測定計器に対する歯面の位
置偏差、ひいてはピッチ偏差が測定されて記録される。
公知の形式の歯車ピッチ検査装置の作業方式は次の通り
である。すなわち被検歯車はターンテーブル上に支承さ
れており、該ターンテーブルは、被検歯車の回動位置を
正確に測定できる極めて精密な角度測定計器と組み合わ
されている。被検歯車に対しては、半径方向に該被検歯
車の歯溝内へ進入可能な測定子が配置されている。該測
定子の役目は、両歯面が正規の相互間隔を有しているか
どうか、つまり被検歯車のピッチが所定のトレランス内
にあるかどうかを検査するために一方の歯面から他方の
歯面へ向かって検出することである。ピッチ誤差があれ
ば測定子は周方向で程度の差こそあれ強く目標位置から
偏倚するので、この目標位置からの偏差が測定される。
1つの被検歯車が例えば18個の歯を有し、要するに36個
の歯面を有していれば、理想的な場合は1つの歯面から
次の歯面までの角度差は360°/36=10°である。要する
に該被検歯車は、次の歯面を測定子に当接させようとす
れば、常に10°送り回動されねばならない。その都度10
°ずつの送り回動は前記の精密な角度測定計器によって
測定される。
被検歯車が小型の場合には、歯面の所望の位置が比較的
正確に前記角度測定計器によって生じるが、直径の大き
な被検歯車の場合には、1つの角度誤差があっても、す
でに極めて強い周方向偏差が生じることになる。
問題点を単純化するために角度測定計器の不精度を1°
である仮定すれば(実際にはこの不精度はもっと低く、
つまり精度がもっと高いのは勿論のことであるが)、被
検歯車が10cmの直径を有している場合、この角度誤差は
0.87cmの周方向誤差に相当している。これに対して被検
歯車の直径が1mである場合、前記と同じ角度誤差であっ
てもすでに8.7cmの周方向誤差が発生する。この周方向
誤差は、歯車直径に正比例して増加する。従って大型歯
車のピッチ検査は一般に、被検歯車の対応は面に夫々同
時に当接させられる2つの測定子を用いて行なわれる。
その先行技術例として西独国特許出願公開第3212079号
明細書及び同第3212081号明細書が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、冒頭で述べた形式のピッチ検査法を改
良して、ただ1つの測定子を用いて大型歯車も検査でき
るようにし、しかも、これまで歯形と歯のねじれ量の検
査にしか適していない例えば西独国特許出願公開第3320
983号明細書に基づいて公知になつているような装置に
おいても実施できるようにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するための本発明の方法上の構成手段
は、被検歯車の全周にわたってピッチ検査を複数の個々
の測定系列で行ない、各測定系列の測定動作の間は被検
歯車を静止させ、複数の歯溝の順次に続く歯面位置を測
定円の高さで前記測定子によって検出し、各測定系列の
測定動作後に前記測定子を、各測定系列の測定開始時に
占めていたスタート範囲へ復帰させ、次の新たな測定系
列の測定開始時に前記測定子を前記測定円の高さで、先
行の測定系列において最後に測定された歯面に当接させ
るまで前記被検歯車を送り回動させ、かつ、前記最終測
定歯面位置を考慮して前記被検歯車の新たな回動位置を
検出し、次いで新たな測定系列の測定を開始する点にあ
る。
〔作用〕
本発明の解決手段は、公知の前記角度測定計器を省き、
その代わりに、ピッチ検査のために設けられている測定
子を本発明では被検歯車の回転位置を測定するためにも
使用するものである。
このために本発明の測定子は、被検歯車の歯溝内への半
径方向の進入運動を行なうばかりでなく、歯車ピッチ検
査装置のX軸方向(第1図参照)へも付加的に移動する
ことができる。
要するに本発明によれば歯車円周は、順次に続く多数の
円周区域に分割されており、該円周区域は、歯車の静止
時に測定子が1つの連続した測定系列範囲の前記円周区
域を丁度全体的に相対移動し終れるような大きさに選ば
れる。次いで測定子はこの測定系列のスタート範囲に、
特に有利には正確なスタート位置へ復帰させられると共
に、次の未測定円周区域を測定子の作業範囲に至らせる
ために被験歯車が回動される。測定子及び被験歯車の前
記戻し運動は、最後に測定した歯溝内に残留する測定子
によつて行なわれてもよいが、前以つて測定子を前記歯
溝から脱出させ、かつ被験歯車の回転速度には無関係に
スタート位置へ復帰移動させるのが有利である。
次の測定系列を前の測定系列に正確に接続するためには
測定子が先ず、前の測定系列の測定済みの歯面、最も有
利には、最後に測定した歯面に当接され、かつ(被験歯
車の回動後の)新たな歯面位置を検出せねばならない。
これによつて被験歯車の戻し回転角が確定すると共に、
最初の測定系列に対する次の新たな測定系列の相関位置
が確定する。
このようにして被験歯車はその全周にわたつて間欠的に
検査される。
本発明の歯車ピッチ検査法の主要利点は、従来必要とさ
れていた角度測定系が不必要となるので、被検歯車直径
に正比例して増大する誤差を甘受する必要がなくなり、
むしろターンテーブルと一緒に回動したのち被検歯車の
回動位置が線測定系によって検出さ、該線検出系は大型
被検歯車の場合にも小型被検歯車の場合と同様に高い精
度を提供すること、かつただ1つの測定子しか必要とせ
ず、しかも被検歯車の静止中に測定が行なわれることで
ある。
更に本発明の歯車ピッチ検査法は、被検歯車の真円度偏
差をコンピュータによって検出すること並びにピッチ測
定をインボリュート検査及び歯面線検査と組合せること
も可能にする。
本発明のピツチ検査法は歯厚及び歯溝を検出することに
よつて同時に又、コンピユータを介して歯列の歯溝のふ
れを決定できるという利点がある。
請求項4に記載したように本発明のピツチ検査法を歯形
検査及び歯ねじれ量検査と組合せるのが特に有利であ
る。これによつて、これらの諸種の検査をすべて、同一
の検査機によつて、かつ被験歯車のたつた1回転中に実
施することが可能になる。
本発明の方法を実施するためには、大体においてそれ自
体公知の構成エレメント、特に西独国特許出願公開第33
20983号明細書に基づいて公知になつているような、従
来は歯形及び歯のねじれ量を検査するために使用されて
きた検査機をベースにすることが可能である。ただ公知
の該検査機には次のような切換スイツチ手段が配設され
ねばならない。すなわち切換スイツチ手段は、1つの測
定系列の測定終了毎に、要するに順次に続く所定数の歯
面を測定し終つたのちに(なおこの場合測定子はその作
業範囲の終端点に達している)該測定系列の測定開始時
に占めたスタート範囲への測定子の復帰をレリーズする
一方、被験歯車を所定の回転角だけ戻し回転させるため
に前記被験歯車の回転駆動装置をレリーズするように構
成されている。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
第1図によれば測定子13が先ず、回転可能に支承された
被験歯車23の測定円直径上つまりピツチ円直径上にセツ
トされ、同時に、歯車中心から見て、歯1の左側歯面に
接触させられる。測定子13の前記位置に関して、第1図
では省略したにすぎない線測定系X,Yが零にセツトされ
るが、そうする代りに、その際生じるX値とY値を測定
して記憶させることも可能である。次いで測定子13は、
対向歯面つまり歯2の右側歯面にピツチ円直径の高さで
当接するまでX方向及びY方向に移動させられる。目標
値からの前記歯面位置もしくは偏差が測定されて記憶せ
しめられる。次いで測定子は歯1と歯2との間の歯溝か
ら導出され、かつ歯2と歯3との間の次の歯溝内へ再び
導入されて歯2の左側歯面に当接される。これによつて
歯1及び歯2の左側歯面についてのピツチ偏差が測定さ
れる。
次いで前記のようあ測定子は歯3の右側歯面に導かれ
て、歯2及び3の右側歯面のピツチ偏差が測定されかつ
記憶せしめられる。
前記動作は、測定子13のX方向移動距離が終るまで繰返
される。こうして1つの測定系列の検査が終結する。こ
れは歯数約3乃至7による被験歯車のモジユールについ
て当嵌まる。説明を簡単にするために第1図では、測定
子13が歯3の右側歯面においてすでに測定子の所定の移
動距離を進み終えたものと仮定した。測定子13は次いで
そのスタート位置へ戻され、これと同時に被験歯車23
は、最後に検査された歯面、要するに歯3の右側歯面、
を測定子13のX方向移動距離の起点に位置させるように
回動される。この状態が第1図の(b)に示されてい
る。
被験歯車の逆回転は角度測定計器なしに行われるので測
定子は第2図測定系列の開始前に先ず、前記回動後の被
験歯車の新たな位置を測定するために使用される。この
たに測定子は、先行測定系列においてすでに検査された
歯面、有利には最後に検査された歯面つまり歯3の右側
歯面、に接触されねばならない。この接触を行わせるた
めに、歯3の前記右側歯面を測定子のスタート範囲内へ
回動させるように被験歯車の回転角が粗測定される。し
かしその場合、被験歯車をピツチの非整数倍だけ回転さ
せうるターンテーブルが必要になる。
しかしながら歯車の検査は主と主として運搬可能な検査
装置を用いて行われ、その場合被験歯車は歯車製造機械
内にチヤツクされた状態にある。これによつて歯車製造
への補正干渉が可能になる。歯車は通常は、ピツチの整
数倍しか回動できないターンテーブル上に取付けられて
いる。この場合は、歯車を1ピツチ分だけ逆回転させた
状態を示す第1図の(b)に相当する。次いで測定子は
そのスタート位置から歯溝へ進入せしめられ、しかも最
終測定された歯面に当接するようにX方向へ移動されて
該歯面の位置を測定する。従つて逆回転後の歯車の新た
な位置は既知であり、かつ第2の測定系列の検査を開始
することが可能である。この第2測定系列において歯3
及び歯4の歯面(実際には著しく多数の歯の歯面)が、
測定子がその移動距離の右端に再び到達するまで検出さ
れる。
前記の検査動作は被験歯車が1回転するまで繰返され
る。
こうして所期の単一ピツチ誤差及び累積ピツチ誤差が得
られる。本発明の測定法では更に測定円上つまりピツチ
円上における歯厚及び歯溝も検出されるので、同時に歯
列の歯溝のふれも算出・表示することが可能である。
本発明の方法は、第2図及び第3図に示した装置に基づ
いて実施することができる。
この検査機は、歯車加工機のワークテーブル1上に載設
された運搬可能な機器である。該検査機の機械架台2は
3本の調整ねじ3,4,5を介してレベル調整される。機械
架台2上にはX方向の、要するに被験歯車23(詳示せ
ず)に対して接線方向の、案内路6が設けられており、
該案内路6内では球転動式ガイド機構を介して第1往復
台7が摺動可能である。機械架台2に対する第1往復台
7の相対的な摺動運動もしくは摺動位置はインクリメン
タルなX方向距離信号発生器8を介して検査されてコン
ピユータ(図示せず)に入力され、あるいは該コンピユ
ータによつて処理される。
第1往復台7上には別の球転動式ガイド機構を介して第
2往復台9がY方向に、要するに被験歯車に対して接近
・離反する方向に摺動可能に支承されている。また該第
2往復台9も球転動式ガイド機構を介して第3往復台10
を支持し、該第3往復台は第2往復台9に対してばね11
の力によつて被験歯車23の方に向つて保持され、かつ該
被験歯車側で方位センサ12及び測定子13を保持してい
る。
第1往復台7はサーボモータ14によつて、また第2往復
台9はサーボモータ15によつて可動かつ調整可能であ
る。第1往復台7と第3往復台10との間には、Y方向位
置を検出するためのインクリメンタルなY方向距離信号
発生器16が配置されている。
検査線X軸と検査線Y軸とを被験歯車の軸線に対して直
角に位置させるように検査機のレベルを調整するために
検査機は2つの基準面20,21を有している。また検査機
はピン18,19を有し、両ピンの軸線の軸線は、被験歯車
に対して検査機中心の接線方向調整を生ぜしめるために
X軸及びY軸に対して直角に位置している。レベル調整
と方位修正は夫々1つの、例えば磁気によつて被験歯車
に固定されたダイヤルゲージ17によつて行われる。次い
で周知の形式で検査機と被験歯車との距離が検出され
る。
しかし本発明の思想を逸脱しない範囲内で、レベル調整
と方位修正を別の態様で実施すること、あるいはこれを
全く省く代りに検査機と被験歯車との相関位置をコンピ
ユータで求めることも勿論可能である。
ここで重要なことは、前記往復台のX方向運動及びY方
向運動のための制御装置が切換スイツチ手段24を介して
被験歯車23の回転駆動装置22と接続されていること、し
かも測定子13がX方向移動距離を進み切つた場合には常
に第1往復台7がスタート位置へ戻され、それと同時に
回転駆動装置22が被験歯車23を前述のように逆回転させ
た上で、最後に測定された歯面に基づいて被験歯車の新
たな回動位置の検出が自動的に行われ、次いで次の測定
系列の検査が開始される。
本発明の思想を逸脱しない範囲内で、測定子のシフト運
動をX方向往復台とY方向往復台とによつて行う代り
に、角度測定系と長さ測定系を有するテレスコープ式に
引出し可能かつ旋回可能な測定子を使用することも勿論
可能である。
大抵の歯車ははすば歯車であるので、このような歯車の
場合、ピツチ検査及び歯形検査以外に歯のねじれ量をも
検査するために、前記検査機は慣用のように、Z方向に
移動可能ないま1つの往復台を有している。これは周知
の事項であるので、該Z方向往復台の図示は省いた。
本発明の測定法は内歯歯車の場合にも適用できるのは勿
論である。このために必要な検査機の変改はそれ自体公
知であるので、その詳説もここでは省いた。
〔発明の効果〕
本発明の方法の第1の利点は、被験歯車の各回動位置の
ためにいかなる角度測定系も必要とせず、むしろ測定子
の位置だけを求めればよいということであり、この測定
子位置の測定は線測定系によつて0.1μの精度でもつて
可能である。第2の利点は、だた1つの測定子しか必要
とせず、その結果構成費が低廉になるのみならず、測定
精度も改善される点にある。第3の利点は、測定が常に
被験歯車の静止時に行われ、これによつて、これまで避
けることのできなかつた測定子と前方に回転する被験歯
車との間の反跳効果が生じないことである。以上の利点
に基づいて本発明の産業上の利用可能性は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は順次に続く2つの測定系列における本発明のピ
ツチ検査法のステツプ(a),(b)を示す図、第2図
は一部断面して示したピツチ検査装置の基本構成の側面
図、第3図は第2図のピツチ検査装置を一部断面して示
した平面図である。 1……ワークテーブル、2……機械架台、3,4,5……調
整ねじ、6……X方向案内路、7……第1往復台、8…
…X方向距離信号発生器、9……第2往復台、10……第
3往復台、11……ばね、12……方位センサ、13……測定
子、14,15……サーボモータ、16……Y方向距離信号発
生器、17……ダイヤルゲージ、18,19……ピン、20,21…
…基準面、22……回転駆動装置、23……被験歯車、24…
…切換スイツチ手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ただ1つの測定子を有する運搬可能な検査
    機によって特に大型歯車の歯車ピッチを検査する方法で
    あって、前記測定子を被検歯車の歯溝内へ進入させて被
    検歯車に対して同心的な測定円つまりピッチ円の高さで
    該被検歯車に当接させ、しかも前記測定子を、1つの歯
    溝内へ進入させたのち、前記測定円の高さで前記歯溝の
    一方の歯面に当接させ、こうして得られた歯面位置を検
    出し、次いで前記測定子を同一の歯溝の対向歯面に当接
    させて前記測定円の高さで該対向歯面位置を検出した上
    で、前記測定子を前記歯溝から脱出させて次の歯溝内へ
    進入させ、回転する前記被検歯車をその全周にわたって
    検査し終るまで前記測定動作を繰返すようにした形式の
    ものにおいて、被検歯車の全周にわたってピッチ検査を
    複数の個々の測定系列で行ない、各測定系列の測定動作
    の間は被検歯車を静止させ、複数の歯溝の順次に続く歯
    面位置を測定円の高さで前記測定子によって検出し、各
    測定系列の測定動作後に前記測定子を、各測定系列の測
    定開始時に占めていたスタート範囲へ復帰させ、次の新
    たな測定系列の測定開始時に前記測定子を前記測定円の
    高さで、先行の測定系列において最後に測定された歯面
    に当接させるまで前記被検歯車を送り回動させ、かつ、
    前記最終測定歯面位置を考慮して前記被検歯車の新たな
    回動位置を検出し、次いで新たな測定系列の測定を開始
    することを特徴とする、歯車ピッチの検査法。
  2. 【請求項2】1つの測定系列の測定が終了する毎に、測
    定子が新たな測定系列の開始時に最終測定歯面に測定円
    の高さで当接するまで、被検歯車を送り回動させる、請
    求項1記載の歯車ピッチの検査法。
  3. 【請求項3】被検歯車の歯列の真円度偏差をコンピュー
    タの支援下で決定するために、ピッチ検査を歯厚検査及
    び歯溝検査と組合せる、請求項1又は2記載の歯車の検
    査法。
  4. 【請求項4】ピッチ検査を歯形検査及び歯のねじれ量検
    査と組合せて、全周にわたって分配された若干の歯にお
    いて測定子が、測定円の高さで歯面位置を検出するばか
    りでなく、該歯面の歯形及び歯ねじれ量も検出するよう
    にする、請求項3記載の歯車の検査法。
  5. 【請求項5】回転可能に支承された被検歯車(23)の軸
    線に対して直角な1平面内で移動可能な測定子(13)を
    有する検査機を用いて請求項1から4までのいずれか1
    項記載の歯車ピッチの検査法を実施するための装置にお
    いて、検査機が、1つの測定系列の測定動作の終了毎
    に、該測定系列の測定開始時に占めていたスタート範囲
    への前記測定子(13)の復帰をレリーズする一方、被検
    歯車(23)を所定の回転角だけ送り回動させるために前
    記被検歯車(23)の回転駆動装置(22)をレリーズする
    切換えスイッチ手段(24)を有していることを特徴とす
    る、歯車ピッチの検査装置。
JP63087429A 1987-04-16 1988-04-11 歯車ピツチを検査する方法と装置 Expired - Fee Related JPH0792383B2 (ja)

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