JPH03127263A

JPH03127263A - 自動取引装置

Info

Publication number: JPH03127263A
Application number: JP1265098A
Authority: JP
Inventors: Masao Karahashi; 唐橋　正夫
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1989-10-13
Filing date: 1989-10-13
Publication date: 1991-05-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、金融機関等において使用される自動取引装置
に関する。

（従来の技術）銀行等の金融機関において、顧客に対する利便性を向上
するため、普通預金の入出金等の単純取引を自動処理す
るオートテラーマシン（ＡＴＭ）やキャッシュデイスペ
ンサ（ＣＤ）については、既に開発され、使用されてい
る。

また、金融機関の窓口では、通帳や証書の発行を短時間
で行なうため、通帳証書発行機が開発され、使用されて
いる。

第２図は、従来の自動取引装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。

図示の装置は、制御部２１のパスライン２２に接続され
た、表示部２３と、キーボード２４と、現金入出金機構
２５と、ＣＤカードリーダライタ２６と、通帳証書レシ
ートプリンタ２７と、通信機構２８とを備えている。

制御部２１は、プロセッサ２１ａと、記憶装置２１ｂと
から成るものである。

プロセッサ２１ａは、各部の制御やデータ処理を行なう
ものである。

記憶装置２１ｂは、ＲＡＭ　（ランダム・アクセス・メ
モリ）等から成り、各種のデータを一時的に記憶するも
のである。

表示部２３は、ＣＲＴ等から戊り、現金の入金処理や出
金処理等の操作のための情報や処理結果を表示するもの
である。

キーボード２４は、顧客が顧客の口座の暗証番号や出金
時の金額等を入力するものである。

現金入出金機構２５は、顧客からの現金の投入及び顧客
への現金の差出を行なう機構である。

ＣＤカードリーダライタ２６は、顧客のＣＤカード上の
情報の読取り及び書込みを制御するためのものである。

通帳証書レシートプリンタ２７は、通帳や証書あるいは
レシートの印刷を行なうためのものである。

通信機構２８は、通信回線２８ａを介して図示しないセ
ンタとのデータ通信を行なうものである。

第３図は、第２図の装置の外観を示す斜視図である。

図示の装置は、本体１に設けられた、表示部２３と、キ
ーボード２４と、現金入出金機構２５と、ＣＤカードリ
ーダライタ２６と、通帳証書レシートプリンタ２７等か
ら成る。

各部の構成については、上述した第２図の説明で述べた
とおりである。

次に、上述した装置の動作を説明する。

入金時は、例えば、顧客が通帳証書レシートプリンタ２
７に通帳を挿入し、現金入出金機構２５に現金を投入す
ることにより、入金処理が行なわれる。

出金時は、例えば、顧客がＣＤカードリーダライタ２６
にＣＤカードを挿入し、キーボード２４から暗証番号を
入力することにより、出金処理が行なわれる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上述した装置には、次のような問題点が
あった。

即ち、上述した装置では、新規の口座を開設する処理や
預金を解約する処理は、以下の理由により、行なえなか
った。つまり、新規の口座の開設や解約の際は、銀行の
窓口において、銀行員が該当する取引を希望する顧客か
ら住民票や運転免許証の提示を受け、顧客との面談によ
りその顧客が住民票や運転免許証に記載された本人であ
ることを確認し、その後、取引処理を行なっている。こ
れは、新規の口座の開設時には、取引を希望する顧客の
身元が本人の身元と一致していることを確認するためで
ある。これにより、以後、その顧客が当該銀行の他の顧
客と行なう金融取引の決済を誤りなく遂行できるように
している。また、解約時には、顧客の身元の確認により
、顧客に差し渡される現金を誤りなく本人に手渡すこと
ができる。

ところが、このような本人の確認は、機械によっては、
−切片なわれておらず、上述したように銀行員が行なっ
ていた。従って、新規の口座の開設や解約の取引を行な
う、のに時間がかかり、窓口業務の合理化に支障を来す
という問題があった。

本発明は以上の点に着目してなされたもので、新規の口
座の開設や口座の解約を人手を使わずに行なえ、窓口業
務の合理化を図れるようにした自動取引装置を提供する
ことを目的とするものである。

（課題を解決するための手段）本発明の自動取引装置は、顧客の顔を写し取るビデオカ
メラと、当該ビデオカメラから取得した顧客の顔のイメ
ージパターンを格納する記憶装置と、少なくとも顧客の
顔写声及び顧客を特定する情報を有し、当該顔写真及び
情報により顧客の身分を証明する書類を読み取る書類読
取装置と、前記記憶装置に格納されている顧客の顔のイ
メージパターンと、前記書類読取装置により読み取られ
た顧客の顔写真のイメージパターンとを比較する比較手
段と、前記書類読取装置により読み取られた情報を認識
する認識部とを備えたことを特徴とするものである。

（作用）上述した装置においては、ビデオカメラにより撮影され
た顧客の顔のイメージパターンと、書類読取装置により
読み取られた書類上の顔写真のイメージパターンとが比
較手段により比較される。

この比較結果により、双方のイメージパターンが一致す
れば、本人の確認がなされ、以後、新規の口座の開設や
解約の処理が行なわれる。従って、新規の口座の開設や
解約についても、人手を介さずに機械により自動的に行
なうことができる。

（実施例）第１図は、本発明の自動取引装置の内部構成を示すブロ
ック図である。

図示の装置は、制御部２１のパスライン２２に接続され
た、免許証リーダ２と、印鑑リーダ３と、ビデオカメラ
４と、アナログディジタル変換部５と、比較手段６と、
認識部７と、通帳証書発行機構８とを備えている。

制御部２１は、プロセッサ２１ａと、記憶装置２１ｂと
から成るものである。各部の詳細は、前述した第２図に
示す従来のものと同様である。

免許証リーダ２は、例えば、ラインセンサ等から成り、
顧客の免許証を読み取るものである。免許証は、顧客の
身分を証明する書類として利用される。

印鑑リーダ３は、新規の口座の開設時に、顧客が届は出
る印影を読み取るものである。

ビデオカメラ４は、周知のものであり、顧客の顔を写し
取るためのものである。

アナログディジタル変換部５は、ビデオカメラ４から出
力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するもの
である。このディジタル信号は、制御部２１の記憶装置
２１ｂに格納される。

比較手段６は、記憶装置２１ｂに格納された顧客の顔の
イメージパターンと、免許証リーダ２により読み取られ
た顧客の免許証の顔写真のイメージパターンとのパター
ンマツチング処理を行なうものである。このパターンマ
ツチング処理により、双方のイメージパターンの比較を
行なう。

認識部７は、免許証に記載された氏名や住所、生年月日
等を認識するものである。

また、図示の装置は、従来の装置と同様に、パスライン
２２に接続された、表示部２３と、キーボード２４と、
現金入出金機構２５と、ＣＤカードリーダライタ２６と
、通帳証書レシートプリンタ２７と、通信機構２８とを
備えている。

各部の構成については、前述した従来のものと同様であ
るので、重複する説明を省略する。即ち、図示のように
、本発明の装置は、従来の装置２０に、免許証リーダ２
と、印鑑リーダ３と、ビデオカメラ４と、アナログディ
ジタル変換部５と、比較手段６と、認識部７と、通帳証
書発行機構８とをパスライン２２によって接続した構成
となっている。

第４図は、第１図の装置の外観を示す斜視図である。

図示の装置は、書類読取装置である免許証り一ダ２と、
印鑑リーダ３と、ビデオカメラ４と、表示部２３と、キ
ーボード２４と、現金入出金機構２５と、ＣＤカードリ
ーダライタ２６と、通帳証書レシートプリンタ２７等か
ら成る。

各部の構成については、上述した第１図の説明で述べた
通りである。

第５図は、キーボードのキー配列の構成図である。

図示のキー配列は、新規預金、解約、普通入金及び普通
出金の取引選択キーと、暗証番号や人出金額等を入力す
るテンキーと、入力の修正や確認等を行なうファンクシ
ョンキーから成る。

第６図は、記憶装置２１ｂの記憶エリアの内部の説明図
である。

記憶エリア６１には、ビデオカメラ４により入力された
顧客の顔のイメージパターンが格納される。

記憶エリア６２には、免許証リーダ２により入力された
文字情報のイメージパターンが格納される。

記憶エリア６３には、免許証リーダ２により入力された
顔写真部のイメージパターンが格納される。

記憶エリア６４には、印鑑リーダ３により入力された印
鑑のイメージパターンが格納される。

次に、上述のように構成した装置の動作を説明する。

第７図は、顧客が新規の口座を開設する場合の動作を説
明するフローチャートである。

まず、顧客が第５図に示すキーボード２４の取引選択キ
ーのうち、新規キーを押下すると、表示装置に「運転免
許証をお入れください。」という誘導文言が表示される
（ステップＳ１）。

顧客が運転免許証を免許証リーダ２に挿入すると、これ
を検知して顧客の頭部をビデオカメラによって撮影する
。そして、イメージ情報をアナログディジタル変換部に
よって、ディジタル化したイメージパターンに変換し、
第６図に示す制御部の記憶エリア６１に記憶する（ステ
ップＳ２〜Ｓ５）。

上述したイメージパターンの格納に引き続き、運転免許
証のイメージデータが免許証リーダ２で読み取られる０
文字情報のイメージパターンは、第６図に示す制御部の
記憶エリア６２に格納され、顔写真のイメージパターン
は、記憶エリア６３に格納される（ステップＳ６、Ｓ７
）。

これらのイメージパターンの格納が完了すると、記憶エ
リア６１と記憶エリア６２のイメージパターンのパター
ンマツチングにより本人の確認の処理が実行される（ス
テップＳ８）。

尚、イメージデータのパターンマツチングの具体例につ
いては、後述する。

２つのパターンが一致すると、記憶エリア６２の文字情
報イメージパターンを認識部によって文字認識し、運転
免許証に記載されている氏名、住所、生年月日のデータ
を自動入力したことを表示部２３に表示する（ステップ
ｓｌ○）。

尚、２つのパターンが不一致ならば、運転免許証を排出
し、「お取扱いできません。」の表示をした後、取引選
択キーの押下待ち状態となる（ステップ５ｌｌ）。

運転免許証より必要なデータの自動入力が完了すると、
顧客は表示部２３の誘導文言に従い、新規預金に必要な
残りデータ即ち顧客の自宅の電話番号、入金科目をキー
ボード２４から入力し、預金したい額の現金を現金入出
金機構２５へ投入する。投入された現金は、現金入出金
機構２５で勘定され、その金額が表示部２３に表示され
る（ステップＳ１２〜５ｉｅ）。

次に、表示部２３の「印鑑の登録を行なってください、
」の誘導文言に従い、顧客が印鑑リーダ３に印鑑を挿入
すると、印鑑リーダ３が印鑑のイメージパターンを読取
り、制御部の記憶エリア６４に格納する（ステップＳ１
７〜５１９）。

制御部は、免許証リーダ２から入力された文字データと
、キーボード２４から入力された数値データと、現金入
出金機構２５から入力された金額及び印鑑リーダ３から
入力された印鑑イメージパターンデータを通信機構を使
用してセンタに送信し、センタから、口座番号、入金金
額等の通帳記・帳データを受信する（ステップＳ２０〜
Ｓ２１）。

その後、通帳証書発行機構８から新規の通帳を取出し、
通帳証書レシートプリンタ２７によって口座番号、入金
金額、印鑑イメージパターン等の必要なデータを印字し
、顧客へ発行する（ステップ５２２）。

次に、イメージパターンのパターンマツチングの具体例
を第８図を参照して説明する。

第８図は、パターンマツチングの動作を説明するフロー
チャートである。

まず、顧客の顔の輪郭については、イメージパターンが
“０”から“１”に変化している部分を検出することに
より、記憶エリア６１と記憶エリア６３に格納されてい
る２つのイメージパターンの輪郭の把握を行なう。

次に、２つの顔のイメージパターンの右側の特徴部分で
ある右耳下端点を一致させるように、記憶エリア６１の
ビデオ入力イメージパターンを平行移動させる。

次に、２つの顔のイメージパターンの左側の特徴部分で
ある左耳下端点が一致するように、記憶エリア６１のビ
デオ入力イメージパターンを拡大、縮小及び回転処理す
る。

尚、顧客の左右の耳の部分が髪の毛等により覆われてい
る場合は、左右の髪の輪郭の先端等を顔の左右の特徴部
分点としてパターンマツチングを行なう。

そして、２つの顔のイメージパターンのあご、両目、鼻
、口のイメージパターンを照合する。

尚、解約についても、第７図による新規預金動作フロー
チャートのステップＳ１から８９に示す処理を行ない、
本人の確認を自動的に行なう。そして、届出印影と印鑑
リーダ３から入力された印鑑パターンをパターンマツチ
ングし、照合結果が一致すれば、出金処理を実行する。

このようにして、口座の解約についても自動取引を実現
できる。

尚、本発明は、上述した実施例に限定されるものではな
い。

即ち、上述した実施例においては、身分を証明する書類
として免許証を用いたが、これに限らず、本人の顔写真
を有する証明書であればよく、例えば、学生の身分証明
書やパスポート等を用いることも可能である。また、上
述した実施例においては、預金口座について印影の登録
を行なう場合について説明したが、これに限らず、本人
の署名を登録するようにしてもよい。また、上述した実
施例では、通帳証書発行機構８を備え、新規の口座の開
設時に直ちに通帳を差し出すようにしたが、通帳証書発
行機構８を備えず、後に郵送等により顧客に通帳を届け
るようにすることも可能である。

（発明の効果）以上説明したように、本発明の自動取引装置は、ビデオ
カメラで撮影した顔写真と、身分を証明する書類上の顔
写真とにより、本人の照合を行なうようにしたので、新
規の口座の開設や解約を機械により自動的に行なうこと
ができる。従って、銀行等の金融機関の窓口業務の合理
化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動取引装置の内部構成を示すブロッ
ク図、第２図は従来の自動取引装置の内部構成を示すブ
ロック図、第３図は従来の自動取引装置の外観を示す斜
視図、第４図は本発明の自動取引装置の外観を示す斜視
図、第５図はキーボード２４のキー配列を示す図、第６
図は制御部の記憶装置の各記憶エリアの内部を示す図、
第７図は新規預金の開設の動作を説明するフローチャー
ト、第８図はパターンマツチングの動作を説明するフロ
ーチャートである。１・・・本体、２・・・免許証リーダ（書類読取装置）
、３・・・印鑑リーダ、４・・・ビデオカメラ、５・・
・アナログディジタル変換部、６・・・比較手段、７・
・・認識部、２１・・・プロセッサ、２２・・・パスラ
イン、２３・・・表示部、２４・・・キーボード、２５
・・・現金入出金機構、２６・・−ＣＤカードリーダラ
イタ、２７・・・通帳証書レシートプリンタ、２８・・・通信
機構。従来の自動取引装置の内Ｓ材和改第２図第３Ｅ第４１Ｉ！第５図第６図パターン・マンチンク′の動作第８図

Claims

【特許請求の範囲】顧客の顔を写し取るビデオカメラと、当該ビデオカメラから取得した顧客の顔のイメージパタ
ーンを格納する記憶装置と、少なくとも顧客の顔写真及び顧客を特定する情報を有し
、当該顔写真及び情報により顧客の身分を証明する書類
を読み取る書類読取装置と、前記記憶装置に格納されて
いる顧客の顔のイメージパターンと、前記書類読取装置
により読み取られた顧客の顔写真のイメージパターンと
を比較する比較手段と、前記書類読取装置により読み取られた情報を認識する認
識部とを備えたことを特徴とする自動取引装置。