JPH03125702A - レジコン工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨材を合成樹脂で固めたレジンコンクリートを道路舗装
を含む、一般土木建設分野で構造物上に成形するときに
、従来は骨材と合成樹脂をあらかじめ混合して、混合し
たものをコテ、ローラースケージ等で構造物上に塗布し
て、固化させて成形していた。しかし骨材と合成樹脂を
混合したものは粘度が高く、レベリング性が悪く平滑に
市布することがむずかしく、コテむらがでたり、コテ離
れが悪く表面がざらつくという欠点があった。

又骨材と合成樹脂をあらかじめ混合しておくために工程
が多く、さらに粘度が高いために、ミキサーを使用しな
くてはならず、余計な時間と手間が必要であった。

これらの欠点を改良したものが本発明の工法である。

第１図は本発明の第１工程であり、■は構造物であり、
２は骨材である。１の構造物は道路、橋げた、高架道路
、床、階段、通路、屋上、ビット、建築物であり、これ
らの表面上にレジンコンクリートを成形する。２の骨材
は砂、砕石、ガラス、金属、無機質のものからなる。骨
材は単一で使用したり、同一の骨材でも粒子の違うもの
を組合せたり、異なった骨材を配合して使用する。

骨材は１の構造物上に、第１図のように、厚さＡに堆積
させる。骨材を堆積させるには、骨材を手でまいたり、
機械でまいたりして、所定の厚さＡに堆積させる。必要
があれば表面は平滑にならす。又成形するレジンコンク
リートに勾配を取る必要があれば、この工程で勾配をつ
けておく。

第２図は本発明の第２工程であり、第１図の構造物上に
厚さＡに骨材を堆積させたものの上に、合成樹脂を散布
して、骨材の間に合成樹脂を含浸させて、骨材と合成樹
脂を固化させてレジンコンクリートを成形する。２は骨
材であり、３は合成樹脂である。２の骨材、３の合成樹
脂は必要に応じて色を付けておくことも可能である０合
成樹脂は単独で使用するか、合成樹脂にレジンコンクリ
ートの品質を向上させるための充填剤を添加したものを
使用する１合成樹脂を散布する方法は、骨材を堆積させ
たものの上に、合成樹脂を容器より注ぐか、ジョロで注
ぐか、電気又は空気圧を利用した機械を使用して散布す
る。固化したレジンコンクリートは、従来のレジンコン
クリートのように、骨材と合成樹脂をあらかじめ混合し
て、混合したものをコテ、ローラー、スケーグ等で構造
物上に塗布して、固化させ、成形させたものと同等、あ
るいはそれ以上のものである。散布した合成樹脂は、合
成樹脂の粘度を調整しておくことによって、骨材層の表
面から重力、毛細管現象、表面張力によって、骨材層全
体に含浸させる。

要求されているレジンコンクリートの厚さＡを第１工程
で堆積させておくと、第１工程、第２工程の２工程で要
求されている厚さのレジンコンクリートを構造物上に成
形することができる。又一度に厚さＡのレジンコンクリ
ートを構造物上に成形することができない場合は、第１
工程、第２工程の２工程を複数回行い、Ａの厚さに成形
する。

又第１工程、第２工程の２工程を複数回行う時に、それ
ぞれの骨材と合成樹脂の構成を違えて行なうこともでき
る。これにより表面に近い部分の強度を高めたり、構造
物上に近い部分を、下地に追従しやすいように柔軟性を
与えることもできる。

レジンコンクリートを構成する合成樹脂の下地との接着
性が悪い場合は、下地の上にプライマーを塗布しておき
下地とレジンコンクリートの接着性を＾めろ。

又第１工程、第２工程によりレジンコンクリートをｌ１
ｌｌ造物上に成形して、さらに表面の強度を高めたり、
美観を考慮する場合は第１工程、第２工程の後に、レジ
ンコンクリートの表面に、必要なトップコートを塗布す
る。

第３図はあらかじめ合成樹脂を４のように５レジンコン
クリートを成形する構造物上に塗布しておき、合成樹脂
が固化する前に、合成樹脂の上に骨材を堆積させる１次
に第２図の第２工程を行い構造物上にレジンコンクリー
トを成形する。これにより第２工程にはいるまで骨材を
安定させることができ、さらにレジンコンクリートを構
成する合成樹脂の均質化を計ることができる。この時に
あらかじめ構造物上に塗布しておく合成樹脂と第２工程
で使用する合成樹脂とは異なった物でもかまわない。

第４図は第１工程で堆積させる骨材の一種である。２は
第１図の２の骨材であり、５は合成樹脂であり、２の骨
材と５の合成樹脂を混合、固化させて、直径Ｂの球形に
加工したものである。骨材と合成樹脂により加工成形し
たものであり、この球形もレジンコンクリ−である、こ
の第４図の球形のレジンコンクリートは、構造物上にレ
ジンコンクリートを成形する現場でなくて、工場で球形
に成形しておくことができるために、成形時の条件を管
理することができ、高品質のレジンコンクリートにする
ことができる。第４図では直径Ｂの球形に加工しである
が、形、大きさはどのようなものでもよい。

この第４図の球形レジンコンクリートを第１工程で堆積
させる骨材として使用する。堆積させる時はこの球形レ
ジンコンクリートを構造物上に、積み重ならないように
堆積させると、厚さＢの骨材の層を作ることができる０
次に第２図の第２工程を行い構造物上にレジンコンクリ
ートを成形する。この時に散布する合成樹脂と、球形を
加工成形する時の合成樹脂は異なった物でもかまわない
さらにこの後に、この球形レジンコンクリートより細か
な骨材を使用して、第１工程、第２工程を行い、レジン
コンクリートを積層してもよい。

又球形レジンコンクリートを構造物上に、堆積させる時
は一度に必要な厚さに堆積させてもかまわない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の工法によって構造物上に堆積させた骨
材の断面図であり、■は構造物、２は骨材である。Ａは
堆積された骨材の厚さである６第２図は厚さＡに骨材を
堆積させたものの上に、合成樹脂を散布して、骨材の間
に合成樹脂を含浸させて、骨材と合成樹脂を固イヒさせ
てレジンコンクリートに成形したものの断面図である。 ２は骨材であり、３は合成樹脂である。 第３図はあらかじめ合成樹脂を、レジンコンクリートを
成形する構造物上に塗布しておき、合成樹脂が固化する
前に、合成樹脂の上に骨材を堆積させたものの断面図で
ある。 ４は合成樹脂である 第４図は直径Ｂの球形レジンコンクリートの断面図であ
る。２は骨材であり、５は合成樹脂である。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 骨材を合成樹脂で固めたレジンコンクリートを道路舗装
   を含む、一般土木建設分野で構造物上に成形するときに
   、骨材と合成樹脂をあらかじめ混合しないで、骨材と合
   成樹脂を別々にして、先に骨材を構造物上に堆積させて
   、その上から合成樹脂を散布して、骨材の間に合成樹脂
   を含浸させて、骨材と合成樹脂を固化させてレジンコン
   クリートを成形する。又は先に構造物上に合成樹脂を塗
   布しておき、その上に骨材を散布堆積し、さらにその上
   から合成樹脂を散布して、骨材の間に合成樹脂を含浸さ
   せて、骨材と合成樹脂を固化させてレジンコンクリート
   を構造物上に成形する工法。 骨材を構造物上に堆積させる時は、必要とされるレジン
   コンクリートの厚さに骨材を堆積させておくと、一度に
   必要とされる厚さのレジンコンクリートを構造物上に成
   形することができる。またレジンコンクリートを成形す
   る時に骨材を堆積しやすくしたり、一度に厚みを付けや
   すくしたり、より均質で高品質なレジンコンクリートに
   するために、あらかじめ工場で、骨材と合成樹脂で球形
   、方形、異形の立体形のレジンコンクリートを成形して
   おき、これを骨材として、構造物上に堆積させて、その
   上から合成樹脂を散布して、骨材の間に合成樹脂を含浸
   させて、骨材と合成樹脂を固化させてレジンコンクリー
   トを成形する。