JPH03125634A - 四輪駆動車のクラツチ制御装置 - Google Patents

四輪駆動車のクラツチ制御装置

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JPH03125634A
JPH03125634A JP26327189A JP26327189A JPH03125634A JP H03125634 A JPH03125634 A JP H03125634A JP 26327189 A JP26327189 A JP 26327189A JP 26327189 A JP26327189 A JP 26327189A JP H03125634 A JPH03125634 A JP H03125634A
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clutch
state
switch
switching
control
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Takuya Ishikawa
拓也 石川
Nobuyasu Suzumura
鈴村 延保
Masahiko Noba
野場 正彦
Toshikazu Koide
小出 利和
Wataru Yoshida
亘 吉田
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、エンジンから伝達される動力を前後輪の一方
側へ常時伝達するとともに他方側への動力伝達を断続可
能なトランスファと、前記トランスファと前記他方側の
車輪との間に設けられて前記トランスファと前記他方側
の車輪との動力伝達を断続可能なクラッチとを有する四
輪駆動車に係リ、特に前記クラッチを操作スイッチの操
作に応じて切り換え制御する四輪駆動車のクラッチ制御
装置に関する。 [従来技術1 従来、この種の装置は、例えば特開昭63−27023
9号公報に示されるように、 トランスファが切断状態
にあって当該車両が二輪駆動状態にあり、かつ同車両が
走行中である場合には、すなわち前記クラッチの入力側
と出力側との回転数差が大きな状態下では、操作スイッ
チがクラッチを接続するように切り換え操作されても、
同クラッチの切り換えを禁止して、クラッチの切断状態
から接続状態への切り換えに伴うギヤ鳴りの発生を防止
するとともに、同クラッチの破損を防止するようにして
いる。 [発明が解決しようとする課題1 しかるに、上記従来装置においては、操作スイッチの操
作に伴うクラッチの切り換えが禁止された場合には、運
転者はクラッチの切り換えが許容される状態まで待って
、ふたたび操作スイッチな操作する必要があり、この繰
り返し操作は運転者にとって煩わしいものであった。 本発明の目的は、前記クラッチの切り換え条件を考慮し
た上で、前記運転者の煩わしさをなくすようにした四輪
駆動車のクラッチ制御装置を提供しようとするものであ
る。 [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、第1図に示すよ
うに、エンジンEGから伝達される動力を前後輪の一方
側W H+へ常時伝達するとともに他方側W H2への
動力伝達を断続可能なトランスファTRと、 トランス
ファTRと前記他方側の車輪WH2どの間に設けられて
トランスファTRと前記他方側の車l1tW H2との
動力伝達を断続可能なクラッチCLとを有する四輪駆動
車に適用され、クラッチCLの切断状態又は接続状態を
選択する操作スイッチ1と、クラッチCLを切断状態又
は接続状態に切り換え駆動するアクチュエータ2と、操
作スイッチ1が操作されたとき同操作スイッチ1の操作
状態に応じてアクチュエータ2を駆動制御してクラッチ
CLを切断状態又は接続状態に切り換え制御する切り換
え制御手段3と、操作スイッチ1がクラッチCLを接続
する側へ切り換え操作されたとき前記クラッチCLの入
力側と出力側との回転数差が小さいことを条件に切り換
えTiq御手段3によるアクチュエータ2の前記駆動制
御を許容するとともに前記条件を満足しないとき同切り
換え制御手段3による同アクチュエータ2の前記駆動制
御を禁止する条件判定手段4と、条件判定手段4により
アクチュエータ2の駆動制御が禁止されたとき前記回転
数差に関する条件成立まで待って切り換え制御手段3に
よるアクチュエータ2の前記駆動制御を許容する時間待
ち手段5とにより四輪駆動車のクラッチ制御装置を構成
したことにある。 【作用1 上記のように構成した本発明においては、操作スイッチ
1が操作されると、切り換えIIIf#手段3が該操作
に応じてアクチュエータ2を駆動制御してクラッチCL
を切り換える。かかる切り換えにおいて、操作スイッチ
1がクラッチCLを接続する側へ切り換え操作された場
合には、条件判定手段4が、例えばトランスファTRの
状態、車速などにより、クラッチCLの入力側と出力側
との回転数差が小さいか否かを検知し、同回転数差が小
さければ、クラッチCLが切り換え条件を満足している
との判定の基に、切り換え制御手段3によるアクチュエ
ータ2の前記駆動制御を許容するので、クラッチCLは
操作スイッチ1の操作に応じて切断状態から接続状態へ
切り換わる。また、前記回転数差が大きくて、条件判定
手段4がクラッチCLの切り換え条件を満足しないと判
定した場合には、時間待ち手段5が前記回転数差に関す
る条件成立まで待って切り換え制御手段3によるアクチ
ュエータ2の前記駆動制御を許容するので、かかる場合
には、前記条件の成立後にクラッチCLが自動的に切断
状態から接続状態へ切り換えられる。 [発明の効果1 上記作用説明からも理解できるとおり、本発明によれば
、クラッチCLの切断状態から接続状態への切り換えは
、上記切り換え条件の基に、入力側と出力側との回転数
差が小さいときにのみ行われて、該クラッチCLの切り
換えに伴うギヤ鳴りの発生及び同クラッチの破損が防止
される。また、操作スイッチ1の前記切り換え操作時に
クラッチCLの切り換え条件が成立しない場合には、時
間待ち手段5の作用により、その後の前記切り換え条件
の成立時に、クラッチCLは自動的に切り換えられるの
で、運転者は再び操作スイッチ1を操作する必要がなく
なり、運転者の煩わしさが解消される。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
2図は本発明に係る四輪駆動車の全体を概略的に示して
いる。 この四輪駆動車は、二11+駆動状態と四輪駆動状態と
を選択的に切り換える動力分配装置としてのトランスフ
ァ11を備えている。トランスファ11は、常時、エン
ジン12からトランスミッション13を介して出力され
た駆動力をリヤプロペラシャフト14、デファレンシャ
ル15及びリヤアクスルシャフト16a、16bを介し
て後輪RW。 RWに伝達するとともに、トランスミッション13の出
力軸とフロントプロペラシャフト17とを断続するクラ
ッチ機構を備えており、同クラッチ機構が接続状態にあ
るときのみ、前記トランスミッション13から出力され
た駆動力をフロントプロペラシャフト17、デファレン
シャル18及びフロントアクスルシャフト19a、、1
9bを介して前*FW、FWに伝達するようになってい
る。 なお、前記クラッチ機構は電気的なアクチュエータ及び
同期噛み合い装置を内蔵しており、電気的に接続状態及
び切断状態の切り換えが制御されるとともに、切断状態
から接続状態への切り換え時には入力側と出力側との回
転数差があってもスムーズな切り換えがなされる。 フロントアクスルシャフト19a、19bの各両端と各
館11FW、FWとの間のハブ部には、クラッチ手段と
しての電動式フリーホイールハブ2OA、20Bが組み
付けられている。これらのフリーホイールハブ2OA、
20Bは、第3図に示すように、筒状のスピンドル21
を備え、同スピンドル21上にはベアリング22 a、
  22 bを介して車輪ハブ23が回転自在に組み付
けられるとともに、ロックナツト24とホルダ25とが
組み付けられている。ロックナツト24はスピンドル2
1の外端上に螺着されている。ホルダ25は、スピンド
ル21の外端に周方向に位置決めされて嵌合されスピン
ドル21に対して回転不能とされていて、ねじ26によ
りロックナツト24に固定されている。ホルダ25の外
周上には絶縁物からなる樹脂27を介して一対のスリッ
プリング28a、28bが固着されており、同スリップ
リング28 a、  28 bはスプリング接点31と
スピンドル21内に装着したフレキシブルプリント基盤
32を介してリード線33に接続されている。 一方、車輪ハブ23の外端には、ボディ34とカバー3
5とがそれぞれガスケット36.37を介してボルト(
図示しない)により固着されている。ボディ34は部上
に形成されていて、内部にはフロントアクスルシャフト
1.9a(19b)の外端とセレーション嵌合して一体
回転するインナクラッチ38が回転可能かつ軸方向へ移
動不能に組み付けられるとともに、電動モータ41が組
み付けられている。電動モータ41はブラシ42a。 42bを介してスリップリング28 a、  28 b
に電気的に接続された正逆回転可能な直流モータであり
、減速ギヤ43a、43bを介してカムロータ44を正
転又は逆転させる。カムロータ44は、ボディ34にス
プライン嵌合したアウタクラッチ45と、このアウタク
ラッチ45及びカムロータ44間に設けたカムフォロア
46と、アウタクラッチ44をカムフォロア46側に引
っ張る引張りスプリング47と、カムフォロア46を第
3図の左方へ付勢する圧縮スプリング48と、前記した
インナクラッチ38とにより、公知のクラッチ機構を構
成するものであり、その正転時にはアウタクラッチ45
を第3図の左方へ移動させてインナクラッチ38とボデ
ィ34(すなわち、フロントアクスルシャフト19 a
、  19 bと車輪ハブ23)を一体回転可能に連結
させ、また逆転時には前記アウタクラッチ45を第3図
の右方へ図示位置に向けて移動させてインナクラッチ3
8とボディ34を相対回転可能とさせるように機能する
。 ふたたび、第2図に戻って、前記したトランスファ11
及びフリーホイールハブ2OA、20Bを切り換え制御
する電気制御装置について説明する。 電気制御装置はトランスファ切り換え1IJ1#回路5
0A及びハブ切り換え1IIl#回路50Bを備えてい
る。トランスファ切り換え制御回路50Aには、バッテ
リ51がイグニッションスイッチ52を介して接続され
るとともに、運転席近傍に設けられてトランスファ11
の切り換えを指示するトランスファ切り換えスイッチ5
3と、 トランスファ11の切断及び接続状態にてそれ
ぞれ開成及び閉成されるトランスファ検出スイッチ54
とが接続されており、同制御回路50Aは前記切り換え
スイッチ53の切り換え操作に応じてトランスファ11
内のアクチュエータを駆動制御して、同トランスファ1
1内のクラッチ機構の切断及び接続状態を切り換える。 なお、 トランスファ検出スイッチ54が接続されてい
るのは、前記クラッチ機構の切り換えを確認することに
よって同クラッチ機構の切り換え動作を確実にするため
である。 ハブ切り換え制御回路50Bには、第2図及び第4図に
示すように、バッテリ51がイグニッションスイッチ5
2を介して接続されるとともに、前記トランスファ切り
換えスイッチ53に並設されて電動式フリーホイールハ
ブ2OA、20Bの切り換えを指示するハブ切り換えス
イッチ55と、前記トランスファ検出スイッチ54と、
変速機の出力軸に固定された磁石の回転に応じてオンオ
フするリードスイッチで構成された車速センサ56とが
接続されている。バッテリ51の一端は接地され、同バ
ッテリ51に接続されたイグニッションスイッチ52は
その閉成時に電源ラインLBを介して各回路に電力を供
給するようになっている。 ハブ切り換えスイッチ55及びトランスファ検出スイッ
チ54は、各一端にてそれぞれ接地されるとともに、各
他端にて抵抗rl、  r2を介して電源ラインLsに
それぞれ接続されており、同各他端の電圧がマイクロコ
ンピュータ57の入力インターフェース57eにそれぞ
れ供給されるようになっている。車速センサ56は、そ
の一端にて接地されるとともに、その他端にて抵抗r3
、ダイオードD i +及び抵抗r4を介して電源ライ
ンL8に接続されており、前記ダイオードD i rと
抵抗r4との接続点における電圧がマイクロコンピュー
タ57の入力インターフェース57eに供給されるよう
になっている。 マイクロコンピュータ57は1!源ラインL!+に接続
されるとともに接地されており、バス57aに共通接続
されたROM57b、CPU57c、RAM57d、前
記入力インターフェース57e、タイマ回路57f及び
出力インターフェース57gからなる。ROM57bは
第5A図〜第5C図及び第6図に示すフローチャートに
対応したメインプログラム及びタイマ割り込みプログラ
ムを記憶している。CP U 57 cはイグニッショ
ンスイッチ52の開成時に前記メインプログラムを実行
するとともに、タイマ回路57fからの割り込み命令に
より前記メインプログラムに代えてタイマ割り込みプロ
グラムを割り込み実行する。RAM57dは前記各プロ
グラムの実行に必要な変数を一時的に記憶する。タイマ
回路57fは発振器を内蔵しており、所定の時間間隔、
例えば0.5ms毎に割り込み信号を出力する。出力イ
ンターフェース57gは外部回路に対して制御信号を出
力するもので、各フリーホイールハブ20A、20B内
の電動モータ41,41の回転を制御するためのスイッ
チング用トランジスタT r +、T r 2の各ベー
スに抵抗rs、  r6を介して接続されるとともに、
車室内の前面パネルに設けたハブランプ61及び四輪ラ
ンプ62の点灯を制御するためのスイッチング用トラン
ジスタTr3.Tr4の各ベースに抵抗r7.  r8
を介して接続されている。 トランジスタTr+、Tr2の各ベースと各エミッタ間
には抵抗r9.  r+9が接続されるとともに、同エ
ミッタはそれぞれ接地されている。また、各トランジス
タTry、Tr2のコレクタは、リレー回路63.64
を構成するコイル63a、64aの各一端にそれぞれ接
続されている。これらのコイル63 a、  64 a
には還流ダイオードDi2yDi3が並列接続されてお
り、同コイル63..a、64aの各他端は降圧回路6
5の出力に接続されている。降圧回路65はバッテリ5
1の電圧を電動モータ41.41を駆動するのに適した
電圧に降圧するもので、その入力は電源ラインL[]に
接続されている。リレー回路63.64は前記コイル6
3a、64aにより切り換え制御されるスイッチ63b
、64bを備えており、各スイッチ63b。 64bはコイル63a、64aの非通電時に図示状態に
あって電動モータ41,41の両端をそれぞれ接地する
とともに、コイル63 a、  64 aの通電時に電
動モータ41,41の両端に降圧回路65の出力電圧を
供給するようになっている。 トランジスタTr3.Tr4の各エミッタは共に接地さ
れており、 トランジスタT r 3のコレクタは抵抗
r++及びハブランプ61を介して電源ラインLeに接
続されている。また、 トランジスタT r aのコレ
クタは抵抗rl及び四輪ランプ62を介して電源ライン
L[lに接続されている 次に、上記のように構成した実施例の動作を、第5A図
〜第5B図及び第6図のフローチャー1・を参照しなが
ら説明する。 拡亙JjJ! イグニッションスイッチ52が閉成されると、バッテリ
51からの電源電圧がマイクロコンピュータ57に供給
され、CPU57 cは第5A図のステップ100にて
メインプログラムの実行を開始し、ステップ102にて
ハブ切り換えスイッチ55の操作状態を取り込んで該操
作状態を表すデータを新ハブスイッチ状態データHS 
W Nとして初期設定し、インターロックフラグILF
を○″に初期設定し、かつ通電時間制御カウント値CN
Tを「o」に初期設定する。かかる場合、前記状態デー
タHS W xは、ハブ切り換えスイッチ55の閉成状
態(フリーホイールハブ2OA、20Bの接続状態に対
応)にて”1”に設定され、かつ同スイッチ55の開成
状態(フリーホイールハブ20A、20Bの切断状態に
対応)にて”0”に設定される。また、インターロック
フラグILFは、ハブ切り換えスイッチ55が開成状態
から閉成状態へ切り換えられた場合におけるフリーホイ
ールハブ20A、20Bの切り換え制御状態を表すもの
で、′1”により同ハブ20A、20Bの切断状態から
接続状態への切り換え待機状態を表し、0”により該待
機状態でないことを表す。また、通電時間制御カウント
値CNTは電動モータ41゜41への通電時間を制御す
るものであり、初期に正の所定値Nに設定されるととも
に時間経過に従って「1」ずつ「0」まで減少するもの
である。 以下、イグニッションスイッチ52の閉成時におけるハ
ブ切り換えスイッチ55の状態に応じて、フリーホイー
ルハブ20A、2013>(M定制御される動作につり
で順次説明する。 まず、ハブ切り換えスイッチ55が開成されている場合
について説明すると、かかる場合、前記ステップ102
の処理により新ハブスイッチ状態データHS W Nは
”0″に設定されているので、ステップ104における
「No」との判定の基に、ステップ106にて通電時間
制御カウント値CNTが所定値Nに設定されるとともに
1.ステップ108にてモータ回転方向制御フラグMT
Fが”0”に設定される。なお、モータ回転方向制御フ
ラグMTFは同モータ41,41の回転方向を制御する
フラグであって、jjlltにより正転方向を表すとと
もに”Q 71により逆転方向を表すものである。 上記ステップ108の処理後、プログラムは第5B図の
ステップ120へ進められ、ステップ12oにて旧ハブ
スイッチ状態データHS W oが新ハブスイッチ状態
データHS W Nにより更新されるとともに、ステッ
プ122にて、前記ステップ102と同様な処理により
、新ハブスイッチ状態データHS W Nが再びハブ切
り換えスイッチ55の操作状態を表す値に設定され、ス
テップ124にてインターロックフラグILFが1jl
tjであるか否かが判定される。かかる場合、同フラグ
ILFは、前記ステップ102の処理により、○”に設
定されたままであるので、同ステップ124における「
NO」との判定の基に、ステップ126にて前記新旧ハ
ブスイッチ状態データH8WN、H8WOが一致してい
るか否かが判定される。しかし、この状態はイグニッシ
ョンスイッチ52の開成直後であって、ハブ切り換えス
イッチ55が切り換え操作されていることはないので、
前記両データH8WN、  HS W oは等しく、同
ステップ126にてrYEsJ と判定されて、プログ
ラムは第5C図のステップ156,158へ進められる
。 かかる場合、前述のように、通電時間制御カウント値C
NTは所定(fi Nに設定されているとともに、モー
タ回転方向制御フラグMTFはII OJ3に設定され
ているので、ステップ156,158にて共にrNOJ
と判定されて、ステップ160にて電動モータ41,4
1を逆回転制御するための1IIl#データが出力イン
ターフェース57gへ出力される。出力インターフェー
ス57gは、前記制御データに基づき、 トランジスタ
T r 1のベースをローレベルに保つとともに、 ト
ランジスタT r 2のベースをハイレベルに保つ。こ
れにより、トランジスタT r +はオフしてコイル6
3aが通電制御されないので、スイッチ63bは第4図
の状態に保たれるとともに、 トランジスタTr2はオ
ンしてコイル64aが通電制御されるので、スイッチ6
4bは第4図の状態から切り換えられて、電動モータ4
1,41には図示矢印方向と反対方向に駆動電流が流れ
る。 このとき、フリーホイールハブ2OA、20Bが第3図
の状態すなわち切断状態にあれば、前記駆動電流が電動
モータ41,41に流れても、同モータ41.41は回
転しない。一方、ハブ切り換えスイッチ55が開成状態
にあるにもがかわらず、フリーホイールハブ2OA、2
0Bが接続状態にあれば、前記駆動電流が電動モータ4
1,41に流れると、同モータ41.41は逆転し始め
る。この電動モータ41,41の回転によりカムロータ
44が回転し、同ロータ44がカムフォロア46をスプ
リング48に抗して図示右方向へ変位させるので、引張
りスプリング47がアウタクラッチ45を図示右方向へ
引っ張り、アウタクラッチ45も図示右方向へ変位して
最終的には図示位置にて静止する。これにより、アウタ
クラッチ45とインナクラッチ38の噛み合い状態が解
除され、フリーホイールハブ20A、20Bは切断状態
に切り換えられる。 再び、第5C図の説明に戻ると、前記ステップ160の
処理後、プログラムはステップ166以降へ進められ、
通電時間制御カウント値CNTが「0」になるまで、C
P U 57 cは第5B図及び第5C図の循環処理を
実行し続ける。この通電時間制御カウント値CNTは、
タイマ割り込みプログラムの実行により、 「1」ずつ
減少制御される。 すなわち、前記循環処理中、タイマ回路57fが所定時
間毎に割り込み信号を発生すると、CPU57cは該発
生毎に前記循環処理中のメインプログラムの実行を中衛
するとともに、第6図のステップ200にてタイマ割り
込みプログラムを実行して、ステップ202〜206の
処理により通電時間制御カウント値CNTを「1」ずつ
「○」まで減少させて、前記中衛したメインプログラム
の実行に戻る。 このようにして、通電時間制御カウント値CNTが「O
」に達すると、前記ステップ156にてrYEsJと判
定されて、ステップ164にて電動モータ41,41を
停止させるための$1 mデータが出力インターフェー
ス57gへ出力される。 出力インターフェース57gは、前記制御デ゛−タに基
づき、 トランジスタTt+、Tr2の両ベースをロー
レベルに設定維持する。これにより、 トランジスタT
rot  Tr2は共にオフしてコイル63a、64a
が通電制御されなくなるので、スイッチ63b、64b
は共に第4図の状態に維持され。 電動モータ41,41への通電が解除される。 また、前記ステップ160,164の処理後においては
、ステップ166.168の判定処理が実行される。か
かる場合、インターロックフラグILF及び新ハブスイ
ッチ状態データHS W Nは前述のように共にIt 
017に設定されているので、同ステップ166.16
8にて共にrNOJと判定されて、ステップ170,1
72にてハブランプ61及び四輪ランプ62を消灯制御
するための各制御データがそれぞれ出力インターフェー
ス57gへ出力される。出力インターフェース57gは
、各制御データに基づき、 トランジスタTr3.Tr
4の各ベースをローレベルに設定する。これにより、両
トランジスタTr:+、Traはそれぞれオフし、両ラ
ンプ61.62は共に消灯状態に維持される。 その結果、運転者はフリーホイールハブ2 OA。 20Bが切断状態にあるとともに、当該車両が四輪駆動
状態にないことを視覚的に認識できる。 一方、イグニッションスイッチ52の開成時にハブ切り
換えスイッチ55が閉成状態にあると、第5A図のステ
ップ104にてrYEs」すなわち新ハブスイッチ状態
データHS W Nがl#11jであるとの判定の基に
、ステップ110にて当該車両の車速Vが所定の極低車
速、例えば8km/h以上であるか否かが判定されると
ともに、ステップ112にてトランスファ検出スイッチ
54が開成状態にあるか否かが判定される。なお、かか
る場合、車速Vは車速センサ56から取り込まれた検出
信号に基づいて計算される。 今、当該車両がほぼ停止状態にあって車速Vが8 k 
rn / h未満であるか、またはトランスファ11が
接続状態にあってトランスファ検出スイッチ54が開成
状態にあれば、前記ステップ110゜112のいずれか
にてrNOJ と判定されて、ステップ114にて通電
時間11J御カウント(11CN Tが所定値Nに設定
されるとともに、ステップ116にてモータ回転方向制
御フラグMTFが71111に設定されて、プログラム
は第5B図のステップ120〜126へ進められる。そ
して、かかる場合も、前記場合と同様の理由により、前
記ステップ120〜126の処理を経て、プログラムは
第5C図のステップ156,158に進められる。 かかる場合、前述のように、通電時間制御カウント値C
NTは所定値Nに設定されているとともに、モータ回転
方向!g御フラグMTFは1′1′1に設定されている
ので、ステップ156,158にてそれぞれrNcN、
  rYEs」と判定されて、ステップ162にて電動
モータ41,41を正方向に回転制御するための制御デ
ータが出力インターフェース57gへ出力される。出力
インターフェース57gは、前記制御データに基づき、
 トランジスタT r +のベースをハイレベルに保つ
とともに、 トランジスタT r 2のベースをローレ
ベルに保つ。これにより、 トランジスタT r +は
オンしてコイル63aが通電制御されるので、スイッチ
63bは第4図の状態から切り換えられるとともに、ト
ランジスタT r 2はオフしてコイル64aが通電制
御されないので、スイッチ64bは第4図の状態に保た
れて、電動モータ41,41には図示矢印方向の駆動電
流が流れる。 このとき、フリーホイールハブ2OA、20Bが接続状
態にあれば、前記駆動電流が電動モータ41.41に流
れても、同モータ41.41は回転しない。一方、ハブ
切り換えスイッチ55が開成状態にあるにもかかわらず
、フリーホイールハブ2OA、20Bが第3図の状態す
なわち切断状態にあれば、前記駆動電流が電動モータ4
1,41に流れると、同モータ41,41は正転し始め
る。この電動モータ41,41の回転によりカムロータ
44が回転し、カムフォロア46が圧縮スプリング48
とカムロータ44との作用により図示左方向へ変位する
ので、アウタクラッチ45が図示左方向へ押されて、同
クラッチ45とインナクラッチ38が噛み合う。その結
果、フリーホイールハブ2OA、20Bは接続状態に切
り換えられる。 再び、第5C図の説明に戻ると、前記ステップ162の
処理後、前述の場合と同様に、通電時間時間制御カウン
ト値CNTが「0」になるまで、CP U 57 cは
第5B図及び第5C図の循環処理を実行し続ける。そし
て、通電時間!111#カウント値CNTが「○」に達
すると、前記ステップ156にてrYEsJと判定され
て、ステップ164の前記と同様の処理により、電動モ
ータ41,41への通電が解除される。なお、通電時間
制御カラント値CNTの初期値としての所定値Nは、電
動モータ41,41による前記フリーホイールハブ20
A、  20Bの切り換えに必要な時間を考慮して定め
られている。 また、かかる場合も、前記ステップ162,164の処
理後においては、ステップ166.168の判定処理が
実行される。かかる場合、インターロックフラグILF
及び新ハブスイッチ状態データHS W Nは、前述の
ように、それぞれIT OlT1111)に設定されて
いるので、同ステップ166゜168にてそれぞれ「N
O4,rYESJと判定されて、ステップ174にてハ
ブランプ61を点灯制御するための制御データが出力イ
ンターフェース57gに出力される。出力インターフェ
ース57gは、該制御データに基づき、 トランジスタ
T r 3のベースをハイレベルに設定する。これによ
り、 トランジスタT r 3はオンし、前記ランプ6
1は点灯状態に維持される。次に、ステップ176にて
、前記ステップ112の処理と同様にしてトランスファ
検出スイッチ54が開成状態にあるか否かが判定され、
同スイッチ54が開成状態にあれば、同ステップ176
におけるrYEsJとの判定の基に、前記ステップ17
2の処理が実行されて、四輪ランプ62は消灯制御され
る。また、トランスファ検出スイッチ54が閉成状態に
あって、前記ステップ176にて「N○」と判定される
と、ステップ178にて四輪ランプ62を点灯制御する
ための制御データが出力インターフェース57gに出力
される。出力インターフェース57gは、該制御データ
に基づき、 トランジスタTr4のベースをハイレベル
に設定する。これにより、トランジスタT r aはオ
ンし、前記ランプ62は点灯状態に維持される。その結
果、運転者はフリーホイールハブ20A、20Bが接続
状態にあるとともに、当該車両が四輪駆動状態又は二輪
駆動状態にあることを視覚的に認識できる。 さらに、前記イグニッションスイッチ52の開成時にハ
ブ切り換えスイッチ55が閉成状態にあっても、車速V
が8 k m / h以上であり、かつトランスファ1
1が切断状態にあってトランスファ検出スイッチ54が
開成状態にあれば、前記両ステップ110,112にて
共にrYESJと判定されて、ステップ118にてイン
ターロックフラグILFが1′″に設定される。なお、
イグニッションスイッチ52の投入直後に、前記のよう
なステップ110,112の判定処理を行うのは、当該
車両の走行中にイグニッションスイッチ52を入り切り
した場合のことを想定しているためである。すなわち、
かかる場合には、フリーホイールハブ20A、20Bの
トランスファ11 側力回転停止しているにもかかわら
ず、同ハブ20A。 20Bの車輪FW、FW側が回転していることがあり、
このようにフリーホイールハブ2OA、20Bの入力側
と出力側との間に大きな回転数差がある状態で、同ハブ
2OA、20Bを切断状態から接続状態へ切り換えるこ
とを避けるためである。 かかるステップ118の処理後、プログラムは第5B図
のステップ120へ進められ、前述したステップ120
,122の処理後、ステップ124にてインターロック
フラグILFが111jlであるか否かが判定される。 かかる場合、インターロックフラグILFはTtllj
に設定されているので、同ステップ124にてrYES
Jと判定されて、プログラムはステップ144〜148
の判定処理に進められる。かかるステップ144〜14
8の判定処理は前記ステップ104..11−0,11
2の判定処理と同じであり、また、かかる場合も、イグ
ニッションスイッチ52の開成直後であるので、ステッ
プ144〜148の判定結果は前記ステップ104,1
10,112の判定結果と同じになり、すなわちステッ
プ144〜148のいずれにおいてもrYEsJと判定
されて、プログラムは第5C図のステップ156へ進め
られる。 かかる場合、通電時間制御カウント値CNTは前記ステ
ップ102の処理により設定されたrOJに維持されて
いるので、ステップ156におけるrYEsJとの判定
の基に、ステップ164の処理により、電動モータ41
.41の通電は前述した場合と同様にして解除状態に維
持される。このステップ164の処理後、ステップ16
6にて「YESJすなわちインターロックフラグILF
は1″であると判定され、ステップ180にてハブラン
プ61を点滅制御するための制御データが出力インター
フェース57gに出力されるとともに、ステップ182
にて四輪ランプ62を消灯制御するための制御データが
出力インターフェース57gに出力される。出力インタ
ーフェース57gは、前記各制御データに基づき、 ト
ランジスタT r 3のベースにハイレベルとローレベ
ルとが交互に切り替わるパルス列信号を供給するととも
に、トランジスタT r aのベースをローレベルに設
定する。これにより、 トランジスタTr3は交互にオ
ン・オフを繰り返して、前記ランプ61は点滅する。 また、 トランジスタT r aはオフし、前記ランプ
62は消灯状態に維持される。その結果、運転者はフリ
ーホイールハブ20A、20Bの切断から接続状態への
切り換えが待機状態にあるとともに、当該車両が四輪駆
動状態にないことを視覚的に認識できる。なお、かかる
′N!機状態におけるフリーホイールハブ2OA、20
Bの切り換えについては、 後述する。 以上のような説明からも理解できるとおり、イグニッシ
ョンスイッチ52の開成直後には、ハブ切り換えスイッ
チ55の状態が検出ぎわ、該検出状態に応じて電動モー
タ41,41が通電制御されて、フリーホイールハブ2
0A、20Bの接続及び明所状態が制御されるようにし
たので、イグニッションスイッチ52の閉成前に誤って
ハブ切り換えスイッチ55を操作してしまっても、車両
の定常走行時には前記ハブ20A、20Bの状態と前記
操作スイッチ55の状態が不一致となることはない。ま
た、かかる制御においては、イグニッションスイッチ5
2の開成直後に、必ず電動モータ41,41に対する通
電制御を行うようにして(フリーホイールハブ2OA、
20Bの切り換え待機状態を除く)、前記不一致を避け
るようにしたので、フリーホイールハブ20A、20B
内に同ハブ20A、20Bの状態を検出する検出するス
イッチを設ける必要がなくなり、同ハブ2゜A、20B
の構成を簡素化できる。 定J」I奔 次に、前記初期制御後における定常時のフリーホイール
ハブ20A、20Bの切り換え制御について詳硼に説明
するが、かかる場合、CPU57Cは第5B図及び第5
C図の循環処理を繰り返し実行するとともに、前述した
第6図のタイマ割り込みプログラムを所定時間毎に割り
込み実行する。 そして、前記循環処理においては、フリーホイールハブ
2OA、20Bが切り換え待機状態になく、かつハブ切
り換えスイッチ55が切り換え操作されなければ、ステ
ップ124にて「NO」すなわちインターロックフラグ
ILFが”1”でないと判定されるとともに、ステップ
126にてrYES」すなわち新旧ハブスイッチ状態デ
ータH8WN、H8WOが等しいと判定され、ステップ
126の処理後、プログラムはステップ156に進めら
れる。また、かかる場合、通電時間制御カウント(t[
CN Tも「0」に設定されているので、ステップ15
6にて「NO」と判定されるとともに、ステップ166
にて「NO」すなわちインターロックフラグILFが1
nでないと判定され、前記循環処理として、通常、ステ
ップ120〜126゜156.164〜178の処理が
繰り返し実行される。 一方、かかるフリーホイールハブ20A、20Bの幣制
御とは別に、 トランスファ11の切り換え制御も並行
して行われている。すなわち、 トランスファ切り換え
スイッチ53が接続状態又は切断状態に切り換え操作さ
れると、トランスファ切り換え制御回路50Aは前記操
作スイッチ53の切り換え操作に応じてトランスファ1
1内のアクチュエータを駆動制御して、同アクチュエー
タがトランスミッション13からフロントプロペラシャ
フト17への動力の伝達及び非伝達を切り換え制御する
。かかるトランスファ11の切り換え制御にあっては、
同トランスファ11内のクラッチ機構に設けた同期噛み
合い装置が作用するので、 トランスミッション13の
出力軸とフロントプロペラシャフト17との間に回転数
差があっても、スムーズに切り換えが行われる。また、
前記切り換えは、 トランスファ検出スイッチ54によ
り検出され、確実になされる。 かかる定常制御時において、フリーホイールハブ2OA
、20Bが接続状態にあるとき、すなわちハブ切り換え
スイッチ55が開成状態にあるとき、同スイッチ55が
開成状態に切り換えられたとすると、ステップ120,
122の処理により、旧ハブスイッチ状態データHS 
W oはII I IIに維持されるが、新ハブスイッ
チ状態データHSWNは1′0″に設定されるので、ス
テップ126にて「NO」と判定されるとともに、ステ
ップ128にて「NOJと判定され、ステップ130,
132にて通電時間i制御カウント値CNTが所定(l
I!Nに設定されるとともに、モータ回転方向、制御フ
ラグMTFがjjotjに設定されて、プログラムはス
テップ156,158へ進められる。そして、前記初期
$IIl#の場合と同様に、ステップ156,158に
おけるそれぞれrNOJとの判定の基に、前記カウント
値CNTが「0」になるまで、ステップ160の処理に
より電動モータ41,41が逆転制御されて、フリーホ
イールハブ20A、20Bは接続状態から切断状態に切
り換え制御される。 また、かかる制御中、タイマ割り込みプログラム(第6
図)の実行により、通電時間制御カウント値CNTが「
0」になると、ステップ156におけるrYESJとの
判定の基に、ステップ164により電動モータ41,4
1が停止Illされる。 前記ステップ160,164の処理後、ステップ166
〜182からなるランプ制御ルーチンの処理が実行され
て、ハブランプ61及び四輪ランプ62の状態が制御さ
れるが、かかる場合には、前記のようにインターロック
フラグILF及び新ハブスイッチ状態データHS W 
Nは共にjjotjに設定されているので、前記初期s
’nの場合と同様に、ステップ170,172の処理に
より、前記両ランプ61.62は共に消灯制御される。 また、前記定常制御時において、フリーホイールハブ2
0 A、 、 20 Bが切断状態にあるとき、すなわ
ちハブ切り換えスイッチ55が開成状態にあるとき、同
スイッチ55が開成状態に切り換えられたとすると、ス
テップ120,122の処理により、旧ハブスイッチ状
態データHS W oは110 Itに維持されるが、
新ハブスイッチ状態データH8WNは”1″に設定され
るので、ステップ126゜128にてそれぞれ「NO」
、 rYEsJと判定され、ステップ134,136に
て、前記ステップ110,112の処理と同様に、車速
Vが8km/h以上であるか否か、およびトランスファ
検出スイッチ54が開成状態にあるか否かが判定される
。 今、車速Vが8 k m / h未満であるか、または
トランスファ検出スイッチ54が閉成状態にあれば、ス
テップ134,136のいずれかにて「NO」と判定さ
れ、ステップ138,140にて通電時間制御カウント
値CNTが所定値Nに設定されるとともに、モータ回転
方向制御フラグMTFが”1”に設定されて、プログラ
ムはステップ156.158へ進められる。そして、前
記初期制御の場合と同様に、ステップ156,158に
おけるそれぞれ「NO」、 rYEsjとの判定の基に
、前記カウント値CNTが「0」になるまで、ステップ
160の処理により電動モータ41,41が正転制御さ
れて、フリーホイールハブ20 A。 20Bは切断状態から接続状態に切り換え制御される。 また、かかる制御中、タイマ割り込みプログラム(第6
図)の実行により、通電時間制御カウント値CNTが「
O」になると、ステップ156におけるrYEsJ と
の判定の基に、ステップ164の処理により電動モータ
41,41が停止制御される。このように、車速Vが8
km/h末溝であるか、またはトランスファ検出スイッ
チ54が開成状態にある場合に、フリーホイールハブ2
0A、20Bの切断状態から接続状態への切り換えを許
容する理由は、この場合におけるフロントアルスルシャ
フト19a、19bと前輪FW。 FWとの回転数差は小さくて、前記切り換えによりギヤ
鳴りが発生したり、フリーホイールハブ20A、20B
が破損することがないからである。 前記ステップ162,164の処理後、ステップ166
〜182からなるランプ制御ルーチンの処理が実行され
て、ハブランプ61及び四輪ランプ62の状態が制御さ
れるが、かかる場合には、前記のようにインターロック
フラグILF及び新ハブスイッチ状態データHS W 
Nはそれぞれ”0″1jlljに設定されているので、
前記初期制御の場合と同様に、ステップ174の処理に
より、ハブランプ61は点灯制御される。また、四輪ラ
ンプ62は、ステップ172,176.178の処理に
より、 トランスファ検出スイッチ54が開成状態にあ
れば消灯制御され、同スイッチ54が閉成状態にあれば
点灯制御される。 また、前記ステップ134,136の判定時に、車速V
が8 k m / h以上であり、かつトランスファ検
出スイッチ54が開成状態にあると、同ステップ134
,136にて共にrYESJ と判定されて、ステップ
142にてインターロックフラグILFが”1”に設定
された後、プログラムはステップ156へ進められる。 かかる場合、通電時間制御カウント値CNTは「0」に
設定されたままであるので、ステップ156におけるr
YESJとの判定の基に、ステップ164の処理により
電動モータ41,41が停止制御され続けて、フリーホ
イールハブ20A、20Bは切断状態に維持され続ける
。このように、車速Vが8 k m、 / h以上であ
り、かつトランスファ検出スイッチ54が開成状態にあ
る場合に、すなわちフロントアルスルシャフト19a、
19bと前111FW、FWとの回転数差が大きい場合
に、フリーホイールハブ20A、20Bの切断状態から
接続状態への切り換えを禁止することにより、前記切り
換えによるギヤ鳴りを防止し、またフリーホイールハブ
2 OA。 20Bの破損を防止することができる。 前記ステップ164の処理後、ステップ166〜182
からなるランプ制御ルーチンの処理が実行されて、ハブ
ランプ61及び四輪ランプ62の状態が制御されるが、
かかる場合には、前記のようにインターロックフラグI
LFが71117に設定されているので、前記初期制御
の場合と同様に、ステップ180,182の処理により
、ハブランプ61は点滅制御されるとともに、四輪ラン
プ62は消灯制御される。 かかるランプ制御ルーチンの実行後、プログラムはステ
ップ120へ戻されるとともに、ステップ120,12
2の処理を経て、ステップ124にてインターロックフ
ラグILFが”1”であるか否かが判定される。かかる
場合、前記のように、インターロックフラグILFは”
1″に設定されているので、ステップ124にてrYE
sJと判定されて、ステップ144にて新ハブスイッチ
状態データHS W NがIPlltであるか否かが判
定される。今、ハブ切り換えスイッチ55が閉成状態へ
切り換えられたままに維持されていれば、前記データH
S W Nは”1”に保たれているので、同ステップ1
44におけるrYEsJとの判定の基に、ステップ14
6,148にて前記ステップ134゜136と同様な車
速V及びトランスファ検出スイッチ54に関する条件が
判定される。 かかる場合、前記と同様に、車速Vが8km/h以上で
あり、かつトランスファ検出スイッチ54が開成状態に
あれば、ステップ146,148にて共にrYEsJと
判定され、前述の場合と同様に、ステップ156,16
4,166.180゜182の処理が実行される。そし
て、以降、この条件が続く限り、ステップ120〜12
4,144〜148,156,164,166.180
゜182からなる循環処理が実行され続ける。 一方、かかる状態で、車速Vが8km/h未満になり、
またはトランスファ切り換えスイッチ53の操作により
トランスファ11が接続状態に切り換えられて、トラン
スファ検出スイッチ54が閉成された場合には、すなわ
ちフロントアルスルシャフト19 a、  19 bと
前輪FW、FWとの回転数差が小さくなった場合には、
ステップ146゜148のいずれかにてrNOJと判定
され、ステップ150にて通電時間制御カウント値CN
Tが所定値Nに設定され、ステップ152にてモータ回
転方向制御フラグMTFが”1″に設定され、かつステ
ップ154にてインターロックフラグ■LFがjTol
jに設定された後、プログラムはステップ1!56,1
58へ進められる。その結果、前記場合と同様に、前記
カウント値CNTがrOJになるまで、ステップ156
,158,162゜164の処理により、電動モータ4
1.41が所定時間正転制御されて、フリーホイール)
Sブ20A、20Bは切断状態から接続状態に切り換え
制御される。また、かかる場合、前述した場合と同様な
ステップ168,172〜178の処理により、ハブラ
ンプ61は点灯制御されるとともに、四輪ランプ62は
トランスファ検出スイッチ54の状態に応じて点灯又は
消灯消灯制御される。なお、かかるインターロックフラ
グILFが17141である場合のフリーホイールハブ
20A、20Bの切り換え制御に関しては、上記初期制
御の場合も同じである。 このように、フロントアルスルシャフト19a。 19bと前輪FW、FWとの回転数差が大きい状態で、
ハブ切り換えスイッチ55が開成状態から開成状態に切
り換えられた場合には、インターロックフラグILFを
11”に設定するとともに、前記回転数差が小さくなっ
た状態で、自動的にフリーホイールハブ20A、20B
を切断状態から接続状態へ切り換えるようにしたので、
運転者は切り換え操作スイッチ55を一度操作すれば、
再び操作する必要がなくなり、運転者の煩わしさが解消
される。また、かかるフリーホイールハブ20A、20
Bの切り換えは、前記回転数差に関する条件の基に行わ
れるので、該切り換え時にギヤ鳴りが生じたり、同ハブ
2OA、20Bが破損したりすることもない。 なお、かかるフリーホイールハブ20A、20Bの切断
状態から接続状態への切り換えがなされた状態では、前
記ステップ154の処理により。 インターロックフラグILFがIP Orlに設定変更
されるので、ステップ124にて「NO」と判定され、
以降においては、前述ステップ126以降の処理が実行
されるようになる。 また、インターロックフラグILFが”1″に設定され
ている状態においても、ハブ切り換えスイッチ55が開
成状態から開成状態へ切り換えられた場合には、ステッ
プ144における「NO」との判定の基に、ステップ1
54にて同フラグ■LFが”0”に変更されるので、上
記のようなフリーホイールハブ2OA、20Bの切り換
え待ちの状態が解除され、前記定常制御状態に復帰する
。 なお、上記実施例においては、フリーホイールハブ20
A、20Bを切断状態から接続状態に切ノ換える場合も
、同ハブ20A、20Bを接続状態から切断状態へ切り
換える場合も、電動モータ41.41に通電する時間は
一定に設定させるようにしたが、前記ハブ20A、20
Bの切り換え方向の負荷が異なる場合には、電動モータ
41゜41への前記通電時間を前記切り換え方向に応じ
て異ならせるようにするとよい。また、バッテリ51の
電圧が低下した場合には、電動モータ41゜41の通電
時間を長くすることにより、フリーホイールハブの切り
換えが確実になされるようにするとよい。かかる場合、
フリーホイールハブ20A、20Bの切り換え方向又は
バッテリ51の電圧に応じて、ステップ106,114
,130゜138.150にて設定される所定値Nの値
を変更するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は上記特許請求の範囲に記載した本発明の構成に
対応するクレーム対応図、第2図は本発明の適用された
四輪駆動車の全体概略図、第3図は第2図のフリーホイ
ールハブの断面図、第4図は第2図のハブ切り換え制御
回路に関する電気回路図、第5A図〜第5C図及び第6
図は第4図のマイクロコンピュータにて実行されるプロ
グラムに対応したフローチャートである。 符  号  の  説  明 FW、FW・・・前輪、RW、RW・・・後輪、11・
・・トランスファ、12・ ・エンジン、20A、20
B・・・フリーホイールハブ、38・インナクラッチ、
41・・・電動モータ、43 a、  43 b・ ・
減速ギヤ、44・・・カムロータ、45・・・アウタク
ラッチ、46・カムフォロア、50A・・・トランスフ
ァ切り換え制御回路、50B・  ・ハブ切り換え制御
回路、51・  ・バッテリ、52・・・イグニッショ
ンスイッチ、53・・・トランスファ切り換えスイッチ
、54・・・トランスファ検出スイッチ、 55・・・
ハブ切り換えスイッチ、56・ ・車速センサ、57・
・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンから伝達される動力を前後輪の一方側へ常時伝
    達するとともに他方側への動力伝達を断続可能なトラン
    スファと、前記トランスファと前記他方側の車輪との間
    に設けられて前記トランスファと前記他方側の車輪との
    動力伝達を断続可能なクラッチとを有する四輪駆動車に
    適用され、前記クラッチの切断状態又は接続状態を選択
    する操作スイッチと、前記クラッチを切断状態又は接続
    状態に切り換えるアクチュエータと、 前記操作スイッチが操作されたとき同操作スイッチの操
    作状態に応じて前記アクチュエータを駆動制御して前記
    クラッチを切断状態又は接続状態に切り換え制御する切
    り換え制御手段と、 前記操作スイッチが前記クラッチを接続する側へ切り換
    え操作されたとき前記クラッチの入力側と出力側との回
    転数差が小さいことを条件に前記切り換え制御手段によ
    る前記アクチュエータの駆動制御を許容するとともに前
    記条件を満足しないとき同切り換え制御手段による同ア
    クチュエータの駆動制御を禁止する条件判定手段と、 前記条件判定手段により前記アクチュエータの駆動制御
    が禁止されたとき前記回転数差に関する条件成立まで待
    って前記切り換え制御手段による前記アクチュエータの
    駆動制御を許容する時間待ち手段と を備えたことを特徴とする四輪駆動車のクラッチ制御装
    置。
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