JPH03125095A - 雌継手部分及びそれを用いた継手 - Google Patents

雌継手部分及びそれを用いた継手

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JPH03125095A
JPH03125095A JP1257640A JP25764089A JPH03125095A JP H03125095 A JPH03125095 A JP H03125095A JP 1257640 A JP1257640 A JP 1257640A JP 25764089 A JP25764089 A JP 25764089A JP H03125095 A JPH03125095 A JP H03125095A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動工具交換装置に用いるのに適した雌継
手部分と、当該雌継手部分を備えた継手に関するもので
ある。しかし、この発明の適用範囲は、自動工具交換装
置に限られるものではない。
〔従来の技術〕
近年、1台のロボットに多種類の作業を行わせるため、
ロボット・アームの手首から先の部分を交換してロボッ
ト・アームに各種の工具を取り付けできるようにする自
動工具交換装置が使用されてきている。この自動工具交
換装置は、ロボット側ユニットに各種工具を取り付けた
複数の工具側ユニットを遠隔操作で着脱するようにした
ものであり、工具側ユニットに取り付けた工具を駆動あ
るいは制御するため、両ユニットには電流、油圧、空気
圧等を供給するためのラインを接続する電気コネクタな
いし流体用継手が設けられるのが通常である。
ところで、スポット溶接用ロボットに使用する自動工具
交換装置では、溶接用ガンに冷却水を供給する必要があ
るため、各ユニットに溶接電流用の電気コネクタと共に
冷却水用の継手が設けられている。この種継手は、通常
の継手と同様にカプラとニップルから構成されるが、カ
ブラ(雌側)とニップル(雄側)の接続時は勿論、両者
が分離している時及び接続・分離作業中にも、カブラ及
びニップル内の冷却水が外部に漏れないようにする必要
がある。これは、漏れた水により当該継手に隣接して設
けられた溶接電流用の電極が濡れると、漏電・短絡の危
険性があるからである。このため、カブラ及びニップル
の双方にバルブが内蔵され、両者が完全に接続された状
態になってから両者内の流路が連通ずるようにしている
従来のこの種継手の例を第5図及び第6図に示す。
第5図の手では、ロボット側ユニットに取り付けられる
カプラ(101)  (雌継手部分)は、カプラ本体(
102)の内部に、円筒状のビントル(103)と、当
該ビントル(103)の外側に長軸方向に移動可能に設
けた略円環状の弁体(104)と、当該弁体く104)
を挿入口(106)方向に付勢する圧縮バネ(105)
を設けている。第5図(a)に示すように、ニップル(
110)の接続前は、弁体(104)はカプラ本体(1
02)の内壁の突出部に当接して停止している。
この状態では、カプラ本体(102)の内壁に設けた0
リング(107)が弁体(104)の外面に密接し、同
時に弁体(104)の内壁に設けた0リング(109)
がビントル(103)の外面に密接して、カプラ本体(
102)内の流体の漏れを防止している。ビントル(1
03)の内部と外部は、透孔(109)を介して連通し
ている。
工具側ユニットに取り付けられるニップル(110)(
雄継手部分)は、ニップル本体(111)の内部に、弁
棒(113)の先端に固定され且つ長軸方向に移動可能
に設けられた弁体(112)と、当該弁体(112)を
開口(114)方向に向かつて付勢する圧縮バネ(11
5)と、前記弁棒(113)を支持する支持体(116
)を設けている。第5図(a)に示す状態では、弁体(
112)は、その側面に固定したOリング(117)を
ニップル本体(111)の内壁に当接して停止しており
、これによって開口(114)からの流体の漏れを防止
している。尚、(118)は支持体(116)を保持す
るための止め輪である。
カプラ(101)とニップル(110)を接続すると、
ニップル本体(111)の先端部がカプラ本体(102
)の周壁とビントル(103)の間に挿入され、弁体(
104)を押圧する。それと同時に、カプラ(101)
のビントル(103)がニップル(110)の弁体(1
12)を押圧する。こうして、各0リング(107) 
(108) (117)が当接していた壁面から離れ、
第5図(b)に示すように両者の流路が連結される。こ
のとき、カブラ(101)の0リング(107)がニッ
プル本体(111)の外面に密接するので、外部への流
体の漏れが防止される。
第6図の継手では、ニップル(110)は第5図のもの
とまったく同じ構成であり、カプラ(101)のビント
ル(103)と弁体(104)の構成が少し異なるのみ
である。すなわち、この継手のカプラ(101)は、ビ
ントル(103)の外壁にもう一つの0リング(119
)を設けており、弁体(104)とビントル(103)
の間を透孔(109)の両側でシールするようにしてい
る。このため、冷却水が圧縮バネ(105)に直接触れ
ることがない。カプラ(101)とニップル(110)
を接続する際の弁体(104) (112)の移動状況
は、第5図のものとまったく同じである。
〔発明が解決しようとする課題] 前記従来の継手では、接続時にカプラ(101)に設け
たOリング(107) (108) (119)が摺動
するのを避けられないため、0リングが早期に摩滅して
水漏れが発生するという問題がある。すなわち、カプラ
(101)とニップル(110)が接続・分離される度
に、0リング(107)は弁体(104)またはニップ
ル本体(111)と摺動し、0リング(10B)はビン
トル(103) と摺動し、0リング(119)は弁体
(104)とそれぞれ摺動して摩滅するのである。
これらのOリング(107) (10B) (119)
が早期に摩滅する原因としては、次のものが考えられる
第1に、スポット溶接作業ではワークの形状に応じて各
種の溶接用ガンを頻繁に持ち替える必要があるため、カ
プラ(101)とニップル(110)の接続・分離の回
数が非常に多いこと、第2に、0リングには当初、グリ
ース等の潤滑剤が塗布されているが、摺動回数が多いた
め接続・分離を繰り返しているうちに潤滑剤が短時間で
なくなること、第3に、使用する流体が水であるため、
油について使用する場合のような自然の潤滑効果がまっ
たくないこと、等である。
そこで、0リングの交換を頻繁に行うことが必要になる
が、前記従来の管継手では、Oリングが管継手内部の奥
深くに設けられているため、ニップル(110)をカプ
ラ(101)から分離するだけでは交換できず、カプラ
(101)をロボットより取り外して交換する必要があ
る。この作業は、それ自体極めて面倒で時間のかかる作
業であり、しかもロボットに取り付けた後にロボットの
ティーチングをやり直さなければならないため、ロボッ
トの停止時間が非常に長いものとなってしまう。
溶接ロボットは、自動車の生産ラインに使用される場合
が多いので、0リング交換作業の度に生産ラインを長時
間停止させることは許されず、従って、交換の頻度が少
なくかつ交換作業も迅速に行える継手が要望されるとこ
ろである。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、接続・分離を頻繁に繰り
返してもOリング等のシール材の摩滅がほとんどなく優
れた耐久性を有し、しがも、シール材が摩滅した場合に
は、ロボットに取り付けたままでシール材の交換作業を
簡単かつ迅速に行うことができる、自動工具交換装置用
の雌継手部分及びそれを用いた継手を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、この発明は次のような技術的
手段を講じている。
この発明の雌継手部分は、 一端に前記雄継手部分の挿入口を有する筒状の本体と、 前記本体の内部に固定された弁体受けと、前記本体の内
部で前記本体と弁体受けの間に設けられた、長軸方向に
移動可能な弁体と、前記弁体を前記挿入口に向かつて付
勢するバネと、 前記弁体と前記本体との間をシールする第1のシール材
と、 前記弁体と前記弁体受けとの間をシールする第2のシー
ル材と、 前記本体゛と当該本体内に挿入される雄継手部分との間
をシールする第3のシール材とを備えて成り、 前記第1のシール材は前記弁体と本体の間で押圧され、
また前記第2のシール材は前記弁体と弁体受けの間で押
圧されてシールするように構成され、 前記第3のシール材は、前記第1及び第2のシール材よ
りも前記挿入口に近い側で、前記本体の内壁に取り外し
可能に取り付けられていることを特徴とするものである
また、この発明の継手は、前述した雌継手部分と、当該
雌継手部分と接続される雄継手部分とから構成される継
手であり、 前記雄継手部分は、一端に前記雌継手部分の弁体受けが
挿入可能な開口を有する筒状の本体と、前記雄継手部分
の本体の内部で長軸方向に移動可能に設けられた、前記
開口を開閉する弁体と、前記弁体を前記開口に向かつて
付勢するバネとを備えて成り、 前記挿入口より、前記雄継手部分の本体を前記雌継手部
分の本体内に挿入した際に、前記雌継手部分の弁体が前
記雄継手部分の本体によって移動され、他方、前記雄継
手部分の弁体が前記弁体受けによって移動されるように
構成されていることを特徴とするものである。
(作用〕 以上のように構成したので、雌継手部分の第1及び第2
のシール材は、いずれも、弁体と本体あるいは弁体と弁
体受けの間で押圧されてシールされ、雄継手部分との接
続及び分離動作中にもシール材との接触面とは摺動しな
い。従って、両シール材が接続・分離動作によって摩滅
する恐れはほとんどなくなり、たとえシール材に潤滑剤
が欠如していても容易には摩滅しない。
また、雄継手部分との間をシールする第3のシール材は
、弁体とのシールに使用されず雄継手部分との間のシー
ル専用とされ、接続・分離時に雄継手部分と摺動するの
みであるため、摩滅し難くなっている。
従って、第1ないし第3のシール材は、いずれも摩滅し
難いので、優れた耐久性を持つ。
第3のシール材は、他の2のシール材に比べて摩滅しや
すいが、第3のシール材は本体の挿入口の近傍に取り付
けであるので、たとえ摩滅しても、雄継手部分を挿入口
から抜くだけで挿入口から指を入れて取り外し及び取り
付けができる。従って、第3のシール材は極めて簡単に
交換することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照しながら、この発明の詳細な説明
する。
第1図ないし第3図はこの発明の1実施例を示しており
、雌継手部分すなわちカプラ(10)を、自動工具交換
装置のロボット側ユニットに装着し、雄継手部分すなわ
ちニップル(30)を同装置のツール側ユニットに装着
するようにしている。
カブ− カプラ(10)は、略円筒状のカプラ本体(11)の内
部に、ニップル(30)の挿脱によって開閉される弁を
有している。この弁は、カプラ本体(11)の内部でそ
の中心軸(長軸)上に固定された弁体受け(12)と、
この弁体受け(12)とカプラ本体(11)の内壁の間
に前記中心軸に沿って移動可能に設けられた弁体(16
)と、この弁体(16)を挿入口(27)側に向かつて
付勢する圧縮バネ(22)を主な構成要素としている。
弁体受け(12)は、略円錐台形のシール部(12a)
と棒状の支持部(12b)から成り、シール部(12a
)外側のテーパー面には、第2のシール材であるOリン
グ(13)がかしめて取り付けである。カプラ本体(1
1)の鍔部(lla)に近い箇所には、弁体受けを支持
する支持体(14)が設けてあり、この支持体(14)
に支持部(12b)の一端が接続しである。支持体(1
4)は、カプラ本体(11)の内部に嵌合され、カプラ
本体(11)の内壁に係止された止め輪(15)によっ
て保持しである。こうして、挿入口(27)に近い位置
に、弁体受け(12)のシール部(12a)をカプラ本
体(11)から浮いた状態で設けている。
弁体(16)は、直径の異なる二つの円筒を接続したよ
うな形をしており、小径のシール部(16a)には透孔
(17)が、大径の案内部(16b)には透孔(18)
が設けである。弁体(16)は、前記弁体受け(12)
を両方の透孔(17) (18)に貫通させた状態で移
動可能に設けてあり、透孔(17)の内壁にはテーパー
状のシール面(20)が設けである。透孔(18)には
、前記圧縮バネ(22)の一端が嵌入してあり、バネ受
は面(19)で当該端を支持している。弁体(16)の
外周のテーパー面には、第1のシール材であるOリング
(21)がかしめて取り付けである。なお、圧縮バネ(
22)の他端は、支持体(14)によって支持されてい
るので、弁体(16)は常に挿入口(27)の方向に付
勢されている。
カプラ本体(11)の挿入口(27)側の端では、内壁
が少し内側に突出して形成してあり、こうして弁体受け
(12)のOリング(13)とほぼ同じ位置にテーパー
状のシール面(23)を形成し、さらにこのシール面(
23)から挿入口(27)までストレートの案内面(2
4)を形成している。
圧縮バネ(22)によって付勢されている弁体(16)
は、第1図の状態では、透孔(17)に設けたシール面
(20)が、弁体受け(12)外周面に取り付けたO 
IJソング13)に圧接し、シール部(16a)外周に
取り付けた0リング(21)が、カプラ本体(11)に
設けたシール面(23)に圧接している。こうして、弁
体(16)のそれ以上の移動を妨げると共に、カプラ本
体(11)内の流路を遮断している。
カプラ本体(11)の案内面(24)には、挿入口(2
5)付近において環状溝(25)が設けてあり、この環
状溝(25)に第3のシール材である0リング(26)
が取り外し可能に嵌入しである。この0リング(26)
は、ニップル(30)が挿入口(27)よりカプラ本体
(11)内に挿入されたときに、両者間の隙間をシール
するためのものである。
カブラ本体(11)の鍔部(lla)側の端面にも、環
状溝(28)が形成してあり、0リング(29)が嵌入
されている。カブラ本体(11)の鍔部(lla)側の
端には、開口(llb)が設けであるので、カプラ本体
(11)の両端が開口していることになる。なお(14
a)は支持体(14)に設けた透孔である。
二・プル ニップル(30)も、略円筒状のニップル本体(31)
の内部に、カプラ(10)の挿脱によって開閉される弁
を有している。この弁は、ニップル本体(31)の内部
でその中心軸上に配置され、且つ当該中心軸に沿って移
動可能とされた弁体(32)と、この弁体(32)を開
口(40)に向かつて付勢する圧縮バネ(38)を主な
構成要素としている。
弁体(32)は、略円錐台状で、弁棒(33)を介して
支持体(34)によって支持しである。支持体(34)
は、止め輪(35)を用いてカプラ(10)の支持体(
14)と同じ方法でニップル本体(31)に固定してあ
り、圧縮バネ(38)は、支持体(34)と弁体(32
)のバネ受は面(39)との間に設けである。弁体(3
2)の外周面には、0リング(36)がかしめにより取
り付けてあり、この0リング(36)は、第1図の位置
では、ニップル本体(31)の先端内面に形成したテー
パー状のシール面(37)に圧接している。こうして、
ニップル本体(31)内部の流路を遮断している。
ニップル本体(31)の鍔部(31a)側の端面には、
環状溝(41)が設けられ、その中に0リング(42)
が嵌入されている。なお、(31a)はニップル本体(
31)の鍔部(31a)側の端に設けた開口、(34a
)は支持体(34)に設けた透孔である。
1比軌立 以上の構成としたカプラ(lO)とニップル(30)は
、次のようにして接続する。
まず、ニップル本体(31)をカプラ(10)の挿入口
(27)に挿入すると、ニップル本体(31)の外周面
がカブラ本体(11)の案内面(24)を擦りながら移
動し、やがてニップル本体(31)先端の当たり面(4
3)が、カプラ(10)の弁体(16)先端の当たり面
(16c)に当接する。
この状態でニップル(30)をさらに押し込むと、弁体
(16)は圧縮バネ(22)の弾性力に抗して鍔部(1
1a)側に移動され、弁体(16)のシール面(20)
は弁体受け(12)の0リング(13)から離れ、同時
に弁体(16)のOリング(21)はカブラ本体(11
)のシール面(23)から離れる。こうしてカプラ(1
0)内の流路が開放される。
他方、カプラ(10)の弁体(16)が移動するのとほ
ぼ同時に、ニップル(30)の弁体(32)の先端面が
、カプラ(10)の弁体受け(12)の先端面に当接す
る。
そして、ニップル(30)の移動に伴い、弁体(32)
は圧縮バネ(38)の弾性力に抗して鍔部(31a)側
に押圧・移動され、弁体(32)の0リング(36)が
ニップル本体(31)の内面に形成したシール面(37
)から離れる。こうして、カプラ(11)とほぼ同時に
ニップル(30)内の流路も開放され、カプラ(lO)
とニップル(30)内を冷却水が流動できるようになる
。このときの接続状態は、第2図に示す通りである。
接続が完了した後は、ニップル本体(31)の外周面と
カプラ(10)の案内面(24)の間の隙間は、カプラ
本体(11)に設けた0リング(26)によってシール
されるので、ここから水が漏れる恐れはない。また、カ
プラ(10)及びニップル(30)内の流路が開放され
る前に、前記隙間は0リング(26)によってシールさ
れるので、接続作業の間も水漏れは生じない。
カプラ(10)とニップル(30)を分離する際には、
両者の相対的移動に伴って、圧縮バネ(22) (38
)により弁体(16) (32)がそれぞれ移動され、
シール面(20) (23) (37)に圧接されるの
で、両者を引き離すだけで自動的に内部流路は閉鎖され
る。このときも、先にカプラ(10)とニップル(30
)内の流路が閉鎖され、その後に両者が完全に分離され
るので、水漏れは生じない。
以上説明したように、この継手は、ニップル(30)の
本体(31)をカプラ(10)の挿入口(25)に挿入
・離脱するだけで、自動的に流路の開放・閉鎖を行うこ
とができる。
便且欣凰 次に、前記管継手を自動工具交換装置に装着した状態に
ついて説明する。
第3図及び第4図において、(50)は公知の自動工具
交換装置、(51)は自動工具交換装置(50)のロボ
ット側ユニット、(52)はスポット溶接用のガン(5
3)を取り付けた自動工具交換装置(50)の工具側ユ
ニット、(54) (55)は冷却水用モジュール、(
56)(57)は溶接電流用モジュールである。両ユニ
ット(51) (52)を接合したときは、各ユニット
に装着してモジュール(54) (55) (56) 
(57)も互いに接続され、冷却水及び溶接電流がガン
(53)に供給されるようになっている。
両ユニッ) (51) (52)を接合する際は、ロボ
ット側ユニット(51)の下面に突出して設けた突出部
(58)を、工具側ユニット(52)に形成された嵌合
孔(59)に嵌合し、突出部(58)の側面に設けた3
個の揺動キー(60)を、嵌合孔(59)に設けた3個
の係合突起(61)に係合すると、両者は接合状態でロ
ックされる。揺動キー(60)の操作は空気圧によって
行われる。
カプラ(10)は、第3図に示すように、ロボット側ユ
ニット(51)の冷却水用モジュール(54)に形成し
た窪み(62)内に嵌入され、止め輪(63)によって
固定されている。こうして、カプラ本体(11)の鍔部
(lla)側の開口(llb)を通じて、冷却水用モジ
ュール(54)に形成した連絡孔(64)に連通ずる。
なお(65)は、連絡孔(64)の入口に設けられた管
継手接続用のネジ孔(65)である。
ニップル(30)も、カプラ(10)と同様にして、工
具側ユニット(52)の冷却水モジュール(55)に形
成した窪み(66)内に嵌入され、止め輪(67)によ
って固定されている。(68)は連絡孔で、開口(31
b)を介してニップル(30)内部と連通している。ま
た(69)は管継手接続用のネジ孔である。
このように、カプラ(10)及びニップル(30)は、
いずれも窪み(62) (66)内に嵌入して止め輪(
63) (67)によって係止しているだけなので、簡
単に取り付は及び取り外しができる。しかし、カプラ(
lO)のOリ−ング(26)を交換する場合は、挿入口
(27)より指を入れれば簡単にOリング(26)を取
り外すことができ、また新しいOリング(26)は同様
にして簡単に取り付けができるので、カプラ(10)全
体を取り外す必要はない。
〔発明の効果〕
以上に述べたところから明らかなように、この発明は、
雌継手部分すなわちカプラ(10)が、第1及び第2の
シール材すなわちOリング(21) (13)は、シー
ル時に押圧されるだけで擦られることがないので、潤滑
剤がなくても摩滅する恐れがほとんどなく、また第3の
シール材すなわち0リング(26)は、ニップル本体(
31)との間のシール専用であり、ニップル(30)を
挿入する際にニップル本体(31)が擦られるだけで、
それ以外のときはシール作用をしないので、いずれの0
リングも優れた耐久性を有する。
また、前記第3のシール材であるOリング(26)が摩
滅した場合には、ニップル(30)を分離するだけで挿
入口(27)から指を入れて簡単に交換できるので、交
換する際にロボットよりカプラ(10)全体を取り外す
ことなく、0リング交換作業が非常に簡単に行えるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この発明の継手の一実施例を示して
おり、第1図はカプラとニップルを分離した状態の半断
面側面図、第2図はカプラとニップルを接続した状態の
半断面側面図、第3図は自動工具交換装置の両ユニット
に取り付けた状態の部分断面説明図である。 第4図は、両ユニットを分離した状態の自動工具交換装
置の全体斜視図である。 第5図及び第6図は、従来の継手の半断面側面図である
。 (10)・・・カプラ     (11)・・・カプラ
本体(12)・・・弁体受け    (12a)・・・
シール部(12b)・・・支持部    (13) (
21) (26)・・・0リング(14)・・・支持体
     (16)・・・弁体(16a)・・・シール
部   (16b)・・・案内部(17) (18)・
・・透孔 (22)・・・圧縮バネ (25)・・・環状溝 (30)・・・二、1プル (32)・・・弁体 (20) (23)・・・シール面 (24)・・・案内面 (27)・・・挿入口 (31)・・・ニップル本体 (33)・・・弁棒 (36)・・・0リング (38)・・・圧縮バネ (34)・・・支持体 (37)・・・シール面 (40)・・・開口 (50)・・・自動工具交換装置 (51)・・・ロボット側ユニット (52)・・・工具側ユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、雄継手部分と協動して継手を構成するものであって
    、 一端に前記雄継手部分の挿入口を有する筒状の本体と、 前記本体の内部に固定された弁体受けと、 前記本体の内部で前記本体と弁体受けの間に設けられた
    、長軸方向に移動可能な弁体と、前記弁体を前記挿入口
    に向かって付勢するバネと、 前記弁体と前記本体との間をシールする第1のシール材
    と、 前記弁体と前記弁体受けとの間をシールする第2のシー
    ル材と、 前記本体と当該本体内に挿入される雄継手部分との間を
    シールする第3のシール材とを備えて成り、 前記第1のシール材は前記弁体と本体の間で押圧され、
    また前記第2のシール材は前記弁体と弁体受けの間で押
    圧されてシールするように構成され、 前記第3のシール材は、前記第1及び第2のシール材よ
    りも前記挿入口に近い側で、前記本体の内壁に取り外し
    可能に取り付けられていることを特徴とする雌継手部分
    。 2、請求項1に記載の雌継手部分と、当該雌継手部分と
    接続される雄継手部分とから構成される継手であって、 前記雄継手部分は、一端に前記雌継手部分の弁体受けが
    挿入可能な開口を有する筒状の本体と、 前記雄継手部分の本体の内部で長軸方向に移動可能に設
    けられた、前記開口を開閉する弁体と、 前記弁体を前記開口に向かって付勢するバネとを備えて
    成り、 前記挿入口より、前記雄継手部分の本体を前記雌継手部
    分の本体内に挿入した際に、前記雌継手部分の弁体が前
    記雄継手部分の本体によって移動され、他方、前記雄継
    手部分の弁体が前記弁体受けによって移動されるように
    構成されていることを特徴とする継手。
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