JPH03125054A - トルク変換装置 - Google Patents

トルク変換装置

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JPH03125054A
JPH03125054A JP26265289A JP26265289A JPH03125054A JP H03125054 A JPH03125054 A JP H03125054A JP 26265289 A JP26265289 A JP 26265289A JP 26265289 A JP26265289 A JP 26265289A JP H03125054 A JPH03125054 A JP H03125054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
output shaft
input shaft
planetary gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP26265289A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiyoshi Iei
家井 富慶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IEI MATSUYO
Original Assignee
IEI MATSUYO
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Publication date
Application filed by IEI MATSUYO filed Critical IEI MATSUYO
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流体利用しない自動変速をなすトルク変換装置
に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)トルク
変換装置は流体を用いているのが一般的である。機械式
のものとしては、内歯歯車(出力軸)と内歯歯車より歯
数の少ない外歯歯車を噛合せしめ、外歯歯車を揺動回転
させ噛合位置を変化させていくものが知られている(例
えば特開昭平1−16 Q、 153号)。しかし前記
の変換装置は低速大トルク変換には適しているが、幅広
いトルク変換装置としては適しない。
発明者は低速回転から高速回転まで幅広い出力回転に対
応できるトルク変換装置を先に提案した(特公昭57−
18051号)。これは入力軸に帰心歯車(遊星歯車)
を軸支して、傷心歯車が入力軸の回転と共に入力軸に対
して公転し、且つ任意に自転回転するように設け、出力
軸を内歯歯車とし、前記偏心歯車を内歯歯車と噛合せし
め、入力軸と出力軸の回転数差を前記傷心歯車の自転回
転として取り出し、この自転回転によってガイド体を高
速回転(入力軸より速い)させ、ガイド体で入力軸に枝
設した重lf!兼用滑動体の回転半径を変化せしめ、重
錘の回転半径変化によって、入力軸に回転エネルギーの
帰還をなしたものである。
しかし前記装置は入力軸と出力軸との回転数差で生ずる
回転エネルギーを入力軸に重錘の回転半径の移動で帰還
させるため、入力軸側に振動が生じたり前記帰還エネル
ギーが入力軸の負荷を軽減するように作用してしまい、
出力軸のトルク増大に貢献しない虞もある。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記課題を鑑み、より最適な機械式のトルク変
換装置を提案したものである。
本発明に係るトルク変換装置は、出力軸と連結したリン
グ状の内歯歯車を有する出力軸部と、前記内歯歯車と噛
合する2種の遊星歯車を有し、−方は入力軸によって回
転せしめられる偏心軸に遊挿した減速遊星歯車とし、他
方は入力軸と一体に回転する帰還歯車と噛合する加速遊
星歯車とした入力軸部と、前記減速歯車と噛合せしめた
過速伝達部と、過速伝達部と連結し過速回転すると共に
偏心並びに偏重心とした内歯の重錘歯車と、前記重錘歯
車に噛合し且つ前記した加速遊星歯車の遊挿軸と一体化
した伝達歯車を有する変換部とで構成されることを特徴
とするものである。
(作 用) 入力軸が回転すると減速遊星歯車が入力軸を中心に公転
すると共に、出力軸側の内歯歯車と入力軸との回転差に
対応して減速遊星歯車が自転する。
過速伝達部は前記自転回転によって入力軸より自転回転
分だけ増速して回転し、重錘歯車を回転させる。重錘歯
車はトロコイド状のもので偏心並びに偏重心としている
ものであるから、その過速回転はトルクを増大せしめて
伝達歯車に伝えられ伝達歯車の回転は加速遊星歯車に伝
えられ、出力軸を加速する方向に作用する。従って減速
遊星歯車の自転による出力軸の減速を変換部で重錘歯車
の回転エネルギー(慣性力)として蓄え、この回転エネ
ルギーを出力軸の加速とするもので、減速遊星歯車と加
速遊星歯車のバランスの釣合うところで出力軸の回転が
安定し、且つ出力軸の回転トルクは重av1車の回転エ
ネルギーを加速遊星歯車で出力軸に伝達することになり
、その分増加するもので、出力軸の負荷に応じて出力軸
の自動変速が行われるものである。
(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。
本発明に係るトルク変換装置は、出力軸部1゜入力軸部
2.過速伝達部3.変換部4で構成され、出力軸部1は
出力軸11と出力軸11に連結したリング状の内歯歯車
12よりなる。入力軸部2は入力軸21と、入力軸21
の外周方向に入力軸21と平行に設けた偏心軸22に遊
挿し前記内歯歯車12と噛合せしめた減速遊星歯車23
と、前記偏心軸22と連結し、リング状の外歯車とした
帰還歯車24と噛合し、且っ内歯歯車12と噛合し、更
に後述する変換部4と連結した帰還軸41に遊挿した加
速遊星歯車25よりなる。過速伝達部3は入力軸21と
同一中心軸とした軸管31と、軸管31と一体に設は前
記減速遊星歯車23と噛合する過速回転歯車32と、軸
管31と入力軸21との間に軸管31が常に入力軸21
より過速回転であるが、若し遅速回転の場合は入力軸2
1で軸管31を回転せしめるよう両者間にワンウェーク
ラッチ体33を介装する。変換部4は前記軸管31に連
結して軸管31と共に回転すると共に、偏心し且つ偏重
心とした内歯歯車である重錘歯車42と、入力軸と同一
中心軸上に設けた伝達歯車43からなり、重錘歯車42
と伝達歯車43との噛合は伝達歯車43の外歯部分を重
錘歯車42の内歯が転がり回転するトロコイド状の動作
をなすようにし、また伝達歯車43は前記重錘歯車42
を包み込むボックス体44を付設し且つ前述した帰還軸
41を突設してなる。
次に前記装置の動作について説明する。
入力軸21の回転数をNとし、出力軸11の回転数をn
とし、回転方向は入力軸21から出力軸11をみた方向
で説明する。入力軸21が右回りにN回転しているとき
、仮りに出力軸IIが入力軸2Iと同様にN回転してい
るしたら、第2図に示す減速遊星歯車21は入力軸21
に対して1公転1自転となり、伝達機構全体は一体とな
って同一回転となるので、相対的には静止状態と云える
。次に出力軸11の回転が入力軸21より小さいときは
、減速遊星歯車23は静止状態からみると相対的に左回
り自転回転を行うことになる。勿論公転回転は入力軸2
1の回転と一体である。即ち入力軸21と出力軸11の
回転数差は減速遊星歯車23の左回り自転回転として現
れる。次に第3図に示すように減速遊星歯車23の左回
り自転回転は、過速回転歯車32を通して軸管31に伝
えられる。この軸管31は前記の減速遊星歯車23の左
回り自転回転言い換えるならば、入力軸21と出力軸1
1の回転数差に対応して入力軸21よりも早く回転する
ものである。軸管31の過速回転によって第4図に示す
ように重&!歯車42が伝達歯車43と噛合しながら回
転する。m錘歯車42は回転中心となる伝達歯車43の
中心より帰心し、而も重心も偏向しているので、例えば
第4図(ロ)のような重心部分も最も外方に位置した状
態から、重心部分が最も内方へ位置するので、その重心
位置の移動が伝達歯車43の回転力(トルク)となり、
第5図に示すように伝達歯車43.ボックス体44及び
帰還軸41を回転せしめ、入力軸部1の加速遊星歯車2
5を入力軸21を中心に公転せしめるので、帰還歯車2
4を足場として、前記の伝達歯車43のトルクが出力軸
部lの内歯歯車12に伝達されることになる。
従って出力軸11と入力軸12との回転数の差は大きい
程m[!歯車42の回転速度が増し、それに伴って伝達
歯車43のトルクも増大し、この増大は減速遊星歯車2
3の自転制止力ともなり、増大したトルクが内歯歯車1
2に伝えることになるので、各遊星歯車23.25の作
用が釣り合うところで内歯歯車の回転数が定まり、出力
軸11の負荷トルクに応じて出力軸11の回転数が自動
的に定まるものでまある。
尚本発明は前記実施例に限定されるものではなく、各歯
車を複数の歯車に置き換え同様の作用をなさしめるもの
でも良いものである。
(発明の効果) 本発明は以上のように、入力出力軸の回転数の差異を偏
心せしめた重錘歯車の過速回転として取ゆ出し、との重
錘歯車の慣性力を出力軸に伝達することで、入出力軸の
トルクの自動変換を行ったもので、振動が少なく確実な
トルク変換がなされる81械式の装置を提供したもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体の断面
図、第2図乃至第5図は各部の動作を示すもので、(イ
)は機構図、(ロ)は入力軸側から見た端面図である。 41は帰還軸 42は重錘歯車 43は伝達歯車 44はボックス体 1は出力軸部 11は出力軸 12は内歯歯車 2は入力軸部 21は入力軸 22は偏心軸 23は減速遊星歯車 24は帰還歯車 25は加速遊星歯車 3は過速伝達部 31は軸管 32は過速歯車 33はワンウェイクラッチ体 4は変換部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力軸と連結したリング状の内歯歯車を有する出
    力軸部と、前記内歯歯車と噛合する2種の遊星歯車を有
    し、一方は入力軸によって回転せしめられる偏心軸に遊
    挿した減速遊星歯車とし、他方は入力軸と一体に回転す
    る帰還歯車と噛合する加速遊星歯車とした入力軸部と、
    前記減速遊星歯車と噛合せしめた過速伝達部と、過速伝
    達部と連結し過速回転すると共に偏心並びに偏重心とし
    た内歯の重錘歯車と、前記重錘歯車に噛合し且つ前記し
    た加速遊星歯車の遊挿軸と一体化した伝達歯車を有する
    変換部とで構成されることを特徴とするトルク変換装置
JP26265289A 1989-10-06 1989-10-06 トルク変換装置 Pending JPH03125054A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26265289A JPH03125054A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 トルク変換装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26265289A JPH03125054A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 トルク変換装置

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Publication Number Publication Date
JPH03125054A true JPH03125054A (ja) 1991-05-28

Family

ID=17378751

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26265289A Pending JPH03125054A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 トルク変換装置

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JP (1) JPH03125054A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640049A (ja) * 1992-03-02 1994-02-15 Seikosha Co Ltd 印字ワイヤのロウ付け構造およびそのロウ付け方法
JP2006226412A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Ntn Corp 等速自在継手並びに等速自在継手用ケージ及びその製造方法
US10184531B2 (en) 2013-12-24 2019-01-22 Ntn Corporation Rotation transmission device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640049A (ja) * 1992-03-02 1994-02-15 Seikosha Co Ltd 印字ワイヤのロウ付け構造およびそのロウ付け方法
JP2006226412A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Ntn Corp 等速自在継手並びに等速自在継手用ケージ及びその製造方法
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