JPH03125052A - ブロックベルトおよび同ベルトの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はブロックベルトおよび同ベルトの製造方法に
関し、このブロックベルトは帯状弾性体内に抗張体を埋
設したセンターベルトを芯体として、このセンターベル
トに所定のピッチにてブロック体を全長に亘って固着せ
しめ、自動車、自動二輪車、農業機械などに装備された
無段変速装置の一構成材として使用されており、また同
ベルトの製造方法は主として、芯体としてのセンターベ
ルトへのブロック体の固着方法に関する。

（従来の技術） 従来、抗張体を埋設した帯状の弾性体からなるセンター
ベルトの表裏両面にそれぞれ上下一対のブロック体を一
組として、センターベルトの全長に亘って所定のピッチ
にてブロック体を固着せしめたブロックベルトが知られ
ている。

この種のブロックベルトにあっては、屈曲性の良いセン
ターベルトと剛性の高いブロック体との接合部が動力伝
達、耐久性の保持およびベルトの製造の面で重要なポイ
ントとなる。ブロック体とセンターベルト間にはトルク
伝達の際、大きな剪断力が作用し、ブロックベルトの動
力伝達力はこの接合部における固着力に大きく影響され
、ベルトの耐久性は、実にこの接合部分の耐久性の如何
にかかっているといえる。また、センターベルトとブロ
ック体との複雑なる接合はコストアップにつながり、そ
の汎用性に欠ける結果となる。

センターベルトとブロック体との固着手段としては、ブ
ロック体とセンターベルトにかけて連通せしめた貫通孔
にボルトやリベットを挿通し、これを固着する方法、あ
るいはブロック体の両側面に設けた溝に二本平ベルトを
嵌入する固着方法（例えば実開昭６３−１７５３５４号
公報）などが提案されている。

（発明が解決しようとする課題） 従来のボルトまたはリベットを用いた固着手段は確かに
強固な固着は可能となるも、この前提として、センター
ベルトおよびブロック体への貫通孔の穿設が必要で、こ
の貫通孔の穿設は、特にセンターベルトにおけるこの貫
通孔の存在はベルト自体の強度を低下せしめる大きな問
題点があり、また貫通孔の穿設作業、これにつづくボル
トまたはリベットの挿通作業、さらにナツト締めまたは
リベット先端のかしめ作業など一連の作業が必要となり
、これらの多段に亘る工程数のつみ重ねはベルト自体の
製造コストを高める結果となる。

また、ブロック体の両側面に設けた溝に二本のセンター
ベルトを嵌合する固着手段は、ブロック体とセンターベ
ルトとの固着個所に不安が残り、ブロック体の溝へのセ
ンターベルトの圧入作業は予想以上に手数を要するもの
である。

この発明はブロックベルトにあって、トルク伝達時、ブ
ロック体とセンターベルト間に作用する強力な剪断力に
対し十分な耐久性を保持し、かつその製造簡易なブロッ
クベルトを提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、この発明に係るブロックベ
ルトは、抗張体を埋め込んだ平ベルト状のセンターベル
トと、その両面に所定のピッチにて配した一対のブロッ
ク片の組合せからなるブロック体より構成されている。

センターベルトとブロック片との接触面には一方に凸片
が、他方にこれが嵌合する凹溝との嵌合手段により組立
てられ、このセンターベルトを芯体とするブロック体の
周囲は、ブロック体を構成する一対のブロック片の両側
壁に設けた縦溝中に、金属製の線状の締着部材の一部を
嵌合せしめた状態での胴巻の締着手段にてブロック体は
センターベルトを芯体として固着されている。

そして、ブロック体の片側ブロック片の頂面ば緩やかな
Ｖ字形を呈し、前記胴巻状の線状締着部材の両端部はこ
のＶ字形頂面に沿って、Ｖ字形に折曲げられていること
を特徴とする。

またこの発明に係るブロックベルトの製造方法は、抗張
体を埋設したセンターベルトを芯体として、両面に所定
のピッチにて一対のブロックを配し、センターベルトと
各ブロック片との接触面にはいずれか一方に凸柱を、他
方に凹溝を設けての嵌合手段によりブロック体が形成さ
れる。またこのブロック体を構成するブロック片の少な
くとも両側壁に設けられた縦溝に、前記ブロック体の外
形に略一致した金属製の線状のＵ字形の締着部材の一部
を嵌合せしめて、ベルトブロック体部は両端部に設けた
内向き中途折曲げ部を残した締着部材による胴巻状の仮
締め成形が行われる。ブロック体は、かしめ型具の一方
を構成する受側真円に前記内向き折曲げ部を残して嵌め
込まれて後、かしめ型具の他方押側具にて前記内向き折
曲げ部をブロック体側に押圧折曲してセンターベルト面
にブロック体は締着固定される。

なお、前記かしめ型具の押側具には緩やかな山形の押し
条片が形成され、この押し条片による一対の内向き中途
折曲げ部の、ブロック体のＶ字形頂面に沿った折曲げに
て、中途折曲げ部はＶ字形にベルト背面に喰い込む形に
て折曲げ固定着されることを特徴とする。

（実施例） つぎに、この発明に係るブロックベルトの具体的実施例
を図面を用いて説明する。

第１図はこの発明を実施したブロックベルトの一部の正
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線における拡大断面図、
第３図はブロック体の分解状態を示す斜視図である。

ブロックベルト（１）は、帯状のゴム状弾性体（３）内
に、ガラス繊維、アラミド繊維、ポリアミド繊維、ポリ
エステル繊維、ワイヤーなどからなる低伸度高強力のロ
ープ抗張体（４）を埋設した平ベルト状のセンターベル
ト（２）の両面のそれぞれ相対的位置に、一対（７）上
ブロツク片（５ａ）および下ブロツク片（５ｂ）を配し
て、一対のブロック片（５ａＸ５ｂ）を組合せることに
より形成された、断面逆台形のブロック体（５）群がセ
ンターベルト（２）の全長に亘って所定のピッチにて固
着された構成からなる。

センターベルト（２）を構成するゴム状弾性体（３）は
ＮＩＬ、ＳＢＩ’ｔ、Ｃ几、ＮＢＩ’ｔの単一材または
これらのブレンド材からなるゴムまたはポリウレタン樹
脂で、一方ブロック体（５）はセンターベルト（２）と
比べ剛性の大きい、具体的には硬度９０°以上の硬質ゴ
ム、硬質ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂
、メタアクリル樹脂などの樹脂、またはこれら、樹脂材
中に綿糸、化学繊維、ガラス繊維、金属繊維などからな
る短繊維群を混入した強化樹脂からなる。

つぎに、センターベルト（２）の両面に上、下ブロツク
片（５ａ）（５ｂ）を配置するに当り、センターベルト
（２）と上、下両ブロック片（５ａ）（５ｂ）の接触面
には、即ちセンターベルト（２）の両面にはそれぞれベ
ルト幅方向にのびる凸柱（７）（７）が、−万両ブロッ
ク片（５ａＸ５ｂ）のセンターベルト（２）との接触面
には前記凸柱（７）と緊密に嵌合する凹溝（８）がそれ
ぞれ形成され、さらに両ブロック片（５ａ）（５ｂ）の
うち、少なくともセンターベルト（２）の両側縁側に位
置するブロック片の両側壁面には、後述する金属製の線
状締着部材（１４）が完全埋没可能な十分に深さを保つ
縦ｍ（１０）（１０）が形設され、また特に幅広の逆台
形状の上ブロツク片（５ａ）の最も広域を形成する背画
部全体は緩やかなＶ字形頂面（１２）を形成している。

なお、必要に応じて、前記上ブロツク片（５ａ）に比べ
小幅の、同じく逆台形状の下ブロツク片（５ｂ）の底面
部には、前記ＩＬ￥１（１０）に連続する中継溝を形設
してもよい。

センターベルト（２）の両面に設けた凸柱（７）と一対
のブロック片（５ａ）（５ｂ）の凹溝（８）を嵌合し、
対のブロック片（５ａ）（５ｂ）をもって、センターベ
ルト（２）を挾持する。なお、前記凸柱（７）および凹
溝（８）の形設個所を、場所的に交換することもできる
。一対のブロック片（５ａＸ５ｂ）をもって組立てられ
たブロック体（５）は、このブロック体（５）の外周形
状に略一致する略Ｕ字形形状の金属線部材をもって構成
された締着部材（１４）をして、その中央部分（１５）
を下ブロツク片（５ｂ）の底面部に、該底面部に中継溝
がある折には該溝内に嵌合し、さらに部材（１４）中央
部分（１５）より延長する立上り部（１６）を下ブロツ
ク片（５ｂ）および上ブロツク片（５ａ）の側壁面に設
けたそれぞれの縦溝（ＩＯＸＩＯ）に嵌め込み、さらに
その両端内向き折曲げ部（１７）（１７）を上ブロック
（５ａ）の■字形頂面（１２）に沿わせ、センターベル
ト（２）の両面に配されたブロック体（５）は、この線
状締着部材（１４）をもってセンターベルト（２）を芯
体として胴巻状に締着固定される。線状締着部材（１４
）による一対のブロック片（５ａ）（５ｂ）のセンター
ベルト（２）への固着は画構成部材に内在する弾性を利
用することにより、その締着力は強固なものとなり、ま
た線状締着部材の両端たる内向き折曲げ部（１７）（１
７）は上ブロツク片（５ａ）のＶ字形頂面（１２）部に
沿わして深くＶ字形に折曲げ力を作用せしめることによ
り、締着部材（１４）の定置固定は一段と確実に、かつ
強靭なものとなる。

つぎにこの発明に係る前記ブロックベルトの製造方法に
ついて具体的に説明する。第４図は締付作業前における
締着部材の正面図、第５図はかしめ型具を構成する受側
具および押側具の分解斜視図、第６図はかしめ型具申の
ブロックベルトの製造過程を示す中央縦断面図、第７図
はブロックベルト締着完成直後における第１図に相当す
る図である。

まず、センターベルト（２）および上下一対のブロック
片（５ａ）（５ｂ）の互いの接触面に形成された凸柱（
７）と凹溝（８）とを嵌合し、センターベルト（２）の
両面に配したブロック片（５ａ）（５ｂ）にて、センタ
ーベルト（２）を芯体とするブロック体（５）が形成さ
れる。この組立ての終ったセンターベルト（２）を含む
ブロック体（５）の外周形に略一致する、第４１４に例
示する金属製Ｕ字形の線状締着部材（１４）が予め用意
されている。この締着部材（１４）の両端部寄りには、
ブロックベルトの■字形頂面（１２）に沿う内向き折曲
げ部（１７）相当部を残すポイント（１８）（１８）に
て互いにや＼内向き方向に軽く折曲げられ中途折曲げ部
（１１′）が形成されている。

Ｕ字形の締着部材（１４）の奥部には、予め組立てられ
たベルトのブロック体部分が小幅の下ブロツク片（５ｂ
）側より挿入され、締着部材（１４）の立ち上り部（１
６）を上、下側ブロック片（５ａ）（５ｂ）の両側壁に
設けた縦溝（１０）に、部材（１４）が該溝中に完全に
埋没する形態をもって嵌合し、締着部材（１４）にてベ
ルトのブロック体（５）部分の胴巻状の仮締組立が完了
する。

この折、締着部材（１４）の中途折曲げ部（１７’）を
形成するポイント（１８）（１８）は、ブロックベルト
（１）を構成する上ブロツク片（５ａ）の上側コーナ一
部に略一致し、ブロック体（５）部への締着部材（１４
）の仮固定が確実なものとなり、後続する締着部材のか
しめ作業が容易なものとなる。（２２）はかしめ型具（
２１）の一方を形成する受側具で、受側具（２２）は前
記仮締組立てが完了したブロックベルトのブロック体部
分と密に嵌合しうる液部（２３）が形成されており、液
部（２３）の両側面には、それぞれブロック体（５）の
縦溝（１０）に嵌入し、締着部材（１４）の一対の立上
り部（１６）（１Ｇ）の横方向への開拡を阻止するため
の縦突条（２３’）が隆設されている。また（２４）は
かしめ型具（２１）の他方を形成する押側具で、受側具
（２２）と組合されるこの押側具（２４）の内面には、
受側具（２２）の液部（２３）内に浅く嵌入する、中央
部分が両側より緩やかに盛り上った山部（２Ｇ）を形成
し、山部の両側すそ部分に緩やかな弯曲ガイド面（２６
）を一連に形成した押し条片（２５）が隆設されている
。

以上の構成からなるかしめ型具（２１）において、受側
具（２２）の液部（２３）内に締着部材（１４）を付設
したベルトのブロック体部分を、締着部材の両端部に形
成した内向き中途折曲げ部（１７’Ｘ１７’）を残して
嵌め込む。ついで押側具（２４）を受側具（２２）に対
設せしめ、押側具（２４）の押し条片（２５）の両側す
そ部分に設けた弯曲ガイド面（２７）（２７）に締着部
材（１４）の両端中途折曲げ部を位置せしめ、受側具（
２２）および押側具（２４）の間隔を次第に接近せしめ
、締着部材（１４）の両端寄りの中途折曲げ部（１７）
はこれに伴い、その屈曲度合を深め、ついには押し条片
（２５）の山部（２Ｇ）による締着部材（１４）の完全
なる折曲げ作業にて、一対の中途折曲げ部（１７）（１
γ）は上ブロツク片（５ａ）の■字形頂面（１２）に沿
って、深く７字形に折曲げられ、締着部材として最も望
まれるセンターベルト面への一対のブロック片（５ａ）
（５ｂ）の強固な胴巻状の固着が実現する。

この発明において、締着部材（１４）を付設せしめ、仮
締め組立が完了した各ブロックベルトの各ブロック（５
）毎にかしめ型具（２１）を配することにより、この締
着作業を中心とするブロックベルトの製造を能率的かつ
迅速なものとすることができる。

（発明の効果） この発明に係るブロックベルトは芯材となる平ベルト状
のセンターベルトの両面に、一対のブロック片を配し、
これを固定するに当り、センターベルトと一対のブロッ
ク片との接触面にそれぞれロバとこれに対応する凹溝を
設けて、これを嵌合せしめることで、両部材間の振れを
抑制し、さらにセンターベルトと一対のブロック片の周
囲に胴巻状に配した締着部材の緊締により、ベルト各構
成部材の固定着は一段と強固なものとなり、特にベルト
走行時、センターベルトとブロック片間に作用する剪断
力に対しても、強力な耐久性を示し、また従来センター
ベルトとブロック片との固定手段として多用されていた
ボルト締め、リベット締めなどとの比較において、ベル
ト各構成部材へのボルト穴などの穿設作業の手数が除か
れ、またこのベルト各構成部材への透穴が一切不要とな
ることで、該穴部の存在により、特にセンターベルト部
への穴が不要となることで、該穴部を中心に多発してい
た亀裂、この亀裂を出発点とするベルト劣化の促進は取
除かれ、ブロックベルトのベルトライフの延命化に大き
く貢献しうるものである。

また、この発明に係るブロックベルトの製造方法におい
ては、平ベルト状のセンターベルトの両面に一対のブロ
ック片を配するに当り、画構成部材の接触面部にロバと
凹溝を設ける嵌合手段にて組立て、その後、ブロック片
の側壁面に設けた縦溝への締着部材の嵌合、また締着部
材の先端部寄りに設けた中途内向き折曲げ部の形成によ
り、ベルトの三構成部材を概ね正規のベルト形状に形作
っておくことにより、その後のかしめ型具への装着作業
が容易なものとなり、またベルト各構成部材の最終締着
作業を担当する締着部材両端部に形成される中途内向き
折曲げ部の存在は、該折曲げ個所がブロックベルトの角
部を位置せしめる指標となり、ベルトの組立成形が容易
なものとなる。

さらに予め形成されたこの内向き折曲げ部の存在は、か
しめ型具中、押側具の押し条片による抑圧作業時、締着
部材の折曲個所の明確化、その後この折曲げ部によるＶ
字形の締着仕上げ作業を迅速、確実なものとすることが
できる。

また、ベルトの背面部を形成する上ブロツク体の頂面ば
、予めＶ字形に形成され、かしめ型具の押側具の押し条
片は山形を呈し、ブロック片が保有する弾性の相乗効果
により、線状の締着部材の両端部は、ベルト背面部にて
、Ｖ字形に喰い込み、ベルト構成材の緊縮効果をより確
実なものとすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施したブロックベルトの一部の正
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線における拡大断面図、
第３図はブロック体の分解状態を示す斜視図、第４図は
締付作業前における線状の締着部材の正面図、第５図は
かしめ型具を構成する受側具および押側具の分解斜視図
、第６図はかしめ型具中のブロックベルトの製造過程を
示す中央縦断面図、第７図はブロックベルト締着完成直
後における第６図に相当する図である。 図中、（１）・・・・・・ブロックベルト（２）・・・
・・・センターベルト （４）・・・・・・ロープ抗張体 （５）・・・・・・ブロック体 （５ａ）・・・上ブロツク片 （５ｂ）・・・下ブロツク片 （７）・・・・・・ロバ （８）・・・・・・凹溝 （１０）・・・Ｍ溝 （１２）・・・Ｖ字形頂面 （１４）・・・線状の締着部材 （１６）・・・立上り部 （１７）・・内向き折曲げ部 （１７）・・・内向き中途折曲げ部 （１８）・・・折曲げポイント （２１）・・・かしめ型具 （２２）・・・受側具 （２３）・・・液部 （２４）・・・押側具 （２５）・・・押し条片 （２６）・・・山部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、抗張体を埋設した平ベルト状のセンターベルトの両
   面かつ相対的位置に、上下一対のゴム状弾性体にて構成
   されたブロック片を配して、所定のピッチにてブロック
   体を形成するに当り、センターベルトと各ブロック片と
   のいずれかの接触面にそれぞれ設けた凸片と凹溝の嵌合
   手段および少なくとも、一対のブロック片の両側壁に形
   成した縦溝内に線状の締着部材の一部を嵌合してなる、
   線■の胴巻状の締着手段にてブロック体を固定着してな
   るブロックベルト。 ２、ブロック体を形成する片側ブロック片の頂面はＶ字
   形に形成され、線状の締着部材の両端部は、該Ｖ字形頂
   面に沿ってＶ字形に折曲げられている請求項１記載のブ
   ロックベルト。 ３、抗張体を埋設した平ベルト状のセンターベルトを芯
   体として、所定のピッチにて、ブロック体を配するに当
   り、該ブロック体は芯体の両面に配した一対のブロック
   片の組立てからなり、芯体を含むブロック体の外形に略
   一致し、かつ両端に内向きの中途折曲げ部を形成した略
   Ｕ字形の線状の締着部材の一部を、組立てられたブロッ
   ク片の両側壁に設けた縦溝に嵌合し、締着部材にてベル
   トブロック体部の胴巻状に仮締め成形後、該ブロック体
   をかしめ型具の一方を構成する受側具に、前記締着部材
   の内向き中途折曲げ部を残して嵌め込み、その後、かし
   め型具の他方押側具にて、中途折曲げ部をブロック体側
   に押圧、折曲してなるブロックベルトの製造方法。 ４、かしめ型具の一部を構成する押側具は、緩やかな山
   形の押し条片をもって、線状の締着部材の一対の内向き
   中途折曲げ部を押圧折曲げ、この一対の折曲げ部は、ブ
   ロック体の背面側に形成された緩やかなＶ字形頂面に沿
   って、Ｖ字形にベルト背面に喰い込む形にて折曲げ固着
   してなる請求項３記載のブロックベルトの製造方法。