JPH03125012A - エンジンのコンロッド製造方法 - Google Patents
エンジンのコンロッド製造方法Info
- Publication number
- JPH03125012A JPH03125012A JP26472089A JP26472089A JPH03125012A JP H03125012 A JPH03125012 A JP H03125012A JP 26472089 A JP26472089 A JP 26472089A JP 26472089 A JP26472089 A JP 26472089A JP H03125012 A JPH03125012 A JP H03125012A
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- JP
- Japan
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- connecting rod
- pressure
- bearing
- metal bearing
- annular metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 36
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はエンジンのコンロッド製造方法に関するもの
である。
である。
[従来の技術]
エンジンのコンロッドは、ピストンとクランク軸とを連
結して往復運動を回転運動に変えるものであり、コンロ
ッドの小端部がピストン側と連結され、大端部がクラン
ク側と連結されている。
結して往復運動を回転運動に変えるものであり、コンロ
ッドの小端部がピストン側と連結され、大端部がクラン
ク側と連結されている。
このコンロッドは大きな力を受けながら高速運動をする
必要上、強度や剛性に優れ、精密な仕上げを必要とし、
コンロッドの大端部にはメタル軸受を圧入して、この圧
入後にブローチ加工にて、メタル軸受の内径加工を行な
りている。
必要上、強度や剛性に優れ、精密な仕上げを必要とし、
コンロッドの大端部にはメタル軸受を圧入して、この圧
入後にブローチ加工にて、メタル軸受の内径加工を行な
りている。
[発明が解決しようとする課題]
コンロッドの大端部のメタル軸受とクランクビンとの間
に油膜を形成して潤滑できるようにする必要がある。こ
のため、メタル軸受の内径を楕円形に加工することが考
えられるが、この場合それ専用の断面が楕円のブローチ
が必要となってしまい、加工コストが嵩む等の問題があ
る。
に油膜を形成して潤滑できるようにする必要がある。こ
のため、メタル軸受の内径を楕円形に加工することが考
えられるが、この場合それ専用の断面が楕円のブローチ
が必要となってしまい、加工コストが嵩む等の問題があ
る。
この発明は、かかる点に鑑みなされたもので、特殊ツー
ルなしに、簡単に大端部の軸受部にくさび形にして油脂
を形成できるエンジンのコンロッド製造方法を提供する
ことを目的としている。
ルなしに、簡単に大端部の軸受部にくさび形にして油脂
を形成できるエンジンのコンロッド製造方法を提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段]
前記課題を解決するため、この発明のエンジンのコンロ
ッド製造方法は、めがね形のコンロッドの大端部に真円
孔を加工し、この大端部に真円の環状メタル軸受を圧入
し、この大端部に圧力をかけて環状メタル軸受を楕円形
に変形させ、この状態で環状メタル軸受の内径面を真円
に加工し、この加工後に前記大端部の圧力を脱力するこ
とを特徴としている。
ッド製造方法は、めがね形のコンロッドの大端部に真円
孔を加工し、この大端部に真円の環状メタル軸受を圧入
し、この大端部に圧力をかけて環状メタル軸受を楕円形
に変形させ、この状態で環状メタル軸受の内径面を真円
に加工し、この加工後に前記大端部の圧力を脱力するこ
とを特徴としている。
[作用]
この発明では、めがね形のコンロッドの大端部の真円孔
に、真円の環状メタル軸受を圧入し、この大端部に圧力
をかけて環状メタル軸受を楕円形に変形させる。この状
態で、環状メタル軸受の内径面を真円に加工し、この加
工で環状メタル軸受は圧力がかけられた側が削り量が大
きくて薄くなり、他に圧力がかけられない部分が削り量
が小さく厚くなる。このため、加工後にコンロッドの大
端部の圧力を脱力すると、大端部及び環状メタル軸受が
原形に復帰して、環状メタル軸受の内径が楕円形になっ
て油膜を形成することができる。
に、真円の環状メタル軸受を圧入し、この大端部に圧力
をかけて環状メタル軸受を楕円形に変形させる。この状
態で、環状メタル軸受の内径面を真円に加工し、この加
工で環状メタル軸受は圧力がかけられた側が削り量が大
きくて薄くなり、他に圧力がかけられない部分が削り量
が小さく厚くなる。このため、加工後にコンロッドの大
端部の圧力を脱力すると、大端部及び環状メタル軸受が
原形に復帰して、環状メタル軸受の内径が楕円形になっ
て油膜を形成することができる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図はエンジンのコンロッドの正面図、第2図は第1
図のII −11断面図、第3図は環状メタル軸受の加
工状態を示す図、第4図は環状メタル軸受の加工後の状
態を示す図である。
図のII −11断面図、第3図は環状メタル軸受の加
工状態を示す図、第4図は環状メタル軸受の加工後の状
態を示す図である。
図において符号1はめがね形のコンロッドで、このコン
ロッド1の小端部2がピストン側と連結され、大端部3
がクランク側と連結される。
ロッド1の小端部2がピストン側と連結され、大端部3
がクランク側と連結される。
コンロッド1の大端部3に真円孔4を加工し、この大端
部3の真円孔4に、真円の環状メタル軸受Sを圧入する
。
部3の真円孔4に、真円の環状メタル軸受Sを圧入する
。
そして、このコンロッド1の大端部3に第1図に示すよ
うに、コンロッド1の軸方向に直交する方向から圧力F
をかける。これによって、第3図に示すように環状メタ
ル軸受5が楕円形に変形し、径01>径D2になる。
うに、コンロッド1の軸方向に直交する方向から圧力F
をかける。これによって、第3図に示すように環状メタ
ル軸受5が楕円形に変形し、径01>径D2になる。
この状態で、環状メタル軸受5の内径面を二点鎖線で示
すように真円Mに加工する。この加工で、環状メタル軸
受5は圧力がかけられた側5aが削り量が大牲くて薄く
なり、他に圧力がかけられない側5bが削り量が小さく
厚くなる。
すように真円Mに加工する。この加工で、環状メタル軸
受5は圧力がかけられた側5aが削り量が大牲くて薄く
なり、他に圧力がかけられない側5bが削り量が小さく
厚くなる。
そして、第4図に示すように、加工後にコンロッド1の
大端部3の圧力を脱力すると、環状メタル軸受5が原形
に復帰して、環状メタル軸受5の内径が楕円形に変形し
、径D4>径D3になる。
大端部3の圧力を脱力すると、環状メタル軸受5が原形
に復帰して、環状メタル軸受5の内径が楕円形に変形し
、径D4>径D3になる。
このため、環状メタル軸受5にクランク軸のクランクビ
ン6に嵌合すると、そのクランクビン6との間に油膜7
が形成され、この油膜フで潤滑が円滑に行なわれる。
ン6に嵌合すると、そのクランクビン6との間に油膜7
が形成され、この油膜フで潤滑が円滑に行なわれる。
このように、特別のツールを用いることなく、コンロッ
ド1の大端部3に圧力をかけることで、簡単に環状メタ
ル軸受5の内径形状を加工で幹る。
ド1の大端部3に圧力をかけることで、簡単に環状メタ
ル軸受5の内径形状を加工で幹る。
[発明の効果]
前記のように、この発明のエンジンのコンロッF 製造
方法は、コンロッドの大端部の真円孔に、真円の環状メ
タル軸受を圧入し、この大端部に圧力をかけて環状メタ
ル軸受を楕円形に変形させ、この状態で環状メタル軸受
の内径面を真円に加工し、この加工後に大端部の圧力を
脱力することで環状メタル軸受の内径面が楕円形になる
ため、油膜を形成できる。従って、特殊ツールを必要と
しないで、コンロッドの大端部に与える力の強弱により
、自由にフンロッドの大端軸受の内径を楕円形状で油膜
を形成するように加工でき、コンロッドの製造が簡単に
なる。
方法は、コンロッドの大端部の真円孔に、真円の環状メ
タル軸受を圧入し、この大端部に圧力をかけて環状メタ
ル軸受を楕円形に変形させ、この状態で環状メタル軸受
の内径面を真円に加工し、この加工後に大端部の圧力を
脱力することで環状メタル軸受の内径面が楕円形になる
ため、油膜を形成できる。従って、特殊ツールを必要と
しないで、コンロッドの大端部に与える力の強弱により
、自由にフンロッドの大端軸受の内径を楕円形状で油膜
を形成するように加工でき、コンロッドの製造が簡単に
なる。
第1図はエンジンのコンロッドの正面図、第2図は第1
図のII −I+断面図、第3図は環状メタル軸受の加
工状態を示す図、第4図は環状メタル軸受の加工後の状
態を示す図である。 図中符号1はコンロッド、2は小端部、3は大端部、4
は真円孔、5は環状メタル軸受である。 第 2 図 4 第 図 第 図 b
図のII −I+断面図、第3図は環状メタル軸受の加
工状態を示す図、第4図は環状メタル軸受の加工後の状
態を示す図である。 図中符号1はコンロッド、2は小端部、3は大端部、4
は真円孔、5は環状メタル軸受である。 第 2 図 4 第 図 第 図 b
Claims (1)
- めがね形のコンロッドの大端部に真円孔を加工し、この
大端部に真円の環状メタル軸受を圧入し、この大端部に
圧力をかけて環状メタル軸受を楕円形に変形させ、この
状態で環状メタル軸受の内径面を真円に加工し、この加
工後に前記大端部の圧力を脱力することを特徴とするエ
ンジンのコンロッド製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26472089A JPH03125012A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | エンジンのコンロッド製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26472089A JPH03125012A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | エンジンのコンロッド製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03125012A true JPH03125012A (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=17407247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26472089A Pending JPH03125012A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | エンジンのコンロッド製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03125012A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2769530A1 (fr) * | 1997-10-10 | 1999-04-16 | Daimler Benz Ag | Procede de fabrication d'une bielle |
US6874229B2 (en) * | 2002-08-12 | 2005-04-05 | Andrew S. Burns, Jr. | Connecting rod with ellipitical opening and method for production |
DE102004024576A1 (de) * | 2004-05-18 | 2005-12-15 | Daimlerchrysler Ag | Pleuel für eine Brennkraftmaschine sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
JP2007170516A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の軸受け装置 |
JP2010508158A (ja) * | 2006-10-30 | 2010-03-18 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 導電性材料から成り、コーティングされた摩擦接触面の加工方法および電解加工用電極 |
JP2010508159A (ja) * | 2006-10-30 | 2010-03-18 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | ラジアル軸受面及びコネクティングロッドを製造するための方法及び電極 |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP26472089A patent/JPH03125012A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2769530A1 (fr) * | 1997-10-10 | 1999-04-16 | Daimler Benz Ag | Procede de fabrication d'une bielle |
US6874229B2 (en) * | 2002-08-12 | 2005-04-05 | Andrew S. Burns, Jr. | Connecting rod with ellipitical opening and method for production |
DE102004024576A1 (de) * | 2004-05-18 | 2005-12-15 | Daimlerchrysler Ag | Pleuel für eine Brennkraftmaschine sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
JP2007170516A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の軸受け装置 |
JP2010508158A (ja) * | 2006-10-30 | 2010-03-18 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 導電性材料から成り、コーティングされた摩擦接触面の加工方法および電解加工用電極 |
JP2010508159A (ja) * | 2006-10-30 | 2010-03-18 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | ラジアル軸受面及びコネクティングロッドを製造するための方法及び電極 |
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