JPH03123588A - 洗濯機の運転制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、漬け置き洗いの可能な洗濯機の運転制御方法
に関する。

〔従来の技術〕

近年、衣類の高級化やファッション化で、通常の水流で
の洗濯が困難なデリケートが衣類が増えてきており、し
かも、このデリケートな衣類はストッキング、ブラウス
、下着等直接肌に付けるものが多く比較的汚れ易いもの
が多いことから、これらデリケートな衣類に対しては、
従来の洗い工程とは別に漬け置き洗い工程を設定して、
設定時間、洗浄液に衣類を漬けておき、汚れの部分に洗
剤をよくなじませることにより、洗剤の効果、特に洗剤
に配合されているタンパク質分解酵素の効果を引き出し
、洗浄性能を高めるようにしている。

また、場合によってはさらに効果を高めるために、漬け
置き洗い中に間隔をおいて複数回、洗いモーターを短時
間駆動させて洗濯物や洗剤液を撹拌することも行ってい
る。

他方、デリケートではない普通の衣類の場合でも、特に
汚れがひどいものや汚れが落ちにくいものについては、
本洗いの前に漬け置き洗いを行う。

第２図は、かかる漬け置き洗いの可能な洗濯機の一例と
して一槽弐の全自動洗濯機を示すもので、外箱（１）内
に水受は槽（図示せず）を設け、この内部に洗濯兼脱水
槽（４）を回動自在に吊下げ、この洗濯兼脱水槽（４）
内に正反転動作する撹拌Ｒ（５）を立設し、また水受槽
下方にはモーター（図示せず）やモーターの回転を伝え
る■ベルト、プーリー、減速機構等を備えである。

外箱（１）の上部にはトップパネル（３）と衣類を出入
れするためのフタ（２）を取付け、トップパネル（３）
の周囲、例えば横側に洗濯運転内容を設定し、この設定
した内容を表示する操作パネル（９）を形成する。

図中（７）はアース線、（６）は電源コード、（８）は
排水ホースを示す。

前記操作パネル（９）は第３図に示すように、スイッチ
類として電源の大スイッチ（１０）　、切スィッチ（１
１）　、各種内容の設定スイッチとして洗い時間を設定
する洗いスイッチ（１３）　、すすぎ回数を設定するす
すぎスイッチ（１４）　、脱水時間を設定する脱水スイ
ッチ（１５）　、使用水位を設定する水位スイッチ（１
６）　、漬け置き洗い工程を設定する漬け置きスイッチ
（１７）　、そして前記設定内容を設定後、洗濯運転を
開始させるスタートスイッチ（１２）　、運転開始後、
運転の一時停止及び解除を行う一時停止／解除スイッチ
（２９）を設け、また、設定内容の表示手段として設定
水位や漬け置き工程設定を表示する発光ダイオード（Ｌ
ＥＤ）ランプなどを用いる表示部（２８）及び設定した
洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を表示する数字表示器
（１８）が設けである。

この数字表示器（１８）は第４図に示すように「洗い」
　「すすぎ」　「脱水」　「分」　「回」などの文字表
示と８つのセグメントの組合わせによる数字表示とで構
成され、いずれの構成要素も発光ダイオード（ＬＥＤ）
による表示部（２８）に形成した。

第５図は前記スイッチ類等の電気回路図を示し、電源（
２４）に対し直列接続される入スイッチ（１０）及び切
スィッチ（１１）を介してにＤＣ電源（２１）としての
交直電力変換装置が接続され、このＤＣ電源（２１）に
マイクロコンピュータなどを用いた制御装置（２０）が
接続されている。

そして、洗いスイッチ（１３）　、すすぎスイッチ（１
４）　、脱水スイッチ（１５）　、水位スイッチ（１６
）、漬け置きスイッチ（１７）　、スタートスリット（
１２）及び−時停止／解除スイッチ（２９）からの出力
信号を制御装置！ｊ（２０）に導入し、該制御装置（２
０）からの制御信号を、電源（２４）に並列接続されて
いるモーター（２５）　、給水弁（２６）　、排水弁（
２７）にそれぞれドライバー（２２）及びスイッチ素子
であるトライアック（２３）を介して導入するとともに
、前記制御信号は表示部（２８）　、数字表示器（１８
）にも導入した。

次に動作について説明すると、第６図は設定する洗濯運
転工程の一例を示すもので、通常は第８図のフローチャ
ートに示すように漬け置き洗い工程（ステラプレ）、洗
い工程（ステップソ）、すすぎ工程（ステップッ）、脱
水工程（ステップネ）の順に行われ、かかる工程の設定
を第９図のフローチャートにしたがい説明する。

まず、使用者はフタ（２）を開け、洗濯物を洗濯兼脱水
槽（４）内に入れ、フタ（２）を閉じた後、操作パネル
（９）上の入スイッチ（１０）を押し電源をオンする。

次に、洗いスイッチ（工３）により洗い時間を設定しく
ステップナ）、すすぎスイッチ（１４）によりすすぎ回
数を設定しくステップラ）、脱水スイッチ（１５）によ
り脱水時間をそれぞれ設定しくステップム）、さらに漬
け置きスイッチ（１７）により漬け置き洗いを行うか否
かの設定を行い（ステップウ）、また、水位スイッチ（
１６）により洗濯物の量に見合う使用水量である水位を
設定すれば（ステップノ）、設定水位に対応するＬＥＤ
ランプの表示部（２８）が点灯しくステップオ）、さら
に漬け置き洗いを行うよう設定した場合は（ステップク
）漬け置き洗い設定を示すＬＥＤランプの表示部（２８
）が点灯しくステップヶ）、数字表示器（１８）には前
記ステップ（す）（う〕　（ム）で設定した洗い時間、
すすぎ回数及び脱水時間が表示装置される。第４図に示
した数字表示器（１８）の例では、洗い時間が１１分、
すすぎ回数が２回、脱水時間が５分に設定されている。

そして最後にスタートスイ・ンチ（１２）を押せば洗濯
運転が開始する（ステップマ）。

洗濯運転開始後は第８図のフローチャートに示す通りに
、漬け置き洗い工程（ステンフッ）、洗い工程（ステッ
プソ）、すすぎ工程（ステップッ）、脱水工程（ステッ
プネ）の順に自動的に運転が進行して終了となる。

ところで、この洗濯運転進行中に、衣類の確認や増減を
行いたい場合は、−時停止／解除スイッチ（２９）を押
して運転動作を一時停止する。この−時停止はどの工程
中においても可能であり、例えば漬け置き洗い工程中に
一時停止／解除スイッチ（２９）を押した場合を次に第
７図のフローチャートについて説明する。

漬け置き洗い工程では、前記のごとく洗浄液に衣類が漬
かった状態にあり、−時停止／解除スイッチ（２９）が
押されることなく、この工程が一時停止されることなく
進行すれば（ステップヌ）、約１分間に１回撹拌翼（５
）力月往復回転しながら漬け置き設定時間が経過すると
（ステラプル）、この漬け置き洗い工程が終了して次の
洗い工程に移行する。

ところで、漬け置き洗い工程進行中に、−時停止／解除
スイッチ（２９）が押されると（ステップリ、ヌ）、漬
け置き洗い工程の進行が一時停止する。この時、撹拌翼
（５）が動作していればこれが停止し、設定時間のカウ
ントも停止する（ステップ力）。

こうして衣類の確認などを行った後、−時停止を解除す
るには、−時停止／解除スイッチ（２９）を再び押せば
（ステップリ、ヨ）、−時停止が解除となって（ステッ
プタ）、漬け置き洗い工程が再び進行を開始する。

〔発明が解決しようとする課題〕

洗濯運転中に一時停止を行い、これを解除した場合、洗
い工程、すすぎ工程や脱水工程では解除後、直ちに撹拌
翼が作動を開始したり、洗濯兼脱水槽が回転を開始する
ので、これにより一時停止が解除されたことの確認を行
える。

しかし、漬け置き洗い工程では撹拌翼の作動が連続して
おらず、−時停止を解除した時点が撹拌翼が動作しない
時間中の場合には解除後も撹拌翼の不動作状態が継続し
て一時停止中と同じ状態にあるため、確認はその後、撹
拌翼が再び作動するまで待たねばならず、解除の確認を
解除後直ちに行うことができなかった。

かかる不都合を解消するには、例えば−時停止中を表示
するランプを別途設け、この点灯により停止中か解除さ
れたかを判別する方法も考えられるが、このようにする
と部品点数が増加し、コストアップにもつながる。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、表示ラン
プなどの部品を新たに設けずに、漬け置き洗い中の一時
停止の解除を、解除後直ちにしがち確実に確認できる洗
濯機の運転制御方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、漬け置き洗い工程中
に該工程を一時停止し、その後一時停止を解除したとき
、解除の表示手段として解除後直ちに撹拌翼を動作させ
ることを要旨とするものである。

〔作用〕

漬け置き洗い工程中に一時停止を行い、その後これを解
除した場合は、−時停止の開始時点で撹拌翼が停止して
おり、解除時点も撹拌翼の停止期間中にあっても、これ
にかかわらず、解除時点では直ちに撹拌翼が必ず回転す
る。この機械的動作により、解除になったことをｉｔ認
できる。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の洗濯機の運転制御方法の実施例を示す
フローチャートで、本発明方法で使用する洗濯機の構成
については第２図〜第５図について既に説明したものと
同様であるから、ここでの詳細な説明は省略する。

本発明における洗濯運転工程も第６図、第８図、第９図
について既に説明したものと同様であり、−例として第
６図に示したような運転工程で進行するものであり、使
用者はまずフタ（２）を開け、洗濯物を゛洗濯兼脱水槽
（４）内に入れ、フタ（２）を閉じた後、操作パネル（
９）上の入スイッチ（１０）を押し電源をオンする。

次に、洗濯内容を設定するには第９図のフローチャート
にしたがい、洗いスイッチ（１３）により洗い時間を設
定しくステラフリ）、すすぎスイッチ（１４）によりす
すぎ回数を設定しくステラフリ）、脱水スイッチ（１５
）により脱水時間をそれぞれ設定しくステップム）、さ
らに漬け置きスイッチ（１７）により漬け置き洗いを行
うか否かの設定を行い（ステソブウ）、また、水位スイ
ッチ（１６）により洗濯物の量に見合う使用水量である
水位を設定すれば（ステラフリ）、設定水位に対応する
ＬＥＤランプの表示部（２８）が点灯しくステップオ）
、さらに漬け置き洗いを行うよう設定した場合は（ステ
ップク）、漬け置き洗い設定を示すＬＥＤランプの表示
部（２Ｂ）が点灯しくステップケ）、数字表示器（１８
）には前記ステップ（す）（う）（ム）で設定した洗い
時間、すすぎ回数及び脱水時間が表示される。第４図に
示した数字表示器（１８）の例では、洗い時間が１１分
、すすぎ回数が２回、脱水時間が５分に設定されている
。

そして最後にスタートスイッチ（１２）を押せば洗濯運
転が開始する（ステップマ）。

洗濯運転開始後は第８図のフローチャートに示す通りに
、漬け置き洗い工程（ステ・ンブレ）、洗い工程（ステ
ップソ）、すすぎ工程（ステ・ンプツ）、脱水工程（ス
テップネ）の順に自動的に運転が進行して終了となる。

ところで前記洗濯工程のうちの漬け置き洗い工程は第１
図のフローチャートに示すように、洗濯液に衣類が漬か
った状態にあり、−時停止／解除スイッチ（２９）が押
されることなくこの工程が一時停止することなしに進行
すれば（ステップイ。

口）、漬け置き設定時間が満了するまで約１分間に１回
だけ撹拌翼（５）が１往復して（ステンプハ、二、ホ）
漬け置き洗いが行われる。

いま、かかる漬け置き洗い工程の進行中に、洗濯物の確
認や増減などを行うために一時停止／解除スイッチ（２
９）が押されると（ステンブイ、口）、漬け置き洗い工
程の進行が一時停止する（ステ・ンプヘ）、この時撹拌
翼（５）が回転中の場合はこれが直ちに停止し、また設
定時間のカウントも停止する。

そして、衣類の確認などを行った後、−時停止を解除す
るには、−時停止／解除スイッチ（２９）を再びもう１
度押せば（ステップイ、ト）、−時停止の状態が解除さ
れて（ステラフリ）、漬け置き洗い運転の工程が続行す
る。

この解除時には、−時停止の開始時点での状態のいかん
にかかわらず、すなわち例えばこの時点では撹拌翼（５
）が回転しておらず前回の撹拌翼（５）回転動作時から
１分間が経過していなくても、撹拌翼（５）が１往復分
必ず動（。

この撹拌翼（５）の機械的動作により、−時停止が解除
されたことを使用者に表示する。以後は設定時間満了ま
で１分間に１回の割合で撹拌翼（５）が１往復して漬け
置き洗いが進行する。

（発明の効果〕 以上述べたように本発明の洗濯機の運転制御方法は、漬
け置き洗い工程のように撹拌翼が回転動作する間隔が長
く、非動作状態のあるものにおいて、運転を一時停止し
、その後これを解除した時には撹拌翼を必ず動作させる
ようにしたので、時停止解除用の表示ランプなどを別途
設けることなく、−時停止の解除を解除後直ちにしかも
確実に確認できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機の運転制御方法の実施例を示す
フローチャート、第２図は洗濯機の外観斜視図、第３図
は同上要部である操作パネル部分の正面図、第４図は同
上数字表示器の正面図、第５図は運転制御の回路図、第
６図は洗濯運転の工程図、第７図は漬け置き洗い工程の
従来例を示すフローチャート、第８図は洗濯工程を示す
フローチャート、第９図は洗濯内容設定の工程を示すフ
ローチャートである。 （１）・・・外箱　　　　（２）・・・フタ（３）・・
・トップパネル（４）・・・洗濯兼脱水槽（５）・・・
撹拌翼　　　（６）・・・電源コード（７）・・・アー
ス線　　（８）・・・排水ホース（９）・・・操作パネ
ル　（１０）・・・人スイッチ（１１）・・・切スィッ
チ　（１２）・・・スタートスイッチ（１３）・・・洗
いスイッチ（１４）・・・すすぎスイッチ（１５）・・
・脱水スイッチ（１６）・・・水位スイッチ・・・漬け
置きスイッチ ・・・数字表示器　（２０ ・・・ＤＣ電源　　（２２ ・・・トライアック（２４ ・・・モーター　　　（２６ ・・排水弁　　　（２８ ・・・−時停止／解除スイ ・・・制御装置 ・・・ドライバー ・−・電源 ・・・給水弁 ・・・表示部 ツチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 漬け置き洗い工程中に該工程を一時停止し、その後一時
   停止を解除したとき、解除の表示手段として解除後直ち
   に撹拌翼を動作させることを特徴とした洗濯機の運転制
   御方法。