JPH10295980A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JPH10295980A
JPH10295980A JP9108670A JP10867097A JPH10295980A JP H10295980 A JPH10295980 A JP H10295980A JP 9108670 A JP9108670 A JP 9108670A JP 10867097 A JP10867097 A JP 10867097A JP H10295980 A JPH10295980 A JP H10295980A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯機でのり付けが上手にできず、のり付け
を行った後に、残留したのりを除去する槽すすぎ運転も
十分に行えず、長期間の使用中にのりが堆積し衣類への
汚れの付着や故障の原因になる恐れがあった。 【解決手段】 内部に洗濯物を収容する回転ドラム2
と、上記水槽4内の水位を検知する水位センサ15を備
え、のり付け工程と槽すすぎ工程から構成されるのり付
けを行う専用ケースを設けたドラム式洗濯機において、
のり付け工程の後の脱水は、通常の洗濯運転の最終脱水
よりも短くなるように制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類ののり付けを
行う専用コースを設けたドラム式洗濯機、ドラム式乾燥
洗濯機等のドラム式洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のドラム式洗濯機はドラム
が水槽内で水平軸を中心に回転する構造となっており、
洗いから脱水までを連続して行うことが出来る。このド
ラム式洗濯機は、洗濯機本体の内側上端へ防振機構によ
り懸架された水槽と、この水槽の内側で水平軸を中心に
回転するように配されたドラムとの二重構造となってい
る。
【0003】そして、本体上部前端に操作・表示部分が
あり、この裏側に制御装置が取り付けられている。上記
水槽は、洗濯液や脱水液を貯え、かつ、排出する機能を
有している。また、上記ドラムはその周壁全体に洗濯時
の給水、及び脱水時の排水を行うための多数の小孔、及
び洗濯物を持ち上げるためのバッフルが設けられてい
る。
【0004】そして、本体の正面には洗濯物を出し入れ
するためのドアが設けられており、このドアは水槽との
間のドアパッキンにより密閉する構造となっている。上
記ドラムは駆動モータにて回転させられるものであり、
また、洗濯液等は排水ポンプにて機外に排出されるもの
である。そして、上記水槽と排水ポンプの間の配管経路
に糸屑フィルタが設けられている。
【0005】そして、洗い工程においては、水槽内、及
び、ドラムの下部に適当な洗剤濃度の洗濯水を入れ、こ
のドラムをモータによって回転させる。上記ドラム内に
入れてある衣類は洗濯水を吸収して持ち上げられて落下
し、この落下時にたたき洗いされる。すすぎ工程も同様
にドラムの回転により行われる。脱水はドラムを高速回
転させ、その遠心力を利用して行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来のドラム式洗濯機では、洗濯物の種類により標準コー
スやデリケートコース等複数のコースの中から、洗濯物
に適したコースが選択できるようになっている。
【0007】しかしながら、家庭用の洗濯のりを用いて
のり付けを行う専用のコースが設定されておらず、標準
コースやデリケートコース等でのり付けを行うと、のり
付けの効果が十分発揮できない、脱水が強すぎる等の問
題があり、洗濯機でのり付けが上手にできないという問
題があった。
【0008】また、のり付けを行った後に、残留したの
りを除去する槽すすぎ運転も十分に行えず、長期間の使
用中にのりが堆積し衣類への汚れの付着や故障の原因に
なる恐れがあった。
【0009】この点を考慮して、特開平4ー20389
号公報に記載のものでは、のり付け工程と槽すすぎ工程
を組み合わせた専用コースが提案されているが、渦巻き
式洗濯機を前提としたものであり、かつ槽すすぎの効果
を上げるために水位を高くするだけで脱水等で飛び散っ
たのりの除去の確実性に課題を残している。
【0010】また、特開平4ー108494号公報に記
載のものではのり付け工程は通常の洗濯時に比べ水位を
高く設定する。槽すすぎ工程では水槽内に残水がある状
態で脱水に入るという改善を加えているものの、のりの
撹拌の問題や槽すすぎの確実性の確保の面で不十分な点
を残している。
【0011】本発明は、上記従来の技術が有している課
題を解決しようとするものであり、のり付け、及びのり
付け後の槽すすぎの効果、確実性を高めたのり付けの専
用コースを有するドラム式洗濯機の実現を図るものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のドラム式洗濯機
は上記のような課題を解決したもので、請求項1記載の
発明は、外箱内に配された水槽内で、水平軸を中心に自
在に回転し、かつ内部に洗濯物を収容する回転ドラム
と、上記水槽内の水位を検知する水位センサを備え、の
り付け工程と槽すすぎ工程から構成されるのり付けを行
う専用コースを設けたドラム式洗濯機において、のり付
け工程の後の脱水は、通常の洗濯運転の最終脱水より短
くなるように制御するものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、のり付け工程の後の槽すすぎ工程で
はドラムのタンブリング回転数を通常の洗濯運転、及び
のり付け運転の回転数よりも高くするものである。そし
て、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明におい
て、のり付け工程の後の槽すすぎ工程では設定水位をの
り付け工程より低く設定するものである。
【0014】そしてまた、請求項4記載の発明は、請求
項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の発明におい
て、槽すすぎ工程は複数回のすすぎ運転から構成される
ものである。さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれか一つに記載の発明において、槽
すすぎ工程の最終すすぎの後に、脱水工程を付加したも
のである。
【0015】さらにまた、請求項6記載の発明は、請求
項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の発明におい
て、のり付け工程が終了した時点で、のり付け工程が終
了したことを示す報知を行うとともに、槽すすぎ工程を
行うためのスタートキーが操作されるまで報知を継続す
るように制御するものである。
【0016】そのうえ、請求項7記載の発明は、請求項
6記載の発明において、のり付け工程が終了したことを
知らせる報知は表示部の表示の点滅とブザーで行うとと
もに、ブザー報知は間欠的に行うものである。さらにそ
のうえ、請求項8記載の発明は、請求項6若しくは請求
項7記載の発明において、のり付け工程が終了したこと
を知らせるブザー報知は所定時間経過後に停止すると共
に、槽すすぎ工程の表示を行い、槽すすぎ工程の表示は
槽すすぎ工程終了まで継続するものである。
【0017】また、請求項9記載の発明は、請求項1乃
至請求項8のいずれか一つに記載の発明において、のり
付けコースを行う専用コースが選択された場合は、のり
付けを行う専用コースが選択されたことを示す表示と槽
すすぎの表示を行うとともに、槽すすぎの表示が点灯中
は、他のコースの選択ができないように制御するもので
ある。
【0018】そして、請求項10記載の発明は、請求項
1乃至請求項9のいずれか一つに記載の発明において、
のり付け工程の運転がスタートした時点で、のり付け工
程の運転が実施された情報を記憶し、電源キーを押して
電源OFFにされても、再度電源キーが押された時点で
槽すすぎの表示を行うものである。
【0019】そしてまた、請求項11記載の発明は、請
求項10記載の発明において、運転経歴を記憶する記憶
素子として不揮発性のメモリを設け、一旦通電が遮断さ
れた状態でも記憶が残るようにし、再度通電され、電源
キーが操作された時点で槽すすぎの表示を行うものであ
る。
【0020】さらに、請求項12記載の発明は、請求項
1乃至請求項11のいずれか一つに記載の発明におい
て、水槽内の水を循環させる循環ポンプを備え、のり付
け工程中は水を循環させるものである。さらにまた、請
求項13記載の発明は、請求項1乃至12のいずれか一
つに記載の発明において、水槽内の水を循環させる循環
ポンプを備え、槽すすぎ工程中は水を循環させるもので
ある。
【0021】そして、請求項14記載の発明は、請求項
1乃至請求項13のいずれか一つに記載の発明におい
て、水槽内の水を加熱するための洗濯用ヒータを備え、
槽すすぎを温水で行えるようにしたものである。そして
また、請求項15記載の発明は、請求項1乃至請求項1
4のいずれか一つに記載の発明において、水槽内の水を
加熱するための洗濯用ヒータを備え、槽すすぎを温水で
行えるようにしたドラム式洗濯機において、槽すすぎ工
程中は温水を洗剤ケースののりの投入口を経由して循環
させるものである。
【0022】本発明は上記構成にて、請求項1記載の発
明は、通常の脱水に比べ脱水時間を短くするため、のり
付けした衣類に十分なのりが残り良好なのり付け効果が
得られる。また、衣類のしわも押さえられるため、乾燥
後のアイロン掛けが容易になる。
【0023】また、請求項2記載の発明は、通常のタン
ブリング回転数よりも高い回転数でドラムを回転させる
ため、すすぎ水量を増加させなくとも、水槽内の水が水
槽全体を循環するように行き渡る。特に、水槽上部の通
常のタンブリングでは水の届かない部分まで洗浄でき、
また配管の奥までも確実に洗浄することができる。
【0024】そして、請求項3記載の発明は、槽すすぎ
の使用水量を少なくすることにより、ドラム回転時の負
荷量が少なくなり、モーターの消費電力を少なくするこ
とができる。
【0025】そしてまた、請求項4記載の発明は、槽す
すぎを複数回繰り返すことで、のりが槽すすぎ毎に希釈
され、槽すすぎの効果が高められる。槽すすぎの水の少
量の残水に含まれるのりの成分が殆ど除去でき、繰り返
し使用しても、のりが堆積して行くという問題が解決で
きる。
【0026】そのうえ、請求項5記載の発明は、槽すす
ぎの最後に脱水を加えることで、槽すすぎ時に発生する
泡、及びドラムの外周に付着した残留水を除去できる。
さらに、請求項6乃至請求項8記載の発明は、のり付け
工程が終了した後、報知をすることで、使用者が槽すす
ぎを忘れず、確実に実行できる。
【0027】さらにまた、請求項9記載の発明は、のり
付け工程がスタートし、水槽内にのりが投入されてから
は他のコースが選択できなくなるため、のりが残った状
態でのり付けが不要な他の衣類を洗濯しのりが付いてし
まう、のり付けの後の槽すすぎを忘れる等の問題を防止
することができる。
【0028】また、請求項10及び請求項11記載の発
明は、のり付け工程の途中、のり付け工程の後で電源ス
イッチが切られた場合や停電等で電源が切られた場合で
も、再度電源が入った時点で槽すすぎ工程を含むのり付
けコースが最後迄終了していないことが分かるため、使
用者に槽すすぎの実施を促すことができる。
【0029】そして、請求項12及び13記載の発明
は、循環ポンプで水槽内の水を循環させるため、のりの
撹拌効果が高まり、均一なのり付けができる。また、槽
すすぎ時は循環用ホースの内部まで洗浄することが可能
となる。
【0030】そしてまた、請求項14及び請求項15記
載の発明は、のりを規定の使用量より多く使用した場
合、のり付け後、長時間槽すすぎを行わないで放置した
場合等の通常ののり付け後に比べて除去しにくい残留し
たのりの洗浄効果が向上する。また、乾燥機能を付加し
た場合、誤ってのり付けの後に乾燥をしても、乾燥によ
り水槽の内壁等にこびりついたのりの残留分を容易に除
去することが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明のドラム式乾燥洗濯機は、
第1の手段では、のり付け工程の後の脱水時間を短く
し、衣類に付着したのりが除去されすぎて、のり付けの
効果が低減するのを防止するものであり、第2の手段で
は、槽すすぎ工程では水槽内に水が入った状態で、ドラ
ムのタンブリング回転数を上げ、すすぎ水が水槽全体を
洗い流すことができるものであり、第3の手段では、の
り付け工程の後の槽すすぎ工程では設定水位をのり付け
工程より低く設定するものである。
【0032】また、第4の手段では、槽すすぎ工程を複
数回のすすぎ運転で構成し、槽すすぎの効果を確実なも
のとしている。第5の手段では、槽すすぎ工程の最後に
脱水工程を加え、ドラムに付着した水の除去やドアパッ
キン部分に残るのりの泡の除去を可能としている。
【0033】そして、第6乃至第8の手段では、のり付
け工程が終了したことを知らせるための報知を槽すすぎ
工程を開始するまで継続する、ブザー報知は間欠的にす
る等で、使用者に槽すすぎをする必要があることを知ら
しめるものであり、第9の手段では、槽すすぎの表示が
行われている場合、即ちのり付け工程がスタートした後
は他のコースが選択できないようにすることで、確実に
使用者が槽すすぎを行うようにしている。
【0034】そしてまた、第10、及び第11の手段で
は、のり付け工程が終了、あるいは中断された状態で電
源スイッチが押され、電源が切られた場合にも、再度電
源が入れられた場合にのり付け後の槽すすぎが行われて
いないことを知らせ、使用者が槽すすぎを忘れることを
防止する手段を与えるものであり、第12、第13の手
段では、のり付け工程、槽すすぎ工程中に水槽内の水を
循環させることで、のり付け効果の向上、及び槽すすぎ
性能の向上を図るものである。
【0035】さらに、第14、及び第15の手段では水
槽内、及びのりの投入口の洗浄を温水を用いて行うこと
で、のり付け後長時間放置された場合の取れにくいのり
の残留分の除去の効果を高めるものである。
【0036】以下、本発明のドラム式乾燥洗濯機の実施
の形態を図面と共に説明する。本発明のドラム式洗濯機
の図1、及び図2に示し、以下、主要な部分及び発明に
かかわる部分を中心に説明を行う。図1は本発明のドラ
ム式洗濯機の内部構造を示す概略縦断正面図、図2は本
発明のドラム式洗濯機の内部構造を示す概略縦断側面図
である。
【0037】図1及び図2において、1は洗濯機本体、
2は回転ドラム、3はバッフル、4は水槽、5は防振機
構(つりバネ)、6はドア、7はドアパッキン、8はド
ラム駆動用のモータ、9は排水ポンプ、10は糸屑フィ
ルタである。11は洗剤、漂白剤、のり等を投入するた
めの洗剤ケースである。
【0038】12は水槽内の水を循環させるための循環
ポンプ、13は循環ホース、14は排水ホース、15は
水槽内の水位を検知するための水位センサ、16は給水
弁、17は給水ホース、18は水槽内の水を加熱するた
めの洗濯用ヒータである。また、21は操作・表示部、
22は制御装置である。
【0039】上記ドラム式洗濯機では、洗濯機本体1内
に軸方向が短い、ほぼ円柱形状の回転ドラム2と水槽4
とが設けられている。このドラム2は水平方向に回転軸
が配設され、回転軸に沿った方向の1端部(回転軸は反
対側端部)が開口する洗濯物の投入を行うためのドア6
が配設されている。7はドアパッキンであり、ゴムなど
の弾性体からなるシール材として内嵌されている。
【0040】従って、上記ドア6が閉じたときには、ド
アの周縁部と投入口内周縁部とで上記シール材が挟圧さ
れて、洗濯機本体1、及び、水槽4の水密が保持される
ようになっている。なお、振動吸収のため、洗濯機本体
1の上部から水槽4を防振機構5により懸架されてお
り、これにより水槽4の振動を減衰させる構成となって
いる。
【0041】上記回転ドラム2は、洗濯物を収容して回
転するものであって、ドラム2内には、中心軸に向けて
突出する山脈状にバッフル3が形成される。水槽4は上
記ドラム2を囲んで設けられ、洗濯水(洗剤、のり等を
含む水、すすぎ水も含む)をためるものである。
【0042】この洗濯水は、水道につながる給水ホース
17を通り洗濯用給水弁16からの水道の開閉を行うこ
とにより水管路、洗剤ケース11を介して水槽4内に供
給される(詳しくは、一旦は洗剤ケースに入った後に、
水管路を介して水槽4内に供給される)。
【0043】上記水槽4の底部には水槽4内の洗濯水を
出す排水ダクトが設けられ、この排水ダクトは、排水さ
れた洗濯水に含まれる糸屑やゴミ等の挟雑物を除去する
フィルタ10につながり、フィルタ10により糸屑やゴ
ミ等は除去される。フィルターケース10には、水槽4
内の洗濯水を洗濯機外部に排水するための排水ポンプ9
がつながれ、排水ホース14を経て機外に排出される。
【0044】上記投入口の反対側端部に水平な回転軸が
固定して設けられており、この回転軸にはドラムプーリ
が固定されている。水槽4の下端部にはドラム駆動用モ
ータ8が設けられており、このモータ8の回転軸とドラ
ムプーリをベルトで連結している。この水槽4、回転
軸、ドラムプーリ、及び、ドラム駆動用モータ8等の部
品は洗濯機本体1に収容されている。
【0045】また、上記洗濯機本体1の前面上部には、
運転/停止スイッチ、及び、各種操作スイッチ等のパネ
ル入力部、ならびに、表示ランプ等の表示部が設けられ
た操作パネル21が配置される。この操作パネル21の
内側部には洗濯機の電気的制御を行う制御装置22が配
設され、操作パネル21からの信号線が接続される。上
記制御装置22には、ドア6の開閉を検出するドアスイ
ッチ、水槽4の水位を水圧で検出する水位センサ15、
及び、モータ8の回転を検出するタコメータの出力信号
線が接続される。
【0046】図3は上記ドラム式洗濯機の制御装置22
の回路ブロック図である。図3に示すように、制御装置
22は主に、電源部29、表示部212、パネル入力部
211、ドアスイッチ等の信号入力部19、制御部2
0、出力部23、及び、負荷部24から成る。
【0047】上記電源部29は、コンセントプラグ26
から電源スイッチ27を介して商用電源が入力されて、
交流電源を変圧し、また、整流して制御用の直流電源を
出力したクロックパルスを発振出力する。表示部212
は、上記表示ランプの他、ブザーも含まれる。
【0048】上記制御部20は、マイクロコンピュー
タ、及びメモリ28から主になり洗濯機の動作に関する
判断・指令を行うものであって、演算・記憶機能を有し
ている。出力部23は、制御部の指令にしたがってドラ
イブ信号を出力するトライアックを含む半導体素子を有
している。上記負荷部24は、上記出力部のドライブ信
号で作動し、排水ポンプ9、循環ポンプ12、給水弁1
6、洗濯用ヒータ18、ドラム駆動用モータ8の作動リ
レーを有している。
【0049】また、図4の操作部・表示部の31はのり
付けのせんの専用コース等のコースを選択するためのキ
ーであり、32は当該キーが押された場合に点灯する表
示であり、33は残時間、及び選択された加熱温度を示
すセグメント部である。34は加熱温度を選択するため
のキーであり、35は進行表示であり、36は槽すすぎ
を示す表示である。
【0050】以下、本発明のドラム式洗濯機の実施の形
態の動作について説明する。なお、基本的な洗いから乾
燥に至る動作は従来のドラム式洗濯機とほぼ同様であ
り、その概要は次の通りである。
【0051】まず、洗い工程から脱水工程に至る運転の
概略動作についてであるが、洗い工程はドラム2内に洗
濯物を入れ、洗剤ケース11に洗剤を入れて、電源を投
入して、パネル入力部211にあるスタートキーを押す
と、洗濯運転が開始される。この場合、ドア6がロック
されたあと、洗濯用給水弁16を開けて所定水位まで給
水し、洗剤を溶かした洗濯液を上方から流し込んで洗濯
物に含ませる。次にドラム2を低速回転させることによ
り洗いが行われる。
【0052】ドラム2内の洗濯物は、ドラム2の回転に
よる遠心力とバッフル3とでドラム2内の頂上付近まで
持ち上げられた後、自重により落下する(タンブリング
という)。このタンブリングを繰り返すことにより、洗
濯物は落下時の衝撃力でたたき洗いされる。すすぎは回
転ドラム2を低速回転することにより行われる。
【0053】すすぎが終わると、ドラム2の回転は停止
され、排水ポンプ9がONして洗濯液を機外に排出す
る。洗濯、すすぎ工程を終了し、排水完了後、脱水工程
に移り衣類のアンバランス修正を目的とした低速反転動
作のアンバランス修正工程を行う。アンバランス修正工
程終了後、衣類のアンバランス検知を目的とした低速回
転のアンバランス検知工程を実施し、アンバランス検知
レベル以下の場合は、ドラムの回転数を上げ、その時の
ドラムの回転による遠心力を利用して洗濯物をドラム2
の周壁内面に押し付けるような形で脱水が行われる。
【0054】次に、本発明のドラム式洗濯機のポイント
となる動作を図5に示すフローチャートに従い説明す
る。まず、電源スイッチが押されると選択出来るコース
等の表示が点灯する。次に、本発明ののり付け専用のコ
ースが選択され、洗濯されたのり付けコースの表示32
が点灯する。
【0055】そして、スタートキーが押されると、表示
32が点灯から点滅に変わり、残時間表示部33が点灯
し、給水弁16が開いて給水が開始され、洗剤ケース1
1を経由して、洗濯用のと共に、水槽4に給水される。
同時にのり付けコースの運転が開始された情報をメモリ
28に記憶する。
【0056】所定位置に達すると、給水弁16が閉じ、
循環ポンプ12が運転を開始すると共にドラム2が回転
を開始する。この時のドラム2の回転数は45〜60r
pm程度である。次に、のり付け工程の所定の時間が経
過すると、ドラム2、循環ポンプ12の運転が停止さ
れ、排水ポンプ9が動作して排水を行う。
【0057】水槽4内の水が所定水位まで排出される
と、ドラム2が回転を始め、高速脱水を行う。ただし、
脱水の最高速は通常の洗濯の場合と同様に設定される
が、最高速での脱水時間は短く設定される。脱水が完了
すると、ブザー等でのり付け工程の終了を報知すると共
に、ドアロックを解除し、のり付けされた衣類が取り出
せるように待機する。この報知は槽すすぎを行うために
スタートキーが押されるまで継続することも可能であ
り、またフローチャートに示すように、所定時間経過し
た時点で停止させることも可能である。
【0058】再度、スタートキーが押されると、給水弁
16が開き給水が開始され、所定位置に達すると、給水
弁16が閉じて槽すすぎが開始される。のり付けの場合
と同様に循環ポンプ12、及びドラム2が動作し、槽す
すぎが行われる。この時のドラム2の回転数は通常のタ
ンブリング回転数よりも高く設定され、100〜200
rpm程度とするのが適当である。
【0059】ドラム2の回転数を上げることにより少な
い水量でも、水槽4内の水が水槽4の上部にまで持ち上
げられ、水槽内を十分洗浄すると共に、配管の奥まで水
が流れ込み、水槽に接続された配管の中間で十分にすす
ぐことが可能となる。槽すすぎが終了すると、排水を行
い、最後にドラム2を高速回転させて、ドラム2に付着
した水の除去等を行う。
【0060】図6は具体的な制御の一例を示す運転チャ
ートであり、のり付け工程から休止状態を経て、槽すす
ぎ工程に至る各付加の運転状況を整理している。図6に
示すように、のり付け工程でのドラム2のタンブリング
回転数は55rpmであり、8秒間回転、8秒間停止、
8秒間反対方向に回転するという動作を繰り返して、の
り付けを行う。
【0061】また、のり付けの後の脱水はアンバランス
を見地するための回転数85rpmを経て、450rp
m、920rpm、1000rpmにまでドラム2の回
転数を上げて行う。ただし、1000rpmでの回転時
間は30秒と短くし、のりの過度な除去、しわの低減を
図っている。
【0062】槽すすぎではドラム2の回転数を200r
pmまで上げ、水槽4の洗浄性能の向上を図っている。
また、最終脱水Bではドラム2の内部に衣類が入ってい
ないことを前提としているため、ドラム2に付着した水
等を除去するのに十分な800rpmに回転数を制限
し、省電力、騒音の低減を図っている。
【0063】
【発明の効果】本発明のドラム式洗濯機は上記のような
構成であるから、請求項1記載の発明は、通常の脱水に
比べ脱水時間を短くするため、のり付けした衣類に十分
なのりが残り良好なのり付け効果が得られる。また、衣
類のしわも押さえられるため、乾燥後のアイロン掛けが
容易になる。
【0064】また、請求項2記載の発明は、通常のタン
ブリング回転数よりも高い回転数でドラムを回転させる
ため、すすぎ水量を増加させなくとも、水槽内の水が水
槽全体を循環するように行き渡る。特に、水槽上部の通
常のタンブリングでは水の届かない部分まで洗浄でき、
また配管の奥までも確実に洗浄することができる。
【0065】そして、請求項3記載の発明は、槽すすぎ
工程の使用水量を低減することができるとともに、ドラ
ム回転駆動用モーターの負荷量を低減でき、モーターの
小型化が図れる。
【0066】そしてまた、請求項4記載の発明は、槽す
すぎを複数回繰り返すことで、のりが槽すすぎ毎に希釈
され、槽すすぎの効果が高められる。槽すすぎの水の少
量の残水に含まれるのりの成分が殆ど除去でき、繰り返
し使用しても、のりが堆積して行くという問題が解決で
きる。
【0067】そのうえ、請求項5記載の発明は、槽すす
ぎの最後に脱水を加えることで、槽すすぎ時に発生する
泡、及びドラムの外周に付着した残留水を除去できる。
さらに、請求項6乃至請求項8記載の発明は、のり付け
工程が終了した後、報知をすることで、使用者が槽すす
ぎを忘れず、確実に実行できる。
【0068】さらにまた、請求項9記載の発明は、のり
付け工程がスタートし、水槽内にのりが投入されてから
は他のコースが選択できなくなるため、のりが残った状
態でのり付けが不要な他の衣類を洗濯しのりが付いてし
まう、のり付けの後の槽すすぎを忘れる等の問題を防止
することができる。
【0069】また、請求項10及び請求項11記載の発
明は、のり付け工程の途中、のり付け工程の後で電源ス
イッチが切られた場合や停電等で電源が切られた場合で
も、再度電源が入った時点で槽すすぎ工程を含むのり付
けコースが最後迄終了していないことが分かるため、使
用者に槽すすぎの実施を促すことができる。
【0070】そして、請求項12及び13記載の発明
は、循環ポンプで水槽内の水を循環させるため、のりの
撹拌効果が高まり、均一なのり付けができる。また、槽
すすぎ時は循環用ホースの内部まで洗浄することが可能
となる。そしてまた、請求項14及び請求項15記載の
発明は、のりを規定の使用量より多く使用した場合、の
り付け後、長時間槽すすぎを行わないで放置した場合等
の通常ののり付け後に比べて除去しにくい残留したのり
の洗浄効果が向上する。しかも、乾燥機能を付加した場
合、誤ってのり付けの後に乾燥をしても、乾燥により水
槽の内壁等にこびりついたのりの残留分を容易に除去す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラム式洗濯機の内部構造を示す概略
縦断正面図である。
【図2】本発明のドラム式洗濯機の内部構造を示す概略
縦断側面図である。
【図3】本発明のドラム式洗濯機の制御装置のブロック
図である。
【図4】本発明のドラム式洗濯機の表示・操作部の説明
図である。
【図5】本発明のドラム式洗濯機の制御動作のフローチ
ャートである。
【図6】図5の制御フローチャートに基づく運転を行っ
た場合の運転状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 2 ドラム 3 バッフル 4 水槽 5 防振機構 6 ドア 7 ドアパッキン 8 駆動用モータ 9 排水ポンプ 10 糸くずフィルタ 11 洗剤ケース 12 循環ポンプ 13 循環ホース 14 排水ホース 15 水位センサ 16 給水弁 17 給水ホース 18 洗濯用ヒータ 21 操作部 22 制御装置 31 コース洗濯キー 32 コース表示 33 セグメント表示部 34 加熱温度選択キー 35 進行表示部 36 槽すすぎ表示

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に配された水槽内で、水平軸を中
    心に自在に回転し、かつ内部に洗濯物を収容する回転ド
    ラムと、上記水槽内の水位を検知する水位センサを備
    え、のり付け工程と槽すすぎ工程から構成されるのり付
    けを行う専用コースを設けたドラム式洗濯機において、
    のり付け工程の後の脱水は、通常の洗濯運転の最終脱水
    より短くなるように制御することを特徴とするドラム式
    洗濯機。
  2. 【請求項2】 上記のり付け工程の後の槽すすぎ工程で
    はドラムのタンブリング回転数を通常の洗濯運転、及び
    のり付け運転の回転数よりも高くすることを特徴とする
    請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 上記のり付け工程の後の槽すすぎ工程で
    は設定水位をのり付け工程より低く設定することを特徴
    とする請求項2記載のドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 上記槽すすぎ工程は複数回のすすぎ運転
    から構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれか一つに記載のドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 上記槽すすぎ工程の最終すすぎの後に、
    脱水工程を付加したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか一つに記載のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 上記のり付け工程が終了した時点で、の
    り付け工程が終了したことを示す報知を行うとともに、
    槽すすぎ工程を行うためのスタートキーが操作されるま
    で報知を継続するように制御することを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のドラム式洗濯
    機。
  7. 【請求項7】 上記のり付け工程が終了したことを知ら
    せる報知は表示部の表示の点滅とブザーで行うととも
    に、ブザー報知は間欠的に行うことを特徴とする請求項
    6記載のドラム式洗濯機。
  8. 【請求項8】 上記のり付け工程が終了したことを知ら
    せるブザー報知は所定時間経過後に停止すると共に、槽
    すすぎ工程の表示を行い、槽すすぎ工程の表示は槽すす
    ぎ工程終了まで継続することを特徴とする請求項6若し
    くは請求項7記載のドラム式洗濯機。
  9. 【請求項9】 上記のり付けコースを行う専用コースが
    選択された場合は、のり付けを行う専用コースが選択さ
    れたことを示す表示と槽すすぎの表示を行うとともに、
    槽すすぎの表示が点灯中は、他のコースの選択ができな
    いように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項
    8のいずれか一つに記載のドラム式洗濯機。
  10. 【請求項10】 上記のり付け工程の運転がスタートし
    た時点で、のり付け工程の運転が実施された情報を記憶
    し、電源キーを押して電源OFFにされても、再度電源
    キーが押された時点で槽すすぎの表示を行うことを特徴
    とする請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載のド
    ラム式洗濯機。
  11. 【請求項11】 上記運転経歴を記憶する記憶素子とし
    て不揮発性のメモリを設け、一旦通電が遮断された状態
    でも記憶が残るようにし、再度通電され、電源キーが操
    作された時点で槽すすぎの表示を行うことを特徴とする
    請求項10記載のドラム式洗濯機。
  12. 【請求項12】 上記水槽内の水を循環させる循環ポン
    プを備え、のり付け工程中は水を循環させることを特徴
    とする請求項1乃至請求項11のいずれか一つに記載の
    ドラム式洗濯機。
  13. 【請求項13】 上記水槽内の水を循環させる循環ポン
    プを備え、槽すすぎ工程中は水を循環させることを特徴
    とする請求項1乃至12のいずれか一つに記載のドラム
    式洗濯機。
  14. 【請求項14】 上記水槽内の水を加熱するための洗濯
    用ヒータを備え、槽すすぎを温水で行えるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一つ
    に記載のドラム式洗濯機。
  15. 【請求項15】 上記水槽内の水を加熱するための洗濯
    用ヒータを備え、槽すすぎを温水で行えるようにしたド
    ラム式洗濯機において、槽すすぎ工程中は温水を洗剤ケ
    ースののりの投入口を経由して循環させることを特徴と
    する請求項1乃至請求項14のいずれか一つに記載のド
    ラム式洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013070996A (ja) * 2012-07-12 2013-04-22 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機
CN114717772A (zh) * 2022-03-30 2022-07-08 武汉市依翎针织有限责任公司 一种纺织布料洗脱和烘干循环试验设备

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