JPH03123461A - 保存性の優れた蒸し中華麺 - Google Patents

保存性の優れた蒸し中華麺

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JPH03123461A
JPH03123461A JP1261277A JP26127789A JPH03123461A JP H03123461 A JPH03123461 A JP H03123461A JP 1261277 A JP1261277 A JP 1261277A JP 26127789 A JP26127789 A JP 26127789A JP H03123461 A JPH03123461 A JP H03123461A
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JP
Japan
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chinese noodles
steamed
betaine
noodles
steamed chinese
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JP1261277A
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English (en)
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Ryota Katahira
亮太 片平
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は蒸し中華麺に関する。
[従来の技術] 中華麺の保存性と色調は添加されるかん粉量に左右され
、添加量が多くなるほど保存性は向上するが、逆に色調
はかん粉量が多くなるほど加熱時のアルカリによる焼は
色が強くなり、麺が褐変する。
蒸し中華麺は茹で中華麺のように、がん粉の流出を伴う
茹で調理を行なわないので、蒸し時の褐変を防止するた
めにがん粉の量が茹で中華麺の半分以下にする必要があ
る。その結果蒸し中華麺の保存性は極端に低下し、包装
後加熱殺菌を行なったものでも常温で1〜2日で腐って
しまう。
このような理由により、従来は多量のかん粉(0,8〜
1.2重量%)を添加しても焼は色を起こさないように
するためにがん粉自体のpHをりん酸塩類の配合により
低下(pH8,5〜 9.5)させたものや化学合成品
であるグリシンとの併用による緩衝力を利用したもの等
があった。しかし1両方法とも焼は色の防止はできても
前者では十分な保存性はなくまた後者では対粉当たり0
.8〜1.2重量%のがん粉と0.8〜1.5重量%の
グリシンを併用し包装後加熱殺菌をすることで保存性(
常温約7〜10日間)のある蒸し麺を作ることができる
が。
現在敬遠されている化学合成品であるグリシンを使用す
るという問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は1合成品であるグリシンに代る天然物で
、かん粉とグリシンの併用添加と同等又はそれ以上の効
果のある保存性に優れた蒸し中華麺を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は上記の点に鑑み化学合成品のグリシンの性
質に最も近く1通常の食物に存在し。
抽出精製が容易であるベタインに着目し鋭意研究した結
果、ベタインにグリシンな使用した場合y以上の効果が
あることを見出し1本発明を完成するに到った。
すなわち本発明は 1、小麦粉に対してかん粉0.3〜1.5重量%とベタ
イン0.5〜5重量%を併用添加し。
常法で蒸し中華麺を作り、更に該中華麺を包装後加熱殺
菌を行なうことを特徴とする保存性に優れた蒸し中華麺
2、請求項1記載に於いて、更に小麦粉に対して塩基性
アミノ酸及び塩基性ペプタイドの1種又は2種以上を添
加併用することを特徴とする保存性に優れた蒸し中華麺
を要旨とするものである。
ベタインは通常蛸・イカの旨味成分として知られている
以外に砂糖大根の中にも多く含まれており1本発明に於
いて用いるベタインは抽出精製の容易な砂糖大根より砂
糖を精製する過程で副産物として出てくるものを精製し
たものを使用した。
特に蒸し中華麺の加熱時(蒸し、殺菌工程)の褐変防止
と保存性に関しては、本発明者等の研究によれば強アル
カリ食品である中華麺の加熱による褐変反応(アルカリ
焼け)はそのアルカリの強度とpHに起因し5強アルカ
リであるほど褐変は強くなる。また保存性は逆にアルカ
リ度が強<pHが高いほど向上する。
すなわち、蒸し中華麺の保存性を向上させるためにはア
ルカリ度とpHを高くシ、かつ加熱による褐変を起こさ
ないように工夫する点にある。更に保存性の向上には蒸
し後の水洗・包装時の二次汚染菌の殺菌の目的で包装後
の加熱殺菌が必須となる。
本発明で用いるベタインはグリシンの持つ緩衝力に近い
緩衝力を有しており、小麦粉に対して0.5〜1.0重
量%のかん粉と0.8〜3゜0重量%のベタインを併用
する。好ましくはかん粉0.8%とベタイン1.2%を
捏水に溶解して使用する。
更に1本発明で用いる塩基性アミノ酸及び塩基性ベプタ
イドとしてはリジン、アルギニン。
プロタミンなとがあり、それらの併用使用量は1100
0pp以下でよく、好ましくはアミノ酸及びペプタイド
100〜300ppmを捏水に溶解して使用することに
より、グリシン単体の場合はもとよりベタイン単体より
も保存性を向上させることができる。
本発明品で作られた焼きそばはいずれも風味の点で非常
に優れた物であった。
本発明を更に詳細に説明するために実施例(比較例)を
挙げて説明を行なう。
実施例 l(比較例 1) 下記の条件で蒸し中華麺を試作し、麺の焼は色の有無と
室温(23°C〜28°C)における保存試験を行なっ
た。但し、各々の試験群の配合は第1表に示した。また
、保存試験での評価は経時的に試料を取り出し一般生菌
数の消長を測定した。結果を第2表に示す、この結果よ
り本発明の蒸し中華麺はグリシンを添加した場合より保
存性が優れていた。また、焼は色のない風味の良好なも
のであった。
試作条件 (製麺条件) 製麺機 混捏機 混捏時間 複合回数 熟成時間 4寸ロール 800g横型 10分間 3回(m帯厚6mm) 室温1時間(麺帯熟成) 圧延回数 切り歯 (蒸し条件) 蒸し温度 蒸し時間 4回(最終麺帯厚1.5mm) #20(il、!it幅1.5mm) 100°C(蒸気) 7分間 (但し、蒸し開始2分後に加水) く殺菌条件) 蒸し後の麺線30gをビニール袋に入れ包装したものを
殺菌した。
殺菌温度  90°C〜98°C 殺菌時間  20分間 [発明の効果] 本発明はベタインと塩基性アミノ酸及び、又は塩基性ペ
プタイドのみを使用するだけで保存性・色・風味の優れ
た蒸し中華麺を提供することができた。
丹廿臥τトド:l−4!l子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、小麦粉に対してかん粉0.3〜1.5重量%とベタ
    イン0.5〜5重量%を併用添加し、常法で蒸し中華麺
    を作り、更に該中華麺を包装後加熱殺菌を行なうことを
    特徴とする保存性に優れた蒸し中華麺。 2、請求項1記載に於いて、更に小麦粉に対して塩基性
    アミノ酸及び塩基性プタイドの1種又は2種以上を添加
    併用することを特徴とする保存性に優れた蒸し中華麺。
JP1261277A 1989-10-07 1989-10-07 保存性の優れた蒸し中華麺 Pending JPH03123461A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6217930B1 (en) 1999-02-24 2001-04-17 Cultor Food Science, Inc. Betaine and bakery products
JP2012060998A (ja) * 2010-08-20 2012-03-29 Nissin Foods Holdings Co Ltd ノンフライ即席麺の製造方法

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