JPH03123178A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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JPH03123178A
JPH03123178A JP1260003A JP26000389A JPH03123178A JP H03123178 A JPH03123178 A JP H03123178A JP 1260003 A JP1260003 A JP 1260003A JP 26000389 A JP26000389 A JP 26000389A JP H03123178 A JPH03123178 A JP H03123178A
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signal
control
equalization
detection
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JP1260003A
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Toshio Nagashima
敏夫 長嶋
Tsutomu Noda
勉 野田
Masabumi Inmi
正文 員見
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン受信機に係り、特にゴースト除
去機能を有したテレビジョン受信機に関する。
・4 〔従来の技術〕 テレビジョン受信機においては、送信アンテナから直接
到来す 1波(希夕゛・°゛)と、建造物などから反射
してくる電波(反射波)が同時に受信アンテナで受信さ
れると、希望波による画像と反射波による画像がずれて
現れる、いわゆるゴーストが発生する。
テレビジョン受信機にとってかかるゴーストは画質を劣
化させる大きな要因となっており、従来から種々の方法
によってゴーストを除去、防止する対策が試みられてき
た。
その−例は、特公昭62−4894号公報に記載さ九で
いるように、遅延素子群を設はゴーストに相当する時間
だけ遅れた信号を遅延素子群から選択した後ゴーストの
レベルに相当する振幅に利得極性調整して除去すること
である。
ゴーストの遅延時間を測定する方法としては、特公昭6
1−60638号公報に記載されているヨウニテレビジ
ョン信号の垂直同期パルスのエツジとゴーストによる垂
直同期パルスのエツジとの時間を測定することが知られ
ている。
また、ゴーストの遅延時間や振幅を正確に検出するに必
要な基準信号を放送局から送信する検討が進められ、通
常の映像信号の垂直帰線期間内にゴースト除去制御用の
基準信号を挿入することについては、1987年10月
19日発行の日経エレン1〜ロニクス第213頁から第
225頁の「テレビ信号にゴースト・キャンセラ制御用
基準信号を挿入して放送」に示されている。さらに、そ
の論文において、遅延素子群からの信号を利得極性調整
する、いわゆるトランスバーサル・フィルタのタップ係
数を制御するアルゴリズムについても示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、テレビ受信機のゴースト除去装置や除
去用のゴーストキャンセル基準信号(以下OCR信号と
略す)について述べられているがテレビ受信機の選局動
作など受信機の使用上の配慮がされていなく、ゴースト
除去装置の誤動作発生の可能性などの問題あった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、テレビ受信機の
選局動作とゴースト除去装置の動作との動作制御を行い
、誤動作が少なく、効率良くゴーストを除去する機能を
有したテレビジョン受信機を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、テレビジョン受信機の波形
等化量を検出制御する等化量検出制御手段と、等化量を
ある値に戻す初期化手段と、前記等化量検出制御手段の
検出動作制御手段とを設けるとともに、テレビジョン信
号の選局を行なうチューナの電圧制御発振器の周波数制
御回路の時定数切換手段と、映像信号同期検波用搬送波
再生回路の電圧制御発振器周波数制御回路の時定数切換
手段と、AFS回路または同期信号検出回路からの信号
による受信状態検出手段と、これらの制御・切換手段を
制御するタイミング制御回路を設けることにより達成さ
れる。
〔作用〕
タイミング制御回路は選局動作開始後、チュー・7 すの電圧制御発振器および映像信号同期検波用電圧制御
発振器の周波数安定化とテレビジョン標準信号の同調受
信を受信状態検出手段で検出後、ゴースト除去回路の検
出動作制御手段により波形等化量検出制御を開始するこ
とにより、選局後すみやかに、しかも誤動作なくゴース
ト除去回路を正常に動作させることができる。
タイミング制御回路は選局動作開始後、チューナおよび
映像信号同期検波用電圧制御発振器の周波数安定化とテ
レビジョン標準信号の同調受信を検出後、前記電圧制御
発振器の周波数制御用濾波器の時定数切換手段で、時定
数を低く切換え制御して、チューナの発振信号の周波数
ジッター(FM−AM偏動)を減少させるとともに、映
像信号同期検波用電圧制御発振器の直交ゴースト信号等
による再生搬送波の位相変動を抑圧した後、ゴースト除
去回路の波形等化量検出制御を開始することにより、よ
り安定にゴースト成分を検出制御することが可能で、ゴ
ースト信号除去性能が向上できる。
・8 さらにタイミング制御回路は選局動作開始後、ゴースト
除去回路の検出動作制御手段からの動作開始信号出力後
、チューナの電圧制御発振器のAFS回路出力信号によ
る周波数制御を中断させ、ゴースト除去回路の等化量検
出制御および波形等化が終了し、検出動作制御手段から
の終了信号出力後、前記チューナのAFS回路出力信号
による周波数制御を開始させることにより、ゴースト除
去動作中の不連続的な周波数変動を防止し、誤動作のな
い安定なゴースト除去動作が行なえる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図は本発明によるテレビジョン受信機の一実施例を
示すブロック図である。1はアンテナ、10はチューナ
、11は高周波増幅回路、12は周波数変換回路、13
は電圧制御発振器(VCO)である。20は映像復調回
路、21は電圧制御発振器(VCO)、22は中間周波
増幅回路、23はAFS回路、24は映像信号検波回路
、25は位相比較回路、26は低域濾波回路、27はロ
ッり検出回路、28は時定数切換回路、である。
30は選局周波数制御回路で、31は分周回路、32は
基準発振器、33はプログラムデバイダ、34は位相比
較器、35はPLLのロック検出回路、36は低域濾波
回路、37は時定数切換回路である。40は選局回路で
あって、41は選局制御回路、42はAFS制御回路、
43は選局キー44は同期信号検出回路、45は受信状
態検出回路である。60はタイミング制御回路、100
はゴースト除去回路で101は等化映像切換回路、1、
02は波形等化回路、103は等化量検出制御回路で、
104は等化検出制御回路、105検出終了検知回路、
106は検出動作IIl#回路で、107の等化制御開
始回路、等化量初期化回路108から構成されている。
120は映像信号処理回路、130は表示装置である。
アンテナ1より入力したテレビジョン信号は高周波増幅
回N11て増ffa後、周波R変換回112で電圧制御
発振回路(VC○)13からの発振信号で中間周波信号
に周波数変換し、映像復調回路2oに出力する。チャネ
ル選局は選局キー43からのチャネル番号入力により選
局制御回路41からの選局チャネルに応じたチークによ
り基準発振器32の発振信号をプログラムデバイダ33
で分周する。またチューナ10の電圧制御発振器13の
発振信号を分周回路31で分周して、プログラムデバイ
ダ33からの信号と位相比較器34で比較し、差信号を
低域濾波回路36で直流電圧に変換増幅して、電圧制御
発振器13を周波数制御するPLL選局動作を行なって
いる。
映像復調回路20ては中間周波数に変換されたテレビジ
ョン信号を中間周波増幅回路22で増幅後、電圧制御発
振器21からの発振信号により映像検波回路24で同期
検波して映像信号を出力し、ゴースト除去回路100に
入力している。ゴースト除去回路100ではタイミング
制御回路6oからの信号により、検出動作制御回路10
6で、等化量初期化回路108による波形等化のリセッ
ト(初期化)後、等化制御開始回路107からの出力信
号により等化制御回路103の等化量検知側・11 ・ 御回路104の動作を開始させる。検出終了検知回路1
05からの波形等化終Y信号により、等化映像切換回路
101で信号切換を行ない、波形等化を行ないゴースト
を抑圧した映像信号を映像信号処理回路120に出力し
、信号処理後、表示装置130にて映像信号を表示する
映像信号復調回路20では映像搬送波に同期した搬送波
を得るため電圧制御発振器21からの発振信号と映像搬
送波を位相比較器25で位相比較し、差信号を低域濾波
回路26で直流電圧に変換増幅して電圧制御発振器21
の周波数・位相制御をして、その信号を用いて映像検波
回路24で映像信号を直交検波するPLL同期検波を行
なっている。映像復調回路20にはAFS (自動周波
数制御信号検出)回N23があり、チューナ10から周
波数変換された中間周波数信号の基準中間周波数からの
ずれを検出している。さらに同期検出回路44では映像
信号から水平・垂直同期信号を抽出する。AFS回路2
3からのS字出力信号電圧がある範囲にあり、同期信号
が検出される正規・12 ・ 信号受信を受信状態検出回路45で検出し、検出信号を
出力している。
正規の搬送波周波数よりずれた非標準テレビ信号を受信
した場合はAFS回路からの出力信号に応じて、チュー
ナ10の電圧制御発振器の発振周波を微少に変化させて
同調させている。
本実施例では受信状態検出回路45からの正規受信検出
信号と映像搬送再生電圧制御発振器のPLLロックを検
出するロック検出回路27からのロック検出信号が出力
されたのを検出してタイミング制御回路60から等化制
御開始107および等化量初期化回路]、08を動作さ
せ、ゴースト除去回路100の動作を開始させている。
これにより選局開始後誤動作なく安定した受信状態で、
すみやかにゴースト除去動が行なえるという効果がある
次に本実施例のチューナ10の電圧制御発振器13およ
び映像復調回路20の同期検波用搬送波再生電圧制御発
振器21のそれぞれの制御電圧生成用の低域濾波目$2
6.36の時定数切換回路28.37の動作について述
べる。選局後、受信状態検出回路45からの受信検出信
号とロック検知回路27からのロック検出信号が出力さ
れた後、切換制御信号をタイミング制御回路60から切
換回路28.37に出力する。切換回路ではそれぞれの
周波数制御回路のPLLロックをロック検出回路27.
35からのロック検出信号とアンドをとりロックを確認
して、低域濾波器26.36の時定数を低く切換える。
タイミング制御回路60では切換信号が出力され、一定
時開維た後、ゴースト除去開始信号を等化制御開始回路
107および等化量初期化回路108に送すゴースI−
除去回路100の動作を開始させている。これにより、
チューナ10の電圧制御発振器13では制御電圧に重畳
される位相比較周波数や水平・垂直同期信号のリップル
電圧を減衰して中間周波信号の周波数変動(ゆらぎ)を
小さくしている。これに伴ない低域濾波回路26の時定
数を小さくし電圧制御発振器21のPLL制御の周波数
ロックレンジを狭くした場合に生じる映像信号同期検波
用の搬送波再生用電圧制御発振器21のPLL制御がは
ずれるのをも防止している。
さらに映像搬送波再生用電圧制御発振器21の制御電圧
生成用の低域濾波回路26の時定数を低く切換えており
、映像信号に重畳されるゴースト信号が直交ゴースト(
基準となる信号に対し90°位相が異なるゴースト信号
がある。)、あるいは重畳されるゴースト信号のD/U
比(基準信号とゴースト信号のレベル比)が小さい場合
や映像信号の内容が急激に変化(変調度が変化)した場
合に生じるPLL同期検波用搬送波再生電圧制御発振器
21の位相変化を小さくしている。
この両方の低域濾波器の時定数の低い方への切換により
直交ゴースト信号や映像信号の急な変調度変化があった
場合や制御電圧にリップルがある場合でも、同期検波用
搬送波の基準位相の変動が小さい状態で、非直線性(周
波数、位相)が少なく、アンテナ1に入力されたゴース
トを含むテレビジョン信号に相似して復調された映像信
号を得ることができる。これにより等化量検出制御回路
・15 ・ 104でのより正確なゴースト信号検知と等化量検出と
、その検出した等化量に基づいた波形等化回路102で
のゴースト除去動作を行なうので、多様な条件でのゴー
スト除去性能を安定に高めることができるという効果が
ある。
なお、この低域濾波切換回路は新たなチャネル選局時や
電源オン時には高い時定数に設定するように選局制御回
路41を経てタイミング制御回路60からリセット信号
を切換制御回路2!IJ、39に出力するようにしてお
り、チャネル選局時の選局時間を短かくしている。
なお、本実施例では低域濾波回路26の時定数切換は高
・低2段階としたが、選局開始後は低域濾波時定数を高
くし、その後同期検出がなされたあとは低くし、ゴース
ト除去動作中の波形等化量検出制御および波形等化動作
中はさらに低くする3段階切替を行なえばより高速で、
性能が向上したゴースト除去動作が行なえる。さらに、
細かい時定切換も可能でより安定した動作が行なえる。
また、飛行機などの空中移動物体によるテレビ・16 
・ ジョン信号の変動、いわゆるフラッタ−妨害があった場
合は搬送波制御用電圧制御発振器21のPLLロックが
はずれ時定数が低すぎると正常な復調動作が行なえず画
面の乱れが大きい。この場合切換回路28ではタイミ・
ング制御回路60からの低い時定数切換信号がある間に
、ロック検出回路27からの検出信号が断となった場合
、一定時間切換を停止し時定数をより高く設定する制御
手段を有してフラッタ−妨害によるロック・アンロック
の繰り返し信号検出による周波数制御の乱れを一過性の
ものとして、一定時間後、再度ロック検出回路27から
のロック検出信号がある場合時定数を再度低く切換るよ
うにしている。
ゴースト除去回路100では切換回路28での低い時定
数切換中のアンロック検出による切換停止動作信号に合
わせ、ゴースト除去動作を一時停止(追加補正等化停止
)するとともに等、化映像切換回路101で等化量の映
像信号に切換えてゴースト除去動作における画面の乱れ
が増幅するのを防止する。さらに切換回路28の切換再
実行信号出力を検知して、ゴースト除去動作を再開させ
るとともに、等化映像切換回路101でゴースト信号が
抑圧された波形等化信号に切換える動作を行なう。
以上により本実施例によれば、フラッタ−妨害などによ
り搬送波再生用電圧制御発振器21のPLLロックがは
ずれた場合でもゴースト除去動作に影響を与えるこなく
、従来のテレビジョン受信機と同様のフラッタ−妨害に
対する画面乱れを少なくできるという効果を有する。
また本実施例でのAFS動作制御動作について説明する
。AFS制御回路42ではAFS回路28からのS字状
出力信号電圧に応じて、中間周波信号周波数の基準中間
周波数からのずわ方向を検知して周波数微調信号を選局
制御回路41に出力する。選局制御回路41では周波数
制御回路3oのプログラムデバイダ33や分周回路31
の分周比を変化させて電圧制御発振器13の発振周波数
を微少に変化させて基準周波数のずれを補正し、AFS
電圧がある電圧範囲にあるのを確認して周波数制御動作
を停止するというAFS動作を行なっている。
選局動作開始後、選局制御回路41からはAFS制御回
路42にデフィート信号が出力されAFS動作を停止し
ている。
この選局制御回路41によるデイフィートが解除後、通
常のAFS動作を行ない、テレビジョン信号がより正確
な中間周波数に変換されたのをAFS回路23の出力電
圧がある範囲にあるのと、同期信号の検出による正規の
受信を受信状態検出回路45で検知した後、タイミング
制御回路60では一定時開維た後、AFS制御回路42
にAFSデイフィート信号を出力して、AFS動作を停
止した後、等化制御開始回路107および等化量初期化
回路108にゴース+へ除去動作開始信号を出力してゴ
ースト除去回路100のゴースト除去動作を開始させる
ゴーストの検知および波形等化の大部分が終了するのを
検出終了検知回路105で検知して等化映像切換回路1
01に送り、ゴーストのある映像・19 信号を波形等化してゴースト信号が抑圧された映像信号
に切換えて映像信号処理回路120に送出する。この検
出終了検知回路105からの検出終了信号を受はタイミ
ング制御回路60ではAFS制御回路42へのAFSデ
イフィート信号出力を停止してAFS動作を開始させる
AFS周波数制御動作ではAFS回路23からの出力電
圧がある電圧範囲(しきい値)より大きい、小さいかの
判定により周波数ずれ方向を検知して、周波数制御回路
30で分周回路31あるいはプログラムデバイダ33の
分周比を変えて電圧制御発振器13の発振周波数をステ
ップ状に゛変化させており、ゴースト信号の等化旦検出
制御中に周波数切換えが行なわれると、映像信号周波数
の位相(周波数)が急激に変化することがあり、正確な
ゴースト除去機能が妨げられる場合があるが、本実施例
においては、そのような妨害が発生せず、より安定なゴ
ースト除去動作が行なえるという利点を有する。
次に第2図および第3図を用いて、ゴースト除・20 去の基本動作について説明する。
第2図は、波形等化回路102として1ヘランスバーサ
ルフイルタを用いた一例であり、第3図はその説明用の
波形図である。
201は入力端子、202は出力端子、203はタップ
付遅延線、204a〜204eはそれぞれタップ増幅回
路、205は加算回路、206a〜206eはタップ増
幅回路204 a 〜204 eの各係数を制御する制
御入力端子、207は減算回路、ではタップ付遅延線2
03のタップ間隔の遅延時間、301は入力波形、30
2はゴーストの補償波形、3o3は出力波形である。
入力端子201に、希望信号に遅延時間3τ、振幅Aの
同相ゴーストが伺加された入力波形301に示すような
映像信号が入力された時、タップ付遅延線203の入力
端子201側より3番目のタップに接続されているタッ
プ増幅回路204cの利得(以下、タップ利得と呼ぶ)
をAとする。このとき、加算回路205の出力には、補
償波形302に示す信号が得られるため、減算回路20
7で入力された入力波形301よりゴース1への補償波
形302を減算することにより、出力端子202には出
力波形303に示すゴーストが除去された信号が得られ
る。
第4図に、相関法アルゴリズムによるゴースト除去装置
の一構成例のブロック図を示す。
401は入力端子、402はA/D変換回路。
403は1−ランスバーサルフィルタ、404は出力波
形メモ1ハ405は演算回路、406は基準波形メモi
ハ407はタップ利得メモリ、408はD/A変換回路
、409は出力端子である。この例では、等化量検出制
御回路104は、出力波形メモリ404.演算回路40
5.基準波形メモリ406およびタップ利得メモリ40
7で構成されている。
入力端子401より入力されるビデオ信号は、A/D変
換回路402でディジタル信号に変換され、トランスバ
ーサルフィルタ403でゴーストが除去された後、D/
A変換回路408でアナログ信号に変換され、出力端子
409より出力される。トランスバーサルフィルタ40
3の出力信号は、出力波形メモリ404に記憶され、演
算回路405で、出力波形メモリ404のデータと基準
波形メモリ406にあらかじめ記憶しておいたデータと
の相関演算を行う。この動作を繰り返して行うことで、
トランスバーサルフィルタ403の出力信号である出力
波形メモリ404のデータとあらかじめ記憶しておいた
基準波形メモリ406のデータを近づけることができ、
最終的にゴーストを除去することができる。
第5図は本発明によるテレビジョン受信機の他の実施例
を示すブロック図である。第1図と同一符号は同一機能
を示す。第1図と異なる点は選局方式が異なる点で、電
圧シンセサイザ方式を採用している。50は選局回路で
51はメモリで受信チャネルに応じたデジタルデータが
記憶されている。52は選局制御回路、53はD/A回
路、54基準電圧発生回路、55はAFS制御回路、5
6はAFS重畳回路、57は低域濾波回路、59はAF
S時定数切換回路である。
・23 。
選局開始後、キー43から受信チャネルが入力されると
選局制御回路52では受信チャネルに応じて、メモリに
記憶されているチャネルデジタルデータを読み出し、パ
ルス幅変調などによるD/A回路53を経たのち、低域
濾波回路57で直流電圧に変換増幅し、AFS重畳回路
56でAFS電圧を重畳した制御電圧をチューナ10の
電圧制御発振器13に印加して発振周波数を規定の受信
チャネルに応じた周波数に同調して、周波数変換回路1
2でテレビジョン信号を中間周波信号に変換する。
第1図と異なる点について詳細に述べる。選局開始後、
選局制御回路52からAFS制御回路55へAFSデイ
フィート信号が出力され、AFS制御回路55では54
の基準電圧(基準中間周波数が入力された時のAFS回
路23からの出力電圧とほぼ等しい)をAFS重畳電圧
に出力する。選局回路からのAFSデイフィート信号−
定期間がすぎて解除になった後、AFS制御回路55で
はAFS回路23からのAFS出力電圧を°24 ゛ AFS重畳回路56に印加して周波数の微調を行なう。
その後の時定数切換動作等は第1図に示す実施例と同様
であるが、ゴースト除去回路100でのゴースト信号の
等化量検出制御期間中のAFS制御はタイミング制御回
路60からのAFSデイフィート信号により、AFS時
定数切換回路59を動作させ時定数を低く設定してパル
ス性ノイズなどによるチューナ10の発振周波数の変動
(位相変化)を小さくしている。これにより電圧シンセ
サイザ選局方式でも安定なゴースト除去動作が行なえる
という利点を有する。
なお、本実施例においても低域濾波回路28゜57およ
びAFS時定数切換回路59の時定数は選局動作開始あ
るいは電源オン時には高く設定されるようにしである。
本実施例ではAFS時定数を低くしたが、AFS電圧を
サンプルホールドするなどの手段を用いてAFS動作を
等比的に停止させても同様の効果が得られる。
なお、第1図および第2図の実施例では波形等化回路を
経た後の信号により等化量検出制御を行ないゴースト除
去動作を行なっているが、波形等化前の映像信号により
等化量検知制御を行ない、これにより波形等化を行ない
ゴースト除去動作を行なうテレビジョン受信機でも同様
の効果が得られる。
さらに第1図および第2図の実施例ではAFS回路ある
いは同期検出回路は映像復調回路からの中間周波信号あ
るいは映像復調信号をもとに動作しているが、他の復調
回路へ入力される中間周波信号や映像復調信号に基づい
てAFS回路動作や同期検出を行なっても同様の効果が
得られる。また制御回路は個別の回路ブロックで示した
が、これらのすべであるいは一部を選局動作などの制御
しているマイクロコンピュータなどの制御回路のプログ
ラムで構成しても同様の効果が得られる。
さらに、本実施例ではジングルスーパヘテロダイン方式
のチューナについて示したが、ダブスーパーへテロダイ
ン方式のチューナやさらに多重周波数変換を行ない中間
周波信号を得るチューナでも同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、AFS信号および同期信号有無による
受信状態検出とPL、L映像復調回路の電圧制御発振器
のP L Lロック検出後、ゴースト除去動作を行なわ
せるので、チャネル選局後すみやかに、しかも誤動作な
くゴースト除去回路を動作させ得る効果がある。
さらに、チューナの電圧制御発振器あるいは、映像信号
PLL同期検波搬送波再生用電圧制御発振器の制御電圧
を得るための低域濾波器の時定数をAFS信号及び同期
信号検出による正規受信検出とPLL同期検波回路のP
LLロック検出後、低域濾波回路時定数を低く切換え設
定することにより、テレビジョン受信機内の電源ノイズ
や、ゴースト除去回路が小さい場合、画像の変調レベル
が急激に変動した場合等でもより安定したゴースト除去
動作が行なえるという効果を有する。
また、ゴースト除去動作の等化量検出制御および波形等
化を行なう期間中にAFS回路によるチ°27 ゛ ューナの電圧制御発振器の周波数制御を中断させること
により、AFS回路の不連続的動作による中間周波信号
の変動、すなわち映像復調信号の位相変動等を少なくて
きるので、より安定なゴースト除去動作が行なえるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるテレビジョン受信機の一実施例を
示すブロック図、第2図は波形等化回路としてトランス
バーサルフィルタを用いた一例のブロック図、第3図は
波形等化回路の説明用の波形図、第4図は相関法アルゴ
リズムによるゴース1へ除去装置の一構成例のブロック
図、第5図は本発明にかかる第2の実施例としてのテレ
ビジョン受信機を示すブロック図である。 1:チューナ、13:電圧制御発振器、20:映像復調
回路、21:電圧制御発振器、23:AFS回路、26
:低域濾波回路、27:ロック検出回路、28二時定数
切換回路、30:周波数制御回路、36:低域濾波回路
、37:時定数切換回路、40:選局回路、42:選局
制御回路、°28 。 44:同期検出回路、45:受信状態検出回路、6o:
タイミング制御回路、100:ゴースト除去回路、10
1:等化映像切換回路、102:波形等化回路、104
:等化量検出制御回路、1o7:等化制御開始回路、1
05:検出終了検知回路、106:検出動作制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゴースト除去などのため波形等化手段を有すゴース
    ト除去装置と、前記ゴースト除去装置に内蔵されている
    波形等化回路の等化量を検出制御する等化量検出制御回
    路と、前記等化量検出制御回路の検出制御時期を制御す
    る等化制御開始回路と、入力テレビジョン信号を中間周
    波数に変換する周波数変換器としてのチューナと、該チ
    ューナにおいて周波数変換動作に寄与する第1の電圧制
    御発振器(13)と、前記第1の電圧制御発振器(13
    )の周波数制御を行なう選局周波数制御回路と、前記第
    1の周波数制御発振器(13)からの制御信号を制御電
    圧に変換する第1の低域濾波回路(36)と、中間周波
    信号を映像信号に復調する調整器としてのPLL同期検
    波回路と、前記PLL同期検波回路において搬送波再生
    動作に寄与する第2の電圧制御発振器(21)と、前記
    第2の電圧制御発振器の周波数を制御するPLL周波数
    制御回路と、前記PLL周波数制御回路からの制御信号
    を制御電圧に変換する第2の低域濾波回路(26)を少
    なくとも備えたテレビジョン受信機において、前記、第
    1および第2の低域濾波回路(36、28)の時定数を
    ぞれぞれ切換える第1、第2の時定数切換回路(37、
    28)を設けたことを特徴とするテレビジョン受信機。 2、請求項1に記載のテレビジョン受信機において、前
    記第2の電圧制御発振器(21)のPLLロックを検出
    するロック検出回路(27)とタイミング制御回路(6
    0)を更に備え、該タイミング制御回路(60)は、前
    記ロック検出回路(27)および前記選局周波数制御回
    路からの出力信号を導入され、それに従って前記第1、
    第2の時定数切換回路動作および前記等化制御開始回路
    (107)によるゴースト除去動作の開始を制御するこ
    とを特徴とするテレビジョン受信機。 3、請求項1に記載のテレビジョン受信機において、前
    記第2の電圧制御発振器(21)のPLLロックを検出
    するロック検出回路(27)と、中間周波信号の基準中
    間周波数からの周波数ずれを検出するAFS回路(23
    )と、映像復調信号からの同期信号を検出する同期検出
    回路(44)と、前記AFS回路からの検出信号と同期
    検出回路からの同期信号の有無による受信状態を判定す
    る受信状態検出回路(45)と、前記受信状態検出回路
    および前記ロック検出回路ならびに選局周波数制御回路
    の信号が入力されるタイミング制御回路(60)を更に
    備え、前記タイミング制御回路は前記、第1、第2の時
    定数切換回路動作および、前記等化制御開始回路による
    ゴースト除去動作の開始を制御することを特徴とするテ
    レビジョン受信機。 4、請求項2に記載のテレビジョン受信機において、前
    記タイミング制御回路は前記選局周波数制御回路からの
    選局動作開始信号に応じて、前記第1および第2の時定
    数切換回路を動作させ前記第1、第2の低域濾波回路の
    時定数をより高く切換設定すようになし、前記ロック検
    出回路からのロック検出が出力された後、前記第1およ
    び第2の時定数切換回路を動作させ、前記第1、第2の
    低域濾波回路の時定数をより低く切換え設定した後、前
    記等化制御開始回路を動作させ、ゴースト除去動作を行
    なわせるように制御することを特徴とするテレビジョン
    受信機。 5、請求項3に記載のテレビジョン受信機において、前
    記タイミング制御回路は、前記選局周波数制御回路から
    の選局開始信号に応じて、前記第1および第2の時定数
    切換回路を動作させ、前記第1、第2の低域濾波回路の
    時定数をより高く切換設定した後、前記受信状態検出回
    路からの同調受信が行なわれたことを検知する検知信号
    が出力されるとともに、前記ロック検出回路からのロッ
    ク検出信号が出力された後、前記第1、第2の時定数切
    換回路を再動作させ、前記第1、第2の低域濾波回路の
    時定数を低く切換え設定した後、前記等化制御開始回路
    を動作させ、ゴースト除去動作を行なわせるようにした
    ことを特徴とするテレビジョン受信機。 6、請求項3又は5に記載のテレビジョン受信機におい
    て、前記ゴースト除去装置における初期等化量検出制御
    と初期波形等化制御の終了を検知する等化終了検知回路
    (105)と、前記AFS回路の信号が入力されAFS
    動作を制御するAFS制御回路(55)とを更に備え、
    前記AFS制御回路はゴースト除去装置のチャネル選局
    後の等化動作が開始し、前記等化終了検知回路からの初
    期等化検知信号が出力されるまでの期間中、前記第1の
    電圧制御発振器の前記AFS回路からの出力信号による
    発振周波数微調動作を停止することを特徴とするテレビ
    ジョン受信機。
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