JPH03122645A - ホトレジスト用光吸収材料 - Google Patents

ホトレジスト用光吸収材料

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JPH03122645A
JPH03122645A JP26159089A JP26159089A JPH03122645A JP H03122645 A JPH03122645 A JP H03122645A JP 26159089 A JP26159089 A JP 26159089A JP 26159089 A JP26159089 A JP 26159089A JP H03122645 A JPH03122645 A JP H03122645A
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JP
Japan
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group
hydroxy
photoresist
hydroxy group
alkyl group
Prior art date
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Pending
Application number
JP26159089A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Yasui
茂男 安井
Riyouji Noguchi
綾志 野口
Akira Jinpo
昭 神宝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kanko Shikiso Kenkyusho KK
Original Assignee
Nippon Kanko Shikiso Kenkyusho KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はホトレジストに用いられる光吸収材料に関する
従来技術 基板が段差構造を有する半導体素子の製造において、ホ
トレジスト膜中に光吸収材料を混入させ、段差部分にお
けるハレーションを防止し、解像性を高める技術が一般
に採用されている。
この技術に好適な光吸収材料はホトレジスト組成物に使
用する溶剤に良く溶けること、露光時水銀灯やその他の
光源から発する光を効率よく吸収すること、現像時に容
易に溶出、除去されること、ホトレジストの感度低下に
大きな影響を及ぼさないことや使用に際し、耐光、耐熱
などの適度な耐久性を有すること等の特性を具備するこ
とが要求される。特公昭51−37562号には光吸収
材料としての具体例として分散型モノアゾ染料の一種で
あるオイルイエローが記載されている。この染料はプレ
ベーキングの際加熱により昇華逸散しやすいことやアル
カリ水溶液に対する溶解性が小さいことなどから、必ず
しも適切な材料とは言い難く、特にポジ型ホトレジスト
には適性を欠く。
また特開昭62−150244号にはポジ型ホトレジス
トに使用するポリメチン染料として、ヘミオキソノール
染料が記載されているが、その具体例であるアシッドバ
イオレット520やアシッドレッド496等はマゼンタ
からシアンにかけての長波長域に吸収を有する染料であ
り、水銀灯などの短波長光の吸収材料としては適当でな
い。
発明が解決しようとする問題点 本発明は水銀ランプのg線やi線に対し優れた機能を有
する新規なホトレジスト用光吸収材料を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は一般式(I) で表されるカルコン誘導体からなるホトレジスト用光吸
収材料に関する。ここで、R1はヒドロキシ基、アルコ
キシ基またはアルキル基で置換されてもよいアミノ基を
表し、R2は水素、アルキル基、ヒドロキシアルキル基
、アルコキシアルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基
、アルコキシアルコキシ基またはヒドロキシアルコキシ
基を表し、R3は水素、ヒドロキシ基、アルキル基また
はアルコキシ基を表し、R4は水素、ヒドロキシ基、ア
ルキル基またはアルコキシ基を表す。ここでアルキル基
やアルコキシ基のアルキル鎖は直鎖状でも分岐状でも良
い。またR1〜R4の少くとも一つはヒドロキシ基を表
す。
一般式(I)で表されるカルコン誘導体は常法によりで
表されるベンズアルデヒド誘 導体とで表されるアセトフェノン 誘導体の脱水縮合反応により製造することができる。な
お、記号は前出と同じ意味を有する。
このようにして得られる本発明に好適な光吸収材料の代
表例としては次のような化合物を挙げることができる。
次に本発明になる化合物の合成について例を挙げて説明
する。
合成例1(化合物1の合成) ジメチルアミノベンズアルデヒド5.3gとパラヒドロ
キシアセトフェノン4.1gをアルコール40mlに溶
かし、28%のナトリウムメチラート12.8mlを加
えて、水浴上3時間加熱還流した。その後溶媒を留去し
、残渣を水に溶かし、酢酸で中和して析出する結晶を濾
取し、乾燥する。この組成物をメタノールより再結晶し
、目的化合物1を得る。このものはメタノール中でλm
ax424nm、融点(m.p.)187〜8℃を示す
合成例2(化合物8の合成) パラエトキシベンズアルデヒド7.9gとパラヒドロキ
シアセトフェノン6.8gをメタノール40mlに溶か
し、28%ナトリウムメチラート21.2mlを加えて
水浴上4時間加熱還流し、それからメタノールを留去し
、残渣を水に溶かし、酢酸で中和し、生ずる結晶を濾取
する。この粗製物をメタノール再結して目的化合物8を
得る。
合成例3(化合物10の合成) 3−ヒドロキシ−4−メトキシベンズアルデヒド10g
とパラメチルアセトフェノン9gをメタノール100m
lに加え、これに28%ナトリウムメチラート28ml
を追加し、4時間加熱還流し、その後メタノールを留去
し、残渣を水に溶かし、10%塩酸で中和後酢酸エチル
にて抽出し、酢酸エチルを留去し、粗製物を得る。この
ものはエタノールから再結晶して、精製された目的化合
物10を得る。このものはメタノール中λmax358
nm、m.p.117−118℃を示す。
これらの合成例に準じて、本発明になる他の化合物を合
成することができる。
作用 本発明になる光吸収材料(以下、本材料という)はエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、シクロヘキサン、メチルイソブチ
ルケトンや酢酸ブチル等のホトレジスト用に使用される
有機溶剤に易溶性であり、樹脂と一緒に初めから混和し
、或は予め作製されている樹脂溶液に、上記のような溶
剤に溶かした溶液を添加することにより容易に光吸収材
料を含むホトレジスト組成物を調製することができる。
この組成物はシリコンウェハー上に所望の膜厚になるよ
うに塗布され、60〜100℃でプレベークされレジス
ト膜が形成される。塗布方法としては浸漬、スピンコー
ト、吹付けやローラなど適切な方法が採用される。
本材料のうち、化合物1〜7のようにパラ位にジアルキ
ルアミノ基を有する材料はメタノール中で約420〜4
50nmに吸収極大波長(λmax)を有し、レジスト
膜にすると幾分幅広い吸収帯となり、かつλmaxは約
5〜15nm長波長シフトし、高圧水銀灯のg線(43
6nm)に感応し、この光を効率よく吸収する。一方、
化合物8〜20のようにパラ位にジアルキルアミノ基を
有しない材料はメタノール中でλmaxが約340〜3
70nmにあり、レジスト膜では水銀灯のi線(365
nm)を効率よく吸収する。従ってステッパーより露光
されたg線やi線がレジスト層を通って基板の段差部分
に到達した時、この部分における乱反射光を良く吸収し
て、回路パターン部分以外まで光照射して感光すること
を効果的に防止し、初期の所望の回路パターンを正確に
基板上に描画することが可能となる。また本材料は比較
的大きな分子吸光係数(104オーダー)を有しており
、少量の添加量で所期の目的を達することができる。感
光性組成物の固形分に対し、0.1〜15重量パーセン
ト、好ましくは0.5〜5%の添加量が適当である。
また本材料は2つのベンゼン環上に少くとも1つのヒド
ロキシ基を有するカルコン誘導体で、しかも分子の有機
性と無機性の適度な比率を有するためか上述のような有
機溶剤にも、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドの
ような有機アルカリ水溶液や水酸化ナトリウムで代表さ
れる無機アルカリ水溶液にも易溶であり、ポジ型のみな
らずネガ型ホトレジストにも好適に使用され、現像も容
易に行うことが可能である。
次に本発明を実施例により説明する。ただし、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 1,2−ナフトキノンジアジド化合物とフェノールノボ
ラック樹脂を主成分とするポジ型ホトレジスト組成物に
、その固形分に対し2重量%の本材料化合物1を溶かし
たエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート液
を加え、感光性組成物を調製した。この組成物を1μm
のアルミニウム層を有する段差構造のシリコンウェハー
上にスピンコーティングして、80℃で乾燥し、1.5
μmの膜厚を有するレジスト膜を形成した。これにホト
マスクを通してg線ステッパーにより60秒間露光し、
テトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.38%水溶
液で現像したところ、0.6μmの解像度を持ったパタ
ーンが得られた。
実施例2 実施例1の本材料に代えて、化合物5を用いて実施例1
と全く同様にしてレジスト膜作製、露光、現像を行なっ
たところ、0.7μmの解像度が得られた。
実施例3 1,2−ナフトキノンジアジド化合物とフェノールノボ
ラック樹脂を主成分とするポジ型ホトレジスト組成物に
、その固形分に対し3重量%の本材料化合物8を溶かし
たエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート液
を加え、感光性組成物を調製した。この組成物を1.5
μmのアルミニウム層を有する段差構造を持つシリコン
ウェハー上にスピンコートとて、80℃で乾燥し、膜厚
1.5μmのレジスト膜を形成した。続いて、ホトマス
クを通してi線ステッパーにより45秒間露光し、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシド2.38重量%水溶
液で現像し、0.5μmの解像度を有するパターンを得
た。
実施例4 実施例3の化合物8の代りに、化合物10を用いて、他
は実施例3と全く同様にして、解像度0.5μmのパタ
ーンが得られた。
実施例5 実施例3の化合物の代りに、化合物9を用いて他は全く
同じようにして、解像度0.5μmを得た。
実施例6 実施例3の化合物の代りに、化合物11〜20を用い、
他は実施例3と同様にして、0.5〜0.7μmの解像
度を有するパターンを得た。
実施例7 実施例1の化合物の代りに、化合物2〜4を用い、他は
実施例1と同様にして、解像度0.6〜1.0μmのパ
ターンを得た。
発明の効果 本発明になる光吸収材料はホトレジスト組成物を調製す
る際に必要とされる溶剤特性、吸収特性や耐熱性などの
諸特性において優れており、本材料を用いることにより
解像性に優れた半導体回路基板を作成することが可能と
なる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表されるカルコン誘導体からなるホトレジスト用光吸
    収材料。ただし、上式においてR_1はヒドロキシ基、
    アルコキシ基またはアルキル基で置換されてもよいアミ
    ノ基を表し、R_2は水素、アルキル基、ヒドロキシア
    ルキル基、アルコキシアルキル基、ヒドロキシ基、アル
    コキシ基、アレコキシアルコキシ基またはヒドロキシア
    ルコキシ基を表し、R_3は水素、ヒドロキシ基、アル
    キル基またはアルコキシ基を表し、R_4は水素、ヒド
    ロキシ基、アルキル基またはアルコキシ基を表す。また
    R_1〜R_4の少くとも一つはヒドロキシ基を表す。
JP26159089A 1989-10-05 1989-10-05 ホトレジスト用光吸収材料 Pending JPH03122645A (ja)

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