JPH0312245Y2 - - Google Patents

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JPH0312245Y2
JPH0312245Y2 JP1986094317U JP9431786U JPH0312245Y2 JP H0312245 Y2 JPH0312245 Y2 JP H0312245Y2 JP 1986094317 U JP1986094317 U JP 1986094317U JP 9431786 U JP9431786 U JP 9431786U JP H0312245 Y2 JPH0312245 Y2 JP H0312245Y2
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JP
Japan
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insole
fabric
heel
core material
sole
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JP1986094317U
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JPS631402U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主に、じゆうたんやもうせんの上で
使用される踵の高いスリツパに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来のスリツパは板敷きの廊下やビニール張、
タイル張の床での使用を主としていたので、第3
図に示すように甲被2と、中敷3の下に薄くて硬
い底材1を縫い付けたものが多く、この底材1は
ボール紙や硬質ウレタン樹脂などの芯材をビニル
樹脂などで覆つたものであつた。また履き易さや
高級品化を図るために、踵の部分にヒール部材を
重ねて厚くしたものもあつたが、やはり底材は前
記スリツパ同様芯材をビニル樹脂などで覆つたも
のであつた。
[考案が解決しようとする問題点] 前述のようなスリツパは、底材の表面が硬目で
あるため室内履きでありながら、戸外で履く草履
の感覚を完全に排しきれるものではなかつた。特
に和洋折衷の日本家屋においては、洋間として作
られているところはじゆうたんやもうせん敷の部
屋が多く、これに上るときは、スリツパを脱がな
くてはならないという習慣があつて、草履のイメ
ージから脱しきれないからであり、また上記のよ
うなスリツパを履いてじゆうたんやもうせんの上
に上るとバタバタと音を立てうるさいという問題
と、従来のスリツパは底材が踵材等を重ね縫いし
ていたため、外観を著しく損ね、美感に欠けると
いう問題あつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は前述のような問題点を解決するため
に、底材として柔軟な各種の布を用い、この底材
により踵の高い中敷の側面部まで一体に覆うよう
にし、さらに底材を舟底形に成形したものであ
る。
[実施例] 第1図および第2図に基づいて本考案の実施例
を説明する。
1は底材、2は甲被、3は中敷である。
前記底材1はエチレン酢酸ビニ共重複合体
(EVA)などの柔軟性を有する芯材4にじゆうた
んやもうせんの上でも使用できるような高級品イ
メージのある各種の布5を貼り付け、または重ね
合せて加熱処理によつて全周を凹形でかつ舟底形
に成型した後、縁に沿つて布製の縁取り6を縫い
付けたものである。底材1の各種の布5は、具体
的には、パイル織物、タオル織物、フロツキー織
物、コールテン織物などの他に、柔軟な皮革、ビ
ニールを用いることができる。
前記甲被2は前記底材1と同様のEVAの芯材
7の下に必要に応じてスポンジのクツシヨン材8
を挟んで布製の内張り9を貼り付け、これを所定
の形に打抜いた後、加熱処理によつて成型し、開
口部を縁取るように各種の布などの外被10をミ
シンで縫い付け、この外被10を芯材7の上に折
返して上面を接着したものである。
前記中敷3はボール紙の芯材11の踵部分に硬
質ウレタンのヒール部材12を貼り付け、このヒ
ール部材12の上に軟質のスポンジのクツシヨン
材13を貼り付け、必要に応じて芯材11のつま
先部分にもスポンジのクツシヨン材14を貼り付
けて全体を舟底形となし、この上面および全周縁
部を各種の布の外被15でくるむように接着し、
さらにもう1個のヒール部材16を挟むようにし
てもう1枚のボール紙の芯材17を下面に貼り、
その下面に甲被2の接着部分と高さを合わせるた
めのスペーサ18をクツシヨンをかねて貼り付け
たものである。
以上のように構成された底材1、甲被2および
中敷3を結合するには、つぎのような2つの方法
がある。
(1) 甲被2を底材1に嵌込んで接着し、その後
に、中敷3を両者の間に差込んで接着する。
(2) 甲被2のつま先部分を成形しながら中敷3の
先端の下面に折込んで接着し、つぎにこれを底
材1の凹形部分に嵌込んで接着する。
以上の構成では、つま先や甲被2の内張り9に
スポンジのクツシヨン材9,14を介在したが、
甲被2の芯材7や中敷3の外被15だけでもクツ
シヨンの役割を果すので、設けなくともよい。
[考案の効果] 本考案は以上ように底材が中敷の側面部まで覆
うようにしたので、草履とか従来の踵の低いスリ
ツパのイメージを一掃し、じゆうたんやもうせん
等にもなじみ、底材として各種の布や皮革を用い
ることにより耳ざわりな音もなくなり、じゆうた
んやもうせん用として最適である。また成形後の
底材が踵とつま先の高くなつた舟底形であるた
め、足の踵にフイツトし、歩き易いという効果を
有するものである。また、底材が底部分と側面と
の縫目のない一体成形加工であるから、つま先か
ら踵まで流線形をなし、全体の形状が心よい美感
を呈するものである。さらに、底板を予め凹形で
かつ舟底形にし、この凹形部分に甲被と中敷とを
嵌込むようにしたので、スリツパの組立て、製造
が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスリツパの側面図、第2
図は第1図の分解断面図、第3図は従来のスリツ
パの側面図である。 1……底材、2……甲被、3……中敷、4……
芯材、5……各種の布、7……芯材、9……内張
り、10……外被、11……芯材、12……ヒー
ル部材、13,14……クツシヨン材、15……
外被、16……ヒール部材、17……芯材、18
……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 足のつま先を覆うための甲被と、踵の高い中
    敷と、この中敷の底部に取付けられる底材とか
    らなるスリツパにおいて、前記底材は比較的柔
    軟な芯材に布を被せて全体を予め凹形でかつ舟
    底形に成型してなり、この底材の凹形部分に、
    前記甲被と中敷とを嵌込んで、この底材により
    前記踵の高い中敷の側面部まで一体に覆うよう
    にしたことを特徴とするスリツパ。 (2) 底材の布はパイル織物、タオル織物、フロツ
    キー織物、コールテン織物などの各種織物、柔
    軟な皮革、ビニールなどからなる実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載のスリツパ。
JP1986094317U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH0312245Y2 (ja)

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JP1986094317U JPH0312245Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JP1986094317U JPH0312245Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JPS631402U JPS631402U (ja) 1988-01-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841202B2 (ja) * 1979-03-27 1983-09-10 株式会社ブリヂストン コ−ドの撚りが異るマルチプライ群積層カ−カスを備える高耐久性空気入りタイヤ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841202U (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 尾身 金作 スリツパ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841202B2 (ja) * 1979-03-27 1983-09-10 株式会社ブリヂストン コ−ドの撚りが異るマルチプライ群積層カ−カスを備える高耐久性空気入りタイヤ

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JPS631402U (ja) 1988-01-07

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