JPH03122312A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JPH03122312A
JPH03122312A JP25992089A JP25992089A JPH03122312A JP H03122312 A JPH03122312 A JP H03122312A JP 25992089 A JP25992089 A JP 25992089A JP 25992089 A JP25992089 A JP 25992089A JP H03122312 A JPH03122312 A JP H03122312A
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JP
Japan
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frame
net
dust
water
mesh
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Application number
JP25992089A
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English (en)
Inventor
Toyoma Hoshino
星野 豊馬
Kunio Takeya
武谷 国男
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、海水または河川水から塵芥を除去する除塵装
置に係り、特に除P!!装置前後の水位差を僅少に留め
るための構造に関する。
[従来の技術〕 従来、一般に使用される除塵装置においては、工業用水
の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水
路に広く使用され、最もよく知られているものとしては
、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエン
の各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなる網
体を流れ方向に対し垂直またはほぼ垂直に立設し、これ
を回動することによって網体に引掛かった塵芥を水路外
に除去する構造のものがある。
第3図、第4図は従来の除塵装置の1実施例を示し、第
3図は全体概要図、第4図はバケット部を有する枠体の
部分拡大縦断面図(a)と正面図(b)である。
第3図において、1は上部スプロケットホイル、2は下
部スプロケットホイル、3は両スプロケットホイル1,
2に無端状に装架されたリンクチエン、4はリンクチエ
ン3に取付けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケッ
ト部を有する枠体、5は伝動チェノ6と鎖車7を介して
上部スブロケットホイル1に動力を伝達する動力装置、
8は上部スプロケットホイル1の軸、9はトラフ10に
塵芥を誘導させる案内板、11は除塵装置のハウジング
、12は流水路、F矢印は流水の方向を示す。
枠体4は第4図に示すように、リンクチエン3の1ピツ
チ毎に取付けられ、14は網体で、金網または鋤状に多
数配設した棒材(バー)よりなり、かつ流水中の塵芥な
どを阻止するとともに、これをすくいあげる部材である
。15は前記網体14の上端部に設けられた上部ビーム
で、この上部ビーム15は水路の幅に応じて好適な直径
を有するパイプまたは溝形鋼などの形鋼からなり、その
側部に取付板16を介し前記網体14を一体的に固定し
ている。17は前記網体14の下端部に設けられた断面
コ字状の下部ビームで、この下部ビーム17はその下部
に隣接する枠体4の上部ビーム15の上方部を回動自在
に覆うように設けられ、その上部に突設された取付板1
8を介し、前記枠体14を一体的に固定している。19
は網体14をその側部から保持する側板で、この側板1
9は第4図(a)に示すようにリンクチエン3のリンク
幅より広い幅を備え、かつ上部ビーム15と下部ビーム
17の左右端面にそれぞれ一体的に固定されている。換
言すれば、この側板19と前記上部ビーム15および下
部ビーム17とにより枠体4を形成している。そして、
この枠体4はその側板19をポルト20によりリンク3
aの側面に固定することによりリンクチエン3に固定さ
れる。21は前記下部ビーム17に突設された塵芥バケ
ットで、この塵芥バケツ)21は網体14の下部前方を
斜めに覆うように設けられており、その左右端部は支持
板22を介して側板19に一体的に固着されている。な
お60は下降する網体14の背部に設けたスプレィバイ
ブで、鎖線で示すようにスプレィ水を網体14の背面に
噴射することにより、網体14に付着している塵芥を離
脱させるためのものである。したがって、流れ中に浮遊
する塵芥などは、まず、網体14によって阻止され、リ
ンクチエン3の上昇にともなって、塵芥バケット21に
よってすくい上げられ、塵芥を収納した塵芥バケット2
1はさらに上昇し、上部スプロケット1の頂部で水平と
なり、次いで反転して降下する。
そして、塵芥バケット21内に存在する塵芥はその重力
により落下し、塵芥バケット21の外面とガイドブレー
ト9に案内されてトラフ10内に排出される。一方、網
体14に付着している塵芥などは、スプレィ水によって
離脱され前記同様塵芥バケット21の外面とガイドブレ
ート9を介してトラフ10に排出される。
以上のように構成された枠体4を接合した無端のリンク
チエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6歯の上部
スブロケットホイルエにより駆動されている。なおし矢
印はリンクチエン駆動方向を示す。
[発明が解決しようとする課題] 近年、取水量の増大に伴ない水路幅も広くなる一方、水
路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に−時的、
集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合には
、設置した除塵装置の処理能力を超え、それらの塵芥を
処理しきれず、網枠またはバー枠などの枠体の通水部分
は次第に閉塞し遂には十分な通水の確保ができなくなり
、除塵装置の前後の水位差が急上昇するという事態を招
いていた。
このため、除塵装置前後の水位差がある一定値を超える
と網枠やバー枠などの枠体に加わる流水圧力が過大とな
り装置に構造的損傷を及ぼすことになるので、止むを得
ず工場の取水量を制限するなどの処置を講じていた。
しかしこういう事態が電力需要期に起こった場合には、
発電所においては電力の供給が電力の需要に追いつかず
停電という公共上山々しき異常事態を来たしていた。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上の課題を解決して一時的に多量の水母な
ど塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)、除塵装置
の過負荷による前後の異常な水位差を解消するため、 無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合し、枠
体の下部上流側に塵芥収納用の塵芥バケットを設け、前
記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイルを介し
て駆動する除塵装置において、 前記枠体の内法寸法ほぼ全面に亘って同一幅寸法を有す
る網体と空隙とを横幅方向に複数個交互に並列した第1
の網枠を固設し、該第1の網枠の上流側に第1の網枠と
同一形状の第2の網枠を横幅方向に往復動可能に配設し
てなる除塵装置とした。
[作用] 本発明では、枠体の全面に幅方向の同一寸法の網体と空
隙とを複数個交互に配列した第1の網枠を固設し、その
上流側に第1の網枠と同一形状の第2の網枠を横方向に
スライド可能に設けたので、通常時には網体を全面に被
覆させ微細な塵芥まで完全に回収することができる。一
方、水母の大量流入等の緊急時には、第20網枠をスラ
イドさせて網体同志、空隙同志を重ね合わせることによ
り、この空隙によって水母の通過を許容することにより
、上下流間に生じる水位差を最小に留めて機器の安全と
取水の確保を図ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図〜第2図は本発明に係る除塵装置の実施例を示し
、第1図(a)は要部拡大側断面図、第1図(b)は要
部拡大正面図を示す。
第2図は第1網枠と第2網枠との相対位置関係を示す概
略平面図で、第2図(a)は通常時の状態、第2図(b
)は緊急時の状態を示す。
第1図、第2図に示す実施例はいずれも除塵装置の枠体
4の部分拡大を示し、第1図において、枠体4は上部ビ
ーム15と下部ビーム17とを側板19.19で連結し
た長方形を形成し、水路の下流側に、下部ビーム17に
固設された等通出形鋼のブラケット102および上部ビ
ーム15に固設された等通出形鋼のブラケット104に
第2図(b)に示すように、等幅の網体14と空隙14
aとを交互に横幅方向に配列した第1の網枠100が固
設され、その上流側に第1の網枠100と同一形状の第
2の網枠110がブラケット112,114の内部にス
ライド可能に収納されている。
そして、第20網枠110の一端の高さ中央部に平板の
止め穴を有するステー120が突設され、同じく透孔を
有する平板よりなる横リブ130にポルトナラ)140
で締結される。
また、構造強度を保つため枠体4の最下流側にはバー間
隔が空隙14aの横幅よりも広い垂直のバー30が並列
されるが、省略してもよい、52は枠体4の縁端に設け
た遮蔽板であり、v:板または網体で構成される。
そして、枠体4の下部の上流側には前記したように支持
板22を介して塵芥バケット21が設けられている。支
持板22は第2の網枠110が通過可能なように1通し
孔が設けられる。なお、底面板23は通常の金網やパン
チングメタルなどを使用しても良い。
以上のように構成された枠体4は枠体4の左右端で側板
19とリンクチエン3aとをボルト20により締結し接
合される。なお、バー30のピッチ間隔は流水中の塵芥
の大きさおよび水母の通過を考慮して、50〜100m
mの範囲で適宜選択する。また網体の網目の大きさは6
mm〜30mmの範囲で選択すると実務上好適であった
以上のように構成された第1.第2の網枠からなる枠体
を有する除塵装置の作動を説明すると、通常時(塵芥発
生量が多くないとき)には、第2図(a)に示すように
、第20網枠110を手前側に網体14の横幅分だけス
ライドして、第1の網枠100と第2の網枠110が1
ピッチ分だけずれた状態とし、枠体4としては全面に網
体14で被覆される状態とする。この状態の固定はステ
ー120と横リブ130の両者の穴を一致させてポルト
ナラ)140で締結する。このような状態に保持すると
、水路の上流側(図の左方向)よりF方向へ流れてくる
流水中または流水表面に漂う塵芥のうち比較的大きな塵
芥、例えば水母や木材片などは第1の網枠100および
第2の網枠110の網体14に当接し、除塵装置の上昇
作用にしたがって下方へ移動し、塵芥バケット21へ収
納され、同じく下方へ移動した後、塵芥バケット21と
網体14の内面とで形成される空間(バケット部と称す
る)に貯溜される。
このようにして、捕集された塵芥は枠体4が上部スプロ
ケット1を通過して反転したあと、第3図に示すように
スプレィ60によって噴射されながら、それぞれバケッ
ト部から塵芥をガイドブレート9を経由してトラフ10
へ排出する。
一方、水母が大量に流入する緊急時においては、第2の
網枠110を奥側へ追い込んで第2図(b)のように第
1の網枠と第2の網枠を位置させて操業を続行する。
そうすると、−時的に大量に流入してくる水母は第2図
(b)の空隙14aを通過し後段に配したバー30の間
隙をすり抜けて下流へ流れるが、バー間隙よりはるかに
大きな流木、海藻、あるいはプラスチック廃棄物等の塵
芥はバー列30によって捕捉され、排除される。
このようにして、水母の多量発生などの緊急時には1通
常の除塵装置においては流水中の塵芥量は除塵装置をは
るかに上回り連続して上昇回転している枠体4の網体1
4のほぼ全面を覆うことになり流水自体の除塵装置への
通過が大きく阻害される。この結果、除塵装置前後に生
じる水位差は通常の水位差を大きく上回って上流側の水
位は異常に高く、それに反して下流側の水位は異常に低
下する。そのため、本発明においては、第2の網枠11
0をスライド可能とした構造としたので、緊急時には1
間隙f4aに水母や水流を通過させるので、その結果水
母は抵抗なく除塵装置を通過して上下流間の水位差を低
く留めておくことができるので緊急事態に十分対処でき
る。
[発明の効果] 本発明においては、枠体の内部に固定の同じ横幅をもつ
網体と空隙を交互に配列した固定の第1の網枠の上流側
に往復動可能な第1の網枠と同一形状の第2の網枠を設
けたので、流水中に含有する塵芥が一時的に多量になっ
た、いわゆる、緊急時の際には水流を網枠を通過させず
に、空隙へ通過させることができるので、多量の塵芥は
大部分この空隙を通過することができる。したがって、
除塵装置前後に生じる水位差をできるだけ小さく留めて
おくことができる。そのため除塵装置の各機器部品へ加
わる負荷を軽減でき、機器の損傷を防止することができ
るので安全性が向上する。また、緊急時にも必要最小限
の取水が確保できるので連続安定運転が可能で装置使用
上の信頼性が高まり、装置の維持管理、運転操作性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明に係る実施例を示すものであり
、第1図(a)は要部拡大側断面図、第1図(b)は要
部拡大正面図である。第2図は概略平面図で、第2図(
a)は通常時の網枠配置、第2図(b)は緊急時の網枠
配置を示す、第3図。 第4図は従来の除塵装置の実施例を示し、第3図は全体
縦断面図、第4図は枠体の部分拡大図で第4図(a)は
側面図、第4図Cb’)は正面図である。 2・・・・・・下部スプロケットホイル、3・・・・・
・リンクチエン、  3a・・・リンク、3b・・・ロ
ーラ、     4・・・・・・枠体、5・・・・・・
動力装置、   6・・・・・・伝動チェ7.7・・・
・・・鎖車、    14・・・・・・網体、5・・・
・・・上部ビーム、  17・・・・・・下部ビーム、
1・・・・・・塵芥バケット、 2・・・・・・支持板、30・・・・・・バー(バー列
)、2・・・・・・遮蔽板、   100・・・第1の
網枠、10・・・第2の網枠、  120・・・ステー
30・・・横リブ、    140・・・ボルトナツト
、F・・・・・・流水の流れ方向。 L・・・・・・リンクチエンの駆動方向。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合
    し、枠体の下部上流側に塵芥収納用の塵芥バケットを設
    け、前記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイル
    を介して駆動する除塵装置において、 前記枠体の内法寸法ほぼ全面に亘って同一幅寸法を有す
    る網体と空隙とを横幅方向に複数個交互に並列した第1
    の網枠を固設し、該第1の網枠の上流側に第1の網枠と
    同一形状の第2の網枠を横幅方向に往復動可能に配設し
    てなる除塵装置。
JP25992089A 1989-10-06 1989-10-06 除塵装置 Pending JPH03122312A (ja)

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JP25992089A JPH03122312A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 除塵装置

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JPH03122312A true JPH03122312A (ja) 1991-05-24

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