JPH03295919A - 除塵装置 - Google Patents
除塵装置Info
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- JPH03295919A JPH03295919A JP9656290A JP9656290A JPH03295919A JP H03295919 A JPH03295919 A JP H03295919A JP 9656290 A JP9656290 A JP 9656290A JP 9656290 A JP9656290 A JP 9656290A JP H03295919 A JPH03295919 A JP H03295919A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は海水または河川水から塵芥を除去する装置に係
り、特に緊急時(塵芥大量発生時)に対処させるための
構造の改良に関する。
り、特に緊急時(塵芥大量発生時)に対処させるための
構造の改良に関する。
[従来の技術]
従来、一般に使用される除塵装置においては、工業用水
の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水
路に広(使用され、最もよく知られているものとしては
、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエン
の各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなるス
クリーンを流れ方向に対し垂直またはほぼ垂直に立設し
、これを回動することによってスクリーンに引掛かった
塵芥を水路外に除去する構造のものがある。
の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水
路に広(使用され、最もよく知られているものとしては
、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエン
の各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなるス
クリーンを流れ方向に対し垂直またはほぼ垂直に立設し
、これを回動することによってスクリーンに引掛かった
塵芥を水路外に除去する構造のものがある。
第3図〜第4図は従来の除塵装置の1実施例を示し、第
3図は全体概要図、第4図はバケット部を有する枠体の
詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。
3図は全体概要図、第4図はバケット部を有する枠体の
詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。
第3図において、lは上部スプロケットホイル、2は下
部スプロケットホイル、3は両スプロケットホイル1.
2に無端状に装架されたリンクチエン、4はリンクチエ
ン3に取り付けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケ
ット部を有する枠体、5は伝動チェノ6と鎖車7を介し
て上部スプロケットホイル1に動力を伝達する動力装置
、8は上部スプロケットホイル1の軸、9はトラフ10
に塵芥を誘導させる案内板、11は除塵装置のハウジン
グ、12は流水路、F矢印は流水の方向を示す。枠体4
は第4図に示すように、リンクチエン3の1ピツチ毎に
取り付けられ、14はスクリーン本体で、金網または鋤
状に多数配設した棒材よりなり、かつ流水中の塵芥など
を阻止するとともに、これをすくいあげる部材である。
部スプロケットホイル、3は両スプロケットホイル1.
2に無端状に装架されたリンクチエン、4はリンクチエ
ン3に取り付けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケ
ット部を有する枠体、5は伝動チェノ6と鎖車7を介し
て上部スプロケットホイル1に動力を伝達する動力装置
、8は上部スプロケットホイル1の軸、9はトラフ10
に塵芥を誘導させる案内板、11は除塵装置のハウジン
グ、12は流水路、F矢印は流水の方向を示す。枠体4
は第4図に示すように、リンクチエン3の1ピツチ毎に
取り付けられ、14はスクリーン本体で、金網または鋤
状に多数配設した棒材よりなり、かつ流水中の塵芥など
を阻止するとともに、これをすくいあげる部材である。
15は前記スクリーン本体14の上端部に設けられた上
部ビームで、この上部ビーム15は水路の幅に応じて好
適な直径を有するパイプ(または鋼板)からなり、その
中心がリンクチエン3のローラ3b部の中心に位置する
ように設けられ、かつその下部に突設された取付板16
を介し前記スクリーン本体14を一体的に固定している
。17は前記スクリーン本体14の下端部に設けられた
断面コ字状の下部ビームで、この下部ビーム17はその
下部に隣設するスクリーン枠4の上部ビーム15の上方
部を回動自在に覆うように設けられ、その上部に突設さ
れた取付板18を介し、前記スクリン本体14を一体的
に固定している。19はスクリーン本体14をその側部
から保持する側板で、この側板19は第4図(a)に示
すようにリンクチエン3のリンク幅より広い幅を備え、
かつ上部ビーム15と下部ビーム17の左右端面にそれ
ぞれ一体的に固定されている。換言すれば、この側板1
9と前記上部ビーム15および下部ビーム17とにより
スクリーン本体14を保持する枠体4を形成している。
部ビームで、この上部ビーム15は水路の幅に応じて好
適な直径を有するパイプ(または鋼板)からなり、その
中心がリンクチエン3のローラ3b部の中心に位置する
ように設けられ、かつその下部に突設された取付板16
を介し前記スクリーン本体14を一体的に固定している
。17は前記スクリーン本体14の下端部に設けられた
断面コ字状の下部ビームで、この下部ビーム17はその
下部に隣設するスクリーン枠4の上部ビーム15の上方
部を回動自在に覆うように設けられ、その上部に突設さ
れた取付板18を介し、前記スクリン本体14を一体的
に固定している。19はスクリーン本体14をその側部
から保持する側板で、この側板19は第4図(a)に示
すようにリンクチエン3のリンク幅より広い幅を備え、
かつ上部ビーム15と下部ビーム17の左右端面にそれ
ぞれ一体的に固定されている。換言すれば、この側板1
9と前記上部ビーム15および下部ビーム17とにより
スクリーン本体14を保持する枠体4を形成している。
そして、この枠体4はその側板19をボルトナツト20
によりリンク3aの側面に固定することによりリンクチ
エン3に固定される。21は前記下部ビーム17に突設
された塵芥パケットで、この塵芥パケット21はスクリ
ーン本体14の下部前方を斜めに覆うように設けられて
おり、その左右端部は支持板22を介して側板19に一
体的に固着されている。なお23は下降する枠体4の背
部に設けたスプレィパイプで、鎖線で示すようにスプレ
ィ水を枠体4の背面に噴射することにより、スクリーン
本体14に付着している塵芥を離脱させるためのもので
ある。したがって、流れ中に浮遊する塵芥などはまずス
クリーン本体14によって阻止され、リンクチエン3の
上昇にともなって、塵芥パケット21によってすくい上
げられ、塵芥を収納した塵芥パケット21はさらに上昇
し、上部スプロケット1の頂部で水平となり、次いで反
転して降下する。
によりリンク3aの側面に固定することによりリンクチ
エン3に固定される。21は前記下部ビーム17に突設
された塵芥パケットで、この塵芥パケット21はスクリ
ーン本体14の下部前方を斜めに覆うように設けられて
おり、その左右端部は支持板22を介して側板19に一
体的に固着されている。なお23は下降する枠体4の背
部に設けたスプレィパイプで、鎖線で示すようにスプレ
ィ水を枠体4の背面に噴射することにより、スクリーン
本体14に付着している塵芥を離脱させるためのもので
ある。したがって、流れ中に浮遊する塵芥などはまずス
クリーン本体14によって阻止され、リンクチエン3の
上昇にともなって、塵芥パケット21によってすくい上
げられ、塵芥を収納した塵芥パケット21はさらに上昇
し、上部スプロケット1の頂部で水平となり、次いで反
転して降下する。
そして、塵芥パケット21内に存する塵芥はその重力に
より落下し、下部スクリーンの塵芥パケット21の外面
とガイドプレート9に案内されてトラフ10内に排出さ
れる。一方、スクリーン本体14に付着している塵芥な
どは、スプレィ水によって離脱され前記同様下部スクリ
ーンの塵芥パケット21の外面とガイドプレート9を介
してトラフ10に排出される。
より落下し、下部スクリーンの塵芥パケット21の外面
とガイドプレート9に案内されてトラフ10内に排出さ
れる。一方、スクリーン本体14に付着している塵芥な
どは、スプレィ水によって離脱され前記同様下部スクリ
ーンの塵芥パケット21の外面とガイドプレート9を介
してトラフ10に排出される。
以上のように構成されたスクリーン枠4を接合した無端
のリンクチエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6
歯の上部スプロケットホイル1により駆動されていた。
のリンクチエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6
歯の上部スプロケットホイル1により駆動されていた。
なおし矢印はリンクチエン駆動方向を示す。
[発明が解決しようとする課題]
近年、取水量の増大に伴ない水路幅も広(なる一方、水
路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に−時的、
集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合には
、設置した除塵装置の処理能力を超え、それらの塵芥を
処理しきれず、網枠またはバー枠の通水部分は次第に閉
塞し遂には十分な通水の確保ができなくなり、除塵装置
の前後の水位差が急上昇するという事態を招いていた。
路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に−時的、
集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合には
、設置した除塵装置の処理能力を超え、それらの塵芥を
処理しきれず、網枠またはバー枠の通水部分は次第に閉
塞し遂には十分な通水の確保ができなくなり、除塵装置
の前後の水位差が急上昇するという事態を招いていた。
このため、除塵装置前後の水位差がある一定値を超える
と網枠やバー枠に加わる流水圧力が過大となり装置に構
造的損傷を及ぼすことになるので、止むを得ず工場の取
水量を制限するなどの処置を講じていた。
と網枠やバー枠に加わる流水圧力が過大となり装置に構
造的損傷を及ぼすことになるので、止むを得ず工場の取
水量を制限するなどの処置を講じていた。
しかしこういう事態が電力需要期に起こった場合には、
発電所においては電力の供給が電力の需要に追いつかず
停電という公共上山々しき異常事態を来たしていた。
発電所においては電力の供給が電力の需要に追いつかず
停電という公共上山々しき異常事態を来たしていた。
[課題を解決するための手段]
本発明の除塵装置は、以上の課題を解決して一時的に多
量の水母など塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)
、除塵装置の過負荷による前後の異常な水位差を解消す
るため、 無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合し、前
記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイルを介し
て駆動する除塵装置において、前記枠体の水路上流側前
面に下方にいくにしたがって下流側に後退する直線状ま
たは弓形のバー列を縦方向に配設し、かつ、水路下流側
全面にスクリーンを張設した構成とした。
量の水母など塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)
、除塵装置の過負荷による前後の異常な水位差を解消す
るため、 無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合し、前
記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイルを介し
て駆動する除塵装置において、前記枠体の水路上流側前
面に下方にいくにしたがって下流側に後退する直線状ま
たは弓形のバー列を縦方向に配設し、かつ、水路下流側
全面にスクリーンを張設した構成とした。
[作用]
本発明の除塵装置では、通常運転時には枠体の前面のバ
ー列を通過した塵芥は枠体の後面の内面にほぼ全面に亘
って張架したスクリーンによって塵芥を捕集し、従来機
と同様に上部スプロケットで反転時に塵芥を排出する。
ー列を通過した塵芥は枠体の後面の内面にほぼ全面に亘
って張架したスクリーンによって塵芥を捕集し、従来機
と同様に上部スプロケットで反転時に塵芥を排出する。
一方、水母等の塵芥が大量に発生する緊急時には、塵芥
のうち比較的大きな形状を持つ水母等は枠体の前面のバ
ー列に当接し、下方にいくにしたがって後側に傾斜して
いるバーに沿って下降し、バー列を通過した比較的小さ
な形状の塵芥のみ後面のスクリーン(網)に捕集される
から、水流の通過がさほど阻害されない。したがって、
緊急時にも大量に流入する塵芥を処理できるとともに除
塵装置前後に発生する水位差を僅少に留めることができ
る。
のうち比較的大きな形状を持つ水母等は枠体の前面のバ
ー列に当接し、下方にいくにしたがって後側に傾斜して
いるバーに沿って下降し、バー列を通過した比較的小さ
な形状の塵芥のみ後面のスクリーン(網)に捕集される
から、水流の通過がさほど阻害されない。したがって、
緊急時にも大量に流入する塵芥を処理できるとともに除
塵装置前後に発生する水位差を僅少に留めることができ
る。
このようにして、緊急時においても前面のバー列で予め
塵芥の粗取りをすることにより適宜上流の水流を下流に
流れることを許容しつるので、除塵装置前後に発生する
水位差は比較的小さく、機器の各個所に無理な力が加わ
ることが少なく安全に運転を継続することができる。
塵芥の粗取りをすることにより適宜上流の水流を下流に
流れることを許容しつるので、除塵装置前後に発生する
水位差は比較的小さく、機器の各個所に無理な力が加わ
ることが少なく安全に運転を継続することができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図〜第2図は本発明に係る除塵装置の実施例を示し
、第1図(a)は部分拡大縦断面図、第1図(b)は部
分拡大正面図、第2図は他の実施例を示す部分拡大縦断
面図である。
、第1図(a)は部分拡大縦断面図、第1図(b)は部
分拡大正面図、第2図は他の実施例を示す部分拡大縦断
面図である。
第1図〜第2図において、枠体4は平板から構成され端
部でL字状に折り曲げた上部ビーム15と下部ビーム1
7および左右両側端の側板19゜19の4つの部材が連
結されてほぼ直方形の形に構成され、後面においてスク
リーン本体(網)14は上部ビーム15と下部ビーム1
7に各々取付板18に挟圧されボルトナツト16a、1
8aで取り付ける(第1図(b)に示すとおり)。
部でL字状に折り曲げた上部ビーム15と下部ビーム1
7および左右両側端の側板19゜19の4つの部材が連
結されてほぼ直方形の形に構成され、後面においてスク
リーン本体(網)14は上部ビーム15と下部ビーム1
7に各々取付板18に挟圧されボルトナツト16a、1
8aで取り付ける(第1図(b)に示すとおり)。
また、枠体4の水路上流側には、第1図(a)にあって
は、両側端の上部ビーム15より固設突出する張出する
サポート40に水平に張り渡されたサポート50aと側
板19の側内面間に水平に張り渡されたサポート50b
との間に下方にいくにしたがって水路流れの方向へ後退
し傾斜する等間隔に幅方向に立設されるバー列50が配
設される。
は、両側端の上部ビーム15より固設突出する張出する
サポート40に水平に張り渡されたサポート50aと側
板19の側内面間に水平に張り渡されたサポート50b
との間に下方にいくにしたがって水路流れの方向へ後退
し傾斜する等間隔に幅方向に立設されるバー列50が配
設される。
このバー列50は、他の実施例として、第2図に示すよ
うに弓状に湾曲し、やはり下方にいくにしたがって後退
するバーとすることもできる。
うに弓状に湾曲し、やはり下方にいくにしたがって後退
するバーとすることもできる。
なお、下部ビーム15とサポート50bとの間はスクリ
ーン本体14で捕集した塵芥が反転した際排出できるよ
う適当な間隔をあけておくことは勿論である。
ーン本体14で捕集した塵芥が反転した際排出できるよ
う適当な間隔をあけておくことは勿論である。
以上のように構成された枠体4を上部ビーム15の平面
が内側へ下降傾斜するように左右両側の取付穴のあるリ
ンクチエン3yに側板19を介してボルトナツトで締結
する。枠体4の上下方向の最大長齋はほぼリンクチエン
ピッチの2倍とし、第1図(a)に示すように上下方向
に隣り合うスクリーン枠の間隙を約10mm程度とする
ように枠体4の大きさを決定する。この間隙をあまり大
きくとると流水中の塵芥のうち捕集できないものが出て
くるし、あまり小さくするとスプロケットホイルで回転
していく際隣り合うスクリーン枠同志が接触干渉を起こ
す。上部ビーム15と下部ビーム17はいずれも軽量形
鋼をプレス加工して使用することができるが、特に下部
ビーム17の流水に対向する側の斜めの張出部は捕集し
た塵芥の収納場所となるバケット部17aを形成するの
で、第1図(a)に示すようにある程度長くしておく。
が内側へ下降傾斜するように左右両側の取付穴のあるリ
ンクチエン3yに側板19を介してボルトナツトで締結
する。枠体4の上下方向の最大長齋はほぼリンクチエン
ピッチの2倍とし、第1図(a)に示すように上下方向
に隣り合うスクリーン枠の間隙を約10mm程度とする
ように枠体4の大きさを決定する。この間隙をあまり大
きくとると流水中の塵芥のうち捕集できないものが出て
くるし、あまり小さくするとスプロケットホイルで回転
していく際隣り合うスクリーン枠同志が接触干渉を起こ
す。上部ビーム15と下部ビーム17はいずれも軽量形
鋼をプレス加工して使用することができるが、特に下部
ビーム17の流水に対向する側の斜めの張出部は捕集し
た塵芥の収納場所となるバケット部17aを形成するの
で、第1図(a)に示すようにある程度長くしておく。
以上のように構成された本発明の除塵装置の作動につい
て説明する。
て説明する。
本発明の除塵装置を第1図(a)に示す状態で海水また
は河川水を取り込む取水口に設置し、動力装置によりリ
ンクチエン3x、3yを駆動すると、流水中の塵芥は塵
芥量が少なく、かつ、大形でない塵芥が流入する通常時
は、バー50を通り抜けてスクリーン本体14に当接し
て漂流を阻止され、水中より枠体4が浮上すると塵芥自
身の重力により下部ビーム17のバケット部17aに収
納される。その後、上部スプロケット1を噛合回転し、
上下逆転した枠体4の下部ビーム17のバケット部17
aに貯まっていた塵芥はガイドブレート9を滑動して所
定のトラフ10へ排出され回収される。上記の運転は、
除塵装置の当初の処理能力で十分な程度の塵芥流入の状
態のときは塵芥はスクリーン14で捕集され、−時的に
多量の塵芥流入があるときには、スクリーン本体14全
面に塵芥が密集被覆して水流の正常な流れを阻害するが
、本発明ではスクリーン本体14の前面の上流側に設け
た下方が下流側に傾斜するバー列に大量に発生した塵芥
(たとえば、水母の大群)が当接し、上昇中のスクリー
ン枠の動作によりこの傾斜したバーにに沿って速やかに
下方へ移動してバケット部17aは貯溜され、−充水流
はそのまま流れとともに通過していくので、バー列で補
足できない小さな塵芥は通常時と同様にスクリーン14
に捕集され、バケット部へ収納されるので除塵装置上下
流間の水位差の増加は低く押えることができる。こうし
て、バー列50およびスクリーン14で捕集された塵芥
は上部スプロケット1を枠体4が通過して反転する際、
−緒にトラフ10へ排出される。なお、バー列の間隙は
緊急時に発生する水母の大きさを考慮して選定する。
は河川水を取り込む取水口に設置し、動力装置によりリ
ンクチエン3x、3yを駆動すると、流水中の塵芥は塵
芥量が少なく、かつ、大形でない塵芥が流入する通常時
は、バー50を通り抜けてスクリーン本体14に当接し
て漂流を阻止され、水中より枠体4が浮上すると塵芥自
身の重力により下部ビーム17のバケット部17aに収
納される。その後、上部スプロケット1を噛合回転し、
上下逆転した枠体4の下部ビーム17のバケット部17
aに貯まっていた塵芥はガイドブレート9を滑動して所
定のトラフ10へ排出され回収される。上記の運転は、
除塵装置の当初の処理能力で十分な程度の塵芥流入の状
態のときは塵芥はスクリーン14で捕集され、−時的に
多量の塵芥流入があるときには、スクリーン本体14全
面に塵芥が密集被覆して水流の正常な流れを阻害するが
、本発明ではスクリーン本体14の前面の上流側に設け
た下方が下流側に傾斜するバー列に大量に発生した塵芥
(たとえば、水母の大群)が当接し、上昇中のスクリー
ン枠の動作によりこの傾斜したバーにに沿って速やかに
下方へ移動してバケット部17aは貯溜され、−充水流
はそのまま流れとともに通過していくので、バー列で補
足できない小さな塵芥は通常時と同様にスクリーン14
に捕集され、バケット部へ収納されるので除塵装置上下
流間の水位差の増加は低く押えることができる。こうし
て、バー列50およびスクリーン14で捕集された塵芥
は上部スプロケット1を枠体4が通過して反転する際、
−緒にトラフ10へ排出される。なお、バー列の間隙は
緊急時に発生する水母の大きさを考慮して選定する。
[発明の効果]
本発明においては、枠体にスクリーンの他に、スクリー
ンの前面にバー列を設けであるので、緊急時でも大量の
塵芥を処理できるとともに除塵装置前後の水位差をでき
るだけ小さく留めておける。
ンの前面にバー列を設けであるので、緊急時でも大量の
塵芥を処理できるとともに除塵装置前後の水位差をでき
るだけ小さく留めておける。
そのため除塵装置の各機器部品へ加わる負荷を軽減でき
、機器の損傷を防止することができるので安全性が向上
する。また、緊急時にも必要最小限の取水が確保できる
ので連続安定運転が可能で装置使用上の信頼性が高まり
、装置の維持管理、運転操作性が向上する。
、機器の損傷を防止することができるので安全性が向上
する。また、緊急時にも必要最小限の取水が確保できる
ので連続安定運転が可能で装置使用上の信頼性が高まり
、装置の維持管理、運転操作性が向上する。
第1図〜第2図は本発明に係る除塵装置の実施例を示し
、第1図(a)は部分拡大縦断面図、第1図(b)は部
分拡大側面図、第2図は本発明の他の実施例を示す部分
拡大縦断面図である。 第3図〜第4図は従来の除塵装置を示し、第3図は概略
全体側断面図、第4図(a)はスクリーン枠の詳細縦断
面図、第4図(b)は正面図である。 1ご・・・・・上部スプロケットホイル、2・・・・・
・下部スプロケットホイル、3 * 3 x r 3
y・・・リンクチエン、3a・・・リンクチエン、
3b・・・ローラ、4・・・・・・枠体、
5・・・・・・動力装置、6・・・・・・伝動チ
ェノ、 7・・・・・・鎖車、8・・・・・・上
部スプロケットホイルの軸、9・・・・・・ガイドプレ
ート、10・・・・・・トラフ、14・・・・・・スク
リーン本体、 15・・・・・・上部ビーム、 16・・・・・・
取付板、17・・・・・・下部ビーム、 18・・
・・・・取付板、19・・・・・・側板、
20・・・・・・ボルトナツト、40・・・・・・張出
しサポート、 50・・・・・・バー列(バー)、50a・・・サポー
ト、50b・・・サポート。
、第1図(a)は部分拡大縦断面図、第1図(b)は部
分拡大側面図、第2図は本発明の他の実施例を示す部分
拡大縦断面図である。 第3図〜第4図は従来の除塵装置を示し、第3図は概略
全体側断面図、第4図(a)はスクリーン枠の詳細縦断
面図、第4図(b)は正面図である。 1ご・・・・・上部スプロケットホイル、2・・・・・
・下部スプロケットホイル、3 * 3 x r 3
y・・・リンクチエン、3a・・・リンクチエン、
3b・・・ローラ、4・・・・・・枠体、
5・・・・・・動力装置、6・・・・・・伝動チ
ェノ、 7・・・・・・鎖車、8・・・・・・上
部スプロケットホイルの軸、9・・・・・・ガイドプレ
ート、10・・・・・・トラフ、14・・・・・・スク
リーン本体、 15・・・・・・上部ビーム、 16・・・・・・
取付板、17・・・・・・下部ビーム、 18・・
・・・・取付板、19・・・・・・側板、
20・・・・・・ボルトナツト、40・・・・・・張出
しサポート、 50・・・・・・バー列(バー)、50a・・・サポー
ト、50b・・・サポート。
Claims (1)
- (1)無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合
し、前記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイル
を介して駆動する除塵装置において、前記枠体の水路上
流側前面に下方にいくにしたがって下流側に後退する直
線状または弓形のバー列を縦方向に配設し、かつ、水路
下流側全面にスクリーンを張設した ことを特徴とする除塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096562A JPH0814096B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 除塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096562A JPH0814096B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 除塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295919A true JPH03295919A (ja) | 1991-12-26 |
JPH0814096B2 JPH0814096B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=14168481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2096562A Expired - Lifetime JPH0814096B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 除塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814096B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247228U (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-30 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2096562A patent/JPH0814096B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247228U (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0814096B2 (ja) | 1996-02-14 |
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