JPH03103526A - 除塵装置 - Google Patents
除塵装置Info
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- JPH03103526A JPH03103526A JP24079989A JP24079989A JPH03103526A JP H03103526 A JPH03103526 A JP H03103526A JP 24079989 A JP24079989 A JP 24079989A JP 24079989 A JP24079989 A JP 24079989A JP H03103526 A JPH03103526 A JP H03103526A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は,海水または河川水から塵芥を除去する除塵装
置に係り、特に除塵装置前後の水位差を僅少に留めるた
めの構造に関する。
置に係り、特に除塵装置前後の水位差を僅少に留めるた
めの構造に関する。
[従来の技術]
従来、一般に使用される除塵装置においては、工業用水
の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水
路に広く使用され、最もよく知られているものとしては
、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエン
の各リンク毎にパースクリーンあるいは金網よりなる網
体を流れ方向に対し垂直またはほぼ垂直に立設し、これ
を回動することによって網体に引掛かった塵芥を水路外
に除去する構造のものがある。
の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水
路に広く使用され、最もよく知られているものとしては
、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエン
の各リンク毎にパースクリーンあるいは金網よりなる網
体を流れ方向に対し垂直またはほぼ垂直に立設し、これ
を回動することによって網体に引掛かった塵芥を水路外
に除去する構造のものがある。
第3図,第4図は従来の除塵装置の1実施例を示し、第
3図は全体概要図、第4図はバケー,ト部を右する枠体
の詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。
3図は全体概要図、第4図はバケー,ト部を右する枠体
の詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。
第3図において、lは上部スプロケットホイル、2は下
部スプロケットホイル、3は両スプロケットホイル1.
2に無端状に装架されたリンクチエン、4はリンクチエ
ン3に取付けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケッ
ト部を有する枠体、5は伝動チェン6と鎖車7を介して
上部スプロケットホイル1に動力を伝達する動力装置、
8は上部スプロケットホイル1の軸、9はトラフ10に
塵芥を誘導させる案内板、l1は除塵装置のハウジング
、12は流水路、F矢印は流水の方向を示す.枠体4は
第4図に示すように、リンクチエン3の1ピッチ毎に取
付けられ、l4は網体で、金網または鋤状に多数配設し
た棒材(バー)よりなり、かつ流水中の塵芥などを阻止
するとともに、これをすくいあげる部材である.15は
前記網体l4の上端部に設けられた上部ビームで、この
上部ビーム15は水路の幅に応じて好適な直径を有する
パイプまたは溝形鋼などの形鋼からなり、その側部に取
付板16を介し前記網体14を一体的に固定している.
17は前記網体14の下端部に設けられた断面コ字状の
下部ビームで、この下部ビーム17はその下部に隣接す
る枠体4の上部ビーム15の上方部を回動自在に覆うよ
うに設けられ、その上部に突設された取付板18を介し
,前記枠体14を一体的に固定している。19は網体l
4をその側部から保持する側板で,この側板l9は第4
図(a)に示すようにリンクチエン3のリンク幅より広
い幅を備え、かつ上部ビーム15と下部ビームl7の左
右端面にそれぞれ一体的に固定されている.換言すれば
、この側板19と前記上部ビームl5および下部ビーム
l7とにより枠体4を形威している.そして、この枠体
4はその側板19をポルト20によりリンク3aの側面
に固定することによりリンクチエン3に固定される,2
1は前記下部ビーム17に突設された塵芥パケットで、
この塵芥パケット21は網体14の下部前方を斜めに覆
うように設けられており、その左右端部は支持板22を
介して側板19に一体的に固着されている。なお60は
下降する網体14の背部に設けたスブレイパイプで、鎖
線で示すようにスブレイ水を網体l4の背面に噴射する
ことにより、網体14に付着している塵芥を離脱させる
ためのものである.したがって、流れ中に浮遊する塵芥
などは、まず、網体l4によって阻止され、リンクチエ
ン3の上昇にともなって、塵芥パケット21によってす
くい上げられ、塵芥を収納した塵芥パケット21はさら
に上昇し、上部スプロケッ}lの頂部で水平となり、次
いで反転して降下する. そして、塵芥パケット21内に存する塵芥はその重力に
より落下し、塵芥バケツ}21の外面とガイドプレート
9に案内されてトラフlO内に排出される.一方、網体
14に付着している塵芥などは、スプレイ水によって離
脱され前記同様塵芥パケット2lの外面とガイドプレー
ト9を介してトラフ10に排出される. 以上のように構威された枠体4を接合した無端のリンク
チエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6歯の上部
スプロケットホイル1により駆動されている.なおL矢
印はリンクチエン駆動方向を示す. [発明が解決しようとする課題] 近年、取水量の増大に伴ない水路幅も広くなる一方、水
路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に一時的,
集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合には
、設置した除塵装置の処理能力を超え、それらの塵芥を
処理しきれず、網枠またはバー枠などの枠体の通水部分
は次第に閉塞し遂には十分な通水の確保ができなくなり
、除塵装置の前後の水位差が急上昇するという事態を招
いていた. このため、除塵装置前後の水位差がある一定値を超える
と網枠やバー枠などの枠体に加わる流水圧力が過大とな
り装置に構造的損傷を及ぼすことになるので、止むを得
ず工場の取水量を制限するなどの処置を講じていた. しかしこういう事態が電力需要期に起こった場合には、
発電所においては電力の供給が電力の需要に追いつかず
停電という公共上由々しき異常事態を来たしていた。
部スプロケットホイル、3は両スプロケットホイル1.
2に無端状に装架されたリンクチエン、4はリンクチエ
ン3に取付けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケッ
ト部を有する枠体、5は伝動チェン6と鎖車7を介して
上部スプロケットホイル1に動力を伝達する動力装置、
8は上部スプロケットホイル1の軸、9はトラフ10に
塵芥を誘導させる案内板、l1は除塵装置のハウジング
、12は流水路、F矢印は流水の方向を示す.枠体4は
第4図に示すように、リンクチエン3の1ピッチ毎に取
付けられ、l4は網体で、金網または鋤状に多数配設し
た棒材(バー)よりなり、かつ流水中の塵芥などを阻止
するとともに、これをすくいあげる部材である.15は
前記網体l4の上端部に設けられた上部ビームで、この
上部ビーム15は水路の幅に応じて好適な直径を有する
パイプまたは溝形鋼などの形鋼からなり、その側部に取
付板16を介し前記網体14を一体的に固定している.
17は前記網体14の下端部に設けられた断面コ字状の
下部ビームで、この下部ビーム17はその下部に隣接す
る枠体4の上部ビーム15の上方部を回動自在に覆うよ
うに設けられ、その上部に突設された取付板18を介し
,前記枠体14を一体的に固定している。19は網体l
4をその側部から保持する側板で,この側板l9は第4
図(a)に示すようにリンクチエン3のリンク幅より広
い幅を備え、かつ上部ビーム15と下部ビームl7の左
右端面にそれぞれ一体的に固定されている.換言すれば
、この側板19と前記上部ビームl5および下部ビーム
l7とにより枠体4を形威している.そして、この枠体
4はその側板19をポルト20によりリンク3aの側面
に固定することによりリンクチエン3に固定される,2
1は前記下部ビーム17に突設された塵芥パケットで、
この塵芥パケット21は網体14の下部前方を斜めに覆
うように設けられており、その左右端部は支持板22を
介して側板19に一体的に固着されている。なお60は
下降する網体14の背部に設けたスブレイパイプで、鎖
線で示すようにスブレイ水を網体l4の背面に噴射する
ことにより、網体14に付着している塵芥を離脱させる
ためのものである.したがって、流れ中に浮遊する塵芥
などは、まず、網体l4によって阻止され、リンクチエ
ン3の上昇にともなって、塵芥パケット21によってす
くい上げられ、塵芥を収納した塵芥パケット21はさら
に上昇し、上部スプロケッ}lの頂部で水平となり、次
いで反転して降下する. そして、塵芥パケット21内に存する塵芥はその重力に
より落下し、塵芥バケツ}21の外面とガイドプレート
9に案内されてトラフlO内に排出される.一方、網体
14に付着している塵芥などは、スプレイ水によって離
脱され前記同様塵芥パケット2lの外面とガイドプレー
ト9を介してトラフ10に排出される. 以上のように構威された枠体4を接合した無端のリンク
チエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6歯の上部
スプロケットホイル1により駆動されている.なおL矢
印はリンクチエン駆動方向を示す. [発明が解決しようとする課題] 近年、取水量の増大に伴ない水路幅も広くなる一方、水
路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に一時的,
集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合には
、設置した除塵装置の処理能力を超え、それらの塵芥を
処理しきれず、網枠またはバー枠などの枠体の通水部分
は次第に閉塞し遂には十分な通水の確保ができなくなり
、除塵装置の前後の水位差が急上昇するという事態を招
いていた. このため、除塵装置前後の水位差がある一定値を超える
と網枠やバー枠などの枠体に加わる流水圧力が過大とな
り装置に構造的損傷を及ぼすことになるので、止むを得
ず工場の取水量を制限するなどの処置を講じていた. しかしこういう事態が電力需要期に起こった場合には、
発電所においては電力の供給が電力の需要に追いつかず
停電という公共上由々しき異常事態を来たしていた。
[課題を解決するための手段]
本発明は、以上の課題を解決して一時的に多量の水母な
ど塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)、塵芥装置
の過負荷による前後の異常な水位差を解消するため、第
1の発明においては、無端状のリンクチエンに塵芥抽集
用の枠体を接合し、枠体の下部上流側に塵芥収納用の塵
芥パケットを設け、前記リンクチエンを上下一対のスブ
ロケットホイルを介して駆動する除塵装置において、前
記枠体の全面を縦方向に並列するバー枠体で形成し、か
つ、前記枠体の全面を被覆する網体を該バー枠体の上流
側に回動可能に設けた構或とした。
ど塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)、塵芥装置
の過負荷による前後の異常な水位差を解消するため、第
1の発明においては、無端状のリンクチエンに塵芥抽集
用の枠体を接合し、枠体の下部上流側に塵芥収納用の塵
芥パケットを設け、前記リンクチエンを上下一対のスブ
ロケットホイルを介して駆動する除塵装置において、前
記枠体の全面を縦方向に並列するバー枠体で形成し、か
つ、前記枠体の全面を被覆する網体を該バー枠体の上流
側に回動可能に設けた構或とした。
また、@2の発明においては、第1の発明の除塵装置の
バー枠体のバー間隙を50mm−100mmとし、かつ
、網体の網目を6mm〜30mmとした。
バー枠体のバー間隙を50mm−100mmとし、かつ
、網体の網目を6mm〜30mmとした。
[作用]
本発明では、枠体の全面に広幅のバー列を固設し、かつ
、その上流側全面に回動可能な網体を設けたので、通常
には網体で微細な塵芥まで完全に回収することができる
。一方,水母の大量流入等の緊急時には、網体を回動し
て枠体はバー枠体のみとして、水母の通過を許容するこ
とにより、上下流間に生じる水位差を最小に留めて機器
の安全と取水の確保を図ることができる。
、その上流側全面に回動可能な網体を設けたので、通常
には網体で微細な塵芥まで完全に回収することができる
。一方,水母の大量流入等の緊急時には、網体を回動し
て枠体はバー枠体のみとして、水母の通過を許容するこ
とにより、上下流間に生じる水位差を最小に留めて機器
の安全と取水の確保を図ることができる。
第2の発明では、従来の水母の大きさを考慮して、バー
間隙および網目をこの範囲で選定すると実務上好都合で
あったことから判断してバー間隙を50mm 〜100
mmとし、網体の網目を6mm〜30mmとした。
間隙および網目をこの範囲で選定すると実務上好都合で
あったことから判断してバー間隙を50mm 〜100
mmとし、網体の網目を6mm〜30mmとした。
[実施例]
以下、本発明の実施例について詳細に説明する.第1図
〜第2図は本発明に係る除塵装置の実施例を示し、第l
図は枠体の全面にバー列を張架したうえ、網体を全面に
張架した網枠を下端のビンを支点として前方直角に回動
可能にバー枠の上流側に配設したもので、第1図(a)
は要部拡大側断面図,第1図(b)は要部拡大正面図を
示す。
〜第2図は本発明に係る除塵装置の実施例を示し、第l
図は枠体の全面にバー列を張架したうえ、網体を全面に
張架した網枠を下端のビンを支点として前方直角に回動
可能にバー枠の上流側に配設したもので、第1図(a)
は要部拡大側断面図,第1図(b)は要部拡大正面図を
示す。
第2図は他の実施例を示す要部拡大側断面図であり、網
体を上下方向に2分割とし、観音開きとしたものである
. 第1図,第2図に示す実施例はいずれも除塵装置の枠体
の部分拡大を示し、第1図において、枠体4は上部ビー
ムl5と下部ビーム17とを側板19,19で連結した
長方形を形成し、水路の上流側に下部ビームl7より枠
体4の内法寸法の複数のバー30を立設し、枠体の横幅
方向にほぼ等間隔のピッチで配列する.また、バー30
の列の上流側には枠体の全面に亘って上下の取付板16
,l8を介してボルトナット等締結手段により網体14
を張架した網枠50が下端の回転座51と下部ビーム1
7に固設した固定座53とを貫通する支点ピン52によ
って上流側に略直角に回転可能に構戒されている。
体を上下方向に2分割とし、観音開きとしたものである
. 第1図,第2図に示す実施例はいずれも除塵装置の枠体
の部分拡大を示し、第1図において、枠体4は上部ビー
ムl5と下部ビーム17とを側板19,19で連結した
長方形を形成し、水路の上流側に下部ビームl7より枠
体4の内法寸法の複数のバー30を立設し、枠体の横幅
方向にほぼ等間隔のピッチで配列する.また、バー30
の列の上流側には枠体の全面に亘って上下の取付板16
,l8を介してボルトナット等締結手段により網体14
を張架した網枠50が下端の回転座51と下部ビーム1
7に固設した固定座53とを貫通する支点ピン52によ
って上流側に略直角に回転可能に構戒されている。
また、第2図に示す他の実施例では,前記網枠50が上
下に2分割され、各々支点ビン52によって同様に略直
角に回転可能に構威される.tして、いずれの場合も枠
体の下部の上流側には前記したように支持板22を介し
て水切用穴23aを有する底板23に連結された塵芥バ
ケッ}21が設けられている。なお、底面板23は通常
の金網やパンチングメタルなどを使用しても良レ\。
下に2分割され、各々支点ビン52によって同様に略直
角に回転可能に構威される.tして、いずれの場合も枠
体の下部の上流側には前記したように支持板22を介し
て水切用穴23aを有する底板23に連結された塵芥バ
ケッ}21が設けられている。なお、底面板23は通常
の金網やパンチングメタルなどを使用しても良レ\。
以上のように構威された枠体4は枠体4の左右端で側板
19とリンクチエン3aとをポルト20により締結し接
合される.なお、バーのピッチ間隔は流水中の塵芥の大
きさおよび水母の通過を考慮して、50〜100mmの
範囲で適宜選択する。
19とリンクチエン3aとをポルト20により締結し接
合される.なお、バーのピッチ間隔は流水中の塵芥の大
きさおよび水母の通過を考慮して、50〜100mmの
範囲で適宜選択する。
また網体の網目の大きさは6mm〜30mmの範四で選
択すると実務上好適であった. 第l実施例(第1図)のものは、網体50が全面1体で
片開きのものであるのに対して、第2実施例(第2図)
では、網体50が上下2分割され、各々別個に開く観音
開き(両開き)に構威した。
択すると実務上好適であった. 第l実施例(第1図)のものは、網体50が全面1体で
片開きのものであるのに対して、第2実施例(第2図)
では、網体50が上下2分割され、各々別個に開く観音
開き(両開き)に構威した。
なお、可動の網枠50を垂直状態,または水平状態に保
持しておくためには、ボルトおよび蝶ナットによる締結
手段またはレバー回転によるストッパ機構などを適宜に
採用し得る. 以−1二のように構成されたバーおよびスクリーン(金
網)からなる枠体を有する塵芥装置の作動を説明すると
、通常時(塵芥発生量が多くないとき)には、図に示す
ように網体50を垂直にしてパー列30に重ねた状態で
,第1実施例〜第2実施例とも水路の上流側より(図の
左方向)流れてくる流水中または流水表面に漂う塵芥の
うち比較的大きな塵芥、例えば水母や木材片などはまず
手前の網体l4に当接し、塵芥装置の上昇作用にしたが
って下方へ移動し、塵芥バケツ}21へ収納され、同じ
く下方へ移動した後、底面板23の上面または塵芥パケ
ット21と網体l4の内面とで形成される空間(パケッ
ト部と称する)に貯溜される. このようにして、捕集された塵芥は枠体4が上部スプロ
ケット1を通過して反転したあと、第4図に示すように
スプレイ60によって噴射されながら、それぞれバケッ
ト部から塵芥をガイドブレート9を経由してトラフ10
へ排出する.一方,水母が大量に流入する緊急時におい
ては、各々の枠体4の網枠50を水平状態に回動して操
業を続行する. そうすると、一時的に大量に流入してくる水母は後段に
配したバー30の間隙をすり抜けて下流へ流れるが、パ
ー間隙よりはるかに大きな流木,海藻,あるいはプラス
チック廃棄物等の塵芥はバー列30によって捕捉され,
排除される。
持しておくためには、ボルトおよび蝶ナットによる締結
手段またはレバー回転によるストッパ機構などを適宜に
採用し得る. 以−1二のように構成されたバーおよびスクリーン(金
網)からなる枠体を有する塵芥装置の作動を説明すると
、通常時(塵芥発生量が多くないとき)には、図に示す
ように網体50を垂直にしてパー列30に重ねた状態で
,第1実施例〜第2実施例とも水路の上流側より(図の
左方向)流れてくる流水中または流水表面に漂う塵芥の
うち比較的大きな塵芥、例えば水母や木材片などはまず
手前の網体l4に当接し、塵芥装置の上昇作用にしたが
って下方へ移動し、塵芥バケツ}21へ収納され、同じ
く下方へ移動した後、底面板23の上面または塵芥パケ
ット21と網体l4の内面とで形成される空間(パケッ
ト部と称する)に貯溜される. このようにして、捕集された塵芥は枠体4が上部スプロ
ケット1を通過して反転したあと、第4図に示すように
スプレイ60によって噴射されながら、それぞれバケッ
ト部から塵芥をガイドブレート9を経由してトラフ10
へ排出する.一方,水母が大量に流入する緊急時におい
ては、各々の枠体4の網枠50を水平状態に回動して操
業を続行する. そうすると、一時的に大量に流入してくる水母は後段に
配したバー30の間隙をすり抜けて下流へ流れるが、パ
ー間隙よりはるかに大きな流木,海藻,あるいはプラス
チック廃棄物等の塵芥はバー列30によって捕捉され,
排除される。
このようにして、水母の多量発生などの緊急時には、通
常の除塵装置においては流水セの塵芥量は除塵装置をは
るかに上回り連続して上昇回転している枠体4の網体1
4のほぼ全面を覆うことになり流水自体の除塵装置への
通過が大きく阻害される.この結果、除塵装置前後に生
じる水位差は通常の水位差を大きく上回って上流側の水
位は異常に高〈,それに反して下流側の水位は異常に低
下する。そのため、本発明においては、網体50を可動
とした構造としたので、緊急時には、間隔の広いバー列
30のみに水流を通過させるため、網枠を水平状態に回
動しておく.その結果水母はこのバー列を通過して上下
流間の水位差を低く留めておくことができるので緊急事
態に十分対処できる. [発明の効果] 木発明においては、枠体を固定のバー列の上流側に回動
可能な網枠を設けたので、流水中に含有する塵芥が一時
的に多量になった、いわゆる、緊急蒔の際には水流を網
枠を通過させずに、バー枠のみ通過させることができる
ので、多量の塵芥は大部分このバー枠を通過することが
できる.したがって、除塵装置前後に生じる水位差をで
きるだけ小さく留めてお〈ことができる.そのため除塵
装置の各機器部品へ加わる負荷を軽減でき、機器の損傷
を防止することができるので安全性が向上する。また,
緊急時にも必要最小限の取水が確保できるので連続安定
運転が可能で装置使用上の信頼性が高まり、装置の維持
管理,運転操作性が向上する。
常の除塵装置においては流水セの塵芥量は除塵装置をは
るかに上回り連続して上昇回転している枠体4の網体1
4のほぼ全面を覆うことになり流水自体の除塵装置への
通過が大きく阻害される.この結果、除塵装置前後に生
じる水位差は通常の水位差を大きく上回って上流側の水
位は異常に高〈,それに反して下流側の水位は異常に低
下する。そのため、本発明においては、網体50を可動
とした構造としたので、緊急時には、間隔の広いバー列
30のみに水流を通過させるため、網枠を水平状態に回
動しておく.その結果水母はこのバー列を通過して上下
流間の水位差を低く留めておくことができるので緊急事
態に十分対処できる. [発明の効果] 木発明においては、枠体を固定のバー列の上流側に回動
可能な網枠を設けたので、流水中に含有する塵芥が一時
的に多量になった、いわゆる、緊急蒔の際には水流を網
枠を通過させずに、バー枠のみ通過させることができる
ので、多量の塵芥は大部分このバー枠を通過することが
できる.したがって、除塵装置前後に生じる水位差をで
きるだけ小さく留めてお〈ことができる.そのため除塵
装置の各機器部品へ加わる負荷を軽減でき、機器の損傷
を防止することができるので安全性が向上する。また,
緊急時にも必要最小限の取水が確保できるので連続安定
運転が可能で装置使用上の信頼性が高まり、装置の維持
管理,運転操作性が向上する。
第1図〜第2図は本発明に係る各々異なる実施例を示す
部分拡大図であり、第1図(a),第2図は縦断面図、
第1図(b)は正面図である.第3図,第4図は従来の
除塵装置の実施例を示し、第3図は全体縦断面図、第4
図は枠体の部分拡大図で(a)は側面図、(b)は正面
図である。 1・・・・・・上部スプロケットホイル、2・・・・・
・下部スブロケットホイル、3・・・・・・リンクチエ
ン、 3a・・・リンク、3b・・・ローラ、
4・・・・・・枠体,5・・・・・・動力装置、
6・・・・・・伝動チェン、7・・・・・・鎖車、
l4・・・・・・網体、15・・・・・・上
部ビーム、 17・・・・・・下部ビーム、21・・
・・・・塵芥パケット、23・・・・・・底面板、30
・・・・・・バー(バー列)、 50・・・・・・網枠、 52・・・・・・支点
ピン、F・・・・・・流水の流れ方向、 L・・・・・・リンクチエンの駆動方向。
部分拡大図であり、第1図(a),第2図は縦断面図、
第1図(b)は正面図である.第3図,第4図は従来の
除塵装置の実施例を示し、第3図は全体縦断面図、第4
図は枠体の部分拡大図で(a)は側面図、(b)は正面
図である。 1・・・・・・上部スプロケットホイル、2・・・・・
・下部スブロケットホイル、3・・・・・・リンクチエ
ン、 3a・・・リンク、3b・・・ローラ、
4・・・・・・枠体,5・・・・・・動力装置、
6・・・・・・伝動チェン、7・・・・・・鎖車、
l4・・・・・・網体、15・・・・・・上
部ビーム、 17・・・・・・下部ビーム、21・・
・・・・塵芥パケット、23・・・・・・底面板、30
・・・・・・バー(バー列)、 50・・・・・・網枠、 52・・・・・・支点
ピン、F・・・・・・流水の流れ方向、 L・・・・・・リンクチエンの駆動方向。
Claims (2)
- (1)無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合
し、枠体の下部上流側に塵芥収納用の塵芥バケットを設
け、前記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイル
を介して駆動する除塵装置において、 前記枠体の全面を縦方向に並列するバー枠体で形成し、
かつ、 前記枠体の全面を被覆する網体を該バー枠体の上流側に
回動可能に設けたこと を特徴とする除塵装置。 - (2)バー枠体のバー間隙を50mm〜100mmとし
、かつ、網体の網目を6mm〜30mmとした請求項1
の除塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24079989A JPH03103526A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 除塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24079989A JPH03103526A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 除塵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103526A true JPH03103526A (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=17064860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24079989A Pending JPH03103526A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 除塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03103526A (ja) |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP24079989A patent/JPH03103526A/ja active Pending
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