JPH03121965A - 車両のトラクション制御方法 - Google Patents

車両のトラクション制御方法

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Publication number
JPH03121965A
JPH03121965A JP26086089A JP26086089A JPH03121965A JP H03121965 A JPH03121965 A JP H03121965A JP 26086089 A JP26086089 A JP 26086089A JP 26086089 A JP26086089 A JP 26086089A JP H03121965 A JPH03121965 A JP H03121965A
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JP
Japan
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circuit
wheel speed
driving wheel
speed
output
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Application number
JP26086089A
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English (en)
Inventor
Shohei Matsuda
庄平 松田
Jiro Suzuki
治朗 鈴木
Kazutoshi Tajima
田島 和利
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、駆動状態での駆動輪のスリップ傾向を少なく
とも目標駆動輪速度に対する駆動輪のスリップ率から判
断し、駆動輪がスリップ傾向にあるときに駆動トルクを
減少させる車両のトラクション制御方法において、目標
駆動輪速度の設定方法に関する。
(2)従来の技術 従来、かかるトラクション制御方法は、たとえば米国特
許3893535号公報等により公知である。
(3)発明が解決しようとする課題 上記従来のものでは、左、右駆動輪の目標速度を同一に
設定し、その目標駆動輪速度と左、右従動輪速度との比
較により駆動輪のスリップ傾向を判断している。ところ
が、車両の旋回走行時には左、右輪に速度差が生じるた
め、上記従来のように目標駆動輪速度を同一に設定して
いると、方の駆動輪が適正速度となったときに、他方の
駆動輪は過剰制御(オーバーステア傾向)あるいは制御
不足(アンダーステア傾向)となってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車
両旋回時にも左、右駆動輪に適正な駆動力を発揮させ得
るようにした車両のトラクション制御方法を提供するこ
とを目的とする。
B0発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明方法によれば、左、右従動輪速度のハイセレクト
値を、車両旋回時の内、外輪速度差に応じて左、右駆動
輪毎に補正した値に基づいて目標駆動輪速度を設定する
(2)作用 上記方法によると、車両旋回時に左、右駆動輪に速度差
が生じても、内、外輪速度差に応じて左、右従動輪のハ
イセレクト値を左、右駆動輪毎に補正することにより、
各駆動輪のトラクション制御が過剰あるいは不足になる
ことがない。
(3)実施例 以下、図面により本発明をフロントエンジン・フロント
ドライブ車両に適用したときの一実施例について説明す
ると、先ず第1図において、車両の左前輪および右前輪
には左駆動輪用ブレーキ装置BPLおよび右駆動輪用ブ
レーキ装置B□がそれぞれ装着され、左後輪および右後
輪には左従動輪用ブレーキ装置BRLおよび右従動輪用
ブレーキ装WBIlRがそれぞれ装着される。一方、ブ
レーキペダル1には、該ブレーキペダル1の踏込み量に
応じて油圧供給源2からの油圧を制御して出力可能な制
動油圧発生手段3が連結されており、通常制づ 動時には、該制動油圧発生手段3の出力油圧が各ブレー
キ装置B FLI  B FBI  B IILI B
 n*に与えられる。また両me輪用ブレーキ装置1B
□、+BFRに個別に対応して設けられる流入電磁弁4
 FLI  4 PRおよび流出電磁弁5rt、  5
□、ならびに両従動輪用ブレーキ装置BIL、  B□
に共通に設けられる流入電磁弁4露および流出電磁弁5
Rにより、各ブレーキ装置B、L、B□、 B*t+ 
B+u+の制動油圧を保持あるいは減圧してアンチロッ
ク制御を行なうことができ、またトラクシタン制御用常
開型電磁弁6および常閉型電磁弁7ならびに前記流入電
磁弁4FL、  4□および流出電磁弁5 FLI  
5 yiにより両駆動輪用ブレーキ装置B FLI  
B FRの制動油圧を増大してトラクシロン瞬御を行な
うことができる。
油圧供給源2は、リザーバRから作動油を汲上げる油圧
ポンプPと、その油圧ポンプPに接続されるアキュムレ
ータAと、油圧ポンプPの作動を6一 制御するための圧力スイッチSとを備える。
制動油圧発生手段3は、油圧供給a2に通じる入力ポー
ト3aと、出カポ−1−3bと、リザーバRに通じる解
放ボー)3cとを有し、出力ボート3bおよび入力ポー
ト3a間の連通と出力ボート3bおよび解放ボー13 
c間の連通とをブレーキペダル1の踏込みに応じて切換
えることにより、ブレーキペダルlの踏込み量に応じた
油圧を出力ボート3bから出力すべく構成される。
一方、各ブレーキ装置BFL、 B、RBIIt、 B
□8は、シリンダ体8と該シリンダ体8内に摺動可能に
嵌合される制動ピストン9とをそれぞれ備え、シリンダ
体8および制動ピストン9間に画成された制動油圧室I
Oに作用する油圧に応じた制動ピストン9の移動により
制動力を発揮すべく構成される。
両駆動輸用ブレーキ装置BFL、  BFllの制動油
圧室10には、流入電磁弁4 P L l  4 F 
Rおよび流出電磁弁5 FLI  5 FRが並列して
それぞれ接続され、再往動輪用ブレーキ装置B RLI
  B RHには流入電磁弁4Rおよび流出電磁弁5R
が並列して接続される。
而して流入電磁弁4FL、  4FR,4Rはソレノイ
ド4FLS +  4FllS +  4113の励磁
時に遮断する常開型電磁弁であり、また流出電磁弁5 
Fl、  5 FR,5Rはソレノイド5FLS+5’
□、5R8の励磁時に連通ずる常閉型電磁弁である。し
かも流入電磁弁4FL+  4□は駆動輪用ブレーキ装
置BFt、  BFHの制動油圧室10および油路11
間に介設され、流出電磁弁L)FLI  5FRは駆動
輪用ブレーキ装WB F LBFRの制動油圧室10お
よびリザーバR間に介設され、流入電磁弁4Rは再往動
輪用ブレーキ装置BRL+ Bullの制動油圧室10
および制動油圧発生手段3の出カポ−)3b間に介設さ
れ、流出電磁弁5Rは再往動輪用ブレーキ装置BRL、
B、l、lの制動油圧室10およびリザーバR間に介設
される。
前記油路11および制動油圧発生手段3の出カポ−)3
b間にはトラクション制御用常開型電磁弁6が介設され
、油路11および油圧供給源2間にはトラクション制御
用常閉型電磁弁7が介設される。
各電磁弁4PL、4□14R,5□1. 5FR+  
+JR6,7におけるソレノイド4 Fl、S 、  
4FR5、4as、  5FLS +  5□S + 
 5R3+  63 +  75の励磁および消磁は制
御手段12により制御されるものであり、通常の状態で
は各ソレノイド4F1S、4□s 、 4ns、 5F
1.3 + 5FR3、5RSl 63 、7Sは消磁
状態にある。而して制動操作時のアンチロックブレーキ
制御にあたっては、ロックしそうになっている車輪に対
応する流入電磁弁4 FLI  4 FR4R7が遮断
状態となり、これにより車輪がし1ツク状態になること
を回避すべく制動力の増大が抑えられるが、これでも車
輪がロック状態に入りそうであるときには対応する流出
電磁弁5 FLI  5 PR。
5Rが連通状態となることによりブレーキ力が低下され
、それにより車輪のロック傾向を解消することができる
駆動輪が過剰スリップを生じそうになったときには、ト
ラクション制御用常開型電磁弁6および常閉型電磁弁7
のソレノイド6s、7s、ならびに流入電磁弁4F+、
、  4rnにおけるソレノイド4FLS、4PR,、
および流出電磁弁5Ft+  5PRにおけるソレノイ
ド5FLS、5FR3の励磁および消磁状態が制御手段
12により切換制御され、それにより左、右前輪用ブレ
ーキ装置B Fl、+  B FRのブレーキ力が増・
滅制御される。
すなわちソレノイド4r1.s、4r□+5FL35、
□を消磁状態としたままソレノイド63,73を励磁し
て常開型電磁弁6を閉弁するとともに0 常閉型電磁弁7を開弁すると、油圧供給源2からの油圧
が駆動輪用ブレーキ装置BFL+  BFHの制動油圧
室10に作用してブレーキ力が急激に増大する。また常
開型電磁弁6を閉弁するとともに常閉型電磁弁7を開弁
した状態で、ソレノイド5 Fl、35 F’R3を消
磁状態として流出電磁弁5 FLI  5FRを閉じた
ままソレノイド4FLS +  4FR3を断続的に励
磁して流入電磁弁4 FL、  4 FRを断続的に開
弁すると制動油圧室10の油圧が緩やかに増大して各ブ
レーキ装置BFI−I  BFRによるブレーキ力が緩
やかに増大し、常開型電磁弁6を閉弁するとともに常閉
型電磁弁7を開弁した状態で、ソレノイ)ζ4FLS 
+  4FR3を励磁し、ソレノイド5FLS、5FR
3を消磁状態として流入電磁弁4 FLI  4 PR
および流出電磁弁5 FLI  5 rmを閉じると制
動油圧室10の油圧が保持されて各ブレーキ装置BF1
.. 13FRによるブレーキ力が保持される。さらに
、常開型電磁弁6を閉弁するとともに常閉型電磁弁7を
開弁した状態で、ソレノイド4F1.S 、  4FR
3を励磁状態として流入電磁弁4 FLI  4 PR
を閉じるとともにソレノイド5FLS+5FR3を励磁
状態として流出電磁弁5 FLI  5 Fnを開弁す
ると制動油圧室10の油圧を急激に解放して各ブレーキ
装置B、L、  BFRによるブレーキ力を急激に低下
させることができ、常開型電磁弁6を閉弁するとともに
常閉型電磁弁7を開弁した状態で、ソレノイF4rts
 、  4FR3を励磁状態として流入電磁弁4F+−
1/IFRを閉じたままソレノイド5 Fl、S 、 
 5FR9を断続的に励磁状態として流出電磁弁5 F
LI  5FRを断続的に開弁すると制動油圧室10の
油圧を緩やかに解放して各ブレーキ装Fj’BFL、 
 BFllによるブレーキ力を緩やかに減少するごとが
できる。
すなわち、この油圧制御回路では、トラクション制御時
に各ソレノイド4p+、s、4□S、5FLS5F−,
6s 、73の励磁および消磁状態を第1表で示すよう
に切換制御するごとにより、ブレーキ力を急激に増加さ
せる急増加モー1′と、ブレーキ力を緩やかに増加させ
る緩増加モーl゛と、1フレーキカを保持する保持モー
ドと、ブレーキ力を急激に減少させる急減少モードと、
ブレーキ力を緩やかに減少させる緩減少モードとを切換
えてブレーキ力の増・減制御を行なうことができる。
第1表 制御手段12のトラクション制御に対応する部3 分の構成を示す第2図において、制御手段12には、左
、右駆動輪すなわち左、右前輪の車輪速度を検出する車
輪速度検出器13FL、13FRど、左、右従動輪すな
わち左、右後輪の車輪速度を検出する車輪速度検出器1
3=t、  13RRと、操舵角を検出する操舵角検出
器18とが接続されており、制御手段12は、それらの
車輪速度検出器13FL。
13、、.13.L、] 3.Rの検出値および操舵角
検出器18の検出値により、左、右駆動輪用ブレーキ装
置BFI−,T3FRに対応する流入電磁弁4FL、 
 4日のソレノイド4FLS +  4FR3および流
出電磁弁5FL5FHのソレノイド5 FLS +  
5FR3、ならびにトラクション制御用常開型電磁弁6
のソレノイド6sおよびトラクション制御用常閉型電磁
弁7のソレノイド7、の励磁・消磁を切換制御する。
制御手段12は、各車輪速度検出器13,1.,13F
R13RL  13RI+にそれぞれ個別に接続され4 るフィルタ14FL、  14FR,14RL、  l
 4RRと・フィルタ14RI−、l 4RHに接続さ
れるハイセレクト回路15と、ハイセレクト回路15お
よび操舵角検出器18に接続される目標駆動輪速度設定
回路19と、ソレノイド4FLS、5□3に対応してフ
ィルタ14.Lならびに目標駆動輪速度設定回路19に
接続される左前輪ブレーキ力制御部20゜と、ソレノイ
ド4FMS15FR5に対応してフィルタ14FRなら
びに目標駆動輪速度設定回路19に接続される右前輪ブ
レーキ力制御部20Rと、左、右前輪ブレーキ力制御部
201.,20Rに共通に接続されるとともにソレノイ
ド6、.7sに接続される共通制御部21とを備える。
左、右従動輪速度検出器13RL、  I 3RRで検
出される左、右従動輪速度■いRL、VIIRRはフィ
ルタ14RL、14RRでノイズを除去されてハイセレ
クト回路15に入力される。このハイセレクト回路15
は、前記左、右従動輪速度■。、lL、■いRRのうち
のいずれか高い方を車体速度■、として選択するもので
あり、このハイセレクト回路15で得られた車体速度■
6が目標駆動輪速度設定回路19に人力される。
目標駆動輪速度設定回路19は、操舵角検出器18に接
続される補正値設定回路51と、ハイセレクト回路15
の選択により得られた車体速度を補正値設定回路51で
設定された補正値で補正する左駆動輪用補正演算回路5
2Lおよび右駆動輪用補正演算回路52Rと、左駆動輪
用補正演算回路521.および右駆動輪用補正演算回路
52Rでそれぞれ得られた補正速度■8い ■。に基づ
いて高速側の目標駆動輪速度VRL)1 +  VRR
Iを設定する左駆動輪用高速側目標駆動輪速度設定回路
53、および右駆動輪用目標駆動輪速度設定回路53□
と、前記補正速度■R1,+  VRRに基づいて低速
側の目標駆動輪速度■RLL r VRRLを設定する
左駆動輪用低速側目標駆動輪速度設定回路54Lおよび
右駆動輪用目標駆動輪速度設定回路54Rとを備える。
而して補正値設定回路51では、第3図で示すように操
舵角検出器18で得られた操舵角θに基づいて、左駆動
輪用補正値α1.および右駆動輪用補正値α8が予め設
定されており、人力される操舵角θに応じた補正値α1
.α8が補正値設定回路51から出力される。
一方、左駆動輪用補正演算回路52Lおよび右駆動輪用
補正演算回路52Rでは、補正値設定回路51から入力
される補正値α1.α、と、ハイセレクト回路15から
人力される車体速度■、とを用いて、次の第(1)およ
び第(2)式に基づいた補正演算が実行される。
■1−α、×■、・・・・・・(1) 7 VRR−α、×■8 ・・・・・・(2)ずなわち左駆
動輪用補正演算回路52Lおよび右駆動輪用補正演算回
路5211では、操舵角θに応じた補正値α1.α8に
より車体速度■、が左駆動輪および右駆動輪にそれぞれ
対応して補正されることになる。
左駆動輪用高速側目標駆動輪速度設定回路53、および
右駆動輪用目標駆動輪速度設定回路53□は、駆動輪が
過剰スリップを生じている状態であるとして前記補正車
体速度V RL+  V RRから高速側目標駆動輪速
度V RLII + V RRHを第4図(a)で示す
ように設定するものであり、また左駆動輪用低速側目標
駆動輪速度設定回路54Lおよび右駆動輪用目標駆動輪
速度設定回路54.は、許容し得る駆動輪のスリップ率
に応じて前記補正車体速度v++t、VRRから低速側
目標駆動輪速度VRLL 、  VRRI−を第4[f
f1(a)で示すように設定するものである。
8 而してこのトラクション制御は、左側駆動輪の速度を高
速側目標駆動輪速度■□、、1および低速側目標駆動輪
速度V RL L間に、また右側駆動輪の速度を高速側
目標駆動輪速度VRRI+および低速側目標駆動輪速度
V lRL間に収束させるように制御するものである。
左、右駆動輪速度検出器L 3 、、、、、  l 3
 )、で検出される左、右駆動輪速度V w F L 
I  V u lRはフィルタ14FL、14FRでノ
イズを除去されて左、右前輪ブレーキ力制御部2QL、
20.にそれぞれ人力される。而して左、右前輪ブレー
キ力制御部20L、20.は同一の構成を有するもので
あり、以下、左前輪ブレーキ力制御部20Lの構成要素
について添字、を付しながら説明し、右前輪ブレーキ力
制御部20□については左前輪ブレーキ力制御部20L
に対応する構成要素に添字。を付して図示するのみとす
る。
左前輪ブレーキ力制御部20.は、フィルタ14F+で
ノイズを除去されて入力される左駆動輪速度V WFL
を微分して駆動輪加・減速度αWLを算出する微分回路
22□−と、4つの比較器23L、24、.25L、2
6Lと、AND回路27L、28L、32L、36L、
40t、と、OR回路29L、31t、35t、、37
t と、タイマ30Lと、発振回路33L、34Lとを
備える。
比較器23Lにおいて、その非反転入力端子にはフィル
タ14ytから左駆動輪速度V WFLが入力され、反
転入力端子には左駆動輪用高速側目標駆動輪速度設定回
路53tから高速側目標駆動輪速度■Rい、が入力され
る。したがってv、IFL〉■RL、lであるときに比
較器23Lからハイレベルの信号が出力される。比較器
24Lにおいて、その非反転入力端子には左駆動輪用低
速側目標駆動輪速度設定回路54tから低速側目標駆動
輪速度VRL、が入力され、反転入力端子にはフィルタ
14FLから左駆動輪速度■IIFLが入力される。し
たがって比較器24LからはV RLL > V WF
l、であるときにハイレベルの信号が出力される。また
比較器25Lにおいて、非反転入力端子には微分回路2
2、から左駆動輪加・減速度α、が入力され、反転入力
端子には基準端子38Lから一定の基準加速度α□が入
力される。したがってαい、〉α、Iであるときに比較
器25+、からハイレベルの信号が出力される。さらに
比較器261.においで、非反転入力端子には基準端子
39Lから一定の基準減速度α1が入力され、反転入力
端子には微分回路22Lから左駆輪加・減速度αい、−
が入力される。し7たがってα1−〉α□、であるとき
に比較器26□、からハイレベルの信号が出力される。
AND回路27Lには比較器23L、25□、の出力信
号が入力される。したがってA N I)回路21 7Lは、V WFL > V RLHであってかつαw
t>αl。
であるときにハイレベルの信号を出力するものであり、
これは左駆動輪が過剰スリップ傾向にあることを示す信
号となる。またAND回路28I、には、比較器23L
、26Lの出力信号が入力され、したがってAND回路
28Lは、VwpL>VIILH4であってかつαL〉
α−りであるときにハイレベルの信号を出力する。さら
にOR回路29Lには比較器24L、26Lの出力信号
が入力され、該OR回路29Lは、VRLL >Vwr
Lであるか、またはα、〉αWLであるときにハイレベ
ルの信号を出力する。
タイマ30Lは、ハイレベルの信号が入力されてから一
定時間T、だけ持続するハイレベルの信号を出力するも
のであり、このタイマ30Lには比較器23Lの出力信
号が反転して入力される。
さらに該タイマ30Lの出力はOR回路31Lの2 一方の入力端子に入力され、該OR回路31+、の他方
の入力端子には比較器23Lの出力が入力さる。したが
ってOR回路31Lは、比較器23[の出力がハイレベ
ルずなわちV。FL>VRLI+であるときか、または
比較器23t、の出力がローレベルすなわち■、IFL
≦VIILI+となったときにはローレベルとなってか
ら一定時間T、が経過するまで、ハイレベルの信号を出
力する。
AND回路32Lには、OR回路291−.31、の出
力信号が入力される。したがって、AND回路320.
は、両OR回路29..,31Lの出力がともにハイレ
ベル、すなわちV IILL > V hlF+、でt
oルカat >au+、テアッテ、しかもVI4FL 
>VRI。
イであるかV14FL≦VRLIIとなったときにはそ
れから一定時間T、が経過するまでの間に、ハイレベル
の信号を出力することになる。
このAND回路32Lの出力信号は発振回路331、に
入力される。而して該発振回路33Lは、AND回路3
2Lからハイレベルの信号が入力されるのに応じて、ハ
イレベル状態とローレベル状態とを交互に繰り返す発振
信号を出力し、この発振回路33Lからの信号はOR回
路37Lの一方の入力端子に入力される。また該OR回
路37Lの他方の入力端子にはAND回路28Lの出力
信号が入力される。したがってOR回路370、は、V
WFL >VIILHであってかつα、〉α、Lである
ときにAND回路28Lがハイレベルの信号を出力する
のに応じてハイレベルとなるとともに、AND回路28
Lの出力がローレベルすなわち■。FL≦V RLHで
あるかαL≦α、4Lであるときには、発振回路33L
が発振信号を出力する際に、その発振信号のハイレベル
状態でハイレベルの信号を出力する。而して該OR回路
37Lの出力端子はソレノイド5 FLI+に接続され
る。
発振回路34Lには、AND回路27Lの出力信号が入
力され、該発振回路34Lは、AND回路27tからハ
イレベルの信号が入力されるのに応じて、すなわち■−
FL〉■RL工であってかつαoL〉α□であるときに
、ハイレベル状態とローレベル状態とを交互に繰り返す
発振信号を出力し、この発振回路34Lからの信号はO
R回路35Lの一方の入力端子に入力される。而して該
OR回路35.の出力信号はAND回路36tの一方の
入力端子に反転して入力され、AND回路36Lの出力
端子はソレノイド4 itsに接続される。
AND回路40Lの一方の入力端子にはAND回路27
Lの出力信号が人力され、該AND回路40Lの出力信
号はOR回路35Lの他方の入力端子に入力される。
共通制御部21は、OR回路41,43.44と、タイ
マ42.45と、AND回路46と、比5 較器47とを備える。
OR回路41には、左、右前輪ブレーキ力制御部20L
、2ORにおけるAND回路27..27++の出力信
号が入力され、両ANDlili路27L、271の少
なくとも一方がハイレベルの信号を出力しているとき、
すなわち左駆動輪が過剰スリップ傾向にあってV WF
L > V l11.H・ α−L〉αHが成立する状
態、ならびに右駆動輪が過剰スリップ傾向にあってV。
Fll >VILN l α□〉α、が成立する状態の
少なくとも一方でOR回路41はハイレベルの信号を出
力する。
該OR回路4Iの出力信号はタイマ42に反転して入力
されるとともにOR回路43の一方の入力端子に入力さ
れる。タイマ42は、ハイレベルの信号が入力されると
き、すなわちOR回路41の出力信号の立ち下がりに応
じて一定時間T2だけ持続するハイレベルの信号を出力
するものであ6 リ、このタイマ42の出力信号は前記OR回路43の他
方の入力端子に入力される。したがってOR回路43は
、左、右駆動輪の少なくとも一方が過剰スリップ傾向と
なったときから、その過剰スリップ傾向が解消されてか
ら一定時間T2が経過するまでの間にハイレベルの信号
を出力する。而してOR回路43の出力端子は、ソレノ
イド6゜7、に接続される。
またOR回路44には、左、右前輪ブレーキ力制御部2
0L、2ORにおけるOR回路3IL31Rの出力信号
が入力されており、このOR回路44の出力信号はタイ
マ42のリセット入力端子に反転して入力される。した
がってタイマ42は、前記OR回路3]L、31Rの出
力信号がともにローレベルとなったときにリセットされ
ることになる。
ところで、前記OR回路43の出力信号は、左、右前輪
ブレーキ力制御部20L、20.におけるAND回路3
6L、36Rの他方の入力端子にも入力されており、そ
れらのAND回路36L、36Rは、OR回路35L、
35Rの出力がローレベルであってOR回路43の出力
がハイレベルであるときにハイレベルの信号を出力する
ことになり、それによってソレノイド4rLs +  
4FTlSが励磁される。
またOR回路43の出力信号はタイマ45にも入力され
ており、このタイマ45はハイレベルの信号が入力され
てから一定時間T3だけ持続するハイレベルの信号を出
力し、該タイマ45の出力信号はAND回路46の一方
の入力端子に入力される。而して該AND回路46の他
方の入力端子には比較器47の出力信号が入力される。
ごの比較器47は、その非反転入力端子に基準端子48
から基準車体速度VROたとえば15〜201an/h
に対応する基準信号が入力されるとともに反転入力端子
にハイセレクト回路15から車体速度■8が入力される
ものであり、車体速度■□が前記基準車体速度■。。以
下のときにハイレベルの信号を出力する。したがってA
ND回路46は、OR回路41の出力がハイレベルすな
わち左、右駆動輪の少なくとも一方が過剰スリップ傾向
となってから一定時間T3が経過する間に車体速度vR
が基準車体速度VRO以下である場合にハイレベルの信
号を出力する。
前記AND回路46の出力信号は、左、右前輪ブレーキ
力制御部2OL、20+1におけるAND回路40L、
40*の他方の入力端子に入力される。したがってAN
D回路40L、40Rは、左、右駆動輪の少なくとも一
方が過剰スリップ傾向となってから一定時間T3が経過
する間に車体速度■8が基準車体速度■R8以下である
場合であって9 左、右駆動輪が依然として過剰スリップ傾向にある場合
にハイレベルの信号を出力するものである。
ところで、上記制御手段12において、タイマ30L、
30.での一定時間TI%タイマ42での一定時間T2
およびタイマ45での一定時間T3は、それぞれ次のよ
うに設定される。
(a)  一定時間T2は、駆動輪過剰スリップを解消
し得る通常の時間に対応して設定されるものであり、た
とえば1000m秒である。而してこの一定時間T2は
、駆動輪の過剰スリップ傾向が解消された後に、次の過
剰スリップが生じたときに即応したトラクション制御を
可能とすべくトラクション制御用常開型および常閉型電
磁弁6,7のソレノイド6、.7.を励磁した状態のま
まとしておくための時間である。
(b)  一定時間T、は、前記一定時間T2よりも短
く、たとえば500m秒に設定される。すなわち0 上述のように次の過剰スリップに対応すべく比較的長い
時間T2  (1000m秒)ソレノイド6s73を励
磁したままにしておくと、その時間1”2内にアクセル
を急激に戻して駆動輪速度VWFI。
+ ■IIFRが車体速度■8まで急激に低下したとき
や、ブレーキ操作をしたときに対応できない。而して左
、右駆動輪速度VWFL +  VWFRが高速側基準
速度V□以下(V wrt、≦VRLII I  VI
IF□≦VRLH)となってから次に駆動輪が過剰スリ
ップ傾向となるまでの時間はほぼ一定であるので、その
時間をカバーし得る程度に一定時間]゛、が設定される
。しかもOR回路301.3011は、VWFL ≦v
+tto l VIIIPR≦VRI−11となってか
らT1時間経過後に出力がローレベルとなるものであり
、両OR回路30L 、  30Rの出力がともにロー
レベルとなったときにタイマ42がリセットされる。而
して左、右駆動輪の少なくとも一方が■、AFL〉■1
1LHI  VWFR>VRLHとなっているときには
タイマ42はリセットされず、ソレノイド6s、7sは
励磁されたままとなるので、一定時間T1は比較的短く
設定可能なものであり、それらを勘案して一定時間T、
がたとえば500m秒に設定される。
(C)  一定時間T3はたとえば60m秒に設定され
る。この一定時間T、は、左、右駆動輪用ブレーキ装置
BFL+ BFRにおける制動油圧室10の油圧を大気
圧状態からブレーキ力作用状態まで高めるのに必要な時
間として設定されるものである。ここでタイマ45は、
左、右いずれか一方の駆動輪が過剰スリップ傾向を生じ
てからタイマ作動するものであり、左、右駆動輪が同時
に過剰スリップ傾向を生じたとき、ならびに左、右駆動
輪が位相をずらして過剰スリップ傾向を生じたときにも
、各ブレーキ装置BFL+  BFIIにおける制動油
圧室10の油圧を大気圧状態からブレーキ力作用状態ま
で高めるのに充分な時間として、たとえば60m秒が一
定時間T3として設定されている。
次にこの実施例の作用について第4図を参照しながら説
明すると、駆動輪速度V WFLまたは■11F9が第
3図(a)、駆動輪加・減速度αWLまたはα。Rが第
3図(b)で示すように変化するときに、比較器23L
または23.の出力は第3図(C)、比較器24Lまた
は24Rの出力は第3図(d)、比較器25、または2
5Rの出力は第3図(e)、比較器26Lまたは26R
の出力は第3図(f)でそれぞれ示され、それに応じて
制御されるべき制動油圧の制御状態は第3図((2)で
示される。而してその制動油圧制御状態に応じてソレノ
イド6、.7.の励磁および消磁状態は第3図(h)お
よび第3図(i)でそれぞれ示され、ソレノイド4.L
、または4 FR3の励磁および消磁状態、ならびにソ
レノイド5 FLSまたは5〜33= FR3の励磁および消磁状態は第3図(j)および第3
図(k)でそれぞれ示され、駆動輪用ブレーキ装fiB
1、またはBFIIのブレーキ力は第3図(1)で示さ
れる。
この第3図において、第3図(5)ないし第3図億)で
は、ハイレベルは励磁状態、ローレベルは消磁状態を示
すものとし、さらに第3図(j)および第3図(ト)で
中間レベルは励磁および消磁状態を断続的に切換える状
態を示すものとする。而して第3図Q′1)でソレノイ
ド63のハイレベル状態は常開型電磁弁6の閉弁状態を
、第3図(i)でソレノイド7、のハイレベル状態は常
閉型電磁弁7の開弁状態をそれぞれ示すものであり、第
3図U)でソレノイド4FLSまたは4 FTISのハ
イレベル状態は流入電磁弁4FLまたは4F11の閉弁
状態を、またソレノイド4FLSまたは4 r*sの中
間レベル状態は流入電磁弁4FLまたは4FRが断続的
に開閉作動している状態を示し、第3図(ロ)でソレノ
イド5 FLSまたは5□4 、のハイレベル状態は流出電磁弁5FLまたは5FRの
閉弁状態を、またソレノイド5 FLSまたは5 FR
8の中間レベル状態は流出電磁弁5FLまたは5FNが
断続的に開閉作動している状態を示す。
左駆動輪速度V 11FLが高速側目標駆動輪速度■1
1LHを超えるとともに、左駆動輪加・減速度αl+l
Lが基準加速度α工を超えたときには、比較器23、.
25Lの出力がハイレベルとなり、左駆動輪が過剰スリ
ップ傾向になったとして、AND回路27tからハイレ
ベルの信号が出力される。
これによりソレノイド6s、7.が励磁され、トラクシ
ョン制御用常開型電磁弁6が閉弁するとともにトラクシ
ョン制御用常閉型電磁弁7が開弁する。この際、車体速
度■7が基準車体速度VR8以下であるときには、前記
過剰スリップ傾向となってから一定時間T、の間はAN
D回路46の出力がハイレベルとなる。而してAND回
路46の出力がハイレベルである間に過剰スリップ傾向
が続いているときにはAND回路40t、の出力がハイ
レベルとなるので、AND回路36Lの出力がローレベ
ルとなり、ソレノイド4.FLSは消磁状態。
のままであり、またこの間は、比較器24t、、26L
の出力はローレベルであってOR回路37Lの出力もロ
ーレベルであるので、ソレノイド5FL、も消磁状態で
ある。したがって急増加モードとなり、油圧供給源2か
らの油圧を駆動輪用ブレーキ装置B FLの制動油圧室
10に急速に作用させてブレーキ力を急激に高めること
ができ、トラクション制御の応答性を向上することがで
きる。
しかもタイマ45の出力は、過剰スリップ傾向となって
から一定時間T3  (たとえば60m秒)経過後にロ
ーレベルとなり、それに応じてAND回路40Lの出力
もローレベルとなるので、前記急増加モードによるブレ
ーキ力制御は、駆動輪が過剰スリップ傾向となってから
一定時間T、の間だけ実行されることになる。
また前記急増加モードによるブレーキ力制御は、車体速
度■えが基準車体速度V*o(たとえば15〜20h/
h)以下である場合のトラクション制御初期に実行され
るものであり、これは、この実施例のように左、右駆動
輪を独立制御する場合に、左、右駆動輪の位相がずれる
とトラクション制御時に左、右駆動輪装置用ブレーキ装
置B rt、+ B Filのブレーキ力が交互に高く
なって車体振動を生じる可能性があるので、基準車体速
度■8゜を超える高速域では安定性を重視して車体振動
の緩和を図るべくブレーキ力の増加を緩やかにするため
である。またエンジン出力制御とブレーキ力制御とを併
用する場合に、上述のように高速域での急増加モードに
よるブレーキ力制御を禁止すると、高速域すなわちエン
ジン出力が所定値以上で安定して37 いて出力制御可能な領域ではブレーキ力制御の寄与率を
低めて、過剰制御や車体の異常挙動等が生じるのを防止
することができる。
左駆動輪速度V。、Lが高速側目標駆動輪速度■、lL
、Lを超えている状態で、上記急増加モードによるブレ
ーキ力制御により、左駆動輪加・減速度α、ILがα、
≧αoL〉α、となると、AND回路27、の出力がロ
ーレベルとなる。而して右駆動輪が過剰スリップ傾向を
生じていないときにはOR回路41の出力がローレベル
となるが、タイマ42のタイマ作動により一定時間T2
が経過するまではOR回路43の出力はハイレベルであ
り、ソレノイド6s、7sの励磁状態が持続する。而し
てAND回路40.の出力がローレベルとなり、それに
応じてOR回路36Lの出力がハイレベルとなり、ソレ
ノイド4 FLSが励磁されて流入電磁弁4FLが閉弁
する。
8 したかってソレノイド’4FLS 、  4FRSを励
磁するとともに、ソレノイ1,5rい+JFR3を消磁
状態として流入電磁弁4 FL、  4 FRおよび流
出電磁弁J?l−1t)FRを閉じた保持モーlとなり
、制動油j王室10の油圧が保持され−(シレー=キ装
置13 F lのブレーキ力が保持される。
前記保持モードによるプレー・)−力制御により、左駆
動輪速度V WFLが高速側目標駆動輪速度速度V R
1,11を超えてはいるが、αl、l−<α、となると
、象、減少モードによるブレーキ力制御が実行される。
ずなわら、左駆動輪速度■。1.が高速側1−1標駆動
輪速度V B 1. Hを超えCいる状態は、基本的に
は駆動輪にかなりのスリップが生じており、本来ブレー
キ力を増大ずべき状態であるが、α哨〈αlであること
により大きな駆動力に打ら勝つ過剰ブレーキ力が作用し
ている状a七予測することができる。而してこの状態で
は、比較器261の出力がハイレベルとなるのに応じて
AND回路281.の出力がハイレー・ルとなり、OR
回路371−の出力がハイレベルとなってソレノイド5
 FLSか励磁され、流出電磁弁5,1−か開弁される
。したがってブレーキ装置BFLにおける制動油圧室I
Oの油圧が急激に解放され、ブレーキ力が急激に減少す
ることになる。
TAk少モートによるブレーキ力制御に応じて左駆動輪
速度■い1.が高速側目標駆動輪速度VRL□以下とな
ったときには、左駆動輸加・減速度α1□が基準減速度
α4未満の領域で緩減少モードによるブレーキ力制御が
実行される。
ずなわち、VRI、L<VWFL≦VRLIIの領域は
、原則的には理想的なスリップ状態であり、本来はブレ
ーキ力を保持すべきときであるが、αwt<α1となっ
ているのは、上記急減少モートのときに比べると過剰程
度が小さいけれども過剰のブレーキ力が作用していると
予測できるものであり、比較器26.2の出ツノがハイ
レベルとなるのに応じてAND回路32Lからのハイレ
ベル信号が発振回路33Lに入力され、それに応じてO
R回路37、からハイレベルおよびローレベルの信号か
−・定のザイクルで交互に出力され、ソレノイド5 F
LSが断続的に励磁される。したがって流出電磁弁5が
断続的に開閉作動し、制動油圧室10の油圧が緩やかに
解放されることにより、左駆動輪用ブレーキ装置BFL
のブレーキ力が緩やかに減少される。
次いで、左駆動輪速度■84.が低速側目標駆動輪速度
V l+LL以下となったときには、左駆動輪速度■い
FLを理想的スリップ状態、すなわら■8.1、〈■い
FL〈■□7.にしようとするトラクション制御の目標
領域からずれた状態となり、明らかに過剰ブレーキ力が
作用していると予測されるものであり、比較器24tの
出力がハイレベルとなるの1 で、」二連と同様にしてソレノイド5FLSが断続的に
励磁され、流出電磁弁5FLの断続的な開閉作動が継続
し、左駆動輪用ブレーキ装置BFLのブレーキ力を緩や
かに減少させる状態が持続する。
而して上述の緩やかなブレーキ力減少により、■いFL
>VRLI、となると比較器24.の出力が1,1−レ
ベルとなるのでAND回路32I、の出力もローレベル
となり、ソレノイド5 FLSが消磁されて流出電磁弁
5FLが閉弁し、保持モードによるブレーキ力制御が実
行される。
しかも、前記緩減少モードおよび保持モードによるブレ
ーキ力制御は、タイマ30.−によるタイマ作動により
確保される。
左駆動輪が再び過剰スリップ傾向となり、左駆動輪速度
■。PLが高速側目標駆動輪速度V RLHを超えると
ともに左駆動輪加・減速度α1、が基準加速度α、を超
えると、緩増加モードによるブレー2 キカ制御となる。すなわち最初に過剰スリップ傾向とな
ったときから一定時間ゴ3経過した後に【1t、AND
回路46の出力が+7−レベルとなるので、OR回ff
135+−は、ハイレベルおよびローレベルの信号を−
・定サイクルでトvり返U2て出力するようになり、ソ
レノイI”’lr+、sが断続的にJiill (iV
され、流入電H1弁4F+が断続的に開閉イ′1動する
ことにより、左駆動輪用ブ!/−キ装置134.におり
る制動油圧室10の油圧が緩やかに増大され、ブレーキ
力が緩やかに増加するごとになる。
とコロテ、左、右駆動輪速度vWF+、”WFRが高速
側目欅駆動輪裡度V□I+ 1. VIIIIIM以下
となってから一定時間T、(た々えば500m秒)が経
過すると、タイマ42がりf!ノドされるので、過剰ス
リップ傾向が律(2てから一定時間゛r、が経過する前
に過剰スリップ傾向が解消されたときには、ソレノイド
6、.7sが消磁され、トラクション制御用常開型[磁
ブf6が開弁し、)・ラクション制御用常閉型電磁弁7
が閉弁するので、アクセルを9激に戻したり、ブレーキ
操作をしたりする操作に応じて両駅動輪用ブレーキ装置
BFL+  LPの油圧を適切に制f311することが
可能となる。
このような−・連のブレーキ力制御が、左駆動輪速度V
WFI および左駆動輪加・減速度α8.に応して繰り
返され、それにより左駆動輪の過剰スリップが解消され
ることになる。
またトラクソヨン制御の切間には、泊増加モー1′によ
るブ1/−十カ制御を実行し、その後でのプレー−1力
増加時には桜増加モー1によるブレーキ力制illを行
なうので、ブレーキ油圧の無効消費を回避し、応答性の
良いトラクソヨン制御を得るこよが可能となる。
さらにトラクシジン制御時に過剰ブ1/−キカが作用し
ている場合には、ブレーキ力を減少させる必要があるが
、その過剰程度に応じて象減少モー1′および緩減少モ
ートによるブレーキ力を切り換えて実1〒するので、U
、:6?、に応じた適切なトラクション制御が可能とな
る。
しかも車両の旋回11.%に左、右輪に速度差が牛して
も、操舵角θに応して左、右従fh輪のハイセし・り1
値ずtζわち車体速度Vllを左、右駆動輪毎に補正し
て、高速個目1fi駆動輪速度■□、+1 、  v*
*uおよび低速側[1(票駆動輪速度V+++、t、 
+  V**L 4−設定するので、左、右駆動輪の1
ラクシづン制御■が過剰あるいは不足になるごとがf、
c < 、左、右へ1駆動輪で適正な駅動力を(するご
とかできる。
上述のプレー」・力制御は右駆動輪に関しても同様に実
行されるもので2・)す、左、右駆動輪が同位相の場合
や位相が胃なる場合にかかわらず、左、右駆動輪のブL
/ −−1−力11i旧′Jvが相η−に独立して実行
さ十1.る。
5 また以上の実施例では、車両旋回時の内、外輪速度差を
代表するものとして操舵角θにより補正を行なうようも
こしたが、左、右従動輪の速度差を検出し、その速度差
に応じて補正するようにしてもよい。また駆動輪の駆動
トルクを微少させるために駆動輪用ブレーキ装置BF1
..  Br++にブレーキ力を発4トさMるようにし
たが、本発明は、エンジン出力をhu少させるようにし
た1−ラクション制御方法にも適用可能である。
C1発明の効果 以りのように本発明によれば、左、右駆動輪速度のハイ
セレクト値を、車両旋回時の内、外輪速度差に応じて左
、右駆動輪毎に補正した値に基づいて目標駆動輪速度を
設定するので、車両旋回時に左、右駆動輪に速度差が生
じても、各駆動輪のl−ラクション制御が過剰あるいは
不足になることはなく、各”J、 #J+輪で適正なV
A動力を1)ることかで6 きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は油
圧制御回路図、第2図は制御手段のトラクション制御に
関連する部分の構成を示す回路図、第3図は操舵角に応
じて設定される補正値を示すグラフ、第4図はタイミン
グチャートである。 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 ノI− 理 士 落   合       健 同 仁   木   −明

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動状態での駆動輪のスリップ傾向を少なくとも
    目標駆動輪速度に対する駆動輪のスリップ率から判断し
    、駆動輪がスリップ傾向にあるときに駆動トルクを減少
    させる車両のトラクション制御方法において、左、右従
    動輪速度のハイセレクト値を、車両旋回時の内、外輪速
    度差に応じて左、右駆動輪毎に補正した値に基づいて目
    標駆動輪速度を設定することを特徴とする車両のトラク
    ション制御方法。
  2. (2)従動輪の内、外輪速度差に応じて左、右従動輪速
    度のハイセレクト値を補正することを特徴とする第(1
    )項記載の車両のトラクション制御方法。
  3. (3)車両の操舵角に応じて左、右従動輪速度のハイセ
    レクト値を補正することを特徴とする第(1)項記載の
    車両のトラクション制御方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62125944A (ja) * 1985-11-28 1987-06-08 Nippon Denso Co Ltd 車両の旋回時制動制御装置
JPH0194058A (ja) * 1987-10-07 1989-04-12 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd 車両のトラクション制御方法
JPH01244954A (ja) * 1988-03-28 1989-09-29 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd 車両のトラクション制御方法

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