JPH0312186Y2 - - Google Patents

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JPH0312186Y2
JPH0312186Y2 JP12320685U JP12320685U JPH0312186Y2 JP H0312186 Y2 JPH0312186 Y2 JP H0312186Y2 JP 12320685 U JP12320685 U JP 12320685U JP 12320685 U JP12320685 U JP 12320685U JP H0312186 Y2 JPH0312186 Y2 JP H0312186Y2
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JP
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stainless steel
iron frame
gas
container
clad plate
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JP12320685U
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はガスしや断器(以下ガス開閉器を含
む概念として使用する)に関し、さらに詳細にい
えば、消弧および絶縁媒体としてのガスを封入し
ているしや断部容器を、操作部に隣接させて取付
けているガスしや断器に関する。
〈従来の技術〉 従来、ガスしや断器のしや断部容器としては、
第2図に示すように、エポキシ樹脂製の絶縁容器
11に、操作部12に対する磁気の影響を阻止す
るための鉄製の磁気シールド板13を組合せてい
るとともに、密封性を確保するために、絶縁容器
11と磁気シールド板13との間にOリング14
を介装しているものであり、上記しや断部容器1
0は、操作部12のフレーム15に対してボルト
止め等で取付けられている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、上記Oリング14は、絶縁容器11
側に凹入装着してあり、磁気シールド板13のシ
ール面は平坦であるので、加工時や組立て時にお
いて上記シール面に傷が付き易いという欠点があ
つた。特に磁気シールド板13は全体が鉄製であ
るから異物の衝突にて簡単に傷が生じることにな
る。
このように、磁気シールド板13のシール面に
傷が生じると、密封が不完全となつてガスもれ等
の不都合を生じることになる。
上記不都合を防止するために、磁気シールド板
13側にOリング14を挿入するための環状溝を
形成することが考えられるが、製造コストが高く
付くので採用し難い。また、磁気シールド板全板
を、傷の付き難いステンレス鋼で形成することも
考えられるが、この場合、磁気シールド性を発揮
し得ず、操作部12の内部に構成されるIC等の
制御部品に悪影響を及ぼすことから、操作部を
IC化し、コンパクトにすることができなくなる
ほか、コストも高くつくことになる。
〈考案の目的〉 この考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、シール面が傷付き難く、操作部に対する
良好な磁気シールド性を確保できるとともに、コ
ストを低減でき、しかも構造を簡素化できるガス
しや断器を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの考案のガスしや
断器としては、しや断部容器を、操作部の鉄製フ
レームと、鉄製フレームに沿わせた薄いステンレ
スクラツド板と、ステンレスクラツド板を介して
鉄製フレームに取付けた絶縁容器とで形成してい
るものである。
〈作用〉 上記ガスしや断器によれば、鉄製フレームにて
磁気シールド効果および機械的強度を確保し、ス
テンレスクラツド板にてシール面を傷付き難いも
のにすることができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第1図はこの考案のガスしや断器を示す断面図
であり、操作部1に隣接させて、しや断部容器2
を取付けており、しや断部容器2内には、主回路
導体3,4を引込んでいるとともに、消弧および
絶縁媒体としてのSF6ガスを充填している。
上記しや断部容器2は、操作部1の鉄製フレー
ム5にて磁気シールド板を構成し、鉄製フレーム
5に薄いステンレスクラツド板6を沿わせ、絶縁
容器7を、上記ステンレスクラツド板6を介して
鉄製フレーム5にボルト止め等で取付けているも
のであり、従来の磁気シールド板と鉄製フレーム
5とを兼用させることにより、構造の簡素化を図
つている。また、上記ステンレスクラツド板6と
絶縁容器7との当接部(シール面)には、ガスシ
ール用のOリング8が絶縁容器7側に凹入された
状態で介装されている。
以上の構成であれば、鉄製フレーム5により操
作部1に対する磁気の影響を阻止することができ
る。また、鉄よりも硬質のステンレスクラツド板
6によるシール面であるから、組立て時等におい
てシール面が傷付き難く、気密性を確実に確保す
ることができる。さらに、鉄製フレーム5にてガ
ス圧を受け止めるので、ステンレスクラツド板6
の厚みを薄くすることができ、コスト的に有利と
なる。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案のガスしや断器によれ
ば、磁気シールド板を操作部の鉄製フレームで兼
用させているので、構造の簡素化、コストの低減
化、および機械的強度の向上を達成することがで
きるとともに、ステンレスクラツド板にて傷付き
難いシール面を構成することができ、気密性に対
する信頼性を向上させることができる等、種々優
れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のしや断器を示す断面図、第
2図は従来のしや断器を示す断面図。 1……操作部、2……しや断部容器、5……鉄
製フレーム、6……ステンレスクラツド板、7…
…絶縁容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. しや断部容器を、操作部の鉄製フレームと、鉄
    製フレームに沿わせた薄いステンレスクラツド板
    と、ステンレスクラツド板を介して鉄製フレーム
    に取付けた絶縁容器とで形成していることを特徴
    とするガスしや断器。
JP12320685U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0312186Y2 (ja)

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JP12320685U JPH0312186Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication Number Publication Date
JPS6231842U JPS6231842U (ja) 1987-02-25
JPH0312186Y2 true JPH0312186Y2 (ja) 1991-03-22

Family

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