JPH03121765A - スロットダイの刃先研削方法 - Google Patents

スロットダイの刃先研削方法

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Publication number
JPH03121765A
JPH03121765A JP25823389A JP25823389A JPH03121765A JP H03121765 A JPH03121765 A JP H03121765A JP 25823389 A JP25823389 A JP 25823389A JP 25823389 A JP25823389 A JP 25823389A JP H03121765 A JPH03121765 A JP H03121765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base metal
cutting edge
edge tip
spacer
slot die
Prior art date
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Pending
Application number
JP25823389A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tanaka
徹也 田中
Kazumasa Kishi
岸 和昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03121765A publication Critical patent/JPH03121765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は磁気テープ等の製造工程に使用されるスロット
ダイの刃先研削方法に係わり、特に、加工精度を向上す
るための改良に関する。
「従来の技術」 上記スロットダイは、幅広の各種シートに均一に塗料を
塗布するために使用される一種のノズルであり、第4図
はその一例を示す斜視図である。
図中符号1は互いに対称な細長い直方体状をなす台金で
、図中下部を貫通する複数のボルト2によって互いに固
定されている。
各台金1の対向面には、中央部に台金1の長手方向に延
びる断面円形の液溜め部3が形成されるとともに、この
液溜め部3より上は等間隔量いたスロット4とされてい
る。さらに、スロット4の上部において、各台金1には
切欠部5が形成され、これら切欠部5には台金1の上端
から一定長突出する細長い薄板状をなす超硬台金製の刃
先部6がそれぞれ固定されている。
なお、このスロットダイの寸法は、磁気テープ用の場合
、長さが500〜1000 xg、幅が90〜160 
am、高さが100〜200xm程度であり、大きいも
のでは重量が300kg近くに達する。
そしてこのスロットダイは、塗布装置に装着されて両端
面が封止された後、第5図に示すように液溜め部3に供
給される塗料Pを、各刃先部6の先端面に当たって一定
速度で走行するシートSに均一に塗布する作用を果たす
「発明が解決しようとする課題」 ところで、この種のスロットダイは、刃先部6の先端面
6Aの形状により数種に大別され、第5図のように先端
面6Aがいずれも断面円弧状とされたものは、曲面型ス
ロットダイと称される。
この曲面型スロソ)ダイを製造する場合、従来では、刃
先部6を固定した台金1をそれぞれ別個に範型研削盤に
固定し、研削面の断面が円弧状をなす総型砥石を用いて
各刃先部6を総型加工する方法が採られていた。
しかし、この研削方法では、台金1を範型研削盤のマグ
ネットチャ、り等によって固定した際に、台金1は前述
のように細長いうえ重量がかなり大きいため、台金1に
若干の反りや撓みが生じることが避けられず、刃先部6
にも撓み変形が生じて、総型砥石による研削精度が低下
し、十分な加工精度が得られにくいという問題があった
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題を解決するためになされたもので、以
下、具体例を挙げて詳細に説明する。
この方法の特徴は、第1図に示すように各台金1の接合
面IAの間に長方板状のスペーサ10を挾み、各台金1
を位置決めして固定したうえ、各刃先部6をそれぞれ総
型加工する点にある。
スペーサlOは金属製で、台金1の各ボルト2と対向す
る位置にそれぞれ貫通孔(図示路)が形成され、これら
貫通孔を通して各ボルト2により各台金1が固定される
。スペーサIOの肉厚は、方の刃先部6を総型加工する
場合に、他方の刃先部6が総型砥石11に干渉しない程
度とされ、またその面積は、台金1の支持剛性が十分に
高められるように、接合面IAの全面に亙ることか望ま
しい。
スペーサ10の肉厚のバラツキは、全面に亙って0.0
01mm以下でなければならない。また、第2図に示す
ように、台金1が単体の状態で、刃先部6の全長に亙る
真直度TIは0.O1xg以下でなければならない。こ
れらの条件を満たすと、第3図に示すようにスペーサ1
0を挾んだ台金固定状態において、各刃先部6の間隙T
2のバラツキが略0.005R1N以下に抑えられ、ス
ロットダイとして十分に使用に耐える加工精度の得られ
ることが本発明者らの実験で確認された。
以上のようにスペーサ10を介して各台金1を固定した
後、これらを範型研削盤のマグネットチャック等により
固定し、各刃先部6を総型砥石11でそれぞれ別個に研
削加工する。
この総型砥石11は、ダイヤモンドまたはCBN等の低
粒を、メタルボンド、ビトリファイドボンド、メタルボ
ンド、電着めっき相等によってホイール型基体の外周面
に固定したもので、この研削面12は断面円弧状をなし
、その曲率は各刃先部6の先端面6Δと等しくされてい
る。前記砥粒の粒度は、先端面6Aに要求される面粗さ
Rraaxが0.1−0.2μ肩となるように設定され
る。
これよりも面粗さが悪化すると塗布性能が低下する。
そして総型砥石11を軸回りに回転させ、各刃先部6を
砥石11の接線方向に向けてその先端面6Aを研削面1
2に当接させつつ、台金1を長手方向に定速で送って総
型加工を行なう。その他の研削条件は従来と同様でよい
。なお、砥石11の回転軸と刃先部6とがなす角度は9
0°に限らず、必要に応じて若干傾けてもよい。
上記の刃先研削方法によれば、各台金1をスペーサ10
で強固に連結することにより、総型研削盤上での各台金
1の撓みを極力低減することができ、各刃先部6の真直
度を高めて、総型加工の加工精度が大幅に向上できる。
さらに、この方法では、台金1の接合面IA側にスペー
サ10を挾み、従来からある台金固定用のボルト2を使
用して台金1を固定するので、スロットダイ自体の構成
は全く変更する必要が無く、ボルト2の操作だけで着脱
が行なえるから作業効率も高い。
なお、上記の例では、台金1の接合面IAの間にスペー
サ10をはさむ構成であったが、その代わりに、スロッ
ト4を構成する壁面4A側にスペ−サをはさみ、外′部
から何等かのクランプ機構で台金1を締め付けて固定し
てもよい。こうすれば、刃先部6の先端とスペーサとの
距離が小さくなるため、刃先部6の支持剛性を一層高め
られる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係わるスロットダイの刃
先研削方法によれば、スロットダイの各台金をスペーサ
で強固に互いに連結することにより、台金の剛性を著し
く高め、総型研削盤上での各台金の撓みを極力低減する
ことができ、各刃先部の真直度を高めて、総型加工の加
工精度が大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるスロットダイの刃先研削方法を
示す正面図、第2図および第3図は説明図、第4図は一
般的なスロットダイの斜視図、第5図はその使用状態を
示す説明図である。 先端面、11・・・総型砥石、12・・・その研削面、
Tl・・・台金単体時の刃先部の真直度、T2・・・ス
ペーサを介して固定した状態での刃先部の間隔。 出顯人三菱金属株式会社 l・・・台金、IA・・・台金接合面、2・・・ボルト
、3・・・液溜め部、4・・スロット、6・・・刃先部
、6A・・・第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一端側に沿ってそれぞれ薄板状の刃先部が固定された一
    対の台金を、前記刃先部を同一方向に向けた状態で、各
    台金の間に一定肉厚のスペーサを挾んで固定することに
    より、各刃先部を平行かつ総型加工に必要な所定間隔を
    空けて位置決めしたうえ、総型砥石により各刃先部を長
    手方向に沿って同一断面形状に総型加工することを特徴
    とするスロットダイの刃先研削方法。
JP25823389A 1989-10-03 1989-10-03 スロットダイの刃先研削方法 Pending JPH03121765A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0743101A1 (en) * 1995-05-18 1996-11-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nozzle and nozzle processing method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0743101A1 (en) * 1995-05-18 1996-11-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nozzle and nozzle processing method
US5816506A (en) * 1995-05-18 1998-10-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nozzle and nozzle processing method
EP0909589A1 (en) * 1995-05-18 1999-04-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Nozzle and nozzle processing method

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