JPH03121414A - 調光装置 - Google Patents

調光装置

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JPH03121414A
JPH03121414A JP25984189A JP25984189A JPH03121414A JP H03121414 A JPH03121414 A JP H03121414A JP 25984189 A JP25984189 A JP 25984189A JP 25984189 A JP25984189 A JP 25984189A JP H03121414 A JPH03121414 A JP H03121414A
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JP
Japan
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liquid crystal
light control
transparent plate
control device
slide
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JP25984189A
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English (en)
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Ryoichiro Miyashita
宮下 良一郎
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、調光透明板を用いた調光装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 近年、液晶を無数の微小な透明ポリマからなるカプセル
中に封入し、これを透明電導膜をつけた2枚のプラスチ
ックフィルムで挟み込んでシート状にし、分散型液晶シ
ートを形成すると共に、該分散型液晶シートを2枚のガ
ラスや強化プラスチック間に封入してなる調光透明板が
開発され実用化されている。
前記調光透明板は、分散型液晶シートに電圧を印加して
いない時には内部の液晶分子が不規則に並び、入射した
光を散乱させるため不透明となり、又、電圧を印加した
時には液晶分子が整列した状態となり、光は直進して透
過するため透明となる。
[発明が解決しようとする課題] 前述の如き調光透明板は一般に部屋の間仕切等に用いら
れているが、単に調光透明板全体を透明とするか、或い
は不透明とするかによって、部屋の雰囲気を変化させる
等の目的にしか利用されていないのが現状である。
本発明は、斯かる実情に鑑み、単なる間仕切のみに限ら
ず、用途の広い調光装置を提供しようとするものである
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数に分割した液晶の両面を、透明なコモン
電極フィルムと各液晶に対応したセパレート電極フィル
ムとによって挟み込み形成した分散型液晶シートの少な
くとも一方の面に、補強用の透明板を固着し更に前記液
晶の各隣接部及びセパレート電極フィルムの各隣接部に
夫々絶縁層を設けた調光透明板を備え、且つ前記各液晶
への電圧印加状態設定のために所望のパターン形状に形
成され前記コモン電極フィ、ルムに電源とメインスイッ
チを介して接続された電極部を有するベースと、前記各
セパレート電極フィルムに夫々接続された複数のブラシ
が配設され前記ベース上をブラシを介して摺動可能なス
ライドとからなる制御装置を備えてなることを特徴とす
る調光装置にかかるものであり、又、前記調光装置にお
いて、ベースとスライドとからなる制御装置に代えて、
中央処理装置と、各液晶への電圧印加状態設定のための
パターンが複数記憶されたメモリと、該メモリに記憶さ
れたmeのパターンのうちの一つのパターンを選択する
ため前記中央処理装置に信号を与えるセレクトスイッチ
と、該セレク!・スイッチによって選択されたパターン
のデータを順次呼び出すため前記中央処理装置に信号を
与える操作スイッチとを有し、且つコモン電極フィルム
に電源とメインスイッチとを介して接続されると共に各
セパレート電極フィルムに接続された制御装置を具備し
たことを特徴とする調光装置にかかるものである。
更に、本発明は、各々異なった色の染料を含有した液晶
を夫々所望の形状に形成すると共に前記各液晶を所望の
位置に配置して図柄を描き、該図柄を描いた各液晶の両
面を電源とメインスイッチとを介して接続された透明な
電極フィルムによって挟み込み形成した分散型液晶シー
トの両面に、透明板を固着してなるステンドグラスタイ
プの調光透明板を備えたことを特徴とする調光装置にか
かるものであり、又、液晶の両面を電源とメインスイッ
チとを介して接続された透明な電極フィルムによって挟
み込み形成した分散型液晶シートの一方の面に、エツチ
ングを施した透明板を面前すると共に、前記分散型液晶
シートの他方の面に、透明板を面前してなる調光透明板
を備えたことを特徴とする調光装置にかかるものである
[作   用] 従って、ベースとスライドとからなる制御装置を具備し
た調光装置においては、メインスイッチをオンにした状
態でスライドをベース上で移動させると、各ブラシが所
望のパターン形状に形成された電極部上を摺動し、該電
極部のパターン形状に応じて各液晶への電圧印加状態が
変化し、調光透明板の不透明部分の調整を行える。
又、パターンが複数記憶された制御装置を具備した調光
装置においては、メインスイッチをオンにした状態で、
セレクトスイッチによって希望する一つのパターンを選
択した後、操作スイッチを操作すると、前記パターンの
データが順次呼び出され、該データに基づき各液晶への
電圧印加状態が変化し、調光透明板の不透明部分の調整
を行える。
更に、ステンドグラスタイプの調光透明板を備えた調光
装置においては、メインスイッチをオフとし各液晶に電
圧を印加しない状態では、通常のステンドグラスと同様
に前記各液晶によって描かれた図柄が見えているが、前
記メインスイッチをオンとし各液晶に電圧を印加すると
、前記図柄が消え調光透明板は透明となる。
又、エツチングを施した透明板を存する調光装置におい
ては、メインスイッチをオフとし液晶に電圧を印加しな
い状態では、調光透明板は不透明となりエツチングは見
えにくいが、前記メインスイッチをオンとし液晶に電圧
を印加すると、調光透明板は透明となりエツチングが浮
び出し図柄が見えるようになる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の第一実施例であり、複数(図では8個
)に分割した液晶1a−1hの両面を、透明なコモン電
極フィルム2と各液晶1a−1hに対応したセパレート
電極フィルム38〜3hとによって挟み込み分散型液晶
シート4を形成すると共に、該分散型液晶シート4の一
方の面に、プラスチックや強化ガラス等からなる補強用
の透明板5を固着し、又、必要に応じて前記分散型液晶
シート4の他方の面にも透明板8を固着して調光透明板
7を形成し、該調光透明板7を車両において直射日光等
による眩光を遮蔽するためのサンバイザ8として用いる
よう構成する。
前記液晶1a−1hの各隣接部及びセパレート電極フィ
ルム3a〜3hの各隣接部には夫々、絶縁層9を形成し
、セパレート電極フィルム3a〜3hには、ベースlO
とスライド11とからなる制御装置12のスライド0に
配設され該スライド11の移動に伴いベースlO上を摺
動可能なブラシ13a −13hを電気的に接続する。
前記ベースlOは、各液晶1a−1hへの電圧印加状態
設定のために所望のパターン形状(第1図では階段状に
延びる切欠き部分を存する形状)に形成された電極部1
4を有し、該電極部14の切欠き部分を非電極部15と
してあり、前記電極部14を前記コモン電極フィルム2
に電気的に接続し、該電極部14とコモン電極フィルム
2との間に、電源1Bとメインスイッチ17と可変抵抗
器18とを設ける。
次に、上記第一実施例の作動を説明する。
先ず、スライドUを第1図中ベースlO上のA位置、即
ち全てのブラシ13a−13hが電極部14に接触する
位置に配した状態でメインスイッチ17をオンにすると
、コモン電極フィルム2とセパレート11極フイルム8
a〜3h間の液晶1a−1hに電圧が印加され、サンバ
イザ8全体が透明となる。
ここで、可変抵抗器18により抵抗を変化させると、抵
抗が小さいほどサンバイザ8の透明度が増し、抵抗が大
きいほどサンバイザ8の不透明度が増すので、必要に応
じてサンバイザ8全体の透明度の調整を行える。
前記スライド11をベースlO上のA位置からB位置へ
移動させると、ブラシ13gが非電極部15に位置し液
晶1aに電圧が印加されなくなるため、該液晶1aの部
分のみが不透明となる。
続いて、前記スライド11をB位置からC位置へ移動さ
せると、液晶tbにも電圧が印加されなくなり、液晶1
a、 ibの部分が不透明となり、更にスライド11を
C位置からD位置へ移動させると、前記ブラシ13aが
再び電極部14と接触する一方、ブラシ13eが非電極
部15に位置し液晶1cに電圧が印加されなくなるため
、サンバイザ8の不透明部分が液晶1a、 lbの位置
から液晶1b、lcの位置へ移動する。
以下、同様にスライド11を順次移動させていくと、サ
ンバイザ8の不透明部分が第1図中左方へ移動していき
、ベースlO上のJ位置においてサンバイザ8の液晶1
hの部分のみが不透明となり、更にに位置にスライド1
1をずらすと、前述のA位置の場合と同様にサンバイザ
8全体が透明となり、又、可変抵抗器18によって透明
度の調整を行える。
こうして、サンバイザ8の使用時、ドライバがまぶしい
位置だけを局部的に遮光することができ、前方視界を可
能な限り大きくとることができ、完全遮光物等を利用し
たサンバイザに比べ、運転時の安全性をより向上させる
ことが可能となる。
又、第2図は本発明の第二実施例を示すものであり、第
2図中第1図と同一の符号を付した部分は同一物を表わ
しており、ベースlO上の非電極部15に、該非電極部
15の形状と略等しい形状の補助電極19を、電極部1
4と短絡しないよう設け、該補助電極19をコモン電極
フィルム2に対し、該補助電極19に接続した補助可変
抵抗器20と可変抵抗器18とが電源16及びスイッチ
17に対し並列となるよう接続する。
上記第二実施例においては、補助可変抵抗器20の抵抗
を最大とし且つ可変抵抗器18の抵抗を最小としておけ
ば、スライド11を移動させることにより、第1図に示
す第一実施例の場合と同様にサンバイザ8の不透明部分
の位置を任意に調整できる一方、補助可変抵抗器20に
よって不透明部分の不透明度を変更でき、更に、補助可
変抵抗器20の抵抗を最小とし、且つ可変抵抗器18の
抵抗を最大とすれば、サンバイザ8における不透明部分
と透明部分を反転させることもできる。
又、第3図は本発明の第三実施例を示すものであり、第
3図中第1図と同一の符号を付した部分は同一物を表わ
しており、この場合、分散型液晶シート4を車両用又は
家庭用等の窓ガラスとほぼ等しい形状とし、該分散型液
晶シート4を図示しない2枚のガラス又は強化プラスチ
ック間に封入して調光透明板7を形成し、該調光透明板
7を窓ガラス21として用いるようにしたものであり、
更に、ベースlO上の電極部14の形状を、A位置から
1位置へ向けその幅が順次階段状に狭まっていくような
形状とし、それ以外を全て非電極部15としたものであ
る。
上記第三実施例においては、スライド11を第3図中ベ
ース10上のA位置、即ち全てのブラシ13a−13h
が電極部14に接触する位置に配した状態でメインスイ
ッチ17をオンにすると、コモン電極フィルム2とセパ
レート電極フィルム3a〜3h間の液晶1a−1hに電
圧が印加され、窓ガラス21全体が透明となる。
ここで、可変抵抗器18により抵抗を変化させると、抵
抗が小さいほど窓ガラス21の透明度が増し、抵抗が大
きいほど窓ガラス21の不透明度が増すので、好みに応
じて窓ガラス21全体の透明度の調整を行える。
前記スライド11をベース10上のA位置からB位置へ
移動させると、ブラシ13aが非電極部15に位置し液
晶1aに電圧が印加されなくなるため、該液晶1aの部
分のみが不透明となる。
続いて、前記スライド11をB位置からC位置へ移動さ
せると、液晶1bにも電圧が印加されなくなり、液晶1
a、 lbの部分が不透明となり、更にスライド11を
C位置からD位置へ移動させると、液晶1cにも電圧が
印加されなくなるため、窓ガラス21の不透明部分が液
晶1a、 lb、 lcの位置となる。
以下、同様にスライドIIを順次移動させていくと、窓
ガラス21の不透明部分が第3図中左方へ増加していき
、ベース10上の1位置において窓ガラス21全体が不
透明となり、あたかもカーテンを閉じたかのように作動
し、又、前記スライド11を逆に!位置からA位置へ向
は移動させれば、あたかもカーテンを開いたかのように
作動することになる。
こうして、通常使用されている織布カーテンに比べ、ご
みやほこり、臭い等が付着する心配の全くない衛生的な
カーテンを構成でき、しかも通常の織布カーテンでは不
可能であった遮光時の光量調節も行える。
尚、前記分散型液晶シート4を縦に配置すればロールア
ップ式カーテンやブラインドのようにすることも可能で
あり、又、分散型液晶シート4はフレキシブルであるた
め、平坦な窓ガラスに限らず、曲面のあるものにも適用
できる。
又、第4図は本発明の第四実施例を示すものであり、実
質的には第3図に示した第三実施例と同様で、ベース1
0上の!位置の次の位置に、A位置と同じくブラシ13
a〜13hが全て電極部14と接触するJ位置を追加し
たものである。
この場合、スライドllをA位置から1位置へ移動させ
、窓ガラス21全体を不透明としカーテンを閉めた状態
から、スライド11をわざわざA位置へ再び戻さなくて
も1位置からJ位置へずらすのみで、窓ガラス21全体
の透明度の調節を可変抵抗器18によって行うことがで
きる。
又、第5図は本発明の第五実施例を示すものであり、第
5図中第4図と同一の符号を付した部分は同一物を表わ
しており、ベース10上の非電極部15に、該非電極部
15の形状と略等しい形状の補助電極19を、電極部1
4と短絡しないよう設け、該補助電極19を、コモン電
極フィルム2に対し該補助電極19に接続した補助可変
抵抗器20と可変抵抗器18とが電源1B及びメインス
イッチ17に対し並列となるよう接続しである。
上記第五実施例においては、補助可変抵抗器20の抵抗
を最大とし且つ可変抵抗器18の抵抗を最小としておけ
ば、スライド11を移動させることにより、第4図に示
す第四実施例の場合と同様に窓ガラス21の不透明部分
の全体に占める割合を任意に調整できる一方、補助可変
抵抗器20によって不透明部分の不透明度を変更でき、
更に、補助可変抵抗器20の抵抗を最小とし、且つ可変
抵抗器18の抵抗を最大とすれば、窓ガラス21におけ
る不透明部分と透明部分を反転させることもできる。
又、第6図は本発明の第六実施例を示すものであり、第
6図中第4図と同一の符号を付した部分は同一物を表わ
しており、ベース10上に、A位置から1位置へ向けそ
の幅が順次階段状に狭まっていくような形状の第一電極
部22を形成すると共に、ベース10上に、K位置から
C位置へ向けその幅が順次階段状に狭まっていくような
形状の第二電極部23を形成し、前記第一電極部22と
第二電極部23とを、スライド11のブラシ13a〜t
abの移動方向に夫々延びるよう配設された抵抗24a
〜24hによって接続しである。
上記第六実施例においては、スライド11をベース10
上のA位置からに位置へ向は移動させていくと、先ずブ
ラシ13aが抵抗24aに差しかかり該抵抗24aを通
過するにつれて液晶Lgに印加される電圧が徐々に降下
していくため、液晶1a部分の不透明度が徐々に増して
いき、以下同様に順次液晶tb〜1h部分の不透明度が
夫々徐々に増していき、不透明部分の動き方がソフトに
変化し、スライド11かに位置に達すると窓ガラス全体
が不透明となる。
逆に、前記スライド11をに位置からA位置へ向は移動
させていけば、順次液晶1h−1aが夫々徐々に透明度
を増していくことになる。
一方、第7図はベースlOとスライド11との組合せに
よる制御装置12の変形例を示すものであり、ベースl
Oを円形とすると共に、スライド11の一端をベースI
O中心部に枢着し、スライド11のブラシ13a−13
hがベースlOの半径方向に配列されるようにし、スラ
イド11の回転位置に応じてブラシ13a〜13hが夫
々電極部14或いは非電極部15に位置するようにした
ものである。尚、第7図に示したものは、第4図に示し
た第四実施例における制御装置12に相当するものであ
るが、それ以外の実施例における制御装置12にも適用
できることは勿論である。
更に又、第8図は、前述の如くベースlOとスライド1
1との組合せによる制御装置12に代えて、コンビ二一
夕を用いた制御装置12°の例を示すものであり、25
は中央処理装置、28は、調光透明板7がサンバイザと
して利用されるサンバイザ仕様の場合の種々のパターン
S l +  32と、調光透明板1がカーテンを有す
る窓ガラスとして利用されるカーテン仕様の場合の種々
のパターンC1,C2を夫々所定のアドレスに予め記憶
させであるメモリ、21.28.29は入出力用のイン
ターフェース(I/F)、30は調光透明板7がサンバ
イザ仕様であるか或いはカーテン仕様であるかを予め設
定しておくため前記インターフェース27を介して中央
処理装置25に信号を与える切換スイッチ、31は切換
スイッチ30によって設定されているサンバイザ仕様或
いはカーテン仕様における各パターンを選択するため前
記インターフェース27を介して中央処理装置25に信
号を与えるセレクトスイッチ、32はセレクトスイッチ
31によって選択されたパターンにおいてロードされる
アドレスをインクリメント(矢印i方向へ増加)させ調
光透明板7の不透明部分を変化せしめるため前記インタ
ーフェース2Bを介して中央処理装置25に信号を与え
る押ボタンスイッチ等の操作スイッチ、33はセレクト
スイッチ31によって選択されたパターンにおいて前記
操作スイッチ32とは逆にロードされるアドレスをデク
リメント(矢印d方向へ減少)させ調光透明板7の不透
明部分を変化せしめるため前記インターフェース28を
介して中央処理装置25に信号を与える押ボタンスイッ
チ等の操作スイッチを示しており、又、制御装置12゛
のインターフェース28には、調光透明板7のコモン電
極フィルム2に電源1B及びメインスイッチ17を介し
て接続されている可変抵抗器18を接続しであると共に
、インターフェース29には、調光透明板7のセパレー
ト電極フィルム3a〜3hを接続しである。
第8図に示す例においては、調光透明板7の使用目的に
応じて切換スイッチ30によりサンバイザ仕様或いはカ
ーテン仕様のいずれかが予め設定されている。
サンバイザ仕様である場合、メインスイッチ17をオン
にした状態で、セレクトスイッチ31によってパターン
S1を選択すると、インターフェース27を介して中央
処理装置f25に信号が与えられ、該中央処理装置25
によってメモリ28上のパターンS1の先頭アドレスに
記憶されているデータがロードされる。この場合、各ビ
ットと液晶1a−1hとを1対1に対応させてあり、0
の部分は電圧が印加され1の部分は電圧が印加されない
ようにしているので、パターン選択時にはサンバイザ全
体が一様に透明となる。この時、可変抵抗器18によっ
てサンバイザ全体の透明度の調整も行える。
続いて、操作スイッチ32を押すと、押している間はイ
ンターフェース28を介して中央処理装置25に信号が
与えられ、ロードされるアドレスがパターンS1の範囲
内でインクリメントされるので、データが変化し該デー
タに応じてサンバイザの不透明部分が移動し、操作スイ
ッチ32を離せばその位置で停止する。又、逆に戻した
い時は操作スイッチ33を押し所望の位置に不透明部分
が移動した際に離せばよい。尚、パターンS+は第1図
に示した第一実施例と同様の作動が得られることになる
又、パターンS2を選択した場合には、操作スイッチ3
2を押すことにより、サンバイザ全体が透明な状態から
、不透明部分が順次、液晶1a→液晶1a、 lb−液
晶1b、1c →液晶1b−1d−液晶1b−1e−液
晶1cm1r−e液晶Ld〜IQ=液晶1e〜lb−液
晶1f−1h→液晶19.lh−液晶thとイウヨうに
移動していく。
一方、カーテン仕様である場合、パターンCIを選択す
ると、操作スイッチ32又は33の操作により、第3図
に示した第三実施例においてスライド11をベース10
上のA位置から!位置へ、又は!位置からA位置へ移動
させるのと同様の作動が得られる。
又、パターンC2を選択した場合には、操作スイッチ3
2を押すことにより、窓ガラス全体が透明な状態から、
不透明部分が順次、液晶1a。
lh−液晶1a、1b、 IQ、lh−*液晶1a−1
c、R〜lb−液晶1a−1hというように移動するた
め、ここで前記操作スイッチ32を離せば、窓ガラスの
両側からカーテンを閉めたかのように作動させることが
でき、ここから再び操作スイッチ32を押すと、不透明
部分が順次、液晶1a−1h−液晶1b〜19→液晶I
C〜lr→液晶1d、1eというように移動した後、窓
ガラス全体が透明となる。
尚、メモリ26に記憶させておくパターンはS+ 、S
2 、CI 、C2の他にも更に記憶させておくことが
可能であることは言うまでもない。
こうして、調光透明板7をサンバイザとして利用したり
、カーテンを有する窓ガラスとして利用することが可能
となり、調光透明板7の用途拡大に大いに役立てること
ができる。
又、第9図は本発明の他の実施例を示すものであり、各
々異なった色の染料を含有した液晶34を夫々所望の形
状に形成すると共に、前記各液晶34を所望の位置に配
置して絵や模様等の図柄を描き、該図柄を描いた各液晶
34の両面を透明な電極フィルム35.Hによって挟み
込み分散型液晶シート37を形成し、該分散型液晶シー
ト37の両面に透明板38.39を固着してステンドグ
ラスタイプの調光透明板40を形成し、前記電極フィル
ム35.36を電気的に接続して該電極フィルム35.
fle間に電源1Bとメインスイッチ17とを設けたも
のである。
上記他の実施例においては、メインスイッチ17をオフ
とし各液晶34に電圧を印加しない状態では、各液晶3
4内部の液晶分子及び染料が不規則に並び入射した光を
散乱させるため、通常のステンドグラスと同様に、前記
各液晶34によって描かれた絵や模様等の図柄が見えて
いるが、前記メインスイッチ17をオンとし各液晶34
に電圧を印加すると、前記液晶分子及び染料が整列した
状態となり、あたかも色のついたブラインドのスラット
の傾斜を水平にした時のように、光は直進して透過する
ため、前2輪や模様等の図柄が消え調光透明板40は透
明となる。
この結果、従来バス等の窓ガラスとしては外の景色を見
る要求等から使用できず、建築用の装飾窓としてしか用
いられていなかったステンドグラスを、車両用としても
使用することが可能となる。
更に又、第1θ図は本発明の更に他の実施例を示すもの
であり、液晶41の両面を透明な電極フィルム42.4
3によって挟み込んで形成した分散型液晶シート44の
一方の面に絵や模様等の図柄のエツチング45を施した
透明板46を固着すると共に、前記分散型液晶シート4
4の他方の面に透明板47を固着して調光透明板48を
形成し、前記電極フィルム42.43を電気的に接続し
て該電極フィルム42.43間に電源16とメインスイ
ッチ17とを設けたものである。
上記更に他の実施例においては、メインスイッチ17を
オフとし液晶41に電圧を印加しない状態では、調光透
明板48は不透明となり透明板46のエツチング45は
見えにくいが、前記メインスイッチ17をオンとし液晶
41に電圧を印加すると、調光透明板48は透明となり
エツチング45が浮び出し絵や模様等の図柄が見えるよ
うになる。
このため、分散型液晶シート44と透明板4Bのエツチ
ング45との組合せによってかくし絵やすかし絵的な効
果が得られる一方、バスや電車等において例えばエグゼ
クティブ、エコノミー等のようにグレード分けされた個
室を有するような場合、各個室のドアに設けられる窓ガ
ラスとして調光透明板48を用いると共に各個室のグレ
ードに合わせてエツチング45の図柄を種々変えてやれ
ば、ただ単純に個室のグレードを表示してしまうのに比
べ、乗客に与える印象を良くすることにも役立てること
が可能となる。
尚、本発明の調光装置は、上述の実施例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の調光装置によれば、従来
、単に間仕切としてしか利用されていなかった調光透明
板をサンバイザやカーテン、或いは装飾用等といったよ
うに幅広い用途に活用できるという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の概要図、第2図は本発明
の第二実施例の概要図、第3図は本発明の第三実施例の
概要図、第4図は本発明の第四実施例の概要図、第5図
は本発明の第五実施例の概要図、第6図は本発明の第六
実施例の概要図、第7図はスライドとベースとの組合せ
による制御装置の変形例を示す平面図、第8図はコンピ
ュータを用いた制御装置の例を示す概要図、第9図は本
発明の他の実施例を示す概要図、第10図は本発明の更
に他の実施例を示す概要図である。 1a−1h、34.41は液晶、2はコモン電極フィル
ム、3a〜3hはセパレート電極フィルム、4.37゜
44は分散型液晶シート、5,8.38,39.46.
47は透明板、?、40.48は調光透明板、8はサン
バイザ、9は絶縁層、IOはベース、11はスライド、
12゜12°は制御装置、13a−13hはブラシ、1
4は電極部、16は電源、17はメインスイッチ、21
は窓ガラス、25は中央処理装置、2Bはメモリ、31
はセレクトスイッチ、32.33は操作スイッチ、35
゜36.42.43は電極フィルム、45はエツチング
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数に分割した液晶の両面を、透明なコモン電極フ
    ィルムと各液晶に対応したセパレート電極フィルムとに
    よって挟み込み形成した分散型液晶シートの少なくとも
    一方の面に、補強用の透明板を固着し更に前記液晶の各
    隣接部及びセパレート電極フィルムの各隣接部に夫々絶
    縁層を設けた調光透明板を備え、且つ前記各液晶への電
    圧印加状態設定のために所望のパターン形状に形成され
    前記コモン電極フィルムに電源とメインスイッチを介し
    て接続された電極部を有するベースと、前記各セパレー
    ト電極フィルムに夫々接続された複数のブラシが配設さ
    れ前記ベース上をブラシを介して摺動可能なスライドと
    からなる制御装置を備えてなることを特徴とする調光装
    置。 2)請求項1記載の調光装置において、ベースとスライ
    ドとからなる制御装置に代えて、中央処理装置と、各液
    晶への電圧印加状態設定のためのパターンが複数記憶さ
    れたメモリと、該メモリに記憶された複数のパターンの
    うちの一つのパターンを選択するため前記中央処理装置
    に信号を与えるセレクトスイッチと、該セレクトスイッ
    チによって選択されたパターンのデータを順次呼び出す
    ため前記中央処理装置に信号を与える操作スイッチとを
    有し、且つコモン電極フィルムに電源とメインスイッチ
    とを介して接続されると共に各セパレート電極フィルム
    に接続された制御装置を具備したことを特徴とする調光
    装置。 3)各々異なった色の染料を含有した液晶を夫々所望の
    形状に形成すると共に前記各液晶を所望の位置に配置し
    て図柄を描き、該図柄を描いた各液晶の両面を電源とメ
    インスイッチとを介して接続された透明な電極フィルム
    によって挟み込み形成した分散型液晶シートの両面に、
    透明板を固着してなるステンドグラスタイプの調光透明
    板を備えたことを特徴とする調光装置。 4)液晶の両面を電源とメインスイッチとを介して接続
    された透明な電極フィルムによって挟み込み形成した分
    散型液晶シートの一方の面に、エッチングを施した透明
    板を固着すると共に、前記分散型液晶シートの他方の面
    に、透明板を固着してなる調光透明板を備えたことを特
    徴とする調光装置。
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