JP2003048429A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2003048429A
JP2003048429A JP2001237972A JP2001237972A JP2003048429A JP 2003048429 A JP2003048429 A JP 2003048429A JP 2001237972 A JP2001237972 A JP 2001237972A JP 2001237972 A JP2001237972 A JP 2001237972A JP 2003048429 A JP2003048429 A JP 2003048429A
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sun visor
vanity mirror
mirror
light control
vehicle sun
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Takashi Asai
崇司 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にバニティミラーを使用したり、バニテ
ィミラーを使用せずに鏡面を覆ったりできるバニティミ
ラー付き車両用サンバイザを提供する。 【解決手段】 車両用サンバイザ1のサンバイザ本体2
には、バニティミラー4が取付けられている。そのバニ
ティミラー4には鏡面を覆うカバーが備えられ、そのカ
バーは光の透過率を調整できる調光ガラス10によって
構成されている。調光ガラス10は、例えば、エレクト
ロクロミズム、フォトクロミズム、サーモクロミズム等
の物理化学的現象を利用して透明、不透明、あるいは半
透明の状態に切り替えが可能である。あるいは、電圧を
印加することで配向性が変化する液晶分子に入射光を散
乱させることで透明、不透明、あるいは半透明の状態に
切り替えが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車外からの光の
遮光等を目的として設置される車両用サンバイザに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遮光等を目的として車室内に設置
される車両用サンバイザとして、種々の付属品(バニテ
ィミラー、カードホルダ等)が取り付けられた車両用サ
ンバイザが知られている。その中でも、遮光部分である
サンバイザ本体にバニティミラーが取り付けられた車両
用サンバイザとして、図8に示すような車両用サンバイ
ザ100が知られている。
【0003】図8に示す車両用サンバイザ100は、一
端部が車室天井面に接続された支軸101に対してサン
バイザ本体102が装着される。サンバイザ本体102
の表面にはバニティミラー103が取付けられており、
そのバニティミラー103の鏡面には開閉式のカバー1
04が設けられている。運転席に着座した乗員等は、カ
バー104を開くことでバニティミラー103を使用
し、カバー104を閉じることでバニティミラー103
を使用せずに運転等に専念できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバニテ
ィミラー付きサンバイザは、その鏡面を覆うカバー10
4の開閉動作が面倒であるという問題があった。本発明
はそのような問題点に鑑みて創案されたものであり、カ
バーの開閉動作等を伴なわずに容易にバニティミラーを
使用したり、バニティミラーを使用せずに鏡面を覆った
りできる車両用サンバイザを提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明の車両用サンバイザは各請求項に
記載された通りの構成を備えている。請求項1に記載の
車両用サンバイザは、遮光部分であるサンバイザ本体に
バニティミラーが取付けられている。そして、そのバニ
ティミラーには鏡面を覆うカバーが備えられ、そのカバ
ーは光の透過率を調整できる調光手段により構成されて
いる。「調光手段」としては、例えば、エレクトロクロ
ミズム、フォトクロミズム、サーモクロミズム等の物理
化学的現象を利用して透明、不透明、あるいは半透明の
状態に切り替えが可能な調光ガラスや調光パネル、ある
いは、電圧を印加することで配向性が変化する液晶分子
に入射光を散乱させることで透明、不透明、あるいは半
透明の状態に切り替えが可能な調光ガラスや調光パネル
等が用いられる。このような構成により、請求項1に記
載の車両用サンバイザによれば、カバーの開閉動作等を
伴なわずに容易にバニティミラーを映る状態としたり、
あるいは不透明で映らない状態としたりすることができ
る。
【0006】請求項2に記載の車両用サンバイザによれ
ば、調光手段が調光ガラスで構成される。「調光ガラ
ス」とは、液晶分子、フォトクロミック材料、サーモク
ロミック材料、エレクトロクロミック材料等を2枚の透
明ガラス間で担持させることによって、電圧の印加、光
の照射、温度変化等の外部干渉をきっかけに透明、不透
明、あるいは半透明の状態に切換えが可能なガラスのこ
とを指している。ただし、ここでいう「ガラス」は、非
結晶質の無機化合物(珪酸塩等)で構成されたいわゆる
「ガラス」に限らず、例えばポリカーボネートやアクリ
ルなどの、合成樹脂やその他の材料で構成された透明部
材や有機ガラス等をも広く含むものとする。このような
構成により、請求項2に記載の車両用サンバイザによれ
ば、カバーの開閉動作等を伴なわずに容易にバニティミ
ラーの鏡面を映る状態としたり、あるいは不透明で映ら
ない状態としたりすることができる。
【0007】請求項3に記載の車両用サンバイザによれ
ば、バニティミラーのカバーを構成する調光手段は、電
圧が印加されることによる液晶分子の配向性の変化を利
用することで光の透過率を調整する。これにより、例え
ば簡単な電気回路のスイッチ動作のみで、バニティミラ
ーの鏡面を映る状態としたり、あるいは不透明で映らな
い状態としたりすることができる。
【0008】請求項4に記載の車両用サンバイザによれ
ば、バニティミラーのカバーを構成する調光手段は、エ
レクトロクロミック材料、フォトクロミック材料、サー
モクロミック材料のうち少なくとも1つを含む材料で構
成される。これにより、電圧の印加、光の照射、温度変
化等により、容易にバニティミラーの鏡面を映る状態と
したり、あるいは不透明で映らない状態とすることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕本発明の第
1の実施の形態を図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、サンバイザ本体2がフロントガラスに沿った遮
光位置まで下ろされた車両用サンバイザ1の外観を示す
斜視図である。図1に示すように、本実施の形態におけ
る車両用サンバイザ1は、車室内に差し込む日光等の遮
光部分であるサンバイザ本体2を主体に構成されてい
る。このサンバイザ本体2は、一般に、合成樹脂の射出
成形、ブロー成形、ビーズ発泡成形等により形成され
る。本実施の形態では、サンバイザ本体2は熱可塑性合
成樹脂の射出成形で略長方形に形成される。
【0010】サンバイザ本体2は、略L字型の棒状部材
である支軸3によって車室天井面に取り付けられてい
る。すなわち、支軸3の一端部は車室天井面の所要箇所
に固定され、支軸3の他端部がサンバイザ本体2の内部
に設けられた軸受部5に回動可能に嵌挿される。サンバ
イザ本体2は、支軸3によって略水平に支持され、支軸
3の軸周りに回動操作されることによって、車室天井面
に沿う格納位置と、フロントガラスに沿う遮光位置とに
配置切換されるようになっている。
【0011】図1に示すように、サンバイザ本体2の表
面にはバニティミラー4が装着されている。このバニテ
ィミラー4は、運転席や助手席に腰掛けた乗員等が、例
えば化粧用鏡として使用するために取り付けられるもの
である。バニティミラー4の鏡面側(光の反射面側)
は、スイッチ6のON/OFF動作によって透明な状態
あるいは不透明な状態への切換えが可能な調光ガラス1
0が配設されている。
【0012】図2は、図1に示す車両用サンバイザ1の
A−A線断面図である。図2に示すように、バニティミ
ラー4の鏡面側に配設された調光ガラス10は、ガラス
板9が並行に2枚配設され、その2枚のガラス板9の間
に2枚の透明導電膜8とポリマー層7とが挟まれて構成
されている。2枚の透明導電膜8にはバッテリ等からの
電源が接続され、スイッチ6がON方向に操作されるこ
とで、この2枚の透明導電膜8の間に所定の電圧が印加
されるようになっている。
【0013】図3及び図4は、調光ガラス10の断面を
拡大して模式的に表した図である。ここで、図3は、ス
イッチ6がOFF方向に操作され、2枚の透明導電膜8
の間に電圧が印加されていない状態での調光ガラス10
の断面を表しており、図4は、スイッチ6がON方向に
操作されて、2枚の透明導電膜8の間に電圧が印加され
た状態での調光ガラス10の断面を表している。図3に
示すように、調光ガラス10は、並行に2枚配設された
透明なガラス板9の間に、透明導電膜8とポリマー層7
が積層状態で担持されたものである。ポリマー層7の内
部にはネマティック液晶分子11の小滴(カプセルと呼
ぶ)が分散しており、棒状の分子である液晶分子11は
カプセルの内壁に沿って並んだ状態となっている。この
状態で、調光ガラス10に光を入射させると、入射光P
は液晶分子11によってランダムな方向へ散乱される。
つまり、透明導電膜8間に電圧を印加していない状態で
は、調光ガラス10は不透明な状態であり、バニティミ
ラー4の鏡面は曇った状態となって像が映らないことに
なる。反対に、スイッチ6をON方向に操作して、2枚
の透明導電膜8の間に電圧を印加した状態では、図4に
示すように、液晶分子11は電圧を印加した方向に並ん
だ状態となる。この状態で、調光ガラス10に光を入射
させると、入射光Pは液晶分子11によって散乱されず
に、そのままバニティミラー4へ直進することになる。
つまり、透明導電膜8間に電圧を印加した状態では、調
光ガラス10は透明な状態であり、バニティミラー4の
鏡面には像が映るので「鏡」としての使用が可能であ
る。尚、このような液晶分子の配向性の変化を利用した
調光ガラス自体は公知技術であるので(市販されている
ものもある)、更に詳細な説明は省略する。
【0014】このように、第1の実施の形態に係る車両
用サンバイザ1によれば、調光ガラス10が鏡面側に配
設されていることにより、スイッチ6のON/OFF操
作のみで、バニティミラー4の鏡面を映る状態とした
り、不透明で映らない状態としたりすることができる。
【0015】〔第2の実施の形態〕第2の実施の形態に
係る車両用サンバイザは、第1の実施の形態で説明した
車両用サンバイザ1とほぼ同様の構成を有するものであ
る。ただし、バニティミラー4の鏡面側には、調光ガラ
ス10ではなく、図5、図6に示すような液晶シャッタ
ー12が配設される。
【0016】図5、図6に示す液晶シャッター12は、
液晶分子14を間に挟む2枚の透明導電膜13と、さら
にその2枚の透明導電膜13を間に挟んで配設された2
枚の偏向板15a、15bとによって構成されている。
2枚の透明導電膜13には、それぞれにバッテリ等から
の電源が接続されており、スイッチ6をON方向に操作
することで、その2枚の透明導電膜13の間に所定の電
圧が印加されるようになっている。ここで、図5は、ス
イッチ6がOFF方向に操作され、2枚の透明導電膜1
3の間に電圧が印加されていない状態での液晶シャッタ
ー12の断面を表しており、図6は、スイッチ6がON
方向に操作されて、2枚の透明導電膜13の間に電圧が
印加された状態での液晶シャッター12の断面を表して
いる。
【0017】図5、図6に示すように、入射光Pが入射
する側の偏向板15aには、縦方向に格子(スリット)
が無数形成されている。また、偏向板15aに対向して
配設されたもう一方の偏向板15bには、偏向板15a
に形成された縦方向の格子とは直角方向をなす横方向の
格子が無数形成されている。これにより、格子の方向と
同方向の波を持つ光のみがそれぞれの偏向版15a、1
5bを通過できるようになっている。図5に示すよう
に、スイッチ6がON方向に操作されずに透明導電膜1
3間に電圧が印加されていない状態では、棒状の液晶分
子14は螺旋状に配列した状態である。偏向板15aを
通過して縦方向に揃えられた入射光Pは、この螺旋状に
配列した液晶分子14に90度ねじられて、横方向とな
ることにより偏向板15bを通過することができる。つ
まり、スイッチ6がON方向に操作されずに、透明導電
膜13間に電圧が印加されていない状態では、入射光P
は液晶シャッター12を通過できるので、バニティミラ
ー4の鏡面は曇らずに像が写る状態となる。反対に、ス
イッチ6がON方向に操作されて透明導電膜13間に所
定の電圧が印加された状態では、棒状の液晶分子14は
電圧の印加された方向に一様に揃えられる。偏向板15
aを通過して縦方向に揃えられた入射光Pは、液晶分子
14にその波の方向がねじられることがなく、縦方向を
維持したままもう一方の偏向板15bにぶつかることに
なる。ここで、偏向板15bには横方向に格子が形成さ
れているので、縦方向の入射光Pは偏向板15bを通過
することができず、バニティミラー4の鏡面は遮られて
像が写らない状態となる。尚、このような液晶分子の配
向性の変化を利用した表示原理自体は公知技術であるの
で、更に詳細な説明は省略する。
【0018】このように、第2の実施の形態に係る車両
用サンバイザ1によれば、液晶シャッター12が鏡面側
に配設されていることにより、スイッチ6のON/OF
F操作のみで、バニティミラー4の鏡面を映る状態とし
たり、鏡面が遮られて映らない状態としたりすることが
できる。
【0019】〔第3の実施の形態〕第3の実施の形態に
係る車両用サンバイザは、第1の実施の形態で説明した
車両用サンバイザ1とほぼ同様の構成を有するものであ
る。ただし、バニティミラー4の鏡面側には、図3、図
4に示すような調光ガラス10ではなく、図7に示すよ
うな調光ガラス16が配設される。
【0020】図7に示す調光ガラス16は、2枚の透明
ガラス基板17の間に、2枚の透明導電膜18及び液体
電解質20及び還元発色膜19が積層状態で担持された
ものである。液体電解質20は、2枚の透明導電膜18
の間に封入されており、一方の透明導電膜18の内側面
に還元発色膜19が接した状態となっている。2枚の透
明導電膜18には、それぞれに対してバッテリ等からの
電源が接続されており、スイッチ6をON方向に操作す
ることで、その2枚の透明導電膜18の間に所定の電圧
が印加されるようになっている。尚、本実施の形態で
は、液体電解質20として、過塩素酸リチウム(LiCl
O4)をプロピレンカーボネイトで溶かしたものが用いら
れ、還元発色膜19として、酸化チタン(TiO2)の薄膜
が用いられる。
【0021】スイッチ6をON方向に操作し、2枚の透
明導電膜18間に所定の電圧を印加すると、還元発色膜
19では、以下に示すような酸化還元反応が生ずる。 TiO2 + xM+ + xe- ⇔ MxTiO
2(M:Li+,H+など)
【0022】上式の反応は可逆反応であり、右方向に進
行すると還元発色膜19は青色に発色する。反対に、左
方向に反応が進行すると、還元発色膜19は無色に戻
る。還元発色膜19が青色に発色した場合、バニティミ
ラー4への入射光及び反射光の少なくとも一部が吸収さ
れて鏡面に像が映らなくなる(または、映りにくくな
る)。還元発色膜19が無色である場合、バニティミラ
ー4への入射光及び反射光は吸収されず、鏡面には像が
映るので「鏡」としての使用が可能となる。なお、この
ようなエレクトロミック技術(電気化学的な反応により
物質の色が変化する現象を利用する技術)を利用した調
光ガラスは公知でかつ一般的な技術であるので、更に詳
細な説明は省略する。
【0023】このように、第3の実施の形態に係る車両
用サンバイザ1によれば、エレクトロクロミック材料
(この場合は、TiO2の薄膜)を含む調光ガラス16が鏡
面側に配設されていることにより、スイッチ6のON/
OFF動作のみでバニティミラー4の鏡面を映る状態と
したり、バニティミラー4の鏡面を映らない状態とする
ことができる。
【0024】第3の実施の形態では、エレクトロクロミ
ック材料としてTiO2の薄膜を用いたが、その他のエ
レクトロクロミック材料を利用することもできる。例え
ば、WO3(酸化タングステン)を用いて調光ガラスを
構成し、本発明に適用することもできる。WO3を用い
た場合には、以下に示す酸化還元反応が利用される。 WO3 + M+ + e- ⇔ MWO3
【0025】上式の反応は可逆反応であり、反応が右に
進行すると青色に発色し、バニティミラー4の鏡面は像
が映らない状態となる。反対に、反応が左に進行すると
無色になり、バニティミラー4の鏡面は像が映る状態と
なる。
【0026】また、第3の実施の形態では、エレクトロ
クロミック材料を用いて調光ガラス16を構成した例を
示したが、この他にも、フォトクロミック材料やサーモ
クロミック材料を用いて調光ガラスを構成することもで
きる。フォトクロミック材料とは、フォトクロミズムを
発現させる物質のことである。フォトクロミズムとは、
物質に光を照射すると変色し、逆にその変色した物質に
他の光を照射または加熱すると退色し元に戻る一種の可
逆的な現象のことである。例えば、フォトクロミック材
料としてAgCl(塩化銀(I))を用いて調光ガラスを構
成し、本発明の車両用サンバイザに適用することもでき
る。この場合には、光を照射することによってバニティ
ミラー4の鏡面を映る状態としたり、映らない状態とし
たりすることができる。なお、フォトクロミック材料と
しては、AgCl以外にも、種々の公知のフォトクロミック
材料を適用することができる。サーモクロミック材料と
は、サーモクロミズムを発現させる物質のことである。
サーモクロミズムとは、温度変化により物質が変色する
現象のことである。例えば、サーモクロミック材料とし
てバナジウム、タングステン等を含む酸化物の薄膜を用
いて調光ガラスを構成し、本発明の車両用サンバイザに
適用することもできる。この場合には、熱を供与あるい
は除去することによってバニティミラー4の鏡面を映る
状態としたり、映らない状態としたりすることができ
る。なお、サーモクロミック材料としては、これ以外に
も種々の公知のサーモクロミック材料を適用することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単なスイッチ操作等でバニティミラーを使用したり、
バニティミラーを覆ったりできるバニティミラー付き車
両用サンバイザを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における車両用サンバイザの外観を
現す斜視図である。
【図2】図1に示す車両用サンバイザのA−A線断面図
である。
【図3】電圧が印加されていない状態における調光ガラ
スの断面を模式的に表した図である。
【図4】電圧が印加された状態における調光ガラスの断
面を模式的に表した図である。
【図5】電圧が印加されていない状態における液晶シャ
ッターの断面を模式的に表した図である。
【図6】電圧が印加された状態における液晶シャッター
の断面を模式的に表した図である。
【図7】エレクトロクロミック材料を用いた調光ガラス
の断面図である。
【図8】従来のバニティミラー付き車両用サンバイザの
外観を表した斜視図である。
【符号の説明】
1…車両用サンバイザ 2…サンバイザ本体 3…支軸 4…バニティミラー 6…スイッチ 8、13、18…透明導電膜 9…ガラス板 10、16…調光ガラス 11、14…液晶分子 15a、15b…偏向板 17…透明ガラス基板 19…還元発色膜 20…液体電解質

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バニティミラーを備えた車両用サンバイ
    ザであって、 前記バニティミラーの鏡面を覆うカバーを備え、そのカ
    バーは光の透過率を調整できる調光手段により構成され
    ていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザであ
    って、 調光手段は、調光ガラスであることを特徴とする車両用
    サンバイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    サンバイザであって、 調光手段は、電圧が印加されることによる液晶分子の配
    向性の変化を利用することを特徴とする車両用サンバイ
    ザ。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    サンバイザであって、 調光手段は、エレクトロクロミック材料とフォトクロミ
    ック材料とサーモクロミック材料のうち少なくとも1つ
    を含む材料で構成されていることを特徴とする車両用サ
    ンバイザ。
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