JPH03120767A - 光信号検出素子 - Google Patents
光信号検出素子Info
- Publication number
- JPH03120767A JPH03120767A JP1257646A JP25764689A JPH03120767A JP H03120767 A JPH03120767 A JP H03120767A JP 1257646 A JP1257646 A JP 1257646A JP 25764689 A JP25764689 A JP 25764689A JP H03120767 A JPH03120767 A JP H03120767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- superconductor
- signal detection
- signal input
- laser light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 57
- 239000002887 superconductor Substances 0.000 claims abstract description 34
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 25
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 30
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 3
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 5
- 239000010408 film Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- -1 Ca-Cu0 system Chemical compound 0.000 description 1
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- UHYPYGJEEGLRJD-UHFFFAOYSA-N cadmium(2+);selenium(2-) Chemical compound [Se-2].[Cd+2] UHYPYGJEEGLRJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- WPYVAWXEWQSOGY-UHFFFAOYSA-N indium antimonide Chemical compound [Sb]#[In] WPYVAWXEWQSOGY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001659 ion-beam spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、超伝導体の磁気特性を利用して、人力信号を
磁気信号に変換し、光信号を検出する光信号検出素子に
関する。
磁気信号に変換し、光信号を検出する光信号検出素子に
関する。
〔従来の技術]
従来の超伝導体を用いた光信号検出素子としては、ジョ
セフソン接合を用いたものが知られている[Japan
ese Journal of Applied P
hysics vol。
セフソン接合を用いたものが知られている[Japan
ese Journal of Applied P
hysics vol。
23 L333(1984)]。この光信号検出素子は
、第4図に示すように酸化物超伝導体BaPbo、 7
B10.303(BPBOと略す)の薄膜でマイクロブ
リッジ型ジョセフソン接合15を形成し、この接合部に
光を照射し、ジョセフソン接合の臨界電流値の変化を利
用して光信号を検出するものである。
、第4図に示すように酸化物超伝導体BaPbo、 7
B10.303(BPBOと略す)の薄膜でマイクロブ
リッジ型ジョセフソン接合15を形成し、この接合部に
光を照射し、ジョセフソン接合の臨界電流値の変化を利
用して光信号を検出するものである。
この検出素子においては、受光部の材料としてBPBO
を用いており、この材料の臨界温度は約13にと低い。
を用いており、この材料の臨界温度は約13にと低い。
そのため、検出素子を動作させるには、液体ヘリウム等
を使用しなければならない。
を使用しなければならない。
さらに、かかる検出器の特性はジョセフソン接合の特性
によって決定される。
によって決定される。
し発明が解決しようとする課題〕
上記従来例においては、例えばイメージセンサーやライ
ンセンサーのように同時に多数の検出素子を使用すると
き、加工のバラツキ等に起因する検出素子間の特性のバ
ラツキを補正しにくいという問題がある。特に、超伝導
体と直接接触する電極を形成する際、超伝導体と電極の
接触界面の状態が変化すると、かかる界面で発生する熱
により検出素子の動作温度が変化したり、素子内での温
度分布が生じたりするため、素子特性が変化してしまう
。
ンセンサーのように同時に多数の検出素子を使用すると
き、加工のバラツキ等に起因する検出素子間の特性のバ
ラツキを補正しにくいという問題がある。特に、超伝導
体と直接接触する電極を形成する際、超伝導体と電極の
接触界面の状態が変化すると、かかる界面で発生する熱
により検出素子の動作温度が変化したり、素子内での温
度分布が生じたりするため、素子特性が変化してしまう
。
また、検出できる光の波長も超伝導体の分光特性により
限定されるため、広範囲の波長帯の信号検出に適してい
ないという問題もある。
限定されるため、広範囲の波長帯の信号検出に適してい
ないという問題もある。
さらには、ジョセフソン接合の接合部の面積が10X
10ILm2程であるので、この領域に光信号を入射し
なければならず、位置合わせの精度を要するという問題
もある。
10ILm2程であるので、この領域に光信号を入射し
なければならず、位置合わせの精度を要するという問題
もある。
本発明の目的とするところは、超伝導体の6本気特性を
利用することにより、また、素子を構成する電極を超伝
導体材料とすることにより、上述のような問題点を解決
することにある。
利用することにより、また、素子を構成する電極を超伝
導体材料とすることにより、上述のような問題点を解決
することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の特徴とするところは、光の照射により電流を発
生する光信号入力部と、該電流により発生した磁場で電
気特性を変化させ該変化を検出する超伝導体より成る信
号検出部とを、少なくとも有する光信号検出素子におい
て、前記光信号人力部に設けた電圧印加用電極及び/又
は前記信号検出部に設けた信号検出用電極が、超伝導体
材料より成る光信号検出素子としている点にある。
生する光信号入力部と、該電流により発生した磁場で電
気特性を変化させ該変化を検出する超伝導体より成る信
号検出部とを、少なくとも有する光信号検出素子におい
て、前記光信号人力部に設けた電圧印加用電極及び/又
は前記信号検出部に設けた信号検出用電極が、超伝導体
材料より成る光信号検出素子としている点にある。
また、前記信号検出用電極と信号検出部を成す超伝導体
とが同一の超伝導材料より成る光信号検出素子をも特徴
とするものである。
とが同一の超伝導材料より成る光信号検出素子をも特徴
とするものである。
ここで、信号検出部に用いる超伝導材料は、単結晶また
は多結晶、あるいはアモルファスから成る超伝導特性を
有する材料である。検出部の形状は、細線状、各種ジョ
セフソン接合であることが好ましい。
は多結晶、あるいはアモルファスから成る超伝導特性を
有する材料である。検出部の形状は、細線状、各種ジョ
セフソン接合であることが好ましい。
また、検出素子をより高い温度で動作させるには、臨界
温度の高い材料が適しており、この点でY−Ba−Cu
−0系、B1−3r−Ca−Cu−0系、Tp−Sr−
Ca−Cu0系のような液体窒素の沸点(77K)より
高い臨界温度を持つ物質が好ましい。
温度の高い材料が適しており、この点でY−Ba−Cu
−0系、B1−3r−Ca−Cu−0系、Tp−Sr−
Ca−Cu0系のような液体窒素の沸点(77K)より
高い臨界温度を持つ物質が好ましい。
尚、検出素子の動作温度は、使用する超伝導体の臨界温
度より低い温度であれば良い。
度より低い温度であれば良い。
さらに、本発明の光信号検出素子を構成する電極は、超
伝導性を示す材料であれば特に制限はないが、検出部に
使用する電極は、検出部と同じ材料である方がより好ま
しい。これは、検出部を成す超伝導体と同じ材料を電極
に使うことにより、電極と超伝導体の界面が事実上なく
なり、界面での接触抵抗等が生じなくなるからである。
伝導性を示す材料であれば特に制限はないが、検出部に
使用する電極は、検出部と同じ材料である方がより好ま
しい。これは、検出部を成す超伝導体と同じ材料を電極
に使うことにより、電極と超伝導体の界面が事実上なく
なり、界面での接触抵抗等が生じなくなるからである。
また、信号入力部に用いる材料は、赤外、可視、紫外光
のような光信号に対応できる光導電性材料が好ましく、
特に大きな光電流を生ずるInSb、 Si、 a−3
i、 GaAs、 CdS、 CdSe、 Ge等が好
ましい。この他、光電流を発生させるのに光信号倍増管
、光起電力効果、デンバー効果等を用いても良い。
のような光信号に対応できる光導電性材料が好ましく、
特に大きな光電流を生ずるInSb、 Si、 a−3
i、 GaAs、 CdS、 CdSe、 Ge等が好
ましい。この他、光電流を発生させるのに光信号倍増管
、光起電力効果、デンバー効果等を用いても良い。
[作 用]
例えば、光導電性材料より成る信号入力部に光を照射す
ると、価電子帯の電子は励起され伝導帯に遷移する。こ
の伝導体中において、励起された電子は外部より印加さ
れた電場によって移動し、この結果光電流が生ずる。
ると、価電子帯の電子は励起され伝導帯に遷移する。こ
の伝導体中において、励起された電子は外部より印加さ
れた電場によって移動し、この結果光電流が生ずる。
方、物質中に電流が流れると、この電流により磁場が発
生することは、物理の基本法則として良く知られている
。
生することは、物理の基本法則として良く知られている
。
本発明は、以上のような物理的現象を利用し、かつ、素
子に使用する電極材料として超伝導(A料を用いること
により、従来の素子とは異なる動作原理の光信号検出素
子を得ることができる。
子に使用する電極材料として超伝導(A料を用いること
により、従来の素子とは異なる動作原理の光信号検出素
子を得ることができる。
すなわち、超伝導体上に絶縁層を介して設けた光導電性
材料に光を照射することにより、発生したキャリアが励
起されて、伝導帯に遷移する。この伝導帯中で励起され
た電子は、外部より印加された電場により移動し、光電
流が生じる。その結果、この光電流量に相当する磁場が
発生し、この磁場により超伝導体の電気特性が変化する
。この変化としては、超伝導体中を流れる電流値が低下
する、あるいは超伝導状態が磁場により破壊され電気抵
抗が発生する、というようなことが考えられるが、利用
可能な超伝導特性の変化であれば何でも良い。かかる変
化を検出することで人力信号を検出するものである。
材料に光を照射することにより、発生したキャリアが励
起されて、伝導帯に遷移する。この伝導帯中で励起され
た電子は、外部より印加された電場により移動し、光電
流が生じる。その結果、この光電流量に相当する磁場が
発生し、この磁場により超伝導体の電気特性が変化する
。この変化としては、超伝導体中を流れる電流値が低下
する、あるいは超伝導状態が磁場により破壊され電気抵
抗が発生する、というようなことが考えられるが、利用
可能な超伝導特性の変化であれば何でも良い。かかる変
化を検出することで人力信号を検出するものである。
また、信号を検出する際、信号検出用電極として超伝導
材料を用いることにより、特に検出部と同じ材料を用い
ることにより、検出部と電極の接続界面での接触抵抗等
が発生せず、信号入力による電気特性の変化を効率よく
検出でき、がっ、不要な熱の発生による素子特性の変動
を防止できる。
材料を用いることにより、特に検出部と同じ材料を用い
ることにより、検出部と電極の接続界面での接触抵抗等
が発生せず、信号入力による電気特性の変化を効率よく
検出でき、がっ、不要な熱の発生による素子特性の変動
を防止できる。
さらには、信号入力部に、超伝導材料から成る電極を外
部より電場を印加する際に用いることで、より効率良く
印加できるる。
部より電場を印加する際に用いることで、より効率良く
印加できるる。
[実施例コ
以下、実施例を用いて本発明をより詳しく説明する。
東上d」1
第1図に、本発明による光検出素子の概念図を示す。図
中、■は信号を検出する超伝導体(信号検出部)、3は
光信号入力部、2は前記信号検出部1と信号入力部3と
を電気的に絶縁するための絶縁層、6は超伝導体より成
る検出用電極、7は信号入力部3に外部より電場を印加
するための電圧印加用電極である。
中、■は信号を検出する超伝導体(信号検出部)、3は
光信号入力部、2は前記信号検出部1と信号入力部3と
を電気的に絶縁するための絶縁層、6は超伝導体より成
る検出用電極、7は信号入力部3に外部より電場を印加
するための電圧印加用電極である。
先ず、酸化物超伝導体YJa2CuaOt−X (0≦
X≦0.5)をクラスターイオンビーム蒸着法によりM
gO基板(不図示)上に形成し、フォトリソグラフィー
技術等により薄膜を加工する。本実施例では、厚さ30
00人、幅10IJ、m、長さ6mmの帯状超伝導体l
と、その両端にI X 1 mm”の超伝導電極6を作
製した。次に、この帯状超伝導体lの中央部に2 X
2 mm2の大きさで厚さ1000人のMgO膜を形成
し、絶縁層2とした。最後に絶縁層2の上に1.5x1
.5mm2、厚さ3000人のCdS膜を形成し、これ
を信号人力部3とした。
X≦0.5)をクラスターイオンビーム蒸着法によりM
gO基板(不図示)上に形成し、フォトリソグラフィー
技術等により薄膜を加工する。本実施例では、厚さ30
00人、幅10IJ、m、長さ6mmの帯状超伝導体l
と、その両端にI X 1 mm”の超伝導電極6を作
製した。次に、この帯状超伝導体lの中央部に2 X
2 mm2の大きさで厚さ1000人のMgO膜を形成
し、絶縁層2とした。最後に絶縁層2の上に1.5x1
.5mm2、厚さ3000人のCdS膜を形成し、これ
を信号人力部3とした。
このような構成の検出素子において、酸化物超伝導体1
は臨界温度が83にであるため、かかる検出素子を液体
窒素中に入れて冷却しく77K)、CdS膜より成る信
号入力部3にAr”レーザー光(波長514.5mm、
出力3 m W )を照射した。この際、信号入力部で
あるCds Ifi上の電極7にl0V(7)電圧を印
加しておくと、超伝導体1を流れる電流はレーザー光の
0N−OFFに対応して変化し、レザー光が照射されて
いるON状態のときには、レザー光が照射されていない
OFF状態のときに比べ、電流値が50%低下した。こ
れは、Ar+レーザー光によりCdS膜に光電流が発生
し、これにより生じた1ifi場を超伝導体1が検出し
たことを意味する。
は臨界温度が83にであるため、かかる検出素子を液体
窒素中に入れて冷却しく77K)、CdS膜より成る信
号入力部3にAr”レーザー光(波長514.5mm、
出力3 m W )を照射した。この際、信号入力部で
あるCds Ifi上の電極7にl0V(7)電圧を印
加しておくと、超伝導体1を流れる電流はレーザー光の
0N−OFFに対応して変化し、レザー光が照射されて
いるON状態のときには、レザー光が照射されていない
OFF状態のときに比べ、電流値が50%低下した。こ
れは、Ar+レーザー光によりCdS膜に光電流が発生
し、これにより生じた1ifi場を超伝導体1が検出し
たことを意味する。
一方、電極6として、超伝導体に替えて、イオンビーム
スパッタ法にて形成した金電極を用いた場合、レーザー
光ON状態での電流低下は約10%であった。このこと
は、検出効率が低下したことを意味する。また、素子を
室温と77にの間で温度変化させると、超伝導体lと金
電極6の熱膨張率の違いにより、電極が剥れてしまうこ
とが多くなる。
スパッタ法にて形成した金電極を用いた場合、レーザー
光ON状態での電流低下は約10%であった。このこと
は、検出効率が低下したことを意味する。また、素子を
室温と77にの間で温度変化させると、超伝導体lと金
電極6の熱膨張率の違いにより、電極が剥れてしまうこ
とが多くなる。
実JLl肌l
第2図に本発明の第2の実施例を示した。
検出素子の構成は、信号入力部と検出部を分離してあり
、実施例1同様電極6は超伝導材料より形成されている
。
、実施例1同様電極6は超伝導材料より形成されている
。
作製方法は、実施例とほぼ同じであるが、本実施例では
、絶縁層2の大きさが2 X 1 mm2であり、かつ
信号人力部の電極として上部に透明電極8を用い、下部
に金属電極9を用いた。また、第2図中、点線の内部(
冷却部5)のみをタライオスタットで冷却し、信号入力
部は室温とした。
、絶縁層2の大きさが2 X 1 mm2であり、かつ
信号人力部の電極として上部に透明電極8を用い、下部
に金属電極9を用いた。また、第2図中、点線の内部(
冷却部5)のみをタライオスタットで冷却し、信号入力
部は室温とした。
実施例1と同様に、77Kに検出部を冷却して実施例1
同様のレーザー光を照射すると、レーザー光照射時(O
N)の電流は、照射しない場合 (OFF)に比べて5
5〜70%低下し、光信号を検出することができた。
同様のレーザー光を照射すると、レーザー光照射時(O
N)の電流は、照射しない場合 (OFF)に比べて5
5〜70%低下し、光信号を検出することができた。
大J1江旦
受光部(光信号入力部3)にGeを用い、検出部にNb
/AF−Ag3./Nbの積層構造を有するSIS素子
11を用いた場合の素子構成図を第3図に示す。
/AF−Ag3./Nbの積層構造を有するSIS素子
11を用いた場合の素子構成図を第3図に示す。
先ず、ノンドープのGeウェハー基板3上に、半分だけ
絶縁膜(SiO□)2を1000人成膜し、該絶縁膜上
に公知の方法により下部超伝導電極(Nb)12、絶縁
層Ai)/Aj)0.10、上部超伝導電極(Nb)
13を形成し、接合面積5 X 5 gm2のSIS素
子11を作製した。次に、Ge基板上で絶縁層のない部
分に、くし形電極(Nb) 7をメタルマスクを用いて
図中に示すような形状に(厚さ2000人)成膜した。
絶縁膜(SiO□)2を1000人成膜し、該絶縁膜上
に公知の方法により下部超伝導電極(Nb)12、絶縁
層Ai)/Aj)0.10、上部超伝導電極(Nb)
13を形成し、接合面積5 X 5 gm2のSIS素
子11を作製した。次に、Ge基板上で絶縁層のない部
分に、くし形電極(Nb) 7をメタルマスクを用いて
図中に示すような形状に(厚さ2000人)成膜した。
ここで、(し形電極7は、長さ4mm、電極間距離0.
1 mm、受光面積0.05cm2である。
1 mm、受光面積0.05cm2である。
また、入力部で発生した光電流の流れる電流線路部14
は、 SIS素子11と8pmの距離に設け、これも(
し形電極7と同様、Nbにて作製した。
は、 SIS素子11と8pmの距離に設け、これも(
し形電極7と同様、Nbにて作製した。
以上のような構成から成る素子を、4.2Kに冷却し、
バイアス電流1.2m人にて、)Ie−Neレーザー光
(波長633mm、 0.1mW )を照射したところ
、くし形電極間口加電圧10VでSIS素子11のスイ
ッチングが確認され、光信号を検出することができた。
バイアス電流1.2m人にて、)Ie−Neレーザー光
(波長633mm、 0.1mW )を照射したところ
、くし形電極間口加電圧10VでSIS素子11のスイ
ッチングが確認され、光信号を検出することができた。
[発明の効果]
以上のべたように、光信号の人力により、その入力部で
生じた電流によって発生する磁場を、超伝導体あるいは
その加工品の電気特性の変化として検出することにより
、従来に比べて、光信号と検出素子の位置合わせが容易
になり、かつ、信号の入力部の大きさを任意にすること
が可能である。また、光信号入力部の材料を選択するこ
とにより、従来より幅広い波長の信号検出が可能となる
。
生じた電流によって発生する磁場を、超伝導体あるいは
その加工品の電気特性の変化として検出することにより
、従来に比べて、光信号と検出素子の位置合わせが容易
になり、かつ、信号の入力部の大きさを任意にすること
が可能である。また、光信号入力部の材料を選択するこ
とにより、従来より幅広い波長の信号検出が可能となる
。
さらに、素子に使用する電極として、超伝導材料を用い
ることで、電流の損失がな(なり、この結果信号の検出
効率を向上させることができる。
ることで、電流の損失がな(なり、この結果信号の検出
効率を向上させることができる。
第1図は、本発明の光信号検出素子の構成を概略的に示
した平面図である。 第2図は、本発明の光信号検出素子を成す別の実施例を
示す平面図であり、信号人力部と検出部を分離したもの
を示す。 第3図は、SIS素子の構成を有する本発明の実施例を
示した平面図である。 第4図は、従来の信号検出素子を示した概略構成斜視図
である。 l・・・超伝導体 1 2.10・・・絶縁膜 3・・・信号入力部 5・・・冷却部 6・・・信号検出用電極 7・・・電圧印加用電極 8・・・透明電極 9・・・金属電極 11・・・SIS素子 12・・・下部超伝導電極 13・・・上部超伝導電極 14・・・電流線路部 15・・・マイクロブリッジ型ジ捜セフソン接合16・
・・光ファイバー 2
した平面図である。 第2図は、本発明の光信号検出素子を成す別の実施例を
示す平面図であり、信号人力部と検出部を分離したもの
を示す。 第3図は、SIS素子の構成を有する本発明の実施例を
示した平面図である。 第4図は、従来の信号検出素子を示した概略構成斜視図
である。 l・・・超伝導体 1 2.10・・・絶縁膜 3・・・信号入力部 5・・・冷却部 6・・・信号検出用電極 7・・・電圧印加用電極 8・・・透明電極 9・・・金属電極 11・・・SIS素子 12・・・下部超伝導電極 13・・・上部超伝導電極 14・・・電流線路部 15・・・マイクロブリッジ型ジ捜セフソン接合16・
・・光ファイバー 2
Claims (2)
- (1)光の照射により電流を発生する光信号入力部と、
該電流により発生した磁場で電気特性を変化させ該変化
を検出する超伝導体より成る信号検出部とを、少なくと
も有する光信号検出素子において、前記光信号入力部に
設けた電圧印加用電極及び/又は前記信号検出部に設け
た信号検出用電極が、超伝導体材料より成ることを特徴
とする光信号検出素子。 - (2)前記信号検出用電極と信号検出部を成す超伝導体
とが同一の超伝導材料より成ることを特徴とする請求項
1記載の光信号検出素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1257646A JP2748167B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 光信号検出素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1257646A JP2748167B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 光信号検出素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120767A true JPH03120767A (ja) | 1991-05-22 |
JP2748167B2 JP2748167B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17309137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1257646A Expired - Fee Related JP2748167B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 光信号検出素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2748167B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004363485A (ja) * | 2003-06-06 | 2004-12-24 | Japan Science & Technology Agency | 光−磁束変換型入力インターフェース回路 |
-
1989
- 1989-10-04 JP JP1257646A patent/JP2748167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004363485A (ja) * | 2003-06-06 | 2004-12-24 | Japan Science & Technology Agency | 光−磁束変換型入力インターフェース回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2748167B2 (ja) | 1998-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6111254A (en) | Infrared radiation detector | |
EP0407166B1 (en) | Light detecting device and light detection method | |
US5057485A (en) | Light detecting superconducting Josephson device | |
EP0291050A2 (en) | Superconducting device | |
JPH03120767A (ja) | 光信号検出素子 | |
Krchnavek et al. | Transport in reversibly laser‐modified YBa2Cu3O7− x superconducting thin films | |
JPS6135574A (ja) | 超電導ホトトランジスタ | |
JP4490515B2 (ja) | トンネル効果超伝導検出セル | |
JP2759508B2 (ja) | 光検出器 | |
JP2737007B2 (ja) | 信号検出器 | |
JP2737004B2 (ja) | 信号検出方法 | |
JP2896788B2 (ja) | 光検出素子 | |
JP2737003B2 (ja) | 信号検出方法 | |
JPS62199070A (ja) | 超電導ホトトランジスタ | |
JP2715321B2 (ja) | 光検出器 | |
JP2737006B2 (ja) | 信号検出器 | |
Kim et al. | Fabrication of ultra-small and long intrinsic Josephson junctions on Bi-2212 single crystal whiskers | |
JP2849721B2 (ja) | 超伝導スイッチ素子 | |
Ohta | Semimetal-barrier quasi-planar Josephson junction | |
JP2737008B2 (ja) | 光検出素子 | |
JPH06164002A (ja) | 超電導光センサ | |
JPH0212022A (ja) | 超伝導光検出素子 | |
JPH07283447A (ja) | 超電導素子および超電導接合の製造方法 | |
JPS60130182A (ja) | 低キヤリア濃度超伝導体によるマイクロブリツジ形光検出素子 | |
JPS63200563A (ja) | 光イメ−ジセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |