JP4490515B2 - トンネル効果超伝導検出セル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、二次元アレイに構成されて共通の基板上に配置されたトンネル効果超伝導素子を備える検出セルに関するものであり、各超伝導素子は、底部接続領域及び上部接続領域に電気的に接続されるトンネル効果超伝導接合部を備える。
【0002】
【従来の技術】
従来の素子としては、イー.エポサイトらの論文(“Development of a dark matter detector using series arrays of superconducting tunnel junctions”, Nuclear Instruments and Methods in Physics Research, A370 (1996) pp.31-33)に記載のものが知られている。
【0003】
ジョセフソントンネル効果素子のアレイもまた、エフ.ミューラーらの論文(“Performance of Josephson array systems related to fabricaton techniques and design”, IEEE Transactions on Applied Superconductivity, Vol.5, No.2 (June 1995))及び1992年10月5日に出願されて1995年6月23日に本出願人に特許された仏国特許第FR 2 696 544号明細書(検出セル、検出器、センサ、及び分光器)に記載のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、高集積密度を達成して、超伝導撮像装置、例えば動画用カメラを実現することを可能にするジョセフソン接合のアレイを有する検出セルを提供しようとするものである。
【0005】
本発明が基礎とする思想は、トンネル効果素子間の物理的な分離をもたらすことであり、底部接続を一群の素子に共通な接続又はすべての素子に対して単一の接続に削減することができる電気的な底部接続をもたらす。
【0006】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明は、二次元アレイに構成されて共通の基板上に配置されたトンネル効果超伝導素子を備える検出セルを提供し、各超伝導素子は、底部接続領域及び上部接続領域に電気的に接続されるトンネル効果超伝導接合部を備え、該セルは、超伝導素子が、隣接する超伝導素子間を物理的に分離するとともに各接合部と基板との間に位置する個々の底部接続領域を規定するために、底部接続領域を含み下方に延びるトレンチ領域により互いに分離され、少なくとも一つの個々の底部接続領域が、0.5〜2μmの幅を有する局所的なブリッジ領域により隣接する超伝導素子の少なくとも一つの底部接続領域に電気的に接続され、前記トレンチ領域が、前記ブリッジ領域を除き、共通の前記基板まで延びることを特徴とする。
【0007】
好ましくは、前記ブリッジ領域の少なくとも一つは、その端部が局所的な領域により相互接続される二つの付属部を備える。特に、前記接続は、前記個々の底部接続領域及び前記付属部を構成する材料より大きい(又は極限において等しい)禁制バンド幅2Δを有する材料により作られることが好ましい。
【0008】
前記ブリッジ領域が、0.5μm〜1μmの範囲の幅を有することが好ましい。
【0009】
前記ブリッジ領域の少なくとも一つの幅は、前記トレンチ領域の幅より小さいか又は等しいことが好ましい。
【0010】
好ましい実施形態において、各超伝導素子の前記底部接続領域は、それぞれ前記ブリッジ領域の一つにより隣接する各超伝導素子の前記底部接続領域に接続される。
【0011】
好ましくは、前記超伝導素子は、四角形(好ましくは方形)のメサであり、隣接する列に位置する超伝導素子は、それらのピッチより狭い距離だけ互いにオフセットされ、前記上部接続領域は、前記四角形の対角線に沿って配置された導電性終端を有する。この結果、前記導電性終端は、各々の接合部の対角線に沿って電気的に接続され(磁気的見地から好ましい)、前記導電性終端のより好ましい間隔が得られ、さらに、種々の接合部とそれらの終端部との間に容量性の相互作用がなくなる。
【0012】
本発明の他の特徴及び効果は、実施形態に限定されず、以下の記述及び添付の図面を参照することによりより明らかになるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、従来の半導体検出器に対して二つの主要な利点を有するトンネル効果超伝導検出器について簡単に説明する。
【0014】
第一に、バーディーン・クーパー・シュリーファー(BCS)理論により、規則状態のクーパー対により表される非励起状態と“準粒子”として知られている壊されたクーパー対を含む第一の励起状態との間のエネルギーギャップ又は禁制バンド幅2Δは、通常、半導体の価電子帯と伝導帯との間のエネルギーギャップの千分の一より少ない。
【0015】
第二に、デバイエネルギーΩDは、エネルギーギャップ2Δよりずっと大きく、これにより、光吸収によって発生されるフォノンがクーパー対を壊して自由電荷を作ることを可能にする。固体アルミニウムの場合、2Δは約170μeVであり、ΩDはほぼ37μeV程度である。
【0016】
超伝導体において、所定の転移温度では、伝導電子は、正電子・フォノン相互作用により格子に相互作用し、それらの相互のクーロン反発力に打ち勝ち、電子対を形成し、これが電流を伝送するクーパー対である。
【0017】
電子がクーパー対の凝縮体の形態で自身を組織化し始める相変化が、臨界温度TCとして知られている温度で起こる。デバイエネルギーは、格子の振動モードと関係する最大エネルギーであると解釈してもよい。
【0018】
超伝導体による波長λ(mn)のフォトンの吸収は、フォトンのエネルギーγ(eV)が壊されたクーパー対(準粒子)及びフォノンに変換される急速な一連のプロセスを引き起こす。ニオブのような一般に使用される超伝導体に対して、分布のアンバランスが準粒子とフォノンとの間に存在した後、変換プロセスが約2ナノ秒発生する。温度が十分に低いとき、すなわち臨界温度TC(K)の約十分の一のとき、波長λのフォトンの吸収により作られる準粒子の初期数N0は、熱的に誘起される分布を越え、それは波長λに反比例する。ほとんどの半導体に対して、
N0(λ)≒7×105/λΔ(T)
ニオブ及びスズの単一の準粒子を作るために必要とされる平均エネルギーはそれぞれ、ほぼ1.75Δ及び1.7Δ程度である。ファノ分解能限界は以下の値である。
【0019】
dλF(nm)≒2.8×10ー3λ3/2[F(ΔT)]1/2
上式において、ギャップΔはmeVで、λはナノメーター(nm)で表される。
【0020】
値ε≒1.75Δ及びファノ因子F≒0.2は、ほとんどの基本的な半導体に適用される。ファノ因子Fは、ニオブの場合に約0.22であり、スズの場合に約0.19である。
【0021】
上記二つの式は基本的なものである。これらは、温度Tで超伝導体に発生する電荷を規定し、波長λのフォトンの光吸収においてエネルギーギャップΔを有する。TC/10(ここで、TC=4.5K)の温度でタンタルのような超伝導体に対して、500nmに等しい波長λのフォトンの光吸収により発生する初期電荷N0(λ)は、約2000準粒子である。このような状況下で、対応するタンタルのファノ分解能限界は、約12nmである。
【0022】
上記の二つの式は、絶対零度での材料のバンド幅を温度TC、例えばΔ=1.75kTC(ここで、kはボルツマン定数)でのその値に関連させる低結合限界にBCS近似を適用することにより、臨界温度TCを有する、いずれかの超伝導要素又は粒子化合物にも一般化される。
【0023】
従って、
N0(λ)≒4.6×106/λTC
及び
dλF(nm)≒5×10-4λ3/2TC 1/2
タンタルの場合、N0(λ)が約8000〜約1000エレクトロンの範囲で変化して、120nmの紫外ライマンα線から近赤外までの範囲での分解能は、約1.5nmから約30nmまでの範囲で変化する。
【0024】
TCの低い値を有する超伝導体、例えばハフニウムの場合、ファノ分解能は、約0.2nmと約15nmの間の同じ通過帯域に対して変化する。本来、このような分解能が払うべき代償は、超伝導体を使用するのに必要とされる、約0.1TC〜0.2TCの温度である。
【0025】
電荷結合素子(CCD)のような半導体検出器と異なり、超伝導検出器は、電荷を保持することができない。
【0026】
光吸収プロセス中に過度に生成される準粒子を検出するためには、それらが発生される薄い超伝導膜S1から他の薄い超伝導膜S2まで薄い絶縁層Iを介して透過するようにそれらがトンネル効果を使用することを保証することが適切である。絶縁バリアーが非常に薄く、約1nmの厚さすなわち数原子層の厚さであるとき、トンネル効果を得る可能性が最も高い。このようなSIS構造は、トンネル効果超伝導接合を構成し、ジョセフソン接合として知られている。
【0027】
零バイアス電圧でクーパー対のトンネル効果転移から起こるジョセフソン電流をキャンセルするように、低い強度の磁場が接合を形成するバリアーに平行にかけられる(図1参照)。2Δ/e(ここで、eは電子の電荷)より小さいバイアス電圧Vbの印加は、トンネル効果による転移だけが一つの膜から他の膜への準粒子の伝送から起こることを保証することを可能にする。時間tの間の準粒子の流れは、電荷増幅器により潜在的な電流のゆらぎのレベルを越えて検出できる測定可能な電流を発生させる。潜在的な電流は、熱雑音電流を発生する準粒子の残留している熱分布から、又は漏れ電流から発生する。電流パルスは、通常、入射フォトンのエネルギーに比例して増幅され、パルスの立ち上がり時間は、現象の検証に使用することができる。
【0028】
本発明の検出セルの二次元アレイは、基板1、例えばサファイア又はMgF2上に配置された個々の超伝導素子10を備え、各素子は以下を備える(図1参照)。
・サファイア基板1上にエピタキシャルに成長したタンタル(Δ=0.7meV)の膜により構成される方形の個々の底部接続領域2;
・二つの方形のアルミニウム(Δ=0.17meV)の層3及び5間に配置された約1nmの厚さの方形のAlOXのトンネル層4を備える方形超伝導接合部;・同様に方形のタンタル(Δ=0.7meV)の個々の上部接続領域6
図示のように、図1は、単一の超伝導素子を示し、その底部接続は、素子の対角線に沿って領域2及び層3を延ばした底部終端7及び領域6に接触する終端8によりもたらされる。
【0029】
本発明のアレイにおいて、各々の底部接続は、個々の素子10の各々に対して行われていない。
【0030】
図2a、図2c及び図2dに示すように、アレイの単位素子10は、各々方形形状を有しており、それらはトレンチ11により分離されている。トレンチ11は、領域6から下方に延び、個々の底部接続領域2を含む。
【0031】
本発明によれば、これらのトレンチ11は、個々の素子10を互いに物理的に分離するのに役立ち、個々の領域2は、ブリッジ領域20により電気的に相互接続される。このように、トレンチ11は、ブリッジ領域20を除き、基板1へ下方に延びる。特に、図2c及び図2dに示すように、これらのブリッジ領域20は切断され、各々が二つの隣接する個々の領域2に属する一対の対向する付属部を有し、付属部は、底部接続領域2を構成する材料の禁制バンド幅より大きい(又は極限において等しい)禁制バンド幅2Δを有する材料からなる局所的な領域23により接合される。例えば、領域2及び付属部21はタンタルから作られ、局所的な領域23はニオブ(Δ=1.525meV)から作られる。
【0032】
底部接続領域を構成する材料より大きな禁制バンド幅を有する材料から局所的な領域23を作ることにより、領域23は、アレイの像点又はピクセルを構成する個々の素子に電荷を反射するミラーとして機能することができ、これにより、種々のピクセル間の損失を防止することができる。
【0033】
例として、個々の素子の大きさは、約50μm×約50μm(又は以下)であり、その大きさは、約0.3K〜0.4Kの温度での熱電流を最小化し、容量性ノイズを減少させることができる。
【0034】
上部接続は、磁場と関連する基準を満足するように個々の素子のコーナー部に置かれることが好ましい。
【0035】
相互接続の大きさは、現在のフォトリソグラフィ技術により制限され、約1.5μm〜2μmのサイズである。実行される方法により、所定サイズの基板上での上部接続終端の幅及び列毎の素子の数が制限され、これは、現在のフォトリソグラフィ技術を用いた個々の素子の最小サイズが約20μm×約20μmであり、メタライゼーションのストライプの幅が約1μmであることを意味する。
【0036】
個々の素子を電気的に相互接続する個々の領域2の効果は、底部接続を形成する膜が共通であり、電気的に言えば、個々の素子の各々に対する一つの底部接続リンクの代わりに、一つのリンクだけ、或いは二つのリンクの場合があるが、いずれにしても限られた数の底部接続リンクだけがクライオスタットから取り出されるのに必要とされるため、個々の素子のすべてに対して(又は一群の個々の素子に対して)熱橋を減少することができる。
【0037】
トレンチ11及びブリッジ領域20の存在により、個々の超伝導素子間の物理的な分離及び個々の伝導領域2の相互接続を同時に得ることができる。現在のフォトリソグラフィ技術を用いて、その幅が0.5μm〜1μmのブリッジ領域20を作ることは可能である。実際、ブリッジ領域20及び特にブリッジ23の幅lは、0.5μm〜2μmの範囲、好ましくは1μm〜1.5μmの範囲にすることができる。
【0038】
トレンチ11の幅Lは、フォトリソグラフィ法の場合、できるだけ狭く選択される。現在の技術では、推奨される幅は2μmである。
【0039】
図3及び図4aは、二つの隣接するサブアレイ(各々が9×50の個々の素子)に構成された18×50の個々の素子を有する検出セルを示し、二つの底部接続終端を有する。素子の各々は50μm×50μmの方形であり、トレンチ領域11の幅Lは4μmであり、ピッチPは54μmである。
【0040】
基板の長手方向において、隣接する列は6μmだけオフセットし、これは、ピッチPにおいて10倍離れている列が整列していることを意味する。このオフセット(好ましくはP/nに等しい、ここで、nは整数)の存在が、個々の素子を構成するジョセフソン接合の対角線に沿って上部接続終端を配置することを可能にする。オフセットは、使用される製造方法に対する終端間に十分なスペースが残るように十分に大きくしなければならない。このような条件の下、いずれか一つの素子の終端40は、他の素子の対角線方向に整列されることなく、該素子の対角線方向に整列される(図3)。
【0041】
図4aの個々の素子を相互接続するために、二組の225個の終端がいずれかの側に配置され、各々は113個の外側の終端及び112個の内側の終端を備え、終端間に60μm(54+6)のピッチで全部で900個の上部終端がもたらされる。図を簡略化するために、図4bは、3×9の素子のサブアレイを備える6×9の個々の素子のアレイを接続する場合を示し、同じ原理が適用され、54個の上部終端及び二つの底部接続がもたらされる。
【0042】
本発明の検出セルを製造する方法において、底部接続領域2及び上部接続領域6はタンタルから作られ、それは、その間に酸化アルミニウムの絶縁層が配置される層3及び5を作るのに使用されるアルミニウムより大きい禁制バンド幅2Δを有する。セルは、上記のイー.エポサイト及びエフ.ミューラーの論文に記載されるような、従来の1μmクラスのフォトリソグラフィ法を用いてサファイア基板上に作られる。領域2は、まず、第一のマスクを用いてブリッジ領域20(図2b)とともに作られる。その後、方形領域3、4、5及び6が、次に、SiO2の層が、第二のマスクを用いてすべて作られる。図3に示すように、領域2は、局所的な領域23を連続して製造できるように、領域3、4及び5より両方向にやや大きく(約1μmだけ)される。
【0043】
タンタルの切断されていないブリッジ領域20(図2b)は、付属部21を得られるようにカットされる(図2c)。このカッティングは、フォトリソグラフィにより行うことができる。
【0044】
タンタルより大きい禁制バンド幅2Δを有するニオブの局所的な領域23は、フォトリソグラフィにより堆積される(図2d)。
【0045】
その後、約1μm×1μmの開口が、SiO2の層の化学的エッチングにより作られる。各開口は方形で、エッチングされていない対応する領域6へ延びる。その後、例えばSiO2の上部に、多結晶ニオブが1μmの幅を有するストライプを形成するためのマスクを介したスパッタリングにより堆積され、各ストライプが従来の方法により対応する領域6の上面に接触する。これにより、個々の伝導領域6を構成する材料より小さい禁制バンド幅2Δを有する材料からアレイのすべての電気的接続部を作ることができる。
【0046】
次に、金メッキ領域は、接続線がキャリア30上で終端に接続できるように基板1のエッジ上に堆積される。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネル効果超伝導素子を構成する方形メサを示す図である。
【図2】図2aは、本発明のセルの領域の一部の平面図であり、図2b乃至図2dは、局所的な領域を有するブリッジ領域によるブリッジング前後の図2aの拡大図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態を構成するセルのアレイの一部の平面図である。
【図4】図4aは、図3に示すような検出セルの平面図であり、図4bは、超伝導カメラのような装置を形成するための接続方法を示す図である。
Claims (9)
- 二次元アレイに構成されて共通の基板上に配置され、各々が底部接続領域及び上部接続領域に電気的に接続されるトンネル効果超伝導接合部を有するトンネル効果超伝導素子を備える検出セルであって、
前記超伝導素子は、隣接する超伝導素子間を物理的に分離するとともに各接合部(3、4、5)と基板(1)との間に位置する個々の底部接続領域(2)を規定するために、前記底部接続領域を含み下方に延びるトレンチ領域(11)により互いに分離され、
少なくとも一つの個々の前記底部接続領域(2)が、0.5μm〜2μmの範囲の幅(l)を有する局所的なブリッジ領域(20)により隣接する超伝導素子の少なくとも一つの底部接続領域に電気的に接続され、
前記トレンチ領域(11)が、前記ブリッジ領域(20)を除き、共通の前記基板(1)まで延びることを特徴とする検出セル。 - 前記ブリッジ領域(20)の少なくとも一つは、その端部が局所的な領域(23)により電気的に相互接続される二つの付属部(21)を備える
ことを特徴とする請求項1記載の検出セル。 - 前記局所的なブリッジ(23)は、前記底部接続領域(2)及び前記付属部(21)を構成する材料より大きいか又は等しい禁制バンド幅を有する材料からなる
ことを特徴とする請求項2記載の検出セル。 - 前記ブリッジ領域(20、23)が、0.5μm〜1μmの範囲の幅を有することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の検出セル。
- 前記ブリッジ領域(20、23)の少なくとも一つの幅は、前記トレンチ領域(11)の幅より小さいか又は等しい
ことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の検出セル。 - 各超伝導素子(10)の前記底部接続領域(2)は、
それぞれ前記ブリッジ領域(20)の一つにより隣接する各超伝導素子(10)の前記底部接続領域(2)に接続される
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の検出セル。 - 前記超伝導素子(10)は、四角形のメサであり、
隣接する列に位置する前記超伝導素子(10)は、それらのピッチ(P)より狭い距離だけ互いにオフセットされ、前記上部接続領域(6)は、前記四角形の対角線に沿って配置された導電性終端を有する
ことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の検出セル。 - 前記超伝導素子(10)は、方形のメサを形成する
ことを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の検出セル。 - 請求項1から8までのいずれかに記載の検出セルを備える撮像装置。
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