JPH03120679A - クリーニングカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光デイスク装置のように、光ビームを用いて
情報の記録及び／又は再生を行う光学式情報記録再生装
置に装填され、装置内の光学系等に付着した塵埃等の異
物を除去するために用いられるクリーニングカセットに
関するものであ［従来の技＊］ 従来の例えば光デイスク装置においては、記録媒体上に
幅が約１〜２ｐｍの情報ピットが記録されている。この
情報ピットから情報を読み取るには、先ず光ビームを対
物レンズにより微小スポットに集光した後に、情報ピッ
トに照射する。このとき、情報の有無により記録媒体か
らの反射光又は透過光は光学的に変化するので、その変
化を光検出器によって電気的に検出することにより、情
報ピットに対応した再生信号を得ることができる。

このような光デイスク装置では、記録媒体上の情報ピッ
ト列を微小スポットが常に正確に走査することが極めて
重要であり、そのため記録媒体の反りに伴う集点ずれを
補正するオートフォーカスと、記録媒体の偏心等による
照射位置ずれを補正するオートトラッキングが必要とな
る。このオートフォーカス機能及びオートトラッキング
機能を実現する手段として、対物レンズをオートフォー
カス方向及びオートトラッキング方向に動かす対物レン
ズ駆動装置が用いられ、ている、この駆動装置は強力な
磁気回路を有し、しかも高精度に加工された軸受摺動部
を持っているため、外部からの塵埃等の侵入を防ぐ防塵
ケースが取り付けられている。

〔発明が解決しようとする課題］ しかしながら、対物レンズの上面及びオートトラッキン
グ方向の可動範囲は開口部となっていて対物レンズが露
出しているため、外部からの塵埃等の異物が対物レンズ
の、上面に付着し易い、特に、対物レンズの中心部に異
物が付着した場合には、記録面上に正確なレーザーパワ
ーを有するレーザースポ−／　トを照射できなくなり、
情報の記録不良又は再生不良を起こすという問題が起き
る。

本発明の目的は、このような従来の問題な改善するため
、対物レンズ等に付着した塵埃等の異物を取り除いて、
情報の記録不良や再生不良の発生を防止できるようにし
たクリーニングカセットを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、本発明に係るクリーニン
グカセットにおいては、光学式情報記録再生装置に装填
可能なカセット内に、圧力容器と、該圧力容器内の圧縮
空気を前記装置の光学系に向けて噴出するノズルとを備
えたことを特徴とするものである。

［作用］ 上記の構成を有するクリーニングカセットは。

情報記録再生装置に装填されたカセットのノズルから圧
縮空気を噴出することにより、情報記録再生装置の光学
系に付着した異物を除去する。

［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は本発明に係るクリーニングカセット１を情報記
録再生装置２に装填した状態を示し、３は光学ヘッド、
４は対物レンズ、５はカセット内の記録媒体を回転する
ためのスピンドルモータ、６はカセット１側に設けられ
たノズルである。

第２図、第３１ｉｉｉＪに示すように、カセット！の内
部には圧縮空気を入れた圧力容器７が格納され。

この圧力容器７の内部には圧縮空気をノズル６側に開通
又は遮断するための弁８が設けられ、この弁８は外部か
ら操作できるようになっている。カセッ）１の内部には
軸受９ａ、９ｂによって摺動自在に支持されたシャフト
１０が設けられ、このシャフト１０の一端は外部に出し
て押釦１１が取り付けられていると共に、他端は軸受１
２ａ、１２ｂによって回動可能に支持されている回動軸
１３に設けた板体状の凸部１４を押し１回動軸１３を回
動するようにされている０回動軸１３の他端には弁８を
開閉するカム１５が取り付けられており、またシャフト
ｌＯは復帰用のスプリング１６によって押し戻されるよ
うになっている。

上述の実施例において、常時は弁８は圧縮空気の圧力に
よって閉鎖された第２図の状態になっている。これを情
報記録再生装！！２に装填すると、第１図に示すように
ノズル６の先端が光学ヘッド３の対物レンズ４の上面に
対向した位置に至る。

そこで、押釦１１を押してシャフト１０により回動軸１
３の凸部１４を押すと１回動輪１３と共にカム１５が成
る角度だけ回動し一第３図に示すように弁８を少し開け
るので、圧力容器７内の圧縮空気はノズル６から第１図
に示すように対物レンズ４の上面に噴射し、その付近に
付着している塵埃などの異物を吹き飛ばして除去するこ
とができる。また、押釦１１を開放した場合にはシャフ
ト１０はスプリング１６によって押し戻されると共に、
弁８は圧縮空気の圧力によって直ちに閉鎖され、第２図
に示す状態に復帰する。

以上の実施例においては、カム１５を廻して弁８をこじ
開ける例を示したが、弁８の構造やこの弁８を開閉する
操作機構等は、この他にも種々な手段を用い得ることは
云うまでもない。

また、上述の実施例はカセット１を情報記録再生装置２
に装填した後に、指で押釦１１を押して圧縮空気を噴射
させる場合を示したが、カセット１を装填してカセット
ｌのシャッタを開くと同時に、圧縮空気を自動的に噴射
させるようにすることも可能である０例えば、第４図に
示すように弁８を開閉するカム１５の回動軸１３にウオ
ームギア１８を取り付け、このウオームギア１８と噛合
するギア１９をシャッタ２０と一体のラック２１に係合
しておけば、シャッタ２０を開いたとき。

ラック２１、ギア１９、ウオームギア１８、回動軸１３
を介してカム１５が回転し、弁８を開いて圧力容器７内
の圧縮空気をノズル６から噴出することができる。

なお、以上の各実施例は専ら光学ヘッド３の対物レンズ
４をクリーニングする場合を示したが。

必ずしも対物レンズだけでなく、その他の必要な場所を
クリーニングするようにしてもよいことは勿論である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係るクリーニングカセット
は、情報記録再生装置の光学系に付着した塵埃等の異物
を圧縮空気の噴出によって除去できるため、情報の記録
不良や再生不良を起こすことがないという優れた効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るクリーニングカセットの実施例を示
し、第１図はクリーニングカセットを情報記録再生装置
に装填した状態の構成図、第２図、第３図はカセットの
断面図１ｗ４４図は他の実施例の断面図である。 符号ｌはカセット、２は情報記録再生装置、３は光学ヘ
ッド、４は対物レンズ、５はスピンドルモータ、６はノ
ズル、７は圧力容器、８は弁。 ｌＯはシャフト、１１は押釦、１３は回動軸。 １４は凸部、１５はカム、１６はスプリング、１８はウ
オームギア、１９はギア、２０はシャッタ、２１はラッ
クである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光学式情報記録再生装置に装填可能なカセット内に
   、圧力容器と、該圧力容器内の圧縮空気を前記装置の光
   学系に向けて噴出するノズルとを備えたことを特徴とす
   るクリーニングカセット。 ２、前記カセットに設けたシャッタの開閉に同期して圧
   縮空気を噴出するようにした請求項１に記載のクリーニ
   ングカセット。