JPH0229940A - 光学的情報記録再生装置の対物レンズクリーニング手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ディスク状記録媒体（以下、光ディスクと称
する）に対物レンズを用いて情報の記録及び／又は再生
を竹う光学的情報記録再生装置の対物レンズクリーニン
グ手段に関する。

（従来の技術） 一般に、光デ仁スク等の情報記録媒体に情報を記録した
り、記録された情報を再生するには、光源から射出され
た光ビームを径ＩＩＬｍ程度の微小スポットに絞り込み
情報記録媒体の記録面Ｆに照射する情報記録再生装置が
用いられている。この情報記録再生装置においては、光
ビームの絞り、込み用レンズとして対物レンズを用いる
ことが多い。

このような装置により情報を記録するには、情報信号に
応じて変調された光ビームを対物レンズにより微小スポ
ットに絞り込み記録媒体の記録面上に幅ｌ〜２μｍ、長
さ１〜３μｍの情報ビ・ソトとして記録する。

この情報ビットから情報を読み取るには、対物レンズに
より微小スポットに集光した光ビームを情報ビットに照
射し、ｖ４報の有無により光学的に変化せしめられた記
録媒体からの反射光或は透過光を光検出器で検出するこ
とにより情報ビットに対応した再生信号を得るようにし
ている。

（発明が解決しようとする課題） 上述したような情報記録再生装置においては。

対物レンズにより集光された微小スポットが記録媒体」
−の情報ビット列を常に正確に走査することがきわめて
＠要となる。そのためには、記録媒体の反りに伴う焦点
のずれを補正するオートフォーカス及び記録媒体の偏心
等による照射位ｆｆｆのずれを補正するオートトラッキ
ングが必要となる。このオートフォーカス及びオートト
ラッキングを実現する方法として、対物レンズをフォー
カス方向及びトラッキング方向に動かす対物レンズ駆動
装置がある。

この対物レンズ駆動装置は強力な磁気回路を持ち、しか
も高精度に加工された軸受は摺動部をもつため、通常外
部からゴミ等の侵入を防ぐために防塵ケースが取り付け
られている。

ところが、対物レンズは光ビームの通過路として開口せ
しめられ、その表面は露出した状態となっている。この
ため、外部からのゴミが対物レンズ表面に付着してディ
スク面上に正確なレーザーパワーを持つレーザースポッ
トを照射することができなくなり、情報の記録両生不良
を起こすという問題点があった。

本発明は、上述のような情報の記録再生不良を起こす起
因となる対物レンズの表面に付着したゴミ、チリ等を、
簡単な構成により、しかもユーザーの手を煩わせること
がないようにｒｆＡｔＸな操作でクリーニングすること
ができる対物レンズのクリーニング手段を提供すること
を目的とする。

（課題を解決するだめの手段） 上述のような問題点を解消するために、本発明の光学的
情報記録再生装置の対物レンズクリーニング手段は、デ
ィスク状記録媒体に対物レンズを用いて光ビームを照射
し情報の記録及び／又は再生を行う情報記録再生装置の
対物レンズクリーニング手段であって、細毛が植毛され
た部材を有し、この植毛部材を前記対物レンズの近傍か
つ前記対物レンズの移動範囲内に装填することができ、
かつこの装填と同期して前記植毛部材が前記対物レンズ
に接近する方向に移動することを特徴とする。

（作　用） 上記したディスク状記録媒体に対物レンズを用いて光ビ
ームを照射し情報の記録及び／又は再生を行う情報記録
再生装置においては、情報の記録再生時に、該装置内に
上記記録媒体を装填することにより情報の記録再生が行
なわれる。

本発明は、Ｅ記のような記録媒体の装填位置を利用して
クリーニング手段を２填し対物レンズをクリーニングす
ることができる。

即ち、上述したように本発明のクリーニング手段には細
毛が植毛された植毛部材が設けられ、該クリーニング手
段は上記植毛部材が対物レンズの近傍かつ対物レンズの
移動範囲内に収容されるように装填され、しかもこの装
填と同期して上記植毛部材が一ヒ記対物レンズに接近す
るようにされている。

従って、クリーニング手段を使用しないときは上記植毛
部材をクリーニング手段内に収納した構成とすることが
できる。

又、クリーニング手段を記録再生装置内に装填すると同
時にこの動作と同期して上記植毛部材は対物レンズに接
近する方向に移動し、この植毛部材は対物レンズの移動
範囲内にあるから、光ヘッドを作動させて対物レンズを
移動すると植毛部材の毛先は対物レンズの表面を撫でる
ように作用してこの対物レンズの表面がクリーニングさ
れる。

（実施例） 以下１本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は本発明の対物レンズクリーニング手段の実施例
たるクリーニング用カセットを示す一部切欠き斜視図で
ある。第２図（ａ）、（ｂ）は本実施例のクリーニング
用カセットの第１図におけるＤ−Ｄ線に沿う断面図であ
り、第２図（ａ）は装填前の状態を示し、第２図（ｂ）
は装填後の状態を示す。第３図は本実施例のクリーニン
グ用カセットとディスクドライブ装置との斜視図である
。第４図は本実施例のクリーニング用カセットをディス
クドライブ装置に装填した状態を示す縦断面図である。

第５図（ａ）〜（ｄ）は本実施例のクリーニング用カセ
ットの動作を示す断面図である。第６図は本発明の他の
実施例のクリーニング用カセットを示す第２図と同方向
から見た断面図であり、第６図（ａ）は装填の状態を示
し、第６図（ｂ）は装填後の状態を示す。

本実施例のクリーニング用カセット１は、第１図に示す
ように、外観は光ディスクを収納する通常のディスクカ
セットと同形状のものである。その内側面にスプリング
バネｌｃを介して植毛板ｌｂが設けられ、この＆１ｂの
面トには半径方向にスェード或はポリエステル製の綿毛
が植設されてなる植毛部４が設けられている。なお、植
毛部４の綿毛材料としては、上記の他にポリエステル綿
毛、ナイロン−ポリニスデル混毛等を使用しても差し支
えない。この植毛部４の設置位置は、クリーニング用カ
セット１を、第４図に示すようにドライブ装置２内に装
填した時、この植毛部４が対物レンズ５の移動範囲内に
納まるように配置すればよい。

植毛部４が設けられたクリーニング用カセット１のト下
両位置にはシャッター１ｄ、１ｅが設けられている。こ
のシャッター１ｄ、ｌｅは、不図示の開閉機構により、
クリーニング用カセット１をドライブ装ｆｆ１２に装填
したとき自動的に開き（第２図（ｂ））、又このクリー
ニング用カセット１の装填を解除すると自動的に閉じる
（第２図（ａ））ようにされている。Ｉｆはこのクリー
ニング用カセットｌの上側開口部であり、１ｇはその一
ド側開ロ部である。

このような構成により、クリーニング用カセット１をド
ライブ装置２内に装填すると、第２図（ｂ）に示すよう
に、上記シャッター１ｄ、１ｅが不図示の開閉機構によ
り開き１次いで植毛板ｌｂ面がドライブ装置２内に設け
られたクランパー１０に押圧されて植毛部４側に押され
、該植毛部４は開口部１ｇから外方に露出する。

なお、クリーニング用カセットＩの端部には検出穴１ａ
が設けられており、この検出穴１ａを用いて、ドライブ
装Ｒ２内のＣＰ　ｊＪにより、カセット１がクリーニン
グ動作を開始するに適する位置に装填されたか否かを検
出することができる。

第３図には上記のようなりリーニング用カセット１をド
ライブ装置２の挿入口３から装填する状況が示しである
。クリーニング用カセット１を装填するには、第４図に
示すように、植毛部４を）方にしてドライブ装置２の挿
入口３から装填する。

ドライブ装置２内には、第４菌に示すように。

光ヘッド６が設けられ、この光ヘッドには対物レンズ５
、該対物レンズの駆動手段及び光学ユニットが内装され
ていて、リニアモータフにより図中１３で示すディスク
の最内周記録部に相当する位置から図中Ｃで示すディス
クの最外周記録部に相当する位置までの範囲内を半径方
向に移動することができる。

また、ドライブ装置２内には、不図示のローディング機
構が設けられ、上記のようにクリーニング用カセット１
を挿入口３から挿入すると自動的に第４図に示すような
装填位置までローディングされる。装填後のディスクカ
セットｌはターンテーブル９により保持され、該ターン
デープル９はスピンドルモータ８により回転せしめられ
る。さらにターンテーブル９の上には上記クランパー１
０が下降して、クリーニング用カセットｌの上側開口部
ｉｆを経て、植毛板！ｂを下方に押圧することができる
。

次に１本実施例の動作について第５図（ａ）〜（ｄ）を
参照しながら説明する。

まず、上述したクリーニング用カセットＩをドライブ装
置２の挿入口から挿入する（第：Ｓ図（ａ））と、不図
示のローディング機構によりＬ記カセットｌは水平方向
に移動せしめられて所定の位置に到達しく第５図（ｂ）
）、該カセット１がターンテーブル９上で載置された状
態になるまで下降せしめられ（第５図（ｃ））、Ｌかる
後この状態で固定せしめられる。このとき、上述したよ
うにクリーニング用カセット１のシャッター１ｄ、ｌｅ
が開き、クランパーｌＯが上側開口部Ｉｆを経て下降し
て植毛板１ｂが光ヘツド６側に押され、かくして植毛部
４の先端が対物レンズ５の表面に接触する程度に露出せ
しめられる。

カセット１がこの所定位置にセットされたか否かは、不
図示のＣＰ　ｔＪによりカセット１の検出穴Ｉａを用い
て検出することができる。

次いで、光ヘッド６はリニアモータ７により図中Ａで示
す任意位置からディスクの最内周記録部たるＢ位置まで
水平移動せしめられ（第５図（ｄ））、光ヘッド６がイ
ニシャルセットされる。

そして、第５図（ｄ）に示す位置から光ヘッド６をリニ
アモータフにより往復移動する。このとき、植毛部４の
毛先は対物レンズ５の表面５ａを撫でるように作用し、
該レンズ表面５ａのグ・りやゴミ等の付着物を除去せし
める。

上記本実施例の対物レンズクリーニング手段によれば、
クリーニング用カセットを従来のディスクカセットの装
填位置を利用して使用することができ、またクリーニン
グ動作は従来の光ヘッドを作動する際の動作を利用でき
ユーザーの手を煩わせることかない。

さらに、クリーニング用カセ・ソト１をドライブ装置２
に装填したときのみ植毛部４が露出するようにされてい
るから、このクリーニング用カセットの不使用時に植毛
部４が汚れるおそれがなく。

又クリーニング用カセット１の装填時には植毛部４の毛
先が対物レンズ５の表面に確実に接触してクリーニング
効果を高めることができる。

第６図に本発明の他の実施例が示しである。

」−記の実施例においては、植毛板１ｂにスプリングバ
ネｌｃを設けた構成としであるが、この実施例において
はスプリングバネ１ｃの代りに、植毛板１ｂ’　自体を
弾性部材から構成してその形状を図示のように凸状に変
形して弾性力を持たせるようにしである。この実施例に
おける動作は上記の実施例と同様であるが、本実施例の
ような植毛板１ｂ’を使用すると、構成がより簡単にな
り、組ｑにも手間がかからない。

（発明の効果） 以り説明したように、本発明の光字的情報記録再生装置
の対物レンズクリーニング手段によれば、簡単な構成に
より、情報記録再生装置に装填して光ヘッドを作動する
だけで対物レンズのクリニングを行なうことができ、面
倒な対物レンズのクリーニングをユーザーの手を煩わせ
ることなく行なうことができる。

又、この対物レンズクリーニング手段の植毛部は、不使
用時においては汚れるおそれがなく、使用時に確実に対
物レンズ表面をクリーニングすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の対物レンズクリーニング手段の実施
例たるクリーニング用カセットを示す部切欠き斜視図で
ある。 第２図（ａ）、（ｂ）は、本発明の実施例のクリーニン
グ用カセットの第１図におけるＤ−Ｄ線に沿う断面図て
あり、第２図（ａ）は装填前の状態を示し、第２図（ｂ
）は装填後の状態を示す。 第３図は本発明の実施例のクリーニング用カセットとデ
ィスクドライブ装置との斜視図である７第４図は本発明
の実施例のクリーニング用カセットをディスクドライブ
装；θに装填した状態を示す縦断面画である。 第５図（ａ）〜（ｄ）は本発明の実施例のクリニング用
カセットの動作を示す断面図である。 第６図（ａ）、（ｂ）は本発明の他の実施例を示す断面
間であり、第２図と同方向から見た状況を示し、第６図
（ａ）は装填＋ｉｉｉの状態を示し、第６図（ｂ）は装
填後の状況を示す。 ！・・・クリーニング用カセット １ｂ、１ｂ’　・・・植毛板 １ｃ・・・スプリングバネ Ｉｄ、１ｅ＝−シャ・ツタ− ｔｒ−・・ヒ側開ロ部 １ｇ・・・子側開口部 ２・・・ドライブ装置 ３・・・カセット挿入口 ４・・・植毛部 ５・・・対物レンズ ５ａ・・・レンズ表面 ６・・・光ヘッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスク状記録媒体に対物レンズを用いて光ビームを照
   射し情報の記録及び／又は再生を行う情報記録再生装置
   の対物レンズクリーニング手段であって、細毛が植毛さ
   れた部材を有し、この植毛部材を前記対物レンズの近傍
   かつ前記対物レンズの移動範囲内に装填することができ
   、かつこの装填と同期して前記植毛部材が前記対物レン
   ズに接近する方向に移動することを特徴とする光学的情
   報記録再生装置の対物レンズクリーニング手段。