JPH03120663A - ディスクプレーヤのクランプ機構 - Google Patents

ディスクプレーヤのクランプ機構

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Publication number
JPH03120663A
JPH03120663A JP25855289A JP25855289A JPH03120663A JP H03120663 A JPH03120663 A JP H03120663A JP 25855289 A JP25855289 A JP 25855289A JP 25855289 A JP25855289 A JP 25855289A JP H03120663 A JPH03120663 A JP H03120663A
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JP
Japan
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chassis
turntable
magnet
clamp member
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP25855289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Suzuki
昌司 鈴木
Kenji Tanitsu
谷津 賢司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP25855289A priority Critical patent/JPH03120663A/ja
Publication of JPH03120663A publication Critical patent/JPH03120663A/ja
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野J 本発明は、CD(コンパクトディスク)プレーヤなどの
光デイスクプレーヤにおいて光ディスクをターンテーブ
ルとの間でクシンブするためのクランプ機構に係り、特
にクランプ部材を昇降させるためのクランプアームを不
要にすることもできて、部品点数を削減すると4とがで
きると共にスペースを節約して装置を小型化することが
できる光デイスクプレーヤのクランプ機構に関する。 【従来の技術】 第8図は従来のCDプレーヤにおけるディスク回転装置
を示す断面図である。 図中の符号1はターンテーブルを示している。 このターンテーブルlは、図示しないシャーシに固定さ
れたスピンドルモータ2の回転軸3に固定されて回転駆
動される。ターンテーブルlは中央に凹部1aが形成さ
れており、この凹部1a内にはセンタリング部材4が設
けられている。このセンタリング部材4は、その下面と
ターンテーブルlとの間に介装されたスプリング5によ
り上方に付勢されながら、凹部1a内を軸方向に移動自
在に設けられている。またこのセンタリング部材−C・
′ 4にはディスクD誓センタリングするテーパ面4aが形
成されている。ディスクDは、とのテーパ面4aによっ
てセンタリングさねて、ターンテーブル1のディスク載
置部1b上に載置される。またセンタリング部材4の上
部には金属などの磁性材料から成るストッパ4bが固設
されている。 一方、符号6はディスク載置部1bに載置されたディス
クDを上方から押圧するクランプ部材である。このクラ
ンプ部材6はクランプアーム7によって、ディスク再生
開始時には下降され、再生終了時には上昇させられる。 クランプ部材6は、その中央に穿設された穴に支持軸8
が圧入などの手段によって固定されている。クランプ部
材6は、この支持軸8を介してクランプアーム7に対し
て回転自在に支持されている。このクランプ部材6の外
周側はディスクDを上方から押圧するディスク押圧部6
aとなっている。このディスク押圧部6aの下面にはそ
の外周に沿ってリング状のフェルトなどによって形成さ
れた摩擦部材9が設けられている。クランプ部材6の中
央の凹部下面にはリング状のマグネット10が支持軸8
の外周に沿って固定されている。クランプ部材6がクラ
ンプアーム7により下降されると、このマグネット10
からストッパ4bに対して吸引力が及ぼされ、マグネッ
ト10とストッパ4bおよびこれに固定されたセンタリ
ング部材4とは強く吸着される。これにより、ディスク
Dはクランプ部材6によって強く押圧された状態で、タ
ーンテーブルlおよびクランプ部材6とともに回転駆動
される。 【発明が解決しようとする課題l 前述のような従来のCDプレーヤにおいては、クランプ
部材6を昇降させるためにクランプアーム7Jよびその
駆動部を設けているので、装置の部品点数が多くなると
共に、装置のクランプアーム7の上下動に必要なスペー
スを確保しなければならないため装置の小型化が難しい
という問題があった。 本発明は上記のような課題を解決するためのものであり
、クランプ部材を昇降させるためのクランプアームな不
要にすることもできて、部品点数を削減することができ
ると共にスペースを節約して装置を小型化することがで
きる光デイスクプレーヤのクランプ機構を提供するこ−
とを目的とする。 【課題を解決するための手段] 本発明に係る光デイスクプレーヤのクランプ機構は、少
なくとも一部が磁性材料により形成されているターンテ
ーブルと、磁性材料により形成されているシャーシとが
近接離反するように対向してあり、前記シャーシのター
ンテーブルに対向している部分には穴が形成されてこの
穴にクランプ部材が挿通されており、このクランプ部材
は、マグネットと、前記シャーシのターンテーブル側の
面に突出する非磁性材料の抜け止め部と、前記マグネッ
トのターンテーブルに対向する面と逆の面に吸着されて
いる磁性体とから成り、さらに前記マグネットの外周面
と前記穴の内周との間に介在する非磁性体層が設けらて
いることを特徴とするものである。 〔作 用] 上記手段によれば、ターンテーブルとシャーシとが離れ
ているときには、クランプ部材がシャーシに形成された
穴内にてシャーシから浮き上がっている。これはクラン
プ部材内のマグネットの磁力によるものである。すなわ
ちクランプ部材のマグネットのターンテーブルと逆側の
面には磁性体が吸着されているために、マグネットのこ
の面からの磁束は磁性体内を通過し洩れ磁束がほとんど
なくなっており、この磁性体が吸着されている部分とシ
ャーシとの間には磁気吸引力がほとんど働かない、一方
マグネットのターンテーブルに対向する面からは磁束が
延びており、マグネットのこの面とシャーシとの間には
磁気吸引力が作用する。よってマグネットのターンテー
ブルに対向する面とシャーシとが引きあって、クランプ
部材はシャーシの穴内にてターンテーブルから離れる方
向へ浮き上がっている。 また光ディスクが装填されるときは、光ディスりがター
ンテーブル上に移動するとともにターンテーブルとシャ
ーシとが近接し、マグネットがターンテーブルの磁性材
料に吸着されてクランプ部材とターンテーブルとにより
光ディスクがクランプされる。 このように光ディスクが装填されていないときはマグネ
ットを含むクランプ部材がシャーシの大向をターンテー
ブルから離れる方向に移動するので、クランプ部材とタ
ーンテーブルとの間に光ディスクの移動に必要なスペー
スを、確保できるようになる。 〔実施例1 以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。 第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例に係る
光デイスクプレーヤのクランプ機構およびターンテーブ
ルを動作別に示す断面図、第3図は第1図のクランプ部
材を拡大して示す断面図、第4図はその分解斜視図、第
5図は本実施例を含むディスクプレーヤを示す斜視図、
第6因はその正面図、第7区は第5図のCDチェンジャ
ーに装填されるCDカートリッジを示す斜視図である。 まず本実施例が適用されるディスクプレーヤの全体構成
を第5図〜第7図を参照して説明する。 このディスクプレーヤはディスクチェンジャを装備した
家庭用CDプレーヤである。 このCDプレーヤには、第5図に示すように。 下段シャーシ21、中段シャーシ228よび上段シャー
シ23が互いに平行に設けられている。下段シャーシ2
1と中段シャーシ22の間には、単体のCDが載置され
るディスクトレイ24を載せたスライドテーブル25が
図の矢印A−B方向に移動自在に設けられている。また
ディスクトレイ24は、スライドテーブル25が矢印入
方向に移動して装置内に挿入されたとき、スライドテー
ブル25に対して矢印C方向に移動できるようになって
いる。 また中段シャーシ22と上段シャーシ23の間には、第
7図に示すCDカートリッジ2Bが、第7図の矢印方向
に添って、第5図に示す挿入口27から装置内に挿入さ
れるようになっている。 このCDカートリッジ26には、6枚のCDが互いに平
行な状態で収納できるようになっており、収納された6
枚のCDは6個の挿入口26aからそれぞれ挿入または
排出できるようになっている。したがって、CDカート
リッジ26が装置内に挿入されたときは、図示しない駆
動部によっていずれか一枚のCDが第5図の矢印C方向
に排出されるようになって・いる、したがって、このC
Dプレーヤには、下段シャーシ21と中段シャーシ22
の中間にてディスクトレイ24に載置された1枚のCD
と、また中段シャーシ22と上段シャーシ23の間にて
CDカートリッジ26内に収納された6枚のCDとの計
7枚のCDが、第5図の矢印C方向に排出可能な状態で
収納されるようになっている。 一方第5図および第6図の右方には、昇降シャーシ28
が上段シャーシ23と下段シャーシ21との間で上下方
向に移動自在に設けられている。この昇降シャーシ28
は磁性材料(鋼板)により形成されている。またこの昇
降シャーシ28は上側の板と下側の板とが平行に固定さ
れた上下2段構造となっている。そして昇降シャーシ2
8の下側の板の左側端部には一対のローラ30(第6図
参照)が設けられ、上側の板の略中夫には、後述するタ
ーンテーブルと対向する円形状の穴28a(第3図参照
)が穿設され、この穴28a内にクランプ部材31が挿
通されている。 またこの昇降シャーシ28には、外周面にねじ溝が形成
された3本のスクリューガイド29(図には1本のみ示
している)が挿通されている。このスクリューガイド2
9が回転されることにより。 昇降シャーシ28は図の上下方向の任意の位置に移動で
きるようになっている。したがって、前記CDカートリ
ッジ2613よびディスクトレイ24によって装置内に
収納された計7枚のCDのうちいずれか1枚のCDがこ
れから再生されるものとして選択されたとき、図示しな
い制御部によってスクリューガイド29が回転され、昇
降シャーシ28の一対のローラ30の間の位置(より正
確には下側のローラ30aの高さ位置)が前記1枚のC
Dの高さ位置と一致するように昇降シャーシ28が昇降
される。そして前記選択された1枚のCDは一対のロー
ラ30によって゛第5図〜第6図の矢印C方向に送り込
まれるようになっている。 なお第6図に示すように、昇降シャーシ28の下側の板
の上面には、プラスチック製のディスク載置部47が設
けられている。このディスク載置部47は、前記一対の
ローラ30の下側のローラ30aとほぼ同じ高さ位置に
設けられている。 よってCDが一対のローラ30によって区の矢印C方向
に移動されると、CDはそのままディスク載置部47の
上に載置されるようになっている。 またディスク載置部47の略中夫には穴が穿設されてお
り、CDがこのディスク載置部47上に載置されたとき
、このディスク載置部47の穴からターンテーブル34
が突出してCDをセンタリングするようになっている。 また前記一対のローラ30のうち上側のローラ30、b
を支持する支持部30dは軸30cを支点として回動自
在となっている。よって前記上側のローラ30bは、C
Dを矢印C−D方向に送り込むまたは排出するときは下
降して下側のローラ30aとの間でCDを挟持すると共
に、CDを矢印C−D方向に移動させないとき(CDを
再生するときおよびCDがCDカートリッジ26などに
収納されているときなど)は上昇して下側のローラ30
aから離れるようになっている。よって、CDの再生時
においては、CDは、ターンテーブル34とクランプ部
材31との間でクランプされた状態で且つその一部が2
つのローラ30aと30bの間に介在された状態で1回
転されるようになっている。 また昇降シャーシ28の下側の板には、回動シャーシ3
2が設けられている。この回動シャーシ32の略中夫に
は光学式ピックアップ33が搭載され、回動シャーシ3
2の図の右端部にはターンテーブル34j5よびこのタ
ーンテーブル34を回転させるスピンドルモータ35が
搭載されている。 またとの回動シャーシ32は、図示しない駆動部によっ
て、第6図のEで示す部分を支点として図の矢印a−β
方向に回動自在となっている。そして回動シャーシ32
は、CDが前記一対のローラ30によって図の矢印C方
向に送り込まれるときに矢印α方向に上昇し、CDをタ
ーンテーブル34とクランプ部材31との間でクランプ
し、またCDの再生が終了したときは図の矢印β方向に
下降してCDクランプを解除するようになっている。 次にこのCDプレーヤに使用される本実施例のクランプ
部材31とターンテーブル34の構成および動作を第1
因〜第4図を参照して説明する。 本実施例のクランプ部材31は、第4図に示すように、
リング状のマグネット36を中心にして、その上面に重
ねられたゴム製の薄いリング状シート3713よび鋼板
製の第1の抜け止め部材(磁性体)38と、マグネット
36の下面に重ねられたプラスチックなどの非磁性材料
製の第2の抜け止め部材39と、ねじ40とによって構
成されている。このクランプ部材31を昇降シャーシ2
8の上側の板に取り付けるとき、は、第2の抜け止め部
材39のリング状の満39a内にマグネット36を収納
して昇降シャーシ28の下方からマグネット36を穴2
8a内に挿通し、さらにこのマグネット36に昇降シャ
ーシ28の上方からシート37および第1の抜け止め部
材38を重ねて、ねじ40で第1の抜け止め部材38と
第2の抜け止め部材39を固定するようにしている。な
お第1の抜け止め部材38と第2の抜け止め部材39と
は第2の抜け止め部材39の3つの突起39bを第1の
抜け止め部材38の3つの小穴38cに挿入させること
により、両者の中心が一致するように位置決めされるよ
うになっている。 クランプ部材31を構成する各部品のうち、上記第2の
抜け止め部材39の溝39aの外周面は、マグネット3
6の外周を覆い且つ前記穴28aの内周に対面する樹脂
層39cとなっている。この樹脂層39cの外面の半径
は、昇降シャーシ28の穴28aの半径よりも小さく形
成されている。よってマグネット36は第2の抜け止め
部材39の溝39aに保持された状態で穴28a内を因
の上下方向(ターンテーブル34の軸方向)に移動可能
となっている。一方クランプ部材31を構成する他の部
品である第1の抜け止め部材38、シート37右よび第
2の抜け止め部材39の半径はいずれも大28aの半径
よりも大きく形成されている。よって、第1の抜け止め
部材38およびシート37が昇降シャーシ28の上面に
当接することによってマグネット36の穴28aからの
図の下方向への抜けが阻止され、また第2の抜け止め部
材39が昇降シャーシ28の下面に当接することによっ
てマグネット36の穴28aからの図の上方向への抜け
が阻止されるようになっている。またマグネット36が
図の下方向に移動したとき、シート37が昇降シャーシ
28と当接するようになっている。これによっていずれ
も磁性体で形成されている昇降シャーシ28j5よび第
1の抜け止め部材38が互いに直接接触し、マグネット
36の磁気を帯びた第1の抜け止め部材38が昇降シャ
ーシ28に吸着されることが防止されるようになってい
る。 また、図の実施例では、マグネット36はその上面と下
面とが着磁面となつている。マグネット36の上面にお
いては、第4図において36aで示す部分がN極、36
bで示す部分がS極となってい・る、また両極の中間の
36cで示す部分は磁気緩衝部となっている。よってマ
グネット36の下面では、36aで示す部分の下側がS
極、36bで示す部分の下側がN極、そして両極の中間
が緩衝部となっている。 第1図〜第2図に示すように、ターンテーブル34は、
回動シャーシ32に固定されたスピンドルモータ35の
回転軸35aと、この回転軸35aに固定された樹脂製
の回転部材41と、この回転部材41の外周縁部に固定
され且つ鉄などの磁性材料により形成されたリング面4
2と、回転部材41に形成されたリング状の凹部41a
内を図の上下方向に摺動自在に設けられ且つスプリング
43により図の上方向に付勢されたセンタリング部材4
4とにより構成されている。このセンタリング部材44
は上面がテーバ状に形成されている。またセンタリング
部材44の下面には、回転部材41の穴を挿通して回転
部材41の下面まで突出する抜け止め突起44aが突設
されており、この抜け止め突起44aの先端の爪部が回
転部材41の下面に係止されることによって、センタリ
ング部材44の図の上方への抜けが防止されるようにな
っている。 次にこのターンテーブル34J5よびクランプ部材31
の動作を第1図〜第3図を参照して説明する。 CDが装填されていないときには、ターンテーブル34
がクランプ部材31から離れており、このとき第1図な
らびに第3図に示すようにクランプ部材31はシャーシ
28に対し上方へ浮上している。この機能については後
述する。 第1図に示すように、CD45が一対のローラ30(第
6図参照)の回転によって矢印C方向に送られ、その中
心穴がターンテーブル34と対向する位置まできたとき
、図示しない駆動部により回動シャーシ32が矢印α方
向に回動していく。 そして回動シャーシ32が図のほぼ水平方向まで回動し
たとき、CD45がその中心穴がセンタリング部材44
のテーパ面に当ってセンタリングされた状態でターンテ
ーブル34上に載置される。 またこのときクランプ部材31のマグネット36がター
ンテーブル34のリング面42に吸引され、それまで浮
上していたクランプ部材31全体が図の下方に移動する
。そしてマグネット36がCD45を介して強磁性部材
42に吸着される。これによってOD 45がターンテ
ーブル34とクランプ部材31との間で強くクランプさ
れる。そしてこの状態でスピンドルモータ35が駆動さ
れることによってCD45が回転させられ(このときC
D45を移動させる一対のローラ30は互いに離反して
おり、それらの間にCDの一部が介在するようになって
いる)、CD45の再生が行われる(第2図に示す状態
)。 またCD45の再生が終了したときは、回動シャーシ3
2は、第2図に示す状態から矢印β方向に図示しない駆
動部によって回動させられる。 これによりターンテーブル34も下降し、クランプ部材
31がCD45から離れる。このときクランプ部材31
は穴28a内を図の上方向に浮上した状態に保たれるよ
うになっている。その後さらにターンテーブル34があ
る程度下降した段階になると、前記一対のローラ30が
互いに接近してCD45′の一部を囲みさらに回転して
CD45を第11!lの矢印り方向に移動させ、CD4
5を前記ディスクトレイ24またはCDカートリッジ2
6に収納させる。 次にCD45がクランプされていないときに、クランプ
部材31が第1図に示すように穴28a内を浮上する機
能を説明する。クランプ部材31が穴28a内を浮上す
る動作は以下の2つの理由によるものである。 第1の理由について説明する。まず第2図に示すクラン
プ状態では、クランプ部材31のマグネット36がター
ンテーブル34の磁性材料のリング面42に吸引される
ため、クランプ部材31全体が昇降シャーシ28の穴2
8a内を下降し、シート37が昇降シャーシ28の上面
に当接している。このとき、マグネット36の図の上側
のN極からは破線m、で示す磁束が強磁性を有する第1
の抜け止め部材38内をマグネット36の上側のS極に
向かって延びている。そのため、第1の抜け止め部材3
8の図の左側端部38aの下面はN極に、同右側端部3
8の下面はS極の極性を持つ、一方、マグネット36の
上面のN極から下面のS極に向かって破線m3で示す磁
束が延びており、このため昇降シャーシ28のうちのこ
の磁束m、が通過する部分の上面はN極に、下面はS極
となる。また同様にマグネット36の下面のN極から上
面のS極に向かって破線m1で示す磁束が延びてJ5−
リ、このため昇降シャーシ28のうちのこの磁束m3が
通過する部分の下面はN極に、上面はS極となる。した
がって、第1の抜け止め部材38の下面と昇降シャーシ
28の上面の互いに対向する部分は、互いに同極の磁気
を帯びていることになるので、これらの間には互いに反
発力が働くことになる。その結果、第2図の状態からタ
ーンテーブル34が下−してマグネット36がリング面
42に吸着されなくなったとき、クランプ部材31は前
記反発力によって昇降シャーシ28に対しである程度上
昇させられることになる。なお上記第2図に示す状態の
とき、第1の抜け止め部材38が昇降シャーシ28に直
接に当接してしまうと昇降シャーシ28がマグネット3
6の磁気を帯びた第1の抜け止め部材38に吸着される
ことになってしまうが1本実施例ではゴム製のシート3
7が昇降シャーシ28と第1の抜け止め部材38の間に
介設されているので、第1の抜け止め部材38と昇降シ
ャーシ28が直接に接触することが防止されるようにな
っている。 次に第2の理由について説明する。マグネット36の上
面の着磁面には磁性材料の第1の抜け止め部材38が吸
着されている。よって第3図においてm+で示すように
、マグネッ・ト36の上面のN極からS極に向かう磁束
は抜け止め部材38内を短絡的に通過し、この抜け止め
部材38の部分から外部に洩れる磁束はなくなる。よっ
てこの抜け止め部材38は磁気吸引力を発揮せず、抜け
止め部材38と磁性材料のシャーシ28との間に吸引力
は働かない、・一方マグネット36の下面の着磁面は非
磁性材料の第1の抜け止め部材39にて覆われこの着磁
面には磁性体が吸着されていないため、マグネット36
の下面からは第3図においてm雪+ m* e m4で
示すように外部に磁束が延びている。そのため、マグネ
ット36の下面の着磁面と磁性材料製のシャーシ28と
が互いに引き合い、その結果、クランプ部材31が穴2
8a内いて浮上する。このとき第2の抜け止め部材39
の上面が昇降シャーシ28の下面に当接するので、クラ
ンプ部材31がそれ以上浮上することが阻止されている
。 以上のように本実施例によれば、CD45を再生するた
めにターンテーブル34が昇降シャーシ28およびクラ
ンプ部材31に近接しているときはクランプ部材31を
昇降シャーシ28の穴28a内にてターンテーブル34
側に下降させてCD45をクランプするようにしている
。またCD45の再生を行わないときは、ターンテーブ
ル34を昇降シャーシ28およびクランプ部材31から
離反させて、クランプ部材31を昇降シャーシ28の穴
28a内にてターンテーブル34と離れる方向に浮上さ
せるようにしている。 そしてこれによりCD45の再生を行わないときはクラ
ンプ部材31とターンテーブル34との間にCD45の
移動に必要なスペースを確保するようにしている。した
がって、従来のようにクランプ部材を昇降させるための
クランプアームおよびその駆動部を備える必要がなくな
る。よってCDプレーヤの部品点数を削減することがで
きると共に、スペースを節約して装置を小型化すること
ができるようになる。 また、前述のように、磁性材料製の第1の抜け止め部材
38とシャーシ28とが直接接触すると互いに吸着され
、クランプ部材31が浮上できなくなる。よってこれを
防止するために、シャーシ28の上面の穴28aの外周
部分に薄いゴム板やスポンジなどを配置してもよい、こ
の場合、第1の抜け止め部材38の下面のシート37は
省略でき、マグネット36と第1の抜け止め部材38と
を直接吸着させるようにしてもよい。 また図の実施例ではクランプ部材を昇降させるクランプ
アームが設けられていないが、ターンテーブル側を固定
し、シャーシ28をターンテーブルに対して昇降させて
もよい、すなわちシャーシ28を第8因に示すようなり
ランプアームとしてもよい、この場合、クランプ部材3
1はクランプアームの穴内で浮上するため、クランプア
ームの昇降ストロークを従来のものよりも小さくしても
ディスクの通過経路を広く確保できる。 さらに、図の実施例に右けるクランプ部材31では、マ
グネット36の上面に吸着される磁性体が抜け止め部材
38となっているが、この磁性体をクランプ部材の外周
から突出しない寸法とし且つクランプ部材31の上部か
ら半径方向へ延びる非磁性体の抜け止め部を形成しても
よい。 〔効果] 以上のように本発明によれば、マグネットの反発力およ
び吸引力を利用して、ターンテーブルとシャーシとが近
接しているときはクランプ部材をシャーシの穴内にてタ
ーンテーブル側に下降させ、一方ターンテーブルとシャ
ーシとが離反しているときはクランプ部材をシャーシの
穴内にてターンテーブルと離れる方向に上昇させるよう
にし、光ディスクの移動に必要なスペースを確保するよ
うにしている。よって従来のようにクランプ部材を昇降
させるためのクランプアームおよびその駆動部を備える
必要がなくなるので、部品点数を削減することができる
。あるいはクランプアームな設けたとしてもその昇降ス
トロークを小さくでき、クランプアームの昇降のための
スペースな不要にして装置を小型化することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例に係る
光デイスクプレーヤのクランプ部材およびターンテーブ
ルを動作別に示す断面図、第3図は第1図のクランプ部
材を拡大して示す断面図、第、4図はその分解斜視図、
第5図は本実施例を含むCDプレーヤを示す斜視図、第
6図はその側面図、第7図は第5図のCDプレーヤに装
填されるCDカートリッジを示す斜視図、第8図は従来
のCDプレーヤにおけるディスク回転装置を示す断面図
である。 昇降シャーシ28・・・ 31・・・クランプ部材、3
4・・・ターンテーブル、36−・・マグネット、37
・・・シート、38・・・第1の抜け止め部材、39・
・・第2の抜け止め部材、42・・・強磁性部材、45
・・・CD。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少なくとも一部が磁性材料により形成されているタ
    ーンテーブルと、磁性材料により形成されているシャー
    シとが近接離反するように対向しており、前記シャーシ
    のターンテーブルに対向している部分には穴が形成され
    てこの穴にクランプ部材が挿通されており、このクラン
    プ部材は、マグネットと、前記シャーシのターンテーブ
    ル側の面に突出する非磁性材料の抜け止め部と、前記マ
    グネットのターンテーブルに対向する面と逆の面に吸着
    されている磁性体とから成り、さらに前記マグネットの
    外周面と前記穴の内周との間に介在する非磁性体層が設
    けらていることを特徴とするディスクプレーヤのクラン
    プ機構
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180175398A1 (en) * 2015-08-04 2018-06-21 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Tin oxide, electrode catalyst for fuel cells, membrane electrode assembly, and solid polymer fuel cell

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180175398A1 (en) * 2015-08-04 2018-06-21 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Tin oxide, electrode catalyst for fuel cells, membrane electrode assembly, and solid polymer fuel cell

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