JPH0311931Y2 - - Google Patents
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- JPH0311931Y2 JPH0311931Y2 JP6663684U JP6663684U JPH0311931Y2 JP H0311931 Y2 JPH0311931 Y2 JP H0311931Y2 JP 6663684 U JP6663684 U JP 6663684U JP 6663684 U JP6663684 U JP 6663684U JP H0311931 Y2 JPH0311931 Y2 JP H0311931Y2
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- JP
- Japan
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- band
- reflector
- antenna
- dipole antenna
- electromagnetic waves
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- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 3
- 230000005288 electromagnetic effect Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 1
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、周波数共用型アンテナにおいて、
動作周波数の異なる素子を接近させた場合にも、
有効に機能するアンテナ装置に関するものであ
る。
動作周波数の異なる素子を接近させた場合にも、
有効に機能するアンテナ装置に関するものであ
る。
従来の装置の例として第1図に示すものがあつ
た。第1図において、1はバンドA用ダイポール
アンテナ、2はバンドB用ダイポールアンテナ、
3は反射板を示し、ここでバンドBはバンドAよ
り高い周波数帯域であるものとする。
た。第1図において、1はバンドA用ダイポール
アンテナ、2はバンドB用ダイポールアンテナ、
3は反射板を示し、ここでバンドBはバンドAよ
り高い周波数帯域であるものとする。
またバンドA用ダイポールアンテナ1及びバン
ドB用ダイポールアンテナ2は、反射板3より
各々のバンドの中心周波数の約1/4波長の距離に
位置する。
ドB用ダイポールアンテナ2は、反射板3より
各々のバンドの中心周波数の約1/4波長の距離に
位置する。
さらにバンドB用ダイポールアンテナ2は、バ
ンドA用ダイポールアンテナ1とは殆ど相互結合
が無視できる程、十分離れているものとする。
ンドA用ダイポールアンテナ1とは殆ど相互結合
が無視できる程、十分離れているものとする。
次に動作について説明する。
バンドA用ダイポールアンテナ1から放射され
る電磁波は、前後方向に覆域を有する双方向性で
あり、後方へ放射された電磁波は、反射板3によ
る電気影像効果によつて、前方へ放射された電磁
波と空間にて合成される。
る電磁波は、前後方向に覆域を有する双方向性で
あり、後方へ放射された電磁波は、反射板3によ
る電気影像効果によつて、前方へ放射された電磁
波と空間にて合成される。
次にバンドB用ダイポールアンテナ2より放射
される電磁波も双方向性であり、後方へ放射され
た電磁波は、バンドAと同様に、反射板3による
電気影像効果によつて、前方へ放射された電磁波
と空間にて合成される。
される電磁波も双方向性であり、後方へ放射され
た電磁波は、バンドAと同様に、反射板3による
電気影像効果によつて、前方へ放射された電磁波
と空間にて合成される。
しかるに従来のアンテナ装置を第2図に示すよ
うに、近接した地域で使用する場合、バンドB用
ダイポールアンテナ2は、バンドA用ダイポール
アンテナ1との相互結合が、強くなるという、欠
点があり、これを解消する方法として、第3図に
示すように、バンドB用ダイポールアンテナ2か
ら反射板3方向へ、バンドBの中心周波数の1/4
波長の距離に、バンドB用反射器4を設け、これ
をバンドA用ダイポールアンテナ付近の距離に配
置すれば効果があるが、この場合、バンドB用反
射器4からの漏洩成分は、反射板3まで達し、バ
ンドB用反射器4と反射板3の距離は、バンドA
の使用波長によつて決定されているため、主放射
成分との間に干渉をきたし、アンテナパターンに
著しい歪曲を生じることがある。
うに、近接した地域で使用する場合、バンドB用
ダイポールアンテナ2は、バンドA用ダイポール
アンテナ1との相互結合が、強くなるという、欠
点があり、これを解消する方法として、第3図に
示すように、バンドB用ダイポールアンテナ2か
ら反射板3方向へ、バンドBの中心周波数の1/4
波長の距離に、バンドB用反射器4を設け、これ
をバンドA用ダイポールアンテナ付近の距離に配
置すれば効果があるが、この場合、バンドB用反
射器4からの漏洩成分は、反射板3まで達し、バ
ンドB用反射器4と反射板3の距離は、バンドA
の使用波長によつて決定されているため、主放射
成分との間に干渉をきたし、アンテナパターンに
著しい歪曲を生じることがある。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、反射板3に、バン
ドBにおいてのみ著しい電力減衰効果を有する共
振型吸収体5を装着することにより、バンドA用
ダイポールアンテナの素子性能を、劣化させるこ
となく、バンドBの空中線本来の電気性能を発揮
し得る周波数共用型アンテナ装置を提供すること
を目的とするものである。
去するためになされたもので、反射板3に、バン
ドBにおいてのみ著しい電力減衰効果を有する共
振型吸収体5を装着することにより、バンドA用
ダイポールアンテナの素子性能を、劣化させるこ
となく、バンドBの空中線本来の電気性能を発揮
し得る周波数共用型アンテナ装置を提供すること
を目的とするものである。
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第4図において、5はバンドB用共振型吸収
体である。
る。第4図において、5はバンドB用共振型吸収
体である。
第4図の構成において、バンドB用ダイポール
アンテナ2より後方へ放射される電磁波の大部分
は、バンドB用反射器4の電気影像効果によつ
て、前方に放射された成分と空間で合成され、漏
洩成分については、反射板3へ向かうが、ここ
で、バンドB用共振型吸収体5により吸収される
ため、主放射成分との干渉は生じない。
アンテナ2より後方へ放射される電磁波の大部分
は、バンドB用反射器4の電気影像効果によつ
て、前方に放射された成分と空間で合成され、漏
洩成分については、反射板3へ向かうが、ここ
で、バンドB用共振型吸収体5により吸収される
ため、主放射成分との干渉は生じない。
次に、バンドA用ダイポールアンテナ1より後
方へ放射される電磁波は、反射板3の電気影像効
果により、前方へ放射された成分と空間で合成さ
れる。この時、バンドB用共振型吸収体5は、バ
ンドAに対しては有効ではないため、支障なく合
成効果が得られる。
方へ放射される電磁波は、反射板3の電気影像効
果により、前方へ放射された成分と空間で合成さ
れる。この時、バンドB用共振型吸収体5は、バ
ンドAに対しては有効ではないため、支障なく合
成効果が得られる。
上記実施例ではアンテナ素子を各一本づつ用い
たが、各々複数本配置し、アレイアンテナとして
応用できる。又、アンテナ素子はダイポールアン
テナに限らず、双方向性を持つものであれば応用
可能であり、吸収体についても共振型である必要
はなく、A,B両バンドの中、片方で著しい減衰
量を示す吸収体であればよい。
たが、各々複数本配置し、アレイアンテナとして
応用できる。又、アンテナ素子はダイポールアン
テナに限らず、双方向性を持つものであれば応用
可能であり、吸収体についても共振型である必要
はなく、A,B両バンドの中、片方で著しい減衰
量を示す吸収体であればよい。
以上のように、この考案によれば、バンドAの
利得低下を生じないため、探知距離を伸ばすこと
ができ、バンドBは所期の性能を得られる効果が
ある。
利得低下を生じないため、探知距離を伸ばすこと
ができ、バンドBは所期の性能を得られる効果が
ある。
第1図は従来の周波数共用型アンテナ装置を示
す図、第2図および第3図は第1図の各素子を近
接させた場合を示す図、第4図は本考案の実施例
による周波数共用型アンテナ装置を示す図であ
る。 図中、1はバンドA用ダイポールアンテナ、2
はバンドB用ダイポールアンテナ、3は反射板、
4はBバンド用反射器、5はBバンド用共振型電
波吸収体を示す。尚、図中同一符号は、同一又は
相当部分を示す。
す図、第2図および第3図は第1図の各素子を近
接させた場合を示す図、第4図は本考案の実施例
による周波数共用型アンテナ装置を示す図であ
る。 図中、1はバンドA用ダイポールアンテナ、2
はバンドB用ダイポールアンテナ、3は反射板、
4はBバンド用反射器、5はBバンド用共振型電
波吸収体を示す。尚、図中同一符号は、同一又は
相当部分を示す。
Claims (1)
- 同一開口面に各々使用帯域の異なる第1および
第2のアンテナ素子を反射板上に配備した周波数
共用型のアンテナ装置において、上記第1のアン
テナ素子の後方に第1の帯域用の反射器を設ける
と共に、上記反射板上に上記第1のアンテナ素子
の動作周波数帯域で電力減衰効果を有する電波吸
収体を設けたことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6663684U JPS60180115U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6663684U JPS60180115U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60180115U JPS60180115U (ja) | 1985-11-29 |
JPH0311931Y2 true JPH0311931Y2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=30599730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6663684U Granted JPS60180115U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60180115U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2712991B2 (ja) * | 1991-09-26 | 1998-02-16 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
WO2016159369A1 (ja) * | 2015-04-02 | 2016-10-06 | 日本電気株式会社 | マルチバンドアンテナ及び無線通信装置 |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP6663684U patent/JPS60180115U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60180115U (ja) | 1985-11-29 |
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