JPH03118819A - 水性流出液の精製方法 - Google Patents

水性流出液の精製方法

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JPH03118819A
JPH03118819A JP1252510A JP25251089A JPH03118819A JP H03118819 A JPH03118819 A JP H03118819A JP 1252510 A JP1252510 A JP 1252510A JP 25251089 A JP25251089 A JP 25251089A JP H03118819 A JPH03118819 A JP H03118819A
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JP
Japan
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acetic acid
catalyst
effluent
oxygen
reaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP1252510A
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English (en)
Inventor
Hazan Charles
チヤールス・ハザン
Eku Merc
メルク・エク
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Ashland LLC
Original Assignee
Ashland Oil Inc
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Publication date
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  • Catalysts (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有害な主有機副産物として酢酸を含有する水
性流出液の精製法に関する。
本発明による方法は、特に、希釈用水蒸気を必要とし、
所望の生成物および副産物(その1つが酢酸である)を
含有する水性流出液をもたらすところの触媒酸化の場合
にその用途を見出す。この流出液は多分凝縮後に液体−
液体抽出を受けて、有機相において有用な反応生成物と
ある種の副産物が抽出される。得られる水相は酢酸を含
む。
〔従来の技術〕
触媒酸化の例として、希釈用水蒸気を使用してイソ酪酸
、イソブチン、又はt−ブタノール、メタクロレインの
酸化によるメタクリル酸の製造プロセス、並びにプロピ
レン又はアクロレインの酸化によるアクリル酸の製造プ
ロセスそして液体−液体の抽出を述べることができる。
特に、イソ酪酸又は官能的に等価のこの酸のオキシ脱水
素反応を挙げることができる、この反応は、それぞれメ
タクリル酸又は対応するα、β−エチレン不飽和をもっ
た誘導体を得るために、希釈用水蒸気の存在下、触媒上
約300〜400℃の高温において気相において行われ
る。フランス特許第2,497.795号、第2,1j
99557号、および第2.541,756号はかかる
オキシ脱水素反応を示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記場合における反応の流出液はイソ酪酸、メタクリル
酸、アセトン、酢酸、−酸化炭素、二酸化炭素、および
当然のことながら希釈用および反応用の水を含む。その
混合体を凝縮させた後、液体−液体抽出を行う。アセト
ン並びにメタクリル酸およびイソ酪酸は十分に抽出され
るが、酢酸は抽出が困難であって水の中に残る傾向が強
い。有機溶媒がその一部を抽出しても、溶媒の蒸留中に
酢酸は溶媒と共に留分として通過する傾向にあり、従っ
て抽出カラムに送られることになり、最終的に酢酸のみ
が水相を通ることになる。
従って、酢酸を含むこの水相は汚染の理由から環境に捨
てることができない。従って、気化後に希釈用水蒸気の
形でオキシ脱水素反応器内において少なくとも酢酸の一
部を再循環することが望ましい。
酢酸は、このオキシ脱水素反応の条件下での酸化は困難
であって、使用される触媒を損うことなくかつ変換する
ことなく、事実上反応器を通過する。従って、適当な処
理がない場合、酢酸はオキシ脱水素反応において生じる
水に対応する水の排出時に完全に除去されるような濃度
まで反応/液体−液体抽出ループに蓄積される。
上記の他の触媒酸化反応にも同じことが言える。
本出願人の会社は、主たる有害な有機副産物として酢酸
を含む水性流出液の精製を気相における酢酸の触媒酸化
による酢酸をCo、とH2Oに分解することによって行
えることを発見した。
〔課萌を解決するだめの手段〕
上記目的を達成するために、本発明による酢酸を含有す
る水性流出液を精製する方法は、有害成分として酢酸を
含有する精製せんとする流出液と酸素から成る気相状態
の供給混合体を酢酸を酸化する触媒と接触させて、CO
,とH2Oに分解させることを特徴とする。
本発明に使用できる酸化用触媒としては、「気相におけ
る灰化触媒」と呼ばれる触媒は全て等しく適用すること
ができる。これらの触媒は、例えばPL特許第124.
741号に記載されているような一般にアルミナ又はシ
リカ上に支持されている貴金属(pA、Rh、pa)、
或いはRD特許第255,014号に開示されているよ
うなアルミナ又はシリカ上に支持されているB 1− 
Cu混合物から成る。
本発明による方法の好適な実施態様によれば、触媒と接
触される供給混合体における酸素/酢酸のモル比は酢酸
1モル当り2〜15モルの酸素である。さらに、反応に
使用される酸素は空気の形で提供することができる。
本発明による精製反応は、特に500〜600℃、望ま
しくは280℃〜I+30℃の温度、および0.1〜1
0バール(給体圧力)、望ましくは大気圧付近(1バ一
ル±10%)の圧力下で行われる。
本発明の方法における供給混合体を触媒に接触させる時
間は、温度、圧力、触媒および供給混合体に依存して変
えることができるけれども、酢酸をCO,とH2Oに実
質的に分解させるのに十分な時間でなければならない。
一般に、その接触時間は0.01〜10秒、望ましくは
0.1〜3秒である。
接触又は反応待伏時間は、標阜状態で測定した1秒尚り
の体積に換算して供給ガス量に対する触媒の体積比とし
て定義される。触媒の体積は室温で測定した反応器にお
ける触媒によって占められる見掛けの体積である。触媒
の見掛けの体積は表面に吸着される活性化合物のみなら
ず、触媒の支持体も含む。
精製されたガス状流出体は有利なことに前述のように酸
化反応器において再循環される。従って、本発明による
精製法は、精製に訃ける気化および過熱に必要な熱がい
ずれの場合にも酸化反応器において再循環されることに
よシ提供されるから、エネルギー・コストが低い。次の
実施例は1本発明の範囲を限定することなく本発明をさ
らに具体的に説明する。
〔実施例〕
実施例1 イソ酪酸のオキシ脱水素反応に続く液体−液体抽出から
くる水溶液に含まれる酢酸を除去することによって、該
水溶液を精製する方法を提案する。
この水溶液は500ppmの有害な酢酸を含有している
このために、この溶液は125 m L / hの速度
でL66NL/hに等しい出力量の空気と混合する。こ
の混合体は370℃の温度にするために気化した後過熱
する、次にこの温度に維持された溶融塩浴中に配置の管
状反応器中において、PL特許第124.741号に示
されている操作様式に従って調製したptおよびRhを
ベースにした灰化触媒0.045 j上を1秒の接触時
間で通した。これによって酢酸のgtt%が酸化された
CO,とH,0になることが観察された。
この精製反応の流出液はイソ酪酸のオキシ脱水素反応の
触媒のために希釈用水蒸気の作用をすることができる。
実施例2 本例は、イソ酪酸のオキシ脱水素反応に続く液体−液体
抽出からくる酢酸4000ppを含有する水溶液の精製
法を提案する。
このために、この水溶液は620 m L / hの速
度でa2NL/hの出力量の空気と混合する。その混合
体は、実施例1の反応器において同じ触媒で同じ量の上
に0.2秒の接触時間で通す前に、温度Tにするために
気化して過熱する。
温度Tを変えながら、2.5の精製反応を行った。そ九
ぞれの場合に得られる酢酸のCO,への分解水準を次表
に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性流出液と酸素から成る気相状態の供給混合体を
    、該流出液に含まれる酢酸を酸化してCO_2とH_2
    Oに分解する触媒に接触させることを特徴とする、有害
    な副産物として酢酸を含有する水性流出液の精製方法。 2、触媒として、気相における灰化触媒と呼ばれる触媒
    を使用する請求項1記載の方法。3、アルミナ又はシリ
    カに支持された貴金属およびBi−Cu混合物から触媒
    を選択する請求項2記載の方法。 4、触媒と接触される供給混合体中の酢酸に対する酸素
    のモル比が酢酸1モル当り2〜15モルの酸素であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方
    法。 5、精製反応を300°〜600℃の温度において行う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    方法。 6、精製反応を0.1〜10バールの絶体圧力下で行う
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    方法。 7、供給混合体と触媒との接触時間が0.01〜10秒
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の方法。 8、酸素が空気の形で提供されることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 9、精製される流出液が希釈用水蒸気を必要とする触媒
    酸化反応の流出液であり、該反応に精製される流出液を
    構成する水相と共に有機相での所望の生成物を回収させ
    る液体−液体抽出が続き、そして精製された流出液が希
    釈用水蒸気として酸化反応器内を再循環されることを特
    徴とする請求項1〜8項のいずれか1項に記載の方法。 10、精製される流出液がイソ酪酸のメタクリル酸メチ
    ルへのオキシ脱水素反応の流出液である請求項9記載の
    方法。
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