JPH0311793Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0311793Y2
JPH0311793Y2 JP8992783U JP8992783U JPH0311793Y2 JP H0311793 Y2 JPH0311793 Y2 JP H0311793Y2 JP 8992783 U JP8992783 U JP 8992783U JP 8992783 U JP8992783 U JP 8992783U JP H0311793 Y2 JPH0311793 Y2 JP H0311793Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
time
timer
timer means
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8992783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59195645U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8992783U priority Critical patent/JPS59195645U/ja
Publication of JPS59195645U publication Critical patent/JPS59195645U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0311793Y2 publication Critical patent/JPH0311793Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Relay Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、タイマ入力の自己保持を容易にする
瞬時接点を備えたタイマ装置に関し、特に、タイ
マ回路と直列に挿入したコンデンサにより電源を
降圧供給する電源部を有した交流電源定格のタイ
マ装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
第1図は従来のこの種の瞬時接点付のタイマ装
置を示し、ここで、1は電源、2は電源スイツ
チ、3Aおよび3Bは入力端子、4はコンデン
サ、5はダイオードブリツジ、6は平滑用コンデ
ンサ、7は瞬時応動リレー(以下、瞬時リレーと
称す)、8はタイマ回路、9はサイリスタ、10
は限時リレーである。
電源スイツチ2を投入すると、その投入時にコ
ンデンサ4およダイオードブリツジ5等を経て瞬
時リレー7に励磁電流が流れてタイマ回路8を確
実に起動させ、このタイマ回路8は整定時間経過
後にサイリスタ9を点弧し、それにより限時リレ
ー10を付勢させ、その出力接点の開閉を行つて
いる。ここで、電源1からの電圧を降圧供給する
コンデンサ4の消費電力は無効電力となるので、
このコンデンサ4は発熱するようなことはなく電
源1の電圧を降圧することができる。しかし、限
時動作前の負荷は、低インピーダンスの瞬時リレ
ー7と高インピーダンスのタイマ回路8の並列負
荷となるのに対して、限時動作後の負荷は、上述
の並列負荷にさらに低インピーダンスの限時リレ
ー10の負荷が加わるので、ダイオードブリツジ
5の後段の合成インピーダンスが変化して、コン
デンサ4の分圧電圧が限時動作前後で大幅に変動
するという欠点があつた。
さらに、限時動作後においては、タイマ回路8
には電源を供給する必要がないのにもかかわらず
電源が供給されるので、比較的消費電力が大きく
なり省エネルギーの要請に応えることができない
という欠点もあつた。
〔考案の目的〕
そこで、本考案の目的は、上述した欠点を除去
し、コンデンサにより電源を降圧供給する電源部
の電圧分担を安定化し、消費電力を低減できるよ
うにしたタイマ装置を提供することにある。
〔考案の要点〕
かかる目的を達成するために、本考案は、タイ
マ回路部への電源供給が限時動作後には不となる
点に着目し、タイマ回路部と限時リレーとのイン
ピーダンスを等しくするとともに、スイツチング
手段により限時動作後にタイマ回路部への供給電
源をしや断することにより、降圧用コンデンサの
分担電圧の変動を抑制し、かつ消費電力を低減す
るものである。
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
第2図は本考案タイマ装置の構成の一例を示
し、ここで、第1図と同様の部分についてはその
詳細な説明は省略する。
第2図において、電源部は交流電圧降圧用のコ
ンデンサ4、ダイオードブリツジ5および平滑用
コンデンサ6とを有する。この電源部のダイオー
ドブリツジ5のカソード側の(+)出力端子Bを
瞬時リレー7の一端に接続し、その瞬時リレー7
の他端をスイツチング用のトランジスタ11のコ
レクタと接続し、そのエミツタをタイマ回路8に
接続する。また、瞬時リレー7とトランジスタ1
1のコレクタとの共通接続点を、限時リレー10
とサイリスタ9とを介して共通線(グランド)G
に接続する。
トランジスタ11は、後述のように限時動作前
に導通するとともに限時動作後に非導通となるよ
うに、そのベースと電源部の(+)出力端子Bと
の間に抵抗12を接続し、さらにそのベースをダ
イオード13を介してサイリスタ9のアノードと
接続する。さらに、タイマ回路8と限時リレー1
0のインピーダンスが等しくなるように設定す
る。
以上のような構成において、電源スイツチ2を
投入すると、その投入時に抵抗12を介して流れ
るベース電流によつてトランジスタ11が導通状
態となるので、瞬時リレー7が付勢され、タイマ
回路8を確実に起動させる。このように、限時動
作前の電源部の負荷は、瞬時リレー7とタイマ回
路8との直列負荷となる。次にタイマ回路8は、
その整定時間後にサイリスタ9を点弧するので限
時リレー10が付勢されるとともに、トランジス
タ11のベース電流がダイオード13を介して共
通線Gに流れるので、トランジスタ11は非導通
状態となりタイマ回路8にはその電源電圧が供給
されなくなる。このように、限時動作後における
電源部の負荷は、瞬時リレー7と限時リレー10
との直列負荷となる。
ここで、タイマ回路8と限時リレー10のイン
ピーダンスは上述のようにあらかじめ等しく設定
してあるので、上述の限時動作の前後の電源部に
対する合成インピーダンスは等しくなり、変動す
ることはない。従つて、本例によればタイマ回路
8の限時動作の前後でのコンデンサ4の分担電圧
が変動することがないので、瞬時リレー7の消費
電力が一定となり、発熱が抑えられ、ひいては信
頼性および寿命の向上も得られる。さらに、トラ
ンジスタ11により限時動作後のタイマ回路8へ
の電源もしや断されるので、消費電力を節約する
ことができる。
〔考案の効果 以上説明したように、本考案よれば、限時動作
後のタイマ回路への電源供給をしや断するととも
に、限時動作の前後の電源部の負荷の変動を抑制
するように構成したので、電源電圧降圧用コンデ
ンサの電圧分担の変動を抑制して瞬時リレーの発
熱を抑えるとともに全体の消費電力を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成例を示す回路図、第2
図は本考案タイマ装置の構成の一例を示す回路図
である。 1……電源、2……電源スイツチ、3A,3B
……入力端子、4……コンデンサ、5……ダイオ
ードブリツジ、6……平滑用コンデンサ、7……
瞬時リレー、8……タイマ回路、9……サイリス
タ、10……限時リレー、11……トランジス
タ、12……抵抗、13……ダイオード、B……
(+)出力端子、G……共通線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサ降圧型のタイマ装置において、電源
    電圧の印加と同時に作動する瞬時応動リレーと、
    該瞬時応動リレーの作動により起動され限時動作
    を開始するタイマ手段と、前記瞬時応動リレーと
    前記タイマ手段との間に接続して、該タイマ手段
    の整定時間の経過後に該タイマ手段への電源をし
    や断するスイツチング手段と、前記瞬時応動リレ
    ーと前記スイツチング手段との間に一端が接続さ
    れ、他端が前記タイマ手段の整定時間の経過後に
    駆動されるスイツチ素子に接続された限時リレー
    と、前記スイツチ素子の導通時前記スイツチング
    手段へのベース電流を側路するダイオードとを具
    え、前記タイマ手段と、前記限時リレーと前記ス
    イツチ素子の直列回路を並列に接続し、前記タイ
    マ手段と前記限時リレーとのインピーダンスを等
    しくしたことを特徴とするタイマ装置。
JP8992783U 1983-06-14 1983-06-14 タイマ装置 Granted JPS59195645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8992783U JPS59195645U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 タイマ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8992783U JPS59195645U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 タイマ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195645U JPS59195645U (ja) 1984-12-26
JPH0311793Y2 true JPH0311793Y2 (ja) 1991-03-20

Family

ID=30219824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8992783U Granted JPS59195645U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 タイマ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59195645U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522987Y2 (ja) * 1987-12-16 1993-06-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59195645U (ja) 1984-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07284274A (ja) 電源回路
JPH0311793Y2 (ja)
JPH07261860A (ja) 電源回路
JPS602679Y2 (ja) 電源スイッチング装置
JPH0322831Y2 (ja)
JPH0136271Y2 (ja)
JPH0336721U (ja)
JPH071863Y2 (ja) タイマ装置
JPH0317471Y2 (ja)
JPH035926Y2 (ja)
JPH0642246Y2 (ja) 高耐圧電源回路
JPH055699Y2 (ja)
JPS588098B2 (ja) リレ−セイギヨカイロ
JPH0486926U (ja)
JPS61107027U (ja)
JPS63100993U (ja)
JPH02122587U (ja)
JPH056628U (ja) タイマ装置
JPS58152034U (ja) 検出スイツチ回路
JPS6420080U (ja)
JPS5828593U (ja) 電力給電装置
JPS62135532U (ja)
JPS6416133U (ja)
JPS59169587U (ja) 電源装置の保護回路
JPS62116499U (ja)