JPH0311699B2 - - Google Patents

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JPH0311699B2
JPH0311699B2 JP58172352A JP17235283A JPH0311699B2 JP H0311699 B2 JPH0311699 B2 JP H0311699B2 JP 58172352 A JP58172352 A JP 58172352A JP 17235283 A JP17235283 A JP 17235283A JP H0311699 B2 JPH0311699 B2 JP H0311699B2
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JP
Japan
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synchronization
ring
bridge
sbm
frame
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Application number
JP58172352A
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English (en)
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JPS5997252A (ja
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Kurausu Butsukusu Berunaa
Shii Deikuson Roii
Hansu Rotohauzaa Erunsuto
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS5997252A publication Critical patent/JPS5997252A/ja
Publication of JPH0311699B2 publication Critical patent/JPH0311699B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/02Arrangements for interconnection not involving centralised switching involving a common line for all parties
    • H04M9/022Multiplex systems
    • H04M9/025Time division multiplex systems, e.g. loop systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4637Interconnected ring systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術的分野〕 本発明はブリツジによつて相互接続された複数
の伝送リングから成る通信ネツトワークにおける
同期に係る。特に、本発明はフレーム同期式ある
いはスロツト同期式ではないトークン・リングに
おいて、規則的な間隔での同期情報フレームの開
放をシステム的に制御する技術に係る。ローカ
ル・エリア・ネツトワークは本発明が特に関心を
有する適用分野である。
〔先行技術の説明〕
通信ネツトワークの伝送リングの使用は広く知
られている。これらの伝送リングには、すべての
情報フイールドが規則的な間隔の固定時間ラスタ
中に現れるようなスロツト同期式あるいはフレー
ム同期式のものと、可変長のフレームが非同期
に、すなわち不規則な間隔で現れるのを可能にす
るトークン機構のような特別のアクセス方式を使
用するものとがある。
最初の種類のリングを有するシステムは、例え
ば米国特許第3586782号および同第3731002号によ
つて即知である。他の種類の、即ちトークンと非
同期で動作するリングを有するシステムは、W.
Bux他による論文、“A local area
communication network based on a
reliable token−ring system”、published in
“Local Computer Networks”、North−
Holland Publishing Co.、1982、pp.69−82、お
よび欧州特許出願第0054077号(特公昭63−58499
号公報)によつて既知である。
より大きいネツトワークの場合、いくつかの
個々の閉じたリングを接続ユニツトを介して相互
接続することが望ましいことがある。このように
結合されたネツトワークも前記2つの米国特許な
らびにBux他の論文に示されている。
非同期トークン・リングは、−−帯域幅利用に
関し非常に有効であるけれども、そして可変長の
メツセージ、または不規則に生じるメツセージを
伝送する能力のために、−−本質的には、デイジ
タル化された音声サンプルのような同期された情
報を伝送するには適してはいなかつた。しかしな
がら、前記欧州特許出願第0054077号では前記リ
ングに同期トラフイツクを適応させる方法が開示
された。同期して送信されねばならないすべての
メツセージを「集める」ため、非同期フレーム間
において、同期トークンまたは同期フレームが規
則的な間隔で出される。
もし、同期メツセージが異なるリングの間のネ
ツトワークを横切つて送信されることになつてい
るならば、基本的には次の2つの可能性がある。
第1の可能性は、PCM電話ネツトワークにおけ
るように、ネツトワーク全体を完全に同期させ、
且つリングの相互接続点でTDMスイツチを与え
ることである。しかしながら、これは非同期のト
ークン・リングの場合は望ましくない。第2の可
能性は、前記特許に記述されているように、異な
るデータ・レートのリングの間の相互接続点にバ
ツフアを設け、個々のリングの独立した制御の下
に該バツフアからデータを取出すことである。し
かしながら、これは同期情報の周期的転送の場
合、特に非同期トークン・リングが相互接続され
ている場合には、困難を生じることがある。
〔本発明の概要〕
第1に、本発明によつて、相互接続された非同
期トークン・リングのネツトワークにおいて周期
的な、すなわち同期されたメツセージの効率的な
交換を可能にする機構が与えられる。
第2に、本発明によつて、スロツトまたはフレ
ームの同期が与えられず、且つ各々のリングが他
のリングと異なるビツト・レート、すなわちクロ
ツクを有することがあるという事実にもかかわら
ず、同期情報の伝送を取扱う、相互接続されたリ
ングのオペレーシヨン部分を、システム全体とし
て同期させる方法が与えられる。第3に、本発明
によつて、ハードウエアまたはプロトコル上の最
小限の努力によつて複数のリングを横切る同期情
報伝送の特定の同期および効率が達成される。
本発明によつて、異なる目的および設計のリン
グ、すなわち全く関連しないビツト・レートを有
するリングの相互接続を可能にし、それにもかか
わらずネツトワーク全体に共通なレートで、規則
的なサンプリングを必要とする情報、例えば、音
声の伝送を可能にする利点がある。現存する伝送
リングおよびいずれにしても交換されねばならな
いフレームは本発明の方法において前記目的に対
して十分であるから、特定の相互接続またはチヤ
ンネルを同期のため異なるブリツジの間に設ける
必要はない。
〔詳細な説明〕
〔システム全般〕 本発明が適用された通信ネツトワークが第1図
に示される。このネツトワークはブリツジB1〜
B4によつて相互接続されている複数の伝送リン
グ〔以下、リングR1〜R7という)を含む。ブ
リツジのいくつかはバツクボーン・リングBBに
よつて直接に相互接続されている。(本実施例に
おけるバツクボーン・リングBBを除く)各々の
リングR1〜R7にリング・アダプタすなわちス
テーシヨン・ノード11を介していくつかのデー
タ・ステーシヨンが接続されている。後の参照の
ため、第1図において、いくつかのデータ・ステ
ーシヨンST−N、ST−M、ST−XおよびST−
Yだけが識別されている。
メツセージはブリツジを介してリング間で交換
可能である。そのため、各々のリングは接続され
ているブリツジにリング・アダプタすなわちブリ
ツジ・ノード13を有する。バツクボーン・リン
グBBは相互接続されているブリツジの中の類似
のノード・ユニツトすなわちブリツジ・ノード1
5および17を有する(ブリツジ・ノード15は
後に説明されるマスタ機能を有する)。各々のブ
リツジ内に、ブリツジ・ノード13,15および
17の間のデータ交換のためメツセージ転送ユニ
ツト19が設けられている。ブリツジB4はバツ
クボーン・リングBBに接続されていないがもう
1つのリング・アダプタすなわちブリツジ・ハー
ド21によつて通常のリングR5に接続されてい
る。
もちろん、第1図に示された構成は1つの例に
過ぎない。リングはまた、例えば(R4−B2−
R5−B4−R7だけからなる)ストリング構
成、または(R3が前記スロリングに加えられて
いる場合の)トリー構成におけるように、バツク
ボーン・リングBBなしに相互接続されることも
ある。また、追加のノード・ユニツトを介して直
接にバツクボーン・リングBBにステーシヨンを
接続することも可能である。
ステーシヨン間の通信はフレームによつて実施
されるとともに、アクセスはトークン機構によつ
て制御される。トークン・リング通信の詳細は既
に、前記Bux他の論文ならびに欧州特許出願第
054077号に記述されている。従つて、基本的な構
成に詳細な説明は本明細書では必要としない。い
くつかの重要な点だけについて次に述べる: (a) 各々のリングにおいて、1つのノードまたは
ステーシヨンはモニタ機能を有する。これはそ
れぞれのリングのビツト・クロツクを維持する
とともにトークンをモニタして、トークンの喪
失または重複を伴なう状況を回避する。
(b) いくつかの、またすべてのリングにおいて、
通常の非同期メツセージの外に、前記欧州特許
出願第0054077号において開示された特許機構
によつてデイジタル化された音声サンプルのよ
うな同期的に生じる情報をも転送することが可
能である。そのため、各々のリングは下記の
「同期帯域幅マネージヤ」SBMと呼ばれる特定
の手段を有し、同期情報を転送するフレームを
一定の間隔で与える。本実施例では、この
SBM機能は通常の各リングに対してブリツ
ジ・ノード13に、バツクボーン・リングBB
に対してはブリツジ・ノード15に組込まれて
いる。
注目すべき点はリングR1〜R7が異なる、
関連しないビツト・クロツクを有することがあ
る、すなわち各々のリングが個々にデータ転送
速度を持ちうることである。リングにおける異
なる伝送速度にもかかわらず、ブリツジを介し
てリング間で同期的に生じる情報を正しい順序
で効率的に交換させることが本発明の重要な特
徴である。
〔フレーム・フオーマツト〕
リング上で使用されるフレーム・フオーマツト
−−前記出版物によつて既知である−−が第2図
に示されている。これは下記の重要な要素を含
む: (a) 宛先アドレスDA、起点アドレスOA、なら
びに可変長フイールドにおいて転送れる情報
INFOを含む、ステーシヨン間で転送される実
際のメツセージ (b) フレーム検査シーケンスFCS (c) 8つの個々の制御ビツトを含む電送制御TC
(そのうち、下記の3ビツトが本発明に関連し
て特に重要である): TK:トークン・ビツト フリー・トークンである(TK=0)か、
またはフリー・トークンではない(TK=
1)かを表示する。
PI:優先順位標識 通常の非同期伝送モード(PI=0)また
は予約モード(PI=1)−−このモードで
は、同期情報のトークンを適時に出させるた
め新しい非同期トークンを出してはならない
−−を表わす。
TM:トラフイツク・モード標識 非同期情報のフレームおよびトークン
(TM=0)と同期情報のフレームおよびト
ークン(TM=1)を見分けるのに使用され
る。
(d) 開始区切りSおよび終了区切りEがフレーム
を完成するために加えられる。
第2図に示すように、トークン・ビツトTK=
0の場合、2つのバイトS(開始区切り)および
TC(伝送制御フイールド)がともにトークンとし
て(または時には「フリー・トークン」として)
指定される。ノードはこのようなフリー・トーク
ンを認める場合にだけ、TK=1をセツトし、そ
して送信したい情報を含むフレームの残りの部分
を付加する。しかしながら、トークン・ビツト
TKが受取られたとき既に「1」である場合、最
初の2つのバイトSおよびTCはトークンを表わ
さず、完全なフレームの前端の部分を表わすだけ
である。
注目すべき点は同期情報が下記の2つの方法に
よつてステーシヨン間で転送されうることであ
る: (a) 同期情報の単一フレームがSBMNによつて
一定間隔で出される。これは各々が使用中/フ
リー標識、宛先アドレス、およびデータ・バイ
トの空間を有する複数の連続スロツトをINFO
フイールド内に含む。各々の許可されたステー
シヨンは1つのスロツトを占有して使用するこ
とができ、同期情報フレームがリングを2回巡
回したとき、そのスロツトは放棄される。
(b) 最初の同期フリー・トークンはSBMによつ
て一定間隔で出される。これは単一の許可され
たステーシヨンによつて使用可能である。この
ステーシヨンはその同期データ送信後、同期情
報の新しいフリー・トークンを出す。これはす
べての許可されたステーシヨンが1回ずつ動作
されるまで続けられる。
どのシステムにおいても、これらの2つの異な
る伝送機構の1つだけが使用されている。本実施
例の場合、(b)の方法、すなわち各々が1つのステ
ーシヨンによつて使用される同期情報フレームの
シーケンスが選択された。
更に注目すべき点は、ステーシヨンまたはノー
ドの任意の対の間の2重伝送が単一のフレームに
よつて可能なことである。例えば、第1図のネツ
トワークにおいて1つのフレームが最初にST−
NからST−Mへデータ項目UUUを運ぶことがあ
る。後者は該フレームからUUU取出し、代りに
データ項目VVVを挿入する。そしてVVVはステ
ーシヨンST−Nに運ばれる。
〔ブリツジ〕
本発明の実施例の多重リング・ネツトワークに
おいて重要な要素はブリツジである。これらのブ
リツジを介して同期情報を有効に転送させる
SBMの同期に本発明は関連する。ブリツジのブ
ロツク図は第3図に示されている。これをリング
間のデータ転送の機構とともに説明する。
第3図はリングR1及びR2並びにバツクボー
ン・リングBBを相互接続するブリツジB1の詳
細の一部分を示す。第3図で、ブリツジ・ノード
13及び15の各々はリング・アダプタRAを含
む。RAは同期帯減幅マネージヤSBMと結合され
ており、かつRAは非同期情報(AS)および同
期情報(SY)の入出力を有する。各々のブリツ
ジ・ノードはまた、4つのFIFOバツフア23A,
23B,25A,25Bのセツトを含み(FIFO
=先入れ先出し)、入来および出行方向の非同期
および同期データ項目を別々に記憶する。
方向および情報の類別によつてデータ項目また
はメツセージが別々に記憶され且つ読取られるこ
とを許可する適切なアドレツシングおよびアクセ
ス機構によつて、個々のFIFOバツフアの代りに
共用アドレス可能バツフア記憶が与えられること
がある。
FIFOバツフアはすべてメツセージ交換ユニツ
ト19によつて相互接続されている。このユニツ
トTDMスイツチである。TDMスイツチは、デ
ータ項目に関連する宛先アドレスにより且つ一定
の経路指定アルゴリズムに従つて、1つのノード
のバツフアから別のノードのバツフアへデータ項
目を選択的に転送しうる。他の実施手段、例えば
適切なアクセス制御を有するバスによつてバツフ
ア間で選択的にデータ項目を転送させることも可
能である。
前に触れたように、ブリツジ・ノード15はネ
ツトワーク全体のマスタSBMを含む。他の2つ
のブリツジ・ノード13は普通のSBMを含む。
3つのブリツジ・ノードはライン27/27Aに
よつて直接に接続され、マスタSBMから普通の
SBMへの同期パルスの転送を可能にする。他の
ブリツジB2,B3およびB4の各々はマスタ
SBMを有するブリツジ・ノードを含まないが、
ブリツジ・ノード17または21を含む。ブリツ
ジ・ノード17または21は副マスタすなわち同
期エクストラクタを有し、副マスタすなわち同期
エクストラクタから、ライン27/27A−−各
ブリツジに設けられている−−を介して同期パル
スが、SBMすなわち、それぞれのブリツジの他
のノードのSBMに同期パルスを転送できる。
各々のリングが持ちうるSBMは1つだけである
から、副マスタすなわち同期エクストラスタは
SBMでない。
ブリツジ・ノードおよび転送機構のオペレーシ
ヨンは次のとおりである: 各ブリツジ・ノード13,15,17,21は
通常のステーシヨン・ノード(第1図の11)の
ように動作するが、相違点として、通常のステー
シヨン・ノードに接続されているデータ・ステー
シヨンの代りに、ブリツジ・ノードは、ブリツ
ジ・ノード自身に接続されたブリツジ回路−−デ
ータ項目を受取り且つ供給する−−を有する。
リングからブリツジへの転送: ブリツジ・ノードは、別のリングにあるロケー
シヨを指定する宛先アドレスを有し且つ当該リン
グを正しい通過経路とするフレームを監視する。
前記アドレスが検出された場合、ブリツジ・ノー
ドは実際のメツセージ、すなわち宛先アドレス、
起点アドレス、および情報フイールドを該フレー
ムから取出し、且つそれをトラフイツク・モード
標識TMのステータスに応じてFIFOバツフア2
3Aまたは25Aのいずれかに挿入する。
ブリツジからリングへの転送: (a) 非同期情報:ブリツジ・ノードはフリーの
(すなわち、TM=0を有する)非同期トーク
ンを待受け、もしそれが検出されれば、次のメ
ツセージすなわちDA、OAおよびINFOフイー
ルド(第2図)をFIFOバツフア23Bから取
出し、適切なフレーム検査シーケンスFCSなら
びに区切りEを加えて完全なフレームを転送す
る。
(b) 同期情報:ブリツジ・ノードにあるSBMは
基本的には前記欧州特許出願第0054077号に記
述されているように、規則的な間隔で同期トー
クン(TM=1の場合)を出す。該SBMは更
に、同期「接続」がいくつ存在しているかを知
る。なぜならば、SBMは、同期トラフイツク
を全チヤネル容量のうちの何割かに制限するた
め、まず最初に追加の各接続に対して許可を与
えなければならないからである。ブリツジ・ノ
ード自身は最初に同期トークンを使用し、その
FIFOバツフア25Bで待受けているデータ項
目(同期メツセージ)を転送しうる。その時ブ
リツジ・ノードは、このリングと他のリングと
の間に存在している同期接続の数と同数のフレ
ームを順次に送信し、かくして、直前の同期伝
送期間の間に到着したすべてのデータ項目ある
いはメツセージが次の期間の開始時にそれぞれ
のリングへ送られる。その後、すなわち、
FIFOバツフア25Bからそれ以上の同期メツ
セージが送られる予定がない場合、同期フリ
ー・トークンが送られ、それによつて該リング
上の許可されたステーシヨンが同じリング上の
他のステーシヨン、または他のリングに接続さ
れたステーシヨンに同期メツセージを送りう
る。もし、すべての許可されたステーシヨンが
1回操作されていたならば、SBMはそれを識
別し、新合しいトークンが出される。
マスタSBMの制御の下で、SBMおよび通常
のステーシヨン・ノードの同期は第4,5およ
び6図に関連して個々に説明を行なう。
バツフア間の転送: メツセージ交換ユニツト19は、非同期情報を
保持するFIFOバツフア23Aの出力を同期的に
走査して、各バツフアから次のメツセージを(も
しあれば)取出し、その宛先アドレスを調べる。
アドレスをリングと関連させる経路指定アルゴリ
ズムの制御の下で、該メツセージは他の2つのブ
リツジ・ノードのいずれか1つのFIFOバツフア
23Bに送り込まれる。同様に、メツセージ交換
ユニツト19は同期情報を保持するすべての
FIFOバツフア25Aを走査し、宛先アドレスに
応じて各々のメツセージをもう1つのブリツジ・
ノードにあるFIFOバツフア25Bに送り込む。
このように、すべてのバツフアは周期的に操作さ
れ、ブリツジ内のバツフア間の転送中、同期情報
は非同期情報から分離されたままになつている。
もちろん、メツセージ交換ユニツト19は十分に
速く動作し、どの同期メツセージもバツフアで1
同期期間よりも長く待たされないことを確実にし
なければならない。
代案として、同期および非同期メツセージの両
方に対し、2つの別々の前記ユニツトの代りに単
一の走査/切替ユニツトが与えられることがあ
る。この場合、非同期トラフイツク・バツフアが
より低い優先順位を有するのに対し、同期トラフ
イツク・バツフアは最高の優先順位で走査され、
1つの期間内に各々の同期メツセージが転送され
ることを確実にせねばならない。
〔多重リング・ネツトワークにおける同期情報間隔の共通タイミング〕
同期情報の期間、すなわち同期トークの解放の
間の時間間隔はネツトワークを通じて同じである
ことが重要である。異なるリングのこれらの期間
が異なる場合、ブリツジにおけるバツフアのオー
バフローまたはアンダーフローが生じて情報の脱
落に至ることがある。
均一の間隔を得る1つの可能性はネツトワーク
全体の完全な同期にかかつていることがある。し
かしながら、これは望ましくない。単一のネツト
ワーク・システムにおいて種々のサブネツトワー
クの統合を可能にするとともに、将来の発展のた
めに柔軟性を維持するためには、異なるデータ速
度ならびにクロツク・レートが異なる伝送リング
によつて許可されねばならない。
本発明は種々のリングにおける個々の異なるク
ロツク・レートにかかわらず同期情報の転送のた
めに均一の期間を保証する。これがいかに達成さ
れるかについては第4,5および6図に関連して
説明する。基本的には、1つのマスタSBMがす
べてのSBMを同期させるが、同期化情報を送る
ための経路は、各SBMがどこに位置しているか
によつて異なる。
第4図は、マスタSBMまたは通常のリングの
SBMのいずれかを含むブリツジ・ノードの簡略
化されたブロツク図であつて、同期間隔のタイミ
ングをるための要素だけを若干詳細に示す。第1
図ではそれぞれのブリツジ・ノードは参照番号1
3または15で示される。これらのブリツジ・ノ
ードはSBMは、同期情報のための局所のビツ
ト・クロツクおよびシステム全体のクロツクの両
者に対して正しい関係で各々の最初の同期トーク
ンを解放しなければならない。リングにおいて受
取られたデータから得られたリング・ビツト・ク
ロツクはライン29に供給される。同期間隔のク
ロツクはクロツク・ユニツト31によつて供給さ
れる。このクロツク・ユニツト自身は、マスタ
SBMを表わすブリツジ・ノード15にある非常
に精確なマスタ発振器33によつて同期されてい
る。自らのマスタ発振器を持つ代りに、マスタ
SBMにあるクロツク・ユニツト31は非常に精
確な外部クロツク源(例えば、本リング・ネツト
ワークが接続されている公共のネツトワークのク
ロツク)を使用しうる。普通のSBMを含むブリ
ツジ・ノードでは、同じブリツジ内のもう1つの
ブリツジ・ノードによつて供給される、ライン2
7A上のタイミング・パルスによつてクロツク・
ユニツト31は同期される。第4図に示す位置の
スイツチSIはブリツジ・ノード15(マスタ
SBM)における状況を示す。他方の位置では、
SIはブリツジ・ノード13(普通のSBM)にお
ける状況を表わす。
クロツク・ユニツト31からの各出力パルス
(tS)はFF(フリツプ・フロツプ)34をセツト
して次の同期期間の開始を指示する。FF34を
セツトすることによつて、次のリング・ビツト・
クロツクのパルスがライン37に出力されるよう
にANDゲート35が条件づけられる。ブリツ
ジ・ノード13および15の各々において、前記
出力されたパルス(tR)は、それぞれのブリツ
ジ・ノードから関連するリングへの最初の同期ト
ークンの解放を制御するのに使用される。Sの
閉じられた位置によつて示された(マスタSBM
を含む)ブリツジ・ノード15では、ライン37
上のパルスまたはライン27を介して同じブリツ
ジの他のノード/SBMに供給される。トークン
解放パルスtRは遅延素子38によつてtS−
2Dmaxの期間遅延され、tRを最大2フレーム期
間2DnaxだけリードするパルスtPを各々の期間tS
の間に得ることがある。このリード間隔は第7A
図に関連して説明するように優先順位標識PIを
適時にセツトするために使用される。
第5図は副マスタまたは同期エクストラクタと
して使用されるブリツジ・ノード17または21
のタイミング素子に関し若干の詳細を示す簡略化
されたブロツク図である。これらのノードは非同
期トークンまたはフレーム(TM=0)または同
期トークンまたはフレーム(TM=1)がいつ受
取られるかを識別し、それをライン39または4
1上のパルスによつてそれぞれ指示する。一連の
非同期トークン/フレーム・パルスの後の最初の
同期トークン/フレーム・パルスはANDゲート
43によつてライン45に送出され、それによつ
て、新しい同期情報期間の開始を指示する。最初
の同期トークン/フレーム・パルスによりFF4
7をセツトすることによつて、その捕数出力が
非アクテイブになる。そしてANDゲート43は
短かい遅延Δの後禁止され、後続する同期トーク
ン/フレーム・パルスは送出されない。ライン4
5上の単一のパルスは同期パルスSPとして同じ
ブリツジ内の他のブリツジ・ノードにライン27
を介して転送され、それらのSBMを同期させる。
同じ機構が通常のステーシヨン・ノード11で
も使用されることがあり、ステーシヨン・ノード
11は同期情報を送信または受信することが許さ
れる。第5図に示すように、下げられた位置にあ
るスイツチSはブリツジ・ノード17又は21
における状況を表わし、通常のステーシヨン・ノ
ード11においては上げられた位置にセツトされ
る。そしてライン45上のパルスはクロツク・ユ
ニツト49に転送されてクロツク・ユニツト49
を同期させ、そしてクロツク・ユニツト49の出
力はライン51から他のステーシヨン・ノード1
1の回路に供給される。このように、各々の同期
情報期間の最初に、クロツク・ユニツト49が最
初のトークンまたはフレーム(TM=1)によつ
て再同期されるので高価な精密クロツク・ユニツ
トは必要としない。
ここで、タイミング関係について第6図および
第1図を参照して説明する。先ず、各々の同期情
報期間では、時刻t0で、ブリツジB1のブリツ
ジ・ノード15にあるマスタSBMは同期トーク
ンまたはバツクボーン・リングBBのフレームSF
の解放を開始すると同時に、ブリツジB1の他の
両SBMへのラインに同期パルスSPを供給する。
リングR1およびR2のブリツジ・ノード13
は、それぞれ、該同期パルスを受取り且つ夫々の
次のビツト・クロツク時刻の(または後のビツ
ト・クロツク時刻で一定の遅延を伴つて)、それ
ぞれのリングR1およびR2への同期トークンま
たはフレームSFを解放する。
バツクボーン・リングBB上の同期トークン/
フレームSFはその間にブリツジB2に伝播する。
ブリツジB2にあるブリツジ・ノード17は、最
初の同期トークン/フレームSFの受信を認めた
場合、ブリツジB2にある他の3つのブリツジ・
ノードへのラインに同期パルスSPを供給する。
t0と同期パルスSPの間の遅延D1は、ブリツジB
1からブリツジB2への同期トークン/フレーム
SFの伝播時間と、ブリツジ・ノード17におい
てSFを識別する時間との和に相当する。リング
R3,R4およびR5の3つのブリツジ・ノード
13は、それぞれ、該同期パルスを受取り、それ
ぞれの次のビツト・クロツク時刻に(または後の
ビツト・クロツク時刻で一定の遅延を伴つて)、
それぞれのリングへの同期トークンまたはフレー
ムSFを解放する。このように、ブリツジB2の
ブリツジ・ノード17は、副マスタすなわち同期
エクストラクタとして作用する、すなわち最初の
同期トークンまたはフレームSFを受取つて、そ
のブリツジにあるすべてのSBMを同期させる。
同期トークンまたはフレームSFは更にブリツ
ジB3に伝播する。その場合前記と同様に、ブリ
ツジ・ノード17は、SFを受取つて、リングR
6のブリツジ・ノード13のSBMを同期させる
同期パルスを出すとともに、リングR6への同期
トークンまたはフレームSFを解放する。遅延D
2はブリツジB1とブリツジB3の間の伝播遅延
と、ブリツジB3のブリツジ・ノード17におい
てSFを識別するのに要する時間との合計である。
ブリツジB4はバツクボーン・リングBBに直
接に接続されてはいないけれども、リングR7の
SBMの同期も、他のすべてのSBMの場合と同様
に行なわれる。ブリツジB2からリングR5に解
放された同期トークン/フレームはブリツジB4
のブリツジ・ノード21に伝播する。このブリツ
ジ・ノードも副マスタすなわち同期エクストラク
タとして作用する、すなわち最初の同期トーク
ン/フレームSFを受取り且つ識別すると、該ブ
リツジ・ノードはリングR7のブリツジ・ノード
13へのラインに同期パルスSPを供給する。リ
ングR7のブリツジ・ノード13は、前記パルス
を受取つた後、次のビツト・クロツク時刻に(ま
たは後のビツト・クロツク時刻で一定の遅延を伴
つて)、リングR7への同期トークンまたはフレ
ームSFを解放する。遅延D3はリングR5上の
同期トークン/フレームSFのブリツジB2とブ
リツジB3の間の伝播時間と、ブリツジ・ノード
21においてSFを識別するのに要する時間の合
計に相当する。
第6図において、リングR1〜R7のラインの
下の斜線の区域は次のことを意味する。すなわ
ち、現在の未知の長さの非同期フレームの終了ま
で待たされるという事実によつて余分な変動が挿
入されることがないように、各々の最初の同期ト
ークンまたはフレームSFの解放の前に、それぞ
れのリングにおいてアイドリング・パターンが送
信される。この各リングの早めの予約のために修
正された方法は第7A,7Bおよび8図に関連し
て説明する。
リング上の最初の同期トークンまたはフレーム
SFは、そのリングに接続されたすべてのステー
シヨン・ノード11によつて識別され、第5図に
関連して既に説明されたように、前記各ノードで
同期情報クロツクを同期させる。
第6図に示されたパターンは同期情報の各期間
の最初で繰返される。このように、多重リング・
ネツトワークにおけるすべてのノードの同期情報
クロツクはすべて、1つのマスタSBMによつて
決定される同じ同期を有する。マスタSBMのク
ロツクに関しそれぞれのクロツクの異なる位相の
ずれがあるが、これらの位相のずれはほぼ一定の
ままである(すなわち、第6図のパターンは変化
しない)。システム全体の同期情報クロツク周期
と個々のリングのリング・ビツト周期とが独立し
ているため、所与の構成で生じうる変動が各リン
グの11ビツト周期より長くなることはない。
〔同期トークンを適時に解放するためのリングの予約〕
同期トークンの解放を可能にするため、各々の
リングのSBMは非同期フレームのTC(伝送制御)
フイールドの優先順位標識PIをセツトする。
欧州特許出願第0054077号において開示された
システムでは、同期期間開始信号は規則的な間隔
で出されるとともに、それぞれのユニツト(CS
モニタ)はそれが開始信号後に見る次のフレーム
見出しで優先順位標識(PIビツト)をセツトし、
そして現在の非同期フレームの終了を待つて同期
トークンを解放する。こよように、各々の期間に
おける最初の同期トークンの開始は実際の同期期
間に関して2つの最大フレーム期間よりも少ない
範囲内で変動する。
これらの変動を避けるため、本発明では修正さ
れた方法が導入され、殆ど等しい時間間隔で同期
トークンが出される。この修正された方法は第7
A,7Bおよび8図に関連して説明する。
2つの最大フレーム持続期間2Dnaxに長さが等
しい監視期間が導入される。最大フレーム持続期
間は、最大許容長、例えば256バイトの情報フイ
ールドINFOを有するフレームの開始区切りと終
了区切りの間の時間である。監視期間は次に示す
3つの瞬時(第7A図)によつてマークされてい
る: (a) tP=優先順位標識をセツトするための監視期
間の開始時刻 (b) tR=同期トークンの開始時刻 (c) tI=tPとtRの中にある中間時刻 これらの瞬時は同じ接続期間Dnaxの2つの時
間間隔I1およびI2の境界を定める。
間隔I1およびI2の間にSBMが非同期フレーム
(TM=0、TK=1)を検出した場合、同じフレ
ームにある優先順位標識PIが「1」にセツトさ
れる。その後、SBMが間隔I1内で終了区切りを
検出した場合、完全な非同期フレームを送信する
のに十分な時間が残されている。従つて、SBM
は新しい非同期フリー・トークン(TM=0、
TK=0)を出す。このトークンが任意のステー
シヨンによつて使用されるのを避けるため、且つ
送信したステーシヨンの下流のステーシヨンだけ
が該トークンを捕えうることを保証するため、
SBMは新しいトークンに優先順位標識をセツト
(PI=1)して「リターン」トークンを生成する
ことがあり、既にそれ自身のメツセージのリター
ンするフレーム見出しでPI=1を見たステーシ
ヨンだけが、「リターン」トークンにあるPIビツ
トをリセツトして次のステーシヨンによるその使
用を許可する。
間隔I2の間にSBMが終了区切りを検出した場
合、もう1つの最大持続期間の非同期フレームに
対して十分な時間が残されてはいない。従つて、
SBMはtRの時までのI2の残りの期間中、アイド
ル・キヤラクタ送信した後、速かに同期トークン
を出す。
間隔I2の間にSBMが非同期フリー・トークン
(TM=0、TK=0)を検出した場合、SBMは
該トークンを取除いた後、アイドル・キヤラクタ
をtRの時点まで送信し、その後速かに同期トーク
ンを出す。
第7B図はSBMのそれぞれのステツプおよび
オペレーシヨンを示す流れ図である。この図面に
おいてRはtRの時点までに残された時間を示す。
リング上に得られた非同期および同期転送間隔
の順序は第8図に示されている。同期転送間隔は
殆ど等時間距離の瞬時tRで開始する。TSはネツト
ワークのマスタSBMによつて制御された同期情
報周期(一定)でる。各々の同期転送間隔の直後
に非同期転送間隔が続くが、可変長ギヤツプG
1,G2,G3……は非同期間隔の終了点とtR
時点の間に生じる。このギヤツプの長さは最後の
非同期フレームの任意の開始時刻と長さに左右さ
れる。これらのアイドル・ギヤツプは同期トーク
ンの正確なタイミングのために支払われる代償で
る。
注目を要する点は、tRのタイミングにおいて、
なお若干の微笑な変動が生じ、それが多くてもそ
れぞれのリングの1ビツト期間の接続期間である
点である。これはそれぞれのパルスが生じるライ
ンに時刻tRおよびtPが表示されている第4図で観
察することができる。tI(第7A図)のパルスを
得るために、更に持続期間Dnaxの遅延が第4図
の遅延素子38の出力に与えられることがある。
〔ブリツジによる同期情報の2重伝送〕 同期フレームによる2重伝送は、(欧州特許出
願第0054077号において開示されているように)
下記により行なわれる: 同期情報を送信するため、ステーシヨンは
SBMから送信する許可を要求し、それが許可さ
れねばならない。SBMはそのリング上で耐えう
る同期情報伝送の同時許可と同数の許可だけを与
える。
2つのステーシヨンの間の同期「接続」では、
一方は、同期フレームまたはスロツトを捕えてそ
のメツセージを挿入するとともに、他のステーシ
ヨンからリターンしたときメツセージを取出す1
次ステーシヨンであるのに対し、他方のステーシ
ヨンは、フレームまたはスロツトを捕えないが、
そのステーシヨンにアドレス指定されたメツセー
ジをフレーム/スロツトから取出すとともに、代
りに1次ステーシヨンに対するそれ自身のメツセ
ージを挿入する2枚ステーシヨンである。
本発明において開示された多重リング・ネツト
ワークの場合は、次の規則が選択されている: (a) 局所2重トラフイツク、すなわち同じリング
の2つのステーシヨンの間のトラフイツクの場
合:呼出ステーシヨンは常に1次のステーシヨ
ンであり、且つ被呼ステーシヨンは2次ステー
シヨンである(欧州特許出願第0054077号の単
一リング・システムから既に知られている同じ
規則により)。
(b) 遠隔2重トラフイツク、すなわちそれぞれが
異なるリングにある2つのステーシヨンの間の
トラフイツクの場合;ブリツジ・ノードが常に
1次になり、実際のステーシヨンは、それが呼
出ステーシヨンであつたか被呼ステーシヨンで
あつたかには関係なく2次になる。ブリツジ・
ノードのバツフアに現れるメツセージの順序
は、リングで現在許可されているステーシヨン
の位置順には関係のない不規則なものであるた
め、そうしておかないと不都合が生じる。ブリ
ツジ・ノード間だけでメツセージを交換するバ
ツクボーン・リングでは、それぞれのバツフア
毎にメツセージが不規則な順序で現れるため、
2重伝送は行われない。
第9図は異なるリング間の同期メツセージの交
換を示す。第1の同期接続がステーシヨンST−
MとSM−X(第1図)の間に存在するとともに、
第2の同期接続がステーシヨンST−NとST−Y
の間に存在するものと仮定する。これまでの説明
から明らかなように、各々のリング上に規則的な
間隔で同期フレームの列が現われ、且つこれらの
列の間に非同期伝送の余地が残されている。
リングR1上の最初の列は4つのフレーム:
ST−MとST−Xの間の接続としてフレームM−
X、ST−NとST−Yの間の接続としてフレーム
N−Y、および局所接続の、すなわち同じリング
上のステーシヨン間の2つのフレームLOCを含
む。フレームM−Xは最初に、ST−Xによつて
送られたメツセージをバツクボーン・リングBB
からリングR1上のST−Mに転送し、そしてST
−Mからバツクボーン・リングBBへのメツセー
ジを取る。バツクボーン・リング上では、フレー
ムM−X(下向きの矢印を有する最初のフレーム)
はリングR3に進む。リングR3上で、フレーム
M−Xは最初に、ST−Mによつて送られたメツ
セージをステーシヨンST−Xに転送し、次にST
−Xからバツクボーン・リングBBへのメツセー
ジを取る。以下同様である。
これまでの説明から明らかなように、リングR
1,R3,R6等ではフレームは2重モードで使
用されるのに対し、バツクボーン・リングBBで
は各々のフレームは1つのメツセージだけを転送
する(単信モード)。これは、前に説明したよう
に、バツフアにおけるメツセージがランダム・シ
ーケンスであることから有利である。バツクボー
ン・リングBB上フレーム幅がより小さく表示さ
れているように、より速い伝送速度がバツクボー
ン・リングBBに与えられ、単信モードより多く
のフレーム数)ならびに通常のリングに関して恐
らくより高いトラフイツク量を補償する。
〔代替および変更〕
異なるリング上の同期フレーム間の位相のず
れ: 第9図に示すように、同期フレームの列はリン
グR1,R3およびR6上で同時に出発するが、
バツクボーン・リングBB上では同期周期の半分
に当る位相のいずれがある。これは、すべてのリ
ング上で同期フレームが(短かい遅延を除き)同
時に開始する、第6図に示す解決の代替案であ
る。
位相のいずれを有する代替の解法が起点と宛先
の間の全伝送時間を最小化するために導入される
ことがある。第9図に示すように、周期nの間に
リングR1上を進んだメツセージは同じ周期の間
にバツクボーン・リングBBを転送されると共
に、次の周期n+1の間にその宛先リングR3上
を早くも進行する。もし、同期フレームがすべて
のリング上を同時に開始すれば、バツクボーン・
リングBB上の伝送は余分の期間を必要とする、
即ち周期nの間にリングR1上を進行するメツセ
ージはリングR3上を周期n+2の間でだけ進行
する。
一般に、一連の相互接続されたリング上の隣接
リング、すなわちブリツジによつて相互接続され
たリングの間の遅延は同期情報周期の半分でなけ
ればならないとともに、同期情報のフレームは全
伝送容量すなわち時間の半分以上を占有してはな
らない(すなわち、第9図に示すように、同期フ
レームは重複しない)。第1図のネツトワークの
場合、リングR1,R2,R3,R4,R5,R
6のグループは同時に同期フレームを開始させね
ばならないが、バツクボーン・リングBBおよび
リングR7は同期周期の半分の位相ずれを伴なつ
て開始せねばならない。
マスタSBMの位置: 第1図に示す実施例では、マスタSBMはバツ
クボーン・リングBBのSBMであつた。これは恐
らく、マスタSBMからすべての他のSBMに伝搬
しなければならない同期化情報の遅延を最小限に
する。しかしながら、通常のリングR1〜R7の
SBMのいずれか1つがマスタSBMとなるように
選択されることがある。バツクボーン・リング
BBによらず相互接続された一連のリング−−本
発明が用いられることがある構成として前に説明
された−−では、通常のリングのSBMの1つが
選択されてマスタSBMになることが、いずれに
しても必要である。
公共ネツトワークへの接続: リングの1つ、例えばバツクボーン・リング
BBはゲートウエイを介して公共のネツトワーク
に接続されることがある。ゲートウエイはブリツ
ジに類似の相互接続ユニツトであるが、恐らくよ
り多くの一般的機能を有する。それぞれのリング
は、それに接続されている各々のブリツジにブリ
ツジ・ノードを有するように、ゲートウエイにゲ
ートウエイ・ノードを有する。もし、公共のネツ
トワークが完全に同期ネツトワーク、例えば
PCM電話ネツトワークであれば、相互接続され
たリングのマスタSBMはゲートウエイ・ノード
において最善の場所に置かれ、前記マスタSBM
自身はゲートウエイを介して公共のネツトワーク
と同期されなければならない。そして、多重リン
グ・ネツトワーク内の同期化は前記と同様にマス
タSBMによつて可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が使用された、ブリツジによつ
て相互接続されたトークン・リングのネツトワー
クを示す図、第2図は第1図のシステムにおいて
情報を伝送するために使用されたフレーム・フオ
ーマツトを示す図、第3図は3つのリングを相互
接続している、第1図に示されたブリツジの1つ
を詳細に示す図、第4図は同期帯域幅マネージヤ
を含むブリツジ・ノードにおける同期のために与
えられたブロツク図の部分的な詳細を示す図、第
5図は同期帯域幅マネージヤを有しないブリツ
ジ・ノード間の、またはリングに接続された通常
のステーシヨンのノード間の同期のために与えら
れたブロツク図の部分的な詳細を示す図、第6図
は第1図に示されたシステムの異なるリングおよ
びブリツジ間の同期トークンすなわちフレーム開
始と同期パルスとの関係を示すタイミング図、第
7A図は同期情報フレームの伝送リングの時間予
約を確実にするための手順のタイミング図、第7
B図は同期情報フレームの伝送リングの時間予約
を確実にするための手順の流れ図、第8図は第7
A図および第7B図に示された手順に従つて早期
予約から生じるギヤツプを有する周期的な間隔に
得られる同期および非同期の情報伝送の順序のタ
イミング図、第9図は全体の伝送遅延を最適化さ
せるための周期的な同期フレームの開始において
位相シフトを有する異なるリングの間の同期メツ
セージの交換を示すタイミング図である。 11……ステーシヨン・ノード、13,15,
17……ブリツジ・ノード、19……メツセージ
転送ユニツト、21……ブリツジ・ノード、23
A,23B,25A,25B……FIFOバツフア、
31……クロツク・ユニツト、33……マスタ発
振器、34……FF、35……ANDゲート、38
……ユニツト、43……ANDゲート、47……
FF、49……クロツク・ユニツト、B1〜B4
……ブリツジ、BB……バツクボーン・リング、
R1〜R7……リング、ST−N,ST−M,ST
−X,ST−Y……データ・ステーシヨン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トークン機構によつてアクセスが制御される
    複数の伝送リングと、 ブリツジ・ノードを介して前記複数の伝送リン
    グを相互接続するブリツジと、 前記ブリツジ・ノードにそれぞれ設けられ、対
    応するリングの許可されたステーシヨンの同期ト
    ラフイツクのための同期トークン又は同期フレー
    ムを規則的な間隔で出す同期帯域幅マネージヤ
    (SBM)とを含み、 特定のSBMをマスタSBMにして、該マスタ
    SBMから同期トラフイツク周期を規定する同期
    信号を各SBMへ送り、 各SBMは前記同期信号を受取つた後、対応す
    るリングのビツト・クロツクに同期して前記同期
    トークン又は同期フレームを出す ことを特徴とする相互接続された伝送リングを有
    する通信ネツトワーク。
JP58172352A 1982-11-26 1983-09-20 相互接続された伝送リングを有する通信ネツトワ−ク Granted JPS5997252A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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EP82110931A EP0109964B1 (en) 1982-11-26 1982-11-26 Synchronization in a communication network of interconnected rings
EP82110931.1 1982-11-26

Publications (2)

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JPS5997252A JPS5997252A (ja) 1984-06-05
JPH0311699B2 true JPH0311699B2 (ja) 1991-02-18

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JP58172352A Granted JPS5997252A (ja) 1982-11-26 1983-09-20 相互接続された伝送リングを有する通信ネツトワ−ク

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